JP3307343B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3307343B2 JP30770298A JP30770298A JP3307343B2 JP 3307343 B2 JP3307343 B2 JP 3307343B2 JP 30770298 A JP30770298 A JP 30770298A JP 30770298 A JP30770298 A JP 30770298A JP 3307343 B2 JP3307343 B2 JP 3307343B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意倍率を設定し
て変倍(拡大または縮小)処理し、記録することができ
る画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の画像記録装置では、ユーザが任意
に変倍率を設定し、設定された変倍率で画像を変倍処理
するとともに、その変倍処理後の画像を記録する記録用
紙を自動的に選択し、その記録用紙に変倍処理した画像
を記録する画像記録装置が開発されている。
【0003】記録用紙を選択する際には、変倍後の画像
のサイズと各記録用紙のサイズを比較し、変倍後の画像
がすべて収まる最も小さいサイズの記録用紙を選択す
る。これによって、変倍後の画像が欠落することなく、
記録用紙に記録することができる。また、過度に大きな
記録用紙を用いることもない。
【0004】しかし、従来の画像記録装置では、変倍後
の画像がある記録用紙のサイズを少しでも超えると、そ
の記録用紙には収まらないものとして、さらに大きいサ
イズの記録用紙を用いて記録を行う。そのため、例えば
画像がA4で101%の変倍率が指定されたとき、A4
には収まらないものとしてB4の記録用紙を選択し、変
倍後の画像を記録している。しかし、記録された画像は
A4サイズとほとんど変わらず、B4の記録用紙の周囲
に大きな余白領域が広がり、あるいは画像が隅に寄って
記録されることになる。
【0005】確かにA4サイズの画像を101%で変倍
処理を行えば、変倍後の画像の一部はA4サイズからは
み出すことになる。しかし、一般の原稿画像などでは、
画像の周囲に余白が取ってある。そのため、記録用紙か
らある程度画像がはみ出しても、そのはみ出した部分に
必要な情報が存在することはほとんどない。すなわち、
変倍後の画像が多少はみ出す程度の記録用紙で有れば、
必要な情報を十分記録することができる。また、これよ
り大きい記録用紙を用いることは大きな余白領域を生じ
ることになり、無駄に大きな記録用紙を使用したことに
なる。
【0006】このように従来の画像記録装置では、ある
記録用紙のサイズより少しでも大きい変倍後の画像は、
その記録用紙よりも大きい記録用紙に記録していたの
で、余分な余白領域を生じ、また無駄に大きな記録用紙
を使用して資源を浪費するという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、変倍後の画像を記録する記
録用紙を選択する際に、無駄に大きな記録用紙を選択す
ることのない画像記録装置を提供することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像記録装置
において、画像を指定された変倍率で変倍処理するとと
もに該画像の大きさと指定された変倍率から記録用紙を
選択する制御手段と、該制御手段で選択した記録用紙に
変倍処理後の画像を記録する記録手段を有し、前記制御
手段は、指定された変倍率がある記録用紙のサイズに対
する画像の倍率を超えた場合でも所定範囲内であれば該
記録用紙を選択するとともに、変倍された画像の周辺部
に余白以外の部分が存在するか否かを判定し、余白以外
の部分がなるべく記録されるように、記録用紙に記録す
る画像範囲を調整することを特徴とするものである。
【0009】あるいは、制御手段は、変倍後の画像の長
さがある記録用紙の長さを超えた場合でも所定範囲内で
あれば該記録用紙を選択するとともに、変倍された画像
の周辺部に余白以外の部分が存在するか否かを判定し、
余白以外の部分がなるべく記録されるように、記録用紙
に記録する画像範囲を調整することを特徴とするもので
ある。この場合、変倍後の画像の縦および幅方向の長さ
がともにある記録用紙の縦および幅から所定範囲内の場
合に該記録用紙を選択するように構成することができ
る。
【0010】このように本発明では、指定された変倍率
がある記録用紙のサイズに対する画像の倍率を超えた場
合や、変倍後の画像の長さがある記録用紙の長さを超え
た場合でも、所定範囲内であれば該記録用紙を選択す
る。すなわち、変倍後の画像がある記録用紙からはみ出
す場合であっても、所定の条件内であればその記録用紙
を選択し、その記録用紙に記録するので、無駄に大きな
記録用紙で記録することを避けることができる。また、
変倍された画像の周辺部に余白以外の部分が存在するか
否かを判定し、余白以外の部分がなるべく記録されるよ
うに、記録用紙に記録する画像範囲を調整するので、余
白以外の部分がなるべく記録されるようにすることがで
きる。このとき、余白以外の部分が記録できないことが
判明した場合には、より大きな記録用紙を選択するよう
に構成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像記録装置の
実施の一形態を含むファクシミリ装置の一例を示すブロ
ック図である。図中、11は主制御部、12は表示部、
13は操作部、14は読取部、15は記録部、16は記
録用紙カセット、17はNCU、18はモデム、19は
画像メモリ、20はRAM、21はROM、22はバス
である。
【0012】主制御部11は、装置全体を制御し、各部
を動作させて、画像送受信機能、コピー機能などを実現
する。特に、画像を記録部15で記録する際には、その
画像を記録すべき記録用紙を選択し、記録部15に指示
する。また、コピー機能において利用者が設定した任意
倍率に応じて変倍処理を行う。変倍処理を行った場合に
は、変倍後の画像を記録する記録用紙の選択を行う。こ
の処理については後述する。
【0013】表示部12は、利用者に対するメッセージ
や、装置の状態を示すメッセージ、操作ガイダンスな
ど、種々の情報を表示することができる。画像を記録す
べき記録用紙の選択状態などを表示してもよい。
【0014】操作部13は、利用者が各種の設定や指示
などを行う際に用いられる。例えば、送信機能あるいは
コピー機能の選択や、選択した機能の実行指示などを行
うことができる。コピー機能を実行させる際には、任意
の倍率を設定することが可能である。また、後述するよ
うに変倍後の画像が記録用紙のサイズに収まらない場合
に、どの程度の範囲まで許容するかを示すしきい値倍率
やしきい値長さなどを設定することもできる。
【0015】読取部14は、原稿上の画像を読み取る。
読取部14としては、例えばイメージスキャナやディジ
タルカメラなどの種々の画像入力機器で構成することが
できる。なお、利用者から倍率が設定された場合に、そ
の設定されている倍率に従って読取部14で変倍された
画像を読み取るように構成してもよい。
【0016】記録部15は、受信した画像あるいは読取
部14で読み取った画像を記録用紙上に形成する。記録
方法としては、例えば電子写真方式やインクジェット方
式など、種々の方式を採用することができる。記録部1
5には、例えば複数のサイズの記録用紙を記録用紙カセ
ット16に装填することができる。いずれのサイズの記
録用紙を用いるかは、主制御部11からの指示に従う。
記録部15は、主制御部11からの指示に従って記録用
紙カセット16内の記録用紙を切り換え、指示されたサ
イズの記録用紙に画像を記録する。
【0017】NCU17は、回線を制御して外部機器と
の通信を行う。モデム18は、送受信する画像データの
変復調を行う。
【0018】画像メモリ19は、送信する画像データや
受信した画像データ、読取部14で読み取った画像デー
タ、記録部15で記録すべき画像データ、その他処理中
の画像データなどを蓄積する。
【0019】RAM20は、主制御部11や他の各部の
処理においてデータの保存が必要なときに用いられる。
なお、読取部14で読み取った画像や記録部15で記録
する画像、主制御部11が変倍処理などの画像処理を行
う際の画像を一時的に格納しておく場合もある。ROM
21は、主制御部11の動作を規定したプログラムや、
固定的なデータなどが格納されている。
【0020】バス22は、主制御部11、表示部12、
操作部13、読取部14、記録部15、NCU17、モ
デム18、画像メモリ19、RAM20、ROM21等
を相互に接続しており、これらの間のデータ転送を可能
にしている。
【0021】図2、図3は、本発明の画像記録装置の実
施の一形態においてコピー機能実行時に変倍処理を行っ
た場合の記録用紙の選択動作の一例を示すフローチャー
トである。利用者は、操作部13において機能をコピー
機能に切り換え、コピー枚数や倍率などを設定後、コピ
ー機能の開始を指示する。このとき、利用者は特定のサ
イズの記録用紙を選択せず、記録用紙を自動的に選択す
る設定になっているものとする。主制御部11は、読取
部14で読み取った画像を設定されている倍率に従って
変倍処理し、あるいは、読取部14で画像を読み取る際
に設定されている倍率に従って変倍画像を取得する。そ
して主制御部11は、記録部15に対して画像の記録を
指示する。このとき、以下のような処理を行って変倍後
の画像を記録する記録用紙を決定し、決定した記録用紙
を選択して画像を記録するように記録部15に指示す
る。
【0022】まずS31において、設定されている倍率
から、予め設定されているしきい値倍率を減じ、記録紙
選択倍率を計算する。次にS32において、画像のサイ
ズに記録紙選択倍率を乗算し、変倍後の仮の画像の長さ
を計算する。そして、計算された仮の画像の長さをもと
に、S33において記録用紙を選択する。
【0023】実際の記録用紙の選択は、図3に示すよう
に、S41において、記録用紙カセット16に装填され
ている複数の記録用紙のうち、小さい方から1つを選択
する。そして、S42において、その選択した記録用紙
の長さが画像の長さよりも大きいか否かを判定する。こ
こでは、記録用紙の縦方向の長さで判定するものとす
る。
【0024】画像の長さが大きい場合には、その記録用
紙には画像が入りきらないことを示すので、S41に戻
り、現在の記録用紙よりも大きい記録用紙の中で最も小
さいサイズの記録用紙を選択する。これを繰り返し、S
42において記録用紙の長さが画像の長さよりも大きく
なった時点で、そのとき選択されている記録用紙を使用
するものと決定する。
【0025】記録用紙が決まったら、S34において、
主制御部11は、その記録用紙に画像を記録するように
記録部15に指示する。記録部15は、指示された記録
用紙を記録用紙カセット16から選択し、送られてくる
変倍後の画像を選択された記録用紙上に記録する。
【0026】上述の記録用紙の選択動作において、S3
1において指定された倍率からしきい値倍率を減算し、
その減算された記録紙選択倍率に従って、S32以降の
記録用紙の選択動作を行っている。この減算によって、
しきい値倍率までの範囲で変倍後の画像が記録用紙から
はみ出す場合でも、その記録用紙に記録させることがで
きる。
【0027】例えばしきい値倍率を3%とし、A4の画
像を143%の変倍を行う場合を考える。従来の記録用
紙の選択動作では、143%の倍率で拡大したA4の画
像は、A3の記録用紙には収まらないので、B3の記録
用紙が必要となる。しかし、上述の記録用紙の選択動作
では、指定された倍率である143%から、しきい値倍
率3%を減じ、記録紙選択倍率として140%を得る。
この140%の倍率で記録用紙を選択すると、A3の記
録用紙が選択される。この場合、画像は143%の変倍
処理が施されるので、A3の記録用紙に収まらない部分
が生じるが、多くの場合、変倍処理された画像の周囲に
は余白が設けられており、この余白が記録されないだけ
である。そのため、ほとんど影響はない。
【0028】図4は、本発明の画像記録装置の実施の一
形態においてコピー機能実行時に変倍処理を行った場合
の記録用紙の選択動作の別の例を示すフローチャートで
ある。図2に示した例では、倍率を判定基準として、指
定された倍率がしきい値倍率の範囲内で超えていても同
じ記録用紙を選択する例を示した。この例では、長さを
判定基準にして、画像の長さがしきい値長さの範囲内で
記録用紙の長さを超えていても、その記録用紙を選択す
る例を示す。
【0029】まずS51において、画像のサイズに指定
された倍率を乗算し、画像の長さを計算する。そしてS
52において、S51で計算した画像の長さからしきい
値長さを減算し、仮の画像の長さとする。この仮の画像
の長さを用い、S53において、変倍後の画像を記録す
る記録用紙を決定する。なお、このS53における処理
は、図3と同様である。そして、S54において、決定
した記録用紙を記録部15に選択させ、その記録用紙に
変倍後の画像を記録させる。
【0030】例えば、変倍後の画像の大きさが、ある記
録用紙よりも数mm程度大きくても、しきい値長さを減
算した仮の画像の長さを用いて記録用紙の選択を行う。
そのため、変倍後の画像が記録用紙より多少大きくて
も、その記録用紙を選択し、変倍後の画像を記録するこ
とができる。このように判定基準として画像の長さを用
いることによって、しきい値長さを指定する際に、容易
に設定を行うことができるという利点を有している。
【0031】図5は、記録用紙を決定する動作の別の例
を示すフローチャートである。図2および図4におい
て、実際に記録用紙を決定する際の動作として、図3で
は画像および記録用紙の一辺の長さについて判定を行っ
た。この例では、2辺とも判定を行う例を示している。
S61において、記録用紙カセット16に装填されてい
る複数の記録用紙のうち、小さい方から1つを選択す
る。S62では、まず縦方向の長さについて判定を行
う。すなわち、S61で選択した記録用紙の縦方向の長
さが画像の縦方向の長さよりも大きいか否かを判定す
る。ここで、記録用紙の縦方向の長さが画像の縦方向の
長さ以下の場合には、次の記録用紙について判定を行う
ように、S61に戻る。
【0032】記録用紙の縦方向の長さが画像の縦方向の
長さより長い場合、さらにS63において、横方向の長
さについて判定を行う。すなわち、S61で選択した記
録用紙の横方向の長さが画像の横方向の長さよりも大き
いか否かを判定する。記録用紙の横方向の長さが画像の
横方向の長さ以下の場合には、次の記録用紙について判
定を行うように、S61に戻る。記録用紙の横方向の長
さも画像の横方向の長さより長い場合、その記録用紙を
使用するものと決定する。このようにして、縦方向およ
び横方向とも、仮の画像の長さが記録用紙の長さ以内と
なる最小の記録用紙を選択することができる。このよう
に縦方向、横方向とも判定を行うことによって、正確に
記録用紙の選択を行うことができる。
【0033】なお、このように縦方向および横方向の判
定を行う場合には、例えば図2のS32において、仮の
画像の長さとして縦方向と横方向の長さを計算しておく
とよい。この場合、縦方向と横方向について、別のしき
い値倍率を用意しておいてそれぞれの記録紙選択倍率か
ら仮の画像の縦方向の長さおよび横方向の長さを算出
し、図5に示す処理において利用してもよい。同様に図
4のS52において、仮の画像の長さとして縦方向と横
方向の長さを計算しておくとよい。この場合、縦方向と
横方向について、別のしきい値長さを用意しておいてそ
れぞれ仮の画像の縦方向の長さおよび横方向の長さを算
出し、図5に示す処理において利用してもよい。
【0034】上述の各例では、しきい値倍率あるいはし
きい値長さを、変倍された画像が記録用紙のサイズを超
える場合の許容範囲として設定しておいた。本発明は、
このような倍率や長さの差分として許容範囲を示すほ
か、例えば指定された倍率と記録用紙に対する画像の倍
率との比、あるいは画像の長さと記録用紙の長さの比の
許容量を設定しておいてもよい。
【0035】また、これらの許容範囲を示す設定値は、
各記録用紙や倍率ごとに設定してもよい。例えば倍率が
大きい場合の長さの許容範囲を大きく、例えば縮小処理
のように倍率が小さい場合には長さの許容量を小さくす
るなどといった設定も可能である。もちろん、各記録用
紙や倍率ごとに、絶対的な値としてしきい値を設定する
こともできる。
【0036】なお、上述のようにして選択した記録用紙
が記録用紙カセット16に存在しない場合や、そもそも
記録用紙カセット16に複数の記録用紙を装填できない
場合などでは、自動選択した記録用紙のサイズを表示部
12に表示し、利用者に対して記録用紙の装填を促すよ
うに構成してもよい。
【0037】本発明では、上述のようにして、変倍され
た画像がある記録用紙よりも多少大きい程度の場合に
は、その記録用紙を選択して変倍された画像を記録す
る。このとき、変倍された画像の一部が記録できない。
記録しない部分を変倍した画像のいずれの部分にするか
は任意であるが、なるべく余白の部分を記録しないよう
にすることが望ましい。そのために、変倍された画像の
周辺部に余白以外の部分が存在するか否かを判定し、余
白以外の部分がなるべく記録されるように、記録用紙に
記録する画像範囲を調整してもよい。また、余白以外の
部分が記録できないことが判明した場合には、記録用紙
のサイズを大きくして記録するように構成してもよい。
【0038】図6は、本発明の画像記録装置の実施の一
形態を含む別の例を示すブロック図である。図中、23
はインタフェースである。上述の図1に示した例では、
本発明の画像記録装置をファクシミリ装置に適用した例
を示したが、これに限らず、例えばNCU17およびモ
デム18を設けずに通信機能を有しないコピー機として
構成することができる。さらには、図6に示すように、
画像を記録する機能のみの装置として構成することもで
きる。図6に示す構成では、外部に接続された例えばコ
ンピュータなどからインタフェース23を介して画像が
入力される。また、画像とともに外部のコンピュータな
どから、あるいは本装置の操作部から倍率が設定され
る。そして、入力された画像を設定された倍率で変倍処
理し、用紙を自動選択して変倍された画像を記録出力す
る。用紙の自動選択の方法は、上述したとおりである。
【0039】また、この図6に示した構成の変形とし
て、例えばコンピュータシステムと記録部15によって
構成されたシステムとしてもよい。この場合、コンピュ
ータシステム内で変倍処理および上述のような用紙の自
動選択処理を行い、変倍後の画像と使用する記録用紙の
指示を記録部15に与えるように構成すればよい。本発
明は、これらの他にも、各種の構成に適用することが可
能である。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、指定された変倍率がある記録用紙のサイズに
対する画像の倍率を超えた場合や、変倍後の画像の長さ
がある記録用紙の長さを超えた場合でも、所定範囲内で
あれば該記録用紙を選択するので、無駄に大きな記録用
紙で記録することを避けることができる。また、変倍さ
れた画像の周辺部に余白以外の部分が存在するか否かを
判定し、余白以外の部分がなるべく記録されるように、
記録用紙に記録する画像範囲を調整するので、余白以外
の部分がなるべく記録されるようにすることができると
いう効果がある。このとき、余白以外の部分が記録でき
ないことが判明した場合には、より大きな記録用紙を選
択するように構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像記録装置の実施の一形態を含むフ
ァクシミリ装置の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の画像記録装置の実施の一形態において
コピー機能実行時に変倍処理を行った場合の記録用紙の
選択動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】図2における記録用紙を決定する動作の一例を
示すフローチャートである。
【図4】本発明の画像記録装置の実施の一形態において
コピー機能実行時に変倍処理を行った場合の記録用紙の
選択動作の別の例を示すフローチャートである。
【図5】記録用紙を決定する動作の別の例を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明の画像記録装置の実施の一形態を含む別
の例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11…主制御部、12…表示部、13…操作部、14…
読取部、15…記録部、16…記録用紙カセット、17
…NCU、18…モデム、19…画像メモリ、20…R
AM、21…ROM、22…バス、23…インタフェー
ス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 108 H04N 1/393 B41J 21/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を指定された変倍率で変倍処理する
    とともに該画像の大きさと指定された変倍率から記録用
    紙を選択する制御手段と、該制御手段で選択した記録用
    紙に変倍処理後の画像を記録する記録手段を有し、前記
    制御手段は、指定された変倍率がある記録用紙のサイズ
    に対する画像の倍率を超えた場合でも所定範囲内であれ
    ば該記録用紙を選択するとともに、変倍された画像の周
    辺部に余白以外の部分が存在するか否かを判定し、余白
    以外の部分がなるべく記録されるように、記録用紙に記
    録する画像範囲を調整することを特徴とする画像記録装
    置。
  2. 【請求項2】 画像を指定された変倍率で変倍処理する
    とともに該画像の大きさと指定された変倍率から記録用
    紙を選択する制御手段と、該制御手段で選択した記録用
    紙に変倍処理後の画像を記録する記録手段を有し、前記
    制御手段は、変倍後の画像の長さがある記録用紙の長さ
    を超えた場合でも所定範囲内であれば該記録用紙を選択
    するとともに、変倍された画像の周辺部に余白以外の部
    分が存在するか否かを判定し、余白以外の部分がなるべ
    く記録されるように、記録用紙に記録する画像範囲を調
    整することを特徴とする画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、変倍後の画像の縦およ
    び幅方向の長さがともにある記録用紙の縦および幅から
    所定範囲内の場合に該記録用紙を選択することを特徴と
    する請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、余白以外の部分が記録
    できないことが判明した場合には、より大きな記録用紙
    を選択することを特徴とする請求項1ないし請求項3の
    いずれか1項に記載の画像記録装置。
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