JP3302983B1 - 車乗り降り用覆い形成装置 - Google Patents
車乗り降り用覆い形成装置Info
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- JP3302983B1 JP3302983B1 JP2001114792A JP2001114792A JP3302983B1 JP 3302983 B1 JP3302983 B1 JP 3302983B1 JP 2001114792 A JP2001114792 A JP 2001114792A JP 2001114792 A JP2001114792 A JP 2001114792A JP 3302983 B1 JP3302983 B1 JP 3302983B1
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Abstract
【要約】
【課題】風の強い雨天時でも、ドアを開けた時、ドアと
車体本体との間の乗り降り用空間の上部に覆いを形成で
き、ドアを閉じた走行中も安全な運転環境を確保でき、
雨天時以外は車体本体側部に待機設置して、覆いを形成
せず、通常のドアの開閉を可能とする常設型の車乗り降
り用覆い形成装置を得る。 【解決手段】乗り降り用空間の広さを有する略三角形の
覆い部材に対し、ドア方向の辺に着脱部材を設け、車体
へ搭載後、着脱手段によりその着脱部材を窓縁部に着し
た時、ドアの開け閉めに連動して前記覆いを形成でき、
一方、その窓縁部と対向する車体本体側部に着した時、
ドアを開けても覆いを形成せず、また、相互のコーナー
部間に延在させた覆い支持部材によりその部分の覆い部
材を常に略屋根の高さに支持し、ドアを閉じた時、窓縁
部と車体本体側部との間の収納部に覆い部材等を収納す
る構成とする。
車体本体との間の乗り降り用空間の上部に覆いを形成で
き、ドアを閉じた走行中も安全な運転環境を確保でき、
雨天時以外は車体本体側部に待機設置して、覆いを形成
せず、通常のドアの開閉を可能とする常設型の車乗り降
り用覆い形成装置を得る。 【解決手段】乗り降り用空間の広さを有する略三角形の
覆い部材に対し、ドア方向の辺に着脱部材を設け、車体
へ搭載後、着脱手段によりその着脱部材を窓縁部に着し
た時、ドアの開け閉めに連動して前記覆いを形成でき、
一方、その窓縁部と対向する車体本体側部に着した時、
ドアを開けても覆いを形成せず、また、相互のコーナー
部間に延在させた覆い支持部材によりその部分の覆い部
材を常に略屋根の高さに支持し、ドアを閉じた時、窓縁
部と車体本体側部との間の収納部に覆い部材等を収納す
る構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は雨天時に乗用車など
から前部座席あるいは後部座席の搭乗者がドアを開けて
乗り降りする場合に雨に濡れるのを極力防止する乗り降
り用空間の上部を覆う車乗り降り用覆い形成装置にかか
わる。
から前部座席あるいは後部座席の搭乗者がドアを開けて
乗り降りする場合に雨に濡れるのを極力防止する乗り降
り用空間の上部を覆う車乗り降り用覆い形成装置にかか
わる。
【0002】
【従来の技術】雨よけ用の覆い形成装置を搭載した車は
市場にもなく、その覆い形成用の市販品も特になく、風
雨時などに、ドアを開けて乗り降りする時、そのドアを
少しでも開けると雨がその隙間から侵入して衣服が濡れ
る問題があった。
市場にもなく、その覆い形成用の市販品も特になく、風
雨時などに、ドアを開けて乗り降りする時、そのドアを
少しでも開けると雨がその隙間から侵入して衣服が濡れ
る問題があった。
【0003】特に、前部座席の場合、ドアを開いた時、
ドアの窓傾斜部と、それと対向して傾斜するフロントガ
ラスの側部フレームから車体の屋根側部との間の傾斜す
る略三角形の乗り降り用空間の上部に覆いが形成されて
いれば、搭乗者が傘を広げる間に濡れることをより防止
できる。
ドアの窓傾斜部と、それと対向して傾斜するフロントガ
ラスの側部フレームから車体の屋根側部との間の傾斜す
る略三角形の乗り降り用空間の上部に覆いが形成されて
いれば、搭乗者が傘を広げる間に濡れることをより防止
できる。
【0004】ドアの開いたときの乗り降り用空間の全体
の面積は通常大きく、それを覆う覆いの面積も必然的に
大きくなり、その覆いを収納する場所を現行仕様を維持
した車体に求めることは困難であった。
の面積は通常大きく、それを覆う覆いの面積も必然的に
大きくなり、その覆いを収納する場所を現行仕様を維持
した車体に求めることは困難であった。
【0005】特開平10−10541「 自動車用雨よ
け装置」で開示の技術は屋根部表面に大型の吸盤にて収
納体を吸着設置し、内部に収納されたカーテンをドアの
開閉に連動して乗り降り用空間の上部に覆いを構成する
ものであるが、ドアの窓傾斜部とフロントガラス側部と
の間の略三角形の空間に覆いを構成していないことから
雨が車体前方から吹き込んでくる場合それを防止できな
い短所があった。更に、覆いとなるカーテンの待機位置
となる収納用装置も大掛かりでよりコスト高となり、一
方、その屋根部表面への設置も容易でない短所がある。
け装置」で開示の技術は屋根部表面に大型の吸盤にて収
納体を吸着設置し、内部に収納されたカーテンをドアの
開閉に連動して乗り降り用空間の上部に覆いを構成する
ものであるが、ドアの窓傾斜部とフロントガラス側部と
の間の略三角形の空間に覆いを構成していないことから
雨が車体前方から吹き込んでくる場合それを防止できな
い短所があった。更に、覆いとなるカーテンの待機位置
となる収納用装置も大掛かりでよりコスト高となり、一
方、その屋根部表面への設置も容易でない短所がある。
【0006】特開平10−58976にて開示の発明は
ドアルーフ(ジャバラ)の先端部がジャバラ状のままで
その両側を傾斜する部分のドア側やフロントガラス側部
のフレームの車体本体側部(2d)に設置してなり、先
端部の中央が図32に示すような束ねて一体化するなど
の構成ではなく略中央部分がフリーとなっている。よっ
て、ドアルーフ全体を後方に引っ張ればその中央部分が
移動し、それにともなって相互のコーナー部間(0A)
の中央部分も後方に移動することになり車体の前後方向
に張設できない。
ドアルーフ(ジャバラ)の先端部がジャバラ状のままで
その両側を傾斜する部分のドア側やフロントガラス側部
のフレームの車体本体側部(2d)に設置してなり、先
端部の中央が図32に示すような束ねて一体化するなど
の構成ではなく略中央部分がフリーとなっている。よっ
て、ドアルーフ全体を後方に引っ張ればその中央部分が
移動し、それにともなって相互のコーナー部間(0A)
の中央部分も後方に移動することになり車体の前後方向
に張設できない。
【0007】また、仮に先端部の中央が図32に示すよ
うな束ねてあってもドアルーフがジャバラ状である為、
ドアルーフの両側の辺を後方に引っ張って略前後方向に
張設設置してもドアルーフ全体を車体の前後方向に張設
できず、強い風を受けても落下傘状に開かない程度の充
分な引っ張り力を発生できない構成である。よって、ド
アルーフの後辺に案内棒を貫通させたり、あるいは相互
のコーナー部間(0A)にて波状に形成されたドアルー
フ(ジャバラ)を屈曲させているのも共にドアルーフの
重量を支える為のみの構成である。
うな束ねてあってもドアルーフがジャバラ状である為、
ドアルーフの両側の辺を後方に引っ張って略前後方向に
張設設置してもドアルーフ全体を車体の前後方向に張設
できず、強い風を受けても落下傘状に開かない程度の充
分な引っ張り力を発生できない構成である。よって、ド
アルーフの後辺に案内棒を貫通させたり、あるいは相互
のコーナー部間(0A)にて波状に形成されたドアルー
フ(ジャバラ)を屈曲させているのも共にドアルーフの
重量を支える為のみの構成である。
【0008】その為、ドアを開ける途中にて車体後方か
ら手持ちの傘が使える程度の少々強い風が吹いて来た
時、その風にあおられて波状に形成されたドアルーフ
(ジャバラ)の折畳み部分が略平面化し、くらげの傘あ
るいは落下傘のように大きく開いてしまい、ドアを閉め
ることもできず、その対応でひどく濡れてしまう短所を
有する。
ら手持ちの傘が使える程度の少々強い風が吹いて来た
時、その風にあおられて波状に形成されたドアルーフ
(ジャバラ)の折畳み部分が略平面化し、くらげの傘あ
るいは落下傘のように大きく開いてしまい、ドアを閉め
ることもできず、その対応でひどく濡れてしまう短所を
有する。
【0009】更に、前記ドアを開ける途中にて車体後方
から前記の少々強い風が吹いて来た時にでも、その風に
あおられ落下傘状になってもドアルーフ(ジャバラ)が
ドア側電磁石6と開閉用鉄片7とが離反して車体から外
れない程度の強力な吸着力を有する必要がある。各図に
て開示されたドアの縁に沿って電磁石を連続してならべ
る形態であっても通常の銅線構成の電磁石ではぶ厚くな
り、よって、窓の縁幅程度では狭く大き左右方向に出ば
ってしまう形態となり、現状の技術で各図で開示された
コンパクトな厚さの電磁石の形態に納めることはできな
い。
から前記の少々強い風が吹いて来た時にでも、その風に
あおられ落下傘状になってもドアルーフ(ジャバラ)が
ドア側電磁石6と開閉用鉄片7とが離反して車体から外
れない程度の強力な吸着力を有する必要がある。各図に
て開示されたドアの縁に沿って電磁石を連続してならべ
る形態であっても通常の銅線構成の電磁石ではぶ厚くな
り、よって、窓の縁幅程度では狭く大き左右方向に出ば
ってしまう形態となり、現状の技術で各図で開示された
コンパクトな厚さの電磁石の形態に納めることはできな
い。
【0010】また、上記のトラブルを防止する為に、安
全対策上、強力な吸着力すなわち磁力を常時得る構成と
せざるを得ず、その場合、大きな電気エネルギーを必要
とする。よって、消費電力も大きく、エンジンが稼動し
ていない時、何らかの理由でドアルーフ(ジャバラ)が
半ドアに開いたままでいた場合、早期にバッテリーの容
量が減退し、磁石の吸着力が低下し、ドア側のドアルー
フ部分が落下したり、また、エンジンがかからなくなる
事態も起き得る短所を有する。
全対策上、強力な吸着力すなわち磁力を常時得る構成と
せざるを得ず、その場合、大きな電気エネルギーを必要
とする。よって、消費電力も大きく、エンジンが稼動し
ていない時、何らかの理由でドアルーフ(ジャバラ)が
半ドアに開いたままでいた場合、早期にバッテリーの容
量が減退し、磁石の吸着力が低下し、ドア側のドアルー
フ部分が落下したり、また、エンジンがかからなくなる
事態も起き得る短所を有する。
【0011】特開平09−039575「自動車の雨天
乗降用天蓋」で開示の技術は天蓋体を屋根側部近傍の表
面を待機位置とし、ドアを開ける時、その待機位置から
乗り降り用空間の上部に扇子を開くように開いて覆いを
構成するものであるが、扇子の要部にあたるヒンジが車
体へ固定設置されることから既存の車に追加々工を必要
としたり、あるいはヒンジのついた吸盤を屋根部表面に
吸着固定しても吸盤のみであるゆえに走行中に外れる恐
れもあり、一方、乗り降り用空間の上部に天蓋体が開い
て覆いを構成しても、そのものの自重で天蓋体の扇状の
湾曲している外周部中央で垂れ下がり、乗り降り時に搭
乗者の頭上にその部分があたりやすいという短所があっ
た。
乗降用天蓋」で開示の技術は天蓋体を屋根側部近傍の表
面を待機位置とし、ドアを開ける時、その待機位置から
乗り降り用空間の上部に扇子を開くように開いて覆いを
構成するものであるが、扇子の要部にあたるヒンジが車
体へ固定設置されることから既存の車に追加々工を必要
としたり、あるいはヒンジのついた吸盤を屋根部表面に
吸着固定しても吸盤のみであるゆえに走行中に外れる恐
れもあり、一方、乗り降り用空間の上部に天蓋体が開い
て覆いを構成しても、そのものの自重で天蓋体の扇状の
湾曲している外周部中央で垂れ下がり、乗り降り時に搭
乗者の頭上にその部分があたりやすいという短所があっ
た。
【0012】特開平9ー95139「自動車に取り付け
た乗降のさいの雨よけ具」は巻き取り式のシート構造物
からなり、線状の細長い形状の覆い支持部材を巻き取る
形態の開示はない。
た乗降のさいの雨よけ具」は巻き取り式のシート構造物
からなり、線状の細長い形状の覆い支持部材を巻き取る
形態の開示はない。
【0013】特開平07−69067「車両用の進退式
ヒサシ」で開示の技術は車体屋根内部をヒサシの待機位
置として収納する方式であるがこの場合は新車にそれ用
に設計して搭載はできるものの、よりコスト高になり、
客ばなれを招きやすく、一方、市販されている既存の車
両に搭載する場合は大きな費用をかけた改造を伴わなけ
れば搭載できない問題があった。
ヒサシ」で開示の技術は車体屋根内部をヒサシの待機位
置として収納する方式であるがこの場合は新車にそれ用
に設計して搭載はできるものの、よりコスト高になり、
客ばなれを招きやすく、一方、市販されている既存の車
両に搭載する場合は大きな費用をかけた改造を伴わなけ
れば搭載できない問題があった。
【0014】実登3034533「車ドアの雨除け兼日
除けシート」で開示の技術は覆いとなるシートを覆いの
略中央に重りを設置することで、ドアの閉じ時に、車内
の窓側部を待機位置として収納しておく方式であるが、
雨に濡れた覆いが車内に収納されることもあり、シート
がたとえ透明なビニールシートであっても、わずかなり
とも波打って畳まれたり雨に濡れてしずくなども付着し
て設置される為、窓側面に垂れ下がっている覆いを通し
ての窓からの車外の像はゆがみ、視界確保の面で安全運
転上問題があった。
除けシート」で開示の技術は覆いとなるシートを覆いの
略中央に重りを設置することで、ドアの閉じ時に、車内
の窓側部を待機位置として収納しておく方式であるが、
雨に濡れた覆いが車内に収納されることもあり、シート
がたとえ透明なビニールシートであっても、わずかなり
とも波打って畳まれたり雨に濡れてしずくなども付着し
て設置される為、窓側面に垂れ下がっている覆いを通し
ての窓からの車外の像はゆがみ、視界確保の面で安全運
転上問題があった。
【0015】特開平5−345521「車用ジャバラ式
雨よけ」で開示の技術はシートをジャバラ状にするなど
し、車体本体2とドアとに吸盤のみにて設置し、折りた
たんで窓前部の傾斜部から窓上縁の後部(1b)の上部
にかけて車体本体2とドアの縁の隙間に延在して収納
し、ドアを開けたときにそのシートで乗り降り用空間の
上部に覆いを形成する方式である。しかし、窓上部と屋
根部との間の覆い部分は大きな面積をしめることから、
図にて開示されたようにジャバラ状に折りたたまれたシ
ートをその隙間を待機位置として収納することは既存の
車のままではとてもできない。
雨よけ」で開示の技術はシートをジャバラ状にするなど
し、車体本体2とドアとに吸盤のみにて設置し、折りた
たんで窓前部の傾斜部から窓上縁の後部(1b)の上部
にかけて車体本体2とドアの縁の隙間に延在して収納
し、ドアを開けたときにそのシートで乗り降り用空間の
上部に覆いを形成する方式である。しかし、窓上部と屋
根部との間の覆い部分は大きな面積をしめることから、
図にて開示されたようにジャバラ状に折りたたまれたシ
ートをその隙間を待機位置として収納することは既存の
車のままではとてもできない。
【0016】また、既存の車の密閉用ゴムラバーを外し
ても、とてもその収納スペースを確保できない。よっ
て、本発明品を搭載するにはやはり屋根部などに大きな
改造を必要とする短所があった。
ても、とてもその収納スペースを確保できない。よっ
て、本発明品を搭載するにはやはり屋根部などに大きな
改造を必要とする短所があった。
【0017】一方、そのシートを吸盤のみで車体に設置
し固定することから、吸盤が雨で濡れて滑りやすくなっ
た時、位置ずれを起こす場合もあり、覆いが風圧であお
られて複数の吸盤が車体表面で滑り、次から次へと車体
から外れた場合に、覆いが路上に落ちて交通事故の原因
ともなりかねない交通安全上の問題もある。
し固定することから、吸盤が雨で濡れて滑りやすくなっ
た時、位置ずれを起こす場合もあり、覆いが風圧であお
られて複数の吸盤が車体表面で滑り、次から次へと車体
から外れた場合に、覆いが路上に落ちて交通事故の原因
ともなりかねない交通安全上の問題もある。
【0018】更に、晴天雨天にかかわらず、高速走行時
に風圧ではずれる危険性を皆無にすることはできず、そ
れを防ごうとして大きな吸着力を得る為に、大型吸盤を
使用すれば、フロントガラス側部に吸着設置すると、吸
盤がたとえ透明であってもその部分の車外の像は歪み運
転者の側面方向の視界を妨げるという問題もあった。
に風圧ではずれる危険性を皆無にすることはできず、そ
れを防ごうとして大きな吸着力を得る為に、大型吸盤を
使用すれば、フロントガラス側部に吸着設置すると、吸
盤がたとえ透明であってもその部分の車外の像は歪み運
転者の側面方向の視界を妨げるという問題もあった。
【0019】更に、本方式の場合、ドアを開けたときに
ジャバラ状のシートが紙のように軽くとも必然的に自重
で垂れ下がり、車から下りようとする搭乗者の頭上に垂
れ下がりやすく、よって、ドアを閉じた時に車体との間
にその垂れ下がった部分を挟み込んでしまいやすく、そ
の対応に人手を必要とする短所もある。
ジャバラ状のシートが紙のように軽くとも必然的に自重
で垂れ下がり、車から下りようとする搭乗者の頭上に垂
れ下がりやすく、よって、ドアを閉じた時に車体との間
にその垂れ下がった部分を挟み込んでしまいやすく、そ
の対応に人手を必要とする短所もある。
【0020】一方、手持ちの傘が使える程度の強い風が
ともなう雨の場合、この方式ではいかなるジャバラ状の
シートであっても、ドアを開けたとき、風で覆いが上下
にバタバタと揺れたり、あるいは落下傘のように開いて
しまいがちであり、その対応中に搭乗者がひどく濡れて
しまうなど実用上さまざまな問題を有していた。
ともなう雨の場合、この方式ではいかなるジャバラ状の
シートであっても、ドアを開けたとき、風で覆いが上下
にバタバタと揺れたり、あるいは落下傘のように開いて
しまいがちであり、その対応中に搭乗者がひどく濡れて
しまうなど実用上さまざまな問題を有していた。
【0021】特開平11−170870「車の屋根に収
納されているひさし」はひさしが屋根内部に収納され、
雨の時にドアの開きに連動してひさしが突出して雨に濡
れるのを防止する安価でシンプルな方式であるが、フロ
ントガラスの側部にひさしが形成できない構成であり、
充分な濡れ防止は期待できない。
納されているひさし」はひさしが屋根内部に収納され、
雨の時にドアの開きに連動してひさしが突出して雨に濡
れるのを防止する安価でシンプルな方式であるが、フロ
ントガラスの側部にひさしが形成できない構成であり、
充分な濡れ防止は期待できない。
【0022】更に、輪3を引っかける相手がドア4の部
品の爪状の部品であり、ドアを閉じたまま内部から輪3
をドア4の部品に引っかけることはできない。よって、
走行中に雨が降って来て、その後、降りる場合に、一
旦、ドアを開けて輪3をドア4の部品に引っかけねばな
らず、その時に濡れてしまうという短所もある。
品の爪状の部品であり、ドアを閉じたまま内部から輪3
をドア4の部品に引っかけることはできない。よって、
走行中に雨が降って来て、その後、降りる場合に、一
旦、ドアを開けて輪3をドア4の部品に引っかけねばな
らず、その時に濡れてしまうという短所もある。
【0023】特開平11−129762「車両用雨よ
け」は屋根上に搭載する極めて大型の車両用雨除け製品
であり、高価となる。また、前方からの横殴りの雨にも
ひどく濡れてしまう構成であり、乗り降り時に充分に雨
除けできる構成ではない。
け」は屋根上に搭載する極めて大型の車両用雨除け製品
であり、高価となる。また、前方からの横殴りの雨にも
ひどく濡れてしまう構成であり、乗り降り時に充分に雨
除けできる構成ではない。
【0024】特開平07−096749「車両の雨除け
装置」は巻き取り方向に回転力が付与された巻き取り軸
に巻かれた防水性のシートを引き出して上側の開放部を
覆う構成である。本方式はシートそのものの張力にてシ
ートの自重を支持する構成であり、シートの張力を支持
する覆い支持部材は存在せず、フロントガラス上部の側
面部分と窓前上縁部1dの前部コーナー状あるいは略コ
ーナー状の部分との間のように前後方向に屈曲する部分
に適用すれば、その部分でシートが垂れ下がり運転上必
要な視界を妨げられる問題が出てくる。
装置」は巻き取り方向に回転力が付与された巻き取り軸
に巻かれた防水性のシートを引き出して上側の開放部を
覆う構成である。本方式はシートそのものの張力にてシ
ートの自重を支持する構成であり、シートの張力を支持
する覆い支持部材は存在せず、フロントガラス上部の側
面部分と窓前上縁部1dの前部コーナー状あるいは略コ
ーナー状の部分との間のように前後方向に屈曲する部分
に適用すれば、その部分でシートが垂れ下がり運転上必
要な視界を妨げられる問題が出てくる。
【0025】特開平09ー175194「自動車用遮雨
装置」は前部座席に適用した場合、フロントガラス側部
の空間を覆うことはできず、雨除け効果が薄い。一方、
構造が大掛かりであり、コスト高とならざるを得ない短
所がある。
装置」は前部座席に適用した場合、フロントガラス側部
の空間を覆うことはできず、雨除け効果が薄い。一方、
構造が大掛かりであり、コスト高とならざるを得ない短
所がある。
【0026】実開昭63ー89824「自動車の乗降時
の雨よけカバー」もカバーをジャバラで構成している。
ここではステーの位置が相互のコーナー部間のジャバラ
状カバーの屈曲部に一致せずその屈曲部から離れてお
り、コーナー状の窓前上縁部(1d)近傍のカバーはス
テー5によってカバーの重力を支持する機能のみであ
る。よって、カバーが上方向に浮上するのを防止できな
い構成である為、ドアを開ける途中で、車体後方から前
記の少々強い風が吹いて来た時、その風にあおられてジ
ャバラのカバーがくらげの傘あるいは落下傘のように大
きく開いてしまい、ドアを閉じることもできず、その対
応で上から降ってくる雨にひどく濡れてしまう短所を有
する。
の雨よけカバー」もカバーをジャバラで構成している。
ここではステーの位置が相互のコーナー部間のジャバラ
状カバーの屈曲部に一致せずその屈曲部から離れてお
り、コーナー状の窓前上縁部(1d)近傍のカバーはス
テー5によってカバーの重力を支持する機能のみであ
る。よって、カバーが上方向に浮上するのを防止できな
い構成である為、ドアを開ける途中で、車体後方から前
記の少々強い風が吹いて来た時、その風にあおられてジ
ャバラのカバーがくらげの傘あるいは落下傘のように大
きく開いてしまい、ドアを閉じることもできず、その対
応で上から降ってくる雨にひどく濡れてしまう短所を有
する。
【0027】手持ちの傘が使える少々強い風雨下にあっ
ても使用可能とさせる為に、覆い部材を車体の後方向に
引っ張って張設すれば、図8に開示の記相互のコーナー
部間の屈曲部図6形態は破壊され、自動的にステー5の
延在方向に沿って新たな屈曲部が形成されることにな
り、ドアを閉じた時、カバーが本発明の図2に示すよう
に、中央部にて折れ曲がり、後ろ側のステーの先端部に
当たる窓の中央部から底部3eのように形成してしまい
窓のコーナー部近傍すなわち窓前上縁部1d近傍の運転
上必要な視界を確保できない。また、この場合、ドアが
開き前側のステーが屈曲形態から一直線になる過程で、
底3eを無理に押し上げる為、カバーが破れやすくな
る。
ても使用可能とさせる為に、覆い部材を車体の後方向に
引っ張って張設すれば、図8に開示の記相互のコーナー
部間の屈曲部図6形態は破壊され、自動的にステー5の
延在方向に沿って新たな屈曲部が形成されることにな
り、ドアを閉じた時、カバーが本発明の図2に示すよう
に、中央部にて折れ曲がり、後ろ側のステーの先端部に
当たる窓の中央部から底部3eのように形成してしまい
窓のコーナー部近傍すなわち窓前上縁部1d近傍の運転
上必要な視界を確保できない。また、この場合、ドアが
開き前側のステーが屈曲形態から一直線になる過程で、
底3eを無理に押し上げる為、カバーが破れやすくな
る。
【0028】また、実開昭63ー89824「自動車の
乗降時用の雨よけカバー」にての開示についても、カバ
ーの先端部がドアの要部1a近傍の車体部分に設置され
ているらしき開示はあるもののワンタッチなどにて容易
に取りつけ取り外しができる設置手段の技術上の開示は
ない。
乗降時用の雨よけカバー」にての開示についても、カバ
ーの先端部がドアの要部1a近傍の車体部分に設置され
ているらしき開示はあるもののワンタッチなどにて容易
に取りつけ取り外しができる設置手段の技術上の開示は
ない。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】本発明は先行技術の各
短所を解決するものであり、従来の雨除け用ゴムラバー
を設けていた窓縁部からゴムラバーを外し、その位置と
対向する車体本体側部2dに覆い部材等を収納部に待機
設置し、雨天時にドアの開閉と連動させて覆い部材をそ
の待機位置から乗り降り用空間の上部に引き出して覆い
を形成し、手持ちの傘が使用できる程度の雨風をともな
う日でも、乗り降り用空間の上部にスムースに覆いの形
成を可能とし、座席に座ったまま雨に手持ちの傘を広げ
て外に出ることができる。ドアを閉じる時も、窓縁部と
車体本体側部2dとの間の収納部にスムースに覆い部材
等を収納でき、雨天時以外はその車体本体側部の収納部
に待機設置する常設タイプとしてなり、乗り降り用空間
上部への覆い部材の形成と排除の操作や指令を車内や雨
検出センサーから行える構成としてなる。また、本発明
品は車体から露出せず、高速走行中に大きな風圧を受け
車体から外れる懸念もなく、一方、手持ちの傘が使える
風雨時でも使用可能であり、覆いが破れた時の交換作業
も容易で短時間ですみ、構成もシンプルで安価な車乗り
降り用覆い形成装置を提供するにある。
短所を解決するものであり、従来の雨除け用ゴムラバー
を設けていた窓縁部からゴムラバーを外し、その位置と
対向する車体本体側部2dに覆い部材等を収納部に待機
設置し、雨天時にドアの開閉と連動させて覆い部材をそ
の待機位置から乗り降り用空間の上部に引き出して覆い
を形成し、手持ちの傘が使用できる程度の雨風をともな
う日でも、乗り降り用空間の上部にスムースに覆いの形
成を可能とし、座席に座ったまま雨に手持ちの傘を広げ
て外に出ることができる。ドアを閉じる時も、窓縁部と
車体本体側部2dとの間の収納部にスムースに覆い部材
等を収納でき、雨天時以外はその車体本体側部の収納部
に待機設置する常設タイプとしてなり、乗り降り用空間
上部への覆い部材の形成と排除の操作や指令を車内や雨
検出センサーから行える構成としてなる。また、本発明
品は車体から露出せず、高速走行中に大きな風圧を受け
車体から外れる懸念もなく、一方、手持ちの傘が使える
風雨時でも使用可能であり、覆いが破れた時の交換作業
も容易で短時間ですみ、構成もシンプルで安価な車乗り
降り用覆い形成装置を提供するにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】車体のドアを開けた時に
形成される該ドア1と車体本体2との間の乗り降り用空
間の上部に覆いを形成する覆い形成装置において、該ド
アの要部1aから該ドアの窓上縁の後部1bまで窓縁部に
沿った長さに略合う長さのドア方向の辺3aと、該ドア
方向の辺3aの長さに略合う長さの本体方向の辺3b
と、該ドア方向の辺3aの一端部と該本体方向の辺の一
端部とが交わる先端部3Cと、該先端部3Cと反対側の該
ドア方向の辺3aの後端部と、該先端部3Cと反対側の
該本体方向の辺の後端部とを結び、該乗り降り用空間形
成時の該ドアの該窓上縁の後部1bと、該窓上縁の後部
1bと対向する乗り降り口の上縁後部近傍の車体本体側
部2dの部分との間すなわち相互の後部間0Bの長さに
略等しい長さの後辺3dとからなる略三角形の覆い部材
3と、該ドア方向の辺3aに一体化して設置手段にて設
置した着脱部材7と、該ドア1のコーナー状あるいは略
コーナー状の窓前上縁部1dにあたる位置の該着脱部材
7の部分と、該窓前上縁部1dと対向するコーナー状あ
るいは略コーナー状の車体本体側部2dの部分との間す
なわち相互のコーナー部間0Aに該ドアの開閉と連動し
て延在させ、その部分の覆い部材3を支持手段にて略屋
根の高さに支持する細長い形状の覆い支持部材4と、該
先端部3cを該ドアの要部1aやその近傍の車体本体2
部分に設置する先端部の設置手段と、該本体方向の辺3
bを該窓縁部と対向する車体本体側部2dの部分に設置
する設置手段と、該覆い部材3に車体の前後方向の張力
を発生させる張力発生手段と、該窓縁部や、該窓縁部と
対向する車体本体側部2d部分に、該覆い部材3の前記
車体の略前後方向の張力を維持しつつ該着脱部材7を交
互に着脱させる着脱手段と、該ドア1を閉じた時、該ド
アの要部1aから該ドアの窓上縁の後部1bまでの該窓
縁部と、該窓縁部と対向する車体本体側部2dとの間に
設けた収納部5とからなることを特徴とする。
形成される該ドア1と車体本体2との間の乗り降り用空
間の上部に覆いを形成する覆い形成装置において、該ド
アの要部1aから該ドアの窓上縁の後部1bまで窓縁部に
沿った長さに略合う長さのドア方向の辺3aと、該ドア
方向の辺3aの長さに略合う長さの本体方向の辺3b
と、該ドア方向の辺3aの一端部と該本体方向の辺の一
端部とが交わる先端部3Cと、該先端部3Cと反対側の該
ドア方向の辺3aの後端部と、該先端部3Cと反対側の
該本体方向の辺の後端部とを結び、該乗り降り用空間形
成時の該ドアの該窓上縁の後部1bと、該窓上縁の後部
1bと対向する乗り降り口の上縁後部近傍の車体本体側
部2dの部分との間すなわち相互の後部間0Bの長さに
略等しい長さの後辺3dとからなる略三角形の覆い部材
3と、該ドア方向の辺3aに一体化して設置手段にて設
置した着脱部材7と、該ドア1のコーナー状あるいは略
コーナー状の窓前上縁部1dにあたる位置の該着脱部材
7の部分と、該窓前上縁部1dと対向するコーナー状あ
るいは略コーナー状の車体本体側部2dの部分との間す
なわち相互のコーナー部間0Aに該ドアの開閉と連動し
て延在させ、その部分の覆い部材3を支持手段にて略屋
根の高さに支持する細長い形状の覆い支持部材4と、該
先端部3cを該ドアの要部1aやその近傍の車体本体2
部分に設置する先端部の設置手段と、該本体方向の辺3
bを該窓縁部と対向する車体本体側部2dの部分に設置
する設置手段と、該覆い部材3に車体の前後方向の張力
を発生させる張力発生手段と、該窓縁部や、該窓縁部と
対向する車体本体側部2d部分に、該覆い部材3の前記
車体の略前後方向の張力を維持しつつ該着脱部材7を交
互に着脱させる着脱手段と、該ドア1を閉じた時、該ド
アの要部1aから該ドアの窓上縁の後部1bまでの該窓
縁部と、該窓縁部と対向する車体本体側部2dとの間に
設けた収納部5とからなることを特徴とする。
【0031】 該張力発生手段が該ドア方向の辺3aと
該本体方向の辺3bを車体の略前後方向に引っ張り力を
発生させて設置する張設設置手段であることを特徴とす
る。
該本体方向の辺3bを車体の略前後方向に引っ張り力を
発生させて設置する張設設置手段であることを特徴とす
る。
【0032】 相互の後部間0Bに該ドアの開閉と連動
して延在させ、覆い部材3の後辺3dを支持手段にて後
方に引っ張って支持する細長い形状の覆い支持部材4’
を有することを特徴とする。
して延在させ、覆い部材3の後辺3dを支持手段にて後
方に引っ張って支持する細長い形状の覆い支持部材4’
を有することを特徴とする。
【0033】 該車体部分がドア用支持アーム部6aで
あり、該先端部3cの設置手段がワンタッチ着脱構成で
あることを特徴とする。
あり、該先端部3cの設置手段がワンタッチ着脱構成で
あることを特徴とする。
【0034】 該ワンタッチ着脱構成が該先端部3cに
設けた引っかけ部材3iあるいは挟持部材あるいは縛り
部材であることを特徴とする。
設けた引っかけ部材3iあるいは挟持部材あるいは縛り
部材であることを特徴とする。
【0035】 該覆い部材3が伸ばせば引っ張り力を有
する伸縮する弾性材からなり、該ドア方向の辺3aの長
さが伸びた時に得られる長さであり、該本体方向の辺3
bの長さも伸びた時に得られる長さであり、該後辺3d
の長さも伸びた時に得られる長さであることを特徴とす
る。
する伸縮する弾性材からなり、該ドア方向の辺3aの長
さが伸びた時に得られる長さであり、該本体方向の辺3
bの長さも伸びた時に得られる長さであり、該後辺3d
の長さも伸びた時に得られる長さであることを特徴とす
る。
【0036】 該先端部から該相互のコーナー部0A間
に至るまでの覆い部材の略三角形部分においてドアの開
き方向に伸びていない時の該覆い部材の先端部の角度3
hが乗り降り用空間形成時のドアの開き角度に略合うこ
とを特徴とする。
に至るまでの覆い部材の略三角形部分においてドアの開
き方向に伸びていない時の該覆い部材の先端部の角度3
hが乗り降り用空間形成時のドアの開き角度に略合うこ
とを特徴とする。
【0037】 該覆い支持部材4が剛性を有する曲がり
にくいバー状の覆い支持部材4dであり、覆い部材3を
支持する支持手段が該バー状の覆い支持部材の一端部を
該ドアのコーナー状あるいは略コーナー状の窓前上縁部
1dにあたる位置の該着脱部材7部分や、該着脱部材7
の後部部分にも、それらとそれぞれに対向する位置の該
車体本体側2dに設けた略水平方向に揺動容易とする揺
動手段を有する摺動部材4hと摺動容易に係合させる2
点支持形態であることを特徴とする。
にくいバー状の覆い支持部材4dであり、覆い部材3を
支持する支持手段が該バー状の覆い支持部材の一端部を
該ドアのコーナー状あるいは略コーナー状の窓前上縁部
1dにあたる位置の該着脱部材7部分や、該着脱部材7
の後部部分にも、それらとそれぞれに対向する位置の該
車体本体側2dに設けた略水平方向に揺動容易とする揺
動手段を有する摺動部材4hと摺動容易に係合させる2
点支持形態であることを特徴とする。
【0038】該揺動手段が該摺動部材4hの両側にて略
水平外方向にテーパー状に開孔する孔4iを有する形態
か、あるいは該摺動部材4fが車体に略水平に揺動容易
に係合する車体への設置形態か、あるいは摺動及び揺動
自在な球面滑り軸受けであることを特徴とする。
水平外方向にテーパー状に開孔する孔4iを有する形態
か、あるいは該摺動部材4fが車体に略水平に揺動容易
に係合する車体への設置形態か、あるいは摺動及び揺動
自在な球面滑り軸受けであることを特徴とする。
【0039】 前記バー状の該覆い支持部材4dの一端
部を該窓前上縁部(1d)にあたる着脱部材7の部分に
係合し、他端部を伸縮する弾性部材あるいはコイルバネ
4jの一端部と係合し、該弾性部材に引っ張り力を発生
させた形態にて該弾性部材の他端部を屋根内部2eの車
体部分に略固定設置してなる構成であることを特徴とす
る。
部を該窓前上縁部(1d)にあたる着脱部材7の部分に
係合し、他端部を伸縮する弾性部材あるいはコイルバネ
4jの一端部と係合し、該弾性部材に引っ張り力を発生
させた形態にて該弾性部材の他端部を屋根内部2eの車
体部分に略固定設置してなる構成であることを特徴とす
る。
【0040】 細長い形状の該覆い支持部材4がテープ
状あるいは紐状あるいは線状あるいはコイル状であり、
該支持手段が引っ張り力を有する張設手段であることを
特徴とする。
状あるいは紐状あるいは線状あるいはコイル状であり、
該支持手段が引っ張り力を有する張設手段であることを
特徴とする。
【0041】 該覆い支持部材4が伸ばせば引っ張り力
を発生する弾性材からなり、該張設手段が乗り降り用空
間形成時の該相互のコーナー部間0Aや該相互の後部間
0Bの長さより更に長い長さを有し、伸ばして引っ張り
力を発生した形態にて該相互のコーナー部間0Aあるい
は該相互の後部間0B及び該車体に延在して配設すなわ
ち張設してなる張設手段であることを特徴とする。
を発生する弾性材からなり、該張設手段が乗り降り用空
間形成時の該相互のコーナー部間0Aや該相互の後部間
0Bの長さより更に長い長さを有し、伸ばして引っ張り
力を発生した形態にて該相互のコーナー部間0Aあるい
は該相互の後部間0B及び該車体に延在して配設すなわ
ち張設してなる張設手段であることを特徴とする。
【0042】該車体が車体本体の屋根内部2eであり、
該張設手段がコーナー状あるいは略コーナー状の窓前上
縁部1dにあたる位置の該着脱部材7の部分や、あるい
は着脱部材7の後部に該覆い支持部材4の一端部を係合
設置し、対向する屋根縁部近傍の車体本体側部2dに設
けたそれぞれの孔2cと2c’を通して、車体2の屋根
内部2eを通り、各他端部を車体本体を挟んで反対側の
対向する屋根縁部近傍の車体本体側部かあるいは別途設
けた着脱部材のコーナー状あるいは略コーナー状の窓前
上縁部1dにあたる位置の部分や着脱部材の後部にそれ
ぞれ設けてなることを特徴とする。
該張設手段がコーナー状あるいは略コーナー状の窓前上
縁部1dにあたる位置の該着脱部材7の部分や、あるい
は着脱部材7の後部に該覆い支持部材4の一端部を係合
設置し、対向する屋根縁部近傍の車体本体側部2dに設
けたそれぞれの孔2cと2c’を通して、車体2の屋根
内部2eを通り、各他端部を車体本体を挟んで反対側の
対向する屋根縁部近傍の車体本体側部かあるいは別途設
けた着脱部材のコーナー状あるいは略コーナー状の窓前
上縁部1dにあたる位置の部分や着脱部材の後部にそれ
ぞれ設けてなることを特徴とする。
【0043】 該車体2が乗り降り用空間側のドア1を
含む車体本体側部2dの部分であり、該張設手段がドア
の内側やそれと対向する車体本体側部2dを含む車体の
側面各所に設けた方向転換部材9a、9b、9c、9
d、9eと摺動形態にて係合してそれぞれを経由し、該
コーナー部間0Aと後辺3dにもともに含んで延在して
なることを特徴とする。
含む車体本体側部2dの部分であり、該張設手段がドア
の内側やそれと対向する車体本体側部2dを含む車体の
側面各所に設けた方向転換部材9a、9b、9c、9
d、9eと摺動形態にて係合してそれぞれを経由し、該
コーナー部間0Aと後辺3dにもともに含んで延在して
なることを特徴とする。
【0044】 該張設手段が巻尺式の巻き取り部材4a
や4a'に内蔵されたコイルバネの巻き取る力により得
られる構成であることを特徴とする。
や4a'に内蔵されたコイルバネの巻き取る力により得
られる構成であることを特徴とする。
【0045】 該相互のコーナー部間0Aにおける該支
持手段が覆い支持部材4を該覆い部材3に下から接触し
て該覆い部材3を支持する形態であることを特徴とす
る。
持手段が覆い支持部材4を該覆い部材3に下から接触し
て該覆い部材3を支持する形態であることを特徴とす
る。
【0046】 該着脱手段が搭載後、該ドア1を閉じた
形態において、該収納部5内にて、着脱部材7を車体本
体2の略前後方向に沿って移動し変位させることによ
り、着/ 脱してなる窓縁部の着脱部と、該窓縁部に設
けた該着脱部と略対向する位置に設けた該着脱部材7の
着脱部と、脱/着してなる屋根縁部近傍の車体本体側部
2dに設けた着脱部と、該車体本体側部2dに設けた該
着脱部と略対向する位置に設けた該着脱部材7の着脱部
と、解除/係止されてなる該着脱部材7を車体本体側部
2dに係止する係止手段とからなることを特徴とする。
形態において、該収納部5内にて、着脱部材7を車体本
体2の略前後方向に沿って移動し変位させることによ
り、着/ 脱してなる窓縁部の着脱部と、該窓縁部に設
けた該着脱部と略対向する位置に設けた該着脱部材7の
着脱部と、脱/着してなる屋根縁部近傍の車体本体側部
2dに設けた着脱部と、該車体本体側部2dに設けた該
着脱部と略対向する位置に設けた該着脱部材7の着脱部
と、解除/係止されてなる該着脱部材7を車体本体側部
2dに係止する係止手段とからなることを特徴とする。
【0047】 該着脱部材7が該車体本体側部2dに設
けた該着脱部と略対向する位置に設けた該着脱部材の着
脱部を有する着脱壁7fと、該着脱壁7fの下部に一体
化して設け、搭載時に、車体の外方向に窓縁の略幅分突
出する突出壁7gと、該突出壁7gの突出部分に更に下
方に向けて一体化して設け、該窓縁部に設けた該着脱部
と略対向する位置に設けた該着脱部材7の着脱部を有す
る着脱壁7mとを有してなることを特徴とする。
けた該着脱部と略対向する位置に設けた該着脱部材の着
脱部を有する着脱壁7fと、該着脱壁7fの下部に一体
化して設け、搭載時に、車体の外方向に窓縁の略幅分突
出する突出壁7gと、該突出壁7gの突出部分に更に下
方に向けて一体化して設け、該窓縁部に設けた該着脱部
と略対向する位置に設けた該着脱部材7の着脱部を有す
る着脱壁7mとを有してなることを特徴とする。
【0048】 該着脱部材7が延在する該突出壁7gに
前記各着脱壁7mと該着脱部との組合せを間隔を有して
複数設けて構成してなることを特徴とする。
前記各着脱壁7mと該着脱部との組合せを間隔を有して
複数設けて構成してなることを特徴とする。
【0049】 該着脱部材7の一体化位置がドア方向の
辺3aの窓上縁部1mに当たる位置であることを特徴と
する。
辺3aの窓上縁部1mに当たる位置であることを特徴と
する。
【0050】該窓縁部が窓上縁部1mであることを特徴
とする。
とする。
【0051】 該着脱手段が略対向して設けた孔つき溝
7hの該着脱部とピン部材7kの該着脱部との組合せか
らなり、孔つき溝7hの溝部7jの溝幅を該ピン部材7
kの頭部より小さく、該ピン部材の軸部より大きく、ま
た、該孔つき溝の孔7iの大きさを該ピン部材の頭部よ
り大きく構成し、前記着時には該溝部7jに該ピン部材
の軸部が侵入して係合する形態となり、前記脱時には該
ピン部材7kの頭部が該孔7iに位置して該孔7iをく
ぐり抜けて脱する着脱形態となり、該着脱形態が窓上縁
部1mの着脱部あるいはピン部材7aと、それと対向す
る該着脱部材7の着脱部あるいは孔つき溝7cと、該を
着脱部あるいはピン部材7aと係合する着脱部材7の孔
つき溝7cの溝部7jを孔7iの後ろ側に位置させてな
り、一方、車体本体側部2dの着脱部あるいはピン部材
7bと、それと対向する着脱部材の着脱部あるいは孔つ
き溝7dとを有し、該ピン部材7bと係合する着脱部材
7の孔つき溝7cの溝部7jを孔7iの前側に位置させ
てなる形態としてなり、 該係止手段が該着脱部材7の
後部に爪部材7n/キャッチ部材7oを設け、一方、該着
脱部材7の後部と略対向した車体本体側部2dの位置に
キャッチ部材70/爪部材7nを設けてなり、該着脱部
材7が前記移動し変位して前端側/後端側に位置した時
に、該係止手段が解除/係止するキャッチ部材70と爪
部材7nとの組合せからなり、前記移動し変位させる方
向が前方向/後方向であることを特徴とする。
7hの該着脱部とピン部材7kの該着脱部との組合せか
らなり、孔つき溝7hの溝部7jの溝幅を該ピン部材7
kの頭部より小さく、該ピン部材の軸部より大きく、ま
た、該孔つき溝の孔7iの大きさを該ピン部材の頭部よ
り大きく構成し、前記着時には該溝部7jに該ピン部材
の軸部が侵入して係合する形態となり、前記脱時には該
ピン部材7kの頭部が該孔7iに位置して該孔7iをく
ぐり抜けて脱する着脱形態となり、該着脱形態が窓上縁
部1mの着脱部あるいはピン部材7aと、それと対向す
る該着脱部材7の着脱部あるいは孔つき溝7cと、該を
着脱部あるいはピン部材7aと係合する着脱部材7の孔
つき溝7cの溝部7jを孔7iの後ろ側に位置させてな
り、一方、車体本体側部2dの着脱部あるいはピン部材
7bと、それと対向する着脱部材の着脱部あるいは孔つ
き溝7dとを有し、該ピン部材7bと係合する着脱部材
7の孔つき溝7cの溝部7jを孔7iの前側に位置させ
てなる形態としてなり、 該係止手段が該着脱部材7の
後部に爪部材7n/キャッチ部材7oを設け、一方、該着
脱部材7の後部と略対向した車体本体側部2dの位置に
キャッチ部材70/爪部材7nを設けてなり、該着脱部
材7が前記移動し変位して前端側/後端側に位置した時
に、該係止手段が解除/係止するキャッチ部材70と爪
部材7nとの組合せからなり、前記移動し変位させる方
向が前方向/後方向であることを特徴とする。
【0052】 着脱部材7の該着脱部が該着脱部の永久
磁石7sを有し、該着脱手段が該収納部5内にて、該着
脱部材7を前後いずれかの方向に移動し変位させた時、
窓上縁部に固定設置した永久磁石7tの磁極と、それと
対向する着脱部材7の永久磁石7sの磁極とが異極/同
極となって着/脱し、該窓縁部と対向する車体本体側部
2dに設けた車体本体側の永久磁石7rの磁極とそれと
対向する着脱部材7に設けた着脱部材の永久磁石の磁極
とが同極/異極となって脱/着し、該係止手段にての係
止が解除/係止されてなる前記永久磁石の配設構成であ
ることを特徴とする。
磁石7sを有し、該着脱手段が該収納部5内にて、該着
脱部材7を前後いずれかの方向に移動し変位させた時、
窓上縁部に固定設置した永久磁石7tの磁極と、それと
対向する着脱部材7の永久磁石7sの磁極とが異極/同
極となって着/脱し、該窓縁部と対向する車体本体側部
2dに設けた車体本体側の永久磁石7rの磁極とそれと
対向する着脱部材7に設けた着脱部材の永久磁石の磁極
とが同極/異極となって脱/着し、該係止手段にての係
止が解除/係止されてなる前記永久磁石の配設構成であ
ることを特徴とする。
【0053】 該後辺3dの該支持手段が該後辺3d部
分を筒状に形成し、該筒状3g内に該覆い支持部材4’
をしてなることを特徴とする。
分を筒状に形成し、該筒状3g内に該覆い支持部材4’
をしてなることを特徴とする。
【0054】 該着脱部材7が該ドア1の該窓上縁部1
m内にあたる部分の該ドア方向の辺3aと一体化した着
脱バー10aと、該着脱バー10aに設けた吸盤10b
と爪部材10cとからなり、相互のコーナー部間0Aあ
るいは相互の後部間0Bに設けた該覆い支持部材4’の
一端部を該着脱バー10aの前部あるいは後部にそれぞ
れ係合設置してなり、該着脱手段が該窓上縁部1mを挟
持する該爪部材10cと、窓ガラス1l表面に吸着させ
る吸盤10bと、該窓上縁部1mと略対向する部分の車
体本体側部2dに設け、該着脱バー10aを挟持する挟
持部材10dとからなることを特徴とする。
m内にあたる部分の該ドア方向の辺3aと一体化した着
脱バー10aと、該着脱バー10aに設けた吸盤10b
と爪部材10cとからなり、相互のコーナー部間0Aあ
るいは相互の後部間0Bに設けた該覆い支持部材4’の
一端部を該着脱バー10aの前部あるいは後部にそれぞ
れ係合設置してなり、該着脱手段が該窓上縁部1mを挟
持する該爪部材10cと、窓ガラス1l表面に吸着させ
る吸盤10bと、該窓上縁部1mと略対向する部分の車
体本体側部2dに設け、該着脱バー10aを挟持する挟
持部材10dとからなることを特徴とする。
【0055】 該着脱部材(7)を該前後方向に沿って
移動させる機構がモーターとスクリューネジあるいはボ
ールネジとナットあるいはミニチュアボールネジなどの
組合せであることを特徴とする。
移動させる機構がモーターとスクリューネジあるいはボ
ールネジとナットあるいはミニチュアボールネジなどの
組合せであることを特徴とする。
【0056】
【発明の実施の形態】本発明はドア1を開けた時に形成
されるドア1と車体本体2との間に搭乗者が乗り降りで
きる広さを有する乗り降り用空間の上部に覆いを形成す
る覆い形成装置にかかわるもので、トランクなどに移動
して保管する必要はない常設型のものである。
されるドア1と車体本体2との間に搭乗者が乗り降りで
きる広さを有する乗り降り用空間の上部に覆いを形成す
る覆い形成装置にかかわるもので、トランクなどに移動
して保管する必要はない常設型のものである。
【0057】本発明は車体のドア1を開けた時に形成さ
れる該ドア1と車体本体2との間の乗り降り用空間の上
部に覆いを形成する覆い形成装置において、図1に示す
ように、該ドアの要部1aから該ドア1の窓上縁の後部
1bまで窓縁部に沿った長さに略合う長さのドア方向の
辺3aと、該ドア方向の辺3aの長さに略合う長さの本
体方向の辺3bと、該ドア方向の辺3aの一端部と該本
体方向の辺の一端部とが交わる先端部3cと、該先端部
3cと反対側の該ドア方向の辺3aの後端部と、該先端
部3cと反対側の該本体方向の辺3bの後端部とを結
び、該乗り降り用空間形成時の該ドアの該窓上縁の後部
1bと、該窓上縁1mの後部と対向する乗り降り口の上
縁後部近傍の車体本体側部2dの部分との間すなわち相
互の後部間0Bの長さに略等しい長さの後辺3dとから
なる略三角形の覆い部材3を有してなる。
れる該ドア1と車体本体2との間の乗り降り用空間の上
部に覆いを形成する覆い形成装置において、図1に示す
ように、該ドアの要部1aから該ドア1の窓上縁の後部
1bまで窓縁部に沿った長さに略合う長さのドア方向の
辺3aと、該ドア方向の辺3aの長さに略合う長さの本
体方向の辺3bと、該ドア方向の辺3aの一端部と該本
体方向の辺の一端部とが交わる先端部3cと、該先端部
3cと反対側の該ドア方向の辺3aの後端部と、該先端
部3cと反対側の該本体方向の辺3bの後端部とを結
び、該乗り降り用空間形成時の該ドアの該窓上縁の後部
1bと、該窓上縁1mの後部と対向する乗り降り口の上
縁後部近傍の車体本体側部2dの部分との間すなわち相
互の後部間0Bの長さに略等しい長さの後辺3dとから
なる略三角形の覆い部材3を有してなる。
【0058】ここで、略とは「だいたい」あるいは「あ
たかも」あるいは「ほぼ」の意であり、 例えば、略三
角形とはその辺が直線だけでなく折れ曲がり箇所や屈曲
線や曲線なども適宜に含んで形成されたものも含むの意
であり、略合う長さとはだいたい合う長さである。
たかも」あるいは「ほぼ」の意であり、 例えば、略三
角形とはその辺が直線だけでなく折れ曲がり箇所や屈曲
線や曲線なども適宜に含んで形成されたものも含むの意
であり、略合う長さとはだいたい合う長さである。
【0059】ここで、乗り降り用空間とは搭乗者がドア
1の開いてスムースに乗り降りを可能とする空間を言
う。ドアを小開きと大開きにて適宜にストップさせる既
設のドア1のストッパー機構6があるが、ここでは乗り
降り用空間を小開き角度1iに開いた時に形成される空
間とする。図5に示すように、前部座席の場合、フロン
トガラスの上側部のコーナー部2aと略対向するドアの
窓枠のフレームの窓縁部部分を窓前上縁部1dと呼ぶこ
ととする。
1の開いてスムースに乗り降りを可能とする空間を言
う。ドアを小開きと大開きにて適宜にストップさせる既
設のドア1のストッパー機構6があるが、ここでは乗り
降り用空間を小開き角度1iに開いた時に形成される空
間とする。図5に示すように、前部座席の場合、フロン
トガラスの上側部のコーナー部2aと略対向するドアの
窓枠のフレームの窓縁部部分を窓前上縁部1dと呼ぶこ
ととする。
【0060】車体のタイプは現在、大きく分けると角型
タイプと丸型タイプがある。角型タイプでは前部座席の
場合、窓前上縁部1dは角状すなわちコーナー状をなし
ているが、丸型タイプの場合、窓前上縁部1dが湾曲を
なしコーナー状とまでは言えない略コーナー状となって
いる。後部座席の場合はいずれのタイプも窓前上縁部1
dはくっきりとコーナー状をなす。
タイプと丸型タイプがある。角型タイプでは前部座席の
場合、窓前上縁部1dは角状すなわちコーナー状をなし
ているが、丸型タイプの場合、窓前上縁部1dが湾曲を
なしコーナー状とまでは言えない略コーナー状となって
いる。後部座席の場合はいずれのタイプも窓前上縁部1
dはくっきりとコーナー状をなす。
【0061】覆い部材3の素材は通常のコウモリ傘に使
用される布材でもよいが、天然ゴムシート、あるいは水
をはじくフッ素樹脂繊維からなる布材、あるいは表面を
シリコン材で処理し、目地を塞いだ伸ばせば引っ張り力
を発生する伸縮材で構成してもよい。
用される布材でもよいが、天然ゴムシート、あるいは水
をはじくフッ素樹脂繊維からなる布材、あるいは表面を
シリコン材で処理し、目地を塞いだ伸ばせば引っ張り力
を発生する伸縮材で構成してもよい。
【0062】また、 該ドア方向の辺3aに一体化して
設けた着脱部材7も有してなり、該ドア1のコーナー状
あるいは略コーナー状の窓前上縁部1dにあたる位置の
該着脱部材7の部分と、該窓前上縁部1dと対向するコ
ーナー状あるいは略コーナー状の車体本体側部2d部分
との間すなわち相互のコーナー部間0Aに該ドアの開閉
と連動して延在させ、その部分の覆い部材を略屋根の高
さに支持する細長い形状の覆い支持部材4を有する。
設けた着脱部材7も有してなり、該ドア1のコーナー状
あるいは略コーナー状の窓前上縁部1dにあたる位置の
該着脱部材7の部分と、該窓前上縁部1dと対向するコ
ーナー状あるいは略コーナー状の車体本体側部2d部分
との間すなわち相互のコーナー部間0Aに該ドアの開閉
と連動して延在させ、その部分の覆い部材を略屋根の高
さに支持する細長い形状の覆い支持部材4を有する。
【0063】前部座席の場合、着脱部材7が窓縁部に着
し、乗り降り用空間を確保可能な前記小開き角度1iの
広さにドアを開けた時、ドア1の傾斜する部分の窓縁部
と、その窓縁部と対向して傾斜するフロントガラス側部
や屋根側部を含む車体本体側部2dとの間に形成する乗
り降り用空間の上部全体に乗り降りに必要な広さの覆い
部材3を得る。この場合、ドア方向の辺3aの後端部が
該着脱部材7の後端部に位置して前記一体化してなる。
し、乗り降り用空間を確保可能な前記小開き角度1iの
広さにドアを開けた時、ドア1の傾斜する部分の窓縁部
と、その窓縁部と対向して傾斜するフロントガラス側部
や屋根側部を含む車体本体側部2dとの間に形成する乗
り降り用空間の上部全体に乗り降りに必要な広さの覆い
部材3を得る。この場合、ドア方向の辺3aの後端部が
該着脱部材7の後端部に位置して前記一体化してなる。
【0064】特に、フロントガラス側部部分も雨の吹き
込む大きなスペースとなるが、本覆い部材ではフロント
ガラス側部と、それと対向する傾斜する窓縁部部分の三
角形の広さの部分も含んだ広さの覆いを形成できる。
込む大きなスペースとなるが、本覆い部材ではフロント
ガラス側部と、それと対向する傾斜する窓縁部部分の三
角形の広さの部分も含んだ広さの覆いを形成できる。
【0065】また、後部座席に搭載した場合、窓縁部の
うち窓上縁部1mに着脱部材7を着させる構成とするこ
とで、開いたドア1の窓縁部と、その窓縁部と対向する
屋根側部の車体フレームを含む車体本体側部2dとの間
の上部に、必要な広さの覆い部材3による覆い形成を可
能とする。
うち窓上縁部1mに着脱部材7を着させる構成とするこ
とで、開いたドア1の窓縁部と、その窓縁部と対向する
屋根側部の車体フレームを含む車体本体側部2dとの間
の上部に、必要な広さの覆い部材3による覆い形成を可
能とする。
【0066】また、該先端部3cをドアの要部1aやそ
の近傍の車体部分に設置する先端部3cの設置手段を有
する。
の近傍の車体部分に設置する先端部3cの設置手段を有
する。
【0067】該先端部3cの設置手段は該先端部3cを
含む該先端部3c近傍部分の覆い部材3を該ドアの要部
1aに位置する該ドア用支持アーム部6aやそれ用とし
て別途設けた止め部材などの車体部分に取りつけ取り外
し容易とするワンタッチ着脱構成としてなる。
含む該先端部3c近傍部分の覆い部材3を該ドアの要部
1aに位置する該ドア用支持アーム部6aやそれ用とし
て別途設けた止め部材などの車体部分に取りつけ取り外
し容易とするワンタッチ着脱構成としてなる。
【0068】例えば、該ワンタッチ着脱構成としては該
先端部3cを含むその近傍部分の覆い部材をまとめてカ
ギの手状の引っかけ部材3iとして一体化したり、ある
いは図示しない挟持部材としたり、あるいは縛り手段な
どにてドア用支持アーム部6aやドアの要部1a近傍に
別途設けた図示しない止め部材などに取りつけてなる。
ここで、止め部材とはドアの要部1a近傍の車体本体側
部2dに溶接などにて一体化させた止め金具として構成
してもよい。更に、ワンタッチ操作で取りつけ取り外し
容易なシンプルな構成の設置手段である為、覆い部材3
の交換時などにも容易に外すことができる効果もある。
先端部3cを含むその近傍部分の覆い部材をまとめてカ
ギの手状の引っかけ部材3iとして一体化したり、ある
いは図示しない挟持部材としたり、あるいは縛り手段な
どにてドア用支持アーム部6aやドアの要部1a近傍に
別途設けた図示しない止め部材などに取りつけてなる。
ここで、止め部材とはドアの要部1a近傍の車体本体側
部2dに溶接などにて一体化させた止め金具として構成
してもよい。更に、ワンタッチ操作で取りつけ取り外し
容易なシンプルな構成の設置手段である為、覆い部材3
の交換時などにも容易に外すことができる効果もある。
【0069】このような覆い部材3を車体へ搭載する
時、覆い部材の先端部3cに引っかけ部材3iを設けた
場合、その引っかけ部材3iの引っかけ部をドアの要部
1a近傍のドア用支持アーム部6aに引っかけてその先
端部3cを設置し、張力発生手段で該覆い部材に車体の
前後方向の張力を発生させピンと張って車体に搭載す
る。その張力発生手段として、例えば、覆い部材3のド
ア方向の辺3aを車体の後方に手動などにて引っ張る張
設手段にて車体の後方に引っ張りながら、接着剤による
接合などで窓縁部に着した着脱部材7に一体化して行
き、また、本体方向の辺3bも同様に窓縁部と対向する
車体本体側部2dに沿って後方に引っ張り、車体の略前
後方向に引っ張り力を発生させながら張設設置する張設
設置手段で、覆い部材全体に車体の前後方向に張力を発
生させてもよい。
時、覆い部材の先端部3cに引っかけ部材3iを設けた
場合、その引っかけ部材3iの引っかけ部をドアの要部
1a近傍のドア用支持アーム部6aに引っかけてその先
端部3cを設置し、張力発生手段で該覆い部材に車体の
前後方向の張力を発生させピンと張って車体に搭載す
る。その張力発生手段として、例えば、覆い部材3のド
ア方向の辺3aを車体の後方に手動などにて引っ張る張
設手段にて車体の後方に引っ張りながら、接着剤による
接合などで窓縁部に着した着脱部材7に一体化して行
き、また、本体方向の辺3bも同様に窓縁部と対向する
車体本体側部2dに沿って後方に引っ張り、車体の略前
後方向に引っ張り力を発生させながら張設設置する張設
設置手段で、覆い部材全体に車体の前後方向に張力を発
生させてもよい。
【0070】本張力発生手段は覆い部材3に車体の略前
後方向に引っ張り力を発生させて設置する手段のことで
あり、結果として車体の略前後方向に張設された形態に
て設置できていればよいものであり、通常の技術の範囲
である。また、各辺の張設設置手段も同様に通常の技術
の範囲のものである。よって、車体に搭載する前に、し
かるべき部材に張設設置してその部材を車体本体側部2
dや着脱部材7にそれぞれ搭載設置してもよいことは言
うまでもない。これにより、搭載後、覆い部材3全体を
常に車体の略前後方向に引っ張り力を発生させ、覆い支
持部材4にて屋根近傍の略高さに支持および維持させて
窓の縁や対向する車体本体側部2dの縁に略沿って配設
できる。
後方向に引っ張り力を発生させて設置する手段のことで
あり、結果として車体の略前後方向に張設された形態に
て設置できていればよいものであり、通常の技術の範囲
である。また、各辺の張設設置手段も同様に通常の技術
の範囲のものである。よって、車体に搭載する前に、し
かるべき部材に張設設置してその部材を車体本体側部2
dや着脱部材7にそれぞれ搭載設置してもよいことは言
うまでもない。これにより、搭載後、覆い部材3全体を
常に車体の略前後方向に引っ張り力を発生させ、覆い支
持部材4にて屋根近傍の略高さに支持および維持させて
窓の縁や対向する車体本体側部2dの縁に略沿って配設
できる。
【0071】ドア方向の辺3aや本体方向の辺3bの長
さはドアの要部1aから窓上縁の後部1bまでの窓縁部
に沿った長さより若干短かめに製作し、引っ張って搭載
する時に該当するドアの要部1aから窓上縁の後部1b
までの長さになる。前記短かめにする程度は覆い部材の
材料あるいは材質の伸びる程度によって異なり、伸び量
の大きいものほどより短かめな辺に製作する。
さはドアの要部1aから窓上縁の後部1bまでの窓縁部
に沿った長さより若干短かめに製作し、引っ張って搭載
する時に該当するドアの要部1aから窓上縁の後部1b
までの長さになる。前記短かめにする程度は覆い部材の
材料あるいは材質の伸びる程度によって異なり、伸び量
の大きいものほどより短かめな辺に製作する。
【0072】この張設により手持ちの傘が使用できる強
い風雨下であって、後方からその風を受けてもひどくバ
タバタしたり、落下傘のように開いたりするトラブルも
なく覆いを形成できる効果がある。
い風雨下であって、後方からその風を受けてもひどくバ
タバタしたり、落下傘のように開いたりするトラブルも
なく覆いを形成できる効果がある。
【0073】覆い部材3が破損した場合の交換作業はド
ア方向の辺3aを着脱部材7から、また、本体方向の辺
3bを車体本体側部2dからそれぞれ剥離剤などで剥が
し取り、また、ワンタッチ操作にて、取りつけ取り外し
容易とする先端部の設置手段により取り外しし、新しい
覆い部材を搭載する場合も、ワンタッチで先端部をドア
の要部1aのドア支持アーム部6aあるいはその近傍の
車体部分に容易に取りつけし、他のドア方向の辺3aも
着脱部材に、また、本体方向の辺もそれと対向する車体
本体側部2dに当初と同様に接合などにて設置すればよ
く、よって、一連の作業を短時間で済ますことができ
る。
ア方向の辺3aを着脱部材7から、また、本体方向の辺
3bを車体本体側部2dからそれぞれ剥離剤などで剥が
し取り、また、ワンタッチ操作にて、取りつけ取り外し
容易とする先端部の設置手段により取り外しし、新しい
覆い部材を搭載する場合も、ワンタッチで先端部をドア
の要部1aのドア支持アーム部6aあるいはその近傍の
車体部分に容易に取りつけし、他のドア方向の辺3aも
着脱部材に、また、本体方向の辺もそれと対向する車体
本体側部2dに当初と同様に接合などにて設置すればよ
く、よって、一連の作業を短時間で済ますことができ
る。
【0074】また、搭載時、該覆い部材3に車体の前後
方向の張力を発生させる張力発生手段として、窓縁部に
着させた着脱部材7に、該ドア方向の辺3aを後方に手
動で引っ張りながら接着剤等にて接合するなどの張設設
置手段にて着脱部材7に一体化することで、該窓縁部
や、該窓縁部と対向する車体本体側部2dに交互に着脱
手段にてその着脱部材7を着脱させる時、ドア方向の辺
3aの車体前後方向の前記の張設を常に維持することが
可能となる。
方向の張力を発生させる張力発生手段として、窓縁部に
着させた着脱部材7に、該ドア方向の辺3aを後方に手
動で引っ張りながら接着剤等にて接合するなどの張設設
置手段にて着脱部材7に一体化することで、該窓縁部
や、該窓縁部と対向する車体本体側部2dに交互に着脱
手段にてその着脱部材7を着脱させる時、ドア方向の辺
3aの車体前後方向の前記の張設を常に維持することが
可能となる。
【0075】該ドア方向の辺3aに一体化してなる該着
脱部材7との前記一体化位置は該着脱部材の延在する部
分全体である。よって、着脱部材7がドアの要部1aや
その近傍から窓上縁の後部1bに渡って延在する場合は
ドアの要部1a近傍から窓上縁の後部1bまでが一体化
する位置となり、また、該窓前上縁部1dから該窓上縁
の後部1bである窓上縁部1mに延在する場合、一体化
する位置は窓上縁部1mにあたる部分のみとなる。
脱部材7との前記一体化位置は該着脱部材の延在する部
分全体である。よって、着脱部材7がドアの要部1aや
その近傍から窓上縁の後部1bに渡って延在する場合は
ドアの要部1a近傍から窓上縁の後部1bまでが一体化
する位置となり、また、該窓前上縁部1dから該窓上縁
の後部1bである窓上縁部1mに延在する場合、一体化
する位置は窓上縁部1mにあたる部分のみとなる。
【0076】ドア方向の辺3aに設けた着脱部材7を窓
縁部やそれと対向する車体本体側部2dに交互にすなわ
ちかわるがわるに着脱する構成とすることで、常に、着
脱部材7は何れか一方に着している形態とすることがで
き常設タイプとすることができる。また、窓縁部に着し
た時、ドア1を開けることで乗り降り用空間上部に覆い
を形成できる。
縁部やそれと対向する車体本体側部2dに交互にすなわ
ちかわるがわるに着脱する構成とすることで、常に、着
脱部材7は何れか一方に着している形態とすることがで
き常設タイプとすることができる。また、窓縁部に着し
た時、ドア1を開けることで乗り降り用空間上部に覆い
を形成できる。
【0077】着脱部材7が窓縁部に着した時、覆い部材
3は該ドアの開閉と連動する。ドアを乗り降り用空間を
形成する広さに開けた時、該窓縁部と該車体本体側部2
dとの間の乗り降り用空間の上部に、ドア1を閉じた時
の収納部5内すなわち該車体本体側部2dに待機設置し
ていた覆い部材3を引き出して覆い部材3により覆いを
形成する。また、相互のコーナー部間0Aの覆い支持部
材4でその部分の覆い部材3が略屋根の高さに位置決め
がされている為、ドア1を閉じればスムースに覆い部材
3や着脱部材7を収納部5の空間に収納し再度待機設置
させることができる。
3は該ドアの開閉と連動する。ドアを乗り降り用空間を
形成する広さに開けた時、該窓縁部と該車体本体側部2
dとの間の乗り降り用空間の上部に、ドア1を閉じた時
の収納部5内すなわち該車体本体側部2dに待機設置し
ていた覆い部材3を引き出して覆い部材3により覆いを
形成する。また、相互のコーナー部間0Aの覆い支持部
材4でその部分の覆い部材3が略屋根の高さに位置決め
がされている為、ドア1を閉じればスムースに覆い部材
3や着脱部材7を収納部5の空間に収納し再度待機設置
させることができる。
【0078】もし、該相互のコーナー部間0Aにその部
分の覆い部材3を常に略窓前上縁部1dあるいは屋根の
略高さに維持する為の手段がないと、図2に示すよう
に、ドアを閉じた時、覆い部材が大きく二つ折りに折り
畳まれて覆い部材の中央が窓上縁の後部1bからドアの
要部1aに向けて傾斜する前下がりの略一直線の底3e
を形成し垂れ下がる形態となる。その結果、その直線か
ら上の窓ガラス1l部分は覆い部材3で覆われ、前部座
席の場合は運転上必要とする窓前上縁部1d近傍の視界
を大きく妨げる。
分の覆い部材3を常に略窓前上縁部1dあるいは屋根の
略高さに維持する為の手段がないと、図2に示すよう
に、ドアを閉じた時、覆い部材が大きく二つ折りに折り
畳まれて覆い部材の中央が窓上縁の後部1bからドアの
要部1aに向けて傾斜する前下がりの略一直線の底3e
を形成し垂れ下がる形態となる。その結果、その直線か
ら上の窓ガラス1l部分は覆い部材3で覆われ、前部座
席の場合は運転上必要とする窓前上縁部1d近傍の視界
を大きく妨げる。
【0079】また、ドアを開けた時も同様に覆い部材3
の前記底3eが略一直線になって低く垂れ下がり、乗り
降りする時に、乗り降りに必要な上下方向の空間を充分
に確保できず頭部に当たりやすくなる。
の前記底3eが略一直線になって低く垂れ下がり、乗り
降りする時に、乗り降りに必要な上下方向の空間を充分
に確保できず頭部に当たりやすくなる。
【0080】そこで、該覆い支持部材4を、該ドア1の
コーナー状あるいは略コーナー状の窓前上縁部1dにあ
たる位置の該着脱部材7の部分と、該窓前上縁部1dと
対向するコーナー状あるいは略コーナー状の車体本体側
部2dの部分との間すなわち相互のコーナー部間0Aに
該ドアの開閉と連動して延在させ、その部分の覆い部材
を略屋根の高さに支持し、該覆い部材が前記略一直線に
垂れ下がらないように覆い部材を支持する。
コーナー状あるいは略コーナー状の窓前上縁部1dにあ
たる位置の該着脱部材7の部分と、該窓前上縁部1dと
対向するコーナー状あるいは略コーナー状の車体本体側
部2dの部分との間すなわち相互のコーナー部間0Aに
該ドアの開閉と連動して延在させ、その部分の覆い部材
を略屋根の高さに支持し、該覆い部材が前記略一直線に
垂れ下がらないように覆い部材を支持する。
【0081】ここで0Aと0Bは乗り降り用空間形成時
の区間を指し、一方、0イや0ロはその長さを指してな
る。
の区間を指し、一方、0イや0ロはその長さを指してな
る。
【0082】これにより、着脱部材7を窓縁部と、それ
と対向する車体本体側部2dとをかわるがわる移動させ
ても、相互のコーナー部間0Aの覆い支持部材4は常に
屋根の略高さを維持することができる。
と対向する車体本体側部2dとをかわるがわる移動させ
ても、相互のコーナー部間0Aの覆い支持部材4は常に
屋根の略高さを維持することができる。
【0083】すなわち、図3に示すように、ドア1を閉
じた時、覆い部材3の前記垂れ下がらないことから、走
行中においても窓前上縁部1d近傍の視界を確保でき、
一方、着脱部材7が窓上縁部1mに着し、ドア1を開い
て覆いを形成した時も、図10に示すように、搭乗者の
乗り降りを容易とするに充分な高さ方向の空間を得るこ
とができる。
じた時、覆い部材3の前記垂れ下がらないことから、走
行中においても窓前上縁部1d近傍の視界を確保でき、
一方、着脱部材7が窓上縁部1mに着し、ドア1を開い
て覆いを形成した時も、図10に示すように、搭乗者の
乗り降りを容易とするに充分な高さ方向の空間を得るこ
とができる。
【0084】特開平10−58976にて開示の発明で
はドアルーフ(ジャバラ)の後辺部分にて折畳みの中央
部分にバーを貫通させドアルーフが上下に変位しない構
成としてなり、車体の後方にドアルーフを引っ張る形態
すなわち車体の前後方向に張設する形態ではない。ま
た、相互のコーナー部間(0A)にてはドアルーフの重
量を支える形態が屈曲部構成でドアルーフの重量を支持
する構成のみであり、この部分にてバーを貫通させた支
持形態ではない。
はドアルーフ(ジャバラ)の後辺部分にて折畳みの中央
部分にバーを貫通させドアルーフが上下に変位しない構
成としてなり、車体の後方にドアルーフを引っ張る形態
すなわち車体の前後方向に張設する形態ではない。ま
た、相互のコーナー部間(0A)にてはドアルーフの重
量を支える形態が屈曲部構成でドアルーフの重量を支持
する構成のみであり、この部分にてバーを貫通させた支
持形態ではない。
【0085】また、先端部の中央が図32に示すような
束ねてあってもドアルーフがジャバラ状である為、ドア
ルーフのドア方向の辺3aと本体方向の辺である両側の
辺を後方に引っ張って張設設置してもドアルーフ全体を
車体の前後方向に張設できず、充分な引っ張り力を発生
できない。よって、車体後方から強い風が吹いて来た時
に、折畳み形状が略平面化して落下傘のように開いてし
まう短所を有する。
束ねてあってもドアルーフがジャバラ状である為、ドア
ルーフのドア方向の辺3aと本体方向の辺である両側の
辺を後方に引っ張って張設設置してもドアルーフ全体を
車体の前後方向に張設できず、充分な引っ張り力を発生
できない。よって、車体後方から強い風が吹いて来た時
に、折畳み形状が略平面化して落下傘のように開いてし
まう短所を有する。
【0086】図1と9と10と16と18と20と21
に示すように、該相互のコーナー部間0Aの覆い部材を
覆い支持部材が該覆い部材の下側に位置し、該覆い部材
に下から接触させて支持する形態としてもよい。
に示すように、該相互のコーナー部間0Aの覆い部材を
覆い支持部材が該覆い部材の下側に位置し、該覆い部材
に下から接触させて支持する形態としてもよい。
【0087】特開平10−58976にて開示の発明は
前記のようなバーの貫通により後辺部分をドアルーフが
上下に変位しない構成に、相互のコーナー部間にてドア
ルーフの下側に覆い支持部を追加して配設すると、車体
後方から強い風が吹いて来た場合、ジャバラ状のドアル
ーフは平面化して落下傘のように開いてしまうことにな
る。これは車体の前後方向に張設されていないことから
起きることである。本発明ではジャバラ状ではない為、
ドア方向の辺3aと本体方向の辺を張設手段により車体
の略前後方向に張設設置でき、覆い部材全体を車体本体
の前後方向に張設できる。よって、相互のコーナー部間
の覆い支持部材4にその部分の覆い部材を密着でき、落
下傘のように浮き上がることはなく先行特許と技術や効
果を異にする。
前記のようなバーの貫通により後辺部分をドアルーフが
上下に変位しない構成に、相互のコーナー部間にてドア
ルーフの下側に覆い支持部を追加して配設すると、車体
後方から強い風が吹いて来た場合、ジャバラ状のドアル
ーフは平面化して落下傘のように開いてしまうことにな
る。これは車体の前後方向に張設されていないことから
起きることである。本発明ではジャバラ状ではない為、
ドア方向の辺3aと本体方向の辺を張設手段により車体
の略前後方向に張設設置でき、覆い部材全体を車体本体
の前後方向に張設できる。よって、相互のコーナー部間
の覆い支持部材4にその部分の覆い部材を密着でき、落
下傘のように浮き上がることはなく先行特許と技術や効
果を異にする。
【0088】また、実開昭63ー89824「自動車の
乗降時の雨よけカバー」もカバーをジャバラで構成して
いる。ここではステーはドアを充分に開けた時のみ相互
のコーナー部間に延在し、ドアを閉じた時は屈曲して相
互のコーナー部間に延在せず、その間で支持していな
い。よって、もし、車体の前後方向に張設できたとする
と、屈曲部分がくずれて図2のように相互のコーナー部
間で2つ折りになって略一直線に垂れ下がる部分を形成
し、運転者の視界を妨げることになる。
乗降時の雨よけカバー」もカバーをジャバラで構成して
いる。ここではステーはドアを充分に開けた時のみ相互
のコーナー部間に延在し、ドアを閉じた時は屈曲して相
互のコーナー部間に延在せず、その間で支持していな
い。よって、もし、車体の前後方向に張設できたとする
と、屈曲部分がくずれて図2のように相互のコーナー部
間で2つ折りになって略一直線に垂れ下がる部分を形成
し、運転者の視界を妨げることになる。
【0089】しかし、本覆い支持部材は常に相互のコー
ナー部間に延在して覆い部材を支持してなり、よって、
実開昭63ー89824に対して技術を異にする。ここ
で述べた強い風とは手持ちの傘が使用に耐えられる程度
の強い風の意である。
ナー部間に延在して覆い部材を支持してなり、よって、
実開昭63ー89824に対して技術を異にする。ここ
で述べた強い風とは手持ちの傘が使用に耐えられる程度
の強い風の意である。
【0090】また、この覆い支持部材を覆い部材の上方
に位置し、等間隔で覆い支持に配列された図示しない輪
状の吊り下げ部材にて該覆い部材を上方に吊り上げるよ
うに支持する構成としてもよいが、下から接触させた前
記支持手段の方が部品件数も少なくよりシンプルな構成
となり、製品価格を低く押さえる面で効果がある。
に位置し、等間隔で覆い支持に配列された図示しない輪
状の吊り下げ部材にて該覆い部材を上方に吊り上げるよ
うに支持する構成としてもよいが、下から接触させた前
記支持手段の方が部品件数も少なくよりシンプルな構成
となり、製品価格を低く押さえる面で効果がある。
【0091】着脱部材7を窓上縁部1mと対向する屋根
縁部のひさし2f近傍の車体本体側部2dに着させ待機
設置した場合も、覆い部材3を支持する支持手段が該バ
ー状の覆い支持部材4dの一端部を該ドアのコーナー状
あるいは略コーナー状の窓前上縁部1dにあたる位置の
着脱部材7の部分と車体本体との間の覆い支持部材にて
その相互のコーナー部間0Aの覆い部材3を支持して屋
根の略高さに維持し続ける。また、着脱部材7を車体本
体側部2dに待機設置し、覆いを形成しない場合、通常
のドアの開け方でドアを開けても、乗り降り用空間に覆
い部材3と呼ぶ覆いが形成されることもなく、また、覆
い部材3が前記略一直線に垂れ下がってくることもな
い。
縁部のひさし2f近傍の車体本体側部2dに着させ待機
設置した場合も、覆い部材3を支持する支持手段が該バ
ー状の覆い支持部材4dの一端部を該ドアのコーナー状
あるいは略コーナー状の窓前上縁部1dにあたる位置の
着脱部材7の部分と車体本体との間の覆い支持部材にて
その相互のコーナー部間0Aの覆い部材3を支持して屋
根の略高さに維持し続ける。また、着脱部材7を車体本
体側部2dに待機設置し、覆いを形成しない場合、通常
のドアの開け方でドアを開けても、乗り降り用空間に覆
い部材3と呼ぶ覆いが形成されることもなく、また、覆
い部材3が前記略一直線に垂れ下がってくることもな
い。
【0092】一方、該ドア1を閉じた時、該ドアの要部
1aから該ドアの窓上縁の後部1bまでの該窓縁部と、
該窓縁部と対向する車体本体側部2dの部分との間に収
納部5を設けてなる。
1aから該ドアの窓上縁の後部1bまでの該窓縁部と、
該窓縁部と対向する車体本体側部2dの部分との間に収
納部5を設けてなる。
【0093】その収納部5はドアを閉じた時、ドアの要
部1aから窓上縁の後部1bまでの窓縁部と、その窓縁
部と対向する車体本体側部2dとの間に覆い部材や着脱
部材等を収納する為のものである。
部1aから窓上縁の後部1bまでの窓縁部と、その窓縁
部と対向する車体本体側部2dとの間に覆い部材や着脱
部材等を収納する為のものである。
【0094】窓縁部にフレームを有するセダンタイプの
場合、ドアの要部1aから窓上縁の後部1bまでの窓の
縁部に設けられた既設のゴムラバーを排除し、ドアを閉
じた時、空になったゴムラバーの収納空間が収納部5と
なる。例えば、図9と12に示すように、車体後方から
眺めて、運転席側の断面の窓縁部のL字状部分1eと、
それと対向する屋根縁部のひさし2f部分を含む車体本
体側部2dの逆L字状部分2bとで挟まれた略四角形の
断面を覆い部材や着脱部材等の収納部5とする。その収
納部が狭い場は、設計変更にて前記略四角形の断面を大
きくして対応する。
場合、ドアの要部1aから窓上縁の後部1bまでの窓の
縁部に設けられた既設のゴムラバーを排除し、ドアを閉
じた時、空になったゴムラバーの収納空間が収納部5と
なる。例えば、図9と12に示すように、車体後方から
眺めて、運転席側の断面の窓縁部のL字状部分1eと、
それと対向する屋根縁部のひさし2f部分を含む車体本
体側部2dの逆L字状部分2bとで挟まれた略四角形の
断面を覆い部材や着脱部材等の収納部5とする。その収
納部が狭い場は、設計変更にて前記略四角形の断面を大
きくして対応する。
【0095】ドアを閉じた時、雨水侵入防止手段として
密封用ゴムラバー1kと雨水ガイド溝部1fにて対応
し、収納部5へ雨水が侵入すると、その雨水を覆い部材
3や窓縁部の雨水ガイド溝部1fに沿って下方へと流し
て車外に排出する。ドア後部については従来のゴムラバ
ー1gの上端部を密封して引っかけるか、あるいは、接
合などの通常技術にてその縦縁部1hに図10と13と
17と20に示すように、延在設置させ、従来通り雨除
け機能を与えてなる。
密封用ゴムラバー1kと雨水ガイド溝部1fにて対応
し、収納部5へ雨水が侵入すると、その雨水を覆い部材
3や窓縁部の雨水ガイド溝部1fに沿って下方へと流し
て車外に排出する。ドア後部については従来のゴムラバ
ー1gの上端部を密封して引っかけるか、あるいは、接
合などの通常技術にてその縦縁部1hに図10と13と
17と20に示すように、延在設置させ、従来通り雨除
け機能を与えてなる。
【0096】搭載時に、覆い部材3を車体の前後方向に
も覆い支持部材4にて支持されピンと張って張設されて
いることにより、覆い部材3は窓縁部やそれと対向する
車体本体側部2dの縁に沿って略固定されたような形態
となり、ドアの開閉時に、手持ちの傘やコウモリが使え
る程度の強い風が車体後方から吹いて来ても、その張設
により初期の張った時の姿勢は乱れることはなく、ま
た、ドアを閉じる時、スムースに覆い部材3や着脱部材
7を収納部5に収納できる。
も覆い支持部材4にて支持されピンと張って張設されて
いることにより、覆い部材3は窓縁部やそれと対向する
車体本体側部2dの縁に沿って略固定されたような形態
となり、ドアの開閉時に、手持ちの傘やコウモリが使え
る程度の強い風が車体後方から吹いて来ても、その張設
により初期の張った時の姿勢は乱れることはなく、ま
た、ドアを閉じる時、スムースに覆い部材3や着脱部材
7を収納部5に収納できる。
【0097】また、該ドア1の窓上縁の後部1bにあた
る位置の該着脱部材7の後部と、該窓上縁の後部1bと
対向する乗り降り口の上縁後部近傍の車体本体側部2d
部分との間すなわち相互の後部間0Bに該ドア1の開閉
と連動して延在させ、覆い部材3の後辺3dを支持手段
にて後方に引っ張って支持する細長い形状の覆い支持部
材4’を有してもよく、その場合、搭載後、その覆い支
持部材4’により覆い部材3を車体の後方に引っ張り、
覆い部材3の後辺3dの弓なり状を図4や10などに示
すようにより直線に近い弓なり状あるいは図24に示す
ように直線にもすることができ、覆い部材3の後方上部
部分の空き空間をより狭くでき、乗り降り時により濡れ
にくくすることができる。
る位置の該着脱部材7の後部と、該窓上縁の後部1bと
対向する乗り降り口の上縁後部近傍の車体本体側部2d
部分との間すなわち相互の後部間0Bに該ドア1の開閉
と連動して延在させ、覆い部材3の後辺3dを支持手段
にて後方に引っ張って支持する細長い形状の覆い支持部
材4’を有してもよく、その場合、搭載後、その覆い支
持部材4’により覆い部材3を車体の後方に引っ張り、
覆い部材3の後辺3dの弓なり状を図4や10などに示
すようにより直線に近い弓なり状あるいは図24に示す
ように直線にもすることができ、覆い部材3の後方上部
部分の空き空間をより狭くでき、乗り降り時により濡れ
にくくすることができる。
【0098】この場合、図1に示すように、相互の後部
間の該後辺3dを支持する支持手段は相互の後部間にて
覆い部材3の後辺3d部分を筒状3g言い換えれば袋状
に形成し、そこに覆い支持部材4’を通す構成としても
よい。これにより覆い支持部材4’にて覆い部材の後辺
3dを車体後方に向けて強く引っ張り、覆いをより広げ
ることができるシンプルな構成とすることができる。
間の該後辺3dを支持する支持手段は相互の後部間にて
覆い部材3の後辺3d部分を筒状3g言い換えれば袋状
に形成し、そこに覆い支持部材4’を通す構成としても
よい。これにより覆い支持部材4’にて覆い部材の後辺
3dを車体後方に向けて強く引っ張り、覆いをより広げ
ることができるシンプルな構成とすることができる。
【0099】該覆い部材3が伸ばせば引っ張り力を有す
る伸縮する弾性材からなり、該ドア方向の辺3aの長さ
が伸びた時に得られる長さであり、該本体方向の辺3b
の長さも伸びた時に得られる長さであり、該後辺3dの
長さも伸びた時に得られる長さとして、乗り降り用空間
形成可能な広さまで伸びて広がる構成としてもよい。
る伸縮する弾性材からなり、該ドア方向の辺3aの長さ
が伸びた時に得られる長さであり、該本体方向の辺3b
の長さも伸びた時に得られる長さであり、該後辺3dの
長さも伸びた時に得られる長さとして、乗り降り用空間
形成可能な広さまで伸びて広がる構成としてもよい。
【0100】その場合、まず、着脱部材7を着脱手段に
て窓縁部に着して設置し、前記のように車体後方に引っ
張りつつドア方向の辺3aや本体方向の辺3bも伸ばし
所定の長さにしてそれぞれの後端部を着脱部材7や窓の
縁と対向する車体本体側部2dに接合などで設置してな
る。よって、その着脱部材を介してドア方向の辺3aを
車種毎に異なってもその車種の所定の長さにて窓の縁に
略沿って設置できる。また、覆い部材を常に車体本体の
前後方向に引っ張り力を有して配設すなわち張設するこ
とになる。
て窓縁部に着して設置し、前記のように車体後方に引っ
張りつつドア方向の辺3aや本体方向の辺3bも伸ばし
所定の長さにしてそれぞれの後端部を着脱部材7や窓の
縁と対向する車体本体側部2dに接合などで設置してな
る。よって、その着脱部材を介してドア方向の辺3aを
車種毎に異なってもその車種の所定の長さにて窓の縁に
略沿って設置できる。また、覆い部材を常に車体本体の
前後方向に引っ張り力を有して配設すなわち張設するこ
とになる。
【1001】この場合、後辺3dも所定の長さより短
く、幅も狭くなって車体へ搭載されていることから、覆
い部材3は車体本体の前後方向のみならずドア1を開け
た時、その閉じる方向にも引っ張り力を有する。ドア1
を閉じた時、覆い支持部材4がゴムひもなどの伸縮材の
場合、図11と12に示すように、後辺が覆い部材3の
前後方向の張力にて前方に引っ張られV字状3fを形成
する。
く、幅も狭くなって車体へ搭載されていることから、覆
い部材3は車体本体の前後方向のみならずドア1を開け
た時、その閉じる方向にも引っ張り力を有する。ドア1
を閉じた時、覆い支持部材4がゴムひもなどの伸縮材の
場合、図11と12に示すように、後辺が覆い部材3の
前後方向の張力にて前方に引っ張られV字状3fを形成
する。
【0102】すなわち、ドアを閉じる時、後辺3dを含
む覆い部材3の幅方向は伸びた分縮んで短くなること、
また、ドア方向の辺3aと本体方向の辺3bとを共に前
後方向に伸ばして張設していることにより覆い部材の中
央部分も車体の前後方向に伸ばされていることから、そ
の中央部分も前後方向に短くなる。よって、その中央部
分にあたるV字状となる底の部分は車体前方に引っ張ら
れ、その底の部分が下方へ大きく垂れ下がって窓縁部か
ら下方の窓ガラス1l部分へ食み出して露出することを
防止する。
む覆い部材3の幅方向は伸びた分縮んで短くなること、
また、ドア方向の辺3aと本体方向の辺3bとを共に前
後方向に伸ばして張設していることにより覆い部材の中
央部分も車体の前後方向に伸ばされていることから、そ
の中央部分も前後方向に短くなる。よって、その中央部
分にあたるV字状となる底の部分は車体前方に引っ張ら
れ、その底の部分が下方へ大きく垂れ下がって窓縁部か
ら下方の窓ガラス1l部分へ食み出して露出することを
防止する。
【0103】この覆い部材3を用いた場合、フロントガ
ラス側部と、それと対向する傾斜する窓縁部部分の略三
角形の部分において、覆い部材3の先端部3cの先端部
の角度3hを乗り降り用空間を形成に必要なドアの小開
き角度1iより狭い角度として幅の狭い三角形を構成す
ると、ドアが乗り降り用空間を形成する角度にドアが開
いた時、フロントガラス側部とドアの窓傾斜部との間に
隙間ができやすくなる。
ラス側部と、それと対向する傾斜する窓縁部部分の略三
角形の部分において、覆い部材3の先端部3cの先端部
の角度3hを乗り降り用空間を形成に必要なドアの小開
き角度1iより狭い角度として幅の狭い三角形を構成す
ると、ドアが乗り降り用空間を形成する角度にドアが開
いた時、フロントガラス側部とドアの窓傾斜部との間に
隙間ができやすくなる。
【0104】それを防止し、着脱部材7を窓傾斜部にほ
とんど隙間なくフィットできる形態とする為に、図10
に示すように、剛性を有する延在部材8を窓傾斜部に沿
って配設し、着脱部材の一部として、その延在部材8に
もその部分に当たるドア方向の辺3aを接合などにて一
体化する。
とんど隙間なくフィットできる形態とする為に、図10
に示すように、剛性を有する延在部材8を窓傾斜部に沿
って配設し、着脱部材の一部として、その延在部材8に
もその部分に当たるドア方向の辺3aを接合などにて一
体化する。
【0105】具体的には、図10に示すように、延在部
材8の一端部をドア方向の辺3aの先端部の引っかけ部
材3iなどの設置部材と係合あるいは一体化させてな
り、ドアの要部1a近傍から窓前上縁部1d近傍までの
窓傾斜部に沿って延在させ、他端部を着脱部材7の窓上
縁部1mの部分に位置させ、曲げ方向に屈曲自由な板バ
ネ8aを介して窓上縁部1mの着脱部材7と係合してな
る。この板バネ8aは緩衝部材として作用し、コーナー
状の角型タイプの車の場合の窓上縁部1m部分の着脱部
材の前後方向への移動を可能とする。この形態であって
も、ドアを閉じた時に形成されるフロントガラス側部部
分のゴムラバーを排除した収納部5へ覆い部材3も共に
収納できる。
材8の一端部をドア方向の辺3aの先端部の引っかけ部
材3iなどの設置部材と係合あるいは一体化させてな
り、ドアの要部1a近傍から窓前上縁部1d近傍までの
窓傾斜部に沿って延在させ、他端部を着脱部材7の窓上
縁部1mの部分に位置させ、曲げ方向に屈曲自由な板バ
ネ8aを介して窓上縁部1mの着脱部材7と係合してな
る。この板バネ8aは緩衝部材として作用し、コーナー
状の角型タイプの車の場合の窓上縁部1m部分の着脱部
材の前後方向への移動を可能とする。この形態であって
も、ドアを閉じた時に形成されるフロントガラス側部部
分のゴムラバーを排除した収納部5へ覆い部材3も共に
収納できる。
【0106】前部座席の場合、延在部材8を含む着脱部
材7をドア方向の辺3aと略一体化することで、窓縁部
に着させドア1を閉じた時に、窓上縁部1m部分の着脱
部材7を窓上縁部1mにそって前後方向にスライドさせ
て移動させることができ、ドアを開ける時、乗り降り用
空間形成時の小開き角度1iまでドア1を開いても、該
覆い部材3がその狭まった分伸びて窓傾斜部との間に雨
の侵入する隙間を作ることなくその略三角形の覆い部材
3と呼ぶ覆いを張設できる。
材7をドア方向の辺3aと略一体化することで、窓縁部
に着させドア1を閉じた時に、窓上縁部1m部分の着脱
部材7を窓上縁部1mにそって前後方向にスライドさせ
て移動させることができ、ドアを開ける時、乗り降り用
空間形成時の小開き角度1iまでドア1を開いても、該
覆い部材3がその狭まった分伸びて窓傾斜部との間に雨
の侵入する隙間を作ることなくその略三角形の覆い部材
3と呼ぶ覆いを張設できる。
【0107】収納部5内にての移動が手動式の場合、図
10と12と13と17〜20に示すように単に窓縁部
に切り欠き部1jを追加加工することで容易にドアを閉
じた時の隙間を作ることができ、図6と8と10〜15
と17〜20に示すように、ドア1を閉じた時、着脱部
材7にはその隙間を通り車内に突出する操作用の板状の
摘まみ部7lを設けることができる。その摘まみ部7l
は運転上必要な視界から離れた位置の窓上縁の後部1b
に当たる着脱部材7の後部に設けてなる。
10と12と13と17〜20に示すように単に窓縁部
に切り欠き部1jを追加加工することで容易にドアを閉
じた時の隙間を作ることができ、図6と8と10〜15
と17〜20に示すように、ドア1を閉じた時、着脱部
材7にはその隙間を通り車内に突出する操作用の板状の
摘まみ部7lを設けることができる。その摘まみ部7l
は運転上必要な視界から離れた位置の窓上縁の後部1b
に当たる着脱部材7の後部に設けてなる。
【0108】その摘まみ部7lを前後方向に適宜に動か
すことで、収納部5へ収納した摘まみ部7lと一体化し
ている着脱部材7を車体の前後方向に移動することがで
きる。
すことで、収納部5へ収納した摘まみ部7lと一体化し
ている着脱部材7を車体の前後方向に移動することがで
きる。
【0109】ここで、図8と9に示すように、着脱部材
7が窓縁部1mに着した場合、ドア1を開けると乗り降
り用空間の上部に覆い部材3と呼ぶ覆いを形成する。一
方、図11と12に示すように、着脱部材7が窓縁部と
対向する車体本体側部2dに着した場合、ドア1を閉じ
ると、着脱部材7と共に収納部5へ収納されるが、その
場合、図13と14に示すように、ドア1を開けても乗
り降り用空間の上部に覆いを形成することはなく、車体
側部に待機設置形態となり、通常のドアの開閉が可能と
なる。これらの図では着脱部材7が窓上縁部1mの範囲
の長さでその窓上縁部1mに着脱する場合を示す。
7が窓縁部1mに着した場合、ドア1を開けると乗り降
り用空間の上部に覆い部材3と呼ぶ覆いを形成する。一
方、図11と12に示すように、着脱部材7が窓縁部と
対向する車体本体側部2dに着した場合、ドア1を閉じ
ると、着脱部材7と共に収納部5へ収納されるが、その
場合、図13と14に示すように、ドア1を開けても乗
り降り用空間の上部に覆いを形成することはなく、車体
側部に待機設置形態となり、通常のドアの開閉が可能と
なる。これらの図では着脱部材7が窓上縁部1mの範囲
の長さでその窓上縁部1mに着脱する場合を示す。
【0110】着脱手段が、搭載後、該ドアを閉じた形態
において、該収納部5内にて、着脱部材7を車体本体の
略前後方向に沿って移動し変位させることにより、着/
脱してなる窓縁部の着脱部あるいはピン部材7aと、該
窓縁部に設けた該着脱部あるいはピン部材7aと略対向
する位置に設けた該着脱部材7の着脱部あるいは孔つき
溝7cと、脱/着してなる屋根縁部近傍の車体本体側部
2dに設けた着脱部あるいはピン部材7bと、該車体本
体側部2dに設けた該着脱部あるいはピン部材7bと略
対向する位置に設けた該着脱部材の着脱部あるいは孔つ
き溝7dと、解除/係止されてなる該着脱部材を車体本
体側部2dに係止する係止手段とからなる。
において、該収納部5内にて、着脱部材7を車体本体の
略前後方向に沿って移動し変位させることにより、着/
脱してなる窓縁部の着脱部あるいはピン部材7aと、該
窓縁部に設けた該着脱部あるいはピン部材7aと略対向
する位置に設けた該着脱部材7の着脱部あるいは孔つき
溝7cと、脱/着してなる屋根縁部近傍の車体本体側部
2dに設けた着脱部あるいはピン部材7bと、該車体本
体側部2dに設けた該着脱部あるいはピン部材7bと略
対向する位置に設けた該着脱部材の着脱部あるいは孔つ
き溝7dと、解除/係止されてなる該着脱部材を車体本
体側部2dに係止する係止手段とからなる。
【0111】本構成にて、急に雨が降って来た時、ドア
1を閉じたまま車内にて、例えば、摘まみ部7lを摘ま
んでの手動での移動あるいはスイッチあるいは雨センサ
ーの検知に基づく操作で、収納部内の着脱部材7を車体
の前後方向に沿って移動し変位させることにより、着脱
部材7の前記係止形態を解除し、ドア方向の辺3aを車
体本体側部2dからドアの窓縁部へ移し替えて設置で
き、ドア1を開ければその開きに連動して覆いを形成で
きる。
1を閉じたまま車内にて、例えば、摘まみ部7lを摘ま
んでの手動での移動あるいはスイッチあるいは雨センサ
ーの検知に基づく操作で、収納部内の着脱部材7を車体
の前後方向に沿って移動し変位させることにより、着脱
部材7の前記係止形態を解除し、ドア方向の辺3aを車
体本体側部2dからドアの窓縁部へ移し替えて設置で
き、ドア1を開ければその開きに連動して覆いを形成で
きる。
【0112】一方、雨が止んだ場合も、同様に、車内に
て着脱部材7を前記移動方向と反対方向に移動させ、窓
上縁部1mに設けた着脱部あるいはピン部材7aと脱す
なわち離脱させるとともに、車体本体側部2dに設けた
着脱部あるいはピン部材7bと着すなわち係合させ、一
方、係止手段により着脱部材7を車体本体側部2dに係
止して、車体本体側部2dの位置に略固定した形態とす
ることができ、覆いを形成しない通常のドアの開閉が可
能となる。ここで、凸部7pを有する爪部材7nとキャ
ッチ部材7Oとからなる係止手段の係止力は本体方向の
辺3bの張設設置時の引っ張り力より大きい力でなけれ
ば係止できないことは言うまでもない。本実施の形態で
は前記移動し変位させる方向を前方向/後方向の構成と
してなる。
て着脱部材7を前記移動方向と反対方向に移動させ、窓
上縁部1mに設けた着脱部あるいはピン部材7aと脱す
なわち離脱させるとともに、車体本体側部2dに設けた
着脱部あるいはピン部材7bと着すなわち係合させ、一
方、係止手段により着脱部材7を車体本体側部2dに係
止して、車体本体側部2dの位置に略固定した形態とす
ることができ、覆いを形成しない通常のドアの開閉が可
能となる。ここで、凸部7pを有する爪部材7nとキャ
ッチ部材7Oとからなる係止手段の係止力は本体方向の
辺3bの張設設置時の引っ張り力より大きい力でなけれ
ば係止できないことは言うまでもない。本実施の形態で
は前記移動し変位させる方向を前方向/後方向の構成と
してなる。
【0113】その着脱部をピン部材7kあるいは着脱壁
や車体壁に孔7iと溝部7jとからなる孔つき溝7hを
設けてお互いが係合して着し、離脱して脱ができる構成
としてもよい。その場合、該着脱部材7の着脱部を孔つ
き溝7hとし、該着脱部材7のそれぞれの着脱部と対向
する該窓上縁部1mあるいは車体本体側部2dに設けた
該着脱部をピン部材7bとする。
や車体壁に孔7iと溝部7jとからなる孔つき溝7hを
設けてお互いが係合して着し、離脱して脱ができる構成
としてもよい。その場合、該着脱部材7の着脱部を孔つ
き溝7hとし、該着脱部材7のそれぞれの着脱部と対向
する該窓上縁部1mあるいは車体本体側部2dに設けた
該着脱部をピン部材7bとする。
【0114】本発明品を車体に搭載した時、ドア1を開
けると、既設のドアのストッパー機能によりドアを小開
きと大開きにて適宜にストップさせることができる。図
4に示すように、小開き角度1iにドアを開いた時が乗
り降り用空間形成として最も適した広さとなる。もし、
小開き用のストッパー機能がない車の場合、それ相応の
ストッパーを別途設置することになるが、これは当業者
であれば容易である。
けると、既設のドアのストッパー機能によりドアを小開
きと大開きにて適宜にストップさせることができる。図
4に示すように、小開き角度1iにドアを開いた時が乗
り降り用空間形成として最も適した広さとなる。もし、
小開き用のストッパー機能がない車の場合、それ相応の
ストッパーを別途設置することになるが、これは当業者
であれば容易である。
【0115】図10に示すように、この既設のドアスト
ッパー機能の機構6はドアの要部1aを構成し、ドア用
支持アーム部6aの下側に位置してドアの開閉方向に延
在し、ドアの開閉に連動し、中間部分に小開き用と大開
き用の2か所の山形状の凸部を有したバー6b及び車体
に設けられたそのバーを挟持する図示しない上下一対の
挟持ローラーなどの挟持部材とからなる。ドアの開きに
伴ない、挟持ローラーが山形状の凸部を乗り越えた時、
ドアの静止力すなわちストッパー機能を発揮する。その
挟持力は図示しない通常バネ等で得ている。よって、静
止力を上げる場合、より高いバネ圧のバネ部材に代える
かあるいは凸部の高さを若干高く上げるなどの処置が必
要となるが、これは当業者であれば容易である。
ッパー機能の機構6はドアの要部1aを構成し、ドア用
支持アーム部6aの下側に位置してドアの開閉方向に延
在し、ドアの開閉に連動し、中間部分に小開き用と大開
き用の2か所の山形状の凸部を有したバー6b及び車体
に設けられたそのバーを挟持する図示しない上下一対の
挟持ローラーなどの挟持部材とからなる。ドアの開きに
伴ない、挟持ローラーが山形状の凸部を乗り越えた時、
ドアの静止力すなわちストッパー機能を発揮する。その
挟持力は図示しない通常バネ等で得ている。よって、静
止力を上げる場合、より高いバネ圧のバネ部材に代える
かあるいは凸部の高さを若干高く上げるなどの処置が必
要となるが、これは当業者であれば容易である。
【0116】もし、覆い部材3や覆い支持部材4のドア
を閉じる方向への引っ張り力が大きくなりすぎた場合、
座席に座って傘を広げようとした時、ひとりでにドアが
閉まってしまう問題が起きる。それを防ぐ為に前記静止
力を上げると、覆いを形成しない通常のドアの開閉時に
おいて、ドアを大開きに開けた後に閉める時、その小開
きのストッパーにより気になるくらいの衝撃ショックを
受ける。よって、乗り降り用空間を形成した時の覆い支
持部材のドアの閉じる方向への引っ張り力はできるだけ
小さく押さえる必要がある。
を閉じる方向への引っ張り力が大きくなりすぎた場合、
座席に座って傘を広げようとした時、ひとりでにドアが
閉まってしまう問題が起きる。それを防ぐ為に前記静止
力を上げると、覆いを形成しない通常のドアの開閉時に
おいて、ドアを大開きに開けた後に閉める時、その小開
きのストッパーにより気になるくらいの衝撃ショックを
受ける。よって、乗り降り用空間を形成した時の覆い支
持部材のドアの閉じる方向への引っ張り力はできるだけ
小さく押さえる必要がある。
【0117】その為に、該先端部3cから該相互のコー
ナー部間までの覆い部材3の略三角形部分がドアの開き
方向に伸びていない時の該覆い部材の先端部3cの先端
部の角度3hが乗り降り用空間形成時のドアの小開き角
度1iに略合う形態とし、該覆い部材3の該後辺3dの
長さは伸びた時に得られる長さとして形成してもよい。
その時の覆い部材の形状は図1に示す形状のものとな
る。
ナー部間までの覆い部材3の略三角形部分がドアの開き
方向に伸びていない時の該覆い部材の先端部3cの先端
部の角度3hが乗り降り用空間形成時のドアの小開き角
度1iに略合う形態とし、該覆い部材3の該後辺3dの
長さは伸びた時に得られる長さとして形成してもよい。
その時の覆い部材の形状は図1に示す形状のものとな
る。
【0118】その場合、フロントガラス側部と傾斜する
窓の縁すなわち窓傾斜部との間の略三角形の部分を覆う
覆い部材部分を幅方向に伸ばすことのない構成とするこ
とができ、よって、窓傾斜部部分と覆い部材3との間に
隙間ができにくくなることから、着脱部材7に剛性のあ
る前記延在部材8や板バネ8aなどの部品が必要なくな
る。
窓の縁すなわち窓傾斜部との間の略三角形の部分を覆う
覆い部材部分を幅方向に伸ばすことのない構成とするこ
とができ、よって、窓傾斜部部分と覆い部材3との間に
隙間ができにくくなることから、着脱部材7に剛性のあ
る前記延在部材8や板バネ8aなどの部品が必要なくな
る。
【0119】その結果、該ドア方向の辺3aとの該着脱
部材7との一体化位置を該ドア方向の辺3aの該窓前上
縁部1dから該窓上縁の後部1bに至る窓上縁部1mの
みの位置とし、着脱部材7を窓上縁部1mのみの長さと
することができる。この場合、前記窓前上縁部1dにあ
たる着脱部材の部部分が該着脱部材の前部となり、着脱
部材7の構成をよりシンプルとすることができる。
部材7との一体化位置を該ドア方向の辺3aの該窓前上
縁部1dから該窓上縁の後部1bに至る窓上縁部1mの
みの位置とし、着脱部材7を窓上縁部1mのみの長さと
することができる。この場合、前記窓前上縁部1dにあ
たる着脱部材の部部分が該着脱部材の前部となり、着脱
部材7の構成をよりシンプルとすることができる。
【0120】この形態の覆い部材3を車体へ搭載した場
合、着脱部材7を窓上縁部1mに着した後に、乗り降り
用空間に覆い部材3にて覆いを形成するまでの間、ドア
1を閉じる方向へ引っ張る引っ張り力の発生部分を屋根
側部部分のみとすることができ、全体に幅を狭くした場
合よりも、ドアを閉じる方向への引っ張り力を弱くでき
る。よって、ドアを強く引いて開ける必要もなく、ま
た、小開きで止めるドアストッパーの静止力を強くする
必要もなくなり、覆いを形成しない時のドアの開閉時に
おけるつまずくようなショックをより弱くすることがで
きる。更に、フロントガラス側部部分の覆い部材3は幅
方向の引っ張り力はないものの覆い部材全体が車体の前
後方向に張設されていることに変わりはない。
合、着脱部材7を窓上縁部1mに着した後に、乗り降り
用空間に覆い部材3にて覆いを形成するまでの間、ドア
1を閉じる方向へ引っ張る引っ張り力の発生部分を屋根
側部部分のみとすることができ、全体に幅を狭くした場
合よりも、ドアを閉じる方向への引っ張り力を弱くでき
る。よって、ドアを強く引いて開ける必要もなく、ま
た、小開きで止めるドアストッパーの静止力を強くする
必要もなくなり、覆いを形成しない時のドアの開閉時に
おけるつまずくようなショックをより弱くすることがで
きる。更に、フロントガラス側部部分の覆い部材3は幅
方向の引っ張り力はないものの覆い部材全体が車体の前
後方向に張設されていることに変わりはない。
【0121】また、図11と12に示すように、ドアを
閉じた時、覆い部材の後辺3d部分は伸びた時に得られ
る長さであり、後辺が短いことに変わりはない為、略V
字状形態3fが下方に垂れ下がって窓上縁部1mから下
方にはみ出しにいことにも変わりはない。
閉じた時、覆い部材の後辺3d部分は伸びた時に得られ
る長さであり、後辺が短いことに変わりはない為、略V
字状形態3fが下方に垂れ下がって窓上縁部1mから下
方にはみ出しにいことにも変わりはない。
【0122】前記延在する該覆い支持部材4を剛性を有
する曲がりにくいバー状の覆い支持部材4dとした場
合、そのバー状の覆い支持部材4dは車体本体2側に設
けた摺動部材4fや4hと摺動するが、ドアを開く時、
図23と24に示すように、ドアの後端部は若干車体後
方に出るように円弧のドア後端部の開閉の軌跡11aを
描きながら開く、よって、摺動部材の摺動部がその軌跡
に対応できない構成、たとえば摺動部がバー状の覆い支
持部材の軸径に略合ったストレートの貫通孔で摺動部材
が車体に固定された場合であると、バー状の覆い支持部
材はその軌跡に合わせて揺動しつつ摺動できない為、そ
れと連動するドアを開けることも閉めることもできなく
なる。
する曲がりにくいバー状の覆い支持部材4dとした場
合、そのバー状の覆い支持部材4dは車体本体2側に設
けた摺動部材4fや4hと摺動するが、ドアを開く時、
図23と24に示すように、ドアの後端部は若干車体後
方に出るように円弧のドア後端部の開閉の軌跡11aを
描きながら開く、よって、摺動部材の摺動部がその軌跡
に対応できない構成、たとえば摺動部がバー状の覆い支
持部材の軸径に略合ったストレートの貫通孔で摺動部材
が車体に固定された場合であると、バー状の覆い支持部
材はその軌跡に合わせて揺動しつつ摺動できない為、そ
れと連動するドアを開けることも閉めることもできなく
なる。
【0123】その為、着脱部材の前部においてバー状の
覆い支持部材4dの一端部と図示しない市販のボールジ
ョイントを介在させて揺動自在な係合部として構成し、
一方、バー状の覆い支持部材4dは車体本体側の摺動部
材4fの摺動部4gの部分で略水平方向に揺動あるいは
首振り動作に似た揺動動作をしつつ摺動する構成としな
ければならない。
覆い支持部材4dの一端部と図示しない市販のボールジ
ョイントを介在させて揺動自在な係合部として構成し、
一方、バー状の覆い支持部材4dは車体本体側の摺動部
材4fの摺動部4gの部分で略水平方向に揺動あるいは
首振り動作に似た揺動動作をしつつ摺動する構成としな
ければならない。
【0124】その為に、対向する該車体本体側に設けた
摺動部材4fの摺動部4gと摺動形態に係合して該相互
のコーナー部間0Aにて延在し、その部分の覆い部材3
を支持してなるが、
摺動部材4fの摺動部4gと摺動形態に係合して該相互
のコーナー部間0Aにて延在し、その部分の覆い部材3
を支持してなるが、
【0125】図25と図26で示すように、該摺動部材
4fが車体本体2と揺動可能に係合する揺動軸4eを介
して略水平方向に回動するバーの揺動方向11bに揺動
可能な設置形態として覆い支持部材とするか、
4fが車体本体2と揺動可能に係合する揺動軸4eを介
して略水平方向に回動するバーの揺動方向11bに揺動
可能な設置形態として覆い支持部材とするか、
【0126】あるいは、図27と28に示すように、該
摺動部材4hの摺動部が摺動部材4hの両側にて略水平
外方向にテーパー状に開孔する孔4iとして摺動部材4
hの位置にて該バー状の覆い支持部材4dを11bの方
向に揺動可能に構成するか、
摺動部材4hの摺動部が摺動部材4hの両側にて略水平
外方向にテーパー状に開孔する孔4iとして摺動部材4
hの位置にて該バー状の覆い支持部材4dを11bの方
向に揺動可能に構成するか、
【0127】あるいは、バー状の覆い支持部材4dと摺
動及び揺動自在に係合されてなる図示しない市販の球面
滑り軸受けの摺動部材である必要がある。
動及び揺動自在に係合されてなる図示しない市販の球面
滑り軸受けの摺動部材である必要がある。
【0128】その結果、バー状の覆い支持部材4dは前
記各摺動部材にて摺動しながら揺動でき、ドアを開け閉
めを可能とすることができる。
記各摺動部材にて摺動しながら揺動でき、ドアを開け閉
めを可能とすることができる。
【0129】前記覆い支持部材を大きな剛性を有するバ
ー状の覆い支持部材4dとする場合、曲げ応力が大き
く、よって、曲がりにくい為、ドア1を閉じた時も覆い
支持部材が該コーナー部間の覆い部材3を摺動部材4h
とボールジョイントとの2点支持形態にてその部分の覆
い部材3を屋根の高さに近い窓前上縁部1dの高さに確
実に支持できる効果がある。また、図23と24に示す
ように、後辺3dの補強用として用いた場合は後辺3d
もその大きな剛性により略一直線を維持でき、よって、
乗り降り用空間上部を覆う覆いとして最も広い覆いを形
成できる。
ー状の覆い支持部材4dとする場合、曲げ応力が大き
く、よって、曲がりにくい為、ドア1を閉じた時も覆い
支持部材が該コーナー部間の覆い部材3を摺動部材4h
とボールジョイントとの2点支持形態にてその部分の覆
い部材3を屋根の高さに近い窓前上縁部1dの高さに確
実に支持できる効果がある。また、図23と24に示す
ように、後辺3dの補強用として用いた場合は後辺3d
もその大きな剛性により略一直線を維持でき、よって、
乗り降り用空間上部を覆う覆いとして最も広い覆いを形
成できる。
【0130】この場合、前記バー状の該覆い支持部材4
dの一端部を該窓前上縁部1dにあたる着脱部材7の部
分に係合し、他端部を弾性を有する伸縮する弾性部材4
jの一端部と係合し、引っ張り力を発生させた形態にて
弾性部材4jの他端部を屋根内部の車体本体2部分に略
固定設置してなる構成としてもよい。
dの一端部を該窓前上縁部1dにあたる着脱部材7の部
分に係合し、他端部を弾性を有する伸縮する弾性部材4
jの一端部と係合し、引っ張り力を発生させた形態にて
弾性部材4jの他端部を屋根内部の車体本体2部分に略
固定設置してなる構成としてもよい。
【0131】本実施の形態では、図23に示すように、
覆い支持部材を前記の剛性を有する曲がりにくいバー状
の該覆い支持部材4dとし、その覆い支持部材の一端部
をコーナー状などの窓前上縁部1dに対応する着脱部材
7の部分あるいはシンプル化した時の前部部分に前記ボ
ールジョイントなどにて揺動を可能に係合させ、摺動部
材4hを挟んで反対側に位置する他端部に伸縮する例え
ばコイルバネ4jなどの弾性部材の一端部を接合あるい
はカシメなどにて略一体化し、コイルバネの他端部を屋
根内部の車体部分にネジ止めなどにて略固定し、該覆い
支持部材をドアの閉じる方向に引っ張る力を発生させる
張設手段を設けて構成してなる。
覆い支持部材を前記の剛性を有する曲がりにくいバー状
の該覆い支持部材4dとし、その覆い支持部材の一端部
をコーナー状などの窓前上縁部1dに対応する着脱部材
7の部分あるいはシンプル化した時の前部部分に前記ボ
ールジョイントなどにて揺動を可能に係合させ、摺動部
材4hを挟んで反対側に位置する他端部に伸縮する例え
ばコイルバネ4jなどの弾性部材の一端部を接合あるい
はカシメなどにて略一体化し、コイルバネの他端部を屋
根内部の車体部分にネジ止めなどにて略固定し、該覆い
支持部材をドアの閉じる方向に引っ張る力を発生させる
張設手段を設けて構成してなる。
【0132】その張設により両側に略水平方向にテーパ
ー状に開講する孔4iからなる前記摺動部あるいは略水
平方向に揺動する摺動部の摺動部材4fであってもドア
を閉じる時そのバー状の該覆い支持部材4dが摩擦力で
その摺動部に突っかかり一瞬たわんだりしてドアがバウ
ンドする発生を防止し、ドアがスムースに閉じることを
可能とする。
ー状に開講する孔4iからなる前記摺動部あるいは略水
平方向に揺動する摺動部の摺動部材4fであってもドア
を閉じる時そのバー状の該覆い支持部材4dが摩擦力で
その摺動部に突っかかり一瞬たわんだりしてドアがバウ
ンドする発生を防止し、ドアがスムースに閉じることを
可能とする。
【0133】一方、 細長い形状の該覆い支持部材をテ
ープ状あるいは紐状あるいは線状あるいはコイル状とし
て、該覆い支持部材を延在させ覆い部材を支持する支持
手段を引っ張り力を有して支持する張設手段として構成
してもよい。
ープ状あるいは紐状あるいは線状あるいはコイル状とし
て、該覆い支持部材を延在させ覆い部材を支持する支持
手段を引っ張り力を有して支持する張設手段として構成
してもよい。
【0134】その具体的な張設手段として、伸ばせば引
っ張り力を有する弾性材のみとしたり、あるいは弾性材
と非弾性材との組合せとして覆い支持部材4や4’を構
成し、乗り降り用空間形成時の該相互のコーナー部間や
相互の後部間の長さより更に長い長さを有して引っ張り
力を発生した形態にて該相互のコーナー部間0Aあるい
は相互の後部間0B及びドアを含む車体内部や車体側部
などの車体に延在して配設すなわち張設して構成しても
よい。
っ張り力を有する弾性材のみとしたり、あるいは弾性材
と非弾性材との組合せとして覆い支持部材4や4’を構
成し、乗り降り用空間形成時の該相互のコーナー部間や
相互の後部間の長さより更に長い長さを有して引っ張り
力を発生した形態にて該相互のコーナー部間0Aあるい
は相互の後部間0B及びドアを含む車体内部や車体側部
などの車体に延在して配設すなわち張設して構成しても
よい。
【0135】あるいは上記形状の覆い支持部材を非弾性
材とし、該張設手段を巻尺式の巻き取り部材4aあるい
は4a'に内蔵されたコイルバネすなわち巻き取り部材
の巻き取る力により得られる張設手段の形態としてもよ
い。
材とし、該張設手段を巻尺式の巻き取り部材4aあるい
は4a'に内蔵されたコイルバネすなわち巻き取り部材
の巻き取る力により得られる張設手段の形態としてもよ
い。
【0136】覆い支持部材3に弾性材を用いる場合、覆
い支持部材3がテープ状あるいは紐状あるいは線状を有
する伸縮材の物品は少しの引っ張る力でも大きく伸びる
すなわち例えばゴムひものような弾性係数の小さな弾性
材から構成するのが望ましい。
い支持部材3がテープ状あるいは紐状あるいは線状を有
する伸縮材の物品は少しの引っ張る力でも大きく伸びる
すなわち例えばゴムひものような弾性係数の小さな弾性
材から構成するのが望ましい。
【0137】弾性材と非弾性材との組合せた場合、覆い
支持部材の弾性を有しない部分を針金やピアノ線などと
することで滑りをよくすることができることから、覆い
部材に接触する部分に設けることで、摩擦による覆い部
材の摩耗を防止しやすくなる効果もある。
支持部材の弾性を有しない部分を針金やピアノ線などと
することで滑りをよくすることができることから、覆い
部材に接触する部分に設けることで、摩擦による覆い部
材の摩耗を防止しやすくなる効果もある。
【0138】また、覆い支持部材を張設手段にて窓前上
縁部1dに位置する着脱部材7の部分と、その着脱部材
7の部分と対向する車体本体側部2dとの間すなわち相
互のコーナー部間に設けるが、この構成を後辺3dに沿
った相互の後部間に設けてもよい。
縁部1dに位置する着脱部材7の部分と、その着脱部材
7の部分と対向する車体本体側部2dとの間すなわち相
互のコーナー部間に設けるが、この構成を後辺3dに沿
った相互の後部間に設けてもよい。
【0139】この覆い支持部材4により、ドア1が閉じ
た時、開いていた時より若干の引っ張り力は低下するも
ののその相互のコーナー部間の覆い部材3をひどく弛ま
ずに支持できるように設定することでその支持力を維持
でき、窓前上縁部1dの相互のコーナー部間の覆い部材
が下方へ垂れて窓の縁から大きくはみ出し運転者の視界
を妨げるのを防止できる。
た時、開いていた時より若干の引っ張り力は低下するも
ののその相互のコーナー部間の覆い部材3をひどく弛ま
ずに支持できるように設定することでその支持力を維持
でき、窓前上縁部1dの相互のコーナー部間の覆い部材
が下方へ垂れて窓の縁から大きくはみ出し運転者の視界
を妨げるのを防止できる。
【0140】ドア1を開け乗り降り用空間形成時の相互
のコーナー部間の引っ張り力に対し、ドア1を閉じた時
の引っ張り力の低下を極力押さえ、覆い部材3をひどく
弛まさせずに覆い支持部材4にて支持できるようにする
為に、乗り降り用空間形成時の相互のコーナー部間0A
の0イの長さを含んで屋根内部や車体側部など車体へ延
在させ張設する張設距離全体の長さをできるだけ長く設
定するのが望ましい。
のコーナー部間の引っ張り力に対し、ドア1を閉じた時
の引っ張り力の低下を極力押さえ、覆い部材3をひどく
弛まさせずに覆い支持部材4にて支持できるようにする
為に、乗り降り用空間形成時の相互のコーナー部間0A
の0イの長さを含んで屋根内部や車体側部など車体へ延
在させ張設する張設距離全体の長さをできるだけ長く設
定するのが望ましい。
【0141】ここで、ドア1を閉じた時、覆い部材3が
窓前上縁部1d近傍に若干の垂れ下がりがあっても運転
上必要な視界が確保されればよいケース、あるいは、フ
ァッション性が高い車で、少しでも窓縁部から下に垂れ
下がって車内に露出し外からガラス越しにでも目立って
はならないケースなど各要求される条件を満たすよう
に、覆い支持部材4を車体へ張設する距離と覆い部材の
支持に必要な引っ張り力から、覆い支持部材4の弾性係
数を求めそれに合うゴム紐などの材質あるいは材料を選
ぶことになる。その算出や設計や製作は当業者であれば
容易である。覆い支持部材を張設手段にて相互の後部間
0Bの後辺に設けた場合にもこの方法を適用できる。
窓前上縁部1d近傍に若干の垂れ下がりがあっても運転
上必要な視界が確保されればよいケース、あるいは、フ
ァッション性が高い車で、少しでも窓縁部から下に垂れ
下がって車内に露出し外からガラス越しにでも目立って
はならないケースなど各要求される条件を満たすよう
に、覆い支持部材4を車体へ張設する距離と覆い部材の
支持に必要な引っ張り力から、覆い支持部材4の弾性係
数を求めそれに合うゴム紐などの材質あるいは材料を選
ぶことになる。その算出や設計や製作は当業者であれば
容易である。覆い支持部材を張設手段にて相互の後部間
0Bの後辺に設けた場合にもこの方法を適用できる。
【0142】図1と図4〜6等に示すように、その伸び
縮みする覆い支持部材4あるいはSその伸び縮みする部
分を含む覆い支持部材4は曲げ方向に変形容易であるこ
とから、屋根内部2eを含む車体内部やドアを含む車体
表面へも自由に張設できる特徴がある。
縮みする覆い支持部材4あるいはSその伸び縮みする部
分を含む覆い支持部材4は曲げ方向に変形容易であるこ
とから、屋根内部2eを含む車体内部やドアを含む車体
表面へも自由に張設できる特徴がある。
【0143】よって、図4と5と6と8と9や11など
に示すように、覆い支持部材4を伸ばして車体に張設す
る張設手段は該ドアのコーナー状あるいは略コーナー状
の窓前上縁部1dにあたる位置の該着脱部材7の部分あ
るいは窓上縁部1mの長さのシンプル化した着脱部材の
前部に該覆い支持部材の一端部を係合設置し、該窓前上
縁部1dと対向する屋根縁部近傍の車体本体側部2dに
設けた孔2cを通して、車体の屋根内部2eを通り、他
端部が車体本体2を挟んで反対側の屋根縁部近傍の車体
本体側部2dかあるいはドアの窓前上縁部1dに当たる
着脱部材の該ドアのコーナー状あるいは略コーナー状の
窓前上縁部1dにあたる位置の部分あるいはシンプル化
した着脱部材の前部に同様に係合設置してなる構成でも
よく、
に示すように、覆い支持部材4を伸ばして車体に張設す
る張設手段は該ドアのコーナー状あるいは略コーナー状
の窓前上縁部1dにあたる位置の該着脱部材7の部分あ
るいは窓上縁部1mの長さのシンプル化した着脱部材の
前部に該覆い支持部材の一端部を係合設置し、該窓前上
縁部1dと対向する屋根縁部近傍の車体本体側部2dに
設けた孔2cを通して、車体の屋根内部2eを通り、他
端部が車体本体2を挟んで反対側の屋根縁部近傍の車体
本体側部2dかあるいはドアの窓前上縁部1dに当たる
着脱部材の該ドアのコーナー状あるいは略コーナー状の
窓前上縁部1dにあたる位置の部分あるいはシンプル化
した着脱部材の前部に同様に係合設置してなる構成でも
よく、
【0144】あるいは、図17に示すように、覆い支持
部材3をドアの内側やそれと対向する車体本体側部2d
を含む車体の側面各所に設けた方向転換部材9a〜9e
と摺動形態にて係合して経由させ、該相互のコーナー部
間0Aと該後辺3dを含む相互の後部間0Bにも延在さ
せ、それら相互のコーナー部間0Aと相互の後部間0B
の部分の覆い部材3を支持してなる構成としてもよい。
部材3をドアの内側やそれと対向する車体本体側部2d
を含む車体の側面各所に設けた方向転換部材9a〜9e
と摺動形態にて係合して経由させ、該相互のコーナー部
間0Aと該後辺3dを含む相互の後部間0Bにも延在さ
せ、それら相互のコーナー部間0Aと相互の後部間0B
の部分の覆い部材3を支持してなる構成としてもよい。
【0145】前記のように、図1と図6で示すように、
覆い支持部材の一端部4bを着脱部材7の該ドアのコー
ナー状あるいは略コーナー状の窓前上縁部1dにあたる
位置の部分あるいはその位置のシンプル化した着脱部材
の前部に係合設置し、着脱部材の該前部などと対向する
車体本体側部との間と、窓前上縁部1dと対向する車体
本体側部2dに設けた孔2cを経て車体の屋根内部2e
を通し、その内部に壁があれば同様にあけた孔を通しつ
つ、他端部4cを反対側の屋根縁部近傍の車体本体側部
2dに設置するか、あるいは図5で示すように、車体本
体側部2dにもあけた図示しない孔を通して、反対側の
ドアの窓上縁部1mに別途前記の着脱部材を設けてその
前部に前記と同様に他端部4cを設た場合、
覆い支持部材の一端部4bを着脱部材7の該ドアのコー
ナー状あるいは略コーナー状の窓前上縁部1dにあたる
位置の部分あるいはその位置のシンプル化した着脱部材
の前部に係合設置し、着脱部材の該前部などと対向する
車体本体側部との間と、窓前上縁部1dと対向する車体
本体側部2dに設けた孔2cを経て車体の屋根内部2e
を通し、その内部に壁があれば同様にあけた孔を通しつ
つ、他端部4cを反対側の屋根縁部近傍の車体本体側部
2dに設置するか、あるいは図5で示すように、車体本
体側部2dにもあけた図示しない孔を通して、反対側の
ドアの窓上縁部1mに別途前記の着脱部材を設けてその
前部に前記と同様に他端部4cを設た場合、
【0146】図5で示すように、両側のドアの窓前上縁
部1dにあたる部分の着脱部材7の部分あるいは着脱部
材7の前部に覆い支持部材の一端部を係合設置し、一本
の覆い支持部材を両側のドアと兼用させて設けることも
できる。
部1dにあたる部分の着脱部材7の部分あるいは着脱部
材7の前部に覆い支持部材の一端部を係合設置し、一本
の覆い支持部材を両側のドアと兼用させて設けることも
できる。
【0147】また、覆い支持部材4の一端部4bの着脱
部材7の部分あるいは前部への係合は接合でもよく、あ
るいは、図9に示すように、覆い支持部材4の一端部を
着脱部材7の前部に開けた孔7eを通し、その一端部を
結び合わせて団子状にし、その孔に引っ掛かるように構
成した上で接着剤などにて接合してもよい。
部材7の部分あるいは前部への係合は接合でもよく、あ
るいは、図9に示すように、覆い支持部材4の一端部を
着脱部材7の前部に開けた孔7eを通し、その一端部を
結び合わせて団子状にし、その孔に引っ掛かるように構
成した上で接着剤などにて接合してもよい。
【0148】この場合、前記コーナー部間は厳密に言え
ば着脱部材7の前部の孔7eと車体本体側部2dに設け
た孔2cとの間となりその間0イ長さの部分の覆い支持
部材にてその部分の覆い部材3を支持してなる。
ば着脱部材7の前部の孔7eと車体本体側部2dに設け
た孔2cとの間となりその間0イ長さの部分の覆い支持
部材にてその部分の覆い部材3を支持してなる。
【0149】一方、図12に示すように、相互の後部間
0Bの場合は覆い支持部材4’の一端部4’bを着脱部
材7の後部に係合設置し、前記同様の構成にて反対側の
ドアの窓上縁部1mに別途前記の着脱部材を設けてその
後部に前記と同様に他端部4’cを設けた場合、相互の
後部間は着脱部材7の後部の孔7e’と車体本体側部2
dに設けた孔2c’との間となり、その間の部分の覆い
支持部材4’にて後辺3dを支持してなる。
0Bの場合は覆い支持部材4’の一端部4’bを着脱部
材7の後部に係合設置し、前記同様の構成にて反対側の
ドアの窓上縁部1mに別途前記の着脱部材を設けてその
後部に前記と同様に他端部4’cを設けた場合、相互の
後部間は着脱部材7の後部の孔7e’と車体本体側部2
dに設けた孔2c’との間となり、その間の部分の覆い
支持部材4’にて後辺3dを支持してなる。
【0150】図17に示すように、該覆い支持部材4や
4’を一本のゴムひもなどとし、ドアの内側やそれと対
向する車体本体側部2dを含む車体の側面各所に設けた
方向転換部材9aや9bや9cや9dや9eと摺動形態
にて係合して経由させ、該相互のコーナー部間0Aと該
後辺3dを含む相互の後部間0Bに延在して構成した場
合、
4’を一本のゴムひもなどとし、ドアの内側やそれと対
向する車体本体側部2dを含む車体の側面各所に設けた
方向転換部材9aや9bや9cや9dや9eと摺動形態
にて係合して経由させ、該相互のコーナー部間0Aと該
後辺3dを含む相互の後部間0Bに延在して構成した場
合、
【0151】リング状の摺動部材などの方向転換部材9
aや9bや9cや9dや9eをそれぞれ用いて配設し、
着脱部材7を窓上縁部1mに着し、ドア1を開き乗り降
り用空間を形成した時の覆い支持部材の張設の形態を複
数の方向転換部材を図17に示すようにそれぞれに合わ
せて形状を決めて配置する。
aや9bや9cや9dや9eをそれぞれ用いて配設し、
着脱部材7を窓上縁部1mに着し、ドア1を開き乗り降
り用空間を形成した時の覆い支持部材の張設の形態を複
数の方向転換部材を図17に示すようにそれぞれに合わ
せて形状を決めて配置する。
【0152】すなわち、覆い支持部材の一端部を、窓前
上縁部1dと対向する車体本体側部2dに固定設置し、
前記コーナー部間を経て、着脱部材7の前部に設けた方
向転換部材9aを介して、約90度方向に転換して窓縁
部に沿って前方へ延在させ、ドアの要部1a近傍に設け
た引っかけ部材3iと一体化した方向転換部材9bを介
して折り返し、フロントガラス側部に延在させ、フロン
トガラス上側部近傍の車体本体側部2dに設けた方向転
換部材9cを介して窓上縁部1mと対向する屋根縁部近
傍の車体本体側部2dに延在させ、窓上縁の後部1bと
対向する車体本体側部2dに設けた方向転換部材9dと
9eを介して約90度方向に転換して区間0Bに延在さ
せ、着脱部材7の後部に結合する形態として一本の覆い
支持部材を覆い部材の各辺と摺動可能に係合させ張設す
る。
上縁部1dと対向する車体本体側部2dに固定設置し、
前記コーナー部間を経て、着脱部材7の前部に設けた方
向転換部材9aを介して、約90度方向に転換して窓縁
部に沿って前方へ延在させ、ドアの要部1a近傍に設け
た引っかけ部材3iと一体化した方向転換部材9bを介
して折り返し、フロントガラス側部に延在させ、フロン
トガラス上側部近傍の車体本体側部2dに設けた方向転
換部材9cを介して窓上縁部1mと対向する屋根縁部近
傍の車体本体側部2dに延在させ、窓上縁の後部1bと
対向する車体本体側部2dに設けた方向転換部材9dと
9eを介して約90度方向に転換して区間0Bに延在さ
せ、着脱部材7の後部に結合する形態として一本の覆い
支持部材を覆い部材の各辺と摺動可能に係合させ張設す
る。
【0153】この場合、前記相互のコーナー部間0Aは
車体本体側部2dに固定設置した一端部と着脱部材7の
前部に設けた方向転換部材9aとの間にあり、その間に
て常に覆い部材3を支持してなる。図18に示すよう
に、本配設の場合、前記覆い支持部材は相互の後部間の
後辺3d用覆い支持部材4’も兼ねて一本の覆い支持部
材から構成できよりシンプルとなり、片側の乗り降り用
空間部分に各部材が集中していることからメンテナンス
作業が容易となる。
車体本体側部2dに固定設置した一端部と着脱部材7の
前部に設けた方向転換部材9aとの間にあり、その間に
て常に覆い部材3を支持してなる。図18に示すよう
に、本配設の場合、前記覆い支持部材は相互の後部間の
後辺3d用覆い支持部材4’も兼ねて一本の覆い支持部
材から構成できよりシンプルとなり、片側の乗り降り用
空間部分に各部材が集中していることからメンテナンス
作業が容易となる。
【0154】あるいは、細長い形状がテープ状あるいは
紐状あるいは線状である該覆い支持部材の引っ張り力が
巻尺式の巻き取り部材4aや4a’に内蔵されたコイル
バネにより覆い支持部材が巻き取られる力により得られ
る構成でもよい。
紐状あるいは線状である該覆い支持部材の引っ張り力が
巻尺式の巻き取り部材4aや4a’に内蔵されたコイル
バネにより覆い支持部材が巻き取られる力により得られ
る構成でもよい。
【0155】この場合、図15と16に示すように、前
記収納部5の前部の車体本体側部2dに孔2cや2c’
を開けて細長いテープあるいは紐などの覆い支持部材4
や4’を通す通り道とし、巻き取り部材4aや収納部5
の後部に設けた巻き取り部材4a’はその近傍の屋根内
部に固定設置してなる。この形態の場合、張設場所がコ
ンパクトで済み、張設範囲を拡大するのを防止できる。
記収納部5の前部の車体本体側部2dに孔2cや2c’
を開けて細長いテープあるいは紐などの覆い支持部材4
や4’を通す通り道とし、巻き取り部材4aや収納部5
の後部に設けた巻き取り部材4a’はその近傍の屋根内
部に固定設置してなる。この形態の場合、張設場所がコ
ンパクトで済み、張設範囲を拡大するのを防止できる。
【0156】本発明品を車体に搭載し、ドアを閉じた
時、図9と16に示すように、覆い支持部材により持ち
上げるように支持された覆い部材3は着脱部材7ととも
に、その着脱部材7と対向する車体本体側部2dとの間
の収納部5へ収納される。
時、図9と16に示すように、覆い支持部材により持ち
上げるように支持された覆い部材3は着脱部材7ととも
に、その着脱部材7と対向する車体本体側部2dとの間
の収納部5へ収納される。
【0157】着脱部材7は覆い部材3の交換時の手作業
等がある為、材料は強靱で軽量な樹脂材かあるいはアル
ミ材やその合金が望ましく、覆い部材3のドア方向の辺
3aの窓上縁部1mにあたる位置にてドア方向の辺3a
と接着等の接合手段にて着脱部材7と接合してなる。
等がある為、材料は強靱で軽量な樹脂材かあるいはアル
ミ材やその合金が望ましく、覆い部材3のドア方向の辺
3aの窓上縁部1mにあたる位置にてドア方向の辺3a
と接着等の接合手段にて着脱部材7と接合してなる。
【0158】図6と9と12等に示すように、本実施の
形態では該着脱部材7を前記車体本体側部2dへの着脱
部あるいは孔つき溝7dを有する着脱壁7fと、該着脱
壁7fの下部に接合あるいは折り曲げなどで一体化して
設け車体の外方向に略窓縁幅分突出した突出壁7gと、
該突出壁の突出先の部分に下方に向けて同様に一体化し
て設けた前記窓上縁部1mへの着脱部あるいは孔つき溝
7cを有する着脱壁7mとを有してなり、突出壁7gと
着脱壁7mとで囲まれた空間を覆い部材用収納部5aと
して構成する。
形態では該着脱部材7を前記車体本体側部2dへの着脱
部あるいは孔つき溝7dを有する着脱壁7fと、該着脱
壁7fの下部に接合あるいは折り曲げなどで一体化して
設け車体の外方向に略窓縁幅分突出した突出壁7gと、
該突出壁の突出先の部分に下方に向けて同様に一体化し
て設けた前記窓上縁部1mへの着脱部あるいは孔つき溝
7cを有する着脱壁7mとを有してなり、突出壁7gと
着脱壁7mとで囲まれた空間を覆い部材用収納部5aと
して構成する。
【0159】よって、ドアを閉じる時、窓前上縁部1d
の位置にて覆い支持部材により相互のコーナー部間の覆
い部材3を屋根の略高さに維持しつつ、窓縁部の覆い部
材3を前記覆い部材用収納部5aに押し詰めてランダム
に折りまげて収納する。その時、着脱部材7も収納部5
へ収納する。その為、その部分の覆い部材3も着脱部材
7も前記収納部5に収納することができる。
の位置にて覆い支持部材により相互のコーナー部間の覆
い部材3を屋根の略高さに維持しつつ、窓縁部の覆い部
材3を前記覆い部材用収納部5aに押し詰めてランダム
に折りまげて収納する。その時、着脱部材7も収納部5
へ収納する。その為、その部分の覆い部材3も着脱部材
7も前記収納部5に収納することができる。
【0160】一方、該着脱部材7の両側に該着脱部をそ
れぞれ有することで、それらと対向する前記車体本体側
部2dや前記窓上縁部1mの着脱部と係合した時、着脱
部材7を両側の2か所で支持することになり、安定した
形態にて各設置ができる。
れぞれ有することで、それらと対向する前記車体本体側
部2dや前記窓上縁部1mの着脱部と係合した時、着脱
部材7を両側の2か所で支持することになり、安定した
形態にて各設置ができる。
【0161】角型タイプの乗用車やトラックなどの前部
座席の窓前上縁部1dは鈍角にてコーナー状を形成し、
それから後方の窓上縁部は略直線をなしている。よっ
て、前述のように収納部5も同様に略直線となることか
ら、着脱部材7も直線構成でもよかった。しかし、丸型
タイプの乗用車では窓前上縁部1dは略コーナー状と表
現するように、窓縁は全体に湾曲しており、直線のみの
形態では対応できない。
座席の窓前上縁部1dは鈍角にてコーナー状を形成し、
それから後方の窓上縁部は略直線をなしている。よっ
て、前述のように収納部5も同様に略直線となることか
ら、着脱部材7も直線構成でもよかった。しかし、丸型
タイプの乗用車では窓前上縁部1dは略コーナー状と表
現するように、窓縁は全体に湾曲しており、直線のみの
形態では対応できない。
【0162】よって、少なくとも前記2個所の支持形態
を維持しつつ、該着脱部材7が延在する該突出壁7gに
前記各着脱壁7mと該着脱部との組合せを間隔を有して
複数設けて構成してもよい。図19に示すように、本実
施の形態では該着脱部材7の該突出壁7gの両側に1組
みの着脱壁7fと該着脱部とをそれぞれ有してなり、略
中間部を該突出壁7gのみからなる構成とし、その中間
部で曲げ可能な構成とし、窓上縁部1mにのみ着脱部材
7を着する構成とする。
を維持しつつ、該着脱部材7が延在する該突出壁7gに
前記各着脱壁7mと該着脱部との組合せを間隔を有して
複数設けて構成してもよい。図19に示すように、本実
施の形態では該着脱部材7の該突出壁7gの両側に1組
みの着脱壁7fと該着脱部とをそれぞれ有してなり、略
中間部を該突出壁7gのみからなる構成とし、その中間
部で曲げ可能な構成とし、窓上縁部1mにのみ着脱部材
7を着する構成とする。
【0163】その場合、収納部内にて、その窓縁の湾曲
に沿って曲がりつつ前後方向に移動することを可能と
し、前記角型タイプだけでなく図20に示すように丸型
タイプの乗用車にも角型タイプの乗用車にも搭載して覆
いを形成できる互換性のある着脱部材を得る。ここで、
突出壁7gは板バネ材が望ましい。よって、着脱部材を
全て板ばね材から構成してもよい。
に沿って曲がりつつ前後方向に移動することを可能と
し、前記角型タイプだけでなく図20に示すように丸型
タイプの乗用車にも角型タイプの乗用車にも搭載して覆
いを形成できる互換性のある着脱部材を得る。ここで、
突出壁7gは板バネ材が望ましい。よって、着脱部材を
全て板ばね材から構成してもよい。
【0164】また、図示しないが、フロントガラスと対
向して傾斜する窓縁部の部分と、略コーナー部の窓前上
縁部1dと、窓上縁の後部1bとにそれぞれ前記着脱部
を含む着脱壁7fを3組み有して各着脱壁7fと着脱部
の3個所との間に突出壁7gのみの部分を設けて着脱部
材7を構成してもよい。この場合、ドアの要部1a近傍
から窓上縁の後部1bまでの窓縁部に着脱部材を延在さ
せる形態とすることができ、その時の覆い支持部材4と
の係合位置は該ドア1のコーナー状あるいは略コーナー
状の窓前上縁部1dにあたる位置の該着脱部材の部分と
なる。
向して傾斜する窓縁部の部分と、略コーナー部の窓前上
縁部1dと、窓上縁の後部1bとにそれぞれ前記着脱部
を含む着脱壁7fを3組み有して各着脱壁7fと着脱部
の3個所との間に突出壁7gのみの部分を設けて着脱部
材7を構成してもよい。この場合、ドアの要部1a近傍
から窓上縁の後部1bまでの窓縁部に着脱部材を延在さ
せる形態とすることができ、その時の覆い支持部材4と
の係合位置は該ドア1のコーナー状あるいは略コーナー
状の窓前上縁部1dにあたる位置の該着脱部材の部分と
なる。
【0165】また、前記着脱部7を含む着脱壁7mを複
数構成する場合、それら着脱部と対向する窓縁部やフロ
ントガラスなどの車体本体側部2dに係合する着脱部を
それぞれに設けて構成しなければならないことは言うま
でもない。
数構成する場合、それら着脱部と対向する窓縁部やフロ
ントガラスなどの車体本体側部2dに係合する着脱部を
それぞれに設けて構成しなければならないことは言うま
でもない。
【0166】ここでは前記窓縁幅分とは窓枠フレームの
幅を指し、壁と称した形状を板状とする。
幅を指し、壁と称した形状を板状とする。
【0167】図7に示すように、該着脱部材7の着脱部
7cと7dを孔7iと溝部7jとからなる孔つき溝7h
とし、該着脱部材7のそれぞれの着脱部と対向する該窓
上縁部1mあるいは車体本体側部2dに設けたそれぞれ
の着脱部をピン部材7kとした場合、
7cと7dを孔7iと溝部7jとからなる孔つき溝7h
とし、該着脱部材7のそれぞれの着脱部と対向する該窓
上縁部1mあるいは車体本体側部2dに設けたそれぞれ
の着脱部をピン部材7kとした場合、
【0168】孔つき溝7hの溝幅をピン部材7kの頭部
より小さく、該ピン部材7kの軸部より大きく、また、
該孔の大きさを該ピン部材7kの頭部より大きく構成す
る。前記着時には該溝部7jに対向する該ピン部材7k
の軸部が侵入して係合する形態となり、前記脱時には該
ピン部材7kの頭部が対向させた孔つき溝7hの該孔7
i位置して該孔をくぐり抜けて離脱する形態となる。
より小さく、該ピン部材7kの軸部より大きく、また、
該孔の大きさを該ピン部材7kの頭部より大きく構成す
る。前記着時には該溝部7jに対向する該ピン部材7k
の軸部が侵入して係合する形態となり、前記脱時には該
ピン部材7kの頭部が対向させた孔つき溝7hの該孔7
i位置して該孔をくぐり抜けて離脱する形態となる。
【0169】前記いずれかに変位していることで、ドア
を閉じると、窓上縁部1mあるいはそれと対向する車体
本体部分2dのいずれかのピン部材7kと着脱部材の溝
部7jが係合している。
を閉じると、窓上縁部1mあるいはそれと対向する車体
本体部分2dのいずれかのピン部材7kと着脱部材の溝
部7jが係合している。
【0170】また、窓上縁部1mのピン部材7aと係合
する着脱部材7の孔つき溝7cの溝部7jを孔7iの後
ろ側に位置させ、一方、車体本体側部の着脱部7bであ
るピン部材7kと係合する着脱部材7の孔つき溝部7d
の7jを孔7iの前側に位置させてなる。
する着脱部材7の孔つき溝7cの溝部7jを孔7iの後
ろ側に位置させ、一方、車体本体側部の着脱部7bであ
るピン部材7kと係合する着脱部材7の孔つき溝部7d
の7jを孔7iの前側に位置させてなる。
【0171】これにより、摘まみ部7lを摘まんで、着
脱部材7を収納部5内にて車体本体2の前方向に移動し
て変位させ、その移動の前端側に位置し、窓上縁部1m
のピン部材7aを着脱部材7の孔つき溝7cのピン部材
7aの軸径より大きなピン部材7aの頭部分にあたって
ピン部材が軸方向に抜けられない形態となり、一方、窓
上縁部1mと対向する車体本体側部2dのピン部材7b
と対向する着脱部材7の孔つき溝7dの孔7iとが合
い、一方、前方向への移動により着脱部材7の係止手段
の係止が解除され、車体本体側部2dと離脱でき、着脱
部材7が窓上縁部1mに移行させ、ドア方向の辺3aを
ドアの要部1aからドアの窓上縁の後部1bまで窓の縁
に略沿って設置できる。
脱部材7を収納部5内にて車体本体2の前方向に移動し
て変位させ、その移動の前端側に位置し、窓上縁部1m
のピン部材7aを着脱部材7の孔つき溝7cのピン部材
7aの軸径より大きなピン部材7aの頭部分にあたって
ピン部材が軸方向に抜けられない形態となり、一方、窓
上縁部1mと対向する車体本体側部2dのピン部材7b
と対向する着脱部材7の孔つき溝7dの孔7iとが合
い、一方、前方向への移動により着脱部材7の係止手段
の係止が解除され、車体本体側部2dと離脱でき、着脱
部材7が窓上縁部1mに移行させ、ドア方向の辺3aを
ドアの要部1aからドアの窓上縁の後部1bまで窓の縁
に略沿って設置できる。
【0172】その結果、図8と9に示すように、ドア1
を開けた時に、覆い部材3のドア方向の辺3aと結合し
ている着脱部材7は覆い部材3に発生している引っ張り
力により車体前方方向に、また、少なくとも、覆い支持
部材によって、ドアの閉じる方向にも引っ張られ、その
合力によって、着脱部材7のピン部材7aの頭部に孔の
後部に位置する前記溝部7jが強く引っかかる形態とな
って略固定でき、覆い部材3の前後方向の張力を維持で
きるとともに、着脱部材7を窓上縁部1mにしっかりと
固定設置でき、ドアの開閉中もぐらつくことはない。
を開けた時に、覆い部材3のドア方向の辺3aと結合し
ている着脱部材7は覆い部材3に発生している引っ張り
力により車体前方方向に、また、少なくとも、覆い支持
部材によって、ドアの閉じる方向にも引っ張られ、その
合力によって、着脱部材7のピン部材7aの頭部に孔の
後部に位置する前記溝部7jが強く引っかかる形態とな
って略固定でき、覆い部材3の前後方向の張力を維持で
きるとともに、着脱部材7を窓上縁部1mにしっかりと
固定設置でき、ドアの開閉中もぐらつくことはない。
【0173】一方、ドア1を閉じ、収納部5内にて窓上
縁部1m部分の着脱部材7を車体本体の後方向に移動し
て変位させ、移動の後端側に位置させた時、図11と1
2に示すように、窓上縁部1mのピン部材7aが着脱部
材7の孔つき溝7cの孔部7iと合い前記離脱できる形
態になるとともに、車体本体側部2dのピン部材7bと
着脱部材7の孔つき溝7dの溝部7jが係合し、同時
に、係止手段にて着脱部材7の前後方向への移動を止め
てをその車体本体側部2dに係止する。よって、ドア方
向の辺3aを窓上縁部1mから車体本体側部2dに移行
でき、略固定され、その位置に待機設置できる。
縁部1m部分の着脱部材7を車体本体の後方向に移動し
て変位させ、移動の後端側に位置させた時、図11と1
2に示すように、窓上縁部1mのピン部材7aが着脱部
材7の孔つき溝7cの孔部7iと合い前記離脱できる形
態になるとともに、車体本体側部2dのピン部材7bと
着脱部材7の孔つき溝7dの溝部7jが係合し、同時
に、係止手段にて着脱部材7の前後方向への移動を止め
てをその車体本体側部2dに係止する。よって、ドア方
向の辺3aを窓上縁部1mから車体本体側部2dに移行
でき、略固定され、その位置に待機設置できる。
【0174】その結果、着脱部材7はドア1が開いても
図13と14に示すように、屋根縁部近傍の車体本体側
部2dに待機設置されたままとなり、ドア1を開けても
覆い部材3による覆いは形成されず、通常の開閉が可能
となり、ドア1を閉じれば収納部5が形成され、その収
納部5に収納された形態のままとなる。
図13と14に示すように、屋根縁部近傍の車体本体側
部2dに待機設置されたままとなり、ドア1を開けても
覆い部材3による覆いは形成されず、通常の開閉が可能
となり、ドア1を閉じれば収納部5が形成され、その収
納部5に収納された形態のままとなる。
【0175】係止手段はマグネットの吸着する構成でも
よいが、本実施の形態では該係止手段がキャッチ部材7
Oと凸部7pを有する爪部材7nとの組合せからなり、
該着脱部材7の突出壁7gの後部に該爪部材7nを設
け、該着脱部材7の突出壁7gの後部と略対向し、該着
脱部材7が該後端側に位置した時、互いに係合させる屋
根縁部近傍の車体本体側部2dの位置にキャッチ部材7
Oを設けてなる。
よいが、本実施の形態では該係止手段がキャッチ部材7
Oと凸部7pを有する爪部材7nとの組合せからなり、
該着脱部材7の突出壁7gの後部に該爪部材7nを設
け、該着脱部材7の突出壁7gの後部と略対向し、該着
脱部材7が該後端側に位置した時、互いに係合させる屋
根縁部近傍の車体本体側部2dの位置にキャッチ部材7
Oを設けてなる。
【0176】キャッチ方式としては摺動挟持方式も市販
されているが、ローラー挟持方式の方が安定性や耐久性
および寿命において優れている。本実施の形態では、キ
ャッチ部材をローラーキャッチ部材7oとし、着脱部材
7を後方へ移動し、後端側に位置させた時、そのローラ
ーが爪部材7nの凸部7pを乗り越え係止する構成とす
る。その係止された時、着脱部材7は前方向に移動でき
ない。よって、車体本体側部2dのピン部材7bと、そ
のピン部材7bと対向する着脱部材7の孔つき溝7dの
溝部7jが係合し、ピン部材7bが収納部5内における
着脱部材7の前記移動は着脱部材7のそれぞれの該孔つ
き溝部の溝部7jが窓上縁部1m側のピン部材7aおよ
び車体本体側のピン部材7bとに係合しつつ移動する
為、その溝部7j部分はそのピン部材7bにガイドされ
てなる。よって、着脱部材7の軌道は略決まり、爪部材
7nとキャッチ部材7Oとが必ず係合できる。
されているが、ローラー挟持方式の方が安定性や耐久性
および寿命において優れている。本実施の形態では、キ
ャッチ部材をローラーキャッチ部材7oとし、着脱部材
7を後方へ移動し、後端側に位置させた時、そのローラ
ーが爪部材7nの凸部7pを乗り越え係止する構成とす
る。その係止された時、着脱部材7は前方向に移動でき
ない。よって、車体本体側部2dのピン部材7bと、そ
のピン部材7bと対向する着脱部材7の孔つき溝7dの
溝部7jが係合し、ピン部材7bが収納部5内における
着脱部材7の前記移動は着脱部材7のそれぞれの該孔つ
き溝部の溝部7jが窓上縁部1m側のピン部材7aおよ
び車体本体側のピン部材7bとに係合しつつ移動する
為、その溝部7j部分はそのピン部材7bにガイドされ
てなる。よって、着脱部材7の軌道は略決まり、爪部材
7nとキャッチ部材7Oとが必ず係合できる。
【0177】収納部5内における着脱部材7の前記移動
は着脱部材7のそれぞれの孔つき溝7h部の溝部7jが
窓上縁部1m側のピン部材7aおよび車体本体側のピン
部材7bとに係合しつつ移動する為、その溝部7j部分
はその該ピン部材にガイドされてなる。よって、着脱部
材7の軌道は略決まり、爪部材7nとキャッチ部材
は着脱部材7のそれぞれの孔つき溝7h部の溝部7jが
窓上縁部1m側のピン部材7aおよび車体本体側のピン
部材7bとに係合しつつ移動する為、その溝部7j部分
はその該ピン部材にガイドされてなる。よって、着脱部
材7の軌道は略決まり、爪部材7nとキャッチ部材
【0178】ここで、孔つき溝7hとピン部材7kある
いは爪部材7nとキャッチ部材7Oの組合せは前記組合
せや着脱部材7の移動方向を反対にした組合せであって
もよいことは言うまでもない。
いは爪部材7nとキャッチ部材7Oの組合せは前記組合
せや着脱部材7の移動方向を反対にした組合せであって
もよいことは言うまでもない。
【0179】着脱手段にての着脱や係止手段にての係止
や解除を後述する手作業方式あるいは摘まみ部7lを摘
んで移動する前記手動式あるいは車体の前後方向への移
動手段をモーターと直結したスクリューネジあるいはボ
ールネジとナットとの組合せとし、操作を運転席で行え
るスイッチ方式などの遠隔操作とする電動式としてもよ
く、あるいは雨センサーと連動する自動スイッチ操作方
式でもよく、それは当業者であれば容易である。
や解除を後述する手作業方式あるいは摘まみ部7lを摘
んで移動する前記手動式あるいは車体の前後方向への移
動手段をモーターと直結したスクリューネジあるいはボ
ールネジとナットとの組合せとし、操作を運転席で行え
るスイッチ方式などの遠隔操作とする電動式としてもよ
く、あるいは雨センサーと連動する自動スイッチ操作方
式でもよく、それは当業者であれば容易である。
【0180】一方、図29〜31で示すように、該着脱
部を永久磁石とし、該収納部内にて、着脱部材の永久磁
石7sやスぺーサー7uを配列して組合せ、枠7vで包
んで接合などにて一体化した着脱部材7を前後いずれか
の方向に移動し変位した時、窓上縁部に固定設置した永
久磁石7tの磁極と、それと対向する着脱部材の永久磁
石7sの磁極とが異極/同極となって着/脱し、該窓縁
部と対向する車体本体側部2dに設けた車体本体側の永
久磁石7rの磁極とが同極/異極となって脱/着し、該
係止手段にての係止が解除/係止されてなる磁石の配設
とした構成してもよい。本実施の形態では該収納部内に
て、着脱部材7を前方向/後方向に移動した時とする。
部を永久磁石とし、該収納部内にて、着脱部材の永久磁
石7sやスぺーサー7uを配列して組合せ、枠7vで包
んで接合などにて一体化した着脱部材7を前後いずれか
の方向に移動し変位した時、窓上縁部に固定設置した永
久磁石7tの磁極と、それと対向する着脱部材の永久磁
石7sの磁極とが異極/同極となって着/脱し、該窓縁
部と対向する車体本体側部2dに設けた車体本体側の永
久磁石7rの磁極とが同極/異極となって脱/着し、該
係止手段にての係止が解除/係止されてなる磁石の配設
とした構成してもよい。本実施の形態では該収納部内に
て、着脱部材7を前方向/後方向に移動した時とする。
【0181】図29にて示すように、窓上縁部1m部分
の着脱部材7を窓上縁部1mに着させる時、着脱部材7
を収納部5内にて前方向に移動し、変位した時、図31
にも示すように、着脱部材7の磁極と窓上縁部1m側の
磁極とが異なる磁極として対向させ吸着可能な配設とな
して吸着させ、窓上縁部1mと略一体化させ、ドア方向
の辺3aをドアの窓縁部に沿って設置する。
の着脱部材7を窓上縁部1mに着させる時、着脱部材7
を収納部5内にて前方向に移動し、変位した時、図31
にも示すように、着脱部材7の磁極と窓上縁部1m側の
磁極とが異なる磁極として対向させ吸着可能な配設とな
して吸着させ、窓上縁部1mと略一体化させ、ドア方向
の辺3aをドアの窓縁部に沿って設置する。
【0182】一方、図30に示すように、窓上縁部1m
部分の着脱部材7を収納部5内にて後方向に移動し、係
止手段にて、着脱部材7と係合し、係止した時、着脱部
材7の永久磁石7sの磁極と、それと対向する窓縁部側
の窓上縁部に固定設置した永久磁石7tの磁極を同一と
なる構成として反発する形態とし、一方、着脱部材側の
着脱部材の永久磁石7sと、屋根縁部近傍の車体本体側
部2d側の待機位置に固定設置した車体本体側の永久磁
石7rの磁極を異ならしめて吸着させる構成としてもよ
く、これは当業者であれば容易である。
部分の着脱部材7を収納部5内にて後方向に移動し、係
止手段にて、着脱部材7と係合し、係止した時、着脱部
材7の永久磁石7sの磁極と、それと対向する窓縁部側
の窓上縁部に固定設置した永久磁石7tの磁極を同一と
なる構成として反発する形態とし、一方、着脱部材側の
着脱部材の永久磁石7sと、屋根縁部近傍の車体本体側
部2d側の待機位置に固定設置した車体本体側の永久磁
石7rの磁極を異ならしめて吸着させる構成としてもよ
く、これは当業者であれば容易である。
【0183】本構成は特開平10−58976にて開示
の磁石と鉄片の組合せよりも同一磁力であればより強力
な吸着力を得られる効果がある。
の磁石と鉄片の組合せよりも同一磁力であればより強力
な吸着力を得られる効果がある。
【0184】ここで着脱部材7が窓上縁部1mの所定の
位置に位置した時、更に前方に移動するのを止める為の
樹脂やアルミなどの非鉄系を素材とするストッパー部材
7qを設けてなる。
位置に位置した時、更に前方に移動するのを止める為の
樹脂やアルミなどの非鉄系を素材とするストッパー部材
7qを設けてなる。
【0185】この方式は電磁石方式でない為、エンジン
が停止している時でも、バッテリーの電力を使用しない
ことから、覆いを半ドアとしているような予想外の事態
があったとしても、バッテリーが上がってエンジンがか
からないようなトラブルの発生を防止できる。
が停止している時でも、バッテリーの電力を使用しない
ことから、覆いを半ドアとしているような予想外の事態
があったとしても、バッテリーが上がってエンジンがか
からないようなトラブルの発生を防止できる。
【0186】図21と22に示すように、該着脱部材7
が窓上縁部1mにあたる部分のドア方向の辺3aと一体
化した着脱バー10aと、該着脱バー10aに設けた吸
盤10bおよび爪部材10cとからなり、相互のコーナ
ー部間及び相互の後部間にて延在させる覆い支持部材の
一端部を該着脱バー10aの前部及び後部に縛る等にて
それぞれ係合設置してなり、該着脱部材7の該着脱手段
が該窓上縁部1mを挟持する該爪部材10cと該窓ガラ
ス1l表面に吸着させる吸盤10bと、該窓上縁部1m
と略対向する車体本体側部2dの位置に設け該着脱バー
10aを挟持して係止する挟持部材10dとから構成し
てもよい。
が窓上縁部1mにあたる部分のドア方向の辺3aと一体
化した着脱バー10aと、該着脱バー10aに設けた吸
盤10bおよび爪部材10cとからなり、相互のコーナ
ー部間及び相互の後部間にて延在させる覆い支持部材の
一端部を該着脱バー10aの前部及び後部に縛る等にて
それぞれ係合設置してなり、該着脱部材7の該着脱手段
が該窓上縁部1mを挟持する該爪部材10cと該窓ガラ
ス1l表面に吸着させる吸盤10bと、該窓上縁部1m
と略対向する車体本体側部2dの位置に設け該着脱バー
10aを挟持して係止する挟持部材10dとから構成し
てもよい。
【0187】本実施の形態では着脱バー10aや爪部材
7nを窓ガラス1lに傷をつけにくい樹脂材あるいは金
属棒に樹脂を被覆したものとし、爪部材7nで窓上縁部
1mを挟持し、吸盤10bを窓ガラス1lに押しつけて
吸着させる。
7nを窓ガラス1lに傷をつけにくい樹脂材あるいは金
属棒に樹脂を被覆したものとし、爪部材7nで窓上縁部
1mを挟持し、吸盤10bを窓ガラス1lに押しつけて
吸着させる。
【0188】搭載手段は前記同様でよく、引っかけ部材
3iの引っかけ部をドアの要部1a近傍のドア用支持ア
ーム部6aに引っかけて覆い部材3の先端部3cを設置
し、覆い部材3のドア方向の辺3aと本体方向の辺3b
をそれぞれ車体の後方に引っ張りながら、接着剤による
接合などでドア方向の辺3aを前記窓縁部に着した着脱
バー10aに、また、本体方向の辺3bを窓縁部と対向
する車体本体側部2dに略前後方向に引っ張り力を発生
させピンと張って張設設置して行く。これにより覆い部
材3を車体の前後方向に張設でき、前記落下傘のように
開いたりするトラブルも起きない前記効果を発揮でき
る。
3iの引っかけ部をドアの要部1a近傍のドア用支持ア
ーム部6aに引っかけて覆い部材3の先端部3cを設置
し、覆い部材3のドア方向の辺3aと本体方向の辺3b
をそれぞれ車体の後方に引っ張りながら、接着剤による
接合などでドア方向の辺3aを前記窓縁部に着した着脱
バー10aに、また、本体方向の辺3bを窓縁部と対向
する車体本体側部2dに略前後方向に引っ張り力を発生
させピンと張って張設設置して行く。これにより覆い部
材3を車体の前後方向に張設でき、前記落下傘のように
開いたりするトラブルも起きない前記効果を発揮でき
る。
【0189】また、本形態により窓にフレーム部を持た
ないハードトップ車への搭載も可能となる。ここで、窓
上縁部1mはハードトップ車の場合、窓ガラス1lの窓
上縁部1mとなる。
ないハードトップ車への搭載も可能となる。ここで、窓
上縁部1mはハードトップ車の場合、窓ガラス1lの窓
上縁部1mとなる。
【0190】ドアを閉じて着脱バー10aや覆い部材3
が収納部5に収納された時、その着脱バー10aがロー
ラーキャッチ部材7Oに接触はしても挟持されるまでは
到達せず、着脱バー10aをローラーキャッチ部材7O
と係合させない構成としてなる。その結果、ドア1を繰
り返し開閉しても、乗り降り用空間上部に覆い部材3に
て覆いを形成できる。本構成は当業者であれば容易であ
る。
が収納部5に収納された時、その着脱バー10aがロー
ラーキャッチ部材7Oに接触はしても挟持されるまでは
到達せず、着脱バー10aをローラーキャッチ部材7O
と係合させない構成としてなる。その結果、ドア1を繰
り返し開閉しても、乗り降り用空間上部に覆い部材3に
て覆いを形成できる。本構成は当業者であれば容易であ
る。
【0191】一方、前記挟持部材10dを耐久性に優れ
たローラーキャッチ部材7Oとし、吸盤10bにフィル
ム状のシールをダミーとして吸着させ、窓ガラス1lに
吸盤10bを吸着させない処置を施した上で、手動で着
脱バー10aを挟持させれば、ドアを開け閉めしても吸
盤10bが窓ガラス1lに吸着するのを防止でき、覆い
部材3が乗り降り用空間の上部に引き出されて覆いを形
成することもない。また、ドアを閉じた時、収納部に収
納できる。本方式は手作業方式となる。
たローラーキャッチ部材7Oとし、吸盤10bにフィル
ム状のシールをダミーとして吸着させ、窓ガラス1lに
吸盤10bを吸着させない処置を施した上で、手動で着
脱バー10aを挟持させれば、ドアを開け閉めしても吸
盤10bが窓ガラス1lに吸着するのを防止でき、覆い
部材3が乗り降り用空間の上部に引き出されて覆いを形
成することもない。また、ドアを閉じた時、収納部に収
納できる。本方式は手作業方式となる。
【0192】ここで、フレームを有する窓上縁部1mに
も爪部材10cで窓上縁部1mを挟持することになるが
その爪部材10cの形態はフレームの形態に併せて製作
すればよく当業者であれば容易であり、また、該着脱バ
ー10aに設けた吸盤10bおよび爪部材10cは図2
2に示すように、その着脱バー10aの両側に設けたほ
うが安定性が増すので好ましいことは言うまでもない。
も爪部材10cで窓上縁部1mを挟持することになるが
その爪部材10cの形態はフレームの形態に併せて製作
すればよく当業者であれば容易であり、また、該着脱バ
ー10aに設けた吸盤10bおよび爪部材10cは図2
2に示すように、その着脱バー10aの両側に設けたほ
うが安定性が増すので好ましいことは言うまでもない。
【0193】また、吸盤10bは爪部材10cと併用さ
れている為、先行特許のような大きさの吸盤より小さく
てもバーを固定するに充分な保持力を確保でき、運転者
の視界を大きく妨げることはなく、必要な視界は極力確
保可能である。
れている為、先行特許のような大きさの吸盤より小さく
てもバーを固定するに充分な保持力を確保でき、運転者
の視界を大きく妨げることはなく、必要な視界は極力確
保可能である。
【0194】
【発明の効果】車体のドアを開けた時に形成される該ド
ア1と車体本体2との間の乗り降り用空間の上部に覆い
を形成する覆い形成装置において、該ドアの要部1aか
ら該ドアの窓上縁の後部1bまで窓縁部に沿った長さに
略合う長さのドア方向の辺3aと、該ドア方向の辺3a
の長さに略合う長さの本体方向の辺3bと、該ドア方向
の辺3aの一端部と該本体方向の辺の一端部とが交わる
先端部3Cと、該先端部3Cと反対側の該ドア方向の辺3
aの後端部と、該先端部3Cと反対側の該本体方向の辺
の後端部とを結び、該乗り降り用空間形成時の該ドアの
該窓上縁の後部1bと、該窓上縁の後部1bと対向する
乗り降り口の上縁後部近傍の車体本体側部2dの部分と
の間すなわち相互の後部間0Bの長さに略等しい長さの
後辺3dとからなる略三角形の覆い部材3により
ア1と車体本体2との間の乗り降り用空間の上部に覆い
を形成する覆い形成装置において、該ドアの要部1aか
ら該ドアの窓上縁の後部1bまで窓縁部に沿った長さに
略合う長さのドア方向の辺3aと、該ドア方向の辺3a
の長さに略合う長さの本体方向の辺3bと、該ドア方向
の辺3aの一端部と該本体方向の辺の一端部とが交わる
先端部3Cと、該先端部3Cと反対側の該ドア方向の辺3
aの後端部と、該先端部3Cと反対側の該本体方向の辺
の後端部とを結び、該乗り降り用空間形成時の該ドアの
該窓上縁の後部1bと、該窓上縁の後部1bと対向する
乗り降り口の上縁後部近傍の車体本体側部2dの部分と
の間すなわち相互の後部間0Bの長さに略等しい長さの
後辺3dとからなる略三角形の覆い部材3により
【0195】搭乗者がドアを開き、ドアと車体本体との
間に乗り降りを可能とする広さの乗り降り用空間を形成
した時、 フロントガラス側部部分も雨の吹き込む大き
なスペースとなるが、そのフロントガラス側部と、それ
と対向する傾斜する窓縁部部分の三角形の広さの部分や
乗り降り口部分の上部も含んで乗り降り用空間の上部に
覆いを形成するに必要な最小限の広さの覆いを形成可能
とする。
間に乗り降りを可能とする広さの乗り降り用空間を形成
した時、 フロントガラス側部部分も雨の吹き込む大き
なスペースとなるが、そのフロントガラス側部と、それ
と対向する傾斜する窓縁部部分の三角形の広さの部分や
乗り降り口部分の上部も含んで乗り降り用空間の上部に
覆いを形成するに必要な最小限の広さの覆いを形成可能
とする。
【0196】該ドア方向の辺3aに一体化して設置した
着脱部材と、該ドアのコーナー状あるいは略コーナー状
の窓前上縁部1dにあたる位置の該着脱部材の部分と、
該窓前上縁部1dと対向するーナー状あるいは略コーナ
ー状の車体本体側部2dの部分との間すなわち相互のコ
ーナー部間0Aに該ドアの開閉と連動して延在させ、そ
の部分の覆い部材3を略屋根の高さに支持手段にて支持
する細長い形状の覆い支持部材4と、該先端部3cを該
ドアの要部1aやその近傍の車体部分に設置する先端部
3cの設置手段と、該本体方向の辺3bを該窓縁部と対
向する車体本体側部2dに設置する設置手段と、該覆い
部材3に車体の前後方向の張力を発生させる張力発生手
段と、該窓縁部や、該窓縁部と対向する車体本体側部2
dにドア方向の辺3aの車体前後方向の張力を維持しつ
つ該着脱部材7を交互に着脱させる着脱手段とからなる
ことにより
着脱部材と、該ドアのコーナー状あるいは略コーナー状
の窓前上縁部1dにあたる位置の該着脱部材の部分と、
該窓前上縁部1dと対向するーナー状あるいは略コーナ
ー状の車体本体側部2dの部分との間すなわち相互のコ
ーナー部間0Aに該ドアの開閉と連動して延在させ、そ
の部分の覆い部材3を略屋根の高さに支持手段にて支持
する細長い形状の覆い支持部材4と、該先端部3cを該
ドアの要部1aやその近傍の車体部分に設置する先端部
3cの設置手段と、該本体方向の辺3bを該窓縁部と対
向する車体本体側部2dに設置する設置手段と、該覆い
部材3に車体の前後方向の張力を発生させる張力発生手
段と、該窓縁部や、該窓縁部と対向する車体本体側部2
dにドア方向の辺3aの車体前後方向の張力を維持しつ
つ該着脱部材7を交互に着脱させる着脱手段とからなる
ことにより
【0197】図10に示すように、着脱部材7が窓縁部
に着し、乗り降り用空間の上部に覆いを形成する時、覆
い部材3全体を車体の前後方向に張設すなわちピンと張
れば、ドア方向の辺3aをドア方向の辺3aに設けた着
脱部材を窓縁部やそれと対向する車体本体側部2dに、
搭乗者が車内から操作することによって覆い部材3を車
体前後方向にピンと張ったまま交互に着脱させることが
できる。
に着し、乗り降り用空間の上部に覆いを形成する時、覆
い部材3全体を車体の前後方向に張設すなわちピンと張
れば、ドア方向の辺3aをドア方向の辺3aに設けた着
脱部材を窓縁部やそれと対向する車体本体側部2dに、
搭乗者が車内から操作することによって覆い部材3を車
体前後方向にピンと張ったまま交互に着脱させることが
できる。
【0198】乗り降り用空間の上部に覆いを形成し、手
持ちの傘が使用できる程度の強い風雨で車体後方から吹
かれても、覆い部材3がバタバタしたり落下傘のように
開いたりすることを防止できる。また、着脱部材7を該
窓縁部かあるいは該窓縁部と対向する車体本体側部2d
のいずれかを搭乗者が選択して着させることで、乗り降
り用空間上部への覆いの形成と排除を搭乗者が決定でき
る。
持ちの傘が使用できる程度の強い風雨で車体後方から吹
かれても、覆い部材3がバタバタしたり落下傘のように
開いたりすることを防止できる。また、着脱部材7を該
窓縁部かあるいは該窓縁部と対向する車体本体側部2d
のいずれかを搭乗者が選択して着させることで、乗り降
り用空間上部への覆いの形成と排除を搭乗者が決定でき
る。
【0199】また、ドア1を閉じ、着脱部材7が車体本
体側部2d側に着した時も、覆い支持部材4にてその部
分の覆い部材3を支持し続けている為、図2に示すよう
な相互のコーナー部間にて覆い部材が略一直線に底3e
を形成することを防止でき、走行中の運転者の必要な視
界を確保できる。
体側部2d側に着した時も、覆い支持部材4にてその部
分の覆い部材3を支持し続けている為、図2に示すよう
な相互のコーナー部間にて覆い部材が略一直線に底3e
を形成することを防止でき、走行中の運転者の必要な視
界を確保できる。
【0200】また、雨天時に、搭乗者が車内からの操作
で、ドア1の開閉と連動させて覆い部材3をその待機位
置である収納部5から乗り降り用空間の上部に引き出し
て覆いを形成し、座席に座ったまま雨に濡れることなく
手持ちの傘を広げる時に、搭乗者の頭に覆い部材3が接
触することのない充分な高さを確保でき、また、外に出
る時、腰をかがめて覆い部材の下をくぐって出ることが
でき、車外から乗車する場合は後ろ向きになって覆い部
材の下をくぐって座席に座り、傘を閉じてドアを閉めれ
ば濡れずに容易に乗車できる。
で、ドア1の開閉と連動させて覆い部材3をその待機位
置である収納部5から乗り降り用空間の上部に引き出し
て覆いを形成し、座席に座ったまま雨に濡れることなく
手持ちの傘を広げる時に、搭乗者の頭に覆い部材3が接
触することのない充分な高さを確保でき、また、外に出
る時、腰をかがめて覆い部材の下をくぐって出ることが
でき、車外から乗車する場合は後ろ向きになって覆い部
材の下をくぐって座席に座り、傘を閉じてドアを閉めれ
ば濡れずに容易に乗車できる。
【0201】また、強い風が吹いていても、ドアを閉じ
る時、ドアと車体との間に覆い部材3を挟み込んでしま
うことなくスムースに覆い部材3や着脱部材7を収納部
5に収納可能とする。
る時、ドアと車体との間に覆い部材3を挟み込んでしま
うことなくスムースに覆い部材3や着脱部材7を収納部
5に収納可能とする。
【0202】該ドア1を閉じた時、該ドア1の要部1a
から該ドアの窓上縁の後部1bまでの該窓縁部と、該窓
縁部と対向する車体本体側部2dとの間に設けた収納部
5とからなることにより
から該ドアの窓上縁の後部1bまでの該窓縁部と、該窓
縁部と対向する車体本体側部2dとの間に設けた収納部
5とからなることにより
【0203】着脱部材7を車体本体側部2dに着した場
合、雨天時以外はその車体本体側部2dの収納部5に常
時待機設置でき、ドア1を開けてもその収納位置である
車体本体側部2dに待機設置したままで乗り降り用空間
に引き出されて覆いを形成することはない。
合、雨天時以外はその車体本体側部2dの収納部5に常
時待機設置でき、ドア1を開けてもその収納位置である
車体本体側部2dに待機設置したままで乗り降り用空間
に引き出されて覆いを形成することはない。
【0204】また、乗り降り用空間上部への覆い部材3
の形成と排除の操作や指令を車内からの遠隔操作や雨セ
ンサーと組み合わせた電動システムなどを本基本構成に
アレンジすることも容易である。
の形成と排除の操作や指令を車内からの遠隔操作や雨セ
ンサーと組み合わせた電動システムなどを本基本構成に
アレンジすることも容易である。
【0205】また、覆い部材3のほとんどや着脱部材7
をその収納部5に収納でき、車外に露出する部分を皆無
にすることができることから、高速走行中に大きな風圧
を受けることもなく、よって、車体から本発明品が車体
から離脱したり、覆い部材3が風に揺れて運転者の注意
がそれたりする懸念もなく、極めて安全な走行環境を確
保できる。
をその収納部5に収納でき、車外に露出する部分を皆無
にすることができることから、高速走行中に大きな風圧
を受けることもなく、よって、車体から本発明品が車体
から離脱したり、覆い部材3が風に揺れて運転者の注意
がそれたりする懸念もなく、極めて安全な走行環境を確
保できる。
【0206】該車体部分がドア用支持アーム部6aであ
り、該先端部の設置手段がワンタッチ着脱構成であるこ
とにより、
り、該先端部の設置手段がワンタッチ着脱構成であるこ
とにより、
【0207】既存の該ドア用支持アーム部6aを使うこ
とになることから新たに部品を作る必要もなく、覆い部
材3が損傷した場合その交換作業が容易となり、作業を
短時間で済ますことができる。
とになることから新たに部品を作る必要もなく、覆い部
材3が損傷した場合その交換作業が容易となり、作業を
短時間で済ますことができる。
【0208】該ワンタッチ着脱構成が該先端部3cに設
けられた引っかけ部材3iあるいは挟持部材10dある
いは縛り部材であることにより前記ワンタッチ着脱構成
をシンプルで安価な着脱構成とすることができる。
けられた引っかけ部材3iあるいは挟持部材10dある
いは縛り部材であることにより前記ワンタッチ着脱構成
をシンプルで安価な着脱構成とすることができる。
【0209】該覆い部材3の該張力発生手段が該ドア方
向の辺3aと該本体方向の辺3bを車体の略前後方向に
引っ張り力を発生させて設置する張設設置手段であるこ
とにより覆い部材3全体を車体の略前後方向に引っ張り
力を発生させ、ピンと張って搭載でき、また、該ドア方
向の辺3aを車体の略前後方向に引っ張り力を発生させ
て設置することにより着脱部材7を前方向に引っ張って
窓縁部や対向する車体本体側部2dに着させることがで
きる。
向の辺3aと該本体方向の辺3bを車体の略前後方向に
引っ張り力を発生させて設置する張設設置手段であるこ
とにより覆い部材3全体を車体の略前後方向に引っ張り
力を発生させ、ピンと張って搭載でき、また、該ドア方
向の辺3aを車体の略前後方向に引っ張り力を発生させ
て設置することにより着脱部材7を前方向に引っ張って
窓縁部や対向する車体本体側部2dに着させることがで
きる。
【0210】該ドア1の窓上縁の後部1bにあたる位置
の該着脱部材7の後部と、該窓上縁の後部1bと対向す
る乗り降り口の上縁後部近傍の車体本体側部2dの部分
との間すなわち相互の後部間0Bに該ドアの開閉と連動
して延在させ、覆い部材3の後辺3dを支持手段にて後
方に引っ張って支持する細長い形状の覆い支持部材4’
を有することにより
の該着脱部材7の後部と、該窓上縁の後部1bと対向す
る乗り降り口の上縁後部近傍の車体本体側部2dの部分
との間すなわち相互の後部間0Bに該ドアの開閉と連動
して延在させ、覆い部材3の後辺3dを支持手段にて後
方に引っ張って支持する細長い形状の覆い支持部材4’
を有することにより
【0211】細長い形状の覆い支持部材4’で覆い部材
3の後辺3dを車体の後方に強く引っ張って覆い部材3
を搭載することができ、覆いの後部で空く空間をより狭
くでき、乗り降り用空間の上部に、より雨を避けるに充
分な広さの覆いを形成できる。
3の後辺3dを車体の後方に強く引っ張って覆い部材3
を搭載することができ、覆いの後部で空く空間をより狭
くでき、乗り降り用空間の上部に、より雨を避けるに充
分な広さの覆いを形成できる。
【0212】該覆い部材3が伸ばせば引っ張り力を有す
る伸縮する弾性材からなり、該ドア方向の辺3aの長さ
が伸びた時に得られる長さであり、該本体方向の辺3b
の長さも伸びた時に得られる長さであり、該後辺3dの
長さも伸びた時に得られる長さであることにより
る伸縮する弾性材からなり、該ドア方向の辺3aの長さ
が伸びた時に得られる長さであり、該本体方向の辺3b
の長さも伸びた時に得られる長さであり、該後辺3dの
長さも伸びた時に得られる長さであることにより
【0213】異なる車種で窓縁の長さが少々異なる場合
であっても、各辺を手動にて後方に引っ張って車体に設
置することにより所定の長さにて本発明品の搭載設置が
可能となり、互換性を有することができ、車種ごとの窓
縁部の長さにそれぞれ合わせて製作する必要がなくな
る。
であっても、各辺を手動にて後方に引っ張って車体に設
置することにより所定の長さにて本発明品の搭載設置が
可能となり、互換性を有することができ、車種ごとの窓
縁部の長さにそれぞれ合わせて製作する必要がなくな
る。
【0214】該先端部から該相互のコーナー部間までの
覆い部材3の略三角形部分の伸びていない時の該覆い部
材3の先端部の角度3hが乗り降り用空間形成時のドア
の開き角度1iに略合うことにより
覆い部材3の略三角形部分の伸びていない時の該覆い部
材3の先端部の角度3hが乗り降り用空間形成時のドア
の開き角度1iに略合うことにより
【0215】延在部材8を用いずとも、窓縁部やそれと
対向する車体本体側部であるフロントガラスのフレーム
との間に隙間をできにくくでき、傾斜する窓縁部近傍か
らその延在部材や遊び部分の板バネ8aなどの存在は必
要なくなり、よって、着脱部材7を窓上縁部1mの長さ
の範囲で構成できる。
対向する車体本体側部であるフロントガラスのフレーム
との間に隙間をできにくくでき、傾斜する窓縁部近傍か
らその延在部材や遊び部分の板バネ8aなどの存在は必
要なくなり、よって、着脱部材7を窓上縁部1mの長さ
の範囲で構成できる。
【0216】また、覆い支持部材4や覆い部材3のドア
を閉じる方向への引っ張り力によるドアを閉じる力も小
さくてすみ、よって、ドアストッパーの静止力もそれほ
ど大きくしなくともよく、覆いを形成しないドアの開閉
時に、ドアストッパーの大きな静止力に伴うつまずくよ
うなショックをより小さくすることもできる。
を閉じる方向への引っ張り力によるドアを閉じる力も小
さくてすみ、よって、ドアストッパーの静止力もそれほ
ど大きくしなくともよく、覆いを形成しないドアの開閉
時に、ドアストッパーの大きな静止力に伴うつまずくよ
うなショックをより小さくすることもできる。
【0217】この場合、該着脱部材7の一体化位置をド
ア方向の辺3aの窓上縁部1mに当たる位置とし、該着
脱部材7の着する該窓縁部を窓上縁部1mとすることに
より
ア方向の辺3aの窓上縁部1mに当たる位置とし、該着
脱部材7の着する該窓縁部を窓上縁部1mとすることに
より
【0218】ドア方向の辺3aとの一体化位置を窓上縁
部1mにあたる位置とすることで、着脱部材7を該窓前
上縁部1dから該窓上縁の後部1bに窓上縁部1m部分
に延在させる長さで済み、部品件数を少なくできよりシ
ンプルにでき、製品価格も低く押さえることができる効
果を有する。
部1mにあたる位置とすることで、着脱部材7を該窓前
上縁部1dから該窓上縁の後部1bに窓上縁部1m部分
に延在させる長さで済み、部品件数を少なくできよりシ
ンプルにでき、製品価格も低く押さえることができる効
果を有する。
【0219】該覆い支持部材が剛性を有する曲がりにく
いバー状の覆い支持部材4dであり、覆い部材3を支持
する支持手段が該バー状の覆い支持部材4dの一端部を
該ドア のコーナー状あるいは略コーナー状の窓前上縁部
(1d)にあたる位置の該着脱部材の部分や該着脱部材
7の後部に係合し、一方、それらとそれぞれに対向する
位置の該車体本体側に設けた略水平方向に揺動容易とす
る揺動手段を有する摺動部材と摺動容易に係合させる2
点支持形態であることにより
いバー状の覆い支持部材4dであり、覆い部材3を支持
する支持手段が該バー状の覆い支持部材4dの一端部を
該ドア のコーナー状あるいは略コーナー状の窓前上縁部
(1d)にあたる位置の該着脱部材の部分や該着脱部材
7の後部に係合し、一方、それらとそれぞれに対向する
位置の該車体本体側に設けた略水平方向に揺動容易とす
る揺動手段を有する摺動部材と摺動容易に係合させる2
点支持形態であることにより
【0220】相互のコーナー部間における覆い部材3の
車体の前後方向に発生している引っ張り力による二つ折
りの底3eの形成の垂れ下がりを皆無とすることがで
き、また、相互の後部間0Bにおいても、ドア1を閉じ
た時、後辺3dが一直線のままであることから略V字状
形態3fを形成することはなく、窓上縁部1mから下に
はみ出すことが皆無となり、車の美観を確実に維持でき
る効果を有する。
車体の前後方向に発生している引っ張り力による二つ折
りの底3eの形成の垂れ下がりを皆無とすることがで
き、また、相互の後部間0Bにおいても、ドア1を閉じ
た時、後辺3dが一直線のままであることから略V字状
形態3fを形成することはなく、窓上縁部1mから下に
はみ出すことが皆無となり、車の美観を確実に維持でき
る効果を有する。
【0221】また、ドアを開け、乗り折り用空間の上部
に覆い部材3にて覆いを形成した時、後辺が相互の後部
間0Bにて一直線になり、乗り降り用空間上部に最も広
い覆い形成を可能とし、乗り降り時により濡れにくくな
る。
に覆い部材3にて覆いを形成した時、後辺が相互の後部
間0Bにて一直線になり、乗り降り用空間上部に最も広
い覆い形成を可能とし、乗り降り時により濡れにくくな
る。
【0222】該揺動手段が該摺動部材4hの両側にて略
水平外方向にテーパー状に開孔する孔4iを有する形態
か、あるいは、該摺動部材4fが車体に略水平に揺動容
易に係合する車体への設置形態か、あるいは摺動及び揺
動自在な球面滑り軸受けであることにより
水平外方向にテーパー状に開孔する孔4iを有する形態
か、あるいは、該摺動部材4fが車体に略水平に揺動容
易に係合する車体への設置形態か、あるいは摺動及び揺
動自在な球面滑り軸受けであることにより
【0223】簡易な構成でドアの開閉時におけるバー状
の覆い支持部材4dの略水平方向の揺動運動を容易と
し、覆い形成時のドアの開閉を可能とする。
の覆い支持部材4dの略水平方向の揺動運動を容易と
し、覆い形成時のドアの開閉を可能とする。
【0224】前記バー状の該覆い支持部材4dの一端部
を該窓前上縁部1dにあたる着脱部材7の部分に係合
し、他端部を伸縮する弾性部材4jの一端部と係合し、
該弾性部材の他端部を屋根内部の車体本体2部分に引っ
張り力を有して略固定設置してなる構成であることによ
り
を該窓前上縁部1dにあたる着脱部材7の部分に係合
し、他端部を伸縮する弾性部材4jの一端部と係合し、
該弾性部材の他端部を屋根内部の車体本体2部分に引っ
張り力を有して略固定設置してなる構成であることによ
り
【0225】剛性を有する曲がりにくいバー状の覆い支
持部材4dが該車体本体側に設けた前記構成の摺動部材
と摺動形態に係合して該相互のコーナー部間にて延在し
た場合、覆い支持部材の首振り動作により摩擦が発生
し、バー状の覆い支持部材がうまく摺動できず、ドアを
閉める時、その摺動部に突っかかってたわみ、一瞬、バ
ウンドする事態の発生を防止し、ドアがスムースに閉じ
ることを可能とする。
持部材4dが該車体本体側に設けた前記構成の摺動部材
と摺動形態に係合して該相互のコーナー部間にて延在し
た場合、覆い支持部材の首振り動作により摩擦が発生
し、バー状の覆い支持部材がうまく摺動できず、ドアを
閉める時、その摺動部に突っかかってたわみ、一瞬、バ
ウンドする事態の発生を防止し、ドアがスムースに閉じ
ることを可能とする。
【0226】細長い形状の該覆い支持部材4や4’がテ
ープ状あるいは紐状あるいは線状あるいはコイル状であ
り、該覆い支持部材を延在させ覆い部材を支持する支持
手段が引っ張り力を有して支持する張設手段であること
により
ープ状あるいは紐状あるいは線状あるいはコイル状であ
り、該覆い支持部材を延在させ覆い部材を支持する支持
手段が引っ張り力を有して支持する張設手段であること
により
【0227】覆い支持部材は曲げ方向に変形容易とな
り、湾曲する屋根内部も含む車体へも自由に張設した
り、窓やドア1縁に沿って張設したり、巻き取りばねを
内蔵した巻き取り部材4aや4a’に巻いたりでき、車
体に大きな改造を必要としない。
り、湾曲する屋根内部も含む車体へも自由に張設した
り、窓やドア1縁に沿って張設したり、巻き取りばねを
内蔵した巻き取り部材4aや4a’に巻いたりでき、車
体に大きな改造を必要としない。
【0228】該覆い支持部材が伸ばせば引っ張り力を発
生する弾性材からなり、該張設手段が乗り降り用空間形
成時の該相互のコーナー部間や該相互の後部間の長さよ
り更に長い長さを有し、伸ばして引っ張り力を発生した
形態にて該相互のコーナー部間0Aあるいは該相互の後
部間0B及び該車体に延在して配設すなわち張設してな
る張設手段であることにより
生する弾性材からなり、該張設手段が乗り降り用空間形
成時の該相互のコーナー部間や該相互の後部間の長さよ
り更に長い長さを有し、伸ばして引っ張り力を発生した
形態にて該相互のコーナー部間0Aあるいは該相互の後
部間0B及び該車体に延在して配設すなわち張設してな
る張設手段であることにより
【0229】ドア1を閉じた時の覆い支持部材の張力の
低下を極力少なく押さえることができ、ドア1を閉じて
も、覆い部材3の前後方向の張力による前記底3eの形
成に伴う覆い部材の垂れ下がりを防止しやすくなる。
低下を極力少なく押さえることができ、ドア1を閉じて
も、覆い部材3の前後方向の張力による前記底3eの形
成に伴う覆い部材の垂れ下がりを防止しやすくなる。
【0230】その伸び縮みする覆い支持部材あるいはそ
れを含む覆い支持部材も曲げ方向に変形容易であり、窓
やドアの縁に沿ったり屋根内部も含む車体へも自由に張
設できる効果がある。また、方向転換部材9aや9bや
9cや9dや9eを設け摺動させ、方向を転換すること
も容易となり、既存の車体に大きな改造をしなくとも済
む効果もある。
れを含む覆い支持部材も曲げ方向に変形容易であり、窓
やドアの縁に沿ったり屋根内部も含む車体へも自由に張
設できる効果がある。また、方向転換部材9aや9bや
9cや9dや9eを設け摺動させ、方向を転換すること
も容易となり、既存の車体に大きな改造をしなくとも済
む効果もある。
【0231】引っ張り力を有して車体に張設する時の張
設長さを乗り降り用空間を形成した時の相互のコーナー
部間の距離より大幅に長い張設長さとして車体へ引っ張
り力を有して延在させ張設することで、ドア1を閉じた
時に、覆い支持部材は短くなり引っ張り力も低下する
が、その低下の度合いをより少なくでき、よって、ドア
を閉じた時の覆い部材の垂れ下がり量をより少なくでき
る。また、式にもとずく計算によってその垂れ下がり量
も算出できることから、窓縁部から露出させないあるい
は露出してもよい場合はその露出量になる条件を設定す
ることができる。
設長さを乗り降り用空間を形成した時の相互のコーナー
部間の距離より大幅に長い張設長さとして車体へ引っ張
り力を有して延在させ張設することで、ドア1を閉じた
時に、覆い支持部材は短くなり引っ張り力も低下する
が、その低下の度合いをより少なくでき、よって、ドア
を閉じた時の覆い部材の垂れ下がり量をより少なくでき
る。また、式にもとずく計算によってその垂れ下がり量
も算出できることから、窓縁部から露出させないあるい
は露出してもよい場合はその露出量になる条件を設定す
ることができる。
【0232】該車体が車体屋根内部2eであり、該張設
手段が覆い部材3を支持する支持手段である該バー状の
覆い支持部材4dの一端部を該ドアのコーナー状あるい
は略コーナー状の窓前上縁部1dにあたる位置の該着脱
部材7の部分や該着脱部材7の該後部に該覆い支持部材
の一端部を係合設置し、対向する屋根縁部近傍の車体本
体側部に設けたそれぞれの孔を通して、車体の屋根内部
を通り、各他端部を車体本体を挟んで反対側の対向する
屋根縁部近傍の車体本体側部かあるいは別途設けた着脱
部材の部分や後部にそれぞれ設けてなることもできる。
手段が覆い部材3を支持する支持手段である該バー状の
覆い支持部材4dの一端部を該ドアのコーナー状あるい
は略コーナー状の窓前上縁部1dにあたる位置の該着脱
部材7の部分や該着脱部材7の該後部に該覆い支持部材
の一端部を係合設置し、対向する屋根縁部近傍の車体本
体側部に設けたそれぞれの孔を通して、車体の屋根内部
を通り、各他端部を車体本体を挟んで反対側の対向する
屋根縁部近傍の車体本体側部かあるいは別途設けた着脱
部材の部分や後部にそれぞれ設けてなることもできる。
【0233】この構成の場合、覆い支持部材を屋根内部
に隠しながら長く延在させており外観を損ねることを防
止できる。
に隠しながら長く延在させており外観を損ねることを防
止できる。
【0234】更に、該車体が乗り降り用空間側のドアを
含む車体側部であり、該張設手段がドアの内側やそれと
対向する車体本体側部2dを含む車体の側面各所に設け
た方向転換部材と摺動形態にて係合してそれぞれを経由
し、該コーナー部間と後辺3dに沿う相互の後部間もと
もに含んで延在してなることもできる。
含む車体側部であり、該張設手段がドアの内側やそれと
対向する車体本体側部2dを含む車体の側面各所に設け
た方向転換部材と摺動形態にて係合してそれぞれを経由
し、該コーナー部間と後辺3dに沿う相互の後部間もと
もに含んで延在してなることもできる。
【0235】この場合、一本の覆い支持部材をドアや窓
縁部や屋根のひさしの下部の車体本体側部に沿って延在
できる為、車の外観を大きく損なうことを防止でき、ま
た、一本の覆い支持部材で構成できる為、構成がよりシ
ンプルとなる。
縁部や屋根のひさしの下部の車体本体側部に沿って延在
できる為、車の外観を大きく損なうことを防止でき、ま
た、一本の覆い支持部材で構成できる為、構成がよりシ
ンプルとなる。
【0236】該張設手段が巻尺式の巻き取り部材4aや
4a’に内蔵されたコイルバネの巻き取る力により得ら
れる構成であることにより張設場所が拡大するのを防止
でき、また、メンテナンス時に乗り降り用空間形成側に
てのみ位置して作業できる。
4a’に内蔵されたコイルバネの巻き取る力により得ら
れる構成であることにより張設場所が拡大するのを防止
でき、また、メンテナンス時に乗り降り用空間形成側に
てのみ位置して作業できる。
【0237】該相互のコーナー部間において覆い支持部
材が該覆い部材に下から接触して該覆い部材を支持する
形態であることにより
材が該覆い部材に下から接触して該覆い部材を支持する
形態であることにより
【0238】覆い部材3が車体の前後方向に張設されて
いることから、覆い部材3の上下方向への変位の自由を
奪うことができ、よって、その相互のコーナー部間より
後方の覆い部材3を窓縁部やそれと対向する屋根縁部の
位置の車体本体側部に略沿って略固定でき、ドアの開閉
時に手持ちの傘で耐えられる程度の少々強い風が車体後
方から吹いて来ても、その張設により初期の張った姿勢
は乱れることはなく、ドアを閉じる時もスムースに覆い
部材3や着脱部材7を収納部5に収納できる。
いることから、覆い部材3の上下方向への変位の自由を
奪うことができ、よって、その相互のコーナー部間より
後方の覆い部材3を窓縁部やそれと対向する屋根縁部の
位置の車体本体側部に略沿って略固定でき、ドアの開閉
時に手持ちの傘で耐えられる程度の少々強い風が車体後
方から吹いて来ても、その張設により初期の張った姿勢
は乱れることはなく、ドアを閉じる時もスムースに覆い
部材3や着脱部材7を収納部5に収納できる。
【0239】また、吊り輪などの部品を必要とせず、部
品件数を少なくでき、また、シンプルな構成とすること
もでき、すっきりした外観を得ることができる。
品件数を少なくでき、また、シンプルな構成とすること
もでき、すっきりした外観を得ることができる。
【0240】搭載後、該ドア1を閉じた形態において、
前記着脱手段が該収納部5内にて、着脱部材7を車体本
体の略前後方向に沿って移動し変位させることにより、
着/ 脱してなる窓縁部の着脱部と、該窓縁部に設けた
該着脱部と略対向する位置に設けた該着脱部材の着脱部
と、脱/着してなる屋根縁部近傍の車体本体側部に設け
た着脱部と、該車体本体側部に設けた該着脱部と略対向
する位置に設けた該着脱部材の着脱部と、解除/係止さ
れてなる該着脱部材を車体本体側部に係止する係止手段
とからなることにより
前記着脱手段が該収納部5内にて、着脱部材7を車体本
体の略前後方向に沿って移動し変位させることにより、
着/ 脱してなる窓縁部の着脱部と、該窓縁部に設けた
該着脱部と略対向する位置に設けた該着脱部材の着脱部
と、脱/着してなる屋根縁部近傍の車体本体側部に設け
た着脱部と、該車体本体側部に設けた該着脱部と略対向
する位置に設けた該着脱部材の着脱部と、解除/係止さ
れてなる該着脱部材を車体本体側部に係止する係止手段
とからなることにより
【0241】ドア1上部と車体本体側部との間の接触部
分が車体の前後方向に延在している為、切り込みを入れ
て切り欠き部1jを作ることで縦長の隙間の構成が容易
であり、着脱部材7につまみ部7lを設けその隙間を通
し車内に突出させることで、車内からそのつまみ部を摘
まんで手動にて収納部5内の着脱部材7を前後に移動す
ることができ、着脱部材7の着する相手を窓上縁部1m
から、それと対向する車体本体側部2dへ、あるいはそ
の車体本体側部から窓上縁部1mへと容易に替えること
ができる。
分が車体の前後方向に延在している為、切り込みを入れ
て切り欠き部1jを作ることで縦長の隙間の構成が容易
であり、着脱部材7につまみ部7lを設けその隙間を通
し車内に突出させることで、車内からそのつまみ部を摘
まんで手動にて収納部5内の着脱部材7を前後に移動す
ることができ、着脱部材7の着する相手を窓上縁部1m
から、それと対向する車体本体側部2dへ、あるいはそ
の車体本体側部から窓上縁部1mへと容易に替えること
ができる。
【0242】また、これを基本構成とし、モーターとミ
ニチュアボールネジなどの組合せにて前後に移動させる
機構としたり、遠隔操作等や雨検出装置と組み合わせる
たりしてアレンジすることは当業者であれば容易であ
る。
ニチュアボールネジなどの組合せにて前後に移動させる
機構としたり、遠隔操作等や雨検出装置と組み合わせる
たりしてアレンジすることは当業者であれば容易であ
る。
【0243】該着脱部材7が該車体本体側部2dに設け
た該着脱部と略対向する位置に設けた該着脱部材の着脱
部を有する着脱壁7fと、該着脱壁7fの下部に一体化
して設け車体の外方向に窓縁の略幅分突出した突出壁7
gと、該突出壁7gの突出部分に更に下方に向けて一体
化して設け、該窓上縁部1mに設けた該着脱部と略対向
する位置に設けた該着脱部材の着脱部を有する着脱壁7
mとを有してなることにより
た該着脱部と略対向する位置に設けた該着脱部材の着脱
部を有する着脱壁7fと、該着脱壁7fの下部に一体化
して設け車体の外方向に窓縁の略幅分突出した突出壁7
gと、該突出壁7gの突出部分に更に下方に向けて一体
化して設け、該窓上縁部1mに設けた該着脱部と略対向
する位置に設けた該着脱部材の着脱部を有する着脱壁7
mとを有してなることにより
【0244】該突出壁7gと該着脱壁7mとに囲まれた
空間を覆い部材3を収納できる収納部5aとすることが
できる。また、着脱部材7が車体本体側部2dにこの安
定した姿勢で着すことができ、がたがた揺れ難い待機設
置形態となる。
空間を覆い部材3を収納できる収納部5aとすることが
できる。また、着脱部材7が車体本体側部2dにこの安
定した姿勢で着すことができ、がたがた揺れ難い待機設
置形態となる。
【0245】ドアを閉じる時、窓前上縁部1dにて覆い
支持部材4によりその部分の覆い部材3を屋根の略高さ
に維持しつつ、窓上縁部1m部分の覆い部材3を前記覆
い部材用収納部5aに押し詰めてランダムに折りまげて
収納し、着脱部材7も収納部5へ収納できる。
支持部材4によりその部分の覆い部材3を屋根の略高さ
に維持しつつ、窓上縁部1m部分の覆い部材3を前記覆
い部材用収納部5aに押し詰めてランダムに折りまげて
収納し、着脱部材7も収納部5へ収納できる。
【0246】該着脱部材7が延在する該突出壁7gに前
記各着脱壁7mと該着脱部との組合せを間隔を有して複
数設けて構成してなることにより
記各着脱壁7mと該着脱部との組合せを間隔を有して複
数設けて構成してなることにより
【0247】該着脱部材の両側に該着脱部をそれぞれ有
すれば、それらと対向する前記車体本体側部2dや前記
窓上縁部1mの着脱部と係合した時、少なくとも着脱部
材7を両側すなわち2か所以上の着脱部で支持すること
になり、安定性を確保でき、また、図19に示すよう
に、湾曲した丸型タイプの乗用車にドアの要部1aから
窓上縁の後部1bまで窓縁部に沿って延在させることも
でき、また、着脱部材7を窓上縁部1mにのみ着させる
構成の場合は角型タイプの車にも搭載でき、互換性を有
する効果もある。
すれば、それらと対向する前記車体本体側部2dや前記
窓上縁部1mの着脱部と係合した時、少なくとも着脱部
材7を両側すなわち2か所以上の着脱部で支持すること
になり、安定性を確保でき、また、図19に示すよう
に、湾曲した丸型タイプの乗用車にドアの要部1aから
窓上縁の後部1bまで窓縁部に沿って延在させることも
でき、また、着脱部材7を窓上縁部1mにのみ着させる
構成の場合は角型タイプの車にも搭載でき、互換性を有
する効果もある。
【0248】該着脱手段が略対向して設け該孔つき溝7
hの該着脱部とピン部材7kの該着脱部との組合せから
なり、該孔つき溝7hの溝幅をピン部材7kの頭部より
小さく、該ピン部材7kの軸部より大きく、また、該孔
7iの大きさを該ピン部材7kの頭部より大きく構成
し、前記着時には該溝部に該ピン部材の軸部が侵入して
係合する形態となり、前記脱時には該ピン部材7kの頭
部が該孔7iに位置して該孔をくぐり抜けて脱する着脱
形態とし、該着脱形態が窓上縁部1mの着脱部をピン部
材7aとし、それと対向する該着脱部材の着脱部を孔つ
き溝7cとし、該ピン部材7aと係合する着脱部材7の
着脱部を孔つき溝7cとし、孔つき溝7cの溝部7jを
孔7i部の後ろ側に位置させ、一方、車体本体側部2d
のピン部材7bと、それと対向する着脱部材7の着脱部
を孔つき溝7dとし、該ピン部材7aと係合する着脱部
材7の孔つき溝7cの溝部7jを孔7i部の前側に位置
させてなる形態とし、該係止手段が該着脱部材7の後部
に爪部材7n/キャッチ部材7Oを設け、一方、該着脱部
材の後部と略対向した車体本体側部2dの位置にキャッ
チ部材7O/爪部材7n を設けてなり、該着脱部材7が
前記移動し変位して前端側/後端側に位置した時に、該
係止手段が解除/係止するキャッチ部材7Oと爪部材7n
との組合せからなり、前記移動し変位させる方向が前方
向/後方向であることにより
hの該着脱部とピン部材7kの該着脱部との組合せから
なり、該孔つき溝7hの溝幅をピン部材7kの頭部より
小さく、該ピン部材7kの軸部より大きく、また、該孔
7iの大きさを該ピン部材7kの頭部より大きく構成
し、前記着時には該溝部に該ピン部材の軸部が侵入して
係合する形態となり、前記脱時には該ピン部材7kの頭
部が該孔7iに位置して該孔をくぐり抜けて脱する着脱
形態とし、該着脱形態が窓上縁部1mの着脱部をピン部
材7aとし、それと対向する該着脱部材の着脱部を孔つ
き溝7cとし、該ピン部材7aと係合する着脱部材7の
着脱部を孔つき溝7cとし、孔つき溝7cの溝部7jを
孔7i部の後ろ側に位置させ、一方、車体本体側部2d
のピン部材7bと、それと対向する着脱部材7の着脱部
を孔つき溝7dとし、該ピン部材7aと係合する着脱部
材7の孔つき溝7cの溝部7jを孔7i部の前側に位置
させてなる形態とし、該係止手段が該着脱部材7の後部
に爪部材7n/キャッチ部材7Oを設け、一方、該着脱部
材の後部と略対向した車体本体側部2dの位置にキャッ
チ部材7O/爪部材7n を設けてなり、該着脱部材7が
前記移動し変位して前端側/後端側に位置した時に、該
係止手段が解除/係止するキャッチ部材7Oと爪部材7n
との組合せからなり、前記移動し変位させる方向が前方
向/後方向であることにより
【0249】着脱部材7が窓上縁部1mに着した時、覆
い部材3のドア方向の辺3aと結合している着脱部材7
は覆い部材3に発生している引っ張り力により車体前方
方向に、また、覆い支持部材4によって、ドアの閉じる
方向にも引っ張られ、その合力によって、ピン部材7a
の頭部に孔7iの後部に位置する前記溝部7jが強く引
っかかる形態となり、着脱部材7を窓上縁部1mにしっ
かりと略固定設置でき、ドア1の開閉中もぐらつくこと
もない噛み合いによる略結合とすることができ、ドア1
を急激に開けても外れることはない。
い部材3のドア方向の辺3aと結合している着脱部材7
は覆い部材3に発生している引っ張り力により車体前方
方向に、また、覆い支持部材4によって、ドアの閉じる
方向にも引っ張られ、その合力によって、ピン部材7a
の頭部に孔7iの後部に位置する前記溝部7jが強く引
っかかる形態となり、着脱部材7を窓上縁部1mにしっ
かりと略固定設置でき、ドア1の開閉中もぐらつくこと
もない噛み合いによる略結合とすることができ、ドア1
を急激に開けても外れることはない。
【0250】該着脱部が永久磁石であり、該収納部5内
にて、着脱部材7を前後いずれかの方向に移動し変位し
た時、窓上縁部に固定設置した永久磁石7tの磁極と、
それと対向する着脱部材7に設けた着脱部の永久磁石の
磁極とが異極/同極となって着/脱し、該窓縁部と対向
する車体本体側部2dに設けた車体本体側の永久磁石7
rの磁極と着脱部材7に設けた着脱部の永久磁石の磁極
とが同極/異極となって脱/着し、該係止手段にての係
止が解除/係止されてなる磁石の配設であることにより
にて、着脱部材7を前後いずれかの方向に移動し変位し
た時、窓上縁部に固定設置した永久磁石7tの磁極と、
それと対向する着脱部材7に設けた着脱部の永久磁石の
磁極とが異極/同極となって着/脱し、該窓縁部と対向
する車体本体側部2dに設けた車体本体側の永久磁石7
rの磁極と着脱部材7に設けた着脱部の永久磁石の磁極
とが同極/異極となって脱/着し、該係止手段にての係
止が解除/係止されてなる磁石の配設であることにより
【0251】エンジンが停止している時でも、磁力発生
の為にバッテリーの電力を使用しないことから、覆いを
半ドアで形成しているような予想外の事態があったとし
ても、バッテリーが上がってエンジンがかからないよう
なトラブルの発生を防止できる。また、電気系統に頼ら
ないことから危機管理面でも効果があり、安全性に優れ
シンプルで安価な製品とすることが容易となる。
の為にバッテリーの電力を使用しないことから、覆いを
半ドアで形成しているような予想外の事態があったとし
ても、バッテリーが上がってエンジンがかからないよう
なトラブルの発生を防止できる。また、電気系統に頼ら
ないことから危機管理面でも効果があり、安全性に優れ
シンプルで安価な製品とすることが容易となる。
【0252】吸着形態も異極の吸着形態であり鉄板と磁
石の組合せの吸着形態よりも強い結合力を発生できる。
石の組合せの吸着形態よりも強い結合力を発生できる。
【0253】覆い部材3の後辺3d部分を筒状に形成
し、該筒状内に覆い支持部材を通してなることにより
し、該筒状内に覆い支持部材を通してなることにより
【0254】乗り降り用空間上部後方が大きく内側に湾
曲して大きく開いてしまうことを防止できる。
曲して大きく開いてしまうことを防止できる。
【0255】該着脱部材7が該ドア1の該窓上縁部1m
にあたる部分の該ドア方向の辺3aと一体化した着脱バ
ー10aと、該着脱バー10aに設けた吸盤10bと爪
部材10cからなり、相互のコーナー部間および相互の
後部間に設けた該覆い支持部材の一端部を該着脱バー1
0aの前部及び後部にそれぞれ係合設置してなり、該着
脱手段が該窓上縁部1mを挟持する該爪部材10cと、
窓ガラス1l表面に吸着させる吸盤10bと、該窓上縁
部1mと略対向する部分の車体本体側部2dに設け、該
着脱バー10aを挟持する挟持部材10dとからなるこ
とにより
にあたる部分の該ドア方向の辺3aと一体化した着脱バ
ー10aと、該着脱バー10aに設けた吸盤10bと爪
部材10cからなり、相互のコーナー部間および相互の
後部間に設けた該覆い支持部材の一端部を該着脱バー1
0aの前部及び後部にそれぞれ係合設置してなり、該着
脱手段が該窓上縁部1mを挟持する該爪部材10cと、
窓ガラス1l表面に吸着させる吸盤10bと、該窓上縁
部1mと略対向する部分の車体本体側部2dに設け、該
着脱バー10aを挟持する挟持部材10dとからなるこ
とにより
【0256】窓にフレームなど窓縁部を有するセダンタ
イプの車にも、また、フレームなど窓縁部を持たないハ
ードトップタイプの車にも搭載可能となる。
イプの車にも、また、フレームなど窓縁部を持たないハ
ードトップタイプの車にも搭載可能となる。
【0257】以上の効果をそれぞれ有することによっ
て、車内にて容易に雨天時に手動あるいは自動にて着脱
部材7を窓縁部に着させて設置し、着脱部材7と略一体
化しているドア方向の辺3aをドアの窓縁部に略沿って
また本体方向の辺3bを対向する車体本体側部2dにそ
れぞれ張設設置でき、覆い部材3を常に車体の前後方向
に張設できる。
て、車内にて容易に雨天時に手動あるいは自動にて着脱
部材7を窓縁部に着させて設置し、着脱部材7と略一体
化しているドア方向の辺3aをドアの窓縁部に略沿って
また本体方向の辺3bを対向する車体本体側部2dにそ
れぞれ張設設置でき、覆い部材3を常に車体の前後方向
に張設できる。
【0258】 ドア1を開けば、覆い部材3や覆い支持
部材がその開きと連動して、収納部5から乗り降り用空
間の上部に覆い部材3や覆い支持部材を引き出して覆い
を形成でき、該ドア1の窓縁部と、該窓縁部と対向する
車体本体側部2dとの間すなわち乗り降り用空間の上部
に雨よけ用の覆いを形成できる。
部材がその開きと連動して、収納部5から乗り降り用空
間の上部に覆い部材3や覆い支持部材を引き出して覆い
を形成でき、該ドア1の窓縁部と、該窓縁部と対向する
車体本体側部2dとの間すなわち乗り降り用空間の上部
に雨よけ用の覆いを形成できる。
【図1】覆い部材と1例の覆い支持部材の概要図
【図2】相互のコーナー部間に覆い支持部材を用いなか
った場合の搭載状況図
った場合の搭載状況図
【図3】相互のコーナー部間に覆い支持部材を用いた場
合の搭載状況図
合の搭載状況図
【図4】片側のドアを開けた時の覆い形成状況図
【図5】両側のドアを開けた時の覆い形成状況図
【図6】セダンタイプの車への着脱部材の取り合い状況
図
図
【図7】孔つき溝とピン部材の取り合い概要図
【図8】覆いを形成する時の孔つき溝とピンとの位置関
係を示す側面図
係を示す側面図
【図9】着脱部の前部におけるC−C断面図
【図10】乗り降り用空間に覆いを形成した時の外観図
【図11】覆いを形成しない時の孔つき溝とピンとの位
置関係を示す側面図
置関係を示す側面図
【図12】着脱部材の後部における後辺部分の収納状況
を示すD−D断面図
を示すD−D断面図
【図13】着脱部材や覆い部材を車体本体の側部に着さ
せた時にドアを開けた時の外観図
せた時にドアを開けた時の外観図
【図14】車体本体の側部に着させた時の覆い部材や着
脱部材の拡大外観図
脱部材の拡大外観図
【図15】巻尺式の覆い支持部材の設置形態を示す側面
図あるいはD’矢視図
図あるいはD’矢視図
【図16】前記巻尺式における着脱部材前部の収納状況
を示すC’−C’断面図
を示すC’−C’断面図
【図17】前記覆い支持部材を1本にて相互のコーナー
部間と相互の後部間含む場合の覆い支持部材の配設図
部間と相互の後部間含む場合の覆い支持部材の配設図
【図18】前記覆い支持部材が1本の場合の覆い形成状
況図
況図
【図19】丸型タイプの車にそれ用の着脱部材を搭載す
る時の取り合い状況図
る時の取り合い状況図
【図20】丸型タイプの車にて覆いを形成した時の外観
図
図
【図21】吸盤を具備した着脱部材をハードトップ車に
搭載して覆いを形成した時の外観図
搭載して覆いを形成した時の外観図
【図22】吸盤を具備した着脱部材の窓ガラスの窓縁部
への設置状況の拡大図
への設置状況の拡大図
【図23】バー状の覆い支持部材を用いた乗り降り用空
間形成時の覆い形成状況図
間形成時の覆い形成状況図
【図24】バー状の覆い支持部材を用いた乗り降り用空
間形成途中の時の覆い形成状況図
間形成途中の時の覆い形成状況図
【図25】バー状の覆い支持部材を相互のコーナー部間
に用いた場合の図
に用いた場合の図
【図26】摺動部材が揺動する場合のバー状の覆い支持
部材の状況図
部材の状況図
【図27】摺動部が水平方向に開孔する場合のバー状の
覆い支持部材のEーE断面図
覆い支持部材のEーE断面図
【図28】摺動部が水平方向に開孔する場合のバー状の
覆い支持部材の状況図
覆い支持部材の状況図
【図29】着脱部材が窓上縁部に略固定された場合の永
久磁石の配置状況図
久磁石の配置状況図
【図30】着脱部材が屋根近傍の車体本体側部に略固定
された場合の永久磁石の配置状況図
された場合の永久磁石の配置状況図
【図31】着脱部材が窓上縁部に略固定された場合の永
久磁石の配置状況の断面図
久磁石の配置状況の断面図
【図32】ジャンバラ状の覆い部材を用いた場合の先端
部の形態図
部の形態図
0A 相互のコーナー部間 0B 相互の後部間 0イ 相互のコーナー部間の長さ 0ロ 相互の後部間の長さ 1 ドア 1a ドアの要部 1b 窓
上縁の後部 1c 窓前上縁部 1d 窓前上縁部 1e 窓縁
部のL字状部分 1f 雨水ガイド溝部 1g ゴムラバー 1h 縦
縁部 1i 小開き角度 1j 切り欠き部 1k密封用
ゴムラバー 1l 窓ガラス 1m 窓上縁部 2 車体本体 2a コーナー部 2b 逆
L字状部分 2c 孔 2c’孔 2d 車
体本体側部 2e 屋根内部 2f 屋根縁部のひさし 3 覆い部材 3a ドア方向の辺 3b 本
体方向の辺 3c 先端部 3d 後辺 3e 底 3f V字状形態 3g 筒状の袋部 3h 先
端部の角度 3i 引っ掛け部材 4 覆い支持部材 4a 巻き取り部材 4b 一
端部 4c 他端部 4a’巻き取り部材 4’ 覆い支持部材 4’b 一端部 4’c 他端部 4d バー状の覆い支持部材 4e 揺動軸
4f 摺動部材 4g 摺動部 4h 摺動部材 4i テーパー状に開孔する孔 4j弾性部材あるいは
コイルバネ 5 収納部 5a 覆い部材用収納
部 6 ドアストッパー機構 6a 支持アーム部
6b バー 7 着脱部材 7a 着脱部あるいは
ピン部材 7b 着脱部あるいはピン部材 7c 着脱部あるいは
孔つき溝 7d 着脱部あるいは孔つき溝 7e 孔 7e’孔 7 f 着脱壁 7g
突出壁 7h 孔つき溝 7i 孔 7j
溝部 7k ピン部材 7l 摘まみ部 7
m 着脱壁 7n 爪部材 7o ローラーキャッチ部
材 7p 凸部 7q ストッパー部材 7 r 車体本体側の永久磁石 7s 着脱部材の永久磁石 7 t 窓上縁部に固定設置した永久磁石 7u
スぺーサー 7v 枠 8 延在部材 8a 板バネ 9a 方向転換部材 9b 方向転換部材 9c 方向転換部材 9d 方向転換部材 9
e 方向転換部材 10a 着脱バー 10b 吸盤 10
c 爪部材 10d 挟持部材 11aドア後端部の開閉の軌跡 11bバーの揺動
方向
上縁の後部 1c 窓前上縁部 1d 窓前上縁部 1e 窓縁
部のL字状部分 1f 雨水ガイド溝部 1g ゴムラバー 1h 縦
縁部 1i 小開き角度 1j 切り欠き部 1k密封用
ゴムラバー 1l 窓ガラス 1m 窓上縁部 2 車体本体 2a コーナー部 2b 逆
L字状部分 2c 孔 2c’孔 2d 車
体本体側部 2e 屋根内部 2f 屋根縁部のひさし 3 覆い部材 3a ドア方向の辺 3b 本
体方向の辺 3c 先端部 3d 後辺 3e 底 3f V字状形態 3g 筒状の袋部 3h 先
端部の角度 3i 引っ掛け部材 4 覆い支持部材 4a 巻き取り部材 4b 一
端部 4c 他端部 4a’巻き取り部材 4’ 覆い支持部材 4’b 一端部 4’c 他端部 4d バー状の覆い支持部材 4e 揺動軸
4f 摺動部材 4g 摺動部 4h 摺動部材 4i テーパー状に開孔する孔 4j弾性部材あるいは
コイルバネ 5 収納部 5a 覆い部材用収納
部 6 ドアストッパー機構 6a 支持アーム部
6b バー 7 着脱部材 7a 着脱部あるいは
ピン部材 7b 着脱部あるいはピン部材 7c 着脱部あるいは
孔つき溝 7d 着脱部あるいは孔つき溝 7e 孔 7e’孔 7 f 着脱壁 7g
突出壁 7h 孔つき溝 7i 孔 7j
溝部 7k ピン部材 7l 摘まみ部 7
m 着脱壁 7n 爪部材 7o ローラーキャッチ部
材 7p 凸部 7q ストッパー部材 7 r 車体本体側の永久磁石 7s 着脱部材の永久磁石 7 t 窓上縁部に固定設置した永久磁石 7u
スぺーサー 7v 枠 8 延在部材 8a 板バネ 9a 方向転換部材 9b 方向転換部材 9c 方向転換部材 9d 方向転換部材 9
e 方向転換部材 10a 着脱バー 10b 吸盤 10
c 爪部材 10d 挟持部材 11aドア後端部の開閉の軌跡 11bバーの揺動
方向
Claims (25)
- 【請求項1】車体のドアを開けた時に形成される該ドア
(1)と車体本体(2)との間の乗り降り用空間の上部
に覆いを形成する覆い形成装置において、 該ドアの要部(1a)から該ドアの窓上縁の後部(1b)ま
で窓縁部に沿った長さに略合う長さのドア方向の辺(3
a)と、 該ドア方向の辺(3a)の長さに略合う長さの本体方向
の辺(3b)と、 該ドア方向の辺(3a)の一端部と該本体方向の辺の一
端部とが交わる先端部(3C)と、 該先端部(3C)と反対側の該ドア方向の辺(3a)の後
端部と、該先端部(3C)と反対側の該本体方向の辺の後
端部とを結び、該乗り降り用空間形成時の該ドアの該窓
上縁の後部(1b)と、該窓上縁の後部(1b)と対向
する乗り降り口の上縁後部近傍の車体本体側部(2d)
の部分との間すなわち相互の後部間(0B)の長さに略
等しい長さの後辺(3d)とからなる略三角形の覆い部
材(3)と、 該ドア方向の辺(3a)に一体化して設置手段にて設置
した着脱部材(7)と、 該ドア(1)のコーナー状あるいは略コーナー状の窓前
上縁部(1d)にあたる位置の該着脱部材(7)の部分
と、該窓前上縁部(1d)と対向するコーナー状あるい
は略コーナー状の車体本体側部(2d)の部分との間す
なわち相互のコーナー部間(0A)に該ドアの開閉と連
動して延在させ、その部分の覆い部材(3)を支持手段
にて略屋根の高さに支持する細長い形状の覆い支持部材
(4)と、 該先端部(3C)を該ドアの要部(1a)やその近傍の
車体本体(2)部分に設置する先端部の設置手段と、 該本体方向の辺(3b)を該窓縁部と対向する車体本体
側部(2d)の部分に設置する設置手段と、 該覆い部材(3)に車体の前後方向の張力を発生させる
張力発生手段と、 該窓縁部や、該窓縁部と対向する車体本体側部(2d)
部分に、該覆い部材(3)の前記車体の略前後方向の張
力を維持しつつ該着脱部材(7)を交互に着脱させる着
脱手段と、 該ドア(1)を閉じた時、該ドアの要部(1a)から該
ドアの窓上縁の後部(1b)までの該窓縁部と、該窓縁
部と対向する車体本体側部(2d)との間に設けた収納
部(5)とからなることを特徴とする車乗り降り用覆い
形成装置。 - 【請求項2】 該張力発生手段が該ドア方向の辺(3
a)と該本体方向の辺(3b)を車体の略前後方向に引
っ張り力を発生させて設置する張設設置手段であること
を特徴とする請求項1記載の車乗り降り用覆い形成装
置。 - 【請求項3】 相互の後部間(0B)に該ドアの開閉と
連動して延在させ、覆い部材(3)の後辺(3d)を支
持手段にて後方に引っ張って支持する細長い形状の覆い
支持部材(4’)を有することを特徴とする請求項1記
載の車乗り降り用覆い形成装置。 - 【請求項4】 該車体部分がドア用支持アーム部(6
a)であり、該先端部(3c)の設置手段がワンタッチ
着脱構成であることを特徴とする請求項1記載の車乗り
降り用覆い形成装置。 - 【請求項5】 該ワンタッチ着脱構成が該先端部(3
c)に設けた引っかけ部材(3i)あるいは挟持部材あ
るいは縛り部材であることを特徴とする請求項4記載の
車乗り降り用覆い形成装置。 - 【請求項6】 該覆い部材(3)が伸ばせば引っ張り力
を有する伸縮する弾性材からなり、該ドア方向の辺(3
a)の長さが伸びた時に得られる長さであり、該本体方
向の辺(3b)の長さも伸びた時に得られる長さであ
り、該後辺(3d)の長さも伸びた時に得られる長さで
あることを特徴とする請求項1記載の車乗り降り用覆い
形成装置。 - 【請求項7】 該先端部から該相互のコーナー部(0
A)間に至るまでの覆い部材の略三角形部分においてド
アの開き方向に伸びていない時の該覆い部材の先端部の
角度(3h)が乗り降り用空間形成時のドアの開き角度
に略合うことを特徴とする請求項6記載の車乗り降り用
覆い形成装置。 - 【請求項8】 該覆い支持部材が剛性を有する曲がりに
くいバー状の覆い支持部材(4d)であり、 覆い部材(3)を支持する支持手段が該バー状の覆い支
持部材(4d)の一端部を該ドアのコーナー状あるいは
略コーナー状の窓前上縁部(1d)にあたる位置の該着
脱部材(7)の部分や、該着脱部材(7)の後部部分に
も、それらとそれぞれに対向する位置の該車体本体側
(2d)に設けた略水平方向に揺動容易とする揺動手段
を有する摺動部材(4h)や(4f)と摺動容易に係合
させる2点支持形態であることを特徴とする請求項1記
載の車乗り降り用覆い形成装置。 - 【請求項9】該揺動手段が該摺動部材(4h)の両側に
て略水平外方向にテーパー状に開孔する孔(4i)を有
する形態か、あるいは該摺動部材(4f)が車体に略水
平に揺動容易に係合する車体への設置形態か、あるいは
摺動及び揺動自在な球面滑り軸受けであることを特徴と
する請求項8記載の車乗り降り用覆い形成装置。 - 【請求項10】 前記バー状の該覆い支持部材(4d)
の一端部を該窓前上縁部(1d)にあたる着脱部材
(7)の部分に係合し、他端部を伸縮する弾性部材ある
いはコイルバネ(4j)の一端部と係合し、該弾性部材
に引っ張り力を発生させた形態にて該弾性部材の他端部
を屋根内部(2e)の車体部分に略固定設置してなる構
成であることを特徴とする請求項8記載の車乗り降り用
覆い形成装置。 - 【請求項11】 細長い形状の該覆い支持部材(4)が
テープ状あるいは紐状あるいは線状あるいはコイル状で
あり、該支持手段が引っ張り力を有する張設手段である
ことを特徴とする請求項1記載の車乗り降り用覆い形成
装置。 - 【請求項12】 該覆い支持部材(4)が伸ばせば引っ
張り力を発生する弾性材からなり、該張設手段が乗り降
り用空間形成時の該相互のコーナー部間(0A)や該相
互の後部間(0B)の長さより更に長い長さを有し、伸
ばして引っ張り力を発生した形態にて該相互のコーナー
部間(0A)あるいは該相互の後部間(0B)及び該車
体に延在して配設すなわち張設してなる張設手段である
ことを特徴とする請求項11記載の車乗り降り用覆い形
成装置。 - 【請求項13】該車体が車体の屋根内部(2e)であ
り、該張設手段がコーナー状あるいは略コーナー状の窓
前上縁部(1d)にあたる位置の該着脱部材(7)の部
分や、あるいは着脱部材(7)の後部に該覆い支持部材
(4)や(4')の一端部を係合設置し、対向する屋根
縁部近傍の車体本体側部(2d)に設けたそれぞれの孔
(2c)と(2c’)を通して、車体本体(2)の屋根
内部(2e)を通り、各他端部を車体本体を挟んで反対
側の対向する屋根縁部近傍の車体本体側部かあるいは別
途設けた着脱部材のコーナー状あるいは略コーナー状の
窓前上縁部(1d)にあたる位置の部分や着脱部材の後
部にそれぞれ設けてなることを特徴とする請求項12記
載の車乗り降り用覆い形成装置。 - 【請求項14】 該車体本体(2)が乗り降り用空間側
のドア(1)を含む車体本体側部(2d)の部分であ
り、 該張設手段がドアの内側やそれと対向する車体本体側部
(2d)を含む車体の側面各所に設けた方向転換部材
(9a)(9b)(9c)(9d)(9e)と摺動形態
にて係合してそれぞれを経由し、該コーナー部間(0
A)と後辺(3d)にもともに含んで延在してなること
を特徴とする請求項12記載の車乗り降り用覆い形成装
置。 - 【請求項15】 該張設手段が巻尺式の巻き取り部材
(4a)(4a’)に内蔵されたコイルバネの巻き取る
力により得られる構成であることを特徴とする請求項1
1記載の車乗り降り用覆い形成装置。 - 【請求項16】該相互のコーナー部間(0A)における
該支持手段が覆い支持部材(4)を該覆い部材(3)に
下から接触して該覆い部材(3)を支持する形態である
ことを特徴とする請求項1、8、又は11のいずれか1
つに記載の車乗り降り用覆い形成装置。 - 【請求項17】 該着脱手段が搭載後、該ドア(1)を
閉じた形態において、該収納部(5)内にて、着脱部材
(7)を車体本体(2)の略前後方向に沿って移動し変
位させることにより、 着/ 脱してなる窓縁部の着脱部と、該窓縁部に設けた
該着脱部と略対向する位置に設けた該着脱部材(7)の
着脱部と、 脱/着してなる屋根縁部近傍の車体本体側部(2d)に
設けた着脱部と、該車体本体側部(2d)に設けた該着
脱部と略対向する位置に設けた該着脱部材(7)の着脱
部と、 解除/係止されてなる該着脱部材(7)を車体本体側部
(2d)に係止する係止手段とからなることを特徴とす
る請求項1記載の車乗り降り用覆い形成装置。 - 【請求項18】 該着脱部材(7)が該車体本体側部
(2d)に設けた該着脱部と略対向する位置に設けた該
着脱部材の着脱部を有する着脱壁(7f)と、該着脱壁
(7f)の下部に一体化して設け、搭載時に、車体の外
方向に窓縁の略幅分突出する突出壁(7g)と、該突出
壁(7g)の突出部分に更に下方に向けて一体化して設
け、該窓縁部に設けた該着脱部と略対向する位置に設け
た該着脱部材(7)の着脱部を有する着脱壁(7m)と
を有してなることを特徴とする請求項17記載の車乗り
降り用覆い形成装置。 - 【請求項19】 該着脱部材(7)が延在する該突出壁
(7g)に前記各着脱壁(7m)と該着脱部との組合せ
を間隔を有して複数設けて構成してなることを特徴とす
る請求項18記載の車乗り降り用覆い形成装置。 - 【請求項20】 該着脱部材(7)の一体化位置がドア
方向の辺(3a)の窓上縁部(1m)に当たる位置であ
ることを特徴とする請求項1記載の車乗り降り用覆い形
成装置。 - 【請求項21】該窓縁部が窓上縁部(1m)であること
を特徴とする請求項17記載の車乗り降り用覆い形成装
置。 - 【請求項22】 該着脱手段が略対向して設けた孔つき
溝(7h)(7c)(7d)の該着脱部とピン部材(7
k)(7a)(7b)の該着脱部との組合せからなり、
該孔つき溝(7h)(7c)(7d)の溝部7jの溝幅
をピン部材(7k)(7a)(7b)の頭部より小さ
く、該ピン部材(7k)(7a)(7b)の軸部より大
きく、また、該孔つき溝の孔(7i)の大きさを該ピン
部材の頭部より大きく構成し、前記着時には該溝部(7
j)に該ピン部材の軸部が侵入して係合する形態とな
り、前記脱時には該ピン部材の頭部が該孔(7i)に位
置して該孔(7i)をくぐり抜けて脱する着脱形態とな
り、 該着脱形態が窓上縁部(1m)の着脱部あるいはピン部
材(7a)と、それと対向する該着脱部材(7)の着脱
部あるいは該孔つき溝(7d)と、該着脱部あるいはピ
ン部材(7a)と係合する着脱部材(7)の孔つき溝
(7c)の溝部(7j)を孔(7i)の後ろ側に位置さ
せてなり、 一方、車体本体側部(2d)の着脱部あるいはピン部材
(7b)と、それと対向する着脱部材(7)の着脱部あ
るいは孔つき溝(7d)と、該ピン部材(7k)と係合
する着脱部材(7)の孔つき溝(7d)の溝部(7j)
を孔(7i)の前側に位置させてなる形態となり、 該係止手段が該着脱部材(7)の後部に爪部材(7n)
/キャッチ部材(7o)を設け、一方、該着脱部材
(7)の後部と略対向した車体本体側部(2d)の位置
にキャッチ部材(70)/爪部材(7n)を設けてな
り、該着脱部材(7)が前記移動し変位して前端側/後
端側に位置した時に、該係止手段が解除/係止するキャ
ッチ部材(70)と爪部材(7n)との組合せからな
り、前記移動し変位させる方向が前方向/後方向である
ことを特徴とする請求項17記載の車乗り降り用覆い形
成装置。 - 【請求項23】 着脱部材(7)の該着脱部が該着脱部
の永久磁石(7s)を有し、該着脱手段が該収納部
(5)内にて、該着脱部材(7)を前後いずれかの方向
に移動し変位させた時、窓上縁部に固定設置した永久磁
石(7t)の磁極と、それと対向する着脱部材(7)の
着脱部材の永久磁石(7s)の磁極とが異極/同極とな
って着/脱し、該窓縁部と対向する車体本体側部(2
d)に設けた車体本体側の永久磁石(7r)の磁極とそ
れと対向する着脱部材(7)に設けた着脱部材の永久磁
石の磁極とが同極/異極となって脱/着し、該係止手段
にての係止が解除/係止されてなる前記永久磁石の配設
構成であることを特徴とする請求項17記載の車乗り降
り用覆い形成装置。 - 【請求項24】 該後辺(3d)の該支持手段が該後辺
(3d)部分を筒状に形成し、該筒状(3g)内に該覆
い支持部材(4’)をしてなることを特徴とする請求項
3記載の車乗り降り用覆い形成装置。 - 【請求項25】 該着脱部材(7)が該ドア(1)の該
窓上縁部(1m)内にあたる部分の該ドア方向の辺(3
a)と一体化した着脱バー(10a)と、該着脱バー
(10a)に設けた吸盤(10b)と爪部材(10c)
とからなり、相互のコーナー部間(0A)あるいは相互
の後部間(0B)に設けた該覆い支持部材(4’)の一
端部を該着脱バー(10a)の前部あるいは後部にそれ
ぞれ係合設置してなり、 該着脱手段が該窓上縁部(1m)を挟持する該爪部材
(10c)と、窓ガラス(1l)表面に吸着させる吸盤
(10b)と、該窓上縁部(1m)と略対向する部分の
車体本体側部(2d)に設け、該着脱バー(10a)を
挟持する挟持部材(10d)とからなることを特徴とす
る請求項1記載の車乗り降り用覆い形成装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001114792A JP3302983B1 (ja) | 2001-04-11 | 2001-04-13 | 車乗り降り用覆い形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
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JP2001-112549 | 2001-04-11 | ||
JP2001112549 | 2001-04-11 | ||
JP2001114792A JP3302983B1 (ja) | 2001-04-11 | 2001-04-13 | 車乗り降り用覆い形成装置 |
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JP2002370537A JP2002370537A (ja) | 2002-12-24 |
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Family Applications (1)
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JP2001114792A Expired - Fee Related JP3302983B1 (ja) | 2001-04-11 | 2001-04-13 | 車乗り降り用覆い形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3302983B1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2001
- 2001-04-13 JP JP2001114792A patent/JP3302983B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002370537A (ja) | 2002-12-24 |
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