JP3306461B2 - 下水ポンプシステム - Google Patents

下水ポンプシステム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル・マンション等の
汚水槽及び雑排水槽の排水に係る下水ポンプを含んだ下
水ポンプシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭60−50280号公報、及び特
開平4−175496号公報に開示されているように、
従来の下水ポンプシステムは、下水貯留槽内に水中ポン
プ、及び下水の水位を検出するフロートスイッチ等の水
位検出器が配置され、ユニット化されて地下に設けられ
たマンホール等に埋設され、下水を貯留槽に流入させ
て、下水の水位を水位検出器により検出し、この検出値
により水中ポンプの運転を制御して、下水処理場などへ
送水している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示す従
来の下水ポンプシステムでは、水中ポンプ5を保守点検
するとき、ユニット化された貯留槽2内では、悪臭が充
満したり、虫が発生したりという非衛生的な環境となっ
ている。
【0004】さらに、従来の下水ポンプシステムでは、
浮遊するスカムにより引き起こされる水位検出装置3の
誤作動を防止するために、貯留槽2内の底面の形状26
を特殊な形にして、下水の貯留槽2内の滞留量を少なく
している。
【0005】本発明の目的は、下水ポンプの保守点検区
画の環境を改善し、さらに、スカムの影響を受けにくい
下水ポンプシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、第1の手段
として、下水を貯留する貯留槽と、該貯留槽の壁の開口
部に外部から接続され下水を流入させる下水流入管と、
前記貯留槽の内部に配置され下水の水位を検出する水位
検出器と、前記貯留槽の内部に配置され下水を吸込む吸
込口と吐出する吐出口を有するポンプと、一端が前記ポ
ンプの吐出口に接続され他端が貯留槽の壁の開口部に接
続された揚水管と、該揚水管に接続され下水を外部に送
り出す下水送水管と、を含んでなる下水ポンプシステム
において、前記貯留槽を、下水を貯留する下水貯留槽
と、前記ポンプを前記下水から隔離して配置できるドラ
イピット区画とに区分けすることで達成される。
【0007】また、第2の手段として、下水を貯留する
貯留槽と、該貯留槽の壁の開口部に外部から接続され下
水を流入させる下水流入管と、前記貯留槽の内部に配置
され下水の水位を検出する水位検出器と、前記貯留槽の
内部に配置され下水を吸込む吸込口と吐出する吐出口を
有するポンプと、一端が前記ポンプの吐出口に接続され
他端が貯留槽の壁の開口部に接続された揚水管と、該揚
水管に接続され下水を外部に送り出す下水送水管と、を
含んでなる下水ポンプシステムにおいて、2つの区画か
らなる貯留槽を配置し、1つを下水を貯留する下水貯留
槽とし、他の1つをドライピット区画とし、前記下水貯
留槽に前記水位検出器が配置され、前記ドライピット区
画に前記ポンプが配置され、それぞれの貯留槽底部に前
記下水貯留槽と前記ドライピット区画とを連通する下水
吸込管を配置することで達成される。
【0008】さらに、第3の手段として、下水を貯留す
る貯留槽と、該貯留槽の壁の開口部に外部から接続され
下水を流入させる下水流入管と、前記貯留槽の内部に配
置され下水の水位を検出する水位検出器と、前記貯留槽
の内部に配置され下水を吸込む吸込口と吐出する吐出口
を有するポンプと、一端が前記ポンプの吐出口に接続さ
れ他端が貯留槽の壁の開口部に接続された揚水管と、該
揚水管に接続され下水を外部に送り出す下水送水管と、
を含んでなる下水ポンプシステムにおいて、前記貯留槽
が、該貯留槽の底面と天井面の間に配置されたベース板
によって、前記貯留槽の上部がドライピット区画に下部
が下水貯留槽に区分けされており、前記下水流入管が接
続される開口は該ドライピット区画の貯留槽壁に形成さ
れており、前記ポンプの吸込口は前記下水流入管に接続
配管を介して接続されており、該接続配管に弁を介して
他端が前記下水貯留槽に開口し配置されている下水流入
吸込管を接続することで達成される。
【0009】さらに、第4の手段として、下水を貯留す
る貯留槽内に、下水流入管から流入してくる下水の水位
を検出する水位検出器と下水を排出するポンプが配置さ
れ、前記水位検出器の信号が所定の水位を超えた場合前
記ポンプが駆動され、下水を前記下水貯留槽から外部へ
排出する下水ポンプシステムの制御方法において、前記
ポンプの運転を下水の前記所定の水位以下の場合でも一
定の周期をもって行うことで達成される。
【0010】
【作用】第1の手段によれば、従来型の下水貯留槽であ
るマンホールを中段に設けたベース板により区分けし、
1つを下水貯留槽、他の1つをドライピット区画として
いるので、下水ポンプシステムのポンプを環境の良い衛
生的な場所に配置でき、保守点検も衛生的に行える。
【0011】また、第2の手段によれば、2つの区画か
らなるマンホールを配置し、1つを前記下水貯留槽と
し、他の1つをドライピット区画としているので、下水
ポンプシステムのポンプを第1の手段よりさらに環境の
良い衛生的な場所に配置でき、保守点検も衛生的に行え
る。
【0012】また、第3の手段によれば、ベース板によ
りマンホールの上部をドライピット区画に下部を下水貯
留槽に区分けし、下水流入管をドライピット区画に配置
し、ポンプが直接下水を吸込めるようにし、ドライピッ
ト区画内の前記下水流入管から分岐して前記下水貯留槽
に弁を介して下水流入吸込管を接続させているので、停
電などの非常時、ポンプで下水を移送できないときは、
一時、下水を前記下水貯留槽に溜め、前記ポンプが駆動
できるようになったら、前記弁を介して前記下水貯留槽
から下水を吸い揚げることができるさらに、第4の手段
によれば、インペラとケーシングとの摺動部のクリアラ
ンスが広げられた構造のポンプを使用すれば、ポンプが
空運転に耐えられるので、下水が所定の水位を超えた場
合は、その信号によりポンプが駆動されるが、下水が所
定の水位以下の場合でも、タイマーなどで一定周期の運
転を可能としたポンプ運転方法ができる。これにより、
下水が常時滞留することなく排出されるので、水位検出
器などに悪影響をおよぼすスカムなどの発生を防止する
ことができる。
【0013】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1、及び図2に示
し説明する。本実施例の下水ポンプシステムは、貯留槽
である地下に埋設されたマンホール8と、該マンホール
8の上部をドライピット区画8Aと下部を下水貯留槽2
に区分けするベース板9と、前記マンホール8の壁に開
口され配置された下水流入管1と、円筒形状をなし上部
に蓋25を有し下部は開放され前記ベース板9の1部に
開孔された場所に対向しドライピット区画8Aに配置さ
れ水位検出器3Aを内蔵した水位検出装置3と、ドライ
ピット区画8Aに配置され下水中に含まれる塵埃を破砕
する破砕装置4と、前記ベース板9を貫通し前記下水貯
留槽2内の底部まで届く下水吸込管10をスライドOリ
ング12を介して接続され前記ドライピット区画8Aに
配置され駆動部とインペラー部を有すポンプ5と、前記
下水貯留槽2内に配置され1端が前記下水吸込管10の
下部付近に開口し結合され他端は前記ベース板9の下側
付近で開口している吸気管18と、前記下水貯留槽2内
で前記下水流入管1の開口と対向して配置され前記水位
検出装置3にスカムが流入するのを防止する仕切り板1
9と、前記ドライピット区画8Aに配置され前記ポンプ
5の吐出口に自動着脱装置11を介して接続された吐出
ベンド31と、該吐出ベンド31に接続され下水を揚げ
る揚水管17と、逆止弁7を介して前記揚水管17に接
続された下水送水管6と、前記吐出ベンド31に清掃弁
14を介して接続され前記ベース板9を貫通し前記下水
貯留槽2内の底部付近で開口している清掃管13と、前
記ポンプ5を吊りあげる吊りあげチェーン22と、前記
ポンプ5を吊りあげる時ガイドをなすガイドパイプ20
と、前記ドライピット区画8Aの上部に配置され図示し
ない制御盤と前記水位検出器3A、前記ポンプ5の駆動
部、及び破砕装置4とをケーブル28で中継する中継ボ
ックス15と、照明装置29と、前記ベース板9に配置
され前記下水貯留槽2内の下水圧を検知し下水圧が高く
なったとき開放する圧力栓16とを含んで構成されてい
る。
【0014】本システムは、1ユニットとなっている下
水中継ポンプであり、ポンプの台数は1台あるいは複数
台のポンプが1ユニット内に設置してある。下水は下水
流入管1を通って流入し、下水貯留槽2に溜められる。
ここで下水貯留槽2内の水位が排水開始水位に達すると
下水貯留槽2内に設けた水位検出器3Aがこれを検出し
ポンプ5を起動、下水は加圧されて吐出される。貯留槽
2内の下水が吐出されて水位が低下すると、下水吸込管
10に接続された吸気管18から次第に空気を吸い込み
気水混合運転となる。水位が吸気管18が接続されてい
る高さまで下がれば排水が停止される。ポンプ5の運転
はこの時のポンプ5のモータ電流値の低下を目安に停止
する。流入する下水中に含まれる塵埃によってポンプや
管路が閉塞する恐れがあるときには破砕装置4を設け
て、これを駆動して流入する下水中に含まれている塵埃
を破砕させることもできる。
【0015】ポンプ5については、例えばスクリュー渦
巻ポンプ等のような閉塞しにくい構造のポンプを使用
し、インペラの摺動部のクリアランスを広げ空転運転に
耐えるようにしてある。また、スライドOリング12、
ガイドパイプ20、吊り揚げチェーン22、及び自動着
脱装置11によって、ポンプ5の据付け・引上げが簡単
になっており、保守点検が容易に行える。
【0016】そのほか、保守点検については、マンホー
ル内に照明装置29を備えているため安全に作業が出来
る。また、中継ボックス15がマンホール内にあり、ポ
ンプ5や水位検出装置3等のケーブルを中継するので交
換が容易である。また、水位検出装置3は上部の蓋25
を開けるだけで水位検出器3Aの取替えができて簡単で
ある。吐出ベント31からは底面清掃管13が下水貯留
槽2の底面付近まで伸びており、清掃弁14を開けるこ
とで、ポンプ5の吐出下水が底面清掃管13を通って底
面に沈殿する砂や塵埃を吹き上げる。従って下水貯留槽
2の底面への砂や塵埃等の沈殿物をなくして排出するこ
とが出きるほか、ポンプ5の保守をするとき、循環運転
もできる。
【0017】万一、不慮の事故により下水がポンプ排水
能力を越えて流入したときや、不測の停電等により長時
間にわたってポンプの運転が停止したときに、下水貯留
槽2内の圧力がある一定値以上になれば中段のベース板
9に設けた圧力栓16が開放してドライピット区画8A
が貯留槽となり、民家などへ溢れだすことを防げる。
【0018】本実施例では、ベース板により前記ドライ
ピット区画8Aを水密区画としているが、開放区画とし
てもよい。また、前記スライドOリング12は、ポンプ
の吸込口外周面と下水吸込管内周面の間に配置され、管
軸方向の幅Bと厚みTの比B/Tが2以上の幅を持つ形
状をしているが、この幅の比は、1以上であれば機能的
には問題ない。
【0019】本発明の第2の実施例を図3に示す。本実
施例は、2つの区画をなすマンホールで1ユニットとな
っており、一方が下水貯留槽2、他方が前記第1の実施
例の上部に相当するドライピット区画8Aで、それぞれ
のマンホールの底部付近に開口を設け下水吸込管10を
配置し下水貯留槽2から下水をポンプ5で吸込むよう構
成されている。さらに、下水貯留槽2内には下水流入管
1の開口に対向してスカム防止用の仕切り板19と、下
水の水位を検知する水位検出器3Aが複数個配置されて
いる。ポンプ5の吸込側は吸込ベンド管30にスライド
Oリング12を介して接続され、吐出側は吐出ベンド3
1に自動着脱装置11を介して接続されているので、ポ
ンプ5の引上げや据付けが簡単である。ポンプ側のマン
ホールはドライピット区画ゆえ、下水による腐食に特別
の配慮は不要で、壁掛け制御盤32が設置できる。保守
点検時に、吸込弁27を閉じてドレン排出弁21を開け
れば、ドライピット区画8Aに溜ったドレンも排水が可
能になる。
【0020】本発明の第3の実施例を図4に示す。2つ
の区画をなすマンホールで1ユニットとなっており、一
方が下水貯留槽2、他方がドライピット区画8Aであ
る。第2の実施例と異なる構成は、下水貯留槽2側のマ
ンホール8の中段にベース板9を設けマンホールの天井
板と同じ形状をした蓋23で下水貯留槽2を区分けし、
第2のドライピット区画8Bを設けている。よって、下
水貯留槽2の上部はベース板9によって遮られて下水が
かかることも無く、スペースが有効に使える。ドライピ
ット区画8A側には下水吸込管10の途中に破砕装置4
も設置できるようになっている。
【0021】本発明の第4の実施例を図5に示す。ポン
プが大型になり前記第1から第3の実施例で述べた円筒
型の標準の大きさのマンホール内に収まらない場合に
は、本実施例のように、コンクリートを現場で施設しピ
ットを形成するか、または角形マンホールの上方に前記
第1から第3の実施例で述べた円筒型のマンホールをの
せたものを採用する。本実施例は、前記コンクリートを
現場で施設したピットまたは角形マンホールの底面に鉛
直をなし前記下水流入管を含む区画を囲んで下水貯留槽
2とする壁である仕切り板19と、前記囲まれた区画の
天井部に配置されたマンホールの蓋23もしくはベース
板9と、前記コンクリートを現場で施設したピットまた
は角形マンホールの前記囲まれた区画以外のドライピッ
ト区画8Aの底部に配置された前記ポンプ5と、一端が
該ポンプ5の吸込口に前記スライドOリング12を介し
て挿入され他端が前記下水貯留槽2に開口している吸込
ベント30と、を含んで構成されている。ドライピット
区画8Aとしてドライな空間を作り、更に、スライドO
リング12や自動着脱装置11を設けてポンプの据付け
や引上げを簡単にしている。
【0022】本発明の第5の実施例を図6の(A)、
(B)に示す。本実施例は、第1の実施例のようにベー
ス板9により下水貯留槽2とドライピット区画8Aに区
分けしているが、前記下水流入管1は前記ドライピット
区画8A側に配置され前記ポンプ5に接続配管34によ
り接続され、その途中で分岐され弁33を介して前記ベ
ース板9を貫通し前記下水貯留槽2に開口している下水
流入吸込管10Aが配置された構成になっている。
【0023】この構成により、停電などの非常時には、
ポンプ5で下水を移送できないときは、一時、下水を前
記下水貯留槽2に溜め、前記ポンプ5が駆動できるよう
になったら、弁33を開放して前記下水貯留槽2から下
水を吸い揚げることができる。なお、図6の(A)は、
ポンプが横軸型のもの、(B)は、立軸型のものを使用
した例である。
【0024】本発明の第6の実施例である下水ポンプシ
ステムの制御方法について説明する。該制御方法は、第
1の実施例で述べた空運転に耐えられるポンプを、下水
が所定の水位を超える場合は、ポンプは駆動されるが、
下水が所定の水位以下の場合でも、タイマーにより一定
周期でポンプを運転し、下水の滞留によるスカムの発生
を防止している。また、必要により、先行待機運転方法
で前記ポンプを運転させることもできる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、ポンプの保守点検区画
の環境を改善でき、またスカムの影響を受けにくい下水
ポンプシステムとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の下水ポンプシステムの
ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例の下水ポンプシステムの
排水水位位置関係図である。
【図3】本発明の第2の実施例の下水ポンプシステムの
ブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施例の下水ポンプシステムの
ブロック図である。
【図5】本発明の第4の実施例の下水ポンプシステムの
ブロック図である。
【図6】本発明の第5の実施例の下水ポンプシステムの
ブロック図である。
【図7】従来の下水ポンプシステムのブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 下水流入管 2 下水貯留槽 3 水位検出装置 3A 水位検出器 4 破砕装置 5 ポンプ 6 下水送水管 7 逆止弁 8 マンホール 8A ドライピット区画 8B 第2のドライピット区画 9 ベース板 10 下水吸込管 10A 下水流入吸込管 11 自動着脱装置 12 スライドOリング 13 清掃管 14 清掃弁 15 中継ボックス 16 圧力栓 17 揚水管 18 吸気管 19 仕切り板 20 ガイドパイプ 21 ドレン排出弁 22 吊り揚げチェーン 23 マンホール蓋 24 梯子 25 水位検出装置取り出し蓋 26 特殊底 27 吸込弁 28 ケーブル 29 照明装置 30 吸込ベンド 31 吐出ベンド 32 制御盤 33 弁 34 接続配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−196034(JP,A) 実開 昭52−50305(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03F 5/22 F04D 13/16 F04D 15/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下水を貯留する貯留槽と、該貯留槽の壁
    の開口部に外部から接続され下水を流入させる下水流入
    管と、前記貯留槽の内部に配置され下水の水位を検出す
    る水位検出器と、前記貯留槽の内部に配置され下水を吸
    込む吸込口と吐出する吐出口を有するポンプと、一端が
    前記ポンプの吐出口に接続され他端が貯留槽の壁の開口
    部に接続された揚水管と、該揚水管に接続され下水を外
    部に送り出す下水送水管と、を含んでなる下水ポンプシ
    ステムにおいて、前記貯留槽の底面と天井面の間でかつ
    下水流入管が接続された壁開口部の上方にベース板が配
    置され、前記貯留槽が該ベース板により上部を前記ドラ
    イピット区画に下部を前記下水貯留槽に区分されている
    ことと、一端が前記ポンプの吸込口に接続され他端が前
    記下水貯留槽内に開口している下水吸込管を有する前記
    ポンプが前記ベース板の上側に配置されていることを特
    徴とする下水ポンプシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の下水ポンプシステムにお
    いて、前記ポンプの運転を制御する制御盤が設けられ、
    この制御盤は、前記水位検出器の信号が所定の水位を超
    えた場合に前記ポンプを運転するとともに、下水の水位
    が前記所定の水位以下の場合でも一定の周期をもって前
    記ポンプを運転するよう構成されていることを特徴とす
    る下水ポンプシステム
  3. 【請求項3】 下水を貯留する貯留槽と、該貯留槽の壁
    の開口部に外部から接続され下水を流入させる下水流入
    管と、前記貯留槽の内部に配置され下水の水位を検出す
    る水位検出器と、前記貯留槽の内部に配置され下水を吸
    込む吸込口と吐出する吐出口を有するポンプと、一端が
    前記ポンプの吐出口に接続され他端が貯留槽の壁の開口
    部に接続された揚水管と、該揚水管に接続され下水を外
    部に送り出す下水送水管と、を含んでなる下水ポンプシ
    ステムにおいて、前記貯留槽が、該貯留槽の底面と天井
    面の間に配置されたベース板によって、前記貯留槽の上
    部がドライピット区画に下部が下水貯留槽に区分けされ
    ており、前記下水流入管が接続される開口は該ドライピ
    ット区画の貯留槽壁に形成されており、前記ポンプの吸
    込口は前記下水流入管に接続配管を介して接続されてお
    り、該接続配管に弁を介して他端が前記下水貯留槽に開
    口し配置されている下水流入吸込管が接続されているこ
    とを特徴とする下水ポンプシステム。
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