JP3308676B2 - 1缶2水路給湯装置 - Google Patents
1缶2水路給湯装置Info
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Landscapes
- Control For Baths (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は複数のバーナ群を備
え、風呂追焚き時にバーナ群を切替えて短時間で追焚き
する1缶2水路給湯装置に関する。
え、風呂追焚き時にバーナ群を切替えて短時間で追焚き
する1缶2水路給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の1缶2水路給湯装置において、風
呂追焚き時に、追焚き開始から追焚き終了まで一定の熱
量で加熱するよう構成されたものは知られている。
呂追焚き時に、追焚き開始から追焚き終了まで一定の熱
量で加熱するよう構成されたものは知られている。
【0003】また、従来の1缶2水路給湯装置におい
て、給湯用熱交換器と追焚き用熱交換器が同一フィン上
に形成され、共通のバーナで加熱される構成のため、追
焚き単独使用時にも給湯用熱交換器が加熱されて給湯用
熱交換器内にたまった湯が沸騰する場合があるので、こ
れを防止するために給湯用熱交換器に温度センサを設
け、追焚き時に温度センサが所定温度に達した場合には
追焚きを一時停止するよう構成されたものも知られてい
る。
て、給湯用熱交換器と追焚き用熱交換器が同一フィン上
に形成され、共通のバーナで加熱される構成のため、追
焚き単独使用時にも給湯用熱交換器が加熱されて給湯用
熱交換器内にたまった湯が沸騰する場合があるので、こ
れを防止するために給湯用熱交換器に温度センサを設
け、追焚き時に温度センサが所定温度に達した場合には
追焚きを一時停止するよう構成されたものも知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の1缶2水路給湯
装置は、追焚き時に給湯装置が有する最大号数(加熱能
力)より小さな加熱量で追焚きを行うため、給湯装置の
能力を充分活かせず風呂沸上がりまでの時間が長い課題
がある。
装置は、追焚き時に給湯装置が有する最大号数(加熱能
力)より小さな加熱量で追焚きを行うため、給湯装置の
能力を充分活かせず風呂沸上がりまでの時間が長い課題
がある。
【0005】また、従来の1缶2水路給湯装置は、追焚
き時の加熱量を大きく設定して風呂沸上がりまでの時間
を短くするよう構成すると、給湯用熱交換器内にたまっ
た湯が沸騰し、給湯開始時に高温の湯が出湯される問題
がある。
き時の加熱量を大きく設定して風呂沸上がりまでの時間
を短くするよう構成すると、給湯用熱交換器内にたまっ
た湯が沸騰し、給湯開始時に高温の湯が出湯される問題
がある。
【0006】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、その目的は熱交換器内の湯の沸騰を防
止しながら、短時間で風呂沸き上げができる利便性の高
い1缶2水路給湯装置を提供することにある。
なされたもので、その目的は熱交換器内の湯の沸騰を防
止しながら、短時間で風呂沸き上げができる利便性の高
い1缶2水路給湯装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係る1缶2水路給湯装置は、風呂循環系の往
き管に風呂温度センサ、給湯用熱交換器に熱交温度セン
サを設けるとともに、風呂温度センサが検出する風呂温
度に対応して予め設定された設定熱量と、バーナ群に対
応して予め設定された熱交設定温度と熱交温度センサが
検出する熱交温度との偏差に基づき演算したフィードバ
ック熱量を加算して出力する熱量演算手段と、熱量演算
手段からの熱量情報に基づいてバーナ群を選択し、選択
されたバーナ群に対応して予め設定された比例弁電流、
電磁弁、および熱交設定温度を決定する追焚き加熱制御
手段とを設け、風呂追焚き時にバーナ群を切替えて加熱
制御することを特徴とする。
この発明に係る1缶2水路給湯装置は、風呂循環系の往
き管に風呂温度センサ、給湯用熱交換器に熱交温度セン
サを設けるとともに、風呂温度センサが検出する風呂温
度に対応して予め設定された設定熱量と、バーナ群に対
応して予め設定された熱交設定温度と熱交温度センサが
検出する熱交温度との偏差に基づき演算したフィードバ
ック熱量を加算して出力する熱量演算手段と、熱量演算
手段からの熱量情報に基づいてバーナ群を選択し、選択
されたバーナ群に対応して予め設定された比例弁電流、
電磁弁、および熱交設定温度を決定する追焚き加熱制御
手段とを設け、風呂追焚き時にバーナ群を切替えて加熱
制御することを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明に係る1缶2水路給湯装置は、風呂温
度に対応した設定熱量、および熱交設定温度と熱交温度
の偏差に基づき演算したフィードバック熱量を加算した
熱量を出力する熱量演算手段と、熱量演算手段からの熱
量情報に対応したバーナ群を選択する追焚き加熱制御手
段とを設けたので、風呂温度に対応して追焚き加熱量を
切替えることができる。
度に対応した設定熱量、および熱交設定温度と熱交温度
の偏差に基づき演算したフィードバック熱量を加算した
熱量を出力する熱量演算手段と、熱量演算手段からの熱
量情報に対応したバーナ群を選択する追焚き加熱制御手
段とを設けたので、風呂温度に対応して追焚き加熱量を
切替えることができる。
【0009】また、発明に係る1缶2水路給湯装置は、
選択されたバーナ群に対応して熱交設定温度を決定で
き、この熱交設定温度で熱交温度を監視するため給湯熱
交換器内にたまった湯の沸騰を防止できるとともに、熱
交設定温度と熱交温度の偏差に基づいたフィードバック
熱量を付加して加熱制御するので、沸騰しない範囲内に
おける最大加熱量で追焚きができる。
選択されたバーナ群に対応して熱交設定温度を決定で
き、この熱交設定温度で熱交温度を監視するため給湯熱
交換器内にたまった湯の沸騰を防止できるとともに、熱
交設定温度と熱交温度の偏差に基づいたフィードバック
熱量を付加して加熱制御するので、沸騰しない範囲内に
おける最大加熱量で追焚きができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1はこの発明に係る1缶2水路給湯装置
の全体構成図である。図1において、1缶2水路給湯装
置1は、給湯熱交換器3に接続される給水管2、給湯管
4および給湯栓17からなる給湯系と、追焚き熱交換器
6に接続される往き管5、戻り管7および浴槽18から
なる風呂循環系と、制御手段11と、追焚きスイッチ1
2A、風呂温度設定部12Bおよび給湯温度設定部等を
備えたリモコン装置12と、ガス比例弁14、ガスバー
ナ16(例えば、16A、16B、16Cの3つのガス
バーナ群SV1、SV2、SV3)の各バーナ群へのガ
スの供給/停止を制御する13A、13B、13Cから
なる電磁弁13および点火器15を備えた加熱部と、か
ら構成する。
て説明する。図1はこの発明に係る1缶2水路給湯装置
の全体構成図である。図1において、1缶2水路給湯装
置1は、給湯熱交換器3に接続される給水管2、給湯管
4および給湯栓17からなる給湯系と、追焚き熱交換器
6に接続される往き管5、戻り管7および浴槽18から
なる風呂循環系と、制御手段11と、追焚きスイッチ1
2A、風呂温度設定部12Bおよび給湯温度設定部等を
備えたリモコン装置12と、ガス比例弁14、ガスバー
ナ16(例えば、16A、16B、16Cの3つのガス
バーナ群SV1、SV2、SV3)の各バーナ群へのガ
スの供給/停止を制御する13A、13B、13Cから
なる電磁弁13および点火器15を備えた加熱部と、か
ら構成する。
【0011】給湯系には図示しないが、給水管2に流量
Qを検出する流量センサおよび給水温度Tcを検出する
給水温度センサ、給湯管4に給湯温度Tmを検出する給
湯温度センサをそれぞれ備え、各センサ情報に基づいて
給湯時の制御を行う。また、給湯系の給湯熱交換器3に
は追焚き時に給湯熱交換器3内に滞留する湯の温度また
は給湯熱交換器の温度(熱交温度Tz)を検出する熱交
温度センサ10を設ける。
Qを検出する流量センサおよび給水温度Tcを検出する
給水温度センサ、給湯管4に給湯温度Tmを検出する給
湯温度センサをそれぞれ備え、各センサ情報に基づいて
給湯時の制御を行う。また、給湯系の給湯熱交換器3に
は追焚き時に給湯熱交換器3内に滞留する湯の温度また
は給湯熱交換器の温度(熱交温度Tz)を検出する熱交
温度センサ10を設ける。
【0012】風呂循環系は、風呂循環系の往き管5には
浴槽18出口の湯の風呂温度Tfを検出する風呂温度セ
ンサ9、および浴槽水を循環させる循環ポンプ8を備
え、リモコン装置12の追焚きスイッチ(SW)12A
が押されて風呂温度設定部12Bから風呂設定温度Tf
sが設定されると、循環ポンプ8が駆動され、点火器1
5からガスバーナ16に点火されて追焚きが開始され
る。
浴槽18出口の湯の風呂温度Tfを検出する風呂温度セ
ンサ9、および浴槽水を循環させる循環ポンプ8を備
え、リモコン装置12の追焚きスイッチ(SW)12A
が押されて風呂温度設定部12Bから風呂設定温度Tf
sが設定されると、循環ポンプ8が駆動され、点火器1
5からガスバーナ16に点火されて追焚きが開始され
る。
【0013】加熱部は、電磁弁13、ガス比例弁14、
点火器15、ガスバーナ16から構成され、ガスバーナ
16は、複数の異なるバーナ本数を有するガスバーナ群
16A、16B、16C(SV1、SV2、SV3)を
備え、制御手段11の制御により予め設定された組合せ
のバーナ群が選択されると、バーナ群に対応する電磁弁
(13A〜13C)が開閉制御されることにより、ガス
比例弁14の弁開度が調整され、供給されてくるガス量
に基づいて給湯および追焚きの加熱を制御する。
