JP3304514B2 - 活水器 - Google Patents

活水器

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JP3304514B2 JP16951493A JP16951493A JP3304514B2 JP 3304514 B2 JP3304514 B2 JP 3304514B2 JP 16951493 A JP16951493 A JP 16951493A JP 16951493 A JP16951493 A JP 16951493A JP 3304514 B2 JP3304514 B2 JP 3304514B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道等から供給される
水にミネラル分を付与し、活性化する活水器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の活水器としては、上部に給水口、
下部に導出口が形成されているケース内に各種の濾材
を、該濾材の比重、粒状の大きさ、形状および強度等を
考慮しながら充填し、ケース上部に設けた給水口から水
道水を導入して濾材中を上から下に通過させて、ケース
下部の導出口から排出するように構成されている。そし
て、前記の濾材中を通過する間に、水道水の活性化が行
われ弱アルカリ性の水となるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような活水器にあ
っては、水が濾材中を上から下に通過する間に、該濾材
によって活性化されるものであるため、濾材の層が薄い
と濾材と水が接触する距離が短くなって、活水器によっ
て充分に活性化することができなくなるため、活水器内
には大量の濾材を充填していた。
【0004】また、大量の濾材が充填されているため
に、水の流れが一定の水路を形成してしまい、一部の濾
材のみしか活性化に寄与しないこととなり、該一部の濾
材の機能が低下して十分なる活性水を作ることができな
くなるという問題が発生した。
【0005】本発明は、従来の前述の活水器の問題点を
解消し、濾材の層の厚みを小さくして小型化しても、水
と濾材の接触面積は増大して水に対して充分な活性化を
果たすことができ、更に水中の不純物の付着による活性
化能力の低下のない活水器を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の活水器は前記し
た目的を達成せんとするもので、その手段は、水流を1
方向とする給水口を下部に設けた容器部と、1方向から
の水流を導出する導出口を設けた蓋体と、前記容器部内
に収容される少なくとも底面に無数の流水孔が穿設され
た複数段の棚と、該各棚内に所望量収納されるセラミッ
クまたは自然石の濾材と、を備える活水器において、前
記給水口からの水流を渦巻き状の水流とする翼を該給水
口に対面させて前記容器部の底面に設け、前記蓋体の下
面には前記渦巻き状の水流を吸い込む翼を前記導出口に
対面させて設けたものである。
【0007】また、記蓋体の上部に貫通するボルトを
前記容器部の底面に立設すると共に、前記各棚には、そ
の中心を貫通するパイプを設け、このパイプにボルトを
挿通して当該ボルトにナットを螺合し、固定手段とする
ようにする。
【0008】
【作用】上記技術的手段によれば、本発明の活水器のケ
ースには、水流を1方向とする給水口を下部に、1方向
からの水流を導する導出口を上部に設けたので、給水
口から導入されて導出口から導出されるケース内の水流
は、右、もしくは左の螺旋状となり各棚を通過する水流
の長さは、各棚の厚さに比例して長くなり、濾材ならび
に浄水化に十分な長さとなる。
【0009】又、この螺旋状の水流によって、水流が通
過する各棚の収容物を通過する場所は前半に分布し、従
来のような通過場所が一定化することによって水中の不
純物の付着場所が特定され、活性化能力の低下がない。
【0010】また、本発明の活水器は、ケースを容器部
と蓋体とで構成し、容器部の底面中央に立設したボルト
に複数の棚中心に設けたパイプを挿通し、このパイプを
蓋体の中央に突出させて、ナットを締着することによっ
て、容器部、蓋体と、これに収容した各棚を固定するの
で、ナットを取り外すことによって分解が可能となるも
のである。
【0011】さらに、本発明の活水器は、給水口に対面
させた翼によって給水に螺旋状の水流を起こさせ、この
螺旋状の水流を蓋体の翼で導出口に流入させ、螺旋状の
渦巻き流をケース内に効率よく生じさせるものである。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施の1例を、図面に基づいて
以下に説明する。この実施例のケースAは容器部1と、
パッキン2が容器部1内に嵌入して容器部1との嵌合の
隙間を閉鎖される蓋体3とで構成されている。
【0013】この容器部1の底面には、蓋体3の上面に
突出する長さのボルト4が立設されると共に、容器部1
の下側面には水道の蛇口等に接続するニップル5が螺合
後に溶接され、更に容器部1の内面には、このニップル
5に対面して、右側で拡開し、左側で閉鎖していて、容
器部1内に渦巻き状の水流を発生させる翼6が設けられ
ている。
【0014】又、蓋体3には、その中心にボルト孔7が
穿設されると共に、導出口の基端となるニップル8が螺
合後に溶接され、蓋体3の下面には、このニップル8に
対面して右側が拡開し、左側が閉鎖して前記の渦巻き状
の水流を吸い込み易い翼9が設けられている。
【0015】更に、容器部1内に収容される棚体10
は、その外径が容器部1の内径よりも僅かに小径に形成
され、上面が開放されると共に、円周面10aと底面1
0bには無数の流水孔11が穿設され、底面10bの上
面中央には円周面10aと同高さのパイプ12が貫通し
ている。
【0016】この棚体10のうち、第1棚Bとなる棚体
10内には腐植セラミックの粒子13が、第2棚Cとな
る棚体10内にはセラミックVW21、セラミックSS
10の小パイプ14が、第3棚Dとなる棚体10内には
軽石、蛇紋石、花崗岩、五色石等の自然石粒15が収容
されている。
【0017】そして、第2棚Cの棚体10の円周面10
aの外面、底面10bの下面には、活性炭を収容した活
性炭フィルター16が張られ、その円周面10aと容器
部1の内面間に隙間を生じないようにすると共に、第1
棚Bから活性炭フィルター16を通って第2棚Cに流入
するようになっている。
【0018】前述のように構成した第1棚Bは、ボルト
4にスペーサとなるパイプ17を挿通した後、棚体10
の中心に設けたパイプ12をボルト4に嵌挿して第1棚
Bをパイプ17上に載置し、次いで第2棚Cの棚体10
の中心のパイプ12をボルト4に嵌挿して第1棚Bの上
に第2棚Cを載置する。
【0019】すると、第2棚Cの円周面10aと容器部
1の内面間に形成された間隙は、活性炭フィルター16
によって閉鎖され、且つ第1棚Bと第2棚C間に活性炭
フィルター16が介在されるもので、第3棚Dの棚体1
0の中心のパイプ12をボルト4に嵌挿することによっ
て、第2棚Cの上に第3棚Dが載置される。
【0020】このようにして第1棚B、第2棚C、第3
棚Dのパイプ12を挿通したボルト4には、蓋体3のボ
ルト孔7を嵌挿し、ボルト4にナット18を螺合して締
着することにより、容器部1と蓋体3で構成されるケー
スA内に第1棚B、第2棚C、第3棚Dが固定される。
【0021】このようにした容器部1のニップル5に接
続された給水管19を水道の蛇口に接続すれば、これか
ら供給された水道水は、ニップル5から容器部1内に流
入するが、流入した水は翼6に当たって右方向に曲げら
れて、ケースA内を右回りの渦巻き状となるが、その後
に流入する水によって押し上げられて、螺旋状の水流と
なる。
【0022】この水流は、第1棚Bの棚体10の流水孔
11から棚体10内に収容されている腐植セラミックの
粒子13と接触するこになるが、螺旋状の水流である
ために腐植セラミックの粒子13と接触する長さは、棚
体10の深さに比して長いものとなり、腐植セラミック
による塩素、およびその副生成物であるトリハロメタン
の除去効果が高められる。
【0023】そして、この第1棚Bを通過した水流は、
上部に載置されている第2棚CとケースA内面間が活性
炭フィルター16で閉鎖されているために、強制的に第
2棚Cの棚体10内に送り込まれ、この送り込みに際し
て第2棚Cの円周面10aと底面10bの下面に設けら
れた活性炭フィルター16を通過することになり、この
通過によって活性炭の吸着作用によって、一層浄化され
ることになる。
【0024】かくして浄化されて第2棚C内に流入した
水は、セラミックVW21、セラミックSS10に接触
することになるが、セラミックVW21は有効な自然石
のミネラル波動を、セラミックSS10はクラスターの
小さな水にする波動をだしている。
【0025】このようにして、第2棚Cで活性力が加え
られた水は第3棚D内に流入するが、第3棚D内には基
本的な味を整えるための自然石として、蛇紋石、花崗
岩、五色石、軽石等の自然石粒15が収容されているた
めに、これに流入した水はそれぞれの石の味(ミネラ
ル)が付け加えられる。
【0026】そして、前記の螺旋状の水流であること
と、蓋体3に設けられたニップル8に対面する翼が右回
りの水流を導入し易いこととが相まって、これらの第2
棚C、第3棚Dを通過する際にも螺旋状の水流となっ
て、第1棚Bを通過する螺旋状の水流と同一効果を発揮
する。
【0027】かくして浄化、活性化された水はニップル
8から導出され、ニップル8に接続された導管の先端に
設けられた吐出口から吐出されるものである。この実施
例においては、渦巻き状の水流を形成する手段として翼
6、9を用いたが、この他ニップル5、8の内側先端を
斜めに切断する、或いは曲がったパイプを用いる等の種
々の手段を用いることができる。
【0028】更に、第1棚B、第2棚C、第3棚Dの固
定手段としては、ボルト4とこれに螺合するナット19
を用いる以外に、第1棚B、第2棚C、第3棚Dをケー
スA内の所定の位置に固定できる手段であれば、前記以
外の種々の手段を採用しても差し支えないものである。
又、活性炭フィルター16を第2棚Cの底面10bの下
面に設けたが、これを第2棚Cの上面側に設けても差し
支えない。
【0029】
【発明の効果】本発明は叙上のように、ケース内の水流
を渦巻き状とすることによって、水流が濾材と接触する
長さを長くして、濾材の層の厚さを小さくしても充分な
浄化、活性化を果たすことができるので、活水器の小型
化が達成され、安価な活水器とすることができる。
【0030】そして、渦巻き状の水流であるために、従
来の活水器の単純な上から下への水流の場合のような、
濾材中にできる水流経路が一定化して、水中の不純物の
付着が一定場所に偏り、活性能力の低下を生ずることが
ない。
【0031】又、蓋体と各棚は、ボルトとナットの螺合
を取り外すことによって分解できるので、各棚に収容さ
れている濾材の清掃を行うことができ、長期の使用に耐
え得る等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の縦断面の斜視図である。
【図2】棚体の斜視図である。
【図3】蓋体の下側からの斜視図である。
【符号の説明】
A ケース B 第1棚 C 第2棚 D 第3棚 1 容器部 3 蓋体 4 ボルト 6 翼 9 翼 10 棚体 10a 円周面 10b 底面 11 流水孔 12 パイプ 13 腐植セラミックの粒子 14 セラミックの小パイプ 15 自然石粒 16 活性炭フィルター 18 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C02F 1/68 540 C02F 1/68 540Z 1/28 1/28 R (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/00 B01D 24/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水流を1方向とする給水口を下部に設け
    た容器部と、1方向からの水流を導出する導出口を設け
    た蓋体と、前記容器部内に収容される少なくとも底面に
    無数の流水孔が穿設された複数段の棚と、該各棚内に所
    望量収納されるセラミックまたは自然石の濾材とを備
    る活水器において、 前記給水口からの水流を渦巻き状の水流とする翼を該給
    水口に対面させて前記容器部の底面に設け、 前記蓋体の下面には前記渦巻き状の水流を吸い込む翼を
    前記導出口に対面させて設け たことを特徴とする活水
    器。
  2. 【請求項2】 記蓋体の上部に貫通するボルトを前記
    容器部の底面に立設すると共に、前記各棚には、その中
    心を貫通するパイプを設け、このパイプにボルトを挿通
    して当該ボルトにナットを螺合し、固定手段とすること
    を特徴とする請求項1記載の活水器。
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