JP3302921B2 - 建築物の断熱基礎構造 - Google Patents

建築物の断熱基礎構造

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JP3302921B2 JP07830998A JP7830998A JP3302921B2 JP 3302921 B2 JP3302921 B2 JP 3302921B2 JP 07830998 A JP07830998 A JP 07830998A JP 7830998 A JP7830998 A JP 7830998A JP 3302921 B2 JP3302921 B2 JP 3302921B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建築物の断熱基
礎構造に関し、基礎部分の外断熱材から侵入する白蟻を
防止し、建築物を白蟻による食害から守るようにしたも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般木造住宅の仕様として高気密
・高断熱としたものが普及しつつあり、建築物を断熱す
ることが行われている。
【0003】このような建築物の断熱工法には、外断熱
工法と内断熱工法とがあるが、断熱きれを起こしにく
く、施工が容易であり、断熱材の室内側に位置する建築
物の軸組の耐久性を高めることができるなどの利点があ
る外断熱工法が内断熱工法に比べて広く普及している。
【0004】この外断熱工法を建築物に適用する場合に
は、建築物の外壁面を断熱するだけでは足りず、基礎の
外側部分も断熱する必要があり、例えば図4に示すよう
に、割栗石1上に捨てコンクリート2を介して布基礎3
を構築し、この布基礎3の室外A側に基礎断熱材4を取
付け、この基礎断熱材4を被覆材5で覆って布基礎3の
外側を断熱している。
【0005】また、建築物の側壁部分として、布基礎3
上に土台6を取付けて柱7や間柱(図示せず)を立設
し、室内側Bに内装材8を取付る一方、柱7や間柱の室
外側Aに壁断熱材9を配置し、通気胴縁10及び下端縁
の水切り11を介して外装材12を取付けて側壁部分の
外側を断熱している。さらに、床部分として土台6間に
大引き13を介して根太14を取付け、その上に床材1
5を取付けるようにしている。
【0006】このような建築物の外断熱工法では、布基
礎3の外側を断熱する基礎断熱材4として、プラスチッ
ク発泡体が用いられることから、これを保護するため被
覆材5で覆っているが、この被覆材5は下端部を土Cに
接した状態にするが、布基礎3に接する状態にはなって
いない。
【0007】一般に、白蟻が建物の外部から建物内に侵
入する経路は、室外側Aの土Cの内部や床下といわれて
おり、外断熱の建築物では、床下換気口が布基礎3に形
成してないので、白蟻の侵入経路は基礎断熱材4の下端
4aから上方の被覆材5で基礎断熱材4が覆われていな
い部分までになる。
【0008】これは、基礎断熱材4は通常、プラスチッ
ク発泡体であり、この材料は白蟻に容易に食害されるこ
とが知られているのに対し、被覆材5はモルタルやコン
クリートなどを用いることから食害できないためであ
る。さらに、基礎断熱材4は湿気が多い土Cに接してお
り、しかも断熱効果によって基礎断熱材4の室内側内部
が暖かく、白蟻にとって絶好の侵入経路となる。そこ
で、白蟻対策として薬剤を土面に散布することが行われ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、薬剤を土面
に散布すると、散布した薬剤が飛散したり、土Cに浸透
して環境に悪影響を及ぼすという土壌汚染の問題が指摘
されている。
【0010】一方、薬剤をシートに塗布することで薬剤
の飛散がないシート状の防蟻材16が開発され、これを
布基礎4の周辺部や床下の土Cの表面に敷設する工法が
使用され始めているが、この場合にも床下の土Cが湿潤
で、種々の有機物を分解するバクテリヤが多く棲息する
場合もあり、地面に直接薬剤を散布する場合に比べて少
ないものの、時間の経過に伴ってシート状の防蟻材16
から薬剤成分が土Cにしみ出してしまうという問題が指
摘されている。
【0011】この発明は、かかる従来技術の問題点に鑑
みてなされたもので、薬剤による環境汚染の問題がな
く、基礎部分の外断熱材からの白蟻の侵入を防止でき、
建築物を白蟻による食害から守ることができる建築物の
断熱基礎構造を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記従来技術が有する課
題を解決するこの発明の請求項1記載の建築物の断熱基
礎構造は、建築物の布基礎の室外側に断熱材を介して被
覆材を取付けた建築物の基礎断熱構造において、一側縁
が前記布基礎に埋設されるとともに、他側縁が前記断熱
材の上端部または前記断熱材を貫通して中間部を覆って
当該断熱材の室外表面に配設される白蟻遮蔽板を設け、
この白蟻遮蔽板と前記被覆材との間を密着させたことを
特徴とするものである。
【0013】この建築物の断熱基礎構造によれば、布基
礎の室外側に断熱材を介して被覆材が取り付けられた基
礎断熱構造で、断熱材の上端部、あるいは断熱材の中間
部を貫通させて白蟻遮蔽板を配置してその一側縁を布基
礎に埋設し、他側縁を断熱材の室外側表面に位置させ、
白蟻遮蔽板と被覆材との間を密着させるようにしてお
り、布基礎を断熱する断熱材の内部を侵入経路としよう
としても白蟻遮蔽板で土台部分への侵入が阻止され、白
蟻遮蔽板の外側を侵入経路としても被覆材と白蟻遮蔽板
が密着して隙間がなく、侵入が阻止される。
【0014】また、この発明の請求項2記載の建築物の
断熱基礎構造は、請求項1記載の構成に加え、前記白蟻
遮蔽板と前記被覆材との間に防蟻テープを介在させて密
着したことを特徴とするものである。
【0015】この建築物の断熱基礎構造によれば、白蟻
遮蔽板と被覆材との間に防蟻テープを介在させて密着す
るようにしており、隙間を無くすと同時に、防蟻テープ
の薬剤によっても白蟻の侵入を阻止しするようにし、し
かも防蟻テープを土に接触しないように配置して土壌汚
染も防止するようにしている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら詳細に説明する。図1(a),
(b),(c)はこの発明の建築物の断熱基礎構造の一
実施の形態にかかる断面図、拡大断面図およびX部の拡
大断面図であり、既に説明した図4と同一部分には同一
番号を記し、説明は省略する。
【0017】この建築物の断熱基礎構造20では、割栗
石1上の捨てコンクリート2を介して立設されたコンク
リートの布基礎3の室外側Aの表面全体を覆うように基
礎断熱材4が取付けられ、その下端4aも布基礎4に接
した状態で取付けてある。
【0018】そして、この基礎断熱材4の上端面4b
と、その両側の室外側Aの表面4c及び室内側Bの表面
4dとを連続して覆う逆柄杓状の白蟻遮蔽板21が当て
られ、布基礎3側の端縁21aが布基礎3に埋設させた
状態で取付けてある。
【0019】この白蟻遮蔽板21の室外側Aの端縁21
bは、この白蟻遮蔽板21を挾んで室外側Aに取付けら
れる被覆材5と密着させて取付けられ、白蟻の侵入経路
となる隙間ができないようにしてある。
【0020】この白蟻遮蔽板21と被覆材5とを密着さ
せる構造として、例えば通常市販され土台上に敷いて使
用する防蟻テープ22を用いる。
【0021】この防蟻テープ22は防蟻効果のあるテー
プ状のもので、圧着弾性のあるものであり、粘着性があ
る方が望ましい。
【0022】この防蟻テープ22を用いる場合には、粘
着性がないものでは、両面テープや接着剤などを用いて
白蟻遮蔽板21の表面と防蟻テープ22とを接着すると
ともに、防蟻テープ22と被覆材5とを両面テープや接
着剤などで接着するようにし、粘着性のあるのもでは、
その粘着性によって接着するようにすれば良い。
【0023】また、市販されている防蟻テープ22の厚
さが薄いこともあり、平板状に貼っただけでは白蟻遮蔽
板21の施工精度や被覆材5の表面の仕上精度によって
密着状態を確保できない場合もあり、この場合には、図
1(c)に示すように、防蟻テープ22を逆U字状に曲
げた状態で白蟻遮蔽板21と被覆材5との間に介装し、
両面テープや接着剤などで接着して密着状態を得るよう
にする。
【0024】そして、被覆材5を基礎断熱材4に取り付
けるため、釘を固定具23として用い、白蟻遮蔽板21
の剛性を利用して打ち付けることで被覆材5を確実に固
定するとともに、被覆材5と白蟻遮蔽板21とを圧着し
て一層確実に隙間を無くすようにする。
【0025】さらに、白蟻遮蔽板21と基礎断熱材4の
室外側Aの表面4cとの間も防蟻テープ22を用いて密
着させた状態にしても良い。
【0026】なお、基礎断熱材4の室外側Aを覆って保
護する被覆材5は、従来と同様に、下端部を土Cに接し
た状態にし、下端が布基礎3の表面に接する状態にする
必要はない。
【0027】この白蟻遮蔽板21は、白蟻が食い破るこ
とができない素材であれば良く、ステンレス鋼、銅、ア
ルミニウム、塗装した鉄などの一般に外装材として使用
される金属板やABS、ポリエチレン、FRPなどのプ
ラスチックの板、合金、あるいはセラミックなどの無機
材料の板などを用いることができる。
【0028】なお、このような基礎断熱材4が取付けら
れた布基礎3より上側の構造は、既に説明した図4の場
合と同一であるので、同一部分に同一番号を記し、その
説明は省略するが、土台6上に防蟻テープを貼付け、床
下部分の白蟻による食害を防止するようにしても良い。
【0029】このような建築物の基礎断熱構造20によ
れば、基礎断熱材4の下端4aから被覆材5で覆われて
いない部分から白蟻が侵入しようとして、基礎断熱材4
の内部を進んでも白蟻遮蔽板21で覆われているので、
布基礎3の上部に出ることが出来ず、また白蟻遮蔽板2
1を迂回して被覆材5との間を進もうとしても防蟻テー
プ22によって密着状態で隙間がないので、この部分か
らも布基礎3の上部に出ることが出来ない。
【0030】したがって、白蟻は布基礎3を通って餌で
ある木材の土台6や柱7、大引き13などに到達するこ
とが出来ず、建築物を白蟻の食害から守ることができ
る。
【0031】また、この建築物の基礎断熱構造20によ
れば、布基礎3に対しても外断熱を施しながら優れた防
蟻効果を得ることができる。
【0032】さらに、防蟻シート22を使用しても直接
土Cに接触することがないので、土壌汚染の問題がほと
んどない。
【0033】また、従来の布基礎3に対する外断熱工法
に準じた施工法で施工でき、特別な技術や治工具が不要
であり、安価に施工できる。
【0034】次に、この発明の建築物の基礎断熱構造の
他の一実施の形態について図2を参照しながら詳細に説
明する。
【0035】この建築物の基礎断熱構造30では、布基
礎3の室外側Aに取付けられた基礎断熱材4に配設され
る白蟻遮蔽板31がL字状に形成され、基礎断熱材4の
上端面4bを覆うように配置すること無く、水平部31
aが基礎断熱材4の中間部を貫通して配置され、先端縁
が布基礎3のコンクリートに埋設してあり、白蟻遮蔽板
31の下方に向いた垂直部31bが基礎断熱材4の室外
側Aの表面4cを覆うように配置してある。
【0036】そして、この白蟻遮蔽板31の垂直部31
bの室外側Aに被覆材5が配置され、垂直部31bと被
覆材5との間が密着状態にしてある。
【0037】この白蟻遮蔽板31の垂直部31bと被覆
材5とを密着させるため、防蟻テープ22や釘などの固
定具23などを用いるのは、既に説明した上記実施の形
態と同様である。
【0038】このようなL字状の白蟻遮蔽板31の地面
からの取付高さは土Cから50mm以上であれば、布基礎
3のどの高さ位置でもよく、基礎断熱材3を貫通させた
状態にするため、上下に分割した基礎断熱材3を用いれ
ば良い。
【0039】このような建築物の基礎断熱構造30によ
っても、基礎断熱材4の下端4aから被覆材5で覆われ
ていない部分から白蟻が侵入しようとして、基礎断熱材
4の内部を進んでも白蟻遮蔽板31で覆われているの
で、布基礎3の上部に出ることが出来ず、また白蟻遮蔽
板31を迂回して垂直部31bと被覆材5との間を進も
うとしても防蟻テープ22によって密着状態で隙間がな
いので、この部分からも布基礎3の上部に出ることが出
来ない。
【0040】したがって、白蟻は布基礎3を通って餌で
ある木材の土台6や柱7、大引き13などに到達するこ
とが出来ず、建築物を白蟻の食害から守ることができる
など、上記実施の形態と同様の効果を奏する。
【0041】次に、この発明の建築物の基礎断熱構造の
さらに他の一実施の形態について図3を参照しながら詳
細に説明する。
【0042】この建築物の基礎断熱構造40では、布基
礎3の室外側Aに取付けられた基礎断熱材4に配設され
る白蟻遮蔽板41がコ字状に形成され、基礎断熱材4の
上端面4bから被せるように配置され、白蟻遮蔽板41
の室内側Bの下方に突き出した先端縁41aが布基礎3
のコンクリートの上面に埋設してあり、白蟻遮蔽板41
の室外側Aの下方に向いた垂直部41bが基礎断熱材4
の室外側Aの表面4cを覆うように配置してある。
【0043】そして、この白蟻遮蔽板41の垂直部41
bの室外側Aに被覆材5が配置され、垂直部41bと被
覆材5との間が密着状態にしてある。
【0044】この白蟻遮蔽板31の垂直部31bと被覆
材5とを密着させるため、防蟻テープ22や釘などの固
定具23を用いるのは、既に説明した上記2つの実施の
形態と同様である。
【0045】このような建築物の基礎断熱構造40によ
っても、基礎断熱材4の下端4aから被覆材5で覆われ
ていない部分から白蟻が侵入しようとして、基礎断熱材
4の内部を進んでも白蟻遮蔽板41で覆われているの
で、布基礎3の上部に出ることが出来ず、また白蟻遮蔽
板41を迂回して垂直部41bと被覆材5との間を進も
うとしても防蟻テープ22によって密着状態で隙間がな
いので、この部分からも布基礎3の上部に出ることが出
来ない。
【0046】したがって、白蟻は布基礎3を通って餌で
ある木材の土台6や柱7、大引き13などに到達するこ
とが出来ず、建築物を白蟻の食害から守ることができる
など、上記2つの実施の形態と同様の効果を奏する。。
【0047】なお、これらの建築物の基礎断熱構造2
0,30,40に用いることができる基礎断熱材4とし
ては、硬質ウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフ
ォーム、ポリスチレンフォーム、ポリエチレンンフォー
ム、ポリフェノールフォームなどのプラスチックフォー
ムやグラスウール、ロックウール、セルロースファイバ
などの無機、有機繊維断熱材を挙げることができる。
【0048】また、基礎の被覆材5としては、モルタ
ル、コンクリート、セラミック、ガラス、金属などの無
機材料で板状成形品を用いることができ、形状は平板が
望ましいが、防蟻テープ等により密着できれば波形や山
形、その他の形状であっても良い。
【0049】さらに、布基礎3は床下空間のある構造で
も良いし、図示しないが、床下空間のない土間床やべた
基礎であっても良く、材質はコンクリートなど白蟻に食
外されないものであれば良い。
【0050】また、被覆材5を基礎断熱材4に取り付け
るための固定具23としては、釘に限らず、タッピング
ビス、スクリュウネジなど、通常の被覆材を固定するの
に使用されているものを用いれば良く、材質は、鉄、ス
テンレス鋼、アルミニウム、銅などの金属やプラスチッ
ク、セラミックなどのものが使用できる。
【0051】さらに、布基礎より上部の建築物の外装材
としては、たとえばPC板、ALC板、GRC板、石
板、タイル、れんが、FRPその他一般に使用されてい
る外装材が使用される。
【0052】
【発明の効果】以上、実施の形態とともに具体的に説明
したようにこの発明の請求項1記載の建築物の断熱基礎
構造によれば、布基礎の室外側に断熱材を介して被覆材
が取り付けられた基礎断熱構造で、断熱材の上端部、あ
るいは断熱材の中間部を貫通させて白蟻遮蔽板を配置し
てその一側縁を布基礎に埋設し、他側縁を断熱材の室外
側表面に位置させ、白蟻遮蔽板と被覆材との間を密着さ
せるようにしたので、布基礎を断熱する断熱材の内部を
白蟻が侵入経路としようとしても白蟻遮蔽板で土台部分
への侵入が阻止され、白蟻遮蔽板を迂回してその外側を
侵入経路としようとしても被覆材と白蟻遮蔽板が密着し
て隙間がなく、白蟻の侵入を阻止することができ、布基
礎に対して外断熱を施しながら、建築物に対して優れた
防蟻効果を得ることができる。
【0053】また、この発明の請求項2記載の建築物の
断熱基礎構造によれば、白蟻遮蔽板と被覆材との間に防
蟻テープを介在させて密着するようにしたので、隙間を
無くすと同時に、防蟻テープの薬剤によっても白蟻の侵
入を阻止することができ、しかも防蟻テープを土に直接
接触しないので、土壌汚染も防止することができる。
【0054】さらに、いずれの発明でも、従来の布基礎
に対する外断熱工法に準じた施工法で施工でき、特別な
技術や治工具が不要であり、安価に施工できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の建築物の断熱基礎構造の一実施の形
態にかかる断面図、拡大断面図およびX部の拡大断面図
である。
【図2】この発明の建築物の断熱基礎構造の他の一実施
の形態にかかる断面図、拡大断面図である。
【図3】この発明の建築物の断熱基礎構造のさらに他の
一実施の形態にかかる拡大断面図である。
【図4】従来の建築物の断熱基礎構造の断面図である。
【符号の説明】
3 布基礎 4 基礎断熱材 4b 上端面 4c 室外側の表面 4d 室内側の表面 5 被覆材 6 土台 20 建築物の断熱基礎構造 21 白蟻遮蔽板 21a 端縁(一側縁) 21b 端縁(他側縁) 22 防蟻テープ 23 固定具 30 建築物の基礎基礎構造 31 白蟻遮蔽板 31a 水平部 31b 垂直部 40 建築物の断熱基礎構造 41 白蟻遮蔽板 41a 先端縁 41b 垂直部 A 室外側 B 室内側 C 土

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の布基礎の室外側に断熱材を介し
    て被覆材を取付けた建築物の基礎断熱構造において、一
    側縁が前記布基礎に埋設されるとともに、他側縁が前記
    断熱材の上端部または前記断熱材を貫通して中間部を覆
    って当該断熱材の室外表面に配設される白蟻遮蔽板を設
    け、この白蟻遮蔽板と前記被覆材との間を密着させたこ
    とを特徴とする建築物の断熱基礎構造。
  2. 【請求項2】 前記白蟻遮蔽板と前記被覆材との間に防
    蟻テープを介在させて密着したことを特徴とする請求項
    1記載の建築物の断熱基礎構造。
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