JP3310240B2 - 電子メールシステム - Google Patents

電子メールシステム

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JP3310240B2
JP3310240B2 JP20765299A JP20765299A JP3310240B2 JP 3310240 B2 JP3310240 B2 JP 3310240B2 JP 20765299 A JP20765299 A JP 20765299A JP 20765299 A JP20765299 A JP 20765299A JP 3310240 B2 JP3310240 B2 JP 3310240B2
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子メールシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、クライアントサーバー形式のネッ
トワークを利用した電子メールシステムでは、サーバー
側において受信したメールをユーザーはその時使用して
いる端末(以下「クライアント」という。)を利用して
任意に検索および閲覧するようにしていた。即ち、一
旦、クライアント側にメールを取り込んだ後に、そのメ
ールを蓄積し、クライアント側に設けられた閲覧機能を
有するメールソフト等によって、メールを閲覧などして
いた。又、前記全文検索する方法としては、サーバー上
に、RDBMS(Relational Database Management Syst
em)の典型であるSQL(Structured Query Language)デ
ータベースのような可変長のテキストフィールドを設け
て、ここに電子メールの全文を格納し全文検索をする方
式が一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
電子メールシステムにおいては、通常、ユーザーが使用
するクライアントに備えられたメールソフトの設定によ
ってメールサーバーからメールを取り出した時点で当該
メールはサーバー上から削除されるか、または削除され
ないでそのまま残るかのどちらかである。その為、ユー
ザーが普段使用する特定のクライアント(ユーザーがメ
ールを随時蓄積しているクライアント)ではない別のク
ライアントからメールサーバーにアクセスした場合、使
用するクライアントに備えられているメールソフトの設
定を確認し、メール取り出しと同時にメールサーバ−上
から削除される設定になっている場合は、設定を削除さ
れないように変更して一旦取り込み、内容を確認後、保
存が必要なメールについてはタイトル等を記憶してお
き、後でユーザーが普段使用するクライアントにて前記
保存が必要なメールを選択して再度取り込む必要が生
じ、面倒であった。更に、ソフト容量が大きい全文検索
機能を備えたメールソフトの場合、クライアント単位に
備えることは、資源の無駄である。
【0004】いずれにせよ、従来の方法の最大の問題点
はユーザーが任意のクライアントからメールを蓄積、閲
覧又は全文検索することができないという問題がある。
従って、別々のクライアントから蓄積されたメールを共
有することは不可能であるし、個人的な利用に際しても
前述のような場所的制約がある。
【0005】また、全文検索する方法では、任意のクラ
イアントからの閲覧又は全文検索は可能となるが、前記
ネットワーク上での利用を前提としたSQLデータベー
スおよび検索システムの構築には専門的な知識を必要と
すると同時に、基本的にサーバー上での処理となるた
め、一般のユーザーが気軽に実施できるものではなかっ
た。
【0006】この発明は、上記のような従来技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、個人利用からグループ利用にいたるま
で、任意のクライアントにおいてデータの蓄積から閲覧
まで、誰もが手軽に運用可能にするための電子メールシ
ステムを提供することである。又、前記目的に付随する
ものとして全文検索を可能とする電子メールシステムを
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、サーバー側における受信
メールの中から任意のメールをクライアント側において
閲覧可能にした電子メールシステムにおいて、サーバー
側に、受信メールをクライアント側からの閲覧のための
