JP3304650B2 - 液体現像装置 - Google Patents
液体現像装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式を利用し
た複写機やレーザビームプリンタ等の画像形成装置に好
適に採用し得る現像装置であって、静電潜像担持体上に
形成された静電潜像を液体現像剤を用いて現像する液体
現像装置に関する。
た複写機やレーザビームプリンタ等の画像形成装置に好
適に採用し得る現像装置であって、静電潜像担持体上に
形成された静電潜像を液体現像剤を用いて現像する液体
現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液体現像装置は、感光体ドラム等の静電
潜像担持体上に形成された静電潜像に、分散剤(キャリ
ア液)中にトナーを分散させた液体現像剤を接触させ、
トナーの電気泳動によって、静電潜像にトナーを付着さ
せて顕像化するものであり、かかる液体現像装置は、顕
像化した後、被転写紙に転写して加熱定着し、あるいは
静電潜像担持体上でそのまま乾燥定着し、さらにはそれ
らの工程を各色のトナーを用いて繰り返してカラー画像
を形成する等の各種の電子写真方式を利用した画像形成
装置に適用可能である。
潜像担持体上に形成された静電潜像に、分散剤(キャリ
ア液)中にトナーを分散させた液体現像剤を接触させ、
トナーの電気泳動によって、静電潜像にトナーを付着さ
せて顕像化するものであり、かかる液体現像装置は、顕
像化した後、被転写紙に転写して加熱定着し、あるいは
静電潜像担持体上でそのまま乾燥定着し、さらにはそれ
らの工程を各色のトナーを用いて繰り返してカラー画像
を形成する等の各種の電子写真方式を利用した画像形成
装置に適用可能である。
【0003】上記静電潜像担持体上の静電潜像に液体現
像剤を接触させるために静電潜像担持体に液体現像剤を
供給する必要があるが、この液体現像剤の供給方法の1
つとして、現像剤担持体の一例である現像ロールを用
い、この現像ロールの表面に液体現像剤を担持して静電
潜像担持体に供給する方法が知られている。この現像ロ
ールに関しては、現像効率および画質の向上のために、
米国特許第3,084,043号公報、特開昭51−1
51142号公報、特開昭52−40386号公報など
により、凹凸のある溝、網などを表面にもった現像ロー
ルを使用し、このロール表面の凹部で液体現像剤を汲み
上げて供給することによって液体現像剤を十分に供給す
る方法の提案がなされている。また、対向電極効果を高
めることによって現像効率を向上させるために、10μ
mないし2mmの凹凸を形成した現像ロール表面に50
ないし400メッシュの金属布をかぶせることが特開昭
55−115167号公報で提案されている。
像剤を接触させるために静電潜像担持体に液体現像剤を
供給する必要があるが、この液体現像剤の供給方法の1
つとして、現像剤担持体の一例である現像ロールを用
い、この現像ロールの表面に液体現像剤を担持して静電
潜像担持体に供給する方法が知られている。この現像ロ
ールに関しては、現像効率および画質の向上のために、
米国特許第3,084,043号公報、特開昭51−1
51142号公報、特開昭52−40386号公報など
により、凹凸のある溝、網などを表面にもった現像ロー
ルを使用し、このロール表面の凹部で液体現像剤を汲み
上げて供給することによって液体現像剤を十分に供給す
る方法の提案がなされている。また、対向電極効果を高
めることによって現像効率を向上させるために、10μ
mないし2mmの凹凸を形成した現像ロール表面に50
ないし400メッシュの金属布をかぶせることが特開昭
55−115167号公報で提案されている。
【0004】また、現像ロールを導電性弾性材料で構成
し、これを静電潜像担持体表面に圧接させる技術が開発
されている。弾性材料としてスポンジを使用した場合に
は、放置によりトナーがスポンジに目詰まりして劣化す
るため、これを防止する方法として、スポンジの上に導
電性かつ液体現像剤不透過性の材料を被覆することが特
開昭55−120058号公報で提案されている。
し、これを静電潜像担持体表面に圧接させる技術が開発
されている。弾性材料としてスポンジを使用した場合に
は、放置によりトナーがスポンジに目詰まりして劣化す
るため、これを防止する方法として、スポンジの上に導
電性かつ液体現像剤不透過性の材料を被覆することが特
開昭55−120058号公報で提案されている。
【0005】現像ロールに関する現像効率の維持安定化
のための提案が特開平3−279986号公報でなされ
ている。ここでは、現像ロールと微小ギャップをもって
対向する電極との間にバイアス電圧を印加して、現像ロ
ール表面に担持した現像に使用されて希薄となった液体
現像剤層中のトナー濃度を調整することによって、常に
必要なトナー濃度の液体現像剤を現像ロールに供給して
いる。
のための提案が特開平3−279986号公報でなされ
ている。ここでは、現像ロールと微小ギャップをもって
対向する電極との間にバイアス電圧を印加して、現像ロ
ール表面に担持した現像に使用されて希薄となった液体
現像剤層中のトナー濃度を調整することによって、常に
必要なトナー濃度の液体現像剤を現像ロールに供給して
いる。
【0006】さらに、現像ロールに関する提案として、
特開平1−209468号公報は、現像剤担持体の表面
が導電体部と誘電体部とからなり、導電体部にバイアス
電位を供給することを提案している。ここでは、液体ト
ナーの薄膜を現像剤担持体上に形成し、これを静電潜像
担持体と接触しないように接近させることにより静電潜
像を現像する現像方法において、潜像に対して形成され
る液体トナーの突起部を複数にしやすくすることによっ
て、画質を向上している。
特開平1−209468号公報は、現像剤担持体の表面
が導電体部と誘電体部とからなり、導電体部にバイアス
電位を供給することを提案している。ここでは、液体ト
ナーの薄膜を現像剤担持体上に形成し、これを静電潜像
担持体と接触しないように接近させることにより静電潜
像を現像する現像方法において、潜像に対して形成され
る液体トナーの突起部を複数にしやすくすることによっ
て、画質を向上している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明してきたこれ
までの方法は、特開平1−209468号公報に記載の
ものを除き、いずれも、多数のトナー粒子がキャリア液
(分散剤)中に分散した液体現像剤を静電潜像担持体上
に供給するものである。供給された液体現像剤中のトナ
ー粒子は、静電潜像の形成する電界あるいは静電潜像担
持体と現像ロールとの間で形成される電界に従ってラン
ダムに静電潜像担持体上に付着し、画像を形成する。例
えば、静電潜像が万線で形成された画像の場合、トナー
粒子は電界に従ってランダムに付着するため、図15に
示す様に、線のエッジ部分はトナー粒子Tが規則的に一
列に並んでいるわけではなく、乱れを生じる。さらに、
静電潜像それ自身も、帯電むら、露光による電位減衰む
ら、レーザ・ビームのスキャンむらなどにより均一では
ないため、静電潜像の万線のエッジ部分が直線ではな
く、歪んでいる場合がある。この場合もトナー粒子が電
界に従ってランダムに付着するため乱れを生じる。
までの方法は、特開平1−209468号公報に記載の
ものを除き、いずれも、多数のトナー粒子がキャリア液
(分散剤)中に分散した液体現像剤を静電潜像担持体上
に供給するものである。供給された液体現像剤中のトナ
ー粒子は、静電潜像の形成する電界あるいは静電潜像担
持体と現像ロールとの間で形成される電界に従ってラン
ダムに静電潜像担持体上に付着し、画像を形成する。例
えば、静電潜像が万線で形成された画像の場合、トナー
粒子は電界に従ってランダムに付着するため、図15に
示す様に、線のエッジ部分はトナー粒子Tが規則的に一
列に並んでいるわけではなく、乱れを生じる。さらに、
静電潜像それ自身も、帯電むら、露光による電位減衰む
ら、レーザ・ビームのスキャンむらなどにより均一では
ないため、静電潜像の万線のエッジ部分が直線ではな
く、歪んでいる場合がある。この場合もトナー粒子が電
界に従ってランダムに付着するため乱れを生じる。
【0008】上記のようにトナー粒子がランダムに静電
潜像担持体上に付着して形成された画像であっても、こ
れまでに各種の手段を講じることによって高画質を提供
してきているが、さらに一段高い画質を望むときに、細
線再現性や、ドット再現性の不均一性が問題となり、画
像の均一性に欠けるという問題が生じる。なお、現像剤
担持体の表面を導電体部と誘電体部とで構成した、上記
特開平1−209468号公報に記載のものは、トナー
を分散剤中に分散させた液体現像剤ではなく、インク状
の液体トナーを用いるものであると共に、現像剤担持体
上の液体トナーの薄膜を静電潜像担持体と接触しないよ
うに近接させて現像するものであり、本願発明が対象と
している液体現像とは現像方式を異にするものである。
またこの公報に記載のものは液体トナーの静電潜像担持
体への供給が多くなり過ぎたり少なくなり過ぎたりし
て、その供給制御が困難であるという問題を有してい
る。また、トナー粒子を有するものでないことから、前
述のトナー粒子がランダムに付着することによる問題と
は無関係の技術である。
潜像担持体上に付着して形成された画像であっても、こ
れまでに各種の手段を講じることによって高画質を提供
してきているが、さらに一段高い画質を望むときに、細
線再現性や、ドット再現性の不均一性が問題となり、画
像の均一性に欠けるという問題が生じる。なお、現像剤
担持体の表面を導電体部と誘電体部とで構成した、上記
特開平1−209468号公報に記載のものは、トナー
を分散剤中に分散させた液体現像剤ではなく、インク状
の液体トナーを用いるものであると共に、現像剤担持体
上の液体トナーの薄膜を静電潜像担持体と接触しないよ
うに近接させて現像するものであり、本願発明が対象と
している液体現像とは現像方式を異にするものである。
またこの公報に記載のものは液体トナーの静電潜像担持
体への供給が多くなり過ぎたり少なくなり過ぎたりし
て、その供給制御が困難であるという問題を有してい
る。また、トナー粒子を有するものでないことから、前
述のトナー粒子がランダムに付着することによる問題と
は無関係の技術である。
【0009】本発明の目的は、上記事情に鑑み、静電潜
像に従ってトナー粒子がランダムに付着してエッジ部の
乱れた画像が形成されることを解消し、トナー粒子を現
像剤担持体上に規則的に並べ、このトナー粒子を静電潜
像担持体上の静電潜像に対して規則性を維持したまま供
給することにより、静電潜像担持体上にトナー粒子を規
則的に並べることができ、細線再現性やドット再現性に
優れた、均一性の高い高画質の画像を得ることができる
液体現像装置を提供することにある。
像に従ってトナー粒子がランダムに付着してエッジ部の
乱れた画像が形成されることを解消し、トナー粒子を現
像剤担持体上に規則的に並べ、このトナー粒子を静電潜
像担持体上の静電潜像に対して規則性を維持したまま供
給することにより、静電潜像担持体上にトナー粒子を規
則的に並べることができ、細線再現性やドット再現性に
優れた、均一性の高い高画質の画像を得ることができる
液体現像装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の液体現像装置は、静電潜像担持体に対向して現像剤
担持体を配設し、液体現像剤を現像剤担持体により担持
して静電潜像担持体に供給することによりこの静電潜像
担持体上の静電潜像を現像する液体現像装置において、
上記現像剤担持体が、半導電体もしくは誘電体からなる
表面層と、該表面層の下方に位置し、誘電体部と非導電
体部とが交互に配置された交互配置層とを備えてなり、
上記現像剤担持体に対向させて導電体部を有する現像剤
供給体が配設され、上記液体現像剤を現像剤供給体から
現像剤担持体上に供給し、この現像剤担持体上の液体現
像剤を静電潜像担持体上に供給して現像を行うことを特
徴とする。
明の液体現像装置は、静電潜像担持体に対向して現像剤
担持体を配設し、液体現像剤を現像剤担持体により担持
して静電潜像担持体に供給することによりこの静電潜像
担持体上の静電潜像を現像する液体現像装置において、
上記現像剤担持体が、半導電体もしくは誘電体からなる
表面層と、該表面層の下方に位置し、誘電体部と非導電
体部とが交互に配置された交互配置層とを備えてなり、
上記現像剤担持体に対向させて導電体部を有する現像剤
供給体が配設され、上記液体現像剤を現像剤供給体から
現像剤担持体上に供給し、この現像剤担持体上の液体現
像剤を静電潜像担持体上に供給して現像を行うことを特
徴とする。
【0011】ここで、上記交互配置層の導電体部および
上記現像剤供給体の導電体部は、それぞれグラウンドも
しくはバイアス電位印加部に接続することが好ましい。
また、上記交互配置層における導電体部と非導電体部と
から形成されるパターンとしては、例えば、線状、格子
状もしくはドット状のパターンとすることができる。
上記現像剤供給体の導電体部は、それぞれグラウンドも
しくはバイアス電位印加部に接続することが好ましい。
また、上記交互配置層における導電体部と非導電体部と
から形成されるパターンとしては、例えば、線状、格子
状もしくはドット状のパターンとすることができる。
【0012】なお、本発明の液体現像装置においては、
現像剤担持体に印加する電圧は、直流電圧、もしくは交
流電圧、もしくは直流電圧と交流電圧とが重畳された電
圧のいずれであっても良い。また、静電潜像担持体と現
像剤担持体と現像剤供給体とは、互いに接触していても
よく、あるいは非接触であってもよい。つまり、静電潜
像担持体に現像剤担持体が接触すると共に現像剤担持体
に現像剤供給体が接触する態様、静電潜像担持体に現像
剤担持体が非接触であると共に現像剤担持体に現像剤供
給体が接触する態様、静電潜像担持体に現像剤担持体が
接触すると共に現像剤担持体に現像剤供給体が非接触で
ある態様、および静電潜像担持体に現像剤担持体が非接
触であると共に現像剤担持体に現像剤供給体が非接触で
ある態様のいずれも採用可能である。
現像剤担持体に印加する電圧は、直流電圧、もしくは交
流電圧、もしくは直流電圧と交流電圧とが重畳された電
圧のいずれであっても良い。また、静電潜像担持体と現
像剤担持体と現像剤供給体とは、互いに接触していても
よく、あるいは非接触であってもよい。つまり、静電潜
像担持体に現像剤担持体が接触すると共に現像剤担持体
に現像剤供給体が接触する態様、静電潜像担持体に現像
剤担持体が非接触であると共に現像剤担持体に現像剤供
給体が接触する態様、静電潜像担持体に現像剤担持体が
接触すると共に現像剤担持体に現像剤供給体が非接触で
ある態様、および静電潜像担持体に現像剤担持体が非接
触であると共に現像剤担持体に現像剤供給体が非接触で
ある態様のいずれも採用可能である。
【0013】
【作用】本発明の液体現像装置は、上記のように、静電
潜像担持体に液体現像剤を供給する現像剤担持体が、半
導電体もしくは誘電体からなる表面層と、該表面層の下
方に位置し、導電体部と非導電体部とが交互に配置され
た交互配置層とを備えてなり、この現像剤担持体に液体
現像剤を導電体部を有する現像剤供給体により供給する
ように構成されているので、液体現像剤中のトナーは現
像剤担持体と現像剤供給体との間に生じる電界に従って
現像剤担持体上にその導電体部に沿って規則的に付着す
る。そして、この様にトナーが規則的に並んだ状態でそ
のトナーを静電潜像担持体上の静電潜像に供給すること
により、静電潜像担持体上にトナーを規則的に並べるこ
とができ、細線再現性やドット再現性に優れた、均一性
の高い高画質の画像を得ることができる。
潜像担持体に液体現像剤を供給する現像剤担持体が、半
導電体もしくは誘電体からなる表面層と、該表面層の下
方に位置し、導電体部と非導電体部とが交互に配置され
た交互配置層とを備えてなり、この現像剤担持体に液体
現像剤を導電体部を有する現像剤供給体により供給する
ように構成されているので、液体現像剤中のトナーは現
像剤担持体と現像剤供給体との間に生じる電界に従って
現像剤担持体上にその導電体部に沿って規則的に付着す
る。そして、この様にトナーが規則的に並んだ状態でそ
のトナーを静電潜像担持体上の静電潜像に供給すること
により、静電潜像担持体上にトナーを規則的に並べるこ
とができ、細線再現性やドット再現性に優れた、均一性
の高い高画質の画像を得ることができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。図1は本発明に係る液体現像装置の一
実施例を備えた電子写真方式の画像形成装置を示す概略
構成図である。この図1に示す画像形成装置は、矢印方
向に回転する静電潜像担持体である感光体ドラム1を備
え、該感光体ドラム1に対して光学走査手段2により画
像情報を担持したレーザ・ビームを照射してこの感光体
ドラム1上に静電潜像を形成する。この静電潜像は感光
体ドラム1の回転により現像位置に送られて該現像位置
で液体現像装置3により液体現像剤を用いて現像され、
トナー像が形成される。このトナー像はさらに感光体ド
ラム1の回転により転写位置に送られて、該転写位置
で、矢印方向に回転する転写ドラム4に担持された被転
写紙に転写され、その被転写紙は転写後一対の定着ロー
ル5間を通り、転写されたトナー像の定着が行われる。
一方、転写が終了した感光体ドラム1は更に回転してク
リーニング器6でクリーニングされ、イレイズランプ7
で除電され、さらに帯電コロトロン8で一様帯電されて
次の画像形成に備える。
ついて説明する。図1は本発明に係る液体現像装置の一
実施例を備えた電子写真方式の画像形成装置を示す概略
構成図である。この図1に示す画像形成装置は、矢印方
向に回転する静電潜像担持体である感光体ドラム1を備
え、該感光体ドラム1に対して光学走査手段2により画
像情報を担持したレーザ・ビームを照射してこの感光体
ドラム1上に静電潜像を形成する。この静電潜像は感光
体ドラム1の回転により現像位置に送られて該現像位置
で液体現像装置3により液体現像剤を用いて現像され、
トナー像が形成される。このトナー像はさらに感光体ド
ラム1の回転により転写位置に送られて、該転写位置
で、矢印方向に回転する転写ドラム4に担持された被転
写紙に転写され、その被転写紙は転写後一対の定着ロー
ル5間を通り、転写されたトナー像の定着が行われる。
一方、転写が終了した感光体ドラム1は更に回転してク
リーニング器6でクリーニングされ、イレイズランプ7
で除電され、さらに帯電コロトロン8で一様帯電されて
次の画像形成に備える。
【0015】上記液体現像装置は黒現像部9と、イエロ
ー現像部10と、マゼンタ現像部11と、シアン現像部
12とを備え、各現像部9〜12によって黒トナー像、
イエロートナー像、マゼンタトナー像およびシアントナ
ー像が順次現像形成され、各現像像は順次被転写紙上に
重ね合せ転写されてフルカラー画像が形成される。各現
像部9〜12はそれぞれ基本的に同一の構造であるの
で、図2に1つの現像部のみを図示し、この図2に従っ
て説明する。
ー現像部10と、マゼンタ現像部11と、シアン現像部
12とを備え、各現像部9〜12によって黒トナー像、
イエロートナー像、マゼンタトナー像およびシアントナ
ー像が順次現像形成され、各現像像は順次被転写紙上に
重ね合せ転写されてフルカラー画像が形成される。各現
像部9〜12はそれぞれ基本的に同一の構造であるの
で、図2に1つの現像部のみを図示し、この図2に従っ
て説明する。
【0016】静電潜像担持体1上に形成された静電潜像
は液体現像剤が供給される液体現像装置3により液体現
像される。液体現像剤は、供給ポンプ(図示せず)から
矢印の方向に従って液体現像装置3へ供給され、現像装
置3内を循環したのち、矢印に従って液体現像剤供給タ
ンク(図示せず)へ戻る。静電潜像担持体1上に形成さ
れた静電潜像が現像される現像位置において、静電潜像
担持体1と接触あるいは一定の間隙を保持して、現像剤
担持体としての現像剤担持体ロール13が対向してい
る。接触した場合について以下述べる。現像剤担持体ロ
ール13の回転方向は静電潜像担持体1と反対方向であ
る。すなわち静電潜像担持体1との対向部においては、
静電潜像担持体1表面の移動方向とこの現像剤担持体ロ
ール13表面の移動方向は同一である。この現像剤担持
体ロール13は、図3および図3のIV−IV線断面図であ
る図4に示すように、半導電体もしくは誘電体であって
液体現像剤不透過性材料からなる表面層14と、その下
方の導電体部15と非導電体部16とが交互に配置され
た交互配置層17と、さらに弾性導電体層18と芯材
(導電体部)19とからなる。上記液体現像剤不透過性
材料としては、たとえば、アイオノマー樹脂、エチレン
−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−塩化ビニル共重合
樹脂、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト重合
樹脂、塩化ビニリデン樹脂、シリコンゴム、フッ素ゴム
など、絶縁性および可撓性を有して液体現像剤を通過さ
せないものならば、どのようなものでも使用可能であ
る。導電体部15と非導電体部16のピッチは望ましく
は0.5μmから50μmである。導電体部15と非導
電体部16のピッチはトナーの粒径、あるいはレーザ・
ビームの解像度によって選択する。導電体部15と非導
電体部16の模様は万線状でも格子状でもドット状など
でもよい。万線、格子、ドットなどの角度はいかようで
もよく、色ごとに変えてもよい。例えば、トナーの粒径
が平均4μmの場合、図3に示す現像剤担持体ロール1
3の表面展開図である図5に示す様に、導電体部15と
非導電体部16の模様として、ピッチがそれぞれ2μm
の万線を選択することができる。導電体部15は弾性導
電体層18および芯材19を介してグランドもしくはバ
イアス電位供給部20(図4参照)と接続されている。
は液体現像剤が供給される液体現像装置3により液体現
像される。液体現像剤は、供給ポンプ(図示せず)から
矢印の方向に従って液体現像装置3へ供給され、現像装
置3内を循環したのち、矢印に従って液体現像剤供給タ
ンク(図示せず)へ戻る。静電潜像担持体1上に形成さ
れた静電潜像が現像される現像位置において、静電潜像
担持体1と接触あるいは一定の間隙を保持して、現像剤
担持体としての現像剤担持体ロール13が対向してい
る。接触した場合について以下述べる。現像剤担持体ロ
ール13の回転方向は静電潜像担持体1と反対方向であ
る。すなわち静電潜像担持体1との対向部においては、
静電潜像担持体1表面の移動方向とこの現像剤担持体ロ
ール13表面の移動方向は同一である。この現像剤担持
体ロール13は、図3および図3のIV−IV線断面図であ
る図4に示すように、半導電体もしくは誘電体であって
液体現像剤不透過性材料からなる表面層14と、その下
方の導電体部15と非導電体部16とが交互に配置され
た交互配置層17と、さらに弾性導電体層18と芯材
(導電体部)19とからなる。上記液体現像剤不透過性
材料としては、たとえば、アイオノマー樹脂、エチレン
−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−塩化ビニル共重合
樹脂、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト重合
樹脂、塩化ビニリデン樹脂、シリコンゴム、フッ素ゴム
など、絶縁性および可撓性を有して液体現像剤を通過さ
せないものならば、どのようなものでも使用可能であ
る。導電体部15と非導電体部16のピッチは望ましく
は0.5μmから50μmである。導電体部15と非導
電体部16のピッチはトナーの粒径、あるいはレーザ・
ビームの解像度によって選択する。導電体部15と非導
電体部16の模様は万線状でも格子状でもドット状など
でもよい。万線、格子、ドットなどの角度はいかようで
もよく、色ごとに変えてもよい。例えば、トナーの粒径
が平均4μmの場合、図3に示す現像剤担持体ロール1
3の表面展開図である図5に示す様に、導電体部15と
非導電体部16の模様として、ピッチがそれぞれ2μm
の万線を選択することができる。導電体部15は弾性導
電体層18および芯材19を介してグランドもしくはバ
イアス電位供給部20(図4参照)と接続されている。
【0017】なお、非半導電体部16は、半導電体、も
しくは誘電体から成るものであるが、誘電体もしくはそ
れに近いものであることが望ましい。図2に示す様に、
現像剤担持体ロール13と接触あるいは一定の間隙を保
持して、導電体部を有する現像剤供給体としての現像剤
供給ロール21が配設されている。一定の間隙を保持し
た場合について以下述べる。現像剤供給ロール21から
現像剤担持体ロール13へトナーが移動される電界が生
じるように、現像剤供給ロール13及び/又は、現像剤
担持体ロール21をグランドに接続し、あるいはそれら
にバイアス電圧を印加する。液体現像剤中のトナーは、
現像剤供給ロール21と現像剤担持体ロール13との間
隙に生じる電界に従って現像剤担持体ロール13上にそ
の導電体部15に沿って規則的に付着する。付着した様
子を図6に示す。ここでは、帯電むら、電位減衰むら、
レーザ・ビームのスキャンむらなどがないため、トナー
22が規則的に付着している。
しくは誘電体から成るものであるが、誘電体もしくはそ
れに近いものであることが望ましい。図2に示す様に、
現像剤担持体ロール13と接触あるいは一定の間隙を保
持して、導電体部を有する現像剤供給体としての現像剤
供給ロール21が配設されている。一定の間隙を保持し
た場合について以下述べる。現像剤供給ロール21から
現像剤担持体ロール13へトナーが移動される電界が生
じるように、現像剤供給ロール13及び/又は、現像剤
担持体ロール21をグランドに接続し、あるいはそれら
にバイアス電圧を印加する。液体現像剤中のトナーは、
現像剤供給ロール21と現像剤担持体ロール13との間
隙に生じる電界に従って現像剤担持体ロール13上にそ
の導電体部15に沿って規則的に付着する。付着した様
子を図6に示す。ここでは、帯電むら、電位減衰むら、
レーザ・ビームのスキャンむらなどがないため、トナー
22が規則的に付着している。
【0018】現像剤供給ロール21の回転方向は現像剤
担持体ロール13と同一方向である。すなわち現像剤担
持体ロール13との対向部においては、現像剤供給ロー
ル21表面の移動方向と現像剤担持体ロール13表面の
移動方向は反対である。この場合、キャリア液とトナー
とからなる液体現像剤は、両ロール13,21に分配さ
れることは公知である。両ロール13,21の速度の比
率を適当に選択することにより、現像剤担持体ロール1
3上の液体現像剤液膜厚をコントロールすることができ
る。ここでは極力、液膜厚を薄くして、ロール13上の
余剰液を少なくする。また、余剰液中の浮遊トナー粒子
が極力ないようにすることが必要であり、液体現像剤中
のトナー濃度を調整する。
担持体ロール13と同一方向である。すなわち現像剤担
持体ロール13との対向部においては、現像剤供給ロー
ル21表面の移動方向と現像剤担持体ロール13表面の
移動方向は反対である。この場合、キャリア液とトナー
とからなる液体現像剤は、両ロール13,21に分配さ
れることは公知である。両ロール13,21の速度の比
率を適当に選択することにより、現像剤担持体ロール1
3上の液体現像剤液膜厚をコントロールすることができ
る。ここでは極力、液膜厚を薄くして、ロール13上の
余剰液を少なくする。また、余剰液中の浮遊トナー粒子
が極力ないようにすることが必要であり、液体現像剤中
のトナー濃度を調整する。
【0019】続いて、現像剤担持体ロール13は回転し
て静電潜像担持体1と接触する。静電潜像担持体1と現
像剤担持体ロール13との間に生じる電界により、トナ
ー粒子は規則性を保持したまま静電潜像担持体1へ供給
される。ここで現像剤担持体ロール13に印加する電圧
は直流電圧もしくは交流電圧、もしくは直流電圧と交流
電圧とが重畳された電圧の中から適当に選択することに
より、トナー粒子は規則性を保持したまま静電潜像担持
体1の潜像部へ移動し、背景部に位置するトナーは現像
剤担持体ロール13に残る。
て静電潜像担持体1と接触する。静電潜像担持体1と現
像剤担持体ロール13との間に生じる電界により、トナ
ー粒子は規則性を保持したまま静電潜像担持体1へ供給
される。ここで現像剤担持体ロール13に印加する電圧
は直流電圧もしくは交流電圧、もしくは直流電圧と交流
電圧とが重畳された電圧の中から適当に選択することに
より、トナー粒子は規則性を保持したまま静電潜像担持
体1の潜像部へ移動し、背景部に位置するトナーは現像
剤担持体ロール13に残る。
【0020】現像剤担持体ロール13に残ったトナーお
よびキャリア液体はクリーニングロールや、クリーニン
グブレードなどの現像剤回収部材23により現像剤担持
体ロール13から除去され、現像剤供給タンク(図示せ
ず)へ戻る。上記の方式によれば、トナー粒子を現像剤
担持体ロール13上に規則的に並べ、このトナー粒子を
静電潜像担持体1上の静電潜像に対して規則性を維持し
たまま供給することにより、静電潜像担持体1上にトナ
ー粒子を規則的に並べることができ、細線再現性やドッ
ト再現性に優れた、均一性の高い高画質の画像が得られ
る。
よびキャリア液体はクリーニングロールや、クリーニン
グブレードなどの現像剤回収部材23により現像剤担持
体ロール13から除去され、現像剤供給タンク(図示せ
ず)へ戻る。上記の方式によれば、トナー粒子を現像剤
担持体ロール13上に規則的に並べ、このトナー粒子を
静電潜像担持体1上の静電潜像に対して規則性を維持し
たまま供給することにより、静電潜像担持体1上にトナ
ー粒子を規則的に並べることができ、細線再現性やドッ
ト再現性に優れた、均一性の高い高画質の画像が得られ
る。
【0021】次に現像剤担持体ロール13の他の実施例
について説明する。図7は導電体部15と非導電体部1
6とからなる交互配線層17が図3に示すロールの弾性
導電体層18を兼ねるタイプであり、芯材19は導電材
料からなり、芯材を通して必要に応じて弾性導電体層を
兼ねる導電体部15にバイアス電圧が印加される。図8
は導電材料からなる芯材19の表面に万線、格子、ドッ
トなどの溝を形成し、この上に非導電性の弾性材料30
を塗布することにより、実質的に導電体部15と非導電
体部16とからなる交互配置層17を形成し、さらに液
体現像剤不透過性材料からなる、半導電体ないし誘電体
の表面層14を形成したものである。さらに、図9は現
像液不透過性であってかつ半導電体ないし誘電体の弾性
材料30を、表面に万線、格子、ドットなどの溝を形成
した導電材料からなる芯材19の上に塗布したものであ
る。上記のいずれの場合も、導電体部15と非導電体部
16のピッチは望ましくは0.5μmから50μmであ
る。尚、現像剤担持体ロール13の構成は以上の各例に
限定されるものではない。
について説明する。図7は導電体部15と非導電体部1
6とからなる交互配線層17が図3に示すロールの弾性
導電体層18を兼ねるタイプであり、芯材19は導電材
料からなり、芯材を通して必要に応じて弾性導電体層を
兼ねる導電体部15にバイアス電圧が印加される。図8
は導電材料からなる芯材19の表面に万線、格子、ドッ
トなどの溝を形成し、この上に非導電性の弾性材料30
を塗布することにより、実質的に導電体部15と非導電
体部16とからなる交互配置層17を形成し、さらに液
体現像剤不透過性材料からなる、半導電体ないし誘電体
の表面層14を形成したものである。さらに、図9は現
像液不透過性であってかつ半導電体ないし誘電体の弾性
材料30を、表面に万線、格子、ドットなどの溝を形成
した導電材料からなる芯材19の上に塗布したものであ
る。上記のいずれの場合も、導電体部15と非導電体部
16のピッチは望ましくは0.5μmから50μmであ
る。尚、現像剤担持体ロール13の構成は以上の各例に
限定されるものではない。
【0022】また、現像剤担持体は、ここで示した現像
剤担持体ロールのほかに、公知の現像剤担持体ロールと
スクイーズロールからなるものでもよく、皿状の現像電
極とスクイーズロールからなるものでもよく、あるい
は、現像と余剰現像液除去を兼ねた導電性弾性部材から
なるロールを圧接したものでもよい。余剰現像液を除去
するためにスクイーズロールの代わりにエアナイフなど
を使用してもよい。すなわち、現像剤担持体は、現像と
余剰現像液除去が可能なすべてのものが適用できる。
剤担持体ロールのほかに、公知の現像剤担持体ロールと
スクイーズロールからなるものでもよく、皿状の現像電
極とスクイーズロールからなるものでもよく、あるい
は、現像と余剰現像液除去を兼ねた導電性弾性部材から
なるロールを圧接したものでもよい。余剰現像液を除去
するためにスクイーズロールの代わりにエアナイフなど
を使用してもよい。すなわち、現像剤担持体は、現像と
余剰現像液除去が可能なすべてのものが適用できる。
【0023】次に、図2に示す液体現像装置について、
さらに具体的に説明する。現像剤担持体ロール13は、
図4に示すように、金属でできた芯材19の上に発泡ウ
レタン弾性導電体層18を形成し、その上に蒸着法によ
って導電性部材の万線(導電体部)15を形成し、その
上からフッ素ゴムを塗布して万線15を埋めこんで、導
電体部15と非導電体部16からなる交互配線層17を
形成し、さらに表面層14としてフッ素ゴムを塗布して
形成する。導電体部15の万線の線幅は2μmとし、万
線どうしの間隔も2μmとした。このときのトナーの粒
径は平均4μmである。導電体部15はバイアス電位供
給部20と接続されている。
さらに具体的に説明する。現像剤担持体ロール13は、
図4に示すように、金属でできた芯材19の上に発泡ウ
レタン弾性導電体層18を形成し、その上に蒸着法によ
って導電性部材の万線(導電体部)15を形成し、その
上からフッ素ゴムを塗布して万線15を埋めこんで、導
電体部15と非導電体部16からなる交互配線層17を
形成し、さらに表面層14としてフッ素ゴムを塗布して
形成する。導電体部15の万線の線幅は2μmとし、万
線どうしの間隔も2μmとした。このときのトナーの粒
径は平均4μmである。導電体部15はバイアス電位供
給部20と接続されている。
【0024】現像剤担持体ロール13と0.1mmの間
隙を保持して、導電体部を有する現像剤供給ロール21
を設ける。現像剤供給ロール21に−200V、現像剤
担持体ロール13へ50Vのバイアス電圧を印加する。
ここで用いるトナーの極性はマイナスである。また、液
体現像剤中のトナーの色材含有量は10%であり、液体
現像剤中のトナー濃度は1.5%とした。液体現像剤中
のトナーは、現像剤供給ロール21と現像剤担持体ロー
ル13との間隙に生じる電界に従って現像剤担持体ロー
ル13上に導電体部15に沿って規則的に付着する。
隙を保持して、導電体部を有する現像剤供給ロール21
を設ける。現像剤供給ロール21に−200V、現像剤
担持体ロール13へ50Vのバイアス電圧を印加する。
ここで用いるトナーの極性はマイナスである。また、液
体現像剤中のトナーの色材含有量は10%であり、液体
現像剤中のトナー濃度は1.5%とした。液体現像剤中
のトナーは、現像剤供給ロール21と現像剤担持体ロー
ル13との間隙に生じる電界に従って現像剤担持体ロー
ル13上に導電体部15に沿って規則的に付着する。
【0025】現像剤供給ロール21と現像剤担持体13
との対向部においては、現像剤供給ロール21表面の移
動方向と現像剤担持体ロール13表面の移動方向は反対
であり、現像剤供給ロール21表面の速度を現像剤担持
体ロール13表面の速度の2倍とすることにより、現像
剤担持体ロール13上の現像剤液膜厚を極力薄くしてい
る。
との対向部においては、現像剤供給ロール21表面の移
動方向と現像剤担持体ロール13表面の移動方向は反対
であり、現像剤供給ロール21表面の速度を現像剤担持
体ロール13表面の速度の2倍とすることにより、現像
剤担持体ロール13上の現像剤液膜厚を極力薄くしてい
る。
【0026】続いて、現像剤担持体ロール13は回転し
て静電潜像担持体1と接触し、現像ニップ(液体現像剤
と静電潜像担持体1との接触部)を形成する。静電潜像
担持体1上の潜像の現像電位は400V、背景部電位は
20Vであり、トナー粒子は規則性を保持したまま静電
潜像担持体1へ移動する。ここで現像剤担持体ロール1
3に印加されている電圧は50Vであり、背景部に位置
するトナーは現像剤担持体ロール13に残る。
て静電潜像担持体1と接触し、現像ニップ(液体現像剤
と静電潜像担持体1との接触部)を形成する。静電潜像
担持体1上の潜像の現像電位は400V、背景部電位は
20Vであり、トナー粒子は規則性を保持したまま静電
潜像担持体1へ移動する。ここで現像剤担持体ロール1
3に印加されている電圧は50Vであり、背景部に位置
するトナーは現像剤担持体ロール13に残る。
【0027】次に、液体現像装置の他の実施例につい
て、図10を参照しながら具体的に説明する。現像剤担
持体ロール13は、図8に示すように、金属でできた芯
材19の表面にエッチングなどの手段により凹凸を設
け、次にシリコンゴムからなる弾性誘電体材料30によ
って凹凸を埋めた上に弾性誘電体材料30の薄層を設
け、さらに表面層14としてフッ素ゴムを塗布したもの
である。芯材19の表面に設けた凹凸模様は、図11に
示すようなドット状とし、ドットの直径は1μmとし、
ドットどうしの間隔も1μmとした。このときのトナー
の粒径は平均2μmである。芯材19はバイアス電位供
給部と接続されている。
て、図10を参照しながら具体的に説明する。現像剤担
持体ロール13は、図8に示すように、金属でできた芯
材19の表面にエッチングなどの手段により凹凸を設
け、次にシリコンゴムからなる弾性誘電体材料30によ
って凹凸を埋めた上に弾性誘電体材料30の薄層を設
け、さらに表面層14としてフッ素ゴムを塗布したもの
である。芯材19の表面に設けた凹凸模様は、図11に
示すようなドット状とし、ドットの直径は1μmとし、
ドットどうしの間隔も1μmとした。このときのトナー
の粒径は平均2μmである。芯材19はバイアス電位供
給部と接続されている。
【0028】現像剤担持体ロール13と0.2mmの間
隙を保持して、導電体部を有する現像剤供給ロール21
を設ける。現像剤供給ロール21に−200V、現像剤
担持体ロール13へ50Vのバイアス電圧を印加する。
ここで用いるトナーの極性はマイナスである。また、液
体現像剤中のトナーの色材含有量は10%であり、液体
現像剤中のトナー濃度は1.5%とした。トナー22
(図12参照)は現像剤供給ロール21と現像剤担持体
ロール13の間隙に生じる電界に従って現像剤担持体ロ
ール13上に導電体部に沿って規則的に付着する。付着
した様子を図12に示す。現像剤担持体ロール13は、
現像剤担持体ロール13と0.05mmの間隙を保持し
たスクイズロール24と対向している。スクイズロール
24表面の回転方向は現像剤担持体ロール13表面の回
転方向と反対であり、速度は2倍である。現像剤担持体
ロール13上の余剰液は、スクイズロール24により除
去される。
隙を保持して、導電体部を有する現像剤供給ロール21
を設ける。現像剤供給ロール21に−200V、現像剤
担持体ロール13へ50Vのバイアス電圧を印加する。
ここで用いるトナーの極性はマイナスである。また、液
体現像剤中のトナーの色材含有量は10%であり、液体
現像剤中のトナー濃度は1.5%とした。トナー22
(図12参照)は現像剤供給ロール21と現像剤担持体
ロール13の間隙に生じる電界に従って現像剤担持体ロ
ール13上に導電体部に沿って規則的に付着する。付着
した様子を図12に示す。現像剤担持体ロール13は、
現像剤担持体ロール13と0.05mmの間隙を保持し
たスクイズロール24と対向している。スクイズロール
24表面の回転方向は現像剤担持体ロール13表面の回
転方向と反対であり、速度は2倍である。現像剤担持体
ロール13上の余剰液は、スクイズロール24により除
去される。
【0029】続いて、現像剤担持体ロール13は回転し
て静電潜像担持体1と接触し、現像ニップを形成する。
静電潜像担持体1上の潜像の現像電位は400V、背景
部電位は20Vであって、トナー粒子は規則性を保持し
たまま静電潜像担持体1へ移動する。ここで現像剤担持
体ロール13に印加されている電圧は50Vであり、背
景部に位置するトナーは現像剤担持体ロール13に残
る。
て静電潜像担持体1と接触し、現像ニップを形成する。
静電潜像担持体1上の潜像の現像電位は400V、背景
部電位は20Vであって、トナー粒子は規則性を保持し
たまま静電潜像担持体1へ移動する。ここで現像剤担持
体ロール13に印加されている電圧は50Vであり、背
景部に位置するトナーは現像剤担持体ロール13に残
る。
【0030】次に、液体現像装置のさらに他の実施例に
ついて、図13を参照しながら具体的に説明する。現像
剤担持体ロール13は、図9に示すように、金属ででき
た芯材19の表面にエッチングなどの手段により凹凸を
設け、次にエポキシ樹脂からなる誘電体材料30によっ
て凹凸を埋めた上にこのエポキシ樹脂の薄層を設けて表
面層14としたものである。芯材19の表面に設けた凹
凸模様は、図14に示すような格子状とし、格子線の幅
は3μmとし、格子の間隔は2μmとした。これによ
り、縦横3μmの角状導電体部15が形成され、また各
導電体部15間に幅2μmの非導電部16が形成され
る。このときのトナーの粒径は平均5μmである。芯材
19はバイアス電位供給部と接続されている。
ついて、図13を参照しながら具体的に説明する。現像
剤担持体ロール13は、図9に示すように、金属ででき
た芯材19の表面にエッチングなどの手段により凹凸を
設け、次にエポキシ樹脂からなる誘電体材料30によっ
て凹凸を埋めた上にこのエポキシ樹脂の薄層を設けて表
面層14としたものである。芯材19の表面に設けた凹
凸模様は、図14に示すような格子状とし、格子線の幅
は3μmとし、格子の間隔は2μmとした。これによ
り、縦横3μmの角状導電体部15が形成され、また各
導電体部15間に幅2μmの非導電部16が形成され
る。このときのトナーの粒径は平均5μmである。芯材
19はバイアス電位供給部と接続されている。
【0031】現像剤担持体ロール13と0.2mmの間
隙を保持して、導電体部を有する現像材供給体としての
現像剤供給電極板25を設ける。現像剤供給電極板25
に−800V、現像剤担持体ロール13へ50Vの直流
電圧と周波数6KHz、2KVの交流電圧とが重畳され
たバイアス電圧を印加する。ここで用いるトナーの極性
はマイナスである。また、液体現像剤中のトナーの色材
含有量は15%であり、液体現像剤中のトナー濃度は1
%とした。トナーは現像剤供給電極板25と現像剤担持
体ロール13との間隙に生じる電界に従って現像剤担持
体ロール13上の導電体部15に沿って規則的に付着す
る。現像剤担持体ロール13は回転して、現像剤担持体
ロール13と0.1mmの間隙を保持したスクイズロー
ル24と対向する。スクイズロール24表面の回転方向
は現像剤担持体ロール13表面の回転方向と反対であ
り、速度は2倍である。ここでスクイズロール24に1
00Vのバイアス電圧を印加して余剰液中の浮遊トナー
をスクイズロール24側へ回収し、現像剤担持体ロール
13上の余剰液中にほとんど浮遊トナーがない状態にす
る。
隙を保持して、導電体部を有する現像材供給体としての
現像剤供給電極板25を設ける。現像剤供給電極板25
に−800V、現像剤担持体ロール13へ50Vの直流
電圧と周波数6KHz、2KVの交流電圧とが重畳され
たバイアス電圧を印加する。ここで用いるトナーの極性
はマイナスである。また、液体現像剤中のトナーの色材
含有量は15%であり、液体現像剤中のトナー濃度は1
%とした。トナーは現像剤供給電極板25と現像剤担持
体ロール13との間隙に生じる電界に従って現像剤担持
体ロール13上の導電体部15に沿って規則的に付着す
る。現像剤担持体ロール13は回転して、現像剤担持体
ロール13と0.1mmの間隙を保持したスクイズロー
ル24と対向する。スクイズロール24表面の回転方向
は現像剤担持体ロール13表面の回転方向と反対であ
り、速度は2倍である。ここでスクイズロール24に1
00Vのバイアス電圧を印加して余剰液中の浮遊トナー
をスクイズロール24側へ回収し、現像剤担持体ロール
13上の余剰液中にほとんど浮遊トナーがない状態にす
る。
【0032】続いて、現像剤担持体ロール13は回転し
て静電潜像担持体1と0.1mmの間隙を持って対向
し、現像ニップを形成する。静電潜像担持体1上の潜像
の現像電位は400V、背景部電位は20Vであり、ト
ナー粒子は規則性を保持したまま静電潜像担持体1へ移
動する。ここで現像剤担持体ロール13に印加されてい
る電圧は50Vの直流電圧と周波数6KHz、2KVの
交流電圧との重畳であり、背景部に位置する現像剤は現
像剤担持体ロール13に残る。
て静電潜像担持体1と0.1mmの間隙を持って対向
し、現像ニップを形成する。静電潜像担持体1上の潜像
の現像電位は400V、背景部電位は20Vであり、ト
ナー粒子は規則性を保持したまま静電潜像担持体1へ移
動する。ここで現像剤担持体ロール13に印加されてい
る電圧は50Vの直流電圧と周波数6KHz、2KVの
交流電圧との重畳であり、背景部に位置する現像剤は現
像剤担持体ロール13に残る。
【0033】なお、導電体部15と非導電体部16から
構成されるパターンは、上記実施例のほかにも、画像デ
ータのスクリーン形式に対応したパターンとすることも
有効である。例えば、プロセスカラープリントの場合、
モアレの発生を最小限にするため、マゼンタ45度、シ
アン15度、イエロー30度、ブラック75度のような
スクリーン角度を設けることがある。この場合に、導電
体部15と非導電体部16から構成されるパターンに同
様な角度を設けることにより、画像データに忠実にトナ
ーを付着させることができ、モアレの発生を最小限にす
ることができる。
構成されるパターンは、上記実施例のほかにも、画像デ
ータのスクリーン形式に対応したパターンとすることも
有効である。例えば、プロセスカラープリントの場合、
モアレの発生を最小限にするため、マゼンタ45度、シ
アン15度、イエロー30度、ブラック75度のような
スクリーン角度を設けることがある。この場合に、導電
体部15と非導電体部16から構成されるパターンに同
様な角度を設けることにより、画像データに忠実にトナ
ーを付着させることができ、モアレの発生を最小限にす
ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の液体現像装
置は、上記のように、静電潜像担持体に液体現像剤を供
給する現像剤担持体が、半導電体もしくは誘電体からな
る表面層と、該表面層の下方に位置し、導電体部と非導
電体部とが交互に配置された交互配置層とを備えてな
り、この現像剤担持体に、液体現像剤を、導電体部を有
する現像剤供給体により供給するように構成されている
ので、液体現像剤中のトナーは現像剤担持体と現像剤供
給体との間に生じる電界に沿って現像剤担持体上にその
導電体部に沿って規則的に付着する。そして、この様に
トナーが規則的に並んだ状態でそのトナーを規則性を維
持したまま静電潜像担持体上の静電潜像に供給すること
により、静電潜像担持体上にトナーを規則的に並べるこ
とができ、細線再現性やドット再現性に優れた、均一性
の高い高画質の画像を得ることができる。
置は、上記のように、静電潜像担持体に液体現像剤を供
給する現像剤担持体が、半導電体もしくは誘電体からな
る表面層と、該表面層の下方に位置し、導電体部と非導
電体部とが交互に配置された交互配置層とを備えてな
り、この現像剤担持体に、液体現像剤を、導電体部を有
する現像剤供給体により供給するように構成されている
ので、液体現像剤中のトナーは現像剤担持体と現像剤供
給体との間に生じる電界に沿って現像剤担持体上にその
導電体部に沿って規則的に付着する。そして、この様に
トナーが規則的に並んだ状態でそのトナーを規則性を維
持したまま静電潜像担持体上の静電潜像に供給すること
により、静電潜像担持体上にトナーを規則的に並べるこ
とができ、細線再現性やドット再現性に優れた、均一性
の高い高画質の画像を得ることができる。
【図1】本発明の液体現像装置の一実施例を備えた画像
形成装置の概略構造図である。
形成装置の概略構造図である。
【図2】図1に示す画像形成装置に備えられた、本発明
の液体現像装置の一実施例の構造図である。
の液体現像装置の一実施例の構造図である。
【図3】現像剤担持体の構成図である。
【図4】図3に示す現像剤担持体のIV−IV線断面図であ
る。
る。
【図5】現像剤担持体の交互配置層のパターンの一例を
示す図である。
示す図である。
【図6】本発明の一実施例における現像剤担持体上のト
ナーの吸着パターンを示す模式図である。
ナーの吸着パターンを示す模式図である。
【図7】現像剤担持体の他の実施例の断面図である。
【図8】現像剤担持体の他の実施例の断面図である。
【図9】現像剤担持体の他の実施例の断面図である。
【図10】本発明の液体現像装置の他の実施例の構造図
である。
である。
【図11】図10に示す実施例における、現像剤担持体
の交互配置層のパターンを示す図である。
の交互配置層のパターンを示す図である。
【図12】図11に示す交互配置層パターンの場合の現
像剤担持体上のトナーの吸着パターンを示す図である。
像剤担持体上のトナーの吸着パターンを示す図である。
【図13】本発明の液体現像装置の他の実施例の構造図
である。
である。
【図14】図13に示す実施例における、像担持体の交
互配置層のパターンを示す図である。
互配置層のパターンを示す図である。
【図15】従来の現像剤担持体上のトナーの吸着パター
ンを示す模式図である。
ンを示す模式図である。
1 静電潜像担持体 3 液体現像装置 13 現像剤担持体 14 表面層 15 導電体部 16 非導電体部 17 交互配置層 21 現像剤供給体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町田 義則 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社 海老名事業所内 (72)発明者 井田 明寛 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社 海老名事業所内 (72)発明者 臼井 聡 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社 海老名事業所内 (72)発明者 内海 慎一 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社 海老名事業所内 (56)参考文献 特開 平1−209468(JP,A) 特開 昭55−115067(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/10
Claims (3)
- 【請求項1】 静電潜像担持体に対向して現像剤担持体
を配設し、液体現像剤を前記現像剤担持体により担持し
て前記静電潜像担持体に供給することによりこの静電潜
像担持体上の静電潜像を現像する液体現像装置におい
て、 前記現像剤担持体が、半導電体もしくは誘電体からなる
表面層と、該表面層の下方に位置し、導電体部と非導電
体部とが交互に配置された交互配置層とを備えてなり、 前記現像剤担持体に対向させて導電体部を有する現像剤
供給体が配設され、 前記液体現像剤を前記現像剤供給体から前記現像剤担持
体上に供給し、この現像剤担持体上の液体現像剤を前記
静電潜像担持体上に供給して現像を行うことを特徴とす
る液体現像装置。 - 【請求項2】 前記交互配置層の導電体部および前記現
像剤供給体の導電体部がそれぞれグラウンドもしくはバ
イアス電位印加部に接続されていることを特徴とする請
求項1記載の液体現像装置。 - 【請求項3】 前記交互配置層における導電体部と非導
電体部とから形成されるパターンが、線状、格子状もし
くはドット状のパターンであることを特徴とする請求項
1又は2記載の液体現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28797994A JP3304650B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 液体現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28797994A JP3304650B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 液体現像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08146772A JPH08146772A (ja) | 1996-06-07 |
JP3304650B2 true JP3304650B2 (ja) | 2002-07-22 |
Family
ID=17724235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28797994A Expired - Fee Related JP3304650B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 液体現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3304650B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5156351B2 (ja) * | 2007-11-27 | 2013-03-06 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
-
1994
- 1994-11-22 JP JP28797994A patent/JP3304650B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08146772A (ja) | 1996-06-07 |
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