点火器15、ガスバーナ16から構成され、ガスバーナ
16は、複数の異なるバーナ本数を有するガスバーナ群
16A、16B、16C(SV1、SV2、SV3)を
備え、制御手段11の制御により予め設定された組合せ
のバーナ群が選択されると、バーナ群に対応する電磁弁
(13A〜13C)が開閉制御されることにより、ガス
比例弁14の弁開度が調整され、供給されてくるガス量
に基づいて給湯および追焚きの加熱を制御する。
【0014】制御手段11は、図示しない流量Q、設定
温度Ts、給水温度Tc、給湯温度Tmの各情報に基づ
いて給湯時に必要な熱量、加熱等の各種演算や処理、制
御を行う。また、制御手段11は、リモコン装置12の
追焚きスイッチ12Aからのスイッチ情報SW、風呂温
度設定部12Bからの風呂設定温度情報Tfs、風呂温
度センサ9からの風呂温度情報Tfおよび熱交温度セン
サ10からの熱交温度情報Tzに基づいて風呂追焚きに
必要な熱量の演算、ガスバーナ群16(16A〜16
C)の選択と電磁弁13(13A〜13C)の制御、ガ
ス比例弁14の調節、循環ポンプ8の駆動制御、熱交温
度Tzの監視による給湯熱交換器3内の湯の沸騰防止等
の演算、処理、および駆動等の制御を行うよう構成す
る。
温度Ts、給水温度Tc、給湯温度Tmの各情報に基づ
いて給湯時に必要な熱量、加熱等の各種演算や処理、制
御を行う。また、制御手段11は、リモコン装置12の
追焚きスイッチ12Aからのスイッチ情報SW、風呂温
度設定部12Bからの風呂設定温度情報Tfs、風呂温
度センサ9からの風呂温度情報Tfおよび熱交温度セン
サ10からの熱交温度情報Tzに基づいて風呂追焚きに
必要な熱量の演算、ガスバーナ群16(16A〜16
C)の選択と電磁弁13(13A〜13C)の制御、ガ
ス比例弁14の調節、循環ポンプ8の駆動制御、熱交温
度Tzの監視による給湯熱交換器3内の湯の沸騰防止等
の演算、処理、および駆動等の制御を行うよう構成す
る。
【0015】図2はこの発明に係る1缶2水路給湯装置
の追焚き時の制御手段要部ブロック構成図である。図2
において、制御手段11はマイクロプロセッサや各種イ
ンタフェース回路およびメモリ等で構成し、熱量演算手
段20と、追焚き判定手段27と、加算器28と、循環
ポンプ制御手段29と、追焚き加熱制御手段30とから
構成する。
の追焚き時の制御手段要部ブロック構成図である。図2
において、制御手段11はマイクロプロセッサや各種イ
ンタフェース回路およびメモリ等で構成し、熱量演算手
段20と、追焚き判定手段27と、加算器28と、循環
ポンプ制御手段29と、追焚き加熱制御手段30とから
構成する。
【0016】熱量演算手段20は、温度比較部21、風
呂温度記憶部22、熱量設定部23、設定熱量記憶部2
4、フィードバック熱量演算部25、加算器26を備
え、追焚き時に必要な設定熱量Fsおよびフィードバッ
ク熱量Fbの和を求め、熱量情報Foを追焚き加熱制御
手段30に出力する。
呂温度記憶部22、熱量設定部23、設定熱量記憶部2
4、フィードバック熱量演算部25、加算器26を備
え、追焚き時に必要な設定熱量Fsおよびフィードバッ
ク熱量Fbの和を求め、熱量情報Foを追焚き加熱制御
手段30に出力する。
【0017】温度比較部21はコンパレータ等の比較回
路および順序回路等で構成し、風呂温度センサ9が検出
した風呂温度Tfおよび風呂温度設定部12Bから設定
した風呂設定温度Tfsを入力し、まず、風呂温度Tf
と風呂設定温度Tfsを比較し、両者が等しい場合、例
えばLレベルの比較情報Tfk(=0)を加算器28お
よび循環ポンプ制御手段29に提供する。一方、風呂温
度Tfが風呂設定温度Tfsを下回る場合、図示しない
順序回路で風呂温度記憶部22に予め記憶してある温度
(Tf1、Tf2、Tf3:Tf1>Tf2>Tf3)
を順次呼出して風呂温度Tfと比較し、温度Tf3以下
(Tf≦Tf3)の場合には温度Tfを温度情報Tfk
(=Tf3)として熱量設定部23に出力する。同様に
して、温度比較部21は、風呂温度TfがTf3<Tf
≦Tf2の場合にはTf2、風呂温度TfがTf2<T
f≦Tf1の場合にはTf1を温度情報Tfkとして熱
量設定部23に出力する。
路および順序回路等で構成し、風呂温度センサ9が検出
した風呂温度Tfおよび風呂温度設定部12Bから設定
した風呂設定温度Tfsを入力し、まず、風呂温度Tf
と風呂設定温度Tfsを比較し、両者が等しい場合、例
えばLレベルの比較情報Tfk(=0)を加算器28お
よび循環ポンプ制御手段29に提供する。一方、風呂温
度Tfが風呂設定温度Tfsを下回る場合、図示しない
順序回路で風呂温度記憶部22に予め記憶してある温度
(Tf1、Tf2、Tf3:Tf1>Tf2>Tf3)
を順次呼出して風呂温度Tfと比較し、温度Tf3以下
(Tf≦Tf3)の場合には温度Tfを温度情報Tfk
(=Tf3)として熱量設定部23に出力する。同様に
して、温度比較部21は、風呂温度TfがTf3<Tf
≦Tf2の場合にはTf2、風呂温度TfがTf2<T
f≦Tf1の場合にはTf1を温度情報Tfkとして熱
量設定部23に出力する。
【0018】熱量設定部23は、温度情報Tfkに基づ
いて設定熱量記憶部24に予め風呂温度Tfkに対応し
て記憶されている設定熱量Fkを設定し、設定熱量情報
Fsとして加算器26に出力する。
いて設定熱量記憶部24に予め風呂温度Tfkに対応し
て記憶されている設定熱量Fkを設定し、設定熱量情報
Fsとして加算器26に出力する。
【0019】フィードバック熱量演算部25は、追焚き
加熱制御手段30の熱交温度設定部36で設定された熱
交設定温度Tzsと熱交温度センサ10からの熱交温度
Tzの偏差(Tzs−Tz)に基づいてPID(比例、
積分、微分)演算を施したフィードバック熱量Fbを算
出し、フィードバック熱量情報Fbを加算器26に出力
する。加算器26は、設定熱量情報Fsとフィードバッ
ク熱量情報Fbを加算して合計した熱量情報Fo(=F
s+Fb)を追焚き加熱制御手段30に提供する。
加熱制御手段30の熱交温度設定部36で設定された熱
交設定温度Tzsと熱交温度センサ10からの熱交温度
Tzの偏差(Tzs−Tz)に基づいてPID(比例、
積分、微分)演算を施したフィードバック熱量Fbを算
出し、フィードバック熱量情報Fbを加算器26に出力
する。加算器26は、設定熱量情報Fsとフィードバッ
ク熱量情報Fbを加算して合計した熱量情報Fo(=F
s+Fb)を追焚き加熱制御手段30に提供する。
【0020】追焚き加熱制御手段30は、バーナ群選択
部31、バーナ群記憶部32、比例弁電流制御手段3
3、点火器制御部34、電磁弁制御部35、熱交温度設
定部36を備え、熱量情報Foに基づいてガスバーナ1
6のバーナ群(16A、16B、16C)の組合せを選
択し、選択されたバーナ群に基づいて点火器15の点火
制御、ガス比例弁14の電流制御、および電磁弁13A
〜13Cの開閉制御を行う。また、追焚き加熱制御手段
30は、選択されたバーナ群に基づいて給湯熱交換器3
内の湯の沸騰を防止する熱交設定温度Tzsを設定変更
する。
部31、バーナ群記憶部32、比例弁電流制御手段3
3、点火器制御部34、電磁弁制御部35、熱交温度設
定部36を備え、熱量情報Foに基づいてガスバーナ1
6のバーナ群(16A、16B、16C)の組合せを選
択し、選択されたバーナ群に基づいて点火器15の点火
制御、ガス比例弁14の電流制御、および電磁弁13A
〜13Cの開閉制御を行う。また、追焚き加熱制御手段
30は、選択されたバーナ群に基づいて給湯熱交換器3
内の湯の沸騰を防止する熱交設定温度Tzsを設定変更
する。
【0021】バーナ群選択部31は、熱量情報Foに基
づき、熱量情報Foに対応して予め記憶されているバー
ナ群(SV1、SV2、SV3)の組合せをバーナ群記
憶部32から呼出してバーナ群情報Vkを比例弁電流制
御手段33、点火器制御部34、電磁弁制御部35およ
び熱交温度設定部36に供給する。
づき、熱量情報Foに対応して予め記憶されているバー
ナ群(SV1、SV2、SV3)の組合せをバーナ群記
憶部32から呼出してバーナ群情報Vkを比例弁電流制
御手段33、点火器制御部34、電磁弁制御部35およ
び熱交温度設定部36に供給する。
【0022】比例弁電流制御手段33は、バーナ群情報
Vkに対応した比例弁電流Iをガス比例弁14に送り、
風呂追焚きに必要な燃焼を得るためのガス量を調節す
る。点火器制御部34は、バーナ群情報Vkが変更され
る毎に所定の時間点火信号Igを点火器15に送り、ガ
スバーナ16の点火を制御する。
Vkに対応した比例弁電流Iをガス比例弁14に送り、
風呂追焚きに必要な燃焼を得るためのガス量を調節す
る。点火器制御部34は、バーナ群情報Vkが変更され
る毎に所定の時間点火信号Igを点火器15に送り、ガ
スバーナ16の点火を制御する。
【0023】電磁弁制御部35は、バーナ群情報Vkに
基づいて弁駆動信号(D1〜D3)を電磁弁(13A〜
13C)に出力し、燃焼対称となるガスバーナ群の電磁
弁を開放し、不要の電磁弁は閉結するよう制御する。ま
た、電磁弁制御部35は、追焚き判定手段27からの判
定信号Hoが追焚き停止(例えば、HoがLレベル)の
場合、または風呂温度Tfが風呂設定温度Tfsと等し
く(Tfk=0)なり追焚きを終了させる場合には加算
器28を介して停止情報Stに基づき、弁駆動信号(D
1〜D3)の全てを強制的に停止し、追焚きを終了する
よう制御する。
基づいて弁駆動信号(D1〜D3)を電磁弁(13A〜
13C)に出力し、燃焼対称となるガスバーナ群の電磁
弁を開放し、不要の電磁弁は閉結するよう制御する。ま
た、電磁弁制御部35は、追焚き判定手段27からの判
定信号Hoが追焚き停止(例えば、HoがLレベル)の
場合、または風呂温度Tfが風呂設定温度Tfsと等し
く(Tfk=0)なり追焚きを終了させる場合には加算
器28を介して停止情報Stに基づき、弁駆動信号(D
1〜D3)の全てを強制的に停止し、追焚きを終了する
よう制御する。
