JP3308780B2 - 騒音抑圧回路 - Google Patents

騒音抑圧回路

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JP3308780B2
JP3308780B2 JP26901095A JP26901095A JP3308780B2 JP 3308780 B2 JP3308780 B2 JP 3308780B2 JP 26901095 A JP26901095 A JP 26901095A JP 26901095 A JP26901095 A JP 26901095A JP 3308780 B2 JP3308780 B2 JP 3308780B2
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義正 鴨頭
鈴木  誠
茂明 青木
和正 三橋
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Iwatsu Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロホンによ
り音声波などを音声信号に変換する際の外部騒音を抑圧
する回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、周囲騒音が存在する環境で使用す
る騒音抑圧回路は、音源を検知するマイクロホンと雑音
を検知するマイクロホンに分かれており、マイクロホン
の設置位置,方向の設計上の制約や騒音の種類および到
来方向の多様性のため、騒音除去の機能には限界があ
り、充分な騒音防止効果を有するものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】マイクロホンを使用し
た音声波などの音響電気変換時において、周囲騒音がマ
イクロホン入力に混入され各種の妨害が発生する。マイ
クロホンから入った騒音が相手に伝わり、相手を不快に
させること、および自分の声が騒音と混じって相手に伝
わり、自分の話した内容が相手に充分に伝わらないこと
がある。しかし、従来技術ではこのような妨害に充分に
配慮した騒音抑圧回路は提案されていない。
【0004】本発明の目的は、騒音が音声信号に混入す
る上記原因を考慮し、騒音の混入を著しく軽減すること
ができる騒音抑圧回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明による騒音抑圧回路は、音源方向に向けた第
1のマイクロホンと、該第1のマイクロホンと設置位置
および方向を変えた第2のマイクロホンとを備えた音声
周波回路において、前記第1のマイクロホンの出力を第
1の原信号とし前記第2のマイクロホンの出力を第1の
誤差信号とし、該第1の誤差信号に含まれる雑音に対し
逆極性となりレベルが近似する雑音を第1の推定雑音信
号として作成し、前記第1のマイクロホンから出力され
る前記第1の原信号に加えて騒音を打ち消すように動作
する第1の騒音抑圧回路と、前記第2のマイクロホンの
出力を第2の原信号とし前記第1のマイクロホンの出力
を第2の誤差信号とし、該第2の誤差信号に含まれる雑
音に対し逆極性となりレベルが近似する雑音を第2の推
定雑音信号として作成し、前記第2のマイクロホンから
出力される前記第2の原信号に加えて騒音を打ち消すよ
うに動作する第2の騒音抑圧回路と、騒音源と前記第1
のマイクロホンおよび前記第2のマイクロホンとの位置
関係により定まる到達騒音の位相差を考慮して、原信号
に使用する第1又は第2のマイクロホンの位相が早くな
るようにし、前記第1の騒音抑圧回路の出力雑音レベル
と前記第2の騒音抑圧回路の出力雑音レベルを比較し雑
音の低い回路を選択して送出信号とする雑音比較回路と
を備えた構成を有している。
【0006】
【発明の実施の形態】騒音に対して、その騒音を打ち消
すような信号をつくり、騒音を相殺するようにたし合わ
せて変換された出力において騒音を抑圧して、妨害のほ
とんどない良好な音声などの信号変換が行えるようにす
る。
【0007】
【実施例】図1は本発明による騒音抑圧回路の一実施例
である。耳に挿入するイヤーピース(EP)3の内部
に、音源方向に向けたマイクロホン1と、前記マイクロ
ホン1と設置位置,方向を変えたマイクロホン2を実装
する。マイクロホン1およびマイクロホン2は、音源お
よび周囲騒音を検出する。この周囲騒音は、マイクロホ
ン1へ、またマイクロホン2へ入力する。音源は、マイ
クロホン1へ、またマイクロホン2へ、前記周囲騒音と
同様に入力する。マイクロホン1の信号は、送話ノイズ
を打ち消すための打ち消し信号のもととなる信号とし
て、また送話信号として、増幅器9で増幅された後、ノ
イズキャンセラ6と、加算器5と、音声検出回路11へ
入力される。マイクロホン2の信号は、送話ノイズを打
ち消すための打ち消し信号の基となる信号として、また
送話信号として、増幅器10で増幅された後、加算器4
と、ノイズキャンセラ7と、音声検出回路11へ入力さ
れる。ノイズキャンセラ6の出力信号は、前記マイクロ
ホン2から増幅器10を介して与えられる信号に加算器
4でたし合わされる。ノイズキャンセラ6は、このたし
合わされた結果の信号と音声検出回路11の出力とで制
御される。ノイズキャンセラ7の出力信号は、前記マイ
クロホン1から増幅器9を介して与えられる信号に加算
器5でたし合わされる。ノイズキャンセラ7は、このた
し合わされた結果の信号と音声検出回路11の出力とで
制御される。加算器4の出力は、比較器8およびスイッ
チ回路12の端子aに入力される。加算器5の出力は、
比較器8およびスイッチ回路12の端子bに入力され
る。比較器8の出力は、加算器4から入力される信号の
レベルと加算器5から入力される信号のレベルの大小に
より、可変の時定数を制御してスイッチ回路12に入力
される。スイッチ回路12は後述の動作によりノイズレ
ベルの低い方に接続され、端子cから送話信号として出
力される。音声検出回路11は、入力された信号から音
声信号、またはノイズ信号を検知し、ノイズキャンセラ
6およびノイズキャンセラ7の制御を行う。
【0008】次に、本発明による騒音抑圧回路の動作に
ついて説明する。マイクロホン1の信号は、騒音を打ち
消すための原信号、または送話信号として増幅器9で増
幅された後、ノイズキャンセラ6、または加算器5に入
力される。マイクロホン2の信号は、騒音を打ち消すた
めの原信号、または送話信号として増幅器10で増幅さ
れた後、ノイズキャンセラ7および加算器4に入力され
る。なお、詳細な説明は省略するが前記各々の信号はア
ナログ−ディジタル変換器AD1,AD2およびディジ
タル/アナログ変換器DA1を用いて変換されており、
以下で説明する信号処理はディジタル信号処理として行
われる。
【0009】ノイズキャンセラ6は、マイクロホン2か
ら入力される騒音に対し逆極性となる信号を、マイクロ
ホン1出力を原信号とし加算器4出力を残差信号として
用い作成する。騒音源Nで発生する雑音は、マイクロホ
ン2に漏入する(以下、漏入雑音nR2という)。一方
騒音源Nで発生する雑音はマイクロホン1にも入る(以
下、検出雑音nk1という)。漏入雑音と検出雑音の間
には音源とノイズ源からの音声と雑音が共に入力される
ことから明らかに相関があり、検出雑音nK1を用いて
漏入雑音nR2を推定することができる。ノイズキャン
セラ6は、加算器4出力の残差信号が零になるように推
定動作を繰り返すことで、漏入雑音nR2の伝搬経路の
伝達関数に検出雑音nk1の伝搬経路の伝達関数を合わ
せることができる。ノイズキャンセラ6を実現するアル
ゴリズムとしては学習同定法の如き適応方法を用いるこ
とができる。なお、送話信号が存在する場合は、音声検
出回路11により送話信号の存在を検出し、送話信号の
存在を検出した場合は、ノイズキャンセラ6の適応動作
を停止させるように構成されている。
【0010】ノイズキャンセラ7は、マイクロホン1か
ら入力される騒音に対し逆極性となる信号を、マイクロ
ホン2の出力を原信号とし加算器5出力を残差信号とし
て用い作成する。騒音源Nで発生する雑音は、マイクロ
ホン1に漏入する(以下、漏入雑音nR1という)。一
方騒音源Nで発生する雑音はマイクロホン2にも入る
(以下、検出雑音nK2という)。漏入雑音nR1と検
出雑音nK2の間には前述したように明らかに相関があ
り、検出雑音nK2を用いて漏入雑音nR1を推定する
ことができる。ノイズキャンセラ7は、加算器5出力の
残差信号が零になるように推定動作を繰り返すことで、
漏入雑音nR1の伝搬経路の伝達関数に検出雑音の伝搬
経路の伝達関数を合わせることができる。ノイズキャン
セラ7を実現するアルゴリズムとしては学習同定法の如
き適応方法を用いることができる。なお、送話信号が存
在する場合は、音声検出回路11により送話信号の存在
を検出し、送話信号の存在を検出した場合は、ノイズキ
ャンセラ7の適応動作を停止させるように構成されてい
る。
【0011】原信号に使用するマイクロホン入力は、誤
差信号に使用するマイクロホン入力に比べ、位相が早い
必要がある。このため、原信号に使用するマイクロホン
を、騒音源Nに近い方向のマイクロホンに切り替える必
要がある。比較器8は、加算器4出力の雑音レベルと加
算器5出力の雑音レベルを比較し雑音の低い回路を選択
するようにスイッチ回路12を制御する。
【0012】次に、本発明回路による騒音抑圧回路の騒
音抑圧量の測定結果について説明する。図2は測定条件
を説明するための略図である。騒音源Nは1m離れた位
置で60ホーンとなるようにピンクノイズを出力する。
イヤーピースEP(センサマイクロホン2:無指向性、
気導マイクロホン:指向性)をダミーヘッドAの右耳A
aに挿入し、騒音源Nを前後左右に移動した場合の測定
データを1/3オクターブ実時間分析器(リオン製SA
−27)により測定する。図3〜図16に騒音抑圧量を
示している。いずれも、横軸は0.3kHz〜3.4k
Hzにおける各周波数毎の特性(波高値)を示し、縦軸
の左右両側の特性はその各波高値を積分したノイズ電力
Vp(dBm)を表す。
【0013】(1)騒音源Nを前方Fに置いた場合の測
定データが、図3〜図5に示されている。第1の騒音抑
圧回路(4,6,11)のノイズキャンセラ6を使用し
ない場合(Fa)のノイズ電力Vpは−27dBmであ
り、ノイズキャンセラ6を使用した場合(Fb)のノイ
ズ電力Vpは−35dBm、ノイズキャンセラ7を使用
した場合のノイズ電力Vpは−45dBmである。ノイ
ズキャンセラ6を使用した場合には、それを使用しない
場合に比べ8dBのノイズ電力が抑圧された。また、第
2の騒音抑圧回路(5,7,11)のノイズキャンセラ
7を使用した場合(Fc)には、ノイズ電力Vpは−5
5dBmであり、18dBのノイズ電力が抑圧されてい
る。従って、ノイズ源Nが前方Fに位置する場合にはノ
イズキャンセラ7が効果的であり、マイクロホン1入力
の波形がマイクロホン2入力の波形より位相が早いこと
によるものと考えられる。
【0014】(2)騒音源Nを左側Lに置いた場合の測
定データが図6〜図8に示されている。第1の騒音抑圧
回路のノイズキャンセラ6を使用しない場合(La)の
ノイズ電力Vpは−43dBmであり、ノイズキャンセ
ラ6を使用した場合Lbのノイズ電力Vpは−47dB
m、第2の騒音抑圧回路のノイズキャンセラ7を使用し
た場合のノイズ電力Vpは−50dBmである。ノイズ
キャンセラ6を使用した場合には、それを使用しない場
合に比べ4dBのノイズ電力が抑圧された。またノイズ
キャンセラ7を使用した場合(Lc)に7dBのノイズ
電力が抑圧されている。従って、ノイズ源Nが左側Lに
位置する場合はノイズキャンセラ7が効果的であり、マ
イクロ1入力の波形がマイクロホン2入力の波形より位
相が早いことによるものと考えられる。
【0015】(3)騒音源Nを右側Rに置いた場合の測
定データが図9〜図11に示されている。第1の騒音抑
圧回路のノイズキャンセラ6を使用しない場合(Ra)
のノイズ電力Vpは−30dBmであり、ノイズキャン
セラ6を使用した場合(Rb)のノイズ電力Vpは−4
9dBm、第2の騒音抑圧回路のノイズキャンセラ7を
使用した場合(Rc)のノイズ電力Vpは−40dBm
である。ノイズキャンセラ6を使用した場合には、それ
を使用しない場合に比べ19dBのノイズ電力が抑圧さ
れた。またノイズキャンセラ7を使用した場合(Rc)
に10dBのノイズ電力が抑圧されている。従って、ノ
イズ源Nが右側Rに位置する場合はノイズキャンセラ6
が効果的であり、マイクロホン2入力の波形がマイクロ
ホン1入力の波形より位相が早いことによるものと考え
られる。
【0016】(4)騒音源Nを後方Bに置いた場合の測
定データが図12〜図14に示されている。第1の騒音
抑圧回路を使用しない場合(Ba)のノイズ電力Vpは
−28dBmであり、ノイズキャンセラ6を使用した場
合(Bb)のノイズ電力Vpは−45dBm、第2の騒
音抑圧回路のノイズキャンセラ7を使用した場合(B
c)のノイズ電力Vpは−39dBmである。ノイズキ
ャンセラ7を使用した場合には、それを使用しない場合
に比べ17dBのノイズ電力が抑圧された。またノイズ
キャンセラ7を使用した場合に11dBのノイズ電力が
抑圧されている。従って、ノイズ源Nが後方Bに位置す
る場合はノイズキャンセラ6が効果的であり、マイクロ
ホン2入力の波形がマイクロホン1入力の波形より位相
が早いことによるものと考えられる。
【0017】以上の測定からノイズ源Nが前方Fおよび
左側Lに位置する場合には、第2の騒音抑圧回路のノイ
ズキャンセラ7が効果的であり、マイクロホン1入力の
波形がマイクロホン2入力の波形より位相が早いことが
考えられる。また、ノイズ源Nが後方Bおよび右側Rに
位置する場合には、第1の騒音抑圧回路のノイズキャン
セラ6が効果的であり、マイクロホン2入力の波形がマ
イクロホン1入力の波形より位相が早いことによるもの
と考えられる。
【0018】マイクロホンの種類を換えた場合の騒音抑
圧量の測定結果を図15および図16に示す。すなわ
ち、マイクロホン1に無指向性のマイクロホンを用い、
マイクロホン2に指向性のマイクロホンを用いて、騒音
源Nを前方Fとした図3〜図5と同条件での測定を行っ
た。第1の騒音抑圧回路のノイズキャンセラ6を用いた
図15は図5とほとんど同様であり、第2の騒音抑圧回
路ノイズキャンセラ7を用いた図16は図4とほとんど
同様であることから指向性および無指向性のマイクロホ
ン特性の相違をノイズキャンセラ6,7が相殺している
ものと考えられる。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば第1,第2の騒音抑圧回路を設けて制御することに
よって騒音による送話信号への騒音の混入を抑圧するこ
とができるため、騒音レベルの高い環境における通話品
質の向上に対する効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による騒音抑圧回路の実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明による騒音抑圧回路の騒音抑圧量の測定
条件を説明するための略図である。
【図3】騒音源を前方Fに置いた場合の第1の測定デー
タを示す図である。
【図4】騒音源を前方Fに置いた場合の第2の測定デー
タを示す図である。
【図5】騒音源を前方Fに置いた場合の第3の測定デー
タを示す図である。
【図6】騒音源を左側Lに置いた場合の第1の測定デー
タを示す図である。
【図7】騒音源を左側Lに置いた場合の第2の測定デー
タを示す図である。
【図8】騒音源を左側Lに置いた場合の第3測定データ
を示す図である。
【図9】騒音源を右側Rに置いた場合の第1の測定デー
タを示す図である。
【図10】騒音源を右側Rに置いた場合の第2の測定デ
ータを示す図である。
【図11】騒音源を右側Rに置いた場合の第3の測定デ
ータを示す図である。
【図12】騒音源を後方Bに置いた場合の第1の測定デ
ータを示す図である。
【図13】騒音源を後方Bに置いた場合の第2の測定デ
ータを示す図である。
【図14】騒音源を後方Bに置いた場合の第3の測定デ
ータを示す図である。
【図15】マイクロホンの接続を変更した場合の第1の
測定データを示す図である。
【図16】マイクロホンの接続を変更した場合の第2の
測定データを示す図である。
【符号の説明】
1 マイクロホン 2 マイクロホン 3 マイクロホン設置用イヤーピース(EP) 4,5 加算器 6,7 ノイズキャンセラ 8 比較器 9,10 増幅器 11 音声検出回路 12 スイッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 茂明 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 三橋 和正 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−173582(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 3/00 320 H03H 17/00 601 H03H 21/00 H04B 1/10 H04R 1/40 320

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音源方向に向けた第1のマイクロホン
    と、該第1のマイクロホンと設置位置および方向を変え
    た第2のマイクロホンとを備えた音声周波回路におい
    て、 前記第1のマイクロホンの出力を第1の原信号とし前記
    第2のマイクロホンの出力を第1の誤差信号とし、該第
    1の誤差信号に含まれる雑音に対し逆極性となりレベル
    が近似する雑音を第1の推定雑音信号として作成し、前
    記第1のマイクロホンから出力される前記第1の原信号
    に加えて騒音を打ち消すように動作する第1の騒音抑圧
    回路と、 前記第2のマイクロホンの出力を第2の原信号とし前記
    第1のマイクロホンの出力を第2の誤差信号とし、該第
    2の誤差信号に含まれる雑音に対し逆極性となりレベル
    が近似する雑音を第2の推定雑音信号として作成し、前
    記第2のマイクロホンから出力される前記第2の原信号
    に加えて騒音を打ち消すように動作する第2の騒音抑圧
    回路と、 騒音源と前記第1のマイクロホンおよび前記第2のマイ
    クロホンとの位置関係により定まる到達騒音の位相差を
    考慮して、原信号に使用する第1又は第2のマイクロホ
    ンの位相が早くなるようにし、前記第1の騒音抑圧回路
    の出力雑音レベルと前記第2の騒音抑圧回路の出力雑音
    レベルを比較し雑音の低い回路を選択して送出信号とす
    る雑音比較回路とを備えた騒音抑圧回路。
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