JP3307330B2 - 厚肉の被接合材の摩擦攪拌接合方法及び接合構造 - Google Patents

厚肉の被接合材の摩擦攪拌接合方法及び接合構造

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JP3307330B2 JP15046898A JP15046898A JP3307330B2 JP 3307330 B2 JP3307330 B2 JP 3307330B2 JP 15046898 A JP15046898 A JP 15046898A JP 15046898 A JP15046898 A JP 15046898A JP 3307330 B2 JP3307330 B2 JP 3307330B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厚肉の被接合材同
士の摩擦攪拌接合方法及び接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、アルミニウム又はアルミニウム合
金(以下、本明細書では単にアルミニウムと称する)材等
の金属部材同士間の接合に、従来からの溶接よりも簡便
で且つ迅速に行える摩擦攪拌接合(Friction Stir Weldi
ng)が試用されている。この摩擦攪拌接合は、接合すべ
き一対の金属板同士を拘束し、その接合端に沿って円筒
体とその下端面の中心から垂下するピンからなる工具を
回転させながら移動することにより、金属板の各接合端
に摩擦による金属の塑性流動を起こさせて固相接合する
方法である(特表平9−508073号公報参照)。従っ
て、金属板の各接合端は溶融せず、加熱温度が低いた
め、接合部やその付近に変形や欠陥が少ないという利点
がある。
【0003】しかしながら、接合部の厚さが大きくなる
と、摩擦攪拌接合に用いる装置に要求される能力も大き
くする必要がある。このため、既に用意されている上記
摩擦攪拌接合装置や既存の工作機械を改造して利用する
場合、接合可能な被接合材の厚さには限界があり、それ
よりも厚肉の被接合材の接合は困難であった。また、係
る場合上記工具におけるピンの長さの関係により、図7
(A)に示すように、厚肉アルミニウム板70同士におけ
る接合すべき端面72,72の表裏両側面から2回に分
けて摩擦攪拌接合を施し、図7(B)に示すように、上下
の接合線W,Wの底部同士が重複するようにしている。
【0004】しかし、摩擦攪拌接合に用いる装置が可能
とする接合厚さの限界を仮に5mmとした場合、その表
裏両側面の双方に対し摩擦攪拌接合を行うとしても、板
厚が10mm以上の厚肉アルミニウム板同士を接合する
には、接合部の断面において上記各接合線W,W同士の
底部が離間するため、充分な接合強度が得られなくなる
という問題点があった。また、クレーンブームのように
一対の半筒体を筒形状に接合する場合、その中空部側に
前記工具及びこれを駆動する装置が入らず、外側面の端
面間に沿ってしか摩擦攪拌接合が施せない問題点もあっ
【0005】
【発明が解決すべき課題】本発明は、上記した従来の技
術における問題点を解決し、厚肉の被接合材同士を容易
且つ強固に接合でき、更には接合端における一方の側面
のみからも確実に施し得る摩擦攪拌接合方法及び接合構
造を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、厚肉の被接合材における接合端に段部を形
成し、各段部間に跨って別の接続板を介在させ、厚さ方
向において複数の位置に摩擦攪拌接合を施すことに着想
して成されたものである。即ち、本発明による厚肉の被
接合材の摩擦攪拌接合方法(請求項1)は、厚肉の被接合
材同士の接合端に沿って段部を形成し、上記段部により
形成される複数の端面同士を隣接させた状態で、互いに
面接触する最外側の端面同士間に沿って摩擦攪拌接合を
施すと共に、上記端面の少なくとも一側面で且つ各段部
の内側端面間に形成される凹溝内に、被接合材と同種金
属又は摩擦攪拌接合可能な金属からなり且つ上記凹溝と
同じ断面または相似形断面の接続板を装入し、該接続板
と上記各被接合材の各内側端面間に沿って摩擦攪拌接合
をそれぞれ施す、ことを特徴とする。
【0007】この方法によれば、接合端に沿って摩擦攪
拌接合装置の能力を超えた厚肉の被接合材同士を強固且
つ確実に接合することができる。尚、接続板と厚肉の被
接合材との材質は、同じか又は同種金属、或いは異種金
属であっても摩擦攪拌接合可能な材質同士であれば良
い。本発明の厚肉の被接合材の接合構造(請求項2)は、
厚肉の被接合材同士の接合端に沿って形成した段部同士
を隣接させて互いに面接触する最外側の端面同士間に沿
って摩擦攪拌接合による接合線が形成されていると共
に、少なくとも一側面の各段部の内側端面間に形成され
る凹溝内に、被接合材と同種金属又は摩擦攪拌接合可能
な金属からなり且つ上記凹溝と同じ断面または相似形断
面の接続板が装入され、該接続板と上記各被接合材の各
内側端面間に沿って摩擦攪拌接合による接合線がそれぞ
れ形成されている、ことを特徴とする。この接合構造に
より、摩擦攪拌接合装置の能力を超える厚肉の被接合材
同士間の接合を、それらの接合端に沿って強固且つ安定
したものとできる。
【0008】更に、前記段部が被接合材の同じ側面に複
数段形成され、互いに隣接する各段部間に跨って前記接
続板がそれぞれ装入されると共に、各接続板と各被接合
材における各段部の内側端面間に沿って摩擦攪拌接合に
よる接合線が形成されている、厚肉の被接合材の接合構
(請求項3)も含まれる。これにより、例えば厚さが摩
擦攪拌接合装置の能力の3倍以上である厚肉の被接合材
同士の接合を、一側面からのみで確実且つ強固に形成す
ることが可能となる。
【0009】また、前記段部が各被接合材の両側面の接
合端に沿ってそれぞれ形成され、両側面の段部間から突
出する各被接合材の最外側の端面同士間に沿って摩擦攪
拌接合による接合線が形成されていると共に、両側面に
おける各段部の内側端面間に形成される各凹溝内に前記
接続板がそれぞれ装入され、且つ各接続板と各被接合材
における各段部の内側端面間に沿って摩擦攪拌接合によ
る接合線が形成されている、厚肉の被接合材の接合構造
(請求項4)も含まれる。これによれば、例えば厚さが摩
擦攪拌接合装置の能力の4倍以上と更に厚肉の被接合材
同士の接合を、確実且つ強固なものにすることが可能と
なる。
【0010】更に、前記各被接合材における段部に底広
細溝をそれぞれ形成し、前記接続板の内側面に上記底広
細溝に嵌合する複数の先広凸条を設けた、厚肉の被接合
材の接合構造(請求項5)も含まれる。これにより、係る
接合部に作用する剪断力に対する強度も高められる。
【0011】また、前記各被接合材が互いに異なる厚さ
を有し且つ各被接合材の内側端面の高さが異なると共
に、各段部間に装入される前記接続板の外側面の中央に
傾斜面を形成し、上記装入により各被接合材と連続した
外側面を形成する、厚肉の被接合材の接合構造(請求項
6)も含まれる。これにより、厚さが相違する被接合材
同士に対しても、所要の強度を以って体裁の良い接合を
与えることができる。
【0012】更に、前記各被接合材が、アルミニウム又
はアルミニウム合金製の押出形材である、厚肉の被接合
材の接合構造(請求項7)も含まれる。これによれば、接
合端に沿う段部の形成も押出成形に際し一体に成形で
き、凹凸面又は湾曲面を有する段部や接合すべき各アル
ミニウム材の厚さが相違する場合にも、これらに対応し
た断面形状を有する押出形材を用いることにより、厚肉
のアルミニウム材同士を容易に位置決めしたり、接合部
を含む全体がカーブしたの断面を有するパイプ等を納ま
り良く提供することが可能となる
【0013】
【発明の実施の形態】以下において本発明の実施に好適
な形態を図面と共に説明する。尚、以下の説明において
は、被接合材として厚肉アルミニウム材を用い、且つ摩
擦攪拌接合装置の接合能力が厚さ5mmの場合を基とし
ている。図1,図2により本発明の摩擦攪拌接合方法を
説明する。図1(A)に示すように、先ず接合すべき一対
の厚さが5〜10mmの厚肉アルミニウム材1,1を、
それぞれの最外側の端面3,3で面接触させ、図示しな
い治具で拘束する。各アルミニウム材1には、図示で上
方の側面に段部2,2とその基部側の内側端面4,4が
設けられ、これらに囲まれて凹溝5が形成される。尚、
厚肉アルミニウム材1にはアルミニウムの圧延板を切削
加工したものか、或いは、上記段部2を予め一体に形成
したアルミニウム(JIS;A6063−T5又はT6等)
の押出形材が用いられる。
【0014】次に、図1(B)に示すように、各端面3,
3上に、工具10をセットする。この工具10は、工具
鋼からなり、回転円筒体12と、その底面であって緩く
湾曲して凹んだ表面抑え部13の中心から同軸にて垂下
する摩擦ピン14とからなる。この摩擦ピン14の長さ
は前記端面3,4の高さ(厚さ)より若干短く、その周面
には、図示しないネジ状の小さな摩擦攪拌翼が形成され
ている。そして、図1(C)及び(c)に示すように、上記
円筒体12と摩擦ピン14の中心軸を、各アルミニウム
材1,1の端面3,3間に沿ってやや斜めにした状態で、
図示しないモータにより工具10を回転させると共に、
端面3,3間に向けて進入させる。上記工具10の回転
速度は、500〜15000rpmの範囲内において適
宜選択される。尚、アルミニウム材1同士は予め互いに
長手及び幅方向に移動しないように拘束されている。
【0015】次いで、図示のように、工具10を各アル
ミニウム材1に対し垂直方向に押圧し、上記表面抑え部
13全体が各段部2,2の表面に達するまで摩擦ピン1
4を押し込む。この状態で、工具10をその傾斜した向
きと反対方向の図1(c)で左方に移動させる。この送り
速度は、0.02〜2メートル/分の範囲内において適宜
選択される。この工具10の回転と移動に伴って、各端
面3,3付近を形成するアルミニウムは上記摩擦ピン1
4により加熱され可塑化されると共に、端面3,3間を
挟んで左右のアルミニウム材1,1間において水平及び
垂直方向に流動化される。
【0016】また、流動化されたアルミニウムは、上記
工具10の抑え部13により垂直方向(表面方向)の流動
に対し一定の圧力を与えられると共に、接合部(3,3)
の表面付近から外部に飛散することを阻止される。この
結果、図1(D)及び(d)に示すように、工具10が通過
した後において、流動化されたアルミニウムは、流動化
状態から固化して断面略半楕円形の接合線Wとなる。
該接合線Wの表面は、上記表面抑え部13により、そ
の直径の幅相当分が僅かに凹むが、端面3,3間に沿っ
て所要の長さで連続し、且つ表面が平らな接合線W
なる。尚、接合線Wの内部は、上記抑え部13により
空気の巻き込みが生じないので、空孔が形成されない。
【0017】次いで、図2(A)及び(B)に示すように、
アルミニウム材1,1の段部2,2の内側端面4,4間に
形成された凹溝5内に、この凹溝5と同じ断面を有する
アルミニウム製の接続板6を装入する。そして、図2
(C)及び(D)に示すように、接続板6の左右の端面とア
ルミニウム材1,1の各内側端面4,4との間に沿って、
前記同様に工具10を用いて摩擦攪拌接合を順次施す。
その結果、図2(E)に示すように、アルミニウム材1,
1の上側面における接続板6の両端面に沿って、該接続
板6と各アルミニウム材1とを接合する平行な一対の接
合線W,Wが形成され、最外側の端面3,3間に設け
た接合線Wと共に、接合構造8を得ることができる。
【0018】この摩擦攪拌接合方法及び接合構造8によ
れば、拘束された厚肉アルミニウム材1,1の最外側の
端面3,3間、及び各内側端面4,4と接続板6間を上面
側から摩擦攪拌接合するのみで、板厚が5〜10mmの
アルミニウム材1同士を各接合線W,Wにより強固
に接合できる。また、従来の溶接のように接合線の
,W付近に熱影響部を形成しにくいので、高く安定
した接合構造8を提供できる。更に、上側面に露出する
接合線W2の表面は平坦であるため、研削等の後処理工程
を殆んど要しない。しかも、事前の作業も厚肉アルミニ
ウム材1に段部2を形成し、且つ両アルミニウム材1,
1を拘束するだけで済み、途中では段部2間形成される
凹溝5内に接続板6を装入する作業だけで済む。尚、前
記工具10における摩擦ピン14を端面3,3間に挿入
・回転し、これを表面抑え部13と共に所定の位置に保
持するには、充分な押圧力を工具10に対し下向きに加
える必要がある。
【0019】図3は上記摩擦攪拌接合方法及び接合構造
8の応用又は変形形態に関する。尚、前記と同じか同様
の部分又は要素には、同じか同様の符号を用いる。図3
(A)は、前記接合構造8の応用形態である接合構造9を
示す。左右のアルミニウム材1,1は厚さ10〜15m
mで、最外側の端面3に沿って上側面に広狭2段の段部
2,2′を形成し、各段部2,2′は内側端面4,4′を有
する。前記同様に、予め拘束したアルミニウム材1,1
の面接触する端面3,3間に沿って接合線Wを形成し、
段部2,2と内側端面4,4に囲まれた下側の凹溝5内に
接続板6を装入し、この接続板6と各内側端面4,4間
に沿ってWを形成する。次いで、上側の段部2′,
2′と内側端面4′,4′に囲まれた上側の凹溝5′内
に幅広の接続板7を装入し、この接続板7と各内側端面
4′,4′間に沿って前記工具10を用いて接合線W,
を形成することにより、接合構造9を得る。係る上
側面からのみの摩擦攪拌接合方法及び接合構造9によ
り、厚さが10〜15mmのアルミニウム材1同士につ
いても、その接合端に沿って強固且つ確実に接合を施す
ことができる。
【0020】また、図3(b)及び(B)は異なる形態の接
合構造28に関し、左右の各アルミニウム材16は、最
外側の端面18の上側面に段部20とその基部側の底広
溝23、及び内側端面22を有する。また、接続板2
4は、図示のように底面(内側面)の左右両縁に沿って先
広凸条26,26とその間の浅い底広凹溝27を有す
る。上記アルミニウム材16と接続板24には、アルミ
ニウムの押出形材が用いられる。先ず、各アルミニウム
材16を拘束し、互いに面接触する最外側の端面18,
18に沿って前記工具10を用いて摩擦攪拌接合を施
し、やや深めの接合線Wを形成する。
【0021】次いで、図3(B)に示すように、各底広細
溝23内に各先広凸条26が嵌合すると共に、一対の段
部20からなる巾広凸条21と上記底広凹溝27が嵌合
するように、内側端面22,22間に形成される凹溝2
5内に、接続板24を図示で奥行き方向にスライドして
装入する。これにより、接続板24は各アルミニウム材
16と幅方向において拘束される。更に、接続板24と
各アルミニウム材16の内側端面22間に沿って一対の
接合線W,Wを形成することにより、上側面からの摩
擦攪拌接合のみで、一層強固な接合構造28を得ること
ができる。これにより、各段部20と接続板24間は互
いに嵌合され、上記接続構造28に作用する剪断力に対
する強度を高めることができる。尚、互いに嵌合する上
記細溝23及び凸条26は互いに相似形の矩形断面とし
ても良い。
【0022】更に、図3(c)及び(C)は、更に異なる形
態の接合構造38に関する。図示で左方のアルミニウム
材30は右方のアルミニウム材31よりもやや厚肉で、
両者は互いに面接触する最外側の端面32の上側面の同
じレベルに段部34,34と、その基部側に高さ(厚さ)
の異なる内側端面35,35′を有する。先ず、各アルミ
ニウム材30,31を拘束し、面接触する最外側の端面
32,32に沿って、前記工具10を用いて摩擦攪拌接
合を施し、接合線Wを形成する。次いで、各段部34
と内側端面35,35′に囲まれた凹溝33内に、図3
(C)に示すように、凹溝33の外形と相似形断面を有す
る接続板36を装入する。
【0023】この接続板36はその上面(外側面)の中央
に傾斜面37を有し、両端面の高さ(厚さ)を内側端面3
5,35′と同じとしたアルミニウムの押出形材からな
る。そして、厚肉のアルミニウム材30の内側端面35
と接続板36の間に沿って摩擦攪拌接合を施し、接合線
を形成し、且つ薄肉のアルミニウム材31の内側端
面35′と接続板36の間に浅い接合線Wを形成す
る。これにより、上側面からの摩擦攪拌接合のみで、厚
さが相違するアルミニウム材30,31同士を接合端に
沿って強固且つ体裁良く確実に接合する接合構造38を
得ることができる。
【0024】図4は接合すべきアルミニウム材の両側面
から摩擦攪拌接合を行う方法とこれにより得られる接合
構造の形態に関する。図4(a)に示すように、厚さ10
〜15mmのアルミニウム材40,40には、各接合端
における両側面に沿って段部42と内側端面43が形成
され、上下の段部42間に最外側の端面41が突出して
いる。予め各アルミニウム材40を拘束し、互いに面接
触する各端面41間に沿って接合線Wを前記同様に形
成する。次に、図4(A)に示すように、上下両側面にお
ける各段部42と内側端面43に囲まれた各凹溝44a
内にこれと相似形断面の接続板44,44を装入する。
そして、図示で上側面の接続板44と各内側端面43の
間に沿って接合線Wを形成し、下側面の接続板44と
各内側端面43間にも接合線Wを形成することによ
り、厚さ方向に3段で上下に略対称の接合線W,W,
を有する厚肉用で強固な接続構造45を得ることが
できる。
【0025】図4(b)に示すように、厚さ10〜15m
mの一対のアルミニウム材46には、各々の接合端にお
ける上側面に沿って段部42と内側端面43が形成さ
れ、下側面寄りに高さ(厚さ)が約5mm以上で且つ10
mm以下の最外側の端面47が突出している。先ず、各
アルミニウム材46を拘束し、互いに面接触する各端面
47間の上側面に沿って、前記同様に接合線Wを形成
する。次いで、各段部42と内側端面43に囲まれた上
側面の凹溝44a内にこれと相似形断面の接続板44を
装入し、この接続板44と各内側端面43の間に一対の
接合線Wを形成する。そして、各端面47間の下側面
に沿って、接合線Wを上記接合線Wの底部に接する
ように形成することにより、厚肉のアルミニウム材46
同士を強固に接合する接合構造48を得ることができ
る。尚、接合線Wと接合線Wの形成する順序を上記
と逆にしても良い。
【0026】図4(c)に示すように、厚さ15〜20m
mの一対のアルミニウム材49には、各々の接合端にお
ける上下側面に沿って段部42と内側端面43が上下対
称に形成され、これらの間に高さ(厚さ)が約5mm以上
で且つ10mm以下の最外側の端面49aが突出してい
る。先ず、各アルミニウム材49を拘束し、互いに面接
触する各端面49a間の上下側面に沿って、前記同様に
接合線W,Wを上下対称で互いに接するように形成
する。次に、図4(C)に示すように、各段部42と内側
端面43に囲まれた上下側面の各凹溝44a内にこれと
相似形断面の接続板44をそれぞれ装入する。そして、
各接続板44と各内側端面43の間に一対ずつの接合線
,Wを形成することにより、かなり厚肉のアルミ
ニウム材49同士を強固に接合する接合構造50を得る
ことができる。尚、接合線W,Wを形成する順序は
任意である。
【0027】図5は以上の接合方法と接合構造を用いた
クレーンブームに関する。図5(A)はブームを形成す
る一対のJIS;A6061−T6よりなるアルミニウ
ム押出形材51,51を示し、各形材51は断面全体の
高さと幅が各々約200mm程度、肉厚が5〜10mm
である断面略コ字形の本体52と、互いに接合すべき接
合端における最外側の端面53と、その外側面に沿って
段部54及び内側端面55を有する。各形材51は、図
5(b)に示すように、各最外側の端面53同士を面接触
し、各段部54と内側端面55に囲まれた凹溝56を形
成した状態で拘束される。
【0028】次に、図5(B)に示すように、各端面53
間に沿って外側面から前記工具10により摩擦攪拌接合
を施し、接合線Wを形成する。更に、上記凹溝56内
にこれと相似形断面の接続板57を装入する。そして、
接続板57と各内側端面55の間に沿って外側面から摩
擦攪拌接合を施し、一対の接合線W,Wを形成する
ことにより、接合構造58が得られる。両形材51の図
示しない下方の接合端にも同様にして接合構造58が対
称に形成される。その結果、図5(C)に示すように、厚
肉の各形材51の各接合端に沿って、強固な接合構造5
8,58を対称に形成し、角筒状で巾(縦寸法)400m
m、高さ(横寸法)200mm程度の一体の中空体たるク
レーンブーム60を得ることができる。
【0029】このブーム60は、単一のアルミニウム形
材に押出成形ができない断面寸法であっても、厚肉の押
出形材を一対成形し、外側面のみから摩擦攪拌接合によ
る強固な接合構造を形成して、所望サイズの角形中空体
たるブームとなる。しかも、外側面に露出する接合線W
,Wの表面は平坦であるため、簡単な仕上げ加工
で、互いに相似形断面を有する複数のブーム同士を互い
にスライド自在に嵌合させることにより、全体に軽量で
操作し易く強固なクレーンブームとすることができる。
尚、係るブーム60と同様にして、例えば各種のダクト
や支柱、又は煙道や煙突等を製作することもできる。
【0030】本発明は、以上において説明した各形態に
限定されるものではない。例えば、図6(A)に示すよう
に、厚さが5mm以上で湾曲した断面を有する一対のア
ルミニウム押出形材61を対向させ、各最外側の端面6
2同士を面接触させて、その外側面の各段部64と内側
端面65に囲まれたカーブした凹溝66を形成した状態
で拘束する。次に、図6(B)に示すように、各端面62
間に沿って外側面から前記工具10により摩擦攪拌接合
を施し、接合線Wを形成する。更に、上記凹溝66内
にこれと相似形断面の接続板67を装入する。
【0031】そして、接続板67と各内側端面65の間
に沿って外側面から摩擦攪拌接合を施し、一対の接合線
,Wを形成することにより、接合構造68が得ら
れる。両形材61が半円形又は半楕円形断面の場合、図
示しない下方の接合端にも同様にして接合構造68を対
称に形成すると、円形又は楕円断面のパイプが形成され
る。このパイプも各種のダクトや支柱、又は煙道や煙突
等に適用可能である。尚、各接合線W,Wはその表
面が幅巾方向に略平坦化にできる程度に、アルミニウム
材61及び接続板67の断面が湾曲していれば良い。
【0032】また、前記各凹溝及び接続板は、その長手
方向において互いに平行な内側端面や両端面を有する前
記各図の平面視で長方形に限らず、内側端面や両端面が
一点に向って接近する平面視で細長い台形、三角形、又
は楕円形等の形態にすることも可能である。更に、前記
各凹溝及び接続板は、接合すべき一対の厚肉アルミニウ
ム材の接合端の全長に設ける形態に限らず、接合端に沿
って部分的に複数ヶ所に分散して設けることも可能であ
る。この際、凹溝及び接続板はアルミニウム材の接合端
に沿う端面やこれと直角の端面にも摩擦攪拌接合を施し
て接合線を形成しても良い。尚、前記各形態のアルミニ
ウム材を押出成形する場合、前記段部や細溝を予め一体
に成形することができる。また、前記各形態には被接合
材に厚肉アルミニウム材を用いたが、摩擦攪拌接合が可
能なその他の金属や合金材に対しても適用可能である。
【0033】
【発明の効果】以上にて説明した本発明の摩擦攪拌接合
方法(請求項1)は、厚肉の被接合材同士を接合端に沿っ
て形成した段部間内に装入した前記断面の接続板を介し
て厚さ方向に2段以上の摩擦攪拌接合を互いに近接させ
て施せるので、厚さが摩擦攪拌装置の能力を超える厚肉
の被接合材を強固且つ確実に接合することができる。ま
た、上記摩擦攪拌接合方法により得られる接合構造(請
求項2乃至4)は、厚肉の被接合材同士の接合端に沿っ
て複数段の接合線を確実に形成しているので、強固な接
合構造を得ると共に、各被接合材の一側面のみからも複
数段の接合線を得ることも可能である。
【0034】更に、被接合材の段部と接続板を互いに
嵌合する接続構造(請求項5)によれば、接合強度が一層
高まり、或いは、接続板の断面形状や各段部の内側端面
の高さを調整する接続構造(請求項6)によれば、異なる
厚さの被接合材同士間に体裁良い接合を付与できる
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)乃至(D)は何れも本発明の摩擦攪拌接合方
法の各工程を示す部分概略図、(c)は(C)中のc−c断
面図、(d)は(D)中のd−d断面図。
【図2】(A)は摩擦攪拌接合方法の一工程を示す部分斜
視図、(B)乃至(D)は摩擦攪拌接合方法の各工程を示す
部分概略図、(E)は得られた接合構造を示す断面図。
【図3】(A)乃至(C)は共に異なる形態の接合構造を示
す断面図、(b)及び(c)それぞれ(B)及び(C)の接合構
造を得るための接合方法の工程を示す部分概略図。
【図4】(a)乃至(c)は更に異なる形態の接合方法の工
程を示す部分概略図、(A)乃至(C)はこれらによって得
られる接合構造を示す断面図。
【図5】(A)はブームを形成する一対のアルミニウム押
出形材の断面図、(b)と(B)は上記形材同士の接合端に
おける接合工程と得られる接合構造を示す部分断面図、
(C)はこれらによって得られたクレーンブームの断面
図。
【図6】(A)は別形態の接合方法の工程を示す部分概略
図、(B)はこれらによって得られる接合構造を示す断面
図。
【図7】(A)及び(B)は従来摩擦攪拌接合方法の各工程
を示す部分概略図。
【符号の説明】
1,16,30,31,40,46,49,61……厚肉アル
ミニウム材(被接合材) 2,2′,20,34,42,54,64……………段部 3,18,32,41,47,49a,53,62…最外側の
端面 4,4′,22,35,35′,43,55,65…内側端面 5,5′,25,33,44a,56,66…………凹溝 6,7,24,36,44,57,67………………接続板8,9,28,38,45,48,50………………接合構造 23…………………………………………………底広細 26…………………………………………………先広凸 37…………………………………………………傾斜面 51…………………………………………………アルミニ
ウム合金製の押出形,W,W,W…………………………………接合
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−309164(JP,A) 特開 平10−35235(JP,A) 特開 昭61−268557(JP,A) 実開 平3−85386(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 20/12 B66C 23/687

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚肉の被接合材同士の接合端に沿って段部
    を形成し、 上記段部により形成される複数の端面同士を隣接させた
    状態で、互いに面接触する最外側の端面同士間に沿って
    摩擦攪拌接合を施すと共に、 上記端面の少なくとも一側面で且つ各段部の内側端面間
    に形成される凹溝内に、被接合材と同種金属又は摩擦攪
    拌接合可能な金属からなり且つ上記凹溝と同じ断面また
    は相似形断面の接続板を装入し、該接続板と上記各被接
    合材の各内側端面間に沿って摩擦攪拌接合をそれぞれ施
    す、 ことを特徴とする厚肉の被接合材の摩擦攪拌接合方法。
  2. 【請求項2】厚肉の被接合材同士の接合端に沿って形成
    した段部同士を隣接させて互いに面接触する最外側の端
    面同士間に沿って摩擦攪拌接合による接合線が形成され
    ていると共に、 少なくとも一側面の各段部の内側端面間に形成される凹
    溝内に、被接合材と同種金属又は摩擦攪拌接合可能な金
    属からなり且つ上記凹溝と同じ断面または相似形断面の
    接続板が装入され、該接続板と上記各被接合材の各内側
    端面間に沿って摩擦攪拌接合による接合線がそれぞれ形
    成されている、 ことを特徴とする厚肉の被接合材の接合構造。
  3. 【請求項3】前記段部が各被接合材の同じ側面に複数段
    形成され、互いに隣接する各段部間に跨って前記接続板
    がそれぞれ装入されると共に、各接続板と各被接合材に
    おける各段部の内側端面間に沿って摩擦攪拌接合による
    接合線が形成されている、ことを特徴とする請求項2に
    記載の厚肉の被接合材の接合構造。
  4. 【請求項4】前記段部が各被接合材の両側面の接合端に
    沿ってそれぞれ形成され、両側面の段部間から突出する
    各被接合材の最外側の端面同士間に沿って摩擦攪拌接合
    による接合線が形成されていると共に、 両側面における各段部の内側端面間に形成される各凹溝
    内に前記接続板がそれぞれ装入され、且つ各接続板と各
    被接合材における各段部の内側端面間に沿って摩擦攪拌
    接合による接合線が形成されている、 ことを特徴とする請求項2又は3に記載の厚肉の被接合
    材の接合構造。
  5. 【請求項5】前記各被接合材における段部に底広細溝を
    それぞれ形成し、前記接続板の内側面に上記底広細溝に
    嵌合する複数の先広凸条を設けた、ことを特徴とする請
    求項2乃至4の何れかに記載の厚肉の被接合材の接合構
    造。
  6. 【請求項6】前記各被接合材が互いに異なる厚さを有し
    且つ各被接合材の内側端面の高さが異なると共に、各段
    部間に装入される前記接続板の外側面の中央に傾斜面を
    形成し、上記装入により各被接合材と連続した外側面を
    形成する、 ことを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載の厚肉
    の被接合材の接合構造。
  7. 【請求項7】前記各被接合材が、アルミニウム又はアル
    ミニウム合金製の押出形材である、ことを特徴とする請
    求項2乃至6の何れかに記載の厚肉の被接合材の接合構
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