JP3302340B2 - 移動通信基地局のスマートアンテナシステム用送受信装置 - Google Patents
移動通信基地局のスマートアンテナシステム用送受信装置Info
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- H01Q3/00—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
- H01Q3/26—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture
- H01Q3/30—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture varying the relative phase between the radiating elements of an array
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- H01Q3/42—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture varying the relative phase between the radiating elements of an array by electrical means using frequency-mixing
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- H01Q21/00—Antenna arrays or systems
- H01Q21/0006—Particular feeding systems
- H01Q21/0025—Modular arrays
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- H—ELECTRICITY
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- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/14—Relay systems
- H04B7/15—Active relay systems
- H04B7/155—Ground-based stations
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信基地局の
スマートアンテナシステム用送受信装置に関する。特
に、Ｎ個のアンテナアレイ(array)からの信号全部を周
波数分割多重化(FDM:Frequency Division Multiplexin
g)によって結合した後、広帯域送受信器によって処理可
能な技術として、基底帯域のビーム形成モジュールにＮ
個のアンテナからの全情報をそのまま伝えられ、適応的
なビーム形成(adaptive beam forming)ができる装置に
関して開示する。
スマートアンテナシステム用送受信装置に関する。特
に、Ｎ個のアンテナアレイ(array)からの信号全部を周
波数分割多重化(FDM:Frequency Division Multiplexin
g)によって結合した後、広帯域送受信器によって処理可
能な技術として、基底帯域のビーム形成モジュールにＮ
個のアンテナからの全情報をそのまま伝えられ、適応的
なビーム形成(adaptive beam forming)ができる装置に
関して開示する。
【０００２】
【従来の技術】一般的にスマートアンテナは、知能的(i
ntelligent)で適応的な配列(adaptivearrays)をもつ。
そして、信号環境に応答して放射パターン(radiation p
attern)を自動的に変化させることができ、所望の顧客
の方へ向かう最適の指向ビーム(optimum directional b
eam)と他の干渉方向に対するパターンヌル(pattern nul
ls)の特性をもつ。スマートアンテナは、受信した諸信
号からSNIR(SNR+干渉信号)を最大にするビームの方向を
探し出すことができる。さらに、任意のビーム合性がで
き、最も強い信号のビーム選択、移動体動的追跡、チャ
ネル干渉信号除去及び全方向信号の利用が可能である。
ntelligent)で適応的な配列(adaptivearrays)をもつ。
そして、信号環境に応答して放射パターン(radiation p
attern)を自動的に変化させることができ、所望の顧客
の方へ向かう最適の指向ビーム(optimum directional b
eam)と他の干渉方向に対するパターンヌル(pattern nul
