JP3302586B2 - 不連続面レンズの成形金型 - Google Patents

不連続面レンズの成形金型

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばCRT(陰
極線管)の蛍光面を露光により形成する際に使用される
露光用補正レンズのような不連続面を有するレンズを製
作するための成形金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、シャドウマスク形カラー陰極線
管用パネルの内面には、黒色吸光層の開口部を介して
赤、緑および青の3色の蛍光体層が規則的に形成された
蛍光面を有しており、この蛍光面は、通常、露光装置を
使用した写真法により形成される。上記露光装置は、図
6に示すように、光源部1と、この光源部1から放射さ
れた露光光線2を実際の使用時に陰極から放射されて磁
界により偏向される電子ビームの軌跡に近似させるため
の露光用補正レンズ3とを基本構成としている。この露
光装置には、シャドウマスク4が装着されたCRT用パ
ネル7が補正レンズ3に対向して設置され、パネル7の
内面に塗布形成された感光膜や蛍光体スラリー膜が、補
正レンズ3およびシャドウマスク4を介して露光光線2
により露光される。
【0003】上記補正レンズ3は、光源部1からの距離
がそれぞれ異なる各露光面に対して露光光線2を電子ビ
ームの軌跡に近似させる補正機能を有する必要があるた
め、それぞれ所定の方向に三次元的に傾斜した複数のミ
ラー平面3aが列方向および行方向に配設された不連続
な表面を有する(特開平8-153466号公報参照)。このよ
うな形状の補正レンズ3は、図4に縦断面図を示したよ
うな成形金型を用いて熱可塑性樹脂または紫外線硬化樹
脂による成形加工により製作される。
【0004】上記成形金型は、主金型部8と副金型部9
とから構成されている。主金型部8は、組立用固定枠1
0の内部にM×N個の金型分割ブロック11がM行、N
列の配置で挿入されるとともに、これら金型分割ブロッ
ク11が、行方向押圧用ボルト13のねじ込みにより行
方向(図の左右方向であって、この場合は左方向)に押
圧される行方向押圧板12および列方向押圧用ボルト
(図示せず)のねじ込みにより列方向(図の前後方向で
あって、この場合は図の背後方向)に押圧される列方向
押圧板(図示せず)からそれぞれ押圧力を受けて、静止
摩擦力によって固定されている。各金型分割ブロック1
1は、各々の一端面(図の上端面)に補正レンズ3のミ
ラー平面3aを形成するための成形用小平面11aが形
成されており、これら成形用小平面11aは、各々がセ
ッティングされる位置に固有の三次元的傾きを有してい
る。一方、副金型部9は、組立用固定枠10に対応する
開口を有する容器状であって、一側面に樹脂注入口14
が設けられている。
【0005】上記成形金型は、主金型部8と副金型部9
とを合体させて型締めしたのちに、各金型分割ブロック
11の各々の成形用小平面11aと副金型部9の内面と
の間の成形用空間19に樹脂注入口14から所要の樹脂
を注入することにより、上述の補正レンズ3を成形加工
できるものである。
【0006】上記成形金型は、補正レンズ3の各ミラー
平面3aをそれぞれ形成するための成形用小平面11a
を個々の金型分割ブロック11に設けた構成となってお
り、さらに、各金型分割ブロック11は、断面矩形状の
比較的小さな軸状体の一端面にそれぞれ固有の三次元的
傾きを有する成形用小平面11aを備えた形状になって
いる。したがって、不連続面を有する複雑な表面形状の
補正レンズ3を正確に成形加工するためには、主金型部
8の組み立てに際して、金型分割ブロック11の相対高
さ位置、つまり各成形用小平面11の相対位置関係を極
めて高精度に設定して各分割金型ブロック11を組み合
わせることが要求される。また、成形用小平面11aは
極めて高い傾斜精度に加工することが要求されるので、
金型分割ブロック11は超硬合金などの硬脆材料を被加
工材料として形成されている。
【0007】ところが、図4に示す構成の主金型部8で
は、各成形用小平面11aの相対位置関係は各金型分割
ブロック11の軸心方向長さにより決定されてしまい、
調整することができない。例えば、図4の2点鎖線は、
金型分割ブロック11の高さの設定値(設計値)を示
し、これに対し軸心方向長さに誤差を有する実線で示し
た金型分割ブロック11は、これが硬脆材料で形成され
ていることから、切削により誤差分を削除するといった
手段で軸心方向長さを調整することが困難である。
【0008】そこで従来では、図5に示すように、正確
な平面度に設定された基準プレート17を組立用固定枠
10の底面に敷設するとともに、この基準プレート17
の上面に、裏面が正確な平面度に設定された軟質金属か
らなる調整用平板スペーサ18を載置した構成を設けて
いる。軟質金属からなる調整用平板スペーサ18は容易
に切削加工できるので、金型分割ブロック11の軸心方
向長さの寸法誤差は、調整用平板スペーサ18における
寸法誤差を有する金型分割ブロック11がセッティング
される箇所を高さ誤差分だけ切削して所要の厚みにする
ことにより吸収している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金型分
割ブロック11は、断面形状が10mm×10mm程度の小さな
ものであって、その数が300 以上と多いのが一般的であ
るから、図5の成形金型において軟質金属からなる調整
用平板スペーサ18を金型分割ブロック11の高さ調整
のために切削加工する際に発生する小さなバリ20や、
金型分割ブロック11を挿入する以前に組立用固定枠1
0内に混入する塵21などの影響を受けて、各金型分割
ブロック11をそれらの成形用小平面11aが所定の相
対位置になるよう高精度に組み合わすことが極めて困難
となる。例えば、図5では、4個の金型分割ブロック1
1A,11B,11D,11Fは設定値の高さに設定さ
れているが、2個の金型分割ブロック11C,11E
は、塵21の噛み込みおよびバリ20の影響を受けてそ
れぞれ設定値よりも高くなっており、また、他の金型分
割ブロック11Gは、自体の底面の直角度不良により設
定値よりも高くなっている。
【0010】そこで、本発明は、バリや塵および金型分
割ブロック自体の端面の直角度不良などの影響を完全に
排除して、全ての金型分割ブロックを設定値の位置に高
精度に保持して組み合わすことのできる不連続面レンズ
の成形金型を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、異なる傾きを有する複数の小さなミラー
平面が表面に配設されてなる不連続面レンズを成形加工
するための成形金型において、前記レンズの表面を形成
するための主金型部と、この主金型部に合体されて前記
主金型部との間に成形用空間を形成する副金型部とを有
し、前記主金型部は、容器状の組立用固定枠の内底面
に、所定の径を有する複数個の高さ調整用球状スペーサ
が所定の配列で配置されているとともに、前記各ミラー
平面にそれぞれ対応する形状となった鏡面状の成形用小
平面が軸状体の一端面に各々形成されてなる複数個の金
型分割ブロックが、前記レンズの各ミラー平面に対応す
る配置で前記組立用固定枠の内部に挿入され、且つ各々
の他端面を個々の前記各球状スペーサ上にそれぞれ当接
して支持された構成を有し、前記各金型分割ブロック
が、各々の軸心方向長さの寸法誤差に対応した径を有す
る前記球状スペーサで支持されて、前記各成形用小平面
が所定の相対位置関係の配置で保持されている構成にな
っている。
【0012】この不連続面レンズの成形金型は、主金型
部の組み立てに際して、各金型分割ブロックを不連続面
レンズの各ミラー面に対応した配置で組立用固定枠内に
挿入する場合、挿入すべき金型分割ブロックの軸心方向
長さの寸法誤差に応じて、その寸法誤差を吸収できる径
を有する球状スペーサを選択して組立用固定枠の内底面
の所定位置に設置し、この球状スペーサ上に金型分割ブ
ロックを載せる。それにより、各金型分割ブロックは径
の異なる球状スペーサにより高さを調整されてそれぞれ
設定の高さ位置に支持されるから、各金型分割ブロック
の各々の成形用小平面が所定の相対位置関係に配置され
る。このようにして組み立てた主金型部に副金型を合体
して相互に型締めし、主金型部の各成形用小平面と副金
型部の内面とで囲まれる成形用空間内に所要の樹脂を注
入することにより、例えばCRTの蛍光面を露光により
形成する際に使用する露光用補正レンズのような不連続
面レンズを樹脂成形できる。
【0013】この成形金型では、各金型分割ブロックが
球状スペーサにより点接触で支持されているから、組立
用固定枠内に混入した塵は、球状スペーサによって形設
される金型分割ブロックの他端面と組立用固定枠の内底
面との間の空間に存在するだけであって、金型分割ブロ
ックの位置決めに対して何ら悪影響を及ぼさない。ま
た、一端面が傾斜面となった直角度不良の金型分割ブロ
ックであっても、この金型分割ブロックは、その傾斜面
における設計値またはほぼ設計値となる中央点に球状ス
ペーサが点接触して支持されるから、支障なく設定高さ
位置に支持することができる。さらに、切削による厚み
の可変により金型分割ブロックの高さを調整する従来の
調整用平板を用いないので、バリによる金型分割ブロッ
クの高さの影響は生じない。しかも、球状スペーサとし
ては、所定の径に正確に形成できる鋼球などを用いるこ
とができるので、各金型分割ブロックは、それらの成形
用小平面の相対位置関係が極めて小さい誤差となる高い
精度で位置調整を行うことができる。
【0014】上記発明において、組立用固定枠の内底面
に、正確な平面度に設定された基準プレートが敷設さ
れ、この基準プレートの表面に、金型分割ブロックを配
置すべき各箇所の各々の中央部に位置決め孔がそれぞれ
形成された位置決めプレートが重ね合わせて載置され、
複数個の球状スペーサが、個々の前記位置決め孔に挿入
して前記基準プレート上に載置されて、各々の半部を前
記位置決めプレート上に突出した状態で前記位置決め孔
に保持されている構成とすることが好ましい。
【0015】これにより、球状スペーサを、位置決め孔
に挿入するだけで組立用固定枠内における所定位置に盲
動することなく保持することができる。また、球状スペ
ーサを正確な平面度に設定された基準プレート上に載置
するので、金型分割ブロックの高さ位置を一層正確に設
定することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本
発明の一実施の形態に係る不連続面レンズの成形金型の
組立過程を示す分解斜視図であり、図2はその主金型部
22の平面図、図3は同成形金型の成形過程を示す縦断
面図である。これらの図において、図4および図5と同
等のものには同一の符号を付してその説明を省略する。
【0017】この成形金型の主金型部22は、図5の調
整用平板スペーサ18に代えて、図3に明示するよう
に、各金型分割ブロック11を各々設置すべき各箇所に
おける中央部に位置決め孔24がそれぞれ配設された位
置決めプレート23と、各位置決め孔24に挿入して基
準プレート17上に載置される鋼球からなる球状スペー
サ27とを設けている。したがって、各金型分割ブロッ
ク11は、球状スペーサ27の上に載置されて、球状ス
ペーサ27に点接触で支持される。上記球状スペーサ2
7は、寸法精度を厳格に管理して正確な径に設定された
複種類のものを備えている。各金型分割ブロック11の
各々の成形用小平面11aは、基準平面に対して金型分
割ブロック11の配列の行方向xの傾きθxと列方向y
の傾きθyとを有しており、その三次元的傾きは、補正
レンズ3に対応する番地(i,j)によりそれぞれ固有
の値θx(i,j)、θy(i,j)に設定されてい
る。
【0018】上記成形金型における主金型部22の組み
立てに際しては、図1に矢印で示すように、各金型分割
ユニット11が所定の順序で組立固定枠10内の所定値
に嵌め込まれていくが、このとき、嵌め込む金型分割ブ
ロック11のそれぞれに対応して、その寸法誤差を吸収
して金型分割ブロック11を設定値の高さに位置決めで
きる径を有する球状スペーサ27が選択され、この球状
スペーサ27が位置決めプレート23の所定の位置決め
孔24に挿入してセッティングされる。このセッティン
グされた球状スペーサ27は、位置決め孔24から半部
を突出した状態で位置決め孔24により盲動することの
なくよう保持される。
【0019】図2に示すように全ての金型分割ユニット
11の挿入が終了したのちに、行方向押圧用ボルト13
および列方向押圧用ボルト29をそれぞれをねじ込むこ
とにより、行方向押圧板12および列方向押圧板28を
介して各金型分割ユニット11を行方向xおよび列方向
yにそれぞれ押圧して、全ての金型分割ユニット11を
静止摩擦力により固定すると、主金型部22の組み立て
が完了する。
【0020】組み立ての完了した主金型部22に副金型
部9を合体して型締めし、図3に示すように、各成形用
小平面11aと副金型部9の内面とで囲まれた成形用空
間19内に樹脂注入口14から所要の樹脂30を注入し
て、例えば露光用補正レンズ3のような不連続面レンズ
を樹脂成形する。
【0021】上記成形金型における主金型部22では、
各金型分割ブロック11を球状スペーサ27により点接
触で支持しているから、図3に明示するように、位置決
めプレート23上に塵21が混入しても、この塵21
は、球状スペーサ27によって形設される金型分割ブロ
ック11の底面と位置決めプレート23との間の空間に
存在するだけであって、金型分割ブロック11の高さの
位置決めに対して何ら悪影響を及ぼさない。
【0022】また、図3の左端の金型分割ブロック11
は底面が傾斜した直角度不良のものであるが、このよう
な金型分割ブロック11は、その底面の中央点Cが設計
値となって、この中央点Cを通っていずれかの方向に傾
斜する形状に形成されるのが一般的である。したがっ
て、上記の金型分割ブロック11は、設計値またはほぼ
設計値である中央点Cに球状スペーサ27が点接触して
支持されるから、支障なく設定高さ位置に支持すること
ができる。さらに、球状スペーサ27は位置決め孔24
に挿入されて基準プレート17上に載置されるが、この
基準プレート17は金型分割ブロック11の高さ調整の
ために切削されるものでないから、従来のバリの影響は
生じない。しかも、基準プレート17は正確な平面度に
設定されており、この基準プレート17上に所定の径に
正確に形成された球状スペーサ27を載置して金型分割