【0024】熱交温度設定部36は、バーナ群情報Vk
に対応する熱交設定温度Tzsを予め記憶しておき、バ
ーナ群情報Vkが入力されると対応した熱交設定温度T
zsを熱量演算手段20のフィードバック熱量演算部2
5に提供する。追焚時に燃焼させるバーナ群が多い方が
加熱量も大きくなり、給湯熱交換器にたまった湯が沸騰
しやすくなる。よって、追焚時に燃焼させるバーナ群の
多い方が熱交設定温度Tzsを低く設定する。熱交設定
温度Tzsは、例えばバーナ群SV1の場合には熱交設
定温度Tzsを95℃、バーナ群SV1+SV2の場合
には90℃、バーナ群SV1+SV2+SV3の場合に
は85℃に設定する。
に対応する熱交設定温度Tzsを予め記憶しておき、バ
ーナ群情報Vkが入力されると対応した熱交設定温度T
zsを熱量演算手段20のフィードバック熱量演算部2
5に提供する。追焚時に燃焼させるバーナ群が多い方が
加熱量も大きくなり、給湯熱交換器にたまった湯が沸騰
しやすくなる。よって、追焚時に燃焼させるバーナ群の
多い方が熱交設定温度Tzsを低く設定する。熱交設定
温度Tzsは、例えばバーナ群SV1の場合には熱交設
定温度Tzsを95℃、バーナ群SV1+SV2の場合
には90℃、バーナ群SV1+SV2+SV3の場合に
は85℃に設定する。
【0025】循環ポンプ制御手段29は、追焚きスイッ
チ12Aがオン操作されると、追焚き判定手段27から
の判定信号Ho(Hレベル)に基づいて駆動信号Poを
出力して循環ポンプ8を駆動制御し、追焚きスイッチ1
2Aがオフ操作されると駆動信号Poを停止して循環ポ
ンプ8を停止制御する。また、循環ポンプ制御手段29
は、風呂温度Tfが風呂設定温度Tfsと等しく(Tf
=Tfs)なった場合、比較情報Tfk(=0)に基づ
いて駆動信号Poを停止して循環ポンプ8を停止制御す
る。
チ12Aがオン操作されると、追焚き判定手段27から
の判定信号Ho(Hレベル)に基づいて駆動信号Poを
出力して循環ポンプ8を駆動制御し、追焚きスイッチ1
2Aがオフ操作されると駆動信号Poを停止して循環ポ
ンプ8を停止制御する。また、循環ポンプ制御手段29
は、風呂温度Tfが風呂設定温度Tfsと等しく(Tf
=Tfs)なった場合、比較情報Tfk(=0)に基づ
いて駆動信号Poを停止して循環ポンプ8を停止制御す
る。
【0026】図3に風呂温度Tfと号数(熱量)Fとバ
ーナ群Vkの関係図を示す。追焚き開始時で、風呂温度
TfがTf3より充分低い場合、熱量演算手段20の温
度比較部21は温度情報Tfk=Tf3を出力し、熱量
設定部23は温度情報Tf3に対応した設定熱量Fs
(=F3)を加算器26を介して出力する。
ーナ群Vkの関係図を示す。追焚き開始時で、風呂温度
TfがTf3より充分低い場合、熱量演算手段20の温
度比較部21は温度情報Tfk=Tf3を出力し、熱量
設定部23は温度情報Tf3に対応した設定熱量Fs
(=F3)を加算器26を介して出力する。
【0027】設定熱量F3に基づいて追焚き加熱制御手
段30のバーナ選択部31は、設定熱量F3に対応する
バーナ群SV1+SV2+SV3を選択し、この情報を
熱交温度設定部36に送り、熱交温度設定部36はバー
ナ群SV1+SV2+SV3に対応した熱交設定温度T
zs(例えば、85℃)に設定し、熱交設定温度85℃
を熱量演算手段20のフィードバック熱量演算部25に
提供し、熱交温度Tzとの偏差からPID演算してフィ
ードバック熱量Fbを出力する。追焚開始時は所定時
間、設定熱量Fs(=F3)で追焚き加熱を行ない、そ
の後、フィードバック熱量Fbを加算して追焚き加熱を
行なう。
段30のバーナ選択部31は、設定熱量F3に対応する
バーナ群SV1+SV2+SV3を選択し、この情報を
熱交温度設定部36に送り、熱交温度設定部36はバー
ナ群SV1+SV2+SV3に対応した熱交設定温度T
zs(例えば、85℃)に設定し、熱交設定温度85℃
を熱量演算手段20のフィードバック熱量演算部25に
提供し、熱交温度Tzとの偏差からPID演算してフィ
ードバック熱量Fbを出力する。追焚開始時は所定時
間、設定熱量Fs(=F3)で追焚き加熱を行ない、そ
の後、フィードバック熱量Fbを加算して追焚き加熱を
行なう。
【0028】追焚き当初は熱交温度Tzが水温に近いた
め、熱交設定温度Tzsと熱交温度Tzの偏差は大き
く、フィードバック熱量Fbも大きくなり、加算器26
から出力される熱量Fo(=Fs+Fb)はF3max
となる。このように、追焚き開始時には充分大きな熱量
F3maxに基づいて追焚き加熱が行われる。
め、熱交設定温度Tzsと熱交温度Tzの偏差は大き
く、フィードバック熱量Fbも大きくなり、加算器26
から出力される熱量Fo(=Fs+Fb)はF3max
となる。このように、追焚き開始時には充分大きな熱量
F3maxに基づいて追焚き加熱が行われる。
【0029】この状態から追焚きが継続して熱交温度T
zが上昇してくると、熱交設定温度Tzsと熱交温度T
zの偏差の減少に伴い、フィードバック熱量Fbも小さ
くなることにより熱量FoはF3maxからF3へと所
定の傾きで減少する。
zが上昇してくると、熱交設定温度Tzsと熱交温度T
zの偏差の減少に伴い、フィードバック熱量Fbも小さ
くなることにより熱量FoはF3maxからF3へと所
定の傾きで減少する。
【0030】熱量Foが熱量F3以下になると、バーナ
群はSV1+SV2が選択され、バーナ群SV1+SV
2に対応する熱交設定温度Tzs(例えば、90℃)が
設定される。バーナ群切替時は所定時間、設定熱量Fs
(=F2)で追焚き加熱を行ない、その後、フィードバ
ック熱量Fbを加算して追焚き加熱を行なう。このよう
にフィードバック熱量Fbが設定熱量Fsに加算される
ので、熱量FoはF2max付近まで上昇し、熱交温度
Tzが90℃に近づくにつれて、F2へと減少する。
群はSV1+SV2が選択され、バーナ群SV1+SV
2に対応する熱交設定温度Tzs(例えば、90℃)が
設定される。バーナ群切替時は所定時間、設定熱量Fs
(=F2)で追焚き加熱を行ない、その後、フィードバ
ック熱量Fbを加算して追焚き加熱を行なう。このよう
にフィードバック熱量Fbが設定熱量Fsに加算される
ので、熱量FoはF2max付近まで上昇し、熱交温度
Tzが90℃に近づくにつれて、F2へと減少する。
【0031】同様に、熱量Foが熱量F2を下回ると、
バーナ群はSV1が選択されて熱量FoはF1maxか
らF1に向けて減少していく。なお、図3の任意の風呂
温度Tfで風呂設定温度Tfsと一致する場合には、た
だちに追焚きは停止される。
バーナ群はSV1が選択されて熱量FoはF1maxか
らF1に向けて減少していく。なお、図3の任意の風呂
温度Tfで風呂設定温度Tfsと一致する場合には、た
だちに追焚きは停止される。
【0032】図3の以上の説明では、追焚き開始の風呂
温度TfがTf3より充分低い場合について説明した
が、追焚き開始の風呂温度TfがTf1〜Tf3の任意
の温度であっても設定熱量Fsの設定、ガスバーナ群V
k(SV1〜SV3)の組合せの選定、熱交設定温度T
zsの設定およびフィードバック熱量Fbの演算を行
い、熱量Foで追焚き加熱を実行することができる。
温度TfがTf3より充分低い場合について説明した
が、追焚き開始の風呂温度TfがTf1〜Tf3の任意
の温度であっても設定熱量Fsの設定、ガスバーナ群V
k(SV1〜SV3)の組合せの選定、熱交設定温度T
zsの設定およびフィードバック熱量Fbの演算を行
い、熱量Foで追焚き加熱を実行することができる。
【0033】図4に号数(熱量)Fと比例弁電流Iとバ
ーナ群Vkの関係図を示す。比例弁の弁開度は比例弁電
流Iに対応し、熱量F1、F2、F3には比例弁電流I
o1で比例弁14を駆動し、F1max、F2max、
F3maxにはIo2で駆動する。
ーナ群Vkの関係図を示す。比例弁の弁開度は比例弁電
流Iに対応し、熱量F1、F2、F3には比例弁電流I
o1で比例弁14を駆動し、F1max、F2max、
F3maxにはIo2で駆動する。
【0034】なお、本実施例において、風呂温度記憶部
22の風呂温度をTf1〜Tf3、設定熱量記憶部24
の設定温度をF1〜F3、バーナ群記憶部32のバーナ
群組合せをSV1、SV1+SV2、SV1+SV2+
SV3で設定したが、それぞれ任意数の設定とし、おの
おのが対応するよう構成してもよい。
22の風呂温度をTf1〜Tf3、設定熱量記憶部24
の設定温度をF1〜F3、バーナ群記憶部32のバーナ
群組合せをSV1、SV1+SV2、SV1+SV2+
SV3で設定したが、それぞれ任意数の設定とし、おの
おのが対応するよう構成してもよい。
【0035】図5にこの発明に係る1缶2水路給湯装置
の動作フロー図を示す。追焚き時に風呂設定温度Tfs
が設定され、追焚きスイッチSWがオン操作される(状
態S0)と、風呂温度Tfと風呂設定Tfsを比較(状
態S1)し、風呂温度Tfが風呂設定Tfsに等しい場
合には追焚きを停止(状態S16)する。一方、状態S
1で風呂温度Tfが風呂設定Tfsより低い(Tf<T
fs)場合、風呂温度Tfと風呂温度記憶部22に記憶
してある温度Tf3、Tf2とをそれぞれ比較(状態S
2、状態S4)し、比較結果から設定熱量Fsに対応し
たガスバーナ群をSV1+SV2+SV3(状態S
3)、SV1+SV2(状態5)、SV1(状態6)か
ら選択する。
の動作フロー図を示す。追焚き時に風呂設定温度Tfs
が設定され、追焚きスイッチSWがオン操作される(状
態S0)と、風呂温度Tfと風呂設定Tfsを比較(状
態S1)し、風呂温度Tfが風呂設定Tfsに等しい場
合には追焚きを停止(状態S16)する。一方、状態S
1で風呂温度Tfが風呂設定Tfsより低い(Tf<T
fs)場合、風呂温度Tfと風呂温度記憶部22に記憶
してある温度Tf3、Tf2とをそれぞれ比較(状態S
2、状態S4)し、比較結果から設定熱量Fsに対応し
たガスバーナ群をSV1+SV2+SV3(状態S
3)、SV1+SV2(状態5)、SV1(状態6)か
ら選択する。
【0036】次に、選択したガスバーナ群に対応した熱
交設定温度Tzsを設定(状態S7)した後、ガスバー
ナの燃焼を開始(状態8)する。再度、風呂温度Tfと
風呂設定温度Tfsの比較を行い(状態S9)、Tf=
Tfsの場合には追焚きを停止(状態S16)し、Tf
<Tfsの場合には熱交設定温度Tzsと給湯熱交換器
3の実際の熱交温度Tzの偏差(Tzs−Tz)にPI
D演算等を施してフィードバック熱量Fbを算出し、設
定熱量Fsに加算した熱量Foを所定値F3、F2と比
較(状態S11、状態S13)し、比較結果から熱量F
oに対応したガスバーナ群をSV1+SV2+SV3
(状態S12)、SV1+SV2(状態14)、SV1
(状態15)から再度選択する。
交設定温度Tzsを設定(状態S7)した後、ガスバー
ナの燃焼を開始(状態8)する。再度、風呂温度Tfと
風呂設定温度Tfsの比較を行い(状態S9)、Tf=
Tfsの場合には追焚きを停止(状態S16)し、Tf
<Tfsの場合には熱交設定温度Tzsと給湯熱交換器
3の実際の熱交温度Tzの偏差(Tzs−Tz)にPI
D演算等を施してフィードバック熱量Fbを算出し、設
定熱量Fsに加算した熱量Foを所定値F3、F2と比
較(状態S11、状態S13)し、比較結果から熱量F
oに対応したガスバーナ群をSV1+SV2+SV3
(状態S12)、SV1+SV2(状態14)、SV1
(状態15)から再度選択する。
【0037】選択したガスバーナ群に対応した熱交設定
温度Tzsを再設定(状態S7)して選択したガスバー
ナ群を燃焼(状態8)する。状態S7のTzs値設定か
らガスバーナ群の選択(状態S12、状態14、状態S
15)のループは風呂温度Tfと風呂設定温度Tfsが
等しくなるまで継続する。なお、本実施例ではガスバー
ナ群について述べたがこれに限定されるものではなく石
油バーナについても実施可能なことは云うまでもなく、
また、風呂加熱は追焚きと総称したが、水からの沸上げ
および所定温度からの追焚きを含む。
温度Tzsを再設定(状態S7)して選択したガスバー
ナ群を燃焼(状態8)する。状態S7のTzs値設定か
らガスバーナ群の選択(状態S12、状態14、状態S
15)のループは風呂温度Tfと風呂設定温度Tfsが
等しくなるまで継続する。なお、本実施例ではガスバー
ナ群について述べたがこれに限定されるものではなく石
油バーナについても実施可能なことは云うまでもなく、
また、風呂加熱は追焚きと総称したが、水からの沸上げ
および所定温度からの追焚きを含む。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る1
缶2水路給湯装置は、熱量演算手段および追焚き加熱手
段を備え、風呂温度が低い場合には大きな熱量で追焚き
し、風呂温度が上昇するに従い熱量を減少させるため、
短時間で設定温度に沸き上げることができる。
缶2水路給湯装置は、熱量演算手段および追焚き加熱手
段を備え、風呂温度が低い場合には大きな熱量で追焚き
し、風呂温度が上昇するに従い熱量を減少させるため、
短時間で設定温度に沸き上げることができる。
【0039】また、ガスバーナ群に対応して熱交設定温
度を設定変更できるとともに、複数のガスバーナ群で加
熱することにより給湯熱交換器の単位面積当りの加熱量
は単一ガスバーナ加熱より小さくなり、追焚き時に給湯
熱交換器にたまった湯の沸騰を防止しながら急速の追焚
きを実現することができる。
度を設定変更できるとともに、複数のガスバーナ群で加
熱することにより給湯熱交換器の単位面積当りの加熱量
は単一ガスバーナ加熱より小さくなり、追焚き時に給湯
熱交換器にたまった湯の沸騰を防止しながら急速の追焚
きを実現することができる。
【0040】よって、利便性の高い1缶2水路給湯装置
を提供することができる。
を提供することができる。
【図1】この発明に係る1缶2水路給湯装置の全体構成
図
図
【図2】この発明に係る1缶2水路給湯装置の追焚き時
の制御手段要部ブロック構成図
の制御手段要部ブロック構成図
【図3】風呂温度Tfと号数(熱量)Fとバーナ群Vk
の関係図
の関係図
【図4】号数(熱量)Fと比例弁電流Iとバーナ群Vk
の関係図
の関係図
【図5】この発明に係る1缶2水路給湯装置の動作フロ
ー図
ー図
1 1缶2水路給湯装置 2 給水管 3 給湯熱交換器 4 給湯管 5 往き管 6 追焚き熱交換器 7 戻り管 8 循環ポンプ 9 風呂温度センサ 10 熱交温度センサ 11 制御手段 12 リモコン装置 12A 追焚きスイッチ 12B 風呂温度設定部 13,13A,13B,13C 電磁弁 14 ガス比例弁 15 点火器 16,16A,16B,16C ガスバーナ 17 給湯栓 18 浴槽 20 熱量演算手段 21 温度比較部 22 風呂温度記憶部 23 熱量設定部 24 設定熱量記憶部 25 フィードバック熱量演算部 26,28 加算器 27 追焚き判定手段 29 循環ポンプ制御手段 30 追焚き加熱制御手段 31 バーナ群選択部 32 バーナ群記憶部 33 比例弁電流制御手段 34 点火器制御部 35 電磁弁制御部 36 熱交温度設定部 Tf 風呂温度 Tfs 風呂設定温度 Tzs 熱交設定温度 Tz 熱交温度 Tfk 比較情報 Fs 設定熱量 Fb フィードバック熱量
