JP3309844B2 - 電動機ロータの製造方法 - Google Patents
電動機ロータの製造方法Info
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- JP3309844B2 JP3309844B2 JP2000059969A JP2000059969A JP3309844B2 JP 3309844 B2 JP3309844 B2 JP 3309844B2 JP 2000059969 A JP2000059969 A JP 2000059969A JP 2000059969 A JP2000059969 A JP 2000059969A JP 3309844 B2 JP3309844 B2 JP 3309844B2
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- magnet
- rotor
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- motor rotor
- electric motor
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- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は各種家電製品の駆動
源として使用される電動機の回転子の製造方法に関す
る。
源として使用される電動機の回転子の製造方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図４は従来の電動機のロータ構成の１例
である。１はステータヨーク、２はロータヨーク、３は
マグネット、４はロータヨークと出力軸の絶縁を目的と
した絶縁物、５は出力伝達部、７はロータの位置検出を
目的としたセンサ、９はマグネットを固定するパイプで
ある。
である。１はステータヨーク、２はロータヨーク、３は
マグネット、４はロータヨークと出力軸の絶縁を目的と
した絶縁物、５は出力伝達部、７はロータの位置検出を
目的としたセンサ、９はマグネットを固定するパイプで
ある。
【０００３】従来の構成においては、マグネットをロー
タヨークに接着し、さらに場合によってはマグネットの
保護と飛散防止のため後工程でパイプを焼きばめすると
いった製造方法を取らなければならない。
タヨークに接着し、さらに場合によってはマグネットの
保護と飛散防止のため後工程でパイプを焼きばめすると
いった製造方法を取らなければならない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成におい
ては、マグネットをロータヨークに接着し、さらに場合
によってはマグネットの保護と飛散防止のため後工程で
パイプを焼きばめするといった製造方法を取らなければ
ならないため、非常に工数がかかる。
ては、マグネットをロータヨークに接着し、さらに場合
によってはマグネットの保護と飛散防止のため後工程で
パイプを焼きばめするといった製造方法を取らなければ
ならないため、非常に工数がかかる。
【０００５】本発明における請求項１および２はロータ
を一体成形する際に接着等の工数をかけずに金型内で半
径方向、回転方向の位置決めを正確に行うことを目的と
する。
を一体成形する際に接着等の工数をかけずに金型内で半
径方向、回転方向の位置決めを正確に行うことを目的と
する。
【０００６】また、請求項１および２は一体成形の際
に、マグネットの飛散強度を向上することを目的とす
る。
に、マグネットの飛散強度を向上することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の請求項１、２は、金型にマグネットを位置決
めすることを目的とする突起を設けた構成を有してい
る。
に本発明の請求項１、２は、金型にマグネットを位置決
めすることを目的とする突起を設けた構成を有してい
る。
【０００８】請求項３は、一体成形において偏肉マグネ
ットを固定するとともに径方向の樹脂厚みを不均一にし
た構成を有している。
ットを固定するとともに径方向の樹脂厚みを不均一にし
た構成を有している。
【０００９】これらにより生産性が良く、信頼性の高い
電動機のロータを提供することができる。
電動機のロータを提供することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図１、図２、図３を用いて説明する。
て、図１、図２、図３を用いて説明する。
【００１１】（実施の形態）図１は本発明のロータの横
断面図であり、図２は本発明のロータの縦断面図、図３
はマグネットの回転方向位置決めの状態を示している。
１はステータヨーク、２はロータヨーク、３は偏肉仕様
のマグネット、４は絶縁物、５は出力伝達部（出力軸相
当）、６はマグネットの位置決め溝、７はロータの位置
検出センサである。図１および図２に示す部品の配置に
より、４の絶縁物によって一体成形される構成となって
いる。
断面図であり、図２は本発明のロータの縦断面図、図３
はマグネットの回転方向位置決めの状態を示している。
１はステータヨーク、２はロータヨーク、３は偏肉仕様
のマグネット、４は絶縁物、５は出力伝達部（出力軸相
当）、６はマグネットの位置決め溝、７はロータの位置
検出センサである。図１および図２に示す部品の配置に
より、４の絶縁物によって一体成形される構成となって
いる。
【００１２】この際、一体成形時にマグネットの半径方
向へのずれを防止するため、金型にマグネットの肉厚部
を位置決めする突起６ａを設け、同時に回転方向へのず
れを防止するため、金型にマグネット間に挿入される突
起６ｂを設けておくことにより、一体成形後これら突起
による溝が残る構成となっている。
向へのずれを防止するため、金型にマグネットの肉厚部
を位置決めする突起６ａを設け、同時に回転方向へのず
れを防止するため、金型にマグネット間に挿入される突
起６ｂを設けておくことにより、一体成形後これら突起
による溝が残る構成となっている。
【００１３】さらに３のような偏肉マグネットを使用す
ることにより、ロータ外形部と磁石間の樹脂の肉厚を不
均一にすること、すなわちロータ外形は真円のままを保
つ構成とすることにより、マグネットの薄肉部に樹脂が
充填され、本ロータのような回転体においても使用上問
題ない強度を確保することができる。
ることにより、ロータ外形部と磁石間の樹脂の肉厚を不
均一にすること、すなわちロータ外形は真円のままを保
つ構成とすることにより、マグネットの薄肉部に樹脂が
充填され、本ロータのような回転体においても使用上問
題ない強度を確保することができる。
【００１４】
【発明の効果】以上のように請求項１、２の発明によれ
ば、各部品を一体成形する際に金型で位置決めをするこ
とにより生産性を向上することができる。
ば、各部品を一体成形する際に金型で位置決めをするこ
とにより生産性を向上することができる。
【００１５】また、請求項１および２は、偏肉仕様のマ
グネットを使用し、ロータの外径は真円のままで機械的
ギャップを均一に保つことにより、回転体であるロータ
の信頼性も十分に確保することができる。
グネットを使用し、ロータの外径は真円のままで機械的
ギャップを均一に保つことにより、回転体であるロータ
の信頼性も十分に確保することができる。
【図１】本発明における電動機のロータの横断面図
【図２】本発明における電動機のロータの縦断面図
【図３】本発明におけるマグネットの位置決めの状態図
【図４】（ａ）従来の電動機のロータの横断面図（ｂ）
従来の電動機のロータの縦断面図
従来の電動機のロータの縦断面図
１ ステータヨーク ２ ロータヨーク ３ マグネット ４ 絶縁物 ５ 出力伝達部 ６ マグネット位置決め溝 ７ 位置検出センサ ８ マグネット固定パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H02K 15/03 H02K 1/22 H02K 1/27 501 H02K 15/02 H02K 21/00 H02K 29/00
Claims (2)
- 【請求項１】 出力伝達部と略円筒形状のロータヨーク
と前記ロータヨークの外周面に沿って並べて配置された
中央部が端部に対して肉厚の偏肉形状である複数の円弧
形状マグネットとからなり、電気絶縁性を有する合成樹
脂にて、前記出力伝達部とロータヨークと複数の円弧形
状マグネットとを、少なくとも周方向において包囲する
ように一体成形する電動機ロータの製造方法であって、
一体成形を行うための樹脂成形金型に前記円弧形状マグ
ネットの中央肉厚部に対して外径方向から接触する突起
を設けることによりマグネット径方向位置決めをするこ
とを特徴とする電動機ロータの製造方法。 - 【請求項２】 請求項１記載の電動機ロータの製造方法
であって、樹脂成形金型にそれぞれの円弧形状マグネッ
トに対して周方向で接触する突起を設けることによりマ
グネット回転方向位置決めをすることを特徴とする電動
機ロータの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000059969A JP3309844B2 (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | 電動機ロータの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000059969A JP3309844B2 (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | 電動機ロータの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001251818A JP2001251818A (ja) | 2001-09-14 |
| JP3309844B2 true JP3309844B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=18580356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000059969A Expired - Lifetime JP3309844B2 (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | 電動機ロータの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3309844B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1465277A1 (en) | 2003-03-19 | 2004-10-06 | HONDA MOTOR CO., Ltd. | Solid polymer electrolyte and protonconducting membrane |
| KR101728543B1 (ko) | 2009-12-23 | 2017-04-20 | 엘지이노텍 주식회사 | 모터의 회전자 |
| JP2012065499A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用モータ |
| DE102013223818A1 (de) * | 2013-11-21 | 2015-05-21 | Robert Bosch Gmbh | Maschinenkomponente für eine elektrische Maschine |
-
2000
- 2000-03-06 JP JP2000059969A patent/JP3309844B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001251818A (ja) | 2001-09-14 |
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