JP3309627B2 - リード線と金属端子の接続構造 - Google Patents

リード線と金属端子の接続構造

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JP3309627B2
JP3309627B2 JP03482495A JP3482495A JP3309627B2 JP 3309627 B2 JP3309627 B2 JP 3309627B2 JP 03482495 A JP03482495 A JP 03482495A JP 3482495 A JP3482495 A JP 3482495A JP 3309627 B2 JP3309627 B2 JP 3309627B2
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伊佐雄 村田
憲嗣 内藤
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Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリード線と金属端子の接
続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】フライバックトランス等の電気機器に内
蔵されているコンデンサー、高圧抵抗器などの部品のリ
ード線を金属端子に接続するとき、部品のリード線を金
属端子に半田付けしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、このような半田
付け作業は時間を要し、この時の半田量が十分に管理で
きないためリード線に傾きが生じ、他の部品との絶縁距
離がとりづらく、端子にリード線をからげたり挿入する
などの付属作業が発生し、また、リード線の先端を丸め
るなどの前加工が必要となり、半田付けにより接続部に
熱変形を生じ、これらの理由で端子にストレスが加わる
ため端子位置がずれる欠点がある。
【0004】本発明は上述の点にかんがみてなされたも
のであり、部品のリード線を金属端子に接続する際に半
田付けなしに容易に接続することができるリード線と金
属端子の接続構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のリード線と金属端子の接続構造は金属端子
の湾曲した保持部の内側にリード線を保持した状態で、
前記金属端子と前記リード線が凹部を有する圧入成形体
の該凹部内に圧入されたことを特徴とする。
【0006】
【作用】リード線をあらかじめ金属端子の保持部に保持
した状態で圧入成形体に圧入されているので端子位置が
ずれる恐れがなく、他部品との絶縁距離が管理しやす
い。
【0007】
【実施例】以下、本発明のリード線と金属端子の接続構
造を図面に基づいて説明する。
【0008】図1は本発明のリード線と金属端子の接続
構造の接続作業過程を示す断面図である。図2は本発明
のリード線と金属端子の接続構造の接続完成状態を示す
断面図である。
【0009】図1において、本発明のリード線と金属端
子の接続構造は金属端子1と圧入成形体2とを具備して
いる。金属端子1はその先端を湾曲することによって設
けられた保持部6に手で押し込まれたリード線3を弾力
的に挟んで保持するもので、ばね材料たとえば厚さ0.
25〜0.5mm程度の燐青銅の板で製作される。
【0010】圧入成形体2は金属など硬質材料の成形品
であり、凹部5を有するコの字状に製作されている。図
1に示すように、リード線3を弾力的に挟んで保持した
金属端子1を圧入成形体2の凹部5に矢印方向に押し込
むことにより、金属端子1は撓んで図2に示すように、
完全に凹部5に嵌入する。この状態でリード線3、金属
端子1および圧入成形体2は強接触している。
【0011】図3は本発明のリード線と金属端子の接続
構造の別の実施例の接続作業過程を示す断面図である。
図4は図3のリード線と金属端子の接続構造の接続完成
状態を示す断面図である。図5は図3の実施例の斜視図
である。
【0012】この実施例でも、本発明のリード線と金属
端子の接続構造は金属端子1と圧入成形体2とを具備し
ている。金属端子1はその先端を湾曲することによって
設けられた保持部6に手で押し込まれたリード線3を弾
力的に挟んで保持するものであり、圧入成形体2は金属
など硬質材料の成形品であり、凹部5を有するコの字状
に製作され、開口部に折曲部2aが設けられている。こ
れらは上記図1、図2の実施例と同じように作動し、さ
らに折曲部2aが金属端子1の抜け止めの機能を果た
す。図6は本発明のリード線と金属端子の接続構造の別
の実施例の斜視図である。
【0013】この実施例では、圧入成形体2が箱型に形
成され、その底部から数本の棒7が起立している。これ
らの棒7はリード線3を保持した金属端子1のガイドと
なり、これらを適正位置に固定するためのものである。
【0014】図7および図8は金属端子の他の実施例の
断面図である。
【0015】これらの実施例に示すよう金属端子1を仕
様に応じて適当に設計変更することによりリード線3を
適正位置に容易に固定することが可能となる。
【0016】図9は金属端子の他の実施例の断面図であ
る。
【0017】この実施例において、金属端子1は2本の
リード線3、4を保持する。このように収容するリード
線の本数を増加しても、これらのリード線をそれぞれ適
正位置に取り付けることが可能となる。
【0018】図10は本発明のリード線と金属端子の接
続構造の別の実施例の接続作業過程を示す断面図であ
る。図11は図10のリード線と金属端子の接続構造の
接続完成状態を示す断面図である。図12と図13は本
発明のリード線と金属端子の接続構造の別の実施例の斜
視図である。図14と図15は本発明のリード線と金属
端子の接続構造の別の実施例の断面図である。
【0019】これらの実施例ではリード線3を保持した
金属端子1の両端部が圧入成形体2に押し込まれて固定
されている。また、図12と図13の実施例ではさらに
別の部品に接続するための端子片8が金属端子1に形成
されている。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明のリード線と
金属端子の接続構造では、金属端子の湾曲した保持部の
内側にリード線を保持した状態で、この金属端子とリー
ド線が凹部を有する圧入成形体の該凹部内に圧入された
ので、次のような優れた効果が得られる。 (1)リード線、金属端子および圧入成形体が強接触
し、これらを電気的に良接続することができる。 (2)各リード線の先端を前加工する必要が無くなる。 (3)半田付け作業が不要となり、それによる熱変形が
無くなり、半田量の管理が不要となる。 (4)従来のリードからげ等による端子位置のずれが発
生しない。 (5)リード線を保持した金属端子を圧入成形体に固定
するので他の部品との絶縁距離を管理しやすい。 (6)このリード線と金属端子の接続構造を使用する電
気製品の製造コストを低下させる。 (7)複数本のリード線を1個の金属端子に接続するこ
とができる。 (8)リード線の強度(直径等)に依存しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリード線と金属端子の接続構造の接続
作業過程を示す断面図である。
【図2】本発明のリード線と金属端子の接続構造の接続
完成状態を示す断面図である。
【図3】本発明のリード線と金属端子の接続構造の別の
実施例の接続作業過程を示す断面図である。
【図4】図3のリード線と金属端子の接続構造の接続完
成状態を示す断面図である。
【図5】図3の実施例の斜視図である。
【図6】本発明のリード線と金属端子の接続構造の別の
実施例の斜視図である。
【図7】金属端子の他の実施例の断面図である。
【図8】金属端子の他の実施例の断面図である。
【図9】金属端子の他の実施例の断面図である。
【図10】本発明のリード線と金属端子の接続構造の別
の実施例の接続作業過程を示す断面図である。
【図11】図10のリード線と金属端子の接続構造の接
続完成状態を示す断面図である。
【図12】本発明のリード線と金属端子の接続構造の別
の実施例の斜視図である。
【図13】本発明のリード線と金属端子の接続構造の別
の実施例の斜視図である。
【図14】本発明のリード線と金属端子の接続構造の別
の実施例の断面図である。
【図15】本発明のリード線と金属端子の接続構造の別
の実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 金属端子 2 圧入成形体 3 リード線 4 リード線 5 凹部 6 保持部 7 棒 8 端子片
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/18 H01R 4/58

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属端子の湾曲した保持部の内側にリー
    ド線を保持した状態で、前記金属端子と前記リード線が
    凹部を有する圧入成形体の該凹部内に圧入されたことを
    特徴とするリード線と金属端子の接続構造。
JP03482495A 1995-02-23 1995-02-23 リード線と金属端子の接続構造 Expired - Fee Related JP3309627B2 (ja)

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