JP3308666B2 - 直動案内装置 - Google Patents

直動案内装置

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JP3308666B2
JP3308666B2 JP19820193A JP19820193A JP3308666B2 JP 3308666 B2 JP3308666 B2 JP 3308666B2 JP 19820193 A JP19820193 A JP 19820193A JP 19820193 A JP19820193 A JP 19820193A JP 3308666 B2 JP3308666 B2 JP 3308666B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工作機械に適用するのに
好適な直動案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8はコラムの移動に直動案内装置を用
いた工作機械を示す側面図であり、図9は従来の技術に
よる直動案内装置を示す断面図である。工作機械20は
ベッド30とコラム40からなり、コラム40はベッド
30上に直動案内装置10を介して移動駆動自在に支持
される。直動案内装置10はレール400と該レールに
沿って移動自在に支持されるブロック100から構成さ
れる。レール400側面には片側2軌、合計4軌の転動
案内面410が設けられている。また、レール400に
はボルト用穴490が設けられており、該ボルト用穴に
挿通されるボルト492によりレール400はベッド3
0上に伸延して固設される。ボルト用穴490は穴ぐり
が行われており、ボルト492の頭493がレール40
0の上面から突出しないよう構成されている。
【0003】ブロック100には転動体支持部110が
レール400を挟みこむ形で設けられている。それぞれ
の転動体支持部110には予圧可変体120が移動自在
に設けられており、該予圧可変体は油圧アクチュエータ
130に接続されている。予圧可変体120には環状路
122が設けられており、該環状路には複数個の転動体
124が封入されている。環状路122の一部はレール
400側面に面して開口しており、転動体124は該開
口部を通してレール400に設けられた転動案内面41
0と接触しつつ、レール400に対してブロック100
を支持する。
【0004】上述の構成で、油圧アクチュエータ130
の油圧を制御することにより予圧可変体120を介して
転動体124にかかる予圧を変化させることができ、直
動案内装置10の剛性を制御するこができる。例えばコ
ラム40を早送りする場合には、剛性は要求されないの
で油圧アクチュエータ130の油圧を低くして、予圧可
変体120に加えられる予圧を低くし、転動体124の
転動抵抗を小さくする。こうすることによって、直動案
内装置10の応答性は良好に保持され、コラム40の送
りは高速で行われる。
【0005】また、コラム40を切削送りする場合に
は、油圧アクチュエータ130の油圧を高くして、予圧
可変体120に加えられる予圧を高くし、転動体124
をレール400の転動案内面410に強く押しつける。
このように転動体124がレール400に強く押しつけ
られると、転動体124の転動抵抗が大きくなり、直動
案内装置10の応答性が低下して剛性が高められる。従
って直動案内装置10によって支持されているコラム4
0は振動しにくくなり、重切削などを行った場合にもビ
ビリを生じなくなる。このように、転動体の予圧を制御
することにより、応答性及び剛性を適切に変化させる直
動案内装置は、例えば特開昭63−150129号公報
や特開昭63−162133号公報において開示されて
いる。
【0006】また、図10及び図11は別の従来の技術
による直動案内装置を示す説明図である。図10におい
て、多角形断面を持つレール400は、転動案内面41
0と摺動案内面450を有し、ブロック100には環状
路122と、該環状路に封入される転動体124の他
に、ブレーキシュー170と、該ブレーキシューに接続
されるブレーキアクチュエータ180を備えている。図
10に示す直動案内装置10は、ブレーキアクチュエー
タ180を制御して、ブレーキシュー170とレール4
00の摺動案内面450との接触圧を調節することによ
り制動力を発生させ、応答性と剛性を変化させている。
このような直動案内装置は特開平4−151017号公
報において開示されている。さらに、図11に示すよう
にレール400上面を摺動案内面450とし、ブロック
100下面にブレーキシュー170を設けた直動案内装
置10もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図9に示す従来の直動
案内装置においては、転動体にかかる予圧を調節するこ
とによって減衰性(剛性)の向上を図っているが、予圧
を大きくすると転動体の寿命が短くなるため、予圧を一
定以上大きくすることができず、従って減衰性及び剛性
の大幅な向上を図ることができないという欠点がある。
図11に示す従来の直動案内装置は、レール上方からの
みブレーキシューを押し当てるため、レール長手方向
(矢印A−B方向)の剛性は向上するが、その他の方向
の剛性はあまり向上しない。ブレーキシューをレール上
面の摺動面に押し当てる際に、その反力でブロックが上
方に押し上げられて精度に悪影響を及ぼす。レール上面
にボルト用穴が開けられているため、ブレーキシューが
ボルト用穴にかかる場合と、かからない場合とで摩擦力
に違いが生じる。レール上面に飛んだ切り粉等がブレー
キシューとレールとの摩擦力に影響を及ぼす等の欠点が
ある。
【0008】さらに、図9、図10、図11に示される
従来の直動案内装置は、レールと予圧可変体(又はブレ
ーキシュー)との間の剛性を高めても、予圧可変体(又
はブレーキシュー)とブロックとの間で振動が生じるた
め、予圧可変体(又はブレーキシュー)とブロックとの
間の剛性がネックになってより高い剛性を得ることがで
きないという欠点もある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の直動案内装置
は、レールと、該レールに支持されるブロック及びダン
ピング・ブロックから構成される。レールはその側面に
台形状の断面を有する凸部を有し、該凸部に2軌の転動
案内面を有する。ブロックは環状路と該環状路に封入さ
れて転動案内面に接することによりブロックを支持する
転動体を有する。ダンピング・ブロックは転動案内面上
を摺動することにより直動案内装置の減衰性と剛性を変
化させるブレーキシューと、該ブレーキシューを駆動す
る第1のピストンとシリンダ、該第1のピストンとシリ
ンダの間に構成される油室、該油室に接続される油路と
該油路の先に設けられて第1のピストンの側面に当接す
る第2のピストン、油室に油圧を供給する油圧供給管及
び油圧ポート、ブレーキシューをレールから引き離すよ
うに付勢するバネを有する。
【0010】
【作用】油圧が供給されない状態では、バネの復原力に
よってブレーキシューはレールとは接触しない位置に保
持される。従ってこの状態での直動案内装置の減衰性お
よび剛性、応答性は従来の直動案内装置のそれと変わり
はない。油圧ポートに油圧が供給されると、油圧は油圧
供給管を介して油室に伝えられる。油室の油圧が上昇す
るとピストンはブレーキシューを押して、該ブレーキシ
ューをレールの転動案内面に押し当てる。この状態でブ
レーキシューとレールとの間に摩擦力が生じ、直動案内
装置の減衰性と剛性が向上する。また、油室に供給され
た油圧により第2のピストンは第1のピストンの側面に
当接して、第1のピストンが振動するのを防ぐ。また、
直動案内装置の減衰性と剛性は油圧ポートに供給する油
圧を調整することによって制御することが可能である。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例による直動案内
装置を示す斜視図である。図2はダンピング・ブロック
200を示す斜視図であり、図中手前側の一部を省いて
内部が見えるようにしてある。図3は図2のH−H断面
図であり、図4は図3のI−I断面図である。図5は図
2のJ矢視図である。直動案内装置10はレール400
と該レールに矢印A−B方向に移動自在に支持されるブ
ロック100及びダンピング・ブロック200から構成
される。図1に示す2つのブロック100と、該ブロッ
クの間に配置される1つのダンピング・ブロック200
は、本発明による直動案内装置10における最小の構成
であり、直動案内装置10が支える荷重によりブロック
100及びダンピング・ブロック200の個数を変えて
構成することが可能である。レール400は多角形断面
をもち、レール400側面に設けられた台形窪み420
の上斜面及422び下斜面424がそれぞれ転動案内面
となっている。ブロック100は従来の技術によるもの