ブロック11の高さ調整を行う。その結果、各金型分割
ブロック11は、それらの成形用小平面11aの相対位
置関係が例えば±50μm以下の誤差となる極めて高い精
度で高さ調整を行うことができ、精密な不連続面レンズ
を成形加工することができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1の不連続
面レンズの成形金型によれば、各金型分割ブロックを球
状スペーサにより点接触で支持するようにしたので、組
立用固定枠内に塵が混入したも、この塵は、球状スペー
サの周囲空間に存在するだけであって、金型分割ブロッ
クの位置決めに対して何ら悪影響を及ぼさない。また、
一端面が傾斜面となった直角度不良の金型分割ブロック
であっても、この金型分割ブロックは、その傾斜面にお
ける設計値またはほぼ設計値となる中央点に球状スペー
サが点接触して支持されるから、支障なく設定高さ位置
に支持することができる。さらに、従来の調整用平板を
用いないので、バリによる金型分割ブロックの高さの影
響は生じない。しかも、球状スペーサとしては、所定の
径に正確に形成できる鋼球などを用いることができるの
で、各金型分割ブロックは、それらの成形用小平面の相
対位置関係が極めて小さい誤差となる高い精度で高さ調
整を行うことができる。
【0024】また、請求項2の不連続面レンズの成形金
型によれば、球状スペーサを、位置決め孔に挿入するだ
けで組立用固定枠内における所定位置に盲動することな
く保持することができる。また、球状スペーサを正確な
平面度に設定された基準プレート上に載置するので、金
型分割ブロックの高さ位置を一層正確に設定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る不連続面レンズの
成形金型の組立過程を示す分解斜視図。
【図2】同上成形金型における主金型部の平面図。
【図3】同上成形金型の成形過程の縦断面図。
【図4】従来の成形金型の縦断面図。
【図5】従来の他の成形金型の縦断面図。
【図6】本発明の成形金型により成形加工できる不連続
面レンズの使用状態を説明するための構成図。
【符号の説明】
3 露光用補正レンズ(不連続面レンズ) 3a ミラー平面 9 副金型部 10 組立用固定枠 11 金型分割ブロック 11a 成形用小平面 17 基準プレート 19 成形用空間 22 主金型部 23 位置決めプレート 24 位置決め孔 27 球状スペーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−48310(JP,A) 特開 昭50−161561(JP,A) 特開 平8−57910(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 33/00 - 33/76

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる傾きを有する複数の小さなミラー
    平面が表面に配設されてなる不連続面レンズを成形加工
    するための成形金型において、 前記レンズの表面を形成するための主金型部と、この主
    金型部に合体されて前記主金型部との間に成形用空間を
    形成する副金型部とを有し、 前記主金型部は、容器状の組立用固定枠の内底面に、所
    定の径を有する複数個の高さ調整用球状スペーサが所定
    の配列で配置されているとともに、前記各ミラー平面に
    それぞれ対応する形状となった鏡面状の成形用小平面が
    軸状体の一端面に各々形成されてなる複数個の金型分割
    ブロックが、前記レンズの各ミラー平面に対応する配置
    で前記組立用固定枠の内部に挿入され、且つ各々の他端
    面を個々の前記各球状スペーサ上にそれぞれ当接して支
    持された構成を有し、 前記各金型分割ブロックが、各々の軸心方向長さの寸法
    誤差に対応した径を有する前記球状スペーサで支持され
    て、前記各成形用小平面が所定の相対位置関係の配置で
    保持されていることを特徴とする不連続面レンズの成形
    金型。
  2. 【請求項2】 組立用固定枠の内底面に、正確な平面度
    に設定された基準プレートが敷設され、 この基準プレートの表面に、金型分割ブロックを配置す
    べき各箇所の各々の中央部に位置決め孔がそれぞれ形成
    された位置決めプレートが重ね合わせて載置され、 複数個の球状スペーサが、個々の前記位置決め孔に挿入
    して前記基準プレート上に載置されて、各々の半部を前
    記位置決めプレート上に突出した状態で前記位置決め孔
    に保持されている請求項1に記載の不連続面レンズの成
    形金型。
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