検索要求がなされる以前の段階でブラウザ可読形式に全
文変換する変換手段と、この変換手段により変換された
後のメールをユーザ別に用意されたウエブページ領域内
に当該メールの格納場所を表すURLを付加して蓄積す
る蓄積手段とを備え、前記電子メールシステムを利用す
るユーザー毎にメールの蓄積専用のメールアドレスがメ
ールの送り主を限定した状態で予め割り当てられてお
り、前記変換手段は前記蓄積専用のメールアドレスに対
して送信されたメールをブラウザ可読形式の変換するも
のであることを要旨とした。請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の発明において、前記変換手段は、SM
TPサーバーによって転送される前記受信メールのうち
当該電子メールシステム宛のメールをブラウザ可読形式
に変換するものであることを要旨とした
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図6に基づいて説明する。図1は、本発明
をTCP/IPベースのネットワークシステムにおいて
利用した場合の構成を示すものである。同図に示すよう
に、本実施形態におけるネットワークシステムは、サー
バー1とクライアント2とからなり、両者はインターネ
ット4によって接続されている。
【0009】クライアント2側には、メール送信部21
とWWW(World Wide Web)ブラウザ22が備えられ、サ
ーバー1側には、WWWサーバー11、メールサーバー
12、電子メールシステム3が備えられている。更に本
実施形態における主用部分である電子メールシステム3
は、HTML(Hyper Text Markup Language)変換部3
1、メール蓄積部32、文書フィルタ部33、インデク
サ部34、検索エンジン部35、認証情報部36により
構成されている。
【0010】各構成要素について、更に詳述すると、ク
ライアント2側に備えられたメール送信部21は、ユー
ザーが自ら作成したメールや、他から届いたメールのう
ち、サーバー1側の前記電子メールシステム3に蓄積し
ておきたいと思うメールについて、メールサーバー12
内の図示しない受信用メールサーバー(POP(PostOff
ice Protocol)3サーバー)に対して送信する。
【0011】クライアント2側に備えられたWWWブラ
ウザ22は、インターネット4上で前記WWWサーバー
11が提供するHTML形式の文書を該文書ファイルに
埋め込まれたタグ情報通りにテキストのレイアウトや画
像の配置などを行って表示させる。
【0012】サーバー1側のWWWサーバー11は、イ
ンターネット4を利用した様々なサービスをユーザーが
受ける場合、サービス提供を行うコンピュータである。
メールサーバー12は、クライアント2側からのメール
を受信する前記POP3サーバーと、逆にクライアント
2側にメールを送信する図示しない送信用メールサーバ
ー(SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サー
バー)より構成されている。前記POP3サーバーは、
ユーザーがメールサーバー12内のメールスプールから
着信メールをダウンロードする際のプロトコルを提供
し、前記SMTPサーバーは、サーバー1に送られてき
たメールのアドレスが同サーバー1において登録済みの
アドレスならば、該当するユーザーのメールスプールに
メールを転送し、そうでなければ、ネットワーク上の別
のサーバーに転送する。
【0013】更に、電子メールシステム3の構成要素に
ついて詳述すると、ブラウザ可読形式の一種であるHT
ML(Hyper Text Markup Language)形式に変換するH
TML変換部31は、SMTPサーバーによって本サイ
トのメールと判断されたものの内、電子メールシステム
3宛てのメールであるものについては、同メールに対し
HTML形式に全文変換する。
【0014】メール蓄積部32は、HTML形式に変換
されたメールを登録ユーザー別に用意されたウエブペー
ジ領域内に蓄積する。従ってこの段階において、変換後
の各メールにはその格納場所を表すURL(Uniform Re
source Locator)が付加されることになる。
【0015】文書フィルタ部33は、ホームページ領域
内に蓄積された文章を形態素解析により以下のプロセス
で処理する。まず、内蔵辞書により単語への分割と品詞
の推定を行う。次に、品詞によるフィルタリングを行