であり、片側2組、合計4組の環状路(図示せず)と、
該環状路に封入されて転動面422、424のいずれか
の上を転動する転動体を備えている。
【0012】ダンピング・ブロック200はレール40
0を矢印C−D方向から挾むように設けられたブレーキ
シュー支持部300を有する。該ブレーキシュー支持部
には直方体形状をした摺動溝310がレール400に沿
って設けられている。また、該摺動溝に連結する形で円
筒形のシリンダ溝320が矢印C−D方向に伸延する形
で、摺動溝310に沿って所定間隔で複数個穿設形成さ
れている。さらにブレーキ油圧供給管330がシリンダ
溝320と主油圧供給管260とを連通する形で矢印E
−F方向に伸延して設けられている。主油圧供給管26
0はダンピング・ブロック200上面に設けられた油圧
ポート270から供給された油圧を複数個設けられたブ
レーキ油圧供給管330に分配する。
【0013】摺動溝310にはブレーキシュー340が
矢印C−D方向に摺動自在に嵌入されている。該ブレー
キシューにはシリンダ溝320の位置に合わせて複数個
のピストン344が設けられており、該ピストンはシリ
ンダ溝320に矢印C−D方向に摺動自在に嵌入されて
いる。また、ダンピング・ブロック200外面にあるシ
リンダ溝320の開口部には蓋210がボルト212に
よって固定されており、該蓋とピストン344との間に
油室220が形成される。油室220の作動油が漏れ出
ないようにピストン344及び蓋210にはOリング2
14が取り付けられている。油室220からはサブ油圧
供給管230がコの字状に曲がって延びており、その先
端はシリンダ溝320のピストン344側面に開口して
いる。該サブ油圧供給管のピストン344側面の開口端
にはサブピストン232が摺動自在に嵌入されている。
ピストン344の側面であってサブ油圧供給管230の
開口部に面する位置には、直方体形状の拘止溝345が
ピストン344の摺動方向(矢印C−D方向)に伸延す
る形で凹設されており、サブピストン232の先端は、
該拘止溝345に遊嵌されている。
【0014】ブレーキシュー340においてレール40
0の転動面410に対向する面には摺動部材342が設
けられている。また、ブレーキシュー340のレールに
沿った両端にはフック348が取り付けられており、ブ
レーキシュー支持部300に設けられたフック240と
フック348との間にはバネ250が取り付けられてい
る。バネ250はフック348を介してブレーキシュー
340をレール400から離す方向に付勢している。ダ
ンピング・ブロック200のレール400に沿った両端
にはバネ250等を保護するためのカバー280が取り
付けられており、該カバーにはレール400上に付着し
た切屑等を排除するスカート282が設けられている。
【0015】本発明によるダンピング・ブロック200
への油圧は、ダンピング・ブロック200上面に設けら
れた油圧ポート270に接続される油圧伝送管(図示せ
ず)を介して、油圧制御装置(図示せず)から供給され
る。図6は油圧制御装置で用いられる油圧回路を示す回
路図である。油圧ポンプ610と第1の減圧弁620及
び第2の減圧弁630の入力とは油路690によって接
続されており、該第1の減圧弁と該第2の減圧弁の出力
は油路692及び油路694を介して油圧選択弁640
に接続されている。油圧選択弁640はさらに油路69
6を介して油圧動作弁650に接続されており、該油圧
動作弁は油圧伝送管を介してダンピング・ブロック20
0の油圧ポート270に接続されている。ここで、減圧
弁620及び減圧弁630は戻し弁を兼ねており、油を
タンク660に戻すための油路698を備えており、さ
らに油圧動作弁650にもダンピング・ブロック200
の油室220に供給された作動油をタンク660に戻す
ための油路699が設けられている。また、油圧油路6
96には油圧を計測する油圧計670が取り付けられて
いる。
【0016】以上の構成をもつ直動案内装置10の動作
を説明する。ダンピング・ブロック200に油圧が供給
されていない場合、ブレーキシュー340はバネ250
の復元力によりレール400とは接しない位置に保持さ
れる。この状態ではダンピング・ブロック200とレー
ル400との間には接触箇所がなく、直動案内装置10
にはたらく抵抗はブロック100における転動体124
の転動抵抗のみとなるため、直同案内装置10の応答性
は良好に保持される。油圧回路によって油圧がダンピン
グ・ブロック200に供給されると、油圧は油圧ポート
270から主油圧供給管260を通ってブレーキ油圧供
給管330に供給され、油室220に導かれる。ピスト
ン344は油室220の油圧に押されてシリンダ溝32
0内をレール400に向かって摺動し、その際にブレー
キシュー340をレール400に押し当てる。この状態
でブレーキシュー400の摺動部材342とレール40
0の転動案内面410との間に摩擦力が発生し、直動案
内装置の減衰性と剛性が増す。また、油室220に供給
された油圧はサブ油圧供給管230を通してサブピスト
ン232にも伝えられ、サブピストン232は移動して
ピストン344の拘止溝345の底面に当接し、ピスト
ン344が矢印C−D方向に振動しないよう摩擦力によ
りピストン344を固定する。
【0017】レール400とブレーキシュー340間の
摩擦力はダンピング・ブロック200供給する油圧を変
えることにより制御することができる。例えば3軸マシ
ニングセンタに本発明による直動案内装置10を適用し
た場合、荒加工や重切削を行なう場合には切り込み方向
の第1の軸と、送り方向の第2の軸、停止している第3
の軸の3軸全ての直動案内装置に対して高い油圧を供給
し、減衰性と剛性を高めてびびりの発生を防ぐ。また、
仕上げ加工を行なう場合には同様に3軸全ての直度案内
装置に供給するる油圧を低くするなど、加工の状態や条
件により摩擦力を調整して最適な減衰性と剛性を確保す
る。
【0018】図6に示した油圧制御装置の油圧回路はダ
ンピング・ブロック200に供給する油圧を、高圧、低
圧、圧力供給せず、の3段階に変化させることができ
る。油圧ポンプ610は油路690を介して第1の減圧
弁620及び第2の減圧弁630に油圧を供給する。第
1の減圧弁620は減圧効果が少ないために油路692
に供給される油圧は高い。第2の減圧弁630は減圧効
果が大きいために油路694に供給される油圧は低い。
油路692と油路694は油圧選択弁640に接続され
ており、該油圧選択弁は油路692(高圧)か油路69
4(低圧)のいずれかを油路696に接続する。油路6
96は油圧動作弁650に接続されており、該油圧動作
弁は油路696の油圧をダンピング・ブロックに供給す
るかを選択する。即ち、油圧動作弁650は油圧の供
給、非供給を選択し、油圧選択弁640は油圧を供給す
る場合の油圧の高低を選択する。また、油圧動作弁65
0は油圧を供給しない場合は油圧ポート270と油路6
99とを接続する。すると、バネ250の復元力により
ブレーキシュー340及びピストン344がレール40
0から引き離される際に狭められる油室220の作動油
が、油圧ポート270、油路699を介してタンク66
0に戻される。なお、ここでは油圧を3段階に制御する
例を示したが、必要に応じてさらに細かく制御すること
や、2段階のみにすることも考えられる。
【0019】図7は本発明の第2の実施例による直動案
内装置10のダンピング・ブロック200の断面図であ
る。第1の実施例に示した各要素に対応する要素には同
じ要素番号を付してある。第2の実施例による直動案内
装置10は、側面が台形状に突出したレール400を有
し、該台形状の突出部の上斜面422と下斜面424が
転動案内面となっている。これに対してダンピング・ブ
ロック200のブレーキシュー支持部300に設けられ
るブレーキシュー340は、転動案内面422、424
とかみ合うよう台形状の窪みを持つ断面形状をしてい
る。第2の実施例のよる直動案内装置10の動作は第1
の実施例に示したものと同じである。このように本発明
による直動案内装置10は、転動体を有するブロック1
00の他にブレーキシュー170備えたダンピング・ブ
ロック200を設け、レール400を該ブレーキシュー
で挟むことにより直動案内装置10の減衰性及び剛性を
制御するものであり、レールの形状を特定するものでは
なく、様々な断面形状のレールにも適用することが可能
である。さらに、本発明の直動案内装置10は従来の直
動案内装置にダンピング・ブロック200を追加するこ
とにより容易に構成することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明による直動案内装置は以上のよう
にレール上にレールに沿って移動自在に取り付けられる
ブロックと、ダンピング・ブロックからなり、ダンピン
グ・ブロックに設けられたブレーキシューを油圧でレー
ルに押し当てることにより減衰性と剛性を制御してい
る。従って、転動体をレールに押し当てていた従来の直
動案内装置に比べてより高い減衰性と剛性を得ることが
できる。また、油圧を制御することによりブレーキシュ
ーとレールとの間の摩擦力を変化させ、最適な減衰性と
剛性を得ることができ、油圧をかけない場合にはブレー
キシューはバネによってレールから引き離されるため、
直動案内装置の応答性を損なわないだけでなくブレーキ
シューの摩耗を防ぐことができる。ブレーキシューをレ
ールを挟む位置に配置したことにより、ブレーキシュー
をレールに押し当てる際の力が釣り合うため、ブレーキ
シューをレールに押し当ててもブロックが移動すること
はない。レールの転動案内面にブレーキシューの摺動部
材を押しつけるため、ボルトの穴等の影響をうけること
がなく、均一な摩擦力を得ることができる。ブレーキシ
ューをレールの側面に押し当てるため、ブレーキシュー
とレールとの間に例えば切屑などの外乱物が入り込むこ
とがなく、安定した摩擦力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による直動案内装置を示
す斜視図。
【図2】ダンピング・ブロックを示す斜視図。
【図3】図2におけるダンピング・ブロックのH−H断
面図。
【図4】図2におけるダンピング・ブロックのI−I断
面図。
【図5】図2におけるダンピング・ブロックのJ矢視
図。
【図6】直動案内装置の油圧制御装置の油圧回路を示す
回路図。
【図7】本発明の第2の実施例による直動案内装置のダ
ンピング・ブロックを示す断面図。
【図8】本発明の直動案内装置を工作機械に適用した例
を示す説明図。
【図9】従来の技術による直動案内装置を示す断面図。
【図10】従来の技術のよる直動案内装置を示す断面
図。
【図11】従来の技術による直動案内装置を示す斜視
図。
【符号の説明】
10 直動案内装置 20 工作機械 30 ベッド 40 コラム 400 レール 410 転動案内面 420 台形窪み 450 摺動案内面 100 ブロック 110 転動体支持部 120 予圧可変体 130 油圧アクチュエータ 170 ブレーキシュー 180 ブレーキアクチュエータ 200 ダンピング・ブロック 220 油部屋 260 主油圧供給管 270 油圧ポート 232 サブピストン 300 ブレーキシュー支持部 310 摺動溝 320 シリンダ溝 340 ブレーキシュー 344 ピストン 342 摺動部材 610 油圧ポンプ 620 第1の減圧弁 630 第2の減圧弁 640 油圧選択弁 650 油圧動作弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野々垣 好雄 愛知県丹羽郡大口町大字小口字乗船1番 地 ヤマザキマザック株式会社本社工場 内 (56)参考文献 特開 平5−149332(JP,A) 特開 平4−151017(JP,A) 特開 昭63−169241(JP,A) 実開 平5−8036(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16C 29/00 - 31/06 B23Q 1/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面に転動案内面を有するレールと、転
    動体を介してレールに沿って移動自在に支持される複
    のブロックの間に、減衰力を発生させるためのダンピン
    グ・ブロックを設けた直動案内装置において、 前記ダンピング・ブロックが、 ブレーキシューと、 該ブレーキシューを駆動するアクチュエータとを備え
    記アクチュエータが油圧アクチュエータであり、該油
    圧アクチュエータに油圧を供給する油圧ポンプと 供給
    される油圧を多段階に制御する油圧回路を備え、ブレー
    キシューとレールの転動案内面との摩擦力を調整して直
    動案内装置の減衰性と剛性を制御するとともに前記油圧
    アクチュエータが、 シリンダと、 該シリンダに嵌入されるピストンと、 該シリンダの側面に穿設される穴に挿通されてシリンダ
    の側壁に当接し、前記油圧アクチュエータを同じ油圧で
    駆動されるサブピストンを備え、 アクチュエータ作動時にサブピストンをピストン側壁に
    圧接することにより、ピストンの振動を防ぐことを特徴
    とする直動案内装置。
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