JP4467363B2 - 製品開発支援システムおよび方法、製品テスト支援システム、およびコンピュータプログラム - Google Patents

製品開発支援システムおよび方法、製品テスト支援システム、およびコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4467363B2
JP4467363B2 JP2004172740A JP2004172740A JP4467363B2 JP 4467363 B2 JP4467363 B2 JP 4467363B2 JP 2004172740 A JP2004172740 A JP 2004172740A JP 2004172740 A JP2004172740 A JP 2004172740A JP 4467363 B2 JP4467363 B2 JP 4467363B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
information
product
implementation
execution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004172740A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005352759A (ja
Inventor
博 藤本
浩二 猪原
和弘 細谷
隆次 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Peripherals Ltd
Original Assignee
Fujitsu Peripherals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Peripherals Ltd filed Critical Fujitsu Peripherals Ltd
Priority to JP2004172740A priority Critical patent/JP4467363B2/ja
Publication of JP2005352759A publication Critical patent/JP2005352759A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4467363B2 publication Critical patent/JP4467363B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、製品の開発のための支援を行うシステムおよび方法などに関する。
近年、製品の開発を支援するツールとして、CASE(Computer Aided Software Engineering)ツールが利用されるようになった。このCASEツールによると、開発の効率を向上させることができる。
また、CASEツールの問題点を補うための技術も提案されている。例えば、CASEツールによると、製品の品質および信頼性の定量的な評価を行うために、専門家の判断が必要であった。特許文献1に記載される方法によると、係る問題点を解決し、専門的知識を持たないユーザであっても、観測データに最も適した数理モデルに基づいて製品の品質および信頼性を容易に評価することができる。
特開2002−55815号公報
CASEツールは、第一工程ではCASEツールT1、第二工程ではCASEツールT2、…というように、製品の開発の工程ごとに最適なものが使用される。また、CASEツール以外にも文書管理ツールなどのソフトウェアが使用されることもある。したがって、開発スタッフは、開発中に生じた種々の情報を複数のツールのそれぞれに登録しなければならない場合がある。そうすると、登録のための作業工数が増加するとともに、入力ミスや入力漏れが生じるおそれが大きくなる。
また、障害が発生しないかどうかをチェックするためのテストの作成は、従来、開発スタッフが手作業で実施している。したがって、テストの作成工数をできるだけ減らし、かつ、必要なテストを確実に行ってミスが発生しないようにすることが要求されている。
本発明は、このような問題点に鑑み、製品の開発において複数のツールを使用した場合であっても、作業工数を抑え、かつ、ミスの発生を防止できるようにすることを目的とする。
本発明に係る製品テスト支援システムは、製品の障害の有無を判別するためのテストの実施を支援する製品テスト支援システムであって、前記テストごとに、当該テストの内容に関するテスト情報を記憶するテスト情報記憶手段と、製品ごとに、前記テストのうちのいずれを実施すべきかを示す実施必須情報を記憶する実施必須情報記憶手段と、障害の有無を判別したい製品の前記実施必須情報を、当該製品のいずれか1つまたは複数の構成要素と同じ構成要素を有する他の製品の前記実施必須情報記憶手段に記憶されている前記実施必須情報と前記テスト情報記憶手段に記憶されている前記テスト情報であって当該実施必須情報が示す実施すべきテストに関する前記各テスト情報のうちの当該テストの実施対象である構成要素を示す情報とに基づいて生成する実施必須情報生成手段と、を有することを特徴とする。
本発明は、ソフトウェアおよびハードウェアなどの製品の開発のための使用することができる。ソフトウェアの場合は、モジュール、クラス、またはオブジェクトなどが「構成要素」に該当する。ハードウェアの場合は、回路または各種機構などが「構成要素」に該当する。ソフトウェアおよびハードウェアの両方によって構成される製品の場合は、モジュール、クラス、オブジェクト、回路、または各種機構などが「構成要素」に該当する。
本発明によると、複数の種類の製品同士で一部のテストに関する情報を共用することによって、テストのための作業工数を減らすことができる。
図1は製品開発システム100の全体的な構成の例を示す図、図2はソフトウェアおよびモジュールMの構成の例を示す図、図3は開発支援サーバ1のハードウェア構成の例を示す図、図4は開発支援サーバ1の機能的構成の例を示す図である。
本発明に係る製品開発システム100は、図1に示すように、開発支援サーバ1、モジュール管理サーバ2A、仕様書管理サーバ2B、テスト管理サーバ2C、1台または複数台の端末装置3、および通信回線4などによって構成される。開発支援サーバ1、モジュール管理サーバ2A、仕様書管理サーバ2B、テスト管理サーバ2C、および端末装置3は通信回線4を介して互いに接続されている。通信回線4として、LAN、インターネット、専用線、または公衆回線などが用いられる。
この製品開発システム100は、様々な製品の開発のために用いられる。以下、ある印刷装置PD3を制御するためのソフトウェアの開発のために製品開発システム100が用いられる場合を例に説明する。このソフトウェアは、図2に示すように、複数のモジュールM(M1、M2、…)によって構成される。さらに、各モジュールMは、複数のソースプログラム(以下、単に「ソース」と記載する。)またはこれをコンパイルして生成された機械語プログラムによって構成される。
端末装置3は、Webブラウザおよび開発用ツールなどがインストールされているパーソナルまたはワークステーションであって、印刷装置PD3のハードウェアの設計およびソフトウェアのプログラミングなどの作業のために使用される。
モジュール管理サーバ2Aは、製品開発におけるモジュール管理を行うためのCASE(Computer Aided Software Engineering)ツールがインストールされているコンピュータである。仕様書管理サーバ2Bは、印刷装置PD3などの製品の仕様書の管理を行うためのCASEツールまたは文書管理ツール(グループウェアなど)がインストールされているコンピュータである。テスト管理サーバ2Cは、製品開発におけるテストを行うためのCASEツールまたはテストの管理用のツールがインストールされているコンピュータである。これらのツールとして、市販のものを使用してもよいし、独自に作成したものを使用してもよい。
開発支援サーバ1は、図3に示すように、CPU1a、RAM1b、ROM1c、磁気記憶装置(ハードディスク)1d、および通信インタフェースなどの各種インタフェースなどによって構成される。
磁気記憶装置1dには、図4に示す画面表示処理部101、構成判別部102、障害情報等入力部103、テスト実行部104、関連機器判別部105、障害情報検索部106、モジュール情報受渡部1EA、仕様書情報受渡部1EB、テスト情報受渡部1EC、および障害情報管理部1SKなどの機能を実行するためのプログラムおよびデータがインストールされている。これらのプログラムおよびデータは、必要に応じてRAM1bにロードされ、CPU1aによってプログラムが実行される。
なお、図1では開発支援サーバ1、モジュール管理サーバ2A、仕様書管理サーバ2B、およびテスト管理サーバ2Cをそれぞれ独立したサーバ機で実現している例を示しているが、これらの一部または全部を1〜3台のサーバ機で実現することも可能である。または、図4の各部を複数台のサーバ機に分散して実現することも可能である。
以下、図4の開発支援サーバ1の各部およびモジュール管理サーバ2A、仕様書管理サーバ2B、およびテスト管理サーバ2Cの処理内容などについて、詳細に説明する。
図5はモジュールデータベースDBMの例を示す図、図6は履歴情報73の例を示す図、図7は仕様書データベースDBSの例を示す図、図8はテスト定義情報76の例を示す図、図9は実施必須情報77cの例を示す図、図10は実施必須情報77cを生成するための処理の流れの例を説明するフローチャート、図11は実施必須情報77a、77bの例を示す図である。
モジュール管理サーバ2Aは、モジュールM(M1、M2、…)ごとにモジュールデータベースDBM(DBM1、DBM2、…)を有しており、各モジュールMのソースおよびその変更履歴などを管理している。例えば、モジュールM1のモジュールデータベースDBM1には、図5に示すような版数情報70、構成情報71、ソースファイル72、履歴情報73、および排他フラグ74などが格納されている。各モジュールデータベースDBMには、各々を区別するためのデータベース名が付されている。
版数情報70は、そのモジュールM全体の版数に関する情報である。「版数」は、そのモジュールMの版、バージョン、エディション、または世代を意味する。版数情報70は、そのモジュールMの内容が変更されるごとに更新される。本実施形態では、最初に出来上がった時点の版数を「第1版」とし、以降、バグを修正しまたは機能を改良するなどしてモジュールMの内容が変更されるごとに「第2版」、「第3版」、…、と更新される。そのほか、版数情報70には、そのモジュールMが作成された日時(つまり、第1版が作成された日時)および版数が更新された日時を示す情報が含まれている。構成情報71は、図2に示すような、そのモジュールMのソースの構成を示している。
ソースファイル72は、そのモジュールMを構成するソースごとに設けられており、そのソースのソースコードが記録されている。ソースファイル72は、ソースの内容が変更されるごとに更新される。
履歴情報73は、図6に示すように、1つまたは複数のレコードからなり、そのモジュールMを構成するソースごとに与えられている。レコードは、ソースの内容が変更されるごとに新たに生成される。ただし、「版数」が「第1版」であるレコードは、そのソースが生成され、それに伴って履歴情報73が生成されたときに、生成される。
「版数」は、そのソースのバージョンなどを意味し、そのソースが変更されるごとに「第2版」、「第3版」、…、と順に付与される。例えば、図6の履歴情報73の場合は、「第8版」までのレコードがあるので、これまでに7回の変更があったことが分かる。「変更日時」は、そのソースのソースファイル72が変更された日付および時刻を示している。「担当者」は、変更の作業を行った開発スタッフを示している。
「変更内容」は、そのソースのソースファイル72の内容がどのように更新(変更)されたのかを示している。つまり、更新後のソースファイル72と更新前のソースファイル72との差分情報である。
図5の排他フラグ74は、そのソースのソースファイル72の内容を変更してもよいか否かを示している。排他フラグ74が「0」のときは、変更してもよいことを意味する。「1」のときは、変更の禁止を意味する。いずれか1人のユーザ(開発スタッフ)がそのソースファイル72をオープンすると排他フラグ74が「1」になり、クローズすると「0」になる。「1」の間は、他のユーザはソースファイル72の内容を閲覧することはできるが、変更することはできない。つまり、排他制御が掛かる。
そのほか、モジュール管理サーバ2Aは、印刷装置PD3にいずれのモジュールMが使用されているのかを示す装置モジュール情報80を有している。また、開発済みまたは開発中の他の製品の装置モジュール情報80も有している。
仕様書管理サーバ2Bは、図7に示すような仕様書データベースDBSを有しており、印刷装置PD3の仕様書S(S1、S2、…)に関する情報を管理している。仕様書データベースDBSには、仕様書Sごとの仕様書データ75aおよび履歴情報75bが格納されている。
仕様書データ75aは、印刷装置PD3の各モジュールMの機能またはモジュールM同士の連携などに関する事項を示すテキストまたは図表などのデータである。履歴情報75bは、仕様書データ75aの変更履歴を示している。履歴情報75bは、図6に示すソースについての履歴情報73のフォーマットと基本的に同じフォーマットを有しており、1つまたは複数のレコードからなる。つまり、履歴情報75bの各レコードには、仕様書Sの版数、今回の変更内容(差分情報)、変更日時、および担当者などの情報が格納される。
テスト管理サーバ2Cは、図8に示すようなテスト定義情報76および図9に示すようなテスト実施必須情報77などを有しており、製品の開発中および開発後に実行するテストに関する情報を管理している。
テスト定義情報76は、複数のレコードからなる。原則として、1つのテストに対して1つのレコードが与えられている。「テストID」は、そのテストを識別するための識別情報である。「テスト内容」は、そのテストの内容、例えば、テストの実施手順、テストの対象に該当するモジュールMの識別情報、および期待される結果などを示すデータである。開発支援サーバ1または端末装置3によって自動に実施することができるテストの場合は、そのテストのプログラム(実行ファイル)が含まれる。
「版数」は、そのテストのバージョンなどを意味し、そのテストの内容が変更されるごとに「第2版」、「第3版」、…、と順に付与される。第2版以降のテストにも、1つずつレコードが与えられる。したがって、テストの内容が変更された場合は、その数に応じてそのテストのレコードが増えることになる。
実施必須情報77は、製品を開発するにあたって、どのテストを実施する必要があるのかを示している。図9に示す実施必須情報77cは、印刷装置PD3の実施必須情報77である。「実施要否」の「要」の記号は、そのレコードに対応するテストを実施する必要があることを示している。
実施必須情報77を、開発スタッフが各テストの実施の有無をすべて指定することによって用意してもよいが、全部または一部のテストの実施の有無を開発支援サーバ1またはテスト管理サーバ2Cに行わせることによって用意してもよい。この場合は、図10のフローチャートに示すような手順で実施必須情報77が生成される。
例えば、2種類の印刷装置PD1、PD2が既に製品化されており、開発フェーズにおいてそれぞれ図11に示すような実施必須情報77a、77bに基づいてテストが実施されたとする。実施必須情報77a、77bのテストIDは、図9に示す印刷装置PD3の実施必須情報77の場合と同様に、図8のテスト定義情報76のテストIDに対応(リンク)している。そして、今から、印刷装置PD3の実施必須情報77cを生成しようとしている。
図10において、開発支援サーバ1は、印刷装置PD1、PD2の一方または両方で使用されるモジュールMの中から、印刷装置PD3でも使用されるモジュールMを、各装置の装置モジュール情報80を参照することによって検索する(#101)。テスト定義情報76の中から、見つかったモジュールMが実施対象であるテストを検索する(#102)。つまり、印刷装置PD1またはPD2の開発フェーズにおいて、そのモジュールMの動作確認のために用いられたテストを検索する。
ステップ#101、#102の処理の結果、テストIDが「T001」〜「T005」である5つのテストが見つかったとする。これらのテストを、印刷装置PD3の開発に必要なテストとして指定する(#105)。ただし、実施必須情報77a、77bを参照し、テストIDが「T004」であるテストのように、版数が2つ以上あるテストが見つかった場合は、最新の版数のテストを必要なテストとして指定する(#103でYes、#104)。
そして、印刷装置PD3で新たに追加されたモジュールMに関するテスト、印刷装置PD1、PD2では実施しなかったテスト、およびその他必要なテストを追加指定する(#106)。追加指定は、開発支援サーバ1が自動で行う場合と開発スタッフが判断して行う場合とがある。
このようにして、印刷装置PD3の開発に必要なテストが指定され、図9に示すような印刷装置PD3の実施必須情報77cが生成される。
図12は障害データベースDBHの例を示す図、図13はテスト結果テーブルTB1の例を示す図、図14は操作前の障害報告画面HG1の例を示す図、図15は情報の入力などがなされた後の障害報告画面HG1の例を示す図、図16はエディタ画面HG2の例を示す図、図17は検索条件指定画面HG3の例を示す図である。
図4に戻って、開発支援サーバ1のモジュール情報受渡部1EA、仕様書情報受渡部1EB、およびテスト情報受渡部1ECは、それぞれ、モジュール管理サーバ2A、仕様書管理サーバ2B、およびテスト管理サーバ2Cとの間で情報(データ)のやり取りを適宜行う。
障害情報管理部1SKは、図12に示すような障害データベースDBHを有しており、開発中または開発後に発見した障害に関する情報を管理している。なお、図12では、紙面の都合により、障害データベースDBHを2つに分割して記載している。障害報告IDが主キーであり、1、2段目の同じ障害報告IDを有する行同士が1組になって1つのレコードをなしている。障害情報等入力部103は、端末装置2から送信されてきた情報を受信して受け付ける処理を行う。つまり、端末装置2からの情報の入力処理を行う。
開発スタッフは、自分の担当するモジュールMの開発中に適宜、図8のテスト定義情報76の「テスト内容」および図9の実施必須情報77に従って必須のテストを実施し、障害が発生しないかどうかをチェックする。例えば、ジャム(紙詰まり)が起こった場合にその旨を示す信号を発信するモジュールMを作成した場合は、実際にそのモジュールMを印刷装置PD3にインストールしておき、わざとジャムを起こさせる。そして、期待される結果が得られるか否かつまり信号を発信か否かをチェックする。または、エミュレータに適用してチェックする。
通信プロトコルのテストのように、開発スタッフの手を介さずに自動で実施することができるテストの場合は、テスト実行部104がテスト定義情報76の「テスト内容」に書かれているプログラムに従ってテストを行う。複数のテストを纏めて自動実行するようにしてもよい。または、一部または全部のテストを外部の装置(例えば、テスト管理サーバ2C)によって自動実行するようにしてもよい。
テストの結果は、図13に示すように、テスト結果テーブルTB1に格納される。テスト結果テーブルTB1の内容は、テスト実行部104がテストを行った場合はその結果に応じて自動的に更新され、開発スタッフが行った場合は開発スタッフが所定の画面に結果を入力することによって更新される。
期待通りの結果が得られなかった場合つまり障害が発生した場合は、開発スタッフは、次のようにその障害についての報告を行う。まず、端末装置3を操作してWebブラウザまたは開発用ツールなどを起動させ、開発支援サーバ1にアクセスする。すると、端末装置3には、図14に示すような障害報告画面HG1が表示される。この障害報告画面HG1を表示するための画面データは、画面表示処理部101によって端末装置3に送信される。後に説明する各画面を表示するための画面データも同様である。
ここで、開発スタッフは、障害に関する情報を入力する。まずは、テキストボックスTX10に、障害が発生した日時を入力する。何も入力しない場合は、現在の日時が入力されたものとして取り扱う。テキストボックスTX13には、実施したテストのテストIDを入力する。なお、テスト以外で発見された障害(例えば、開発後に消費者から報告を受けた障害)の場合は、入力する必要はない。
プルダウンメニューMN1をクリックする。すると、製品開発システム100で取り扱っている装置の一覧表が表示されるので、その中からテストを実施した装置を選択する。選択された装置は開発支援サーバ1に伝えられる。
開発スタッフは、プルダウンメニューMN2をクリックする。すると、プルダウンメニューMN1で選択された装置で使用されるモジュールMの一覧表が表示されるので、その中から不具合があったモジュールMを選択する。この一覧表は、その装置の装置モジュール情報80に基づいて表示される。
プルダウンメニューMN2で選択されたモジュールMは、開発支援サーバ1に伝えられる。構成判別部102は、テキストボックスTX10に入力された日時または現在の日時におけるそのモジュールMの構成要素(つまりソース)および各ソースの版数を、そのモジュールMのモジュールデータベースDBM(図5参照)に格納されている構成情報71および各ソースの履歴情報73(図6参照)に基づいて判別する。さらに、版数情報70に基づいてその日時におけるモジュールMの版数を判別する。そのモジュールMについて記載されている仕様書Sの、その日時の版数を、各仕様書Sの仕様書データ75aおよび履歴情報75b(図7参照)に基づいて判別する。関連機器判別部105は、そのモジュールMを共通に使用している他の装置を、モジュール管理サーバ2Aに記憶されている各装置モジュール情報80に基づいて判別する。
構成判別部102による判別結果に基づいて、障害報告画面HG1の領域RY1には、図15のように、プルダウンメニューMN2で選択されたモジュールMのソースの一覧が表示され、領域RY2には、そのモジュールMについて記載されている仕様書Sの一覧が表示される。ソースまたは仕様書の名称の後の括弧書きは、ソースまたは仕様書の、テキストボックスTX10で指定された日時における版数を示している。表示ボックスHB1には、そのモジュールMのその日時における版数が表示される。また、関連機器判別部105による判別結果に基づいて、領域RY3には、そのモジュールMを使用する他の装置の一覧が表示される。
これにより、開発スタッフは、障害が発生した時点でモジュールMがどのようなソースによって構成されていたのかおよびそのモジュールMがいずれの仕様書Sに基づいているのかの両方を1つの画面で容易に確認することができる。
さらに、開発スタッフは、不具合(障害の原因)があったソースまたは仕様書Sに対応するチェックボックスCB1またはCB2にチェックマークを入れて選択しておく。テキストボックスTX11およびTX12に、それぞれ、障害の内容および原因を入力する。テキストボックスTX14に、障害を取り除くために行った対策の内容を入力する。印刷装置PD3以外の装置の中で、今後の開発またはユーザサポートなどのために注意を要するものがあれば、領域RY3の中からそれに対応するチェックボックスCB3にチェックマークを入れておく。
そして、更新ボタンBN12をクリックする。すると、端末装置3は、障害報告画面HG1で選択され、入力され、または表示された内容を障害報告情報78として開発支援サーバ1に送信する。
開発支援サーバ1において、障害情報等入力部103が障害報告情報78を受信すると、障害情報管理部1SKは、新たなレコードを生成し、このレコードに対して障害IDを発行する。そして、障害報告情報78に示されるテストID、装置名、障害の日時、障害が起きたモジュール名およびその版数、仕様書名およびその版数、障害内容、原因、および関連装置に関する情報などを、そのレコードの各フィールドに格納する。これと並行して、テスト実行部104によってテストを行ったのではなければ、図13のテスト結果テーブルTB1のそのテストIDに対応する「結果」フィールドの値を「否」に更新する。
なお、障害報告画面HG1において、障害に関する項目のすべてに回答できないことがある。例えば、いずれのモジュールMが原因で障害が発生しているのかを直ちに断定することができない場合は、プルダウンメニューMN2からモジュールMを選択することはできない。また、直ちに原因を特定することができない場合は、テキストボックスTX12への入力を行うことができない。このような場合は、最初は、障害が発生した時点で知り得る情報だけを入力しまたは選択すればよい。そして、分かり次第、順次、入力しまたは選択すればよい。このとき、図12の、その障害に係るレコードの各フィールドには、順次、情報が格納されていくことになる。
開発スタッフは、障害についてのすべての項目に回答し、障害データベースDBHのその障害のレコードを埋めることができたら、障害報告画面HG1の確定ボタンBN11をクリックする。すると、そのレコードの内容が責任者の端末装置3に通知される。責任者は、その内容を確認した後、その内容が正しいことを承認する旨を開発支援サーバ1に通知する。これにより、そのレコードの「承認フラグ」が「未承認」から「承認」に更新される。
障害についての報告の作業と並行して、開発スタッフは、障害が発生しなくなるようにモジュールMまたは仕様書Sを修正する作業を行う。障害報告画面HG1の領域RY1の中から修正したいソースの名称の上をクリックして選択すると、図16に示すエディタ画面HG2がその開発スタッフの端末装置3に表示される。テキストボックスTX21には、既定値として、そのソースのソースファイル72の内容(ソースコード)が入力されている。なお、選択したソースの版数が最新版でない場合は、そのソースの履歴情報73に基づいてソースファイル72の内容がその版数の時点にまで復元され、これが既定値として入力される。
開発スタッフは、テキストボックスTX21のソースの内容を修正した後、テキストボックスTX22にそのソースの次の版数を入力し、テキストボックスTX23に自分の名前を入力する。そして、更新ボタンBN21をクリックすると、テキストボックスTX21〜TX23の内容がソース更新情報79aとして開発支援サーバ1に送信される。
ただし、そのソースファイル72に対応する排他フラグ74が「1」である場合は、他の開発スタッフがそのソースファイル72を使用しているので、排他制御される。したがって、ソースファイル72を閲覧することはできるが、更新することはできない。この場合は、他の開発スタッフによるソースファイル72の使用が終わって排他フラグ74が「0」になるまで修正の作業を始めることはできない。
モジュール管理サーバ2Aは、ソース更新情報79aを受信すると、そのソースの更新前のソースファイル72の内容を、そのソース更新情報79aに含まれるソースコードに置き換えるとともに、そのソースの履歴情報73(図6参照)に新規のレコードを作成し、このレコードに変更内容(つまり、更新前後の差分)、変更日時、版数、および担当者に関する情報を格納する。
開発スタッフは、他のソースについて修正する必要がある場合は、同様にして作業を繰り返せばよい。このようにして、不具合のあるモジュールMを修正し、障害に対応することができる。
仕様書Sについても、モジュールMの修正と同様に作業を行えばよい。すなわち、図15の障害報告画面HG1の領域RY2の中から修正したい仕様書Sの名称の上をクリックすると、図16のエディタ画面HG2と同様のエディタ画面が表示される。ここで、開発スタッフは、仕様書Sの内容を修正する。すると、修正内容などが仕様書更新情報79bとして開発支援サーバ1に送信される。仕様書管理サーバ2Bは、仕様書更新情報79bに基づいてその仕様書Sの仕様書データ75aおよび履歴情報75bを更新する。
このようにして、開発スタッフは、モジュールMまたは仕様書Sを修正し、障害が発生しないように対処することができる。
テスト実行部104によってテストを自動実行した場合は、障害データベースDBHの各項目のうち必然的に分かる項目についての情報は自動入力される。例えば、テストの結果に基づいて障害の原因が自ずと分かる場合は、「原因」の項目(フィールド)にその原因の情報を自動入力する。
一方、テストの結果が期待通りであった場合は、テスト通過報告画面(図示しない)に、そのテストのテストIDを入力する。これにより、テスト結果テーブルTB1のそのテストIDに対応する「結果」フィールドの値が「良」に更新される。また、モジュールMまたは仕様書Sの修正後に再度テストを行い、期待通りの結果が得られた場合も、同様に、テスト通過報告画面にテストIDを入力する。
図12の障害データベースDBHに蓄積された障害に関する情報は、今後の印刷装置PD3または他機種の開発およびフィールドサービスやコールセンターでの顧客サポートのための資料として用いることができる。開発スタッフおよび顧客サポートの担当者は、次のようにして障害データベースDBHの検索を行うことができる。
開発スタッフは、所定の操作を行って図17に示すような検索条件指定画面HG3を自分の端末装置3に表示させる。項目リストLT31の中から検索のキーにする項目をクリックして選択する。すると、選択された項目に応じて選択肢リストLT32、範囲指定ボックスTX31、日付指定ボックスTX32、およびキーワード指定ボックスTX33のうちのいずれか1つのみが選択または入力が可能な状態(アクティブ)になり、残りの3つは選択および入力が不可能な状態(グレー表示)になる。
例えば、「装置名」が選択されると、選択肢リストLT32がアクティブになるとともに、残りの3つがグレー表示になる。このとき、選択肢リストLT32には、障害データベースDBHの「装置名」のフィールドに格納されている装置名が一覧表示される。または、「モジュール版数」が選択されると、範囲指定ボックスTX31がアクティブになる。「発生日」が選択されると、日付指定ボックスTX32がアクティブになる。「障害内容」が選択されると、キーワード指定ボックスTX33がアクティブになる。
開発スタッフは、アクティブになったリストまたはテキストボックスに検索条件とする値(キー)を選択しまたは入力し、条件追加ボタンBN31をクリックする。すると、条件表示ボックスHB3に、その検索条件が追加表示される。複数の項目をキーにしてAND検索またはOR検索を行いたい場合は、上に述べた操作を繰り返し行って条件表示ボックスHB3に検索条件を追加するとともに、ボタン群RB3の中からAND検索およびOR検索のいずれかの検索方法に対応するボタンを選択しておく。そして、検索条件の追加および検索方法の選択が完了すると、検索実行ボタンBN32をクリックする。
すると、条件表示ボックスHB3の内容およびボタン群RB3で選択された検索方法を示す情報が、検索条件設定情報81として開発支援サーバ1に送信される。
図4の障害情報検索部106は、送信されてきた検索条件設定情報81に基づいて、障害データベースDBHの検索を行う。検索は、公知のデータベース検索の手法によって行えばよい。そして、端末装置3には、検索結果を示す画面が表示される。なお、検索条件設定情報81を開発支援サーバ1または端末装置3にファイルとして保存しておき、再検索を行いたいときに呼び出すことができるようにしてもよい。
図18は製品開発システム100の全体の処理の流れの例を説明するフローチャート、図19は新たなテストを登録する際に実行する処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、製品開発システム100の処理の流れを、印刷装置PD3用のソフトウェアを開発するために使用される場合を例に、フローチャートを参照して説明する。
図18において、開発スタッフは、印刷装置PD3の仕様書Sを作成し、その仕様書に則してモジュールMを作成する。製品開発システム100は、これらの仕様書SおよびモジュールMを、それぞれ、仕様書データベースDBS(図7参照)およびモジュールデータベースDBM(図5参照)に登録する(#1)。
開発スタッフは、仕様書SおよびモジュールMの作成と並行してまたは作成後に、開発中のソフトウェアに障害がないか否かを調べるためのテストの準備を行う(#2)。このとき、製品開発システム100は、図8のようなテスト定義情報76を生成する。テスト定義情報76の全部または一部を、前に図10で説明したように、他の装置のテストで使用されたテストの中から必要なものを自動的に選択するようにしてもよい。
必要に応じて順次テストを実施する(#3)。期待通りの結果が得られたテストについては(#4でNo)、そのテストの結果が「良」であるとテスト結果テーブルTB1(図13参照)に登録する(#5)。
期待通りの結果が得られなかったテストについては(#4でYes)、開発スタッフからの報告に基づいて障害に関する情報を障害データベースDBH(図12参照)に登録するとともに(#6)、そのテストの結果が「否」であるとテスト結果テーブルTB1に登録する(#7)。開発スタッフが障害の原因をなくすために仕様書SまたはモジュールMの内容を修正すると、製品開発システム100は、その仕様書Sの仕様書データ75aおよび履歴情報75b(図7参照)を更新し、またはそのモジュールMの版数情報70および修正されたソースのソースファイル72および履歴情報73(図5参照)を更新する(#8)。そして、再度テストを行い、期待通りの結果が得られた場合は、そのテストの結果が「良」であるとテスト結果テーブルTB1に登録する(#3、#4でNo、#5)。
実施すべきすべてのテストが終了し、すべての結果が「良」となったら(#9でYes)、開発フェーズが終了する。
製品の開発フェーズの間または開発フェーズ後に、ステップ#2で準備したテストでは発見することができなかった障害が発見されることがある。この場合は、その製品または関連製品のために、例えば図19に示すような手順でその障害の有無をチェックする新たなテストを用意するのが望ましい。
開発スタッフは、新たなテストの実施手順を立案しまたはプログラムを作成する。製品開発システム100は、新たなテストIDを発行し、そのテストの内容をテスト定義情報76に登録する(図19の#201)。そのテストが開発中の製品のために必要であれば(#202でYes)、そのテストの「実施要否」の値が「要」になるように、その製品の実施必須情報77(図9参照)を更新する。関連製品でも同じような障害が発生するおそれがある場合は(#204Yes)、そのテストによってその障害の発生の有無を調べることができるのであれば(#205でYes)、その関連製品の実施必須情報77を、そのテストの「実施要否」の値が「要」になるように更新する(#206)。ほかにも新たなテストを追加登録した場合は(#207でYes)、そのテストについてステップ#202〜#206の処理を繰り返し行う。
本実施形態によると、製品の開発において複数のツールを使用した場合であっても、作業工数を抑え、かつ、ミスの発生を防止することができる。
また、複数の種類の製品同士で一部のテストに関する情報を共用することによって、テストのための作業工数を減らすことができる。図10で説明した処理を行うことによって、開発済みの製品または開発中の製品について実施したテストに関する情報に基づいて、これから開発する製品についてどのテストを実施すべきかを容易に知得することができる。図17の検索条件指定画面HG3によると、データベース同士の連携について知識が無いユーザであっても容易に情報の検索を行うことができる。
本実施形態では、本発明に係る製品開発システム100をソフトウェアの開発のための使用する場合を例に説明したが、ソフトウェア以外の製品、例えばハードウェア製品などに使用することも可能である。
本実施形態では、開発支援サーバ1とモジュール管理サーバ2A、仕様書管理サーバ2B、およびテスト管理サーバ2Cとの連携を行う場合を例に説明したが、これ以外の組合せで連携を行うことも可能である。例えば、開発会議の議事録を管理するツールまたはハードウェアモジュールを管理するツールなどと連携を行ってもよい。
本実施形態では、複数の版数のあるテスト(図8の「テストID=004」参照)の場合は、最新のテストを採用したが、古いテストを参照するようにしてもよい。
製品開発システム100を特開2002−55815号公報に記載されるような信頼性を評価するための装置(ソフトウェア開発支援装置)と連携させてもよい。これにより、本発明の製品開発システム100によって得られた障害データベースDBH(図12参照)などに蓄積された情報を、ソフトウェア開発支援装置によって解析し、開発中のソフトウェアの信頼性を評価して製品の品質を向上させることができる。
その他、製品開発システム100、開発支援サーバ1、モジュール管理サーバ2A、仕様書管理サーバ2B、テスト管理サーバ2Cの全体または各部の構成、処理内容、処理順序、データベースの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
(付記1)製品の開発を支援するための製品開発支援システムであって、
前記製品の構成要素の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記製品の構成要素ごとにその設計に関する設計情報を管理する第一のシステムから、前記指定に係る前記構成要素の所定の日時における前記設計情報を取得する設計情報取得手段と、
前記製品の仕様書に関する仕様書情報を管理する第二のシステムから、前記製品の前記所定の日時における前記仕様書情報を取得する仕様書情報取得手段と、
取得した前記所定の日時における前記設計情報と前記仕様書情報とを表示するための処理を実行する表示手段と、
を有することを特徴とする製品開発支援システム。
(付記2)前記第一のシステムは、前記製品の構成要素の設計の変更が行われた場合に、当該変更後の当該構成要素を当該変更前の当該構成要素と区別するための第一の識別情報を記憶し、
前記第二のシステムは、前記製品の仕様書の内容の変更が行われた場合に、当該変更後の当該仕様書を当該変更前の当該仕様書と区別するための第二の識別情報を記憶し、
前記設計情報取得手段は、前記設計情報として、前記第一の識別情報を取得し、
前記仕様書情報取得手段は、前記仕様書情報として、前記第二の識別情報を取得する、
付記1記載の製品開発支援システム。
(付記3)前記指定受付手段は、前記製品の構成要素とともに日時の指定を受け付け、
前記設計情報取得手段は、前記指定受付手段によって日時の指定が受け付けられた場合は当該日時における前記設計情報を前記所定の日時における前記設計情報として取得し、受け付けられなかった場合は最新の前記設計情報を前記所定の日時における前記設計情報として取得し、
前記仕様書情報取得手段は、前記指定受付手段によって日時の指定が受け付けられた場合は当該日時における前記仕様書情報を前記所定の日時における前記仕様書情報として取得し、受け付けられなかった場合は最新の前記仕様書情報を前記所定の日時における前記仕様書情報として取得する、
付記1または付記2記載の製品開発支援システム。
(付記4)前記製品の前記構成要素の障害に関する障害情報を記憶する障害情報記憶手段を有し、
前記表示手段は、前記構成要素の前記障害情報を入力するための入力フォームを、前記所定の日時における当該構成要素の前記設計情報および前記仕様書情報とともに表示するように処理を実行し、
前記障害情報記憶手段は、前記入力フォームで入力された前記障害情報を記憶する、
付記1ないし付記3のいずれかに記載の製品開発支援システム。
(付記5)前記製品の障害の有無を判別するテストを実施するためのテスト実施手段と、
前記テストごとの実施結果を記憶する実施結果記憶手段と、を有し、
前記表示手段は、障害が生じた前記テストの識別情報を入力するための入力領域が設けられた前記入力フォームを表示するように処理を実行し、
前記実施結果記憶手段は、前記入力領域に入力された前記テストの識別情報に基づいて当該テストの前記実施結果を記憶する、
付記4記載の製品開発支援システム。
(付記6)製品の障害の有無を判別するためのテストの実施を支援する製品テスト支援システムであって、
前記テストごとに、当該テストの内容に関するテスト情報を記憶するテスト情報記憶手段と、
製品ごとに、前記テストのうちのいずれを実施すべきかを示す実施必須情報を記憶する実施必須情報記憶手段と、
障害の有無を判別したい製品の前記実施必須情報を、当該製品のいずれか1つまたは複数の構成要素と同じ構成要素を有する他の製品の前記実施必須情報記憶手段に記憶されている前記実施必須情報と前記テスト情報記憶手段に記憶されている前記各テスト情報とに基づいて生成する実施必須情報生成手段と、
を有することを特徴とする製品テスト支援システム。
(付記7)前記テスト情報記憶手段は、前記テストの内容の変更が行われた場合は、当該テストの当該変更前の前記テスト情報および当該変更後の前記テスト情報の両方を記憶し、
前記実施必須情報生成手段は、実施すべき前記テストの前記テスト情報が前記実施必須情報記憶手段に複数記憶されている場合は、当該テスト情報のうちの最新のものに基づいて当該テストを実施すべきであることを示す前記実施必須情報を生成する、
付記6記載の製品テスト支援システム。
(付記8)前記実施必須情報記憶手段は、新規の前記テストの前記テスト情報が前記テスト情報記憶手段に追加された場合に、当該実施必須情報記憶手段が記憶している前記各実施必須情報のうちの、当該新規の前記テストの実施が必要な前記製品の前記実施必須情報を、当該テストを実施すべきであることを示すように更新する、
付記6または付記7記載の製品テスト支援システム。
(付記9)前記テストをコンピュータプログラムに基づいて実施するテスト実施手段を有し、
全部または一部の前記テストの前記テスト情報には、当該テストを実施するためのコンピュータプログラムが含まれており、
前記テスト実施手段は、全部または一部の前記テストを、当該テストの前記テスト情報に基づいて実施する、
付記6ないし付記8のいずれかに記載の製品テスト支援システム。
(付記10)製品の開発を支援するための製品開発支援方法であって、
前記製品の構成要素の指定を受け付けるステップと、
前記製品の構成要素ごとにその設計に関する設計情報を管理する第一のシステムから、前記指定に係る前記構成要素の所定の日時における前記設計情報を取得するステップと、
前記製品の仕様書に関する仕様書情報を管理する第二のシステムから、前記製品の前記所定の日時における前記仕様書情報を取得するステップと、
取得した前記所定の日時における前記設計情報と前記仕様書情報とを表示するための処理を実行するステップと、
を有することを特徴とする製品開発支援方法。
(付記11)製品の開発を支援するためのコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
前記製品の構成要素の指定を受け付けるステップと、
前記製品の構成要素ごとにその設計に関する設計情報を管理する第一のシステムから、前記指定に係る前記構成要素の所定の日時における前記設計情報を取得する処理と、
前記製品の仕様書に関する仕様書情報を管理する第二のシステムから、前記製品の前記所定の日時における前記仕様書情報を取得する処理と、
取得した前記所定の日時における前記設計情報と前記仕様書情報とを表示するための処理と、
をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
(付記12)製品の障害の有無を判別するためのテストの実施を支援する製品テスト支援方法であって、
前記テストごとに、当該テストの内容に関するテスト情報をテスト情報記憶手段に記憶させておき、製品ごとに、前記テストのうちのいずれを実施すべきかを示す実施必須情報を実施必須情報記憶手段に記憶させておき、
障害の有無を判別したい製品の前記実施必須情報を、当該製品のいずれか1つまたは複数の構成要素と同じ構成要素を有する他の製品の前記実施必須情報記憶手段に記憶されている前記実施必須情報と前記テスト情報記憶手段に記憶されている前記各テスト情報とに基づいて生成する、
ことを特徴とする製品テスト支援方法。
(付記13)製品の障害の有無を判別するためのテストの実施を支援する製品テスト支援システムであって、
前記テストごとに、当該テストの内容に関するテスト情報をテスト情報記憶手段に記憶させる処理と、
製品ごとに、前記テストのうちのいずれを実施すべきかを示す実施必須情報を実施必須情報記憶手段に記憶させる処理と、
障害の有無を判別したい製品の前記実施必須情報を、当該製品のいずれか1つまたは複数の構成要素と同じ構成要素を有する他の製品の前記実施必須情報記憶手段に記憶されている前記実施必須情報と前記テスト情報記憶手段に記憶されている前記各テスト情報とに基づいて生成する処理と、
をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
本発明は、上に述べたように、各作業工程で発生する情報を上手く管理することによって、作業効率を向上させるとともにミスの発生を防止する。特に、製品開発の作業工程が多い場合において、好適に用いられる。
製品開発システムの全体的な構成の例を示す図である。 ソフトウェアおよびモジュールの構成の例を示す図である。 開発支援サーバのハードウェア構成の例を示す図である。 開発支援サーバの機能的構成の例を示す図である。 モジュールデータベースの例を示す図である。 履歴情報の例を示す図である。 仕様書データベースの例を示す図である。 テスト定義情報の例を示す図である。 実施必須情報の例を示す図である。 実施必須情報を生成するための処理の流れの例を説明するフローチャートである。 実施必須情報の例を示す図である。 障害データベースの例を示す図である。 テスト結果テーブルの例を示す図である。 操作前の障害報告画面の例を示す図である。 情報の入力などがなされた後の障害報告画面の例を示す図である。 エディタ画面の例を示す図である。 検索条件指定画面の例を示す図である。 製品開発システムの全体の処理の流れの例を説明するフローチャートである。 新たなテストを登録する際に実行する処理の流れの例を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 開発支援サーバ(製品開発支援システム、製品テスト支援システム)
2A モジュール管理サーバ(第一のシステム)
2B 仕様書管理サーバ(第二のシステム)
2C テスト管理サーバ(テスト情報記憶手段、実施必須情報記憶手段)
101 画面表示処理部(表示手段)
103 障害情報等入力部(指定受付手段)
1EA モジュール情報受渡部(設計情報取得手段)
1EB 仕様書情報受渡部(仕様書情報取得手段)
1EC テスト情報受渡部(テスト情報取得手段)
M モジュール(構成要素)
PD3 印刷装置(製品)
S 仕様書

Claims (6)

  1. 製品の障害の有無を判別するためのテストの実施を支援する製品テスト支援システムであって、
    前記テストごとに、当該テストの内容に関するテスト情報を記憶するテスト情報記憶手段と、
    製品ごとに、前記テストのうちのいずれを実施すべきかを示す実施必須情報を記憶する実施必須情報記憶手段と、
    障害の有無を判別したい製品の前記実施必須情報を、当該製品のいずれか1つまたは複数の構成要素と同じ構成要素を有する他の製品の前記実施必須情報記憶手段に記憶されている前記実施必須情報と前記テスト情報記憶手段に記憶されている前記テスト情報であって当該実施必須情報が示す実施すべきテストに関する前記各テスト情報のうちの当該テストの実施対象である構成要素を示す情報とに基づいて生成する実施必須情報生成手段と、
    を有することを特徴とする製品テスト支援システム。
  2. 前記テスト情報記憶手段は、前記テストの内容の変更が行われた場合は、当該テストの当該変更前の前記テスト情報および当該変更後の前記テスト情報の両方を記憶し、
    前記実施必須情報生成手段は、実施すべき前記テストの前記テスト情報が前記実施必須情報記憶手段に複数記憶されている場合は、当該テスト情報のうちの最新のものに基づいて当該テストを実施すべきであることを示す前記実施必須情報を生成する、
    請求項1記載の製品テスト支援システム。
  3. 前記実施必須情報記憶手段は、新規の前記テストの前記テスト情報が前記テスト情報記憶手段に追加された場合に、当該実施必須情報記憶手段が記憶している前記各実施必須情報のうちの、当該新規の前記テストの実施が必要な前記製品の前記実施必須情報を、当該テストを実施すべきであることを示すように更新する、
    請求項1または請求項2記載の製品テスト支援システム。
  4. 前記テストをコンピュータプログラムに基づいて実施するテスト実施手段を有し、
    全部または一部の前記テストの前記テスト情報には、当該テストを実施するためのコンピュータプログラムが含まれており、
    前記テスト実施手段は、全部または一部の前記テストを、当該テストの前記テスト情報に基づいて実施する、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の製品テスト支援システム。
  5. 製品の障害の有無を判別するためのテストの実施を支援する製品テスト支援方法であって、
    前記テストごとに、当該テストの内容に関するテスト情報を記憶するテスト情報記憶手段、製品ごとに、前記テストのうちのいずれを実施すべきかを示す実施必須情報を記憶する実施必須情報記憶手段と、実施必須情報生成手段と、を備える製品テスト支援システムが
    前記実施必須情報生成手段によって
    障害の有無を判別したい製品の前記実施必須情報を、当該製品のいずれか1つまたは複数の構成要素と同じ構成要素を有する他の製品の前記実施必須情報記憶手段に記憶されている前記実施必須情報と前記テスト情報記憶手段に記憶されている前記テスト情報であって当該実施必須情報が示す実施すべきテストに関する前記各テスト情報のうちの当該テストの実施対象である構成要素を示す情報とに基づいて生成する
    ことを特徴とする製品テスト支援方法。
  6. 製品の障害の有無を判別するためのテストの実施を支援するためのコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記テストごとに、当該テストの内容に関するテスト情報をテスト情報記憶手段に記憶させる処理と、
    製品ごとに、前記テストのうちのいずれを実施すべきかを示す実施必須情報を実施必須情報記憶手段に記憶させる処理と、
    障害の有無を判別したい製品の前記実施必須情報を、当該製品のいずれか1つまたは複数の構成要素と同じ構成要素を有する他の製品の前記実施必須情報記憶手段に記憶されている前記実施必須情報と前記テスト情報記憶手段に記憶されている前記テスト情報であって当該実施必須情報が示す実施すべきテストに関する前記各テスト情報のうちの当該テストの実施対象である構成要素を示す情報とに基づいて生成する処理と、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
JP2004172740A 2004-06-10 2004-06-10 製品開発支援システムおよび方法、製品テスト支援システム、およびコンピュータプログラム Expired - Fee Related JP4467363B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004172740A JP4467363B2 (ja) 2004-06-10 2004-06-10 製品開発支援システムおよび方法、製品テスト支援システム、およびコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004172740A JP4467363B2 (ja) 2004-06-10 2004-06-10 製品開発支援システムおよび方法、製品テスト支援システム、およびコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005352759A JP2005352759A (ja) 2005-12-22
JP4467363B2 true JP4467363B2 (ja) 2010-05-26

Family

ID=35587195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004172740A Expired - Fee Related JP4467363B2 (ja) 2004-06-10 2004-06-10 製品開発支援システムおよび方法、製品テスト支援システム、およびコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4467363B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005352759A (ja) 2005-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11354219B2 (en) Machine defect prediction based on a signature
US7937622B2 (en) Method and system for autonomic target testing
US6763517B2 (en) Automated analysis of kernel and user core files including searching, ranking, and recommending patch files
US6909994B2 (en) Method, system and computer product for performing failure mode and effects analysis throughout the product life cycle
Rozinat et al. Process mining applied to the test process of wafer scanners in ASML
US8677348B1 (en) Method and apparatus for determining least risk install order of software patches
US7299451B2 (en) Remotely driven system for multi-product and multi-platform testing
US6859893B2 (en) Service guru system and method for automated proactive and reactive computer system analysis
US20030115511A1 (en) Method, apparatus and program for diagnosing system risk
US7917897B2 (en) Defect resolution methodology and target assessment process with a software system
US7757125B2 (en) Defect resolution methodology and data defects quality/risk metric model extension
US20050071838A1 (en) System-updating method and computer system adopting the method
JP5614843B2 (ja) ソフトウェア設計・運用統合管理システム
CN112540924A (zh) 接口自动化测试方法、装置、设备及存储介质
US8606762B2 (en) Data quality administration framework
JP4467363B2 (ja) 製品開発支援システムおよび方法、製品テスト支援システム、およびコンピュータプログラム
JP2005332098A (ja) テスト項目抽出システム、テスト項目抽出装置、及びそれに用いるテスト項目抽出方法並びにそのプログラム
US7263634B2 (en) Failures of computer system diagnostic procedures addressed in specified order
US7260744B2 (en) Computer system diagnosis with user-developed procedure
US20100064171A1 (en) Tariff management deployment automation
US20050114304A1 (en) Solution network excursion module
JP2001265580A (ja) レビュー支援システム及びそれに用いるレビュー支援方法
JP5479389B2 (ja) 情報処理システム、プログラム改修装置、プログラム改修方法、及びプログラム
WO2023224013A1 (ja) テストパターン生成装置及びテストパターン生成プログラム
US11894976B1 (en) Automated predictive change analytics

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090619

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091117

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100223

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4467363

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140305

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees