JP3310731B2 - 需要予測データ作成方法およびシステム - Google Patents

需要予測データ作成方法およびシステム

Info

Publication number
JP3310731B2
JP3310731B2 JP23887993A JP23887993A JP3310731B2 JP 3310731 B2 JP3310731 B2 JP 3310731B2 JP 23887993 A JP23887993 A JP 23887993A JP 23887993 A JP23887993 A JP 23887993A JP 3310731 B2 JP3310731 B2 JP 3310731B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
customer
information data
map information
attribute
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23887993A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0764609A (ja
Inventor
伸 山上
晋一 笹山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP23887993A priority Critical patent/JP3310731B2/ja
Publication of JPH0764609A publication Critical patent/JPH0764609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3310731B2 publication Critical patent/JP3310731B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定エリアにおける電
気、都市ガス、水道水などのエネルギ需要を予測するた
めの予測データを作成する需要予測データ作成方法およ
びシステムに係り、特に実地調査(ロードサーベイ)に
基づいた手法により各需要家の特性を反映して需要予測
を行うための需要予測データ作成方法およびシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガス導管などの設備の需要設計
をする際には、その地域における需要推計(配分)が重
要な問題となる。
【0003】従来、この種の需要推計を行うための手法
として、特開昭52−86750号、特開昭56−14
366号、特公昭59−2945号、特公昭60−53
904号および特公昭61−25182号公報等に開示
された方法がある。
【0004】しかし、これら公報に開示された従来の予
測方法は、過去の需要量を基に大まかな予測を行うもの
であり、予測精度としては十分実用に耐えるものではな
かった。また、一般に、需要量は業種毎に異なるもので
あり、これら業種別の特性の違いを反映しなければ、予
測誤差が大きくなる。
【0005】そこで、このような問題を解決する方法と
して、従来、特開平5−88714号公報に開示された
技術(広域需要予測方法)がある。この特開平5−88
714号公報に開示された広域需要予測方法は、過去の
実績需要値との関係に基づいて予測対象となる業種を分
類し、この分類した各業種の集合ごとの需要予測値を求
め、これら需要予測値を合成することにより予測総需要
量を求めるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の方法は、業種別の属性を反映した予測を行うこと
ができるものの、個別の需要家の使用パターン(消費傾
向)まで含めた「特性」を十分に精度良く反映したもの
ではなかった。すなわち従来の方法では、個々の需要家
における需要値の重なりの確率的な変動を考慮したもの
ではなく、単に個々の需要値の和を全体のピーク値とし
て見積もることにより最大需要値としていた。
【0007】したがってこのような従来の方法では、最
大需要値を正確に見積もることができず、実際よりも小
さく見積もられてしまうこととなり、予測データとして
現実に利用することが困難であるという問題があった。
【0008】また、従来の方法では、予測の安全率を求
めるための最大ピーク時の出現頻度を表す頻度分布図を
求めることができず、そのため安全率を考慮した需要予
測を行うことができないという問題があった。
【0009】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、需要値の重なりの確率的な変動を考慮
することにより、個々の需要家の持つ特性を十分反映す
ることができ、精度の高い需要予測を行うことが可能な
予測データを作成できる需要予測データ作成方法を提供
することにある。
【0010】本発明は、また、この需要予測データ作成
方法を実現し、精度の高い需要予測を行うことが可能な
需要予測データ作成システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の需要予測
データ作成方法は、特定エリア内のエネルギー需要を予
測するための予測データを制御手段の制御のもとに作成