ls)の特性をもつ。スマートアンテナは、受信した諸信
号からSNIR(SNR+干渉信号)を最大にするビームの方向を
探し出すことができる。さらに、任意のビーム合性がで
き、最も強い信号のビーム選択、移動体動的追跡、チャ
ネル干渉信号除去及び全方向信号の利用が可能である。
【０００３】このスマートアンテナの長所は、高いアン
テナ利得、干渉(inteference)/多重経路(multipath)の
リジェクション(rejection)、空間多様性(spatial dive
rsity)、良好な電力効率(power efficiency)、良好なレ
ンジ(range)/カバレッジ(coverage)、容量増加、高いビ
ット率(bit rate)及び省電力にある。
テナ利得、干渉(inteference)/多重経路(multipath)の
リジェクション(rejection)、空間多様性(spatial dive
rsity)、良好な電力効率(power efficiency)、良好なレ
ンジ(range)/カバレッジ(coverage)、容量増加、高いビ
ット率(bit rate)及び省電力にある。
【０００４】反面、スマートアンテナの短所は、電波環
境に最適のビームを探すための計算量が多いという点で
ある。このため実時間処理が難しいという問題点をかか
えている。また、こうした原理を実用化するためのハー
ドウェアの開発不振も問題点である。
境に最適のビームを探すための計算量が多いという点で
ある。このため実時間処理が難しいという問題点をかか
えている。また、こうした原理を実用化するためのハー
ドウェアの開発不振も問題点である。
【０００５】このようなスマートアンテナの種類には、
セクターアンテナ(sectored antenna)、ダイバーシティ
ーアンテナ(diversity antenna)、スイッチビームアン
テナ(switched beam antenna)及び適応配列アンテナ(ad
aptive array antennas)がある。
セクターアンテナ(sectored antenna)、ダイバーシティ
ーアンテナ(diversity antenna)、スイッチビームアン
テナ(switched beam antenna)及び適応配列アンテナ(ad
aptive array antennas)がある。
【０００６】スマートアンテナシステムは、Ｎ個の配列
アンテナから受信された信号を利用し、各々の加入者へ
適応的にビームを形成してSIR(Signal to Interference
Ratio)とSNR(Signal to Noise Ratio)を高め、既存のC
DMAシステムよりもカバレッジと容量を増加させること
のできる次世代移動通信システムの核心技術である。
アンテナから受信された信号を利用し、各々の加入者へ
適応的にビームを形成してSIR(Signal to Interference
Ratio)とSNR(Signal to Noise Ratio)を高め、既存のC
DMAシステムよりもカバレッジと容量を増加させること
のできる次世代移動通信システムの核心技術である。
【０００７】図１は、従来のスマートアンテナシステム
のためのCDMA基地局システム構成図である。図１のよう
なスマートアンテナシステムは、Ｎ個の配列アンテナを
利用することによって、スマートアンテナシステムを使
わないCDMA基地局に比べＮ個の送受信段を必要としてい
る。
のためのCDMA基地局システム構成図である。図１のよう
なスマートアンテナシステムは、Ｎ個の配列アンテナを
利用することによって、スマートアンテナシステムを使
わないCDMA基地局に比べＮ個の送受信段を必要としてい
る。
【０００８】図１から分かるように、Ｎ個の配列アンテ
ナにそれぞれAFEU(Antenna Front End Unit)、HPA(High
Power Amplifier)、送受信器(transceiver)が必要であ
り、また、Ｎ個のADC(A/D)とDAC(D/A)が必要である。Ｎ
個のADCとDACは、Ｌ名の加入者(subscriber)を処理する
ことのできるＬ個のビーム形成モジュール(beam formin
g module)に全部連結されている。
ナにそれぞれAFEU(Antenna Front End Unit)、HPA(High
Power Amplifier)、送受信器(transceiver)が必要であ
り、また、Ｎ個のADC(A/D)とDAC(D/A)が必要である。Ｎ
個のADCとDACは、Ｌ名の加入者(subscriber)を処理する
ことのできるＬ個のビーム形成モジュール(beam formin
g module)に全部連結されている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】こうした従来技術の問
題点は、Ｎ個のアンテナの増加により送受信段の各モジ
ュールの個数が増加するというだけではなく、これによ
りシステムの構成が複雑になり、消費電力の増加、製造
コストの増加、システム形状の大型化、関連ケーブルの
増加を招くようになり、物理的システム構成が難しくな
るという点である。
題点は、Ｎ個のアンテナの増加により送受信段の各モジ
ュールの個数が増加するというだけではなく、これによ
りシステムの構成が複雑になり、消費電力の増加、製造
コストの増加、システム形状の大型化、関連ケーブルの
増加を招くようになり、物理的システム構成が難しくな
るという点である。
【００１０】他の従来技術としては、米国特許第５,６
１０,６１７号“Directive beam selectivity for high
speed wireless communication networks”（１９９５
年７月１８日出願、１９９７年３月１１日公報掲載)が
ある。この技術の目的は、無線通信ネットワークのため
の直接ビーム(directive beam)を選択する技術を提供す
ることである。そして、この技術は、バトラーマトリッ
クス結合器(Butler matrix combiner)、送受信器とアン
テナアレイとの間のスイッチング回路から構成されてお
り、狭いビーム幅(narrow beam width)を利用して最適
な信号品質を得るために適切な伝送経路を選択するよう
に構成されていることが特徴である。
１０,６１７号“Directive beam selectivity for high
speed wireless communication networks”（１９９５
年７月１８日出願、１９９７年３月１１日公報掲載)が
ある。この技術の目的は、無線通信ネットワークのため
の直接ビーム(directive beam)を選択する技術を提供す
ることである。そして、この技術は、バトラーマトリッ
クス結合器(Butler matrix combiner)、送受信器とアン
テナアレイとの間のスイッチング回路から構成されてお
り、狭いビーム幅(narrow beam width)を利用して最適
な信号品質を得るために適切な伝送経路を選択するよう
に構成されていることが特徴である。
【００１１】この従来技術によれば、アンテナアレイは
電力消費を減らし、適用範囲(coverage range)を増加さ
せ、アンテナアレイの効率を改善し、コストを減らせる
という利点をもつていると評価されている。
電力消費を減らし、適用範囲(coverage range)を増加さ
せ、アンテナアレイの効率を改善し、コストを減らせる
という利点をもつていると評価されている。
【００１２】しかし、この技術は、アンテナアレイと送
受信器との間のスイッチングによって最適な送受信経路
を選択する技術であり、Ｎ個の配列アンテナと１個の送
受信器との間をスイッチングして最適な送受信経路を選
択するので、適応的なビームを形成することができない
という問題点がある。
受信器との間のスイッチングによって最適な送受信経路
を選択する技術であり、Ｎ個の配列アンテナと１個の送
受信器との間をスイッチングして最適な送受信経路を選
択するので、適応的なビームを形成することができない
という問題点がある。
【００１３】本発明は、移動通信基地局システムのスマ
ートアンテナシステムにおける上記のような従来の技術
の問題点を解決するものであり、単一の送受信器を利用
してＮ個のアンテナアレイから受信された信号を処理す
る送受信装置を提供することを目的にする。
ートアンテナシステムにおける上記のような従来の技術
の問題点を解決するものであり、単一の送受信器を利用
してＮ個のアンテナアレイから受信された信号を処理す
る送受信装置を提供することを目的にする。
【００１４】本発明のその他の目的や長所は、以下の説
明及び添付図面から理解することができよう。
明及び添付図面から理解することができよう。
【００１５】
【発明を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による移動通信基地局のスマートアンテナシ
ステム用受信装置は、Ｎ個配列のアンテナと、該Ｎ個の
アンテナから入力された各信号を異なる周波数にダウン
コンバートするための手段と、該ダウンコンバートされ
たＮ個の信号を１つに結合するための手段と、該結合さ
れた信号を基底周波数帯域にダウンコンバートするため
の手段と、該ダウンコンバートされた信号をデジタル変
換するための手段と、該変換されたデジタル信号をＮ個
の異なるデジタル信号に分離するためのＮ個のデジタル
分離手段と、加入者数分のＬ個設けられ、そのそれぞれ
が、前記Ｎ個のデジタル分離手段によって分離されたＮ
