JP3104590U - 浄水器 - Google Patents
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Abstract
【課題】浄水器を扁平状にすることにより、浄水器の設置空間の合理的な活用が可能となり、設置条件の多様化が可能になる浄水器を提供する。
【解決手段】ろ過材として繊維状活性炭素が充填された浄水カートリッジ1a(1b)を浄水カートリッジ収納ケース4a(4b)に内蔵した浄水ユニット4を収納した浄水ユニット収納体2と、浄水ユニット収納体2を収納する扁平形状のカバーケース3とからなる浄水器。
【選択図】図1
【解決手段】ろ過材として繊維状活性炭素が充填された浄水カートリッジ1a(1b)を浄水カートリッジ収納ケース4a(4b)に内蔵した浄水ユニット4を収納した浄水ユニット収納体2と、浄水ユニット収納体2を収納する扁平形状のカバーケース3とからなる浄水器。
【選択図】図1
Description
本考案は、設置場所の選択範囲が拡がる、浄水カートリッジを内蔵する扁平状の浄水器に関する。
水道水の安全性を高め且つ美味しくするために、家庭内でも浄水器が利用されている。水道水を浄水器に通して得られた浄水は、微小汚泥粒子が除去されるとともに、水成分が小さいクラスターに変化することにより、水がおいしくなり、且つ生体内への吸収が容易になる。また、塩素が除去されることで、塩素異臭が除去され、毛髪等の脱色が取り除かれるという効能ももつ。
現在市販されている浄水器には、水道蛇口に直接取り付ける浄水器、別置き式の浄水器が一般的である。水道蛇口に直接取り付ける浄水器は、簡便であるが、浄水能力が大きくないので浄水カートリッジ交換を短期間で交換しなくてはならないという欠点がある。これに比べて、別置き式の浄水器は処理能力が大きいので浄水カートリッジ交換の回数が少なくて済むというメリットがある。別置き式の浄水器は、フィルターの構造により円筒形又は立方体に近い形になっている。従来の浄水器は、例えば、図4に示すように、円形のケーシング13に浄水カートリッジ(図示せず)が収納され、下方の水道水流入口14から水道水を供給し、浄水カートリッジを通過した浄水は上部の浄水流出口15から取り出すもので、縦置きにして使用する(特許文献1参照)。
特開2003−88857号公報
従来の浄水器は、フィルターの構造により円筒形又は立方体に近い型になっており、通常は縦型に設置されている。これは横置きにすると、ろ過材が粒状活性炭や粒状セラミックのため、ろ過材が片寄って水の流れ易い流路が形成されて、水道水がろ過材と十分に接触しないためにろ過されないという問題があるためである。そのため、従来の縦型の浄水器をキッチンカウンターに設置すると、浄水器が邪魔になるので、他の台所用品の置き場所が制限される等の問題があり、使用場所や状況を十分に配慮した構造、形状になっていない。そのため、置き場所に不便さを感じ、設置場所によっては時には転倒して落下するなどの危険性を含んでいた。
そこで、本考案は、浄水器を扁平状にすることにより、浄水器の設置空間の合理的な活用が可能となり、設置条件の多様化が可能になる浄水器を提供するものである。
本考案の浄水器は、ろ過材として繊維状活性炭素が充填された浄水カートリッジを浄水カートリッジ収納ケースに内蔵した浄水ユニットを収納した浄水ユニット収納体と、この浄水ユニット収納体を収納する扁平形状のカバーケースとからなることを特徴とする。
前記扁平形状のカバーケースの横断面は、円形、多角形とすることができる。前記浄水ユニットは、浄水カートリッジの周面から流入した水がろ過材を通過して浄水カートリッジの中央から流出する構造とし、前記浄水ユニットを2段に接続して浄水してもよい。
また、前記カバーケースは、複数の水道水流入孔及び浄水流出孔を形成し、また表面に吸着盤を設けてもよい。
本考案は、浄水ユニット収納体を収納するカバーケースを扁平状にすることにより、浄水器が薄型になり、奥行のない所では縦型、ある所では横置にし台所、風呂場への縦型の設置には吸着盤で固定することにより、また横置きの場合、浄水器の上に物を置くこともできる。その結果、自在な浄水器設置場所を選べることから浄水器の設置条件が多様化できるため使用空間の合理的な活用が可能になる。
また、繊維状活性炭を充填した浄水カートリッジを使用することにより横置にしても水流処理量が一定する。
カバーケースに複数の水道水流入孔及び浄水流出孔を形成することにより、水道水流入ホース及び浄水流出ホースをとりつけられるようにして流し台のすき間や冷蔵庫の上などに設置可能となる。
図1は本考案による浄水器の一例を示す斜視図である。図1において、本考案の浄水器は、浄水カートリッジ1a、1bが浄水カートリッジ収納ケース4a、4bに内蔵された浄水ユニット4が収納された浄水ユニット収納体2と、この浄水ユニット収納体2が出し入れ可能なカバーケース3で構成される。浄水ユニット収納体2は、浄水カートリッジ1a、1bが交換のために出し入れができるように開閉可能に形成したケースやフレーム枠で構成することができる。
カバーケース3の大きさは、例えば、厚さ約50mm、横約180mm、縦約300mmの薄型の扁平な直方体に形成する。カバーケース3には、水道水の流入孔あるいは浄水の流出孔3aを設ける。カバーケース3の水道水の流入孔あるいは浄水の流出孔3aは、浄水器の配置、横置きあるいは縦置きに対応できるように水道配管や蛇口に接続しやすい個所に予め複数設けておく。また、コーナーなどの設置場所に合わせて、使用空間を有効に利用できるように、例えば扁平状の三角形や半円式などの形状にしてもよい。
図2は本考案による浄水ユニットの一実施例における流水経路を示す図である。図2において、浄水ユニット収納体2には、浄水カートリッジ1a、1bが内蔵された浄水カートリッジ収納ケース4a、4bからなる浄水ユニット4が2段に配置され、第1のカートリッジ収納ケース4aの浄水流出側と第2のカートリッジ収納ケース4bの浄水流入側とは連通配管5で接続されて連通している。
浄水カートリッジ1a、1bと浄水カートリッジ収納ケース4a、4bの壁との間には隙間が形成され、この隙間が第1の浄水カートリッジ1a、1b内へ流入する水道水の流路、及び第2の浄水カートリッジ1b内へ流入する浄水の流路6となる。第1の浄水カートリッジ1a及び第2の浄水カートリッジ1bは、一端が塞がれ、それ以外の周面には水道水あるいは浄水が流路6から流入するように多数の通水孔(図示せず)が設けられる。
第1の浄水カートリッジ1aの塞がれた一端には、その中央に浄水が流出する浄水流出口7が形成され、浄水カートリッジ収納ケース4aに形成された水道水流入口8には蛇口に接続された水道水流入ホース9が接続されている。水道水流入口8に流入した水道水は流路6から第1の浄水カートリッジ1a内へ通水孔を通って流入し、ろ過材7でろ過され、第1の浄水カートリッジ1aの中央に形成された浄水流出口7を通って連通配管5へ流出する。
第2の浄水カートリッジ収納ケース4bには連通配管5に連通する、第1の浄水カートリッジ1aからの浄水が流入する浄水流入口10が形成され、カートリッジ1bの一方の端部には、その中央に浄水流出口11が形成され、第2のカートリッジ1bの一方の端部には、その中央にろ過された浄水の浄水流出口11が形成され、浄水流出口11には蛇口に接続された浄水流出ホース12が接続されている。第2の浄水カートリッジ収納ケース4bの浄水流入口10に流入した浄水は、流路6から第2の浄水カートリッジ1b内へ通水孔を通って流入し、ろ過材7でろ過され、第2のカートリッジ1bの浄水流出口11から蛇口に接続された浄水流出ホース12を通って吐水される。
浄水カートリッジ1a、1bには繊維状活性炭素からなるろ過材7を充填する。ろ過材7は繊維状活性炭素を圧縮して巻き上げて密に押し込んで充填する。繊維状活性炭素を密に充填することにより繊維状活性炭素が片寄って水の流れやすい流路が形成されることを防止できるので、水は繊維状活性炭素により形成される微細孔を確実に流れ、横置にした場合でも水流処理量が一定し、脱塩素、脱臭を確実に行うことができる。
図3は本考案による浄水器の配置の例を示す図である。なお、図3は浄水器の個別の配置をまとめて図示したものである。
図3(a)に示すように、本考案の浄水器1は、薄型で平らな形状を生かし、キッチンカウンターには横置にし、他のキッチン用品が置いてあるためなどで奥行のない所では縦型に配置することも可能であるため、空いた空間を有効に利用することができる。また、キッチンカウンターの上に横置きした場合、本考案による浄水器は薄型の直方体で上面が平らであるために、浄水器の上部に調味入れ容器などを置くことができるので、キッチンカウンターを浄水器に邪魔されることなく有効に利用することができる。
また、キッチンカウンターに置けない場合は、図3(b)に示すように、冷蔵庫や食器棚の上に横置きすることもでき、横置きした場合、直方体であるために倒れるおそれもなく、安全性を確保できる。また、冷蔵庫や食器棚とキッチンカウンターとの間に形成される隙間に本考案の浄水器を縦に置くことも可能である。
また、カバーケースに吸着盤を設けることにより、キッチンや浴場の壁に縦に設置することも可能となる。
1:浄水器
1a:第1の浄水カートリッジ
1b:第2の浄水カートリッジ
2:浄水ユニット収納体
3:カバーケース
3a:水道水流入孔、浄水の流出孔
4:浄水ユニット
4a:第1の浄水カートリッジ収納ケース
4b:第2の浄水カートリッジ収納ケース
5:連通配管
6:浄水流路
7:ろ過材
8:水道水流入口
9:水道水流入ホース
10:浄水流入口
11:浄水流出口
12:浄水流出ホース
13:浄水器
1a:第1の浄水カートリッジ
1b:第2の浄水カートリッジ
2:浄水ユニット収納体
3:カバーケース
3a:水道水流入孔、浄水の流出孔
4:浄水ユニット
4a:第1の浄水カートリッジ収納ケース
4b:第2の浄水カートリッジ収納ケース
5:連通配管
6:浄水流路
7:ろ過材
8:水道水流入口
9:水道水流入ホース
10:浄水流入口
11:浄水流出口
12:浄水流出ホース
13:浄水器
Claims (6)
- ろ過材として繊維状活性炭素が充填された浄水カートリッジを浄水カートリッジ収納ケースに内蔵した浄水ユニットを収納した浄水ユニット収納体と、この浄水ユニット収納体を収納する扁平形状のカバーケースとからなることを特徴とする浄水器。
- 前記扁平形状のカバーケースの横断面が円形、多角形であることを特徴とする請求項1記載の浄水器。
- 前記浄水ユニットが浄水カートリッジの周面から流入した水がろ過材を通過して浄水カートリッジの中央から流出する構造であることを特徴とする請求項1又は2記載の浄水器。
- 前記浄水ユニットが2段に接続されていることを特徴とする請求項1〜3のいずか1項に記載の記載の浄水器。
- 前記カバーケースに複数の水道水流入孔及び浄水流出孔が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の浄水器。
- 前記カバーケースの表面に吸着盤が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の浄水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002030U JP3104590U (ja) | 2004-04-13 | 2004-04-13 | 浄水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002030U JP3104590U (ja) | 2004-04-13 | 2004-04-13 | 浄水器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3104590U true JP3104590U (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=43257996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004002030U Expired - Fee Related JP3104590U (ja) | 2004-04-13 | 2004-04-13 | 浄水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3104590U (ja) |
-
2004
- 2004-04-13 JP JP2004002030U patent/JP3104590U/ja not_active Expired - Fee Related
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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