い、名詞や動詞、形容詞等、自立語が残され、助詞や助
動詞等の付属語や接尾語等が捨てられる。更に複合語の
分解が行われ、終止形への集約(例えば、「使って」は
「使う」のインデックスに格納される)が行われる。最後
に、英字部分の処理(例えば、複数形と単数形の同一視
等)を行い、不用語(例えば、these、should等の重要
度の低い単語)の除去を行う。このようにして切り出さ
れたインデックスはインデキシングする際に意味のある
最小単位の単語となる。ちなみに、文書フィルタ部33
における形態素解析の処理はPerl(Practical Extr
action and Report Language)スクリプトによるCGI
(Common Gateway Interface)システムを使って行われ
ている。
【0016】インデクサ部34では、文書フィルタ部3
3によって全文が最小単位の単語に分割されたメールに
おける該単語のそれぞれをキーワードとしてインデック
スファイルが作成され、インデックスファイル群が形成
される。同ファイル群の全てのファイルについてメール
の蓄積場所を示す同一のURLデータが蓄積される。但
し、キーワードが同一のインデックスファイルがすでに
存在する場合は、新たにインデックスファイルは作成さ
れず、既存インデックスファイルにメールのURLが付
加され、蓄積される。従って、この状態において、イン
デックスファイルとHTML変換後に蓄積された各メー
ル本体との間には、リンク情報についての関連付けがな
されたことになる。
【0017】検索エンジン部35は、クライアント2側
からの検索要求を受け、ユーザーが設定した検索条件に
応じて前記インデックスファイルのキーワード部分を対
象に検索を行う。更に、該当するインデックスファイル
が存在する場合には、そのファイルに蓄積されている関
連付けられた情報(URL情報)を基に検索結果表示デ
ータを構成する。そして、WWWサーバー11を通して
同表示データをクライアント2側へ発信する。
【0018】認証情報部36は、クライアント2側から
本電子メールシステム3のホームページにアクセスする
際、WWWサーバー11において、登録済みのユーザー
であるかどうかの確認を行う、確認はユーザーIDとパ
スワードの入力により行われる。従って、登録ユーザー
以外がメールを検索、閲覧することはできない。
【0019】さて、次に、本実施形態における蓄積と検
索の一連の手順について説明をするが、その前に、シス
テム運用上の前提条件として、本電子メールシステム3
を利用するユーザー(個人ユーザー、或いはグループユ
ーザー)は、予めそれぞれに極一般的に使用するメール
アドレスとは別に蓄積専用のメールアドレスが割り当て
られているものとする。さらに、普通に使用するメール
のように誰からのメールでも自由に受け付けてしまう
と、必要な情報のみを蓄積対象とすることが出来なくな
るため、メールサーバー12の設定により前もって送り
主を限定した状態であるものとする。
【0020】ユーザーが極一般的に使用するメールアド
レスに届いたメールのうち蓄積したいメールがある場合
や、或いは、自分の作成した文書を蓄積しておきたい場
合、事前にユーザーに割り当てられた蓄積専用のメール
アドレスに対して前記メールをクライアント2側のメー
ル送信部21より送信する(ステップ1)。すると、そ
のメールは、インターネット4を介してサーバー1側の
メールサーバー12に受信され(ステップ2)、受信さ
れたメールは、HTML変換部31によりHTML形式
に変換される(ステップ3)。
【0021】更に、変換されたメールは、ウエブページ
領域内のユーザー個々に割り当てられたメール蓄積部3
2に全て蓄積される(ステップ4)。蓄積されたメール
は、メール蓄積部32に全文を残しつつ、文書フィルタ
部33によって単語に切り出され(ステップ5)、イン
デクサ部34によって前記単語のインデックスが作成さ
れる(ステップ6)。更に、該インデックスとメール蓄
積部32に蓄積されたメールとの関連付けを行うリンク
がインデクサ部34により生成され(ステップ7)、イ
ンデックスからメールへハイパーテキスト的にリンクが
設けられる。なお、変換後蓄積されたメールをインデク
サ部34により処理(ステップ5〜ステップ7)するタ
イミングは、ユーザー毎に設定可能であり、例えば、毎
日一回一定の時間にインデクサ部34における処理を実
行するように設定しておくことができる。
【0022】前述のように蓄積されたメールを電子メー
ルシステム3を利用して検索する場合、まずユーザー毎
に用意されたメール検索専用ウエブページにアクセスし
(ステップ8)、認証情報部36を基にユーザーの認証
を受けた(ステップ9)後、検索画面に従って、検索条
件を設定し(ステップ10)、WWWサーバー11に対
して検索要求をする。すると、前記設定条件でのインデ
ックス検索が検索エンジン部35により行われ(ステッ
プ11)、検索結果がHTML形式の表示データに構成
され(ステップ12)、ユーザーに発信される(ステッ
プ13)。従って、ユーザーは検索結果に張られたリン
クを使って必要なメールを閲覧することが可能となる。
【0023】次に、ユーザー毎に用意されている検索専
用ウエブページで使用する画面データについて詳述す
る。まず、ユーザーが自分に割り当てられた検索専用ウ
エブページのURL(Uniform Resource Locator)にアク
セスすると、WWWサーバー11の動作設定により図3
に示すようなユーザーの認証画面5が表示されるように
なっている。ここでは、ユーザー名を入力するためのテ
キストボックス51と、パスワードを入力するためのテ
キストボックス52が設けられており、事前に登録され
ているユーザー名とパスワードを入力すると、図4に示
す初期画面6が表示される。同初期画面6は検索式を入
力するテキストボックス61と、検索を実行する為の開
始ボタン62と、テキストボックス61内の設定をリセ
ットするリセットボタン63と、検索結果を表示する際
の表示件数を選択的に指定可能なプルダウンメニュー6
4と,検索結果に要約表示の有無を選択的に指定するプ
ルダウンメニュー65と、パスワード管理ボタン66等
で構成されている。
【0024】ここで該テキストボックス61に所定の論
理記号等を使用して検索条件式を入力し、開始ボタン6
2上にカーソルを移動させクリックすることにより、図
5に示すような検索結果画面7が表示される。この検索
結果画面7のヘッダー部分71には、検索時にインデッ
クス化されたファイルの個数や登録されたキーワードの
個数、インデックスの最終更新日時、設定された検索条
件式等が表示され、検索結果の部分には初段のヒット件
数表示部72の下に該当メールが各メール毎に一定のフ
ォーマットに従って連続的に表示される。
【0025】該フォーマットを詳述すると、1行目に通
し番号とメールの題名が表示されたヘッド部73、2行
目にメールを受け取った日時を記載した日付部74、3
行目に送り主のアドレスを表示した相手先部75、4行
目以降の所定の文字数までがメール本文の先頭部分が表
示された要約部76、最下位行には該メールが蓄積され
ているURL及びデータ容量が表示されたリンク先部7
7により構成されている。ここで、1行目のヘッド部7
3の題名部分と最下位行のリンク先部77のURLに
は、前記インデクサ部34で生成したリンクが設けられ
ている。
【0026】ユーザーは、上記検索結果を見ながら目的
とするメールの有無をチェックし、閲覧したいメールの
ヘッド部73の題名部分、もしくはリンク先部77のU
RL部分にカーソルを移動させ、クリックすることによ
り、図6のメール表示画面8に示すようなメール情報を
閲覧できる。同表示画面の上部には、メールの属性情報
81が表示され、その下に、メールの題名82、さら
に、メール本文83が表示される。
【0027】他にも、図4に示すように、パスワード管
理ボタン66にカーソルを移動し、クリックすると、パ
スワード管理システムが起動し、図示しないパスワード
変更設定画面が表示される。ユーザーは所定のテキスト
ボックスに現在のパスワードと新パスワードを入力する
ことによりパスワードの変更が行える他,システム管理
者は、新たなユーザーの登録やそのパスワードの設定を
行うことができるようになっている。
【0028】従って、本実施形態にかかる電子メールシ
ステムによれば、以下に列記するような優れた効果が得
られるようになる。 (1) ユーザーが任意のクライアント2からサーバー
1側のメールサーバー12における所定のアドレスに電
子メールを送信すると、該電子メールの内容はHTML
変換部31によりブラウザ可読形式に変換された後、メ
ール蓄積部32の所定のウエブページに蓄積される。そ
の為、ユーザーは任意のクライアント2から所定のUR
Lにアクセスすれば容易に電子メールを閲覧することが
できる。
【0029】(2) メール蓄積部32に蓄積された電
子メールの全文をメール蓄積部32に全文を残しつつ、
文書フィルタ部33によって単語に切り出し、インデク
サ部34によってインデキシングすることにより、イン
デックスファイル群を生成し、リンク生成手段によって
メール蓄積部32に蓄積された電子メールの格納場所情
報(URL)を該インデックスファイルに格納する。検
索ユーザーがキーワードや所定の論理記号等を組み合わ
せて検索条件式を構成し、WWWサーバー11に対して
検索要求をすることによって、WWWサーバー11は検
索エンジン部35を起動し、前記検索条件式に合致する
インデックスファイルをインデックスファイル群の中か
ら検索する。更に、検索条件に合致したインデックスフ
ァイルに格納された電子メールの格納場所情報(UR
L)を基に検索結果画面7の書式に従って検索結果を構
成し、検索要求したクライアント2に対して同検索結果
を発信する。したがって検索ユーザーは第1段階におい
て全文検索該当メールの題名や日付、送り主、メールの
要約、リンク先といったメール概要を全件効率良く総覧
することが可能であり、更に詳細を閲覧したいメールに
ついては検索結果画面7のヘッド部73かリンク先部7
7のどちらかを指定することによってそのメールの詳細
を閲覧することができる。
【0030】(3) ユーザーがメール蓄積部32の電
子メールの閲覧や検索を行う際には必ずユーザー名とパ
スワードが必要となるため、登録ユーザー以外はメール
を検索、閲覧できないので、登録ユーザーのプライバシ
ーを守ることができる。
【0031】なお、前記実施形態は、以下のような別形
態にして変更実施することも可能である。 ・ HTML変換部31で変換され、メール蓄積部32
に蓄積されたメールデータを文書フィルタ部33で全文
を切り出しするのではなく、メールのヘッダー(属性)
情報のみを対象にインデックスを作成してもよい。この
場合、メール全文を対象にしないためインデキシングに
要する時間や、インデックスの容量は飛躍的に減少し、
検索の際の処理時間も短縮する。
【0032】・ HTML変換部31で変換され、メー
ル蓄積部32に蓄積されたメールデータを文書フィルタ
部33で全文を切り出しするのではなく、メールのヘッ
ダー(属性)情報の題名のみを切り出し対象としてイン
デックスを作成してもよい。この場合、特定の題名に関
するメールのみを確実に閲覧することができる。
【0033】・ HTML変換部31で変換され、メー
ル蓄積部32に蓄積されたメールデータを文書フィルタ
部33で全文を切り出しするのではなく、メールのヘッ
ダー(属性)情報の発信者のみを切り出し対象としてイ
ンデックスを作成してもよい。この場合、特定の発信者
のメールのみを確実に閲覧することができる。
【0034】・ HTML変換部31で変換され、メー
ル蓄積部32に蓄積されたメールデータを文書フィルタ
部33で全文を切り出しするのではなく、メールのヘッ
ダー(属性)情報の日付のみを切り出し対象としてイン
デックスを作成してもよい。この場合、特定の日付のメ
ールのみを確実に閲覧することができる。
【0035】・ 検索結果の表示形式の設定について図
4に示すような表示件数、要約表示の有無以外に題名の
みを検索結果として連続表示させることが可能な選択メ
ニューを追加してもよい。この場合、一画面に表示させ
ることができる件数を多くすることができるため、画面
を切替える手間が減り、ユーザーは目的とするメールの
選択がしやすくなる。
【0036】さらに、前記実施形態より把握できる技術
的思想について以下に記載する。 (イ) ブラウザ可読形式に変換後蓄積された電子メー
ルの属性情報を抽出する抽出手段と、抽出手段により抽
出された属性情報からインデックスを作成する作成手段
と、前記インデックスから前記電子メール蓄積手段によ
って蓄積された電子メールへのリンクを生成するリンク
生成手段と、検索要求に従い前記生成されたインデック
スを検索する検索手段とを備えた請求項1に記載の電子
メールシステム。
【0037】このように構成した場合、インデックス容
量が少なくて済み、検索時間が短縮できる。 (ロ) 検索要求に従い検索した結果の表示形式につい
て表示形式指定要求に従って、該当するブラウザ可読形
式で蓄積された電子メールより指定の検索結果表示形式
に対応する表示データを作成する手段を備えた前記技術
的思想(イ)、請求項2又は請求項3に記載の電子メー
ルシステム。
【0038】このように構成した場合、前記技術的思想
(イ)、請求項2又は請求項3に記載の効果に加え、表
示形式の指定ができるため、検索ユーザーが必要とする
情報のみを選択的に表示させることが可能となり、検索
結果が見やすくなる。
【0039】(ハ) 検索要求に従い検索した結果の表
示形式についてメールヘッダー(属性)情報のうちの少
なくとも一つを表示させるように表示データを作成する
手段を備えた前記技術的思想(イ)、前記技術的思想
(ロ)、請求項2又は請求項3に記載の電子メールシス
テム。
【0040】このように構成した場合、前記技術的思想
(イ)、前記技術的思想(ロ)、請求項2又は請求項3
の効果に加え、メールの属性のみを閲覧することができ
る。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、個人利用からグループ
利用にいたるまで、任意のクライアントにおいてデータ
の蓄積から閲覧まで、誰もが手軽に運用可能とすること
ができる。
【0042】
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である電子メールシステ
ムの構成を示すブロック図。
【図2】 電子メールシステムの処理手順を示すフロー
チャート。
【図3】 WWWサーバーの動作設定画面。
【図4】 電子メールシステムの検索初期画面。
【図5】 電子メールシステムの検索結果表示画面。
【図6】 メール閲覧指定をした際のメール表示画面。
【符号の説明】
1…サーバー、2…クライアント、3…電子メールシス
テム、4…インターネット、11…WWWサーバー、1
2…メールサーバー、21…メール送信部、22…WW
Wブラウザ、31…HTML変換部(変換手段)、32
…メール蓄積部(蓄積手段)、33…文書フィルタ部
(切り出し手段)、34…インデクサ部(インデックス
作成手段、リンク生成手段)、35…検索エンジン部
(検索手段)、36…認証情報部(認証手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−25015(JP,A) 特開 平10−74161(JP,A) 特開 平10−63672(JP,A) 特開 平10−240649(JP,A) 特開 平11−66053(JP,A) 特開 平10−63590(JP,A) 特開 平8−314947(JP,A) コンピュータ&ネットワークLAN, 日本,1998年 1月 1日,P.57−61 日経オープンシステム,1996年 5月 1日,P.242−253 桑田他,98−GW−29「技術支援ヘル プデスク向けアフターフォローシステ ム」,情報処理学会研究報告,43−48 電子メールを用いたクライアント/サ ーバにおける非同期通信処理機構の開 発,INTEC Technical Report,1996年 6月 1日, P.1−6 日経バイト,1996年 6月 1日, P.233−238 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/54 G06F 12/00 546 G06F 13/00 351

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバー側における受信メールの中から
    任意のメールをクライアント側において閲覧可能にした
    電子メールシステムにおいて、サーバー側に、受信メー
    ルをクライアント側からの閲覧のための検索要求がなさ
    れる以前の段階でブラウザ可読形式に全文変換する変換
    手段と、この変換手段により変換された後のメールをユ
    ーザ別に用意されたウエブページ領域内に当該メールの
    格納場所を表すURLを付加して蓄積する蓄積手段とを
    備え、前記電子メールシステムを利用するユーザー毎に
    メールの蓄積専用のメールアドレスがメールの送り主を
    限定した状態で予め割り当てられており、前記変換手段
    は前記蓄積専用のメールアドレスに対して送信されたメ
    ールをブラウザ可読形式の変換するものである電子メー
    ルシステム。
  2. 【請求項2】 前記変換手段は、SMTPサーバーによ
    って転送される前記受信メールのうち当該電子メールシ
    ステム宛のメールをブラウザ可読形式に変換するもので
    ある請求項1に記載の電子メールシステム。
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