JP3306168B2 - レール変位及び摩耗測定装置 - Google Patents

レール変位及び摩耗測定装置

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JP3306168B2
JP3306168B2 JP13281193A JP13281193A JP3306168B2 JP 3306168 B2 JP3306168 B2 JP 3306168B2 JP 13281193 A JP13281193 A JP 13281193A JP 13281193 A JP13281193 A JP 13281193A JP 3306168 B2 JP3306168 B2 JP 3306168B2
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哲司 佐藤
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日立機電工業株式会社
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  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレールの変位・摩耗量の
測定作業の効率化・精度向上を図るようになしたレール
変位及び摩耗測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レール測定とは、レールの上下方向の変
位量、左右方向の変位量を測定することであり、具体的
には、レール上面の曲がり変位、及びレール側面の曲が
り変位を測定することである。またレールの摩耗限度は
その幅方向について使用限度が規定されている。三次元
測定機は測定点に反射ターゲットを置き、測定機より反
射ターゲットまでの距離角度を測定し、測定点位置を三
次元座標で表す機能を持つ。三次元測定機を利用したレ
ール測定用の従来のターゲットを図4に、従来測定の全
体図を図5に示す。ターゲットTは、レールRの上面と
片側面に密着するベースBに搭載されることにより、タ
ーゲットTの中心Cの上下左右の変位量は、レールR自
体の上下左右の変位量と同一になり、ターゲットTの中
心点Cをこのターゲットより離れた位置でセットされた
三次元測定機Gで測定することにより、レール測定が可
能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このターゲッ
トでは、測定位置まで作業員が手持ち運搬し、測定位置
でターゲットをレール上にセットする必要があった。ま
たレール幅は、目視による推定で摩耗の大きそうな位置
をノギス測定する必要があった。この方法ではクレーン
レール等の高所レールでは高所歩行の危険があり、また
摩耗の大きな部所を見逃す可能性があり、精度に不安が
あった。
【0004】本発明は三次元測定装置のレール測定時、
レールの上下左右の曲がり変位を測定すると同時に、レ
ール幅を自動測定し、レール測定作業の効率化及び精度
向上を図ると共に、高所歩行をなくし、安全性の向上を
図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、三次元測定機によるレール測
定装置において、レール変位に追従するフレームと、同
フレームに固定されたレーザービーム反射体、及びフレ
ームからレール側面までの距離を測定する短距離レーザ
ー距離計からターゲット部を構成し、このターゲットを
レール上の移動体に仮設することにより、レール変位及
びレール摩耗量を同時に測定することを要旨とする。
【0006】
【作用】測定レール上を走行するクレーン等の移動体に
はターゲット部を仮設し、そのターゲット部が移動する
全長が見える位置に三次元測定機を設置する。そしてこ
のターゲット部は仮設固定フレーム部、レール変位に追
従するフレームと同フレームに固定されたレーザービー
ム反射体、及び同フレームからレール側面までの距離を
測定する短距離レーザー距離計を備えている。従ってこ
のターゲット部より離れた位置に配設された三次元測定
機により、レーザービーム反射体の中央点の三次元位置
を測定し、その三次元座標値の変位量よりレールの上下
左右の曲がり変位を演算し、また短距離レーザー距離計
の数値よりレール摩耗量を出力する。
【0007】
【実施例】以下本発明レール変位及び摩耗測定装置を図
示の実施例に基づいて説明する。図においてGは三次元
測定機で、これはクレーンの台車Cを載置し、走行する
レールRの全長を目視できる位置にセットされ、測定員
により測定されると共に、この台車C等の移動体に三次
元測定機と共にレールの変位・摩耗量を測定するための
ターゲット部Tを備える。このターゲット部Tは各レー
ル毎に対向測定できるようにして台車に仮設される。
【0008】ターゲット部Tは図1,図2に詳示する如
く、台車C等の移動体に仮設固定される固定フレーム1
と、この固定フレーム1の下部で、レールRを跨座する
ようになし、レールRの上面及び少なくとも片側面に沿
って従動する従動フレーム2と、この上下に配する固定
フレーム1と従動フレーム2とを、従動フレームがレー
ルの上面及び側面に沿って追従するようにしてリンク
3,3にて連結すると共に、このフレーム1,3間で、
かつ従動フレーム2を押し下げるように作用するばね4
と、レール側面外方で、固定フレーム1と従動フレーム
2間で、かつ従動フレームの垂片21をレール側面に押
圧する方向に作用するばね5とを介在させ、さらには従
動フレーム2に三次元測定機Gよりのレーザービームを
反射する反射体6及び従動フレームとレール側面の距離
を測定する短距離レーザー距離計7とより構成される。
また従動フレーム2には、レールR上に円滑なる摺動可
能に跨座させるため、上面ガイドローラ8と、側面ガイ
ドローラ9とを設ける。
【0009】従って上述の如く構成されるターゲット部
Tを用いて、レールの変位及び摩耗量を測定するには、
次のように行う。図3に示すように、三次元測定機Gを
レール全長が見える任意の位置に設定し、ターゲット部
Tの固定フレーム部で台車C等の移動体のレール側に仮
設用板10によりボルト11または小型万力等で固定さ
れる。固定位置は従動フレームがレールRに上面及び片
側面で軽く押さえつける位置とする。そして移動体2は
測定点までターゲット部Tを牽引しながら移動し、測定
点で停止する。移動中また停止中も従動フレーム2は上
面及び片側面のばね4及び5により、レールRの上面及
び片側面に軽く押し付けられ、上面及び片側面のガイド
ろー8及び9は回転しながらレールRの上面及び片側面
の変位に従動する。
【0010】三次元測定機GはレーザービームLBを発
射し、従動フレーム2に搭載された反射体6に当たり、
三次元測定機Gに帰るまでの距離測定及び角度測定を行
うことにより、反射体6の一を決定する。反射体6の上
下変位量はレール高低差となり、反射体6の水平変位量
はレールうねり量となる。
【0011】従動フレーム2に取り付けられた短距離レ
ーザー距離計7は短距離レーザー距離計7とレールRの
側面間距離を常に測定し、記録する。
【0012】
【発明の効果】本発明レール変位及び摩耗測定装置は、
三次元測定機によるレール測定装置において、レール変
位に追従するフレームと、同フレームに固定されたレー
ザービーム反射体、及びフレームからレール側面までの
距離を測定する短距離レーザー距離計からターゲット部
を構成し、このターゲットをレール上の移動体に仮設す
ることにより、レール変位及びレール摩耗量を同時に測
定するようになしているため、レール走行時、レール自
体の高低差、うねり量測定と同時にレール幅の測定が可
能となる。またレール幅が精度良く測定でき、さらには
レール測定時、レール付設ランウェーを走行員が歩行す
る必要がなくなり、効率向上となると共に、高所レール
のときは、前述と同様の理由により安全性が向上する等
の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明レール変位及び摩耗測定装置の一実施例
を示す正面図である。
【図2】同外観斜視図である。
【図3】測定時の説明図である。
【図4】従来考えていたターゲットの説明図である。
【図5】同公知例の測定全体図である。
【符号の説明】
R レール C 台車 G 三次元測定機 T ターゲット部 1 固定フレーム 2 従動フレーム 3 リンク 4,5 ばね 6 反射板 7 短距離レーザー距離計 8,9 ガイドローラ 10 仮設用板 11 ボルト
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−72209(JP,A) 特開 平5−193865(JP,A) 特開 昭64−71904(JP,A) 特開 平6−94416(JP,A) 特開 昭63−177008(JP,A) 特開 平5−34139(JP,A) 特開 昭56−6103(JP,A) 特開 平3−200685(JP,A) 特開 昭56−29107(JP,A) 実開 昭64−30443(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 B61K 9/08 E01B 27/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三次元測定機によるレール測定装置にお
    いて、レール変位に追従するフレームと、同フレームに
    固定されたレーザービーム反射体、及びフレームからレ
    ール側面までの距離を測定する短距離レーザー距離計か
    らターゲット部を構成し、このターゲットをレール上の
    移動体に取り付けることにより、レール変位及びレール
    摩耗量を同時に測定することを特徴とするレール変位及
    び摩耗測定装置。
JP13281193A 1993-05-11 1993-05-11 レール変位及び摩耗測定装置 Expired - Fee Related JP3306168B2 (ja)

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