個のデジタル信号を入力して適応的ビームを形成するビ
ーム形成モジュールと、を備えることを特徴とする。
めの本発明による移動通信基地局のスマートアンテナシ
ステム用受信装置は、Ｎ個配列のアンテナと、該Ｎ個の
アンテナから入力された各信号を異なる周波数にダウン
コンバートするための手段と、該ダウンコンバートされ
たＮ個の信号を１つに結合するための手段と、該結合さ
れた信号を基底周波数帯域にダウンコンバートするため
の手段と、該ダウンコンバートされた信号をデジタル変
換するための手段と、該変換されたデジタル信号をＮ個
の異なるデジタル信号に分離するためのＮ個のデジタル
分離手段と、加入者数分のＬ個設けられ、そのそれぞれ
が、前記Ｎ個のデジタル分離手段によって分離されたＮ
個のデジタル信号を入力して適応的ビームを形成するビ
ーム形成モジュールと、を備えることを特徴とする。
【００１６】Ｎ個のアンテナから入力された信号を異な
る周波数にダウンコンバートするための手段は、各アン
テナに１ずつつながれたＮ個のAFEUとすることができ
る。その各AFEUは、アンテナから入力された信号を受け
る受信帯域通過フィルタと、該受信帯域通過フィルタを
通過した信号を増幅する低雑音増幅器と、AFEUごとに異
なる周波数ｆｉ(ｉ＝１〜Ｎ)を発生する周波数発生器
と、前記低雑音増幅器を通して増幅された信号と前記周
波数発生器から発生された信号とを混合し、前記増幅信
号の周波数と前記周波数発生器による周波数との差分を
中間周波数帯域にダウンコンバートする周波数混合器
と、該周波数混合器を通過した信号を特定の通過帯域周
波数でフィルタリングしてから次の結合手段に出力する
帯域通過フィルタと、を含んだ構成とすることができ
る。
る周波数にダウンコンバートするための手段は、各アン
テナに１ずつつながれたＮ個のAFEUとすることができ
る。その各AFEUは、アンテナから入力された信号を受け
る受信帯域通過フィルタと、該受信帯域通過フィルタを
通過した信号を増幅する低雑音増幅器と、AFEUごとに異
なる周波数ｆｉ(ｉ＝１〜Ｎ)を発生する周波数発生器
と、前記低雑音増幅器を通して増幅された信号と前記周
波数発生器から発生された信号とを混合し、前記増幅信
号の周波数と前記周波数発生器による周波数との差分を
中間周波数帯域にダウンコンバートする周波数混合器
と、該周波数混合器を通過した信号を特定の通過帯域周
波数でフィルタリングしてから次の結合手段に出力する
帯域通過フィルタと、を含んだ構成とすることができ
る。
【００１７】各アンテナから受信された信号は、中心周
波数がｆＲｃであり、周波数帯域幅がＢＷである。この
ときに、低雑音増幅器を通して増幅された信号は、中心
周波数がｆＲｃであり、周波数帯域幅がＢＷである。さ
らに、周波数混合器を通して中間周波数帯域にダウンコ
ンバートされた信号は、中心周波数がｆＲｃ−ｆｉ(ｉ
＝１〜Ｎ)であり、周波数帯域幅がＢＷである。
波数がｆＲｃであり、周波数帯域幅がＢＷである。この
ときに、低雑音増幅器を通して増幅された信号は、中心
周波数がｆＲｃであり、周波数帯域幅がＢＷである。さ
らに、周波数混合器を通して中間周波数帯域にダウンコ
ンバートされた信号は、中心周波数がｆＲｃ−ｆｉ(ｉ
＝１〜Ｎ)であり、周波数帯域幅がＢＷである。
【００１８】各AFEUでダウンコンバートされたＮ個の信
号を１つに結合するための手段は、Ｎ：１電力結合器と
することができる。このとき、結合された信号を基底周
波数帯域にダウンコンバートするための手段は、広帯域
送受信器とすることができる。さらに、広帯域送受信器
によって周波数ダウンコンバートされた信号の周波数帯
域幅はそれぞれＢＷの周波数帯域幅をもち、Ｎ個のAFEU
から受けた各信号が周波数別に相互重畳しないように変
換される。一方、ダウンコンバートされた信号をデジタ
ル変換するための手段は、広帯域アナログ/デジタル変
換器とすることができ、Ｎ個のデジタル分離手段は、Ｎ
個のデジタルフィルタとすることができる。
号を１つに結合するための手段は、Ｎ：１電力結合器と
することができる。このとき、結合された信号を基底周
波数帯域にダウンコンバートするための手段は、広帯域
送受信器とすることができる。さらに、広帯域送受信器
によって周波数ダウンコンバートされた信号の周波数帯
域幅はそれぞれＢＷの周波数帯域幅をもち、Ｎ個のAFEU
から受けた各信号が周波数別に相互重畳しないように変
換される。一方、ダウンコンバートされた信号をデジタ
ル変換するための手段は、広帯域アナログ/デジタル変
換器とすることができ、Ｎ個のデジタル分離手段は、Ｎ
個のデジタルフィルタとすることができる。
【００１９】また、本発明による移動通信基地局のスマ
ートアンテナシステム用送信装置は、加入者数分のＬ個
設けられてそれぞれ