JP3307055B2 - 組み込み式加熱調理器 - Google Patents
組み込み式加熱調理器Info
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- JP3307055B2 JP3307055B2 JP04250394A JP4250394A JP3307055B2 JP 3307055 B2 JP3307055 B2 JP 3307055B2 JP 04250394 A JP04250394 A JP 04250394A JP 4250394 A JP4250394 A JP 4250394A JP 3307055 B2 JP3307055 B2 JP 3307055B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- built
- heating cooker
- hook
- hook portion
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、組み込み式加熱調理器
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、電気レンジ等の組み込み式加熱調
理器の開発が盛んになっており、製品の性能向上だけで
無く、厨房家具等に対する設置工事性の向上についても
色々と提案がなされている。
理器の開発が盛んになっており、製品の性能向上だけで
無く、厨房家具等に対する設置工事性の向上についても
色々と提案がなされている。
【０００３】以下に従来の組み込み式加熱調理器につい
て説明する。
て説明する。
【０００４】図４は従来の組み込み式加熱調理器を示す
部分断面図である。図４において、１は厨房家具の天板
である。２は取り付け枠で、下部に下ユニット３を吊り
下げる保持部４を有している。下ユニット３の上面には
別部材で引っ掛け部５を取りつけ、下ユニット内にはロ
ースタ部６や操作部７を有している。８は上ユニット
で、上面には、加熱部（図示せず）が設けられている。
部分断面図である。図４において、１は厨房家具の天板
である。２は取り付け枠で、下部に下ユニット３を吊り
下げる保持部４を有している。下ユニット３の上面には
別部材で引っ掛け部５を取りつけ、下ユニット内にはロ
ースタ部６や操作部７を有している。８は上ユニット
で、上面には、加熱部（図示せず）が設けられている。
【０００５】以上のように構成された組み込み式加熱調
理器について、以下その設置工事を説明する。始めに、
厨房家具の天板１に取り付け枠２をねじ等で固定する。
次に、取りつけ枠２の保持部４に下ユニット３の引っ掛
け部５を前方より嵌め込み、ねじ等で固定する。さら
に、取りつけ枠２に上ユニット８を矢印ａの方向より取
り付け枠２に入れ、ねじ等で固定する。
理器について、以下その設置工事を説明する。始めに、
厨房家具の天板１に取り付け枠２をねじ等で固定する。
次に、取りつけ枠２の保持部４に下ユニット３の引っ掛
け部５を前方より嵌め込み、ねじ等で固定する。さら
に、取りつけ枠２に上ユニット８を矢印ａの方向より取
り付け枠２に入れ、ねじ等で固定する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、設置工事に取り付け枠２が必要であると
ともに取り付け枠２を厨房家具の天板１に取り付けるた
めの工事が余分にかかる等の問題があった。
うな構成では、設置工事に取り付け枠２が必要であると
ともに取り付け枠２を厨房家具の天板１に取り付けるた
めの工事が余分にかかる等の問題があった。
【０００７】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、設置工事性能を向上させ、かつ、設置時にかかる費
用を安価にした組み込み式加熱調理器を提供することを
目的とし、特に、上ユニットに下ユニットを吊り下げた
時のがたつきを防止し、さらに下引っ掛け部の強度を向
上させた組み込み式加熱調理器を提供することである。
で、設置工事性能を向上させ、かつ、設置時にかかる費
用を安価にした組み込み式加熱調理器を提供することを
目的とし、特に、上ユニットに下ユニットを吊り下げた
時のがたつきを防止し、さらに下引っ掛け部の強度を向
上させた組み込み式加熱調理器を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記第１の目的を達成す
るために本発明の加熱調理器は、本体を上下のユニット
に分け、下ユニットの両側面の上部を曲げて下引っ掛け
部を形成し、下引っ掛け部に対面して保持する上引っ掛
け部を上ユニットの底面に設け、上ユニットの底面に突
出部を具備するとともに、下引っ掛け部の上面の一部に
リブ状の段押し部を具備し、前記突出部と前記段押し部
とが前記上引っ掛け部に対する前記下引っ掛け部の上下
の可動距離を部分的に減少させ、かつ上下引っ掛け部の
嵌合で上ユニットに下ユニットを吊り下げた組み込み式
加熱調理器とする。
るために本発明の加熱調理器は、本体を上下のユニット
に分け、下ユニットの両側面の上部を曲げて下引っ掛け
部を形成し、下引っ掛け部に対面して保持する上引っ掛
け部を上ユニットの底面に設け、上ユニットの底面に突
出部を具備するとともに、下引っ掛け部の上面の一部に
リブ状の段押し部を具備し、前記突出部と前記段押し部
とが前記上引っ掛け部に対する前記下引っ掛け部の上下
の可動距離を部分的に減少させ、かつ上下引っ掛け部の
嵌合で上ユニットに下ユニットを吊り下げた組み込み式
加熱調理器とする。
【０００９】
【作用】本発明の構成により、設置工事の部材無しで上
ユニットに直接下ユニットを吊り下げることができ、設
置工事性の向上と設置工事部材の削減が図れる。また、
下引っ掛け部は下ユニットの側壁を折りまげて構成して
おり安価である。さらに 、下引っ掛け部の段押し部が、
下引っ掛け部自体の強度を向上させるとともに、段押し
部が、上引っ掛け部に対する下引っ掛け部の上下の可動
距離を部分的に減少させ、上ユニットと下ユニットとの
がたつきを防止する。
ユニットに直接下ユニットを吊り下げることができ、設
置工事性の向上と設置工事部材の削減が図れる。また、
下引っ掛け部は下ユニットの側壁を折りまげて構成して
おり安価である。さらに 、下引っ掛け部の段押し部が、
下引っ掛け部自体の強度を向上させるとともに、段押し
部が、上引っ掛け部に対する下引っ掛け部の上下の可動
距離を部分的に減少させ、上ユニットと下ユニットとの
がたつきを防止する。
【００１０】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１１】図１は実施例の組み込み式加熱調理器を示
す部分断面図、図２は同組み込み式加熱調理器の側面
図、図３は同組み込み式加熱調理器の要部斜視図であ
る。図において、９は厨房家具の天板である。１０は下
ユニットで、上面には下引っ掛け部１１を下ユニット１
０の側面を上方へ延ばしその上部を折りまげて設けてい
る。下ユニット１０内にはロースタ部１２や操作部１３
が設けられている。下引っ掛け部１１の後方上端部に
は、リブ状の段押し部１４が形成されている。１５は上
ユニットで、上面には加熱部（図示せず）を設け、下面
には上引っ掛け部１６を設けている。１７は突出部で、
上ユニット１５の底面に設けられており、設置完了時に
下引っ掛け部１１の段押し部１４と突出部１７は対面
し、下引っ掛け部１１と上ユニット１５との隙間を減少
させている。上引っ掛け部１６の先端は斜め下側に折り
曲げ、ガイド１８を形成し、下引っ掛け部１１の挿入を
容易にしている。
す部分断面図、図２は同組み込み式加熱調理器の側面
図、図３は同組み込み式加熱調理器の要部斜視図であ
る。図において、９は厨房家具の天板である。１０は下
ユニットで、上面には下引っ掛け部１１を下ユニット１
０の側面を上方へ延ばしその上部を折りまげて設けてい
る。下ユニット１０内にはロースタ部１２や操作部１３
が設けられている。下引っ掛け部１１の後方上端部に
は、リブ状の段押し部１４が形成されている。１５は上
ユニットで、上面には加熱部（図示せず）を設け、下面
には上引っ掛け部１６を設けている。１７は突出部で、
上ユニット１５の底面に設けられており、設置完了時に
下引っ掛け部１１の段押し部１４と突出部１７は対面
し、下引っ掛け部１１と上ユニット１５との隙間を減少
させている。上引っ掛け部１６の先端は斜め下側に折り
曲げ、ガイド１８を形成し、下引っ掛け部１１の挿入を
容易にしている。
【００１２】以上のように構成された組み込み式加熱調
理器について、以下その設置工事等の動作を説明する。
始めに、厨房家具の天板９に上ユニット１５をねじ等で
固定する。次に、図３に示すように上ユニット１５の上
引っ掛け部１６に対して下ユニット１０の下引っ掛け部
１１を矢印ｂ方向に差し込み、所定の位置で上ユニット
１５と下ユニット１０をねじ等で止める。上記のように
本実施例は、直接、上ユニット１５に下ユニット１０を
固定でき、従来例で示したような取り付け枠等が不要で
あり、設置部品が安価となり、かつ、工事も短時間とな
る。また、段押し部１４によって下引っ掛け部１１の折
り曲げ部が補強されるとともに、上ユニット１５下面に
設けられた突出部１７と段押し部１４とが、上引っ掛け
部１６に対する下引っ掛け部１１の上下の可動距離を部
分的に減少させ、操作部１３等を動作させた時の下ユニ
ット１０のガタつきを防止することができる。もちろ
ん、突出部１７や段押し部１４を無くし、上引っ掛け部
１６に対する下引っ掛け部１１の上下の可動距離を減少
させた構成を取ればガタつきを防止することもできる
が、製品バラツキ等で上引っ掛け部１６に下引っ掛け部
１１が挿入がしにくくなる等の問題がある。
理器について、以下その設置工事等の動作を説明する。
始めに、厨房家具の天板９に上ユニット１５をねじ等で
固定する。次に、図３に示すように上ユニット１５の上
引っ掛け部１６に対して下ユニット１０の下引っ掛け部
１１を矢印ｂ方向に差し込み、所定の位置で上ユニット
１５と下ユニット１０をねじ等で止める。上記のように
本実施例は、直接、上ユニット１５に下ユニット１０を
固定でき、従来例で示したような取り付け枠等が不要で
あり、設置部品が安価となり、かつ、工事も短時間とな
る。また、段押し部１４によって下引っ掛け部１１の折
り曲げ部が補強されるとともに、上ユニット１５下面に
設けられた突出部１７と段押し部１４とが、上引っ掛け
部１６に対する下引っ掛け部１１の上下の可動距離を部
分的に減少させ、操作部１３等を動作させた時の下ユニ
ット１０のガタつきを防止することができる。もちろ
ん、突出部１７や段押し部１４を無くし、上引っ掛け部
１６に対する下引っ掛け部１１の上下の可動距離を減少
させた構成を取ればガタつきを防止することもできる
が、製品バラツキ等で上引っ掛け部１６に下引っ掛け部
１１が挿入がしにくくなる等の問題がある。
【００１３】なお、本実施例では下ユニット１５の側面
を内側に折り曲げて下引っ掛け部１１を形成したが、側
面を外側に折り曲げて下引っ掛け部１１を形成してもよ
い、ただし、この場合の上引っ掛け部１６の折り曲げ方
向も逆になる。
を内側に折り曲げて下引っ掛け部１１を形成したが、側
面を外側に折り曲げて下引っ掛け部１１を形成してもよ
い、ただし、この場合の上引っ掛け部１６の折り曲げ方
向も逆になる。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、設置工事
性能を向上させ、かつ、設置部品を安価にした組み込み
式加熱調理器を提供することができる。また、上ユニッ
トに下ユニットを吊り下げた時のがたつきを防止し、さ
らに下引っ掛け部の強度を向上させた組み込み式加熱調
理器を提供するこができる。
性能を向上させ、かつ、設置部品を安価にした組み込み
式加熱調理器を提供することができる。また、上ユニッ
トに下ユニットを吊り下げた時のがたつきを防止し、さ
らに下引っ掛け部の強度を向上させた組み込み式加熱調
理器を提供するこができる。
【図１】実施例の組み込み式加熱調理器を示す部分断面
図
図
【図２】同組み込み式加熱調理器の側面図
【図３】同組み込み式加熱調理器の要部斜視図
【図４】従来の組み込み式加熱調理器を示す部分断面図
１０ 下ユニット １１ 下引っ掛け部 １４ 段押し部 １５ 上ユニット １６ 上引っ掛け部 １７ 突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉谷 保 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平６−2864（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24C 15/08 F16B 5/10 A47B 37/00
Claims (1)
- 【請求項１】 本体を上下のユニットに分け、下ユニッ
トの両側面の上部を曲げて下引っ掛け部を形成し、下引
っ掛け部に対面して保持する上引っ掛け部を上ユニット
の底面に設け、上ユニットの底面に突出部を具備すると
ともに、下引っ掛け部の上面の一部にリブ状の段押し部
を具備し、前記突出部と前記段押し部とが前記上引っ掛
け部に対する前記下引っ掛け部の上下の可動距離を部分
的に減少させ、かつ上下引っ掛け部の嵌合で上ユニット
に下ユニットを吊り下げた組み込み式加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04250394A JP3307055B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 組み込み式加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04250394A JP3307055B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 組み込み式加熱調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07248121A JPH07248121A (ja) | 1995-09-26 |
| JP3307055B2 true JP3307055B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=12637878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04250394A Expired - Fee Related JP3307055B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 組み込み式加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3307055B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4522903B2 (ja) * | 2005-04-06 | 2010-08-11 | 三菱電機株式会社 | 組込み式加熱調理器 |
-
1994
- 1994-03-14 JP JP04250394A patent/JP3307055B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07248121A (ja) | 1995-09-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090517 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100517 Year of fee payment: 8 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |