JP3306867B2 - アプリケーション保守支援システム - Google Patents

アプリケーション保守支援システム

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JP3306867B2
JP3306867B2 JP35525599A JP35525599A JP3306867B2 JP 3306867 B2 JP3306867 B2 JP 3306867B2 JP 35525599 A JP35525599 A JP 35525599A JP 35525599 A JP35525599 A JP 35525599A JP 3306867 B2 JP3306867 B2 JP 3306867B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、システムにイン
ストールしたアプリケーションにおいて、何らかの動作
不正や障害などの問題が発生した場合、アプリケーショ
ンのバージョンや運用方法、現在起きている現象などを
入力することにより問題の原因を解析し、不備がある設
定値の自動修正やユーザに対する解決手段の提示などを
行うことを特徴とするアプリケーション保守支援システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】計算機システムのデータを用いて保守対
象の保守作業を支援するシステム保守支援方法に関して
は、たとえば特開昭60−61840号公報に開示され
ている。この公報による保守支援方法は、図3に示すよ
うに、保守作業員11a〜11nは、保守対象コンピュ
ータ12a〜12nの保守点検または故障診断を行って
いる。この保守点検または故障診断時に難しい問題が発
生すると、保守作業員11a〜11nはオペレータ13
に連絡を取る。
【0003】連絡を受けたオペレータ13は、保守作業
員11a〜11nと項目別の質問を行い、この質問に基
づいてオペレータ13は動作不正/障害の情報を管理す
る計算機システム14と会話形式で、YESまたはNO
の回答を計算機システム14に入力する。オペレータ1
4から計算機システム14に対してこの入力を行うこと
により、質問に対する回答が計算機システム14内で検
索され、その回答が計算機システム14からオペレータ
13に対して返送される。
【0004】これにより、オペレータ13は電話、ある
いはファクシミリなどの通信手段15a〜15nを通し
て保守作業員11a〜11nに質問に対する回答を送信
する。保守作業員11a〜11nがこの回答を受信する
ことにより、保守対象コンピュータ12a〜12nに対
する保守点検あるいは故障の対処処理を行う。
【0005】しかし、この公報の場合には、ユーザ先の
アプリケーションで何らかの動作不正や障害などの問題
が発生し、アプリケーションの開発拠点やレスポンスサ
ービスセンタに対して問い合わせを行う場合、現在起き
ている現象、設定値などの確認や必要なアプリケーショ
ンログ、イベントログの送付などの作業が必要となる場
合がある。この場合、ユーザ先が電子メールを使えない
環境にあったり、問い合わせ先の担当者が会議や外出で
つかまらなかったりすると、ユーザ先で問題解決までに
時間がかかってしまうという課題がある。
【0006】また、ユーザからの問い合わせには、正し
いインストール手順でインストールを行っていないこと
が原因のものや、ユーザの設定ミスによるものなどが多
くある。さらに、同じ内容の問い合わせを複数のユーザ
から受けた場合、起きている現象や設定値などの確認、
アプリケーションログの送付依頼などをユーザごとに行
う必要がある。これらの対応を毎回アプリケーションの
開発拠点やレスポンスサービスセンタが行っていたので
は、効率が悪く、保守工数が余計にかかってしまう。し
たがって、メーカ側に係る保守工数/費用が大きな負担
になる。
【0007】一方、特開昭60−135938号公報
(コンピュータシステムの保守方式)には、保守対象コ
ンピュータシステムに障害が発生したときに、一時停止
手段により保守対象コンピュータシステムの処理を一時
的に停止させ、障害に関する情報を障害受信手段により
受信して、この障害に関する情報を基に障害診断手段に
より障害の診断を行い、その診断結果から修正情報要求
手段により障害の修正情報を要求する。この修正情報の
要求にしたがって、修正情報検索手段が修正情報を検索
し、その検索した修正情報に基づいて、保守対象コンピ
ュータシステムに対して修正手段により障害の修正を行
い、修正完了後に処理再開手段により保守対象コンピュ
ータシステムの処理を再開することが開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この後者の公
報の場合には、障害発生時に保守対象コンピュータシス
テム自身で障害の診断を行い、生涯の修正情報を検索
し、保守員の知識レベルの差に関係なく、既知の障害の
自動復旧を行っているが、アプリケーションレベルでの
問題であるユーザの設定ミスや、インストール手順の違
いなどに起因する動作不正などの自動修正/修正手段の
提示、過去に事例のない特殊な問題発生時の確認項目/
採取すべきログについての情報提示などが行われていな
い。したがって、システム全体の保守効率が低いという
課題がある。
【0009】また、この公報の場合には、保守対象コン
ピュータシステムが障害を発生した場合に、保守対象コ
ンピュータシステムはリモートにある修正情報検索シス
テムと通信して修正情報をファイル検索をして取得し、
その検索した修正情報を基に保守対象コンピュータシス
テムの復旧を行っているが、保守対象コンピュータ内と
センターコンピュータ内にそれぞれ動作不正/障害情報
記憶部が設けられていないので、保守対象コンピュータ
内では、OSと厳選されたアプリケーションの発生頻度
や重要度の高い動作不正/障害情報だけを管理し、それ
以外の動作不正/障害情報はリモートにあるセンターコ
ンピュータ内で管理する構成を採っていない。したがっ
て、WAN(広域網)回線を介して通信が必要最小限に
抑制することができず、通信に係る費用の削減が困難で
ある。
【0010】さらに、上記公報の場合には、保守員の知
識レベルの差に関係なく既知の障害の自動復旧ができ、
それによる保守対象コンピュータシステムの保守性が向
上することが想定されるが、上記アプリケーションレベ
ルの問題の自動修正/修正手段の提示、過去に事例のな
い特殊な問題の発生時の確認項目/採取すべきログにつ
いての情報提示を行うことにより、アプリケーションも
含めたシステムのトータル保守効率の向上ができないと
いう課題がある。
【0011】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、システムにインストールしたアプ
リケーションで何らかの動作不正や障害などの問題が発
生した場合にユーザ自身が簡単な操作によりその動作不
正/障害の原因を特定し、自己解決したり、あるいは過
去に事例のない特殊な問題の場合でも確認すべき項目、
採取すべきログについての指示を出し、問い合わせ時の
処理をスムーズに行わせることができ、メーカ側の保守
工数を最小限に抑えることができ、システムのトータル
保守効率の向上ができるとともに、通信に係る費用の削
減を可能とするアプリケーション保守支援システムを提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のアプリケーション保守支援システムは、
センターコンピュータの記憶装置に設けられ、保守対象
コンピュータのサポートアプリケーション全体の動作不
正/障害に対する原因および修正方法などの情報をあら
かじめ記憶しているセンターコンピュータ用動作不正/
障害記憶部と、上記保守対象コンピュータの記憶装置に
設けられ、アプリケーション保守支援システムがサポー
トするアプリケーションの情報をあらかじめ記憶してい
るサポートアプリケーション記憶部と、上記保守対象コ
ンピュータの記憶装置に設けられ、所定のアプリケーシ
ョンの発生頻度や重要度の高い動作不正/障害に対する
原因および修正方法などの情報をあらかじめ記憶してい
る保守対象コンピュータ用動作不正/障害情報記憶部
と、入力装置から入力されたアプリケーション名をキー
として上記サポートアプリケーション記憶部に記憶され
ているサポートアプリケーション一覧を検索するアプリ
ケーション名検索手段と、上記入力装置から入力された
アプリケーションのバージョンや運用方法、現在起きて
いる現象の詳細内容をキーとして上記保守対象コンピュ
ータ用動作不正/障害情報記憶部に記憶されている動作
不正/障害原因、修正方法の一覧を検索し、該当するも
のが存在しない場合には、上記コンピュータ用動作不正
障害情報記憶部に記憶されている動作不正/障害原因、
修正方法の一覧を検索する動作不正/障害原因検索手段
と、上記アプリケーション名検索手段および上記動作不
正/障害原因検索手段の検索結果を基にして出力装置に
表示する表示メッセージ内容を編集する表示メッセージ
編集手段と、上記動作不正/障害原因検索手段による上
記検索結果から動作不正/障害の原因が自動的修正可能
の場合に自動修正処理を実行する自動修正実行手段とを
備えることを特徴とする。
【0013】そのため、入力装置から入力されたアプリ
ケーション名と同じアプリケーション名がサポートアプ
リケーション記憶部に記憶されていない場合と、動作不
正/障害原因検索手段に入力された障害情報と同じ動作
不正/障害情報が、保守対象コンピュータ用動作不正/
障害情報記憶部に記憶されていない場合でかつセンター
コンピュータ用動作不正/障害情報記憶部に該当する動
作不正/障害情報が記憶されていない場合には、表示メ
ッセージ編集手段で開発拠点やレスポンスサービスセン
タへの連絡を指示する内容のメッセージを編集し、出力
装置に表示する。サポートアプリケーション記憶部にア
プリケーション名と同じアプリケーション名が記憶され
ている場合、アプリケーションのバージョン情報/運用
形態、動作不正/障害の詳細内容入力画像を出力装置に
表示する。保守対象コンピュータ用動作不正/障害情報
記憶部に入力された詳細情報と同じ動作不正/障害情報
が記憶されている場合、あるいは、センターコンピュー
タ用動作不正/障害情報記憶部に該当する動作不正/障
害情報が記憶されている場合には、その動作不正/修正
方法を入手し、その修正方法が自動修正可能でない場合
に、表示メッセージ編集手段で動作不正/障害の原因、
修正方法を編集して、出力装置に出力する。その修正方
法が自動修正可能の場合には、表示メッセージ編集手段
で動作不正/障害の原因を編集して、出力装置に出力
し、かつ自動修正実行手段で自動修正処理を実行するよ
うにしたので、システムにインストールしたアプリケー
ションで動作不正や障害等の問題発生時に、ユーザ自身
が簡単な操作により、その動作不正/障害の原因を特定
し、自己解決したり、過去に事例のない特殊な問題の場
合でも、確認すべき事項、採取すべきログについての指
示を出し、問い合わせ時の処理をスムーズに行わせるこ
とができ、メーカ側の保守工数を最小限に抑制すること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、この発明によるアプリケー
ション保守支援システムの実施の形態について図面に基
づき説明する。図1はこの発明による第1実施の形態の
構成を示すブロック図である。この図1に示す第1実施
の形態では、センターコンピュータAと保守対象コンピ
ュータBとからなる。保守対象コンピュータBは、キー
ボードなどの入力装置1と、プログラム制御により動作
するデータ処理装置2と、情報を記憶する記憶装置3
と、ディスプレイ装置などの出力装置4とを含み、セン
ターコンピュータAは、情報を記憶する記憶装置5を含
む。
【0015】センターコンピュータAに設けられた記憶
装置5は、センターコンピュータ用動作不正/障害情報
記憶部51を備えている。センターコンピュータ用動作
不正/障害情報記憶部51は、サポートアプリケーショ
ン全体の動作不正/障害に対する原因、および修正方法
などの情報すべてをあらかじめ記憶している。
【0016】また、保守対象コンピュータBに設けられ
た記憶装置3は、サポートアプリケーション記憶部31
と、保守対象コンピュータ用動作不正/障害情報記憶部
32とを備えている。サポートアプリケーション記憶部
31は、アプリケーション保守支援システムがサポート
するアプリケーションの情報をあらかじめ記憶してい
る。保守対象コンピュータ用動作不正/障害情報記憶部
32は、出荷数などを考慮して厳選されたアプリケーシ
ョンの特に発生頻度や重要度の高い動作不正/障害に対
する原因、および修正方法などの情報をあらかじめアプ
リケーションごとに記憶している。
【0017】データ処理装置2は、アプリケーション名
検索手段21と、動作不正/障害原因検索手段22と表
示メッセージ編集手段23と、自動修正実行手段24と
を備えている。アプリケーション名検索手段21は、入
力装置1から入力されたアプリケーション名をキーとし
て、サポートアプリケーション記憶部31に記憶されて
いるサポートアプリケーション一覧を検索する。
【0018】動作不正/障害原因検索手段22は、入力
装置1から入力されたアプリケーションのバージョンや
運用方法、現在起きている現象の詳細内容をキーとし
て、まず保守対象コンピュータB内の保守対象コンピュ
ータ用動作不正/障害情報記憶部32に記憶されている
動作不正/障害原因、修正方法の一覧を検索し、該当す
るものがなければ、次にセンターコンピュータA内のセ
ンターコンピュータ用動作不正/障害情報記憶部51に
記憶されている動作不正/障害原因、修正方法の一覧を
検索する。
【0019】また、表示メッセージ編集手段23は、サ
ポートアプリケーション記憶部31に入力アプリケーシ
ョン名と同じアプリケーション名が記憶されていない場
合、出力装置4に表示するメッセージを編集し、また、
動作不正/障害原因検索手段22での検索結果をもとに
出力装置4に表示するメッセージ内容を編集する。自動
修正実行手段24は、動作不正/障害原因検索手段22
での検索結果から、動作不正/障害の原因が自動修正可
能だった場合に自動修正処理を実行する。
【0020】次に、以上のように構成されたこの発明に
よる第1実施の形態の動作について図2のフローチャー
トに沿って説明する。まず、動作がスタートし、ユーザ
が入力装置1を操作することにより、入力装置1からア
プリケーション名が保守対象コンピュータBのデータ処
理装置2のアプリケーション名検索手段21に供給され
る。アプリケーション名検索手段21は、入力装置1か
らアプリケーション名が入力されると、この入力アプリ
ケーション名をキーとして入力アプリケーション名と同
じアプリケーション名が、保守対象コンピュータBの記
憶装置3のサポートアプリケーション記憶部31に記憶
されているかどうかをサポートアプリケーション一覧を
検索して調べる(図2のステップA1およびA2)。
【0021】この検索の結果、サポートアプリケーショ
ン記憶部31に入力アプリケーション名と同じアプリケ
ーション名が記憶されていなかった場合は、アプリケー
ション検索結果を表示メッセージ編集手段23に出力す
ることにより、表示メッセージ編集手段23はアプリケ
ーション開発拠点やレスポンスサービスセンタへの連絡
を指示する内容のメッセージを編集し(ステップA
3)、この編集メッセージを出力装置4に出力して表示
する(A13)。
【0022】また、アプリケーション名検索手段21に
よるアプリケーション名の検索の結果、サポートアプリ
ケーション記憶部31に入力アプリケーション名と同じ
アプリケーション名が記憶されていた場合には、アプリ
ケーション名検索手段21はその検索結果を出力装置4
に出力して表示させる。保守対象コンピュータBのユー
ザは、この出力装置4の表示内容を確認することによ
り、入力装置1を操作して、入力装置1から入力した上
記アプリケーション名のバージョン情報/運用形態、動
作不正/障害の詳細内容入力画面を出力装置4に出力し
て表示させる(ステップA4)。
【0023】入力装置1から入力されたアプリケーショ
ン名のバージョン情報/運用形態、動作不正/障害の詳
細内容は、動作不正/障害原因検索手段22に供給され
る。動作不正/障害原因検索手段22は、入力装置1か
ら入力された詳細情報と同じ動作不正/障害情報が、保
守対象コンピュータ用動作不正/障害情報記憶部32に
記憶されているかどうかを検索して調べる(ステップA
5)。
【0024】この検索の結果、保守対象コンピュータ用
動作不正/障害情報記憶部32に、入力された詳細情報
と同じ動作不正/障害情報が記憶されていなかった場合
は(ステップA6)、リモートにあるセンターコンピュ
ータAに自動接続し、センターコンピュータ用動作不正
/障害情報記憶部51に、該当する動作不正/障害情報
が記憶されているかどうかを調べる(ステップA7)。
動作不正/障害原因検索手段22による検索結果、セン
ターコンピュータ用動作不正/障害情報記憶部51に、
該当する動作不正/障害情報が記憶されていなかったと
判断した場合は(ステップA8)、動作不正/障害原因
検索手段22は表示メッセージ編集手段23に検索結果
を出力する。この検索結果を受けた表示メッセージ編集
手段23は、確認事項のチェック、ログ採取を行った後
に、アプリケーション開発拠点やレスポンスサービスセ
ンタへの連絡を指示する内容のメッセージを編集し(ス
テップA9)、出力装置4に表示する(A13)。
【0025】また、動作不正/障害原因検索手段22に
よる上記ステップA6におけ保守対象コンピュータ用動
作不正/障害情報記憶部32に、入力された詳細情報と
同じ動作不正/障害情報が記憶されていると判定した場
合は、あるいは保守対象コンピュータ用動作不正/障害
情報記憶部32には、入力された詳細情報と同じ動作不
正/障害情報が記憶されていなかったが、センターコン
ピュータ用動作不正/障害情報記憶部51に、該当する
動作不正/障害情報が記憶されていると、動作不正/障
害原因検索手段22が判定した場合には(ステップA1
0)、動作不正/障害原因検索手段22はその動作不正
/障害に対する原因/修正方法を保守対象コンピュータ
用動作不正/障害情報記憶部32、あるいはセンターコ
ンピュータ用動作不正/障害情報記憶部51から入手す
る。
【0026】動作不正/障害原因検索手段22が動作不
正/障害に対する原因/修正方法を入手すると、その入
手した原因/修正方法が自動修正可能かどうかを調べ
る。動作不正/障害原因検索手段22は、その調べた結
果を表示メッセージ編集手段23に出力し、動作不正/
障害が自動修正可能でなかった場合は、表示メッセージ
編集手段23で動作不正/障害の原因、および修正方法
を編集し(ステップA11)、出力装置4に表示する
(ステップA13)。
【0027】また、ステップA10での判断の結果、上
記とは逆に、動作不正/障害原因検索手段22が入手し
た原因/修正方法が自動修正可能であったと判断した場
合には、動作不正/障害原因検索手段22は、その調べ
た結果を表示メッセージ編集手段23に出力し、表示メ
ッセージ編集手段23で動作不正/障害の原因を編集
し、出力装置4に表示するとともに自動修正実行手段2
4で自動修正処理を実行する(ステップA13)。
【0028】ところで、ユーザ先で何らかのアプリケー
ション障害が発生し、アプリケーションの開発拠点やレ
スポンスサービスセンタに対して問い合わせを行う場
合、電子メールが使えない環境のためログの送付が遅れ
たり、問い合わせ先の担当者が会議や外出で接触でき
ず、問題解決までに余計に時間がかかってしまう可能性
があり得る。また、ユーザからの問い合わせには、正し
いインストール手順でインストールを行っていないこと
が原因のものや、ユーザの設定ミスによるものなどが多
くあるとともに、同じ内容の問い合わせを複数のユーザ
から受けた場合、起きている現象や設定値などの確認、
アプリケーションログの送付依頼などをユーザごとに行
う必要がある。
【0029】このような場合に、上記第1実施の形態で
は、アプリケーションのバージョンや運用方法、現在起
きている現象などを入力することにより問題の原因を解
析し、不備がある設定値の自動修正や問題解決手段の提
示機能、即時解答できない場合の確認事項や採取すべき
ログについての指示機能などを備えている。したがっ
て、システムにインストールしたアプリケーションで何
らかの動作不正や障害などの問題が発生した場合にユー
ザ自身が簡単な操作によりその動作不正/障害の原因を
特定することが可能となる。
【0030】これにともない、過去に事例のないような
特殊なケースを除いては、アプリケーションの開発拠点
やレスポンスサービスセンタに問い合わせが寄せられる
前にユーザ先で問題が自己解決される。また、ユーザが
自己解決できない問題の場合も、問い合わせ前に確認す
べき項目、採取すべきログについての指示を出すことで
問い合わせ時の処理をスムーズに行えるようにし、メー
カ側の保守工数が大幅に削減されることになる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、入力
装置から入力されたアプリケーション名と同じアプリケ
ーション名がサポートアプリケーション記憶部に記憶さ
れていない場合と、動作不正/障害原因検索手段に入力
された障害情報と同じ動作不正/障害情報が、保守対象
コンピュータ用動作不正/障害情報記憶部に記憶されて
いない場合でかつセンターコンピュータ用動作不正/障
害情報記憶部に該当する動作不正/障害情報が記憶され
ていない場合には、表示メッセージ編集手段で開発拠点
やレスポンスサービスセンタへの連絡を指示する内容の
メッセージを編集し、出力装置に表示し、サポートアプ
リケーション記憶部にアプリケーション名と同じアプリ
ケーション名が記憶されている場合、アプリケーション
のバージョン情報/運用形態、動作不正/障害の詳細内
容入力画像を出力装置に表示し、保守対象コンピュータ
用動作不正/障害情報記憶部に入力された詳細情報と同
じ動作不正/障害情報が記憶されている場合、あるい
は、センターコンピュータ用動作不正/障害情報記憶部
に該当する動作不正/障害情報が記憶されている場合に
は、その動作不正/修正方法を入手し、その修正方法が
自動修正可能でない場合に、表示メッセージ編集手段で
動作不正/障害の原因、修正方法を編集して、出力装置
に出力し、その修正方法が自動修正可能の場合には、表
示メッセージ編集手段で動作不正/障害の原因を編集し
て、出力装置に出力し、かつ自動修正実行手段で自動修
正処理を実行するようにしたので、ユーザ先で問題解決
までにかかる時間を短縮できるとともに、メーカ側にか
かる保守工数/費用を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるアプリケーション保守支援シス
テムの第1実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明によるアプリケーション保守支援シス
テムの第1実施の形態の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図3】従来の保守支援方法を説明するための説明図で
ある。
【符号の説明】
1……入力装置、2……データ処理装置、21……アプ
リケーション名検索手段、22……動作不正/障害原因
検索手段、23……表示メッセージ編集手段、24……
自動修正実行手段、3,5……記憶装置、31……サポ
ートアプリケーション記憶部、32……保守対象コンピ
ュータ用動作不正/障害情報記憶部、51……センター
コンピュータ用動作不正/障害情報記憶部、4……出力
装置、A……センターコンピュータ、B……保守対象コ
ンピュータ。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センターコンピュータの記憶装置に設け
    られ、保守対象コンピュータのサポートアプリケーショ
    ン全体の動作不正/障害に対する原因および修正方法な
    どの情報をあらかじめ記憶しているセンターコンピュー
    タ用動作不正/障害記憶部と、 上記保守対象コンピュータの記憶装置に設けられ、アプ
    リケーション保守支援システムがサポートするアプリケ
    ーションの情報をあらかじめ記憶しているサポートアプ
    リケーション記憶部と、 上記保守対象コンピュータの記憶装置に設けられ、所定
    のアプリケーションの発生頻度や重要度の高い動作不正
    /障害に対する原因および修正方法などの情報をあらか
    じめ記憶している保守対象コンピュータ用動作不正/障
    害情報記憶部と、 入力装置から入力されたアプリケーション名をキーとし
    て上記サポートアプリケーション記憶部に記憶されてい
    るサポートアプリケーション一覧を検索するアプリケー
    ション名検索手段と、 上記入力装置から入力されたアプリケーションのバージ
    ョンや運用方法、現在起きている現象の詳細内容をキー
    として上記保守対象コンピュータ用動作不正/障害情報
    記憶部に記憶されている動作不正/障害原因、修正方法
    の一覧を検索し、該当するものが存在しない場合には、
    上記コンピュータ用動作不正障害情報記憶部に記憶され
    ている動作不正/障害原因、修正方法の一覧を検索する
    動作不正/障害原因検索手段と、 上記アプリケーション名検索手段および上記動作不正/
    障害原因検索手段の検索結果を基にして出力装置に表示
    する表示メッセージ内容を編集する表示メッセージ編集
    手段と、 上記動作不正/障害原因検索手段による上記検索結果か
    ら動作不正/障害の原 因が自動的修正可能の場合に自動修正処理を実行する自
    動修正実行手段と、を備えることを特徴とするアプリケ
    ーション保守支援システム。
  2. 【請求項2】 上記動作不正/障害原因検索手段は、上
    記入力装置から入力された詳細情報と同じ動作不正/障
    害情報が上記保守対象コンピュータ用動作不正/障害情
    報記憶部に記憶されていない場合には、上記センターコ
    ンピュータに自動接続して上記センターコンピュータ用
    動作不正/障害情報記憶部に該当する動作不正/障害原
    因の情報が記憶されていないことを確認することを特徴
    とする請求項1記載のアプリケーション保守支援システ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記動作不正/障害原因検索手段は、上
    記入力装置から入力された詳細情報と同じ動作不正/障
    害情報が上記保守対象コンピュータ用動作不正/障害情
    報記憶部に記憶されていると判断した場合、あるいは上
    記保守対象コンピュータ用動作不正/障害情報記憶部に
    は上記入力された詳細情報と同じ動作不正/障害情報が
    記憶されていないが、上記センターコンピュータ用動作
    不正/障害情報記憶部に該当する動作不正/障害情報が
    記憶されていると判断した場合には、その動作不正/障
    害に対する原因/修正方法を上記保守対象コンピュータ
    用動作不正/障害情報記憶部あるいは上記センターコン
    ピュータ用動作不正/障害情報記憶部から入手してその
    修正方法が自動修正可能か、否かの判断を行うことを特
    徴とする請求項1記載のアプリケーション保守支援シス
    テム。
  4. 【請求項4】 上記表示メッセージ編集手段は、上記動
    作不正/障害原因検索手段による上記センターコンピュ
    ータ用動作不正/障害情報記憶部に該当する動作不正/
    障害原因の情報が記憶されていないことを確認した場合
    に、確認事項/採取ログの一覧と、確認事項のチェック
    と、ログ採取とを行った後にアプリケーション開発拠
    点、あるいはレスポンスサービスセンタへの連絡を指示
    する内容のメッセージを編集して上記出力装置に出力す
    ることを特徴とする請求項1記載のアプリケーション保
    守支援システム。
  5. 【請求項5】 上記表示メッセージ編集手段は、上記動
    作不正/障害原因検索手段により上記修正方法が自動修
    正不可能と判断した場合に、動作不正/障害の原因と修
    正方法を編集して上記出力装置に表示することを特徴と
    する請求項3記載のアプリケーション保守支援システ
    ム。
  6. 【請求項6】 上記上記表示メッセージ編集手段は、上
    記動作不正/障害原因検索手段により上記修正方法が自
    動修正可能と判断した場合に、動作不正/障害の原因を
    編集して上記出力装置に表示することを特徴とする請求
    項3記載のアプリケーション保守支援システム。
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