フロントページの続き (72)発明者 丸山 浩樹 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町43番1号 日本ユプロ株式会社内 (72)発明者 三浦 宏 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町43番1号 日本ユプロ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−236053(JP,A) 特開 平5−66055(JP,A) 特開 昭62−141413(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 1/00 602 F24H 1/10 301 F24H 1/10 302
Claims (4)
- 【請求項1】 同一フィンに給湯用熱交換器および追焚
き用熱交換器を形成し、複数のバーナ群で共通に加熱す
る1缶2水路給湯装置において、 給湯用熱交換器に熱交温度センサを設けるとともに、予
め設定された熱交設定温度と前記熱交温度センサが検出
する熱交温度との偏差に基づき演算したフィードバック
熱量に基づいて風呂追焚き単独運転時に加熱制御するこ
とを特徴とする1缶2水路給湯装置。 - 【請求項2】 前記フィードバック熱量に基づいて風呂
追焚き時にバーナ群を切替えて加熱制御することを特徴
とする請求項1記載の1缶2水路給湯装置。 - 【請求項3】 前記予め設定された熱交設定温度は、前
記バーナ群に対応して設定されていることを特徴とする
請求項1または2に記載の1缶2水路給湯装置。 - 【請求項4】 同一フィンに給湯用熱交換器および追焚
き用熱交換器を形成し、複数のバーナ群で共通に加熱す
る1缶2水路給湯装置において、 風呂循環系の往き管に風呂温度センサ、給湯用熱交換器
に熱交温度センサを設けるとともに、前記風呂温度セン
サが検出する風呂温度に対応して予め設定された設定熱
量と、前記バーナ群に対応して予め設定された熱交設定
温度と前記熱交温度センサが検出する熱交温度との偏差
に基づき演算したフィードバック熱量を加算して出力す
る熱量演算手段と、この熱量演算手段からの熱量情報に
基づいてバーナ群を選択し、選択されたバーナ群に対応
して予め設定された比例弁電流、電磁弁、および熱交設
定温度を決定する追焚き加熱制御手段とを設け、風呂追
焚き単独運転時にバーナ群を切替えて加熱制御すること
を特徴とする1缶2水路給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24462093A JP3308676B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 1缶2水路給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24462093A JP3308676B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 1缶2水路給湯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0798150A JPH0798150A (ja) | 1995-04-11 |
JP3308676B2 true JP3308676B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=17121458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24462093A Expired - Fee Related JP3308676B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 1缶2水路給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3308676B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4692814B2 (ja) * | 2005-05-25 | 2011-06-01 | 株式会社ノーリツ | 熱源装置 |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP24462093A patent/JP3308676B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0798150A (ja) | 1995-04-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |