JP3303762B2 - カメラレコーダー用カバー開閉装置 - Google Patents
カメラレコーダー用カバー開閉装置Info
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- JP3303762B2 JP3303762B2 JP01860098A JP1860098A JP3303762B2 JP 3303762 B2 JP3303762 B2 JP 3303762B2 JP 01860098 A JP01860098 A JP 01860098A JP 1860098 A JP1860098 A JP 1860098A JP 3303762 B2 JP3303762 B2 JP 3303762B2
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- cover
- slide band
- band
- slide
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラレコーダー
のカバーの開閉機構に関するものである。
のカバーの開閉機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラレコーダーのカバー開閉装
置は、一般的な蝶番や特開平5−14782号公報等に
記載されたものが知られている。通常カメラレコーダー
を修理点検する場合、蓋体を約90度開きその角度で固
定する必要がある。従来例では蓋体の開角度をリンク部
材とスライドガイド部材とで規制している。
置は、一般的な蝶番や特開平5−14782号公報等に
記載されたものが知られている。通常カメラレコーダー
を修理点検する場合、蓋体を約90度開きその角度で固
定する必要がある。従来例では蓋体の開角度をリンク部
材とスライドガイド部材とで規制している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例のリン
ク部材とスライドガイド部材は金属で形成しているた
め、蓋体を閉じた状態で外部から蓋体に力が加わると蓋
体が変形してカメラレコーダー内の回路部とリンク部材
が接触して電気的ショートが発生するという問題があっ
た。
ク部材とスライドガイド部材は金属で形成しているた
め、蓋体を閉じた状態で外部から蓋体に力が加わると蓋
体が変形してカメラレコーダー内の回路部とリンク部材
が接触して電気的ショートが発生するという問題があっ
た。
【0004】また、電気的ショートを防止するために蓋
体の変形量だけリンク部材と回路部との隙間を設けると
よいがカメラレコーダー本体のサイズが大きくなり、さ
らに、リンク部材とスライドガイド部材が金属であるた
め重量が増し、カメラレコーダーの使い勝手が悪くなる
という大きな問題があった。
体の変形量だけリンク部材と回路部との隙間を設けると
よいがカメラレコーダー本体のサイズが大きくなり、さ
らに、リンク部材とスライドガイド部材が金属であるた
め重量が増し、カメラレコーダーの使い勝手が悪くなる
という大きな問題があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決し電気的ショー
トの防止並びにカメラレコーダーの小型軽量化を目的と
する。
トの防止並びにカメラレコーダーの小型軽量化を目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、筐体本体と一端を前記筐体本体に回動自在
に支持し他端を帯の形状をしたスライド帯と前記スライ
ド帯を摺動自在に案内するガイド部材とで支持したカバ
ーとを備え、前記スライド帯を絶縁体材料で形成しかつ
前記スライド帯に係止部を設けることにより前記カバー
の開き角度を前記係止部と前記ガイド部材で規制したも
のである。
に本発明は、筐体本体と一端を前記筐体本体に回動自在
に支持し他端を帯の形状をしたスライド帯と前記スライ
ド帯を摺動自在に案内するガイド部材とで支持したカバ
ーとを備え、前記スライド帯を絶縁体材料で形成しかつ
前記スライド帯に係止部を設けることにより前記カバー
の開き角度を前記係止部と前記ガイド部材で規制したも
のである。
【0007】これにより、スライド帯が樹脂等の絶縁体
材料で形成されているため、カメラレコーダー内の回路
部とスライド帯との接触による電気的ショートの防止及
びカメラレコーダーの小型軽量化が得られる。
材料で形成されているため、カメラレコーダー内の回路
部とスライド帯との接触による電気的ショートの防止及
びカメラレコーダーの小型軽量化が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載した発明
は、筐体本体と一端を前記筐体本体に回動自在に支持し
他端を帯の形状をしたスライド帯と前記スライド帯を摺
動自在に案内するガイド部材とで支持したカバーとを備
え、前記スライド帯を絶縁体材料で形成しかつ前記スラ
イド帯に係止部を設けることにより前記カバーの開き角
度を前記係止部と前記ガイド部材で規制したものであ
り、前記スライド帯が樹脂等の絶縁体材料で形成されて
いるためカメラレコーダー内の回路部とスライド帯との
接触による電気的ショートの防止及びカメラレコーダー
の小型軽量化が得られるという作用を有する。
は、筐体本体と一端を前記筐体本体に回動自在に支持し
他端を帯の形状をしたスライド帯と前記スライド帯を摺
動自在に案内するガイド部材とで支持したカバーとを備
え、前記スライド帯を絶縁体材料で形成しかつ前記スラ
イド帯に係止部を設けることにより前記カバーの開き角
度を前記係止部と前記ガイド部材で規制したものであ
り、前記スライド帯が樹脂等の絶縁体材料で形成されて
いるためカメラレコーダー内の回路部とスライド帯との
接触による電気的ショートの防止及びカメラレコーダー
の小型軽量化が得られるという作用を有する。
【0009】本発明の請求項3に記載した発明は、スラ
イド帯の中間部に少なくとも1つ以上の係止部を設けた
ものであり、カバーを最大開き角度よりも小さい角度で
係止できるという作用を有する。
イド帯の中間部に少なくとも1つ以上の係止部を設けた
ものであり、カバーを最大開き角度よりも小さい角度で
係止できるという作用を有する。
【0010】本発明の請求項4に記載した発明は、スラ
イド帯の一端には筐体本体またはカバーに取り付けるた
めの取り付け部があり、前記取り付け部には複数の穴ま
たは長穴を形成したもので、サイズの異なる他機種のカ
メラレコーダーに共通のスライド帯を使用することがで
きたり、又カバーを90度以上に開くことも出来るとい
う作用を有する。
イド帯の一端には筐体本体またはカバーに取り付けるた
めの取り付け部があり、前記取り付け部には複数の穴ま
たは長穴を形成したもので、サイズの異なる他機種のカ
メラレコーダーに共通のスライド帯を使用することがで
きたり、又カバーを90度以上に開くことも出来るとい
う作用を有する。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について図1から図5を
用いて説明する。図1はカメラレコーダーの概略の外観
を示したもので、1は筐体本体を示し、2はレンズを取
り付けるマウント部を示すもので、3はカバーを示し、
4は本発明のカバー3を支持するスライド帯で、5は一
般の蝶番を示す、7はカメラの内部電子回路基板を示し
カメラレコーダーを修理、点検をする場合はこのように
カバー3を約90度開いた状態で固定して行われるもの
である。
用いて説明する。図1はカメラレコーダーの概略の外観
を示したもので、1は筐体本体を示し、2はレンズを取
り付けるマウント部を示すもので、3はカバーを示し、
4は本発明のカバー3を支持するスライド帯で、5は一
般の蝶番を示す、7はカメラの内部電子回路基板を示し
カメラレコーダーを修理、点検をする場合はこのように
カバー3を約90度開いた状態で固定して行われるもの
である。
【0012】図2はスライド帯4を詳細に示したもので
ある。通常、スライド帯4は樹脂、ゴムまたは合成皮な
どように絶縁性の性質を持つ材料で作られている。4a
は筐体本体1にネジなどで固定される取り付け部であ
る。この取り付け部4aにはネジ止め用の穴が複数あっ
て、サイズの異なる他品種のカメラレコーダーにも対応
できるようにしている。また、ここでは複数の穴を設け
ているが、長穴でも同様の効果がでる。4bはガイド部
材6の凹部の幅寸法6aより長く(4d>6a)作られ
ており側面カバー3が約90度開いた状態で止まる為の
係止部である。4cはスライド帯4の中間部に設けられ
た第2の係止部であり、都合上カバー3を全開すると他
の物に当たって不都合な場合等その中間でカバー3を保
持するときに使用するものである。
ある。通常、スライド帯4は樹脂、ゴムまたは合成皮な
どように絶縁性の性質を持つ材料で作られている。4a
は筐体本体1にネジなどで固定される取り付け部であ
る。この取り付け部4aにはネジ止め用の穴が複数あっ
て、サイズの異なる他品種のカメラレコーダーにも対応
できるようにしている。また、ここでは複数の穴を設け
ているが、長穴でも同様の効果がでる。4bはガイド部
材6の凹部の幅寸法6aより長く(4d>6a)作られ
ており側面カバー3が約90度開いた状態で止まる為の
係止部である。4cはスライド帯4の中間部に設けられ
た第2の係止部であり、都合上カバー3を全開すると他
の物に当たって不都合な場合等その中間でカバー3を保
持するときに使用するものである。
【0013】図3は図1の6で示したものでスライド帯
4の動きを規制するガイド部材でスライド帯4をガイド
部材6とカバー3の間にはさみネジ2本でカバー3に固
定されている。
4の動きを規制するガイド部材でスライド帯4をガイド
部材6とカバー3の間にはさみネジ2本でカバー3に固
定されている。
【0014】次に各部材の動作について説明する。図4
はカバー3を閉じようとした時のスライド帯4とガイド
部材6を示したものであり、カバー3が閉じる時には図
4の矢印のようにスライド帯4がカバー3の内壁に沿っ
てスライドし収納される。そのため、スライド帯4が邪
魔にならずにカバー3をスムーズに閉じることができ
る。なお、8はガイド部材6を固定するネジである。
はカバー3を閉じようとした時のスライド帯4とガイド
部材6を示したものであり、カバー3が閉じる時には図
4の矢印のようにスライド帯4がカバー3の内壁に沿っ
てスライドし収納される。そのため、スライド帯4が邪
魔にならずにカバー3をスムーズに閉じることができ
る。なお、8はガイド部材6を固定するネジである。
【0015】図5はカメラレコーダーをレンズ取り付け
面方向より見た図で図5(a)はカバー3を閉じた使用
状態を示し、その使用状態時にはスライド帯4は図のよ
うにカバー3の内壁に沿って曲がって収納されている。
又図5(b)はカバー3を約90度開いた状態の図で、
このカバー3は蝶番5と前述したスライド帯4の係止部
4bとガイド部材6との係止構成の両方で支えられ止ま
っている。
面方向より見た図で図5(a)はカバー3を閉じた使用
状態を示し、その使用状態時にはスライド帯4は図のよ
うにカバー3の内壁に沿って曲がって収納されている。
又図5(b)はカバー3を約90度開いた状態の図で、
このカバー3は蝶番5と前述したスライド帯4の係止部
4bとガイド部材6との係止構成の両方で支えられ止ま
っている。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スライド
帯が樹脂等の絶縁体材料で形成されているためカバーに
外力が加わってスライド帯がカメラレコーダー内の回路
部と接触しても電気的ショートが生じず、また、電気的
ショートを防止するためにカバーの変形量だけスライド
帯と回路部との隙間を設ける必要がないためカメラレコ
ーダーのサイズが小型化できるとともに重量も軽量化で
きるという効果が得られる。
帯が樹脂等の絶縁体材料で形成されているためカバーに
外力が加わってスライド帯がカメラレコーダー内の回路
部と接触しても電気的ショートが生じず、また、電気的
ショートを防止するためにカバーの変形量だけスライド
帯と回路部との隙間を設ける必要がないためカメラレコ
ーダーのサイズが小型化できるとともに重量も軽量化で
きるという効果が得られる。
【0017】さらに、スライド帯の中間部に少なくとも
1つ以上の係止部を設けると、カバーを最大開き角度よ
りも小さい角度で係止できるという効果が得られる。
1つ以上の係止部を設けると、カバーを最大開き角度よ
りも小さい角度で係止できるという効果が得られる。
【0018】また、スライド帯の取り付け部に複数の穴
または長穴を形成すると、サイズの異なる他機種のカメ
ラレコーダーに共通のスライド帯を使用することができ
たり、又カバーを90度以上に開くことも出来るという
大きな効果も生じる。
または長穴を形成すると、サイズの異なる他機種のカメ
ラレコーダーに共通のスライド帯を使用することができ
たり、又カバーを90度以上に開くことも出来るという
大きな効果も生じる。
【図1】本発明の実施例によるカバーを開いた状態のカ
メラレコーダーの斜視図
メラレコーダーの斜視図
【図2】同発明のスライド帯単品の図
【図3】同発明のガイド部材の図
【図4】同発明のスライド帯がカバーに沿って収納され
る状態を示す要部斜視図
る状態を示す要部斜視図
【図5】同発明のカメラレコーダーのカバーが開閉した
状態を示す正面図
状態を示す正面図
1 筐体本体 2 レンズマウント部 3 カバー 4 スライド帯 5 蝶番 6 ガイド部材 7 電子回路基板 8 取付ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−14782(JP,A) 特開 平9−238276(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 - 5/247
Claims (4)
- 【請求項1】 筐体本体と一方を前記筐体本体に回動自
在に支持し他方を帯の形状をしたスライド帯と前記スラ
イド帯を摺動自在に案内するガイド部材とで支持したカ
バーとを備え、前記スライド帯を絶縁体材料で形成しか
つ前記スライド帯に係止部を設けることにより前記カバ
ーの開き角度を前記係止部と前記ガイド部材で規制した
ことを特徴とするカメラレコーダー用カバー開閉装置。 - 【請求項2】 樹脂又は合成皮材料でスライド帯を形成
したことを特徴とする請求項1記載のカメラレコーダー
用カバー開閉装置。 - 【請求項3】 スライド帯の中間部に少なくとも1つ以
上の係止部を設けたことを特徴とする請求項2記載のカ
メラレコーダー用カバー開閉装置。 - 【請求項4】 スライド帯の一端には筐体本体またはカ
バーに取り付けるための取り付け部があり、前記取り付
け部には複数の穴または長穴を形成したことを特徴とす
る請求項2記載のカメラレコーダー用カバー開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01860098A JP3303762B2 (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | カメラレコーダー用カバー開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01860098A JP3303762B2 (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | カメラレコーダー用カバー開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11220642A JPH11220642A (ja) | 1999-08-10 |
JP3303762B2 true JP3303762B2 (ja) | 2002-07-22 |
Family
ID=11976147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01860098A Expired - Fee Related JP3303762B2 (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | カメラレコーダー用カバー開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3303762B2 (ja) |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP01860098A patent/JP3303762B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11220642A (ja) | 1999-08-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090510 Year of fee payment: 7 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100510 Year of fee payment: 8 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |