JP3306138B2 - 繊維屑圧縮機 - Google Patents

繊維屑圧縮機

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JP3306138B2
JP3306138B2 JP33547792A JP33547792A JP3306138B2 JP 3306138 B2 JP3306138 B2 JP 3306138B2 JP 33547792 A JP33547792 A JP 33547792A JP 33547792 A JP33547792 A JP 33547792A JP 3306138 B2 JP3306138 B2 JP 3306138B2
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義郎 松田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シヤーリング屑、起毛
屑等を圧縮してブロツク状(以下塊状屑という)として
排出する繊維屑圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記繊維屑の圧縮機の一例を図11及び
図12に示す。この圧縮機50は、空気流により輸送さ
れた繊維屑をバツグフイルタFにより分離して収納する
逆台形ホツパ51と、該ホツパ51の下部に連設される
繊維屑圧縮機構52とを備え、ホツパ51と圧縮機構5
2とは連結管55により連結され、ホツパ51にはホツ
パ下方及び連結管55内の繊維屑Wを下方に掻き落とす
供給機構53と、この供給機構53を昇降する昇降用シ
リンダ54を備える。圧縮機構52は、上記掻き落し板
53により連結管55より押し出される繊維屑Wを受入
れる下部筐体56と、下部筐体56内の繊維屑Wを一側
方に形成したプレス室57内に押込む押込みプレート5
8と、この押込みプレート58により圧縮された繊維屑
Wを押し出すべく押込みプレート58とは直角の水平位
置に設けられるプレスシリンダ60を備え、またこのプ
レスシリンダ60に対向して下部筐体56には圧縮管6
1を介して開閉弁機構62を設ける。59は押込みプレ
ート58を進退させる進退用シリンダ、また63は排出
管である。
【0003】これによりホツパ51内に供給された繊維
屑Wは、昇降用シリンダ54を作動し、供給機構53を
押し下げ連結管55内に落下し蓄積する繊維屑を下部筐
体56内に押し下げ、所定量の繊維屑が供給されたとき
進退用シリンダ59を作動し押込みプレート58により
筐体56内の繊維屑Wを筐体一側のプレス室57内に押
圧する。
【0004】ついでプレスシリンダ60により繊維屑W
を開閉弁機構62側に向つて押し出す。この際、開閉弁
機構62は閉塞し、これにより繊維屑Wを軸心方向に圧
縮し圧縮管61内で塊状屑が固型化された後開閉弁機構
62を開き、プレスシリンダ60を再度作動し、排出管
63内に送り出す。この動作を繰り返し、塊状屑Wを順
次排出管63内に押し出す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記バツグフイルタに
より搬送気流と分離された繊維屑は比重が小さく、かつ
嵩高で、しかも繊維相互は纏絡する性質がある。このた
めホツパに落下供給されても連結管側への移動は不規則
である。さらにこの圧縮機50は多数の機台に対し共通
に使用されるもので、バツグフイルタは1個とは限ら
ず、2個若しくはそれ以上の複数個を取付けるのが普通
である。このためホツパは大型となり、上記欠点が増大
される等の問題がある。
【0006】本発明はかゝる点に鑑み、ホツパに供給さ
れる繊維屑を強制的に連結管側に移送することを目的と
する。また、ホツパから圧縮機構への繊維屑の供給は、
該圧縮機構の作動中は供給を中止する。従ってその間に
ホツパには繊維屑が蓄積し、ホツパから供給を再開する
ときは、一時的に多量の繊維屑が供給され、支障を生ず
ることがある。第2の発明は、多量の繊維屑が同時に供
給されるのを防止し、常に一定量の繊維屑を連結管側に
移送することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の繊維屑圧縮機は、供給される繊維屑等を収納
するホツパと、該ホツパ下部に取付けられる繊維屑圧縮
機構を備えた繊維屑圧縮機において、上記ホツパは有底
円筒状とし、底面一側に繊維屑圧縮機構に開口する連結
管を取付け、ホツパ内部には回転羽根を備え、該回転羽
根の回動によりホツパ内部に供給される繊維屑を連結管
側に掻き寄せ昇降する供給機構によって押込み供給す
とともに、上記ホツパには底面との間に所要の間隔を
存して繊維屑の供給量規制板を取付け、回転羽根は上記
規制板と底面との間に配備し、回転羽根による繊維屑の
掻き寄せ量を規制板により規制するようにしたものであ
る。
【0008】また第2の発明は、上記供給量規制板
上下に調整可能としたものである。
【0009】
【作 用】ホツパに供給された繊維屑は、回転羽根に
より開口部に掻き寄せられ供給機構によって連結管に押
し込まれる。またホツパ内に繊維屑が片寄つて蓄積され
ても均一に供給することができる。
【0010】
【実 施 例】図1乃至図4は本発明の第1実施例を示
す。繊維屑圧縮機1はバツグフイルタFまたは繊維屑投
入口2bを上部に備えたホツパ2と、該ホツパ下部に連
設された圧縮機構3とを備える。ホツパ2は、有底円筒
状とし、底面一側に上記圧縮機構3に開口する連結管4
を形成し、ホツパ2の底部に蓄積する繊維屑を上記連結
管4側に掻き寄せる回転羽根5を中心に備える。6はホ
ツパ内に供給された繊維屑Wを連結管4を介して圧縮機
構3内に押し込める供給機構、7は該供給機構を昇降す
る昇降シリンダである。8は該回転羽根5の中心の駆動
軸40に取付けられる駆動プーリを示し、適宜の駆動モ
ータ(図示省略)にベルト9により連結されている。な
お、圧縮機構3は前述の周知の構造と同一であり、同一
部品については同一符号を付して説明を省略する。ただ
し図10における連結管55は下部筐体56に形成した
開口する連結管4と同一のものである。
【0011】上記構成において、回転羽根5は供給機構
6の昇降と関連して回動する。即ち図3の作動説明図に
示す如く、羽根5により落下堆積している繊維屑Wを連
結管4側に掻き寄せ、該連結管4内に充填する。つい
で、回転する羽根5は繊維屑Wを掻き寄せつゝ連結管4
の手前で停止し、供給機構6を下降し、連結管4内の繊
維屑Wを下部筐体56内に押し込む。但し供給される繊
維屑Wの量が多いときは、図の鎖線で示す5aの如く連
結管4を通過した位置に停止し、ついで供給機構6を降
下し繊維屑Wを押し下げるようになす。上記の如く回転
羽根5の停止位置を決定するために位置決め機構41を
設ける。位置決め機構41は駆動軸40の下部に取り付
けた回転ドッグ42とこれに対応配備したリミットスイ
ッチ43とからなり、駆動軸40の回転によりドッグ4
2がリミットスイッチ43を作動することで駆動モータ
を停止せしめ回転羽根5を上述の適位置に止めるもので
ある。これにより供給機構6の昇降による繊維屑の押し
込み時に回転羽根5との衝突が避けられる。また、図4
に示すようにドッグの数を2個にした場合は、回転羽根
5が180度回転した時点で停止し、供給機構6によっ
て繊維屑W押し下げるが、ドッグの数を1個にすれば3
60度、4個にすれば90度回転し、回転羽根5が停止
すると1回押し下げ作業が行われる。なお、リミットス
イッチ43は、光電方式等、適宣の検出器でも可能であ
ることはいうまでもない。
【0012】次に図5乃至図8は、第2実施例を示す。
本実施例の繊維屑圧縮機20は、前記実施例と同様に、
ホツパ2には回転羽根21を備えると共に、繊維屑の供
給量規制板22を設ける。この規制板22は、ホツパ2
の底板から間隙Aを存して側壁2aに取付けられ、回転
羽根21はその間隙A内に配備されて回転する。その他
は前例と同一構造であり、同一部品については同一符号
を付して説明を省略する。
【0013】上記構成において、ホツパ2内に供給され
る繊維屑Wは前記要領で回転羽根により掻き寄せ、連結
管4側に供給する。この際、圧縮機構3による繊維屑圧
縮作動時は繊維屑供給がその間停止し、繊維屑がホツパ
内に蓄積する。従って供給再開時には回転羽根21の回
転に伴い供給される繊維屑量は一時的に過大となる。そ
の他バツグフイルタFまた繊維屑投入口からの供給繊維
屑量が一時的に過大のとき、圧縮機構3において支障を
生ずる場合がある。本実施例はこれを防止し、常に一定
の供給量に規制するようにしたもので、図7に示す如く
余剰の繊維屑は規制板22により移行を阻止され、回転
羽根21により掻き取られる量のみ移送する。これによ
り供給機構6により圧縮機構3側に供給する量は常に一
定となり、該圧縮機構への過剰供給による故障等を防止
することができる。
【0014】なお上記規制板22の下部に形成する間隙
8、即ち回転羽根による掻き寄せ量は調整することが好
ましい。図8は規制板22の調整要領を示すもので、ホ
ツパ側壁2aに縦溝23を形成し、規制板22の取付け
ビス24を該縦溝23内に挿入し、上下に調整可能で締
めつける。
【0015】次に図9乃至図10は第3実施例を示す。
本実施例は前記第2実施例における供給量規制板の変形
例を示すもので、この繊維屑圧縮機30における規制板
31は、ホツパ2の底板から間隙Bを存して連結管4の
入口を囲んで断面コ字状とし側壁2aに前記要領にて取
付けられ、回転羽根32はその間隙Bに配備されて回転
する。その他は前記第2実施例と同一構造であり、同一
部品については同一符号を付して説明を省略する。
【0016】上記構成において、ホツパ2内に供給され
る繊維屑Wは前記要領で掻寄せ、連結管4側に供給す
る。この際、圧縮機構3における繊維屑圧縮操作のた
め、ホツパ2内に堆積する繊維屑の羽根32による供給
は停止されているが、該ホツパ内へ投入される繊維屑が
連結管4内へ直接移行することを防止される。そして回
転羽根32により掻取られる量のみ移送する。これによ
り圧縮機構3への供給量は常に一定となり、該圧縮機構
への過剰供給による故障等を防止することができる。
【0017】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、ホツパ
内に供給される繊維屑は回転羽根の回動により圧縮機構
へ繊維屑を掻寄せるとともに、昇降する供給機構により
押込み供給するようにしたから、繊維屑の比重が小さ
く、かつ纏絡する性質があり、連結管側への移行が不安
定でも、上記回転羽根により強制的に移送されるから、
圧縮機構側への繊維屑の供給は安定し、しかも常に一定
量づつ供給することができ、処理効率を向上することが
できる。この際ホツパ内に繊維屑の供給を規制する規制
板を設けるときは、ホツパ内に一時的に過度に繊維屑が
供給されたとき、或いは圧縮機構における繊維屑の圧縮
操作のため繊維屑の供給を一時的に停止したときホツパ
内に多量の繊維屑が蓄積したとき、回転羽根の回転開始
による繊維屑の過度の供給を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の繊維屑圧縮機の全体縦断面図であ
る。
【図2】図1におけるX−X線に沿う断面図である。
【図3】第1実施例の作動説明図である。
【図4】位置決め機構の平面図である。
【図5】第2実施例の繊維屑圧縮機の縦断面図である。
【図6】図5におけるY−Y線に沿う断面図である。
【図7】第2実施例の作動説明図である。
【図8】供給規制板の取付け位置調整要領説明図であ
る。
【図9】第3実施例の繊維屑圧縮機の縦断面図である。
【図10】図9におけるZ−Z線に沿う断面図である。
【図11】従来例の繊維屑圧縮機の縦断面図である。
【図12】図10におけるT−T線に沿う縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 繊維屑圧縮機 2 ホツパ 3 圧縮機構 4 連結管 5 回転羽根 20 繊維屑圧縮機 21 回転羽根 22 供給量規制板 30 繊維屑圧縮機 31 供給量規制板 32 回転羽根 A 間隙 B 間隙 F バツグフイルタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給される繊維屑等を収納するホツパ
    と、該ホツパ下部に取付けられる繊維屑圧縮機構を備え
    た繊維屑圧縮機において、上記ホツパは有底円筒状と
    し、底面一側に繊維屑圧縮機構に開口する連結管を取付
    け、ホツパ内部には回転羽根を備え、該回転羽根の回動
    によりホツパ内部に供給される繊維屑を連結管側に掻き
    寄せ昇降する供給機構によって押込み供給するととも
    に、上記ホツパには底面との間に所要の間隔を存して繊
    維屑の供給量規制板を取付け、回転羽根は上記規制板と
    底面との間に配備し、回転羽根による繊維屑の掻き寄せ
    量を規制板により規制することを特徴とする繊維屑圧縮
    機。
  2. 【請求項2】 供給量規制板は、上下に調整可能とした
    ことを特徴とする請求項1記載の繊維屑圧縮機。
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