する需要予測データ作成方法であって、前記制御手段
が、需要家についての地図情報データが格納された地図
情報データベースから予測対象となる特定エリア内の地
図情報データを抽出する過程と、前記地図情報データ各
々に対応した需要家情報データが格納された需要家情報
データベースから、前記特定エリア内の地図情報データ
に対応した複数の需要家情報データを抽出し、これら抽
出した需要家情報データを属性別に分類する過程と、実
地調査に基づいて作成された現実の使用量情報が需要家
の属性別に分類整理して格納されたサンプリングデータ
ベースから、使用量情報を、前記需要家情報データの属
性別の分類結果に基づいて無作為に抽出する過程と、前
記無作為に抽出された使用量情報を各属性毎に累積して
から最大使用量を求め、これら最大使用量が出現する頻
度分布を求めるとともに、この頻度分布を解析して予測
データを作成する過程とを順次実行することを特徴とす
るものである。
【0012】また、請求項2記載の需要予測データ作成
システムは、需要家についての地図情報データが格納さ
れた地図情報データベースと、この地図情報データベー
スから予測対象となる特定エリア内の地図情報データを
抽出する地図情報データ抽出手段と、この地図情報デー
タ抽出手段により抽出された地図情報データを記憶する
第1の記憶手段と、前記地図情報データ各々に対応した
需要家情報データが格納された需要家情報データベース
と、この需要家情報データベースから前記第1の記憶手
段に記憶された特定エリア内の地図情報データに対応し
た需要家情報データを抽出し、これら抽出した需要家情
報データを属性別に分類する分類手段と、実地調査に基
づいて作成された現実の使用量情報が需要家の属性別に
分類整理して格納されたサンプリングデータベースと、
このサンプリングデータベースから使用量情報を前記分
類手段の分類結果に基づいて無作為に抽出するサンプリ
ング手段と、このサンプリング手段により抽出された使
用量情報を記憶する第2の記憶手段と、この第2の記憶
手段に記憶された使用量情報を各属性毎に累積してから
最大使用量を求め、これら最大使用量が出現する頻度分
布を求めるとともに、前記頻度分布を解析して予測デー
タを作成する予測データ作成手段とを備えたものであ
る。
【0013】なお、本明細書においては、需要家の「特
性」とは、各需要家の属する家屋の種類(木造家屋、鉄
筋家屋)、所有器具のタイプ(冷暖房、厨房等)等によ
り分類された需要家の、いわゆる属性に、個々の需要家
の使用パターン(消費傾向)を加味した特性をいうもの
とする。
【0014】すなわち、本発明の需要予測データ作成方
およびシステムでは、個々の需要家の需要値が重なり
合うという確率的事象を、サンプリングデータベースか
らの無作為の抽出によるシミュレーションにより算出
し、これを基に予測データを作成するものであり、これ
により各需要家の持つ特性を十分に反映した精度良い需
要予測が可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例に係る需要予測デ
ータ作成システム1の基本構成を表すブロック図であ
る。この需要予測データ作成システム11は、地図情報
データベース100から予測対象となる特定エリア内の
地図情報データを抽出するための地図情報データ抽出手
段11を備えている。地図情報データベース100には
全需要家についての地図情報データが格納されており、
この地図情報データベース100に接続された地図情報
描画システム110により、特定地域を任意に検索して
表示画面上に表示できるようになっている。
【0017】地図情報データは、たとえば特定エリア内
に包含される各需要家固有の「ノード(分岐点)番号」
と「需要家番号」とからなるデータ群により構成されて
いる。
【0018】図2はその一例を表すものである。
【0019】地図情報データ抽出手段11により抽出さ
れた地図情報データは第1の記憶手段(メモリ)12に
転送され記憶されるようになっている。第1の記憶手段
12に記憶された地図情報データ、すなわち「ノード番
号」と「需要家番号」とは分類手段13へ転送されるよ
うになっている。
【0020】分類手段13では、需要家情報データベー
ス200から地図情報データの「ノード番号」と「需要
家番号」とに対応した需要家情報データを抽出し、これ
ら抽出した需要家情報データを属性別に分類するように
なっている。
【0021】図3はその需要家情報データの一例を表す
ものである。
【0022】分類手段13により分類された属性毎の需
要家情報データは構成比算出手段14へ転送されるよう
になっている。構成比算出手段14は、分類手段13に
より分類された属性毎の需要家情報データの構成比(件
数)を算出するものである。
【0023】構成比算出手段14により構成比が算出さ
れた需要家情報データはサンプリング手段15へ転送さ
れるようになっている。サンプリング手段15は構成比
算出手段14により算出された構成比に基づきサンプリ
ングデータベース300から使用者情報を無作為に抽出
するものである。サンプリングデータベース300に
は、実地調査(ロードサーベイ)に基づいて作成された
現実の単位時刻毎の、たとえば1年間の使用量情報が、
サンプリング情報データとして需要家の属性別に分類整
理して格納されている。
【0024】図4はこのサンプリング情報データの一例
を表すものである。使用量情報としてはたとえば各需要
者の単位時間毎のガス等の流量(使用量)が含まれてい
る。なお、このサンプリング情報データには図5に示し
たような過去の気象データ等の影響因子を含ませて、よ
り精度を向上させるようにしてもよい。
【0025】なお、属性毎の分類は、需要家情報データ
群が所有している属性情報で使用パターンの特徴が最も
良く現れる属性を用いて行われる。また、この分類には
既知の統計的手法であるAID(Automatic Interactio
n Detector) 、判別分析等の手法が用いられる。
【0026】ここに、「属性」としては、たとえば以下
のものが挙げられる。
【0027】
【0028】サンプリング手段15は、たとえばノード
における属性タイプ:1,2,3,…k)の構成
比をそれぞれNi1、Ni2、Ni3、…Nikとすれば、サン
プリングデータベース300から需要家情報データの有
する属性に合致するサンプリング情報データを、属性
のタイプ1を有するデータをNi1回、タイプ2を有する
データをNi2回、タイプ3を有するデータをNi3回、
…、タイプkを有するデータをNik回、というように抽
出するようになっている。
【0029】サンプリング手段15により抽出されたサ
ンプリング情報データは第2の記憶手段16へ転送され
記憶されるようになっている。
【0030】第2の記憶手段16に記憶されたサンプリ
ング情報データは予測データ作成手段17へ転送される
ようになっている。
【0031】予測データ作成手段17では、以下の手順
(1)〜(4)でデータの集積を行い頻度分布図を作成
して、これを解析(導管網解析)することにより需要予
測データを作成するようになっている。
【0032】(1)まず第2の記憶手段16に記憶され
たサンプリング情報データの使用量情報フィールドのデ
ータを基に、各属性毎に、単位時間毎の全使用量を累計
する。 (2)さらに各属性(a〜t)毎の使用量を累積して、
これをノードにおける第1回目の試行結果Rn1 とす
る。(3)上記(1), (2)のサンプリング試行をx
回繰り返すことで、試行結果Rn1 〜Rnx を得る。
(4)次に、Rn1〜Rnx 各々のピーク時の使用量
(最大使用量)を求め、その最大使用量が出現する頻度
分布図を作成する。
【0033】図6は本実施例の需要予測データ作成シス
テム1の制御部20の構成を表すものである。
【0034】制御部20はCPU(中央処理装置)21
を備えている。このCPU21はバスを介して装置の各
部と接続されている。このうちROM(リード・オンリ
・メモリ)22には、後述の流れ図(図8)に示すよう
なシステム各部の動作を制御するためのプログラムが格
納されている。記憶手段(A)12および記憶手段
(B)16としてのRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)23には、前述の地図情報データ抽出手段11によ
り抽出された地図情報データが一時的に格納されるとと
もに、サンプリング手段15により抽出されたサンプリ
ングデータが各々格納されるようになっている。
【0035】I/O(入出力)ポート24は、地図情報
データベース100、需要家情報データベース200お
よびサンプリングデータベース300各々から抽出され
たデータをCPU21へ送るためのインターフェースで
ある。CPU21はこれら地図情報データベース10
0、需要家情報データベース200およびサンプリング
データベース300各々から抽出されたデータに基づき
各ノード1〜i毎に予測データを作成するものである。
I/O(入出力)ポート26はこのCPU21から送出
された予測データを地図情報描画システム100のグラ
フィック表示部110aへ送るためのインターフェース
である。グラフィック表示部110aではこの予測デー
タを各ノード毎に表示するようになっている。
【0036】次に、本実施例の需要予測データ作成シス
テムの動作について図7に示した流れ図に沿って説明す
る。
【0037】まず、CPU21は地図情報データベース
100から予測対象となる特定エリア内の地図情報デー
タ、すなわち各需要家の「ノード番号」および「需要家
番号」のデータを抽出させる(ステップS801)。続
いてCPU21は抽出した地図情報データを第1の記憶
手段12としてのRAM23に転送し記憶させる(ステ
ップS802)。
【0038】次にCPU21は、需要家情報データベー
ス200から「ノード番号」と「需要家番号」とに対応
した需要家情報データを抽出し(ステップS803)、
これら抽出した需要家情報データ(図3)を属性別に分
類する(ステップS804)。
【0039】次に、CPU21は、分類した属性毎の需
要家情報データの構成比(件数)を算出し(ステップS
805)、この構成比に基づきサンプリングデータベー
ス300からデータを無作為に抽出する(ステップS8
06)。すなわち、属性iのタイプ1を有するデータを
Ni1回、タイプ2を有するデータをNi2回、タイプ3
有するデータをNi3回、…、タイプkを有するデータを
Nik回、というようにそれぞれ抽出する。
【0040】図8はこれら無作為に抽出されたデータを
表すものである。
【0041】続いてCPU21は抽出したサンプリング
情報データを第2の記憶手段16としてのRAM23へ
転送し記憶させる。(ステップS807)。
【0042】次に、CPU21は、RAM23に記憶さ
れたサンプリング情報データを、使用量情報フィールド
のデータを基に、各属性毎に単位時間毎全使用量を累
計する(ステップS808)。さらに各属性(a〜t
毎の使用量を累積(すなわち、図8の左側の図をすべて
累積)して、これをノードにおける第1回目の試行結
Rn1 とし(ステップS809)、このサンプリング
試行をx回繰り返すことで、試行結果Rn1 〜Rnx
得る(ステップS810,811)。
【0043】次に、CPU21はRn1 〜Rnx の中か
ら最大使用量Pn1 〜Pnx をそれぞれ求め、これら最
大使用量Pn1 〜Pnx が出現する時間毎の頻度分布図
を作成し、画面上に表示させる(ステップS812)。
図9はノードにおける頻度分布図の一例を表すもので
ある。
【0044】最後にCPU21は周知の方法により導管
網(ネットワーク)解析を行い、その結果を予測データ
として表示する(ステップS814)。
【0045】このように本実施例の需要予測データ作成
システムでは、個々の需要家の需要値が重なり合うとい
う確率的事象をサンプリングデータベース300からの
無作為の抽出によるシミュレーションにより算出し、こ
れを基に予測データを作成するようにしたので、各個人
需要家の持つ属性に加え、各需要家固有の使用パターン
(消費傾向)をも反映した予測データが作成される。し
たがって予測者は精度の良い需要予測を行うことができ
る。また、各属性毎のデータを取り出すことにより、必
要に応じて需要家の属性毎の個別の需要予測を行うこと
も可能である。
【0046】また、ランダムなサンプリングを繰り返し
て実行させることにより、何通りものシュミレーション
結果を得ることができ、これにより図9に示したよう
な、需要ピーク時の使用量の出現率の頻度分布図を作成
することができる。したがって需要ピークの安全率を求
めることが可能となり、この結果を基に導管網解析を行
うことにより、ガス管等における最適な配管設計を行う
ことができる。
【0047】また、需要家情報データベース200には
各需要家の全てのデータを記憶させる必要がなく、ラン
ダムサンプリングに足る一定数の需要データを蓄積して
おくだけで、あたかも各需要家の生データそのものを使
用した場合と同様の効果を奏することができ、記憶手段
12、16の記憶容量を大幅に節約することも可能とな
る。
【0048】以上実施例を挙げて本発明を説明したが、
本発明は上記実施例に限定するものではなく、その要旨
を変更しない範囲で種々変形可能である。たとえば上記
実施例では、サンプリング手段15において、サンプリ
ング情報データの抽出を構成比算出手段14により求め
た需要家情報データの構成比に基づいて行うようにした
が、この抽出は必ずしも需要家情報データの構成比に基
づかなくてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の需要
予測データ作成方法によれば、個々の需要家の需要値が
重なり合うという確率的事象をサンプリングデータベー
スからの無作為の抽出によるシミュレーションにより算
出して、これを基に予測データを作成するようにしたの
で、各個人需要家の持つ属性に、各需要家固有の使用パ
ターン(消費パターン)も反映した精度の良い予測デー
タを作成することが可能となる。
【0050】また、請求項2記載の需要予測データ作成
システムによれば、請求項1記載の方法を容易に実現で
き、精度の良い予測データを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る需要予測データ作成シ
ステムの概略構成を表すブロック図である。
【図2】地図情報データの一例を表す図である。
【図3】需要家情報データの一例を表す図である。
【図4】サンプリングデータの一例を表す図である。
【図5】気象データの一例を表す図である。
【図6】図1の需要予測データ作成システムの制御部の
構成を表すブロック図である。
【図7】図1の需要予測データ作成システムの動作を説
明するための流れ図である。
【図8】図1の需要予測データ作成システムのデータ集
積動作を説明するための図である。
【図9】任意のノードにおける最大使用量の頻度分布図
である。
【符号の説明】
1 需要予測データ作成システム 11 地図情報データ抽出手段 12 記憶手段(A) 13 分類手段 14 構成比算出手段 15 サンプリング手段 16 記憶手段(B) 17 予測データ作成手段 100 地図情報データベース 110 地図情報描画システム 200 需要家情報データベース 300 サンプリングデータベース
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−180402(JP,A) 特開 平5−88714(JP,A) 特開 昭52−86750(JP,A) 特開 昭56−14366(JP,A) 特公 昭59−2945(JP,B1) 特公 昭60−53904(JP,B1) 特公 昭61−25182(JP,B1) 村田純一、他一名,モデルの自己組織 化による1日先電力負荷予測,電気学会 論文誌C,日本,社団法人電気学会, 1990年5月20日,第110巻,第5号,p. 349−357 小野展義,加入者アクセス系の展望, NTT技術ジャーナル,日本,社団法人 電気通信協会,1993年5月1日,第5 巻,第5号,p.10−14 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 13/02 G05B 17/02 G06F 17/60 G06F 19/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定エリア内のエネルギー需要を予測す
    るための予測データを制御手段の制御のもとに作成する
    需要予測データ作成方法であって、 前記制御手段が、 需要家についての地図情報データが格
    納された地図情報データベースから予測対象となる特定
    エリア内の地図情報データを抽出する過程と、前記地図
    情報データ各々に対応した需要家情報データが格納され
    た需要家情報データベースから、前記特定エリア内の地
    図情報データに対応した複数の需要家情報データを抽出
    し、これら抽出した需要家情報データを属性別に分類す
    る過程と、実地調査に基づいて作成された現実の使用量
    情報が需要家の属性別に分類整理して格納されたサンプ
    リングデータベースから、使用量情報を、前記需要家情
    報データの属性別の分類結果に基づいて無作為に抽出す
    る過程と、前記無作為に抽出された使用量情報を各属性
    毎に累積してから最大使用量を求め、これら最大使用量
    が出現する頻度分布を求めるとともに、この頻度分布を
    解析して予測データを作成する過程とを順次実行する
    とを特徴とする需要予測データ作成方法。
  2. 【請求項2】 需要家についての地図情報データが格納
    された地図情報データベースと、この地図情報データベ
    ースから予測対象となる特定エリア内の地図情報データ
    を抽出する地図情報データ抽出手段と、この地図情報デ
    ータ抽出手段により抽出された地図情報データを記憶す
    る第1の記憶手段と、前記地図情報データ各々に対応し
    た需要家情報データが格納された需要家情報データベー
    スと、この需要家情報データベースから前記第1の記憶
    手段に記憶された特定エリア内の地図情報データに対応
    した需要家情報データを抽出し、これら抽出した需要家
    情報データを属性別に分類する分類手段と、実地調査に
    基づいて作成された現実の使用量情報が需要家の属性別
    に分類整理して格納されたサンプリングデータベース
    と、このサンプリングデータベースから使用量情報を前
    記分類手段の分類結果に基づいて無作為に抽出するサン
    プリング手段と、このサンプリング手段により抽出され
    た使用量情報を記憶する第2の記憶手段と、この第2の
    記憶手段に記憶された使用量情報を各属性毎に累積して
    から最大使用量を求め、これら最大使用量が出現する頻
    度分布を求めるとともに、前記頻度分布を解析して予測
    データを作成する予測データ作成手段とを具備したこと
    を特徴とする需要予測データ作成システム。
JP23887993A 1993-08-31 1993-08-31 需要予測データ作成方法およびシステム Expired - Fee Related JP3310731B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23887993A JP3310731B2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 需要予測データ作成方法およびシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23887993A JP3310731B2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 需要予測データ作成方法およびシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0764609A JPH0764609A (ja) 1995-03-10
JP3310731B2 true JP3310731B2 (ja) 2002-08-05

Family

ID=17036629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23887993A Expired - Fee Related JP3310731B2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 需要予測データ作成方法およびシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3310731B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3358422B2 (ja) * 1996-02-16 2002-12-16 株式会社日立製作所 上水道配水系統の管理システム
JP5980195B2 (ja) * 2013-12-20 2016-08-31 三菱電機株式会社 配電系統の負荷予測装置および配電系統の負荷予測方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5286750A (en) * 1976-01-14 1977-07-19 Toshiba Corp Total demand estimating method
JPS55124855A (en) * 1979-03-20 1980-09-26 Toshiba Corp Estimation method for water demand
JPS5614366A (en) * 1979-07-13 1981-02-12 Toshiba Corp Forecasting unit
JPS592945B2 (ja) * 1979-07-17 1984-01-21 株式会社東芝 水需要予測方法
JPS6053904B2 (ja) * 1980-03-31 1985-11-27 株式会社東芝 需要予測方法
JPS62180402A (ja) * 1986-02-04 1987-08-07 Nec Corp 上水道における需要パタ−ンの設定方式
JPH0588714A (ja) * 1991-09-25 1993-04-09 Hitachi Ltd 広域需要予測方法および需要予測装置

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
小野展義,加入者アクセス系の展望,NTT技術ジャーナル,日本,社団法人電気通信協会,1993年5月1日,第5巻,第5号,p.10−14
村田純一、他一名,モデルの自己組織化による1日先電力負荷予測,電気学会論文誌C,日本,社団法人電気学会,1990年5月20日,第110巻,第5号,p.349−357

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0764609A (ja) 1995-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Chitalia et al. Robust short-term electrical load forecasting framework for commercial buildings using deep recurrent neural networks
Bakker et al. A structuring review on multi-stage optimization under uncertainty: Aligning concepts from theory and practice
Hong et al. Probabilistic electric load forecasting: A tutorial review
CN100468318C (zh) 构建时间序列模型的系统与方法
Hensher Sequential and full information maximum likelihood estimation of a nested logit model
Sun et al. Short‐term building load forecast based on a data‐mining feature selection and LSTM‐RNN method
CN109345130B (zh) 商业选址的方法、装置、计算机设备及存储介质
CN111949834B (zh) 选址方法和选址平台系统
CN109214730A (zh) 信息推送方法和装置
CN111242602A (zh) 支付设备的控制方法、装置、计算机可读存储介质和设备
CN110807129A (zh) 多层用户关系图集合的生成方法、装置及电子设备
Dorfner et al. District cooling network optimization with redundancy constraints in Singapore
CN114693351A (zh) 信息预测方法、装置以及电子设备
García-Díaz et al. Competitive models for the spanish short-term electricity demand forecasting
KR20100123408A (ko) Gis 기반의 가맹점 마케팅 지원 시스템 및 방법
JP3310731B2 (ja) 需要予測データ作成方法およびシステム
CN107844496A (zh) 统计信息输出方法及装置
CN113344638B (zh) 一种基于超图的电网用户族群画像构建方法及装置
CN110910241A (zh) 现金流评估方法、装置、服务器设备及存储介质
JP7001766B2 (ja) 予測システムおよび予測方法
Chalal et al. Big Data to support sustainable urban energy planning: The EvoEnergy project
CN108846692A (zh) 一种基于多因素循环神经网络的消费者消费行为预测方法
JP2004272674A (ja) 予測システム及び予測方法
CN113743791A (zh) 一种业务工单的业务考评方法、装置、电子设备和介质
Riezebos et al. Inventory control with seasonality of lead times

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees