JP3306547B2 - 同型印の出来ない印材 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】 印章は同型の印影が無いという
事で役目をはたして来ました。近年、印章の彫刻機が出
来ました。彫刻機では容易に同型印が出来るようになり
ました。本発明においては、同型印の出来ない印材で
す。

【０００２】

【従来の技術】 印章を彫るとき同型印にならないよう
印章に彫る文字を手書きし、最後の仕上げの工程を手で
細工します 印章に彫る文字のかたちを変えるようにしました。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】 同型印にならないよ
う文字より印材の違いにより解決しました。

【０００４】

【課題を解決するための手段】木の木目は自然に出来、
同じ木目ありません。木口も同じ模様はありません。印
材を木材にし、印面にするところを加熱して炭化させ凹
凸をつくります。その凹凸の模様は同じものはありませ
ん。

【０００５】

【作用】 本発明は、前述の手段を講じたので、同型印
の出来ない印材に彫った印章の印影は他の印章の印影と
同型では無い。

【０００６】

【実施例】 試作品として、ラワン材を使用 １４ｍｍ角材を６０ｍｍ丈に切る。木口を加熱・炭化し
て印面とする。本発明の実施例を図面をもって説明しま
す。図１に示すのは、木製の印材１その印面２です。図
２は、凹凸のある印面に朱肉をつけ紙へ押した図 図３は、図２の拡大図 図４は、凹凸のある印面に文字を彫り、朱肉をつけ紙に
押した図 図５は、図４の拡大図

【０００７】

【発明の効果】 以上述べたように本発明は、印材１の
印面２にあります。文字をどのように彫っても同型印は
出来ません。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の原理を説明する木製印材の斜視図であ
る。

【図２】本発明の原理を説明する印材の印面になる部分
を加工し凹凸をつけた。それに朱肉をつけ紙へ捺した凹
凸の紋様である。

【図３】これは、図２を拡大表示したものである。

【図４】本発明の原理を説明する凹凸のある印面に文字
を彫った図それに朱肉をつけ紙へ捺した凹凸の紋様であ
る。文字に凹凸が入っているので同型印は無いのであ
る。

【図５】これは、図５を拡大表示したものである。

【符号の説明】

１，印材 ２，印面

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】印材を木材にし、印面にするところを加熱
   して炭化させ凹凸をつくります。その凹凸の模様は同じ
   ものはありません。印面に凹凸の模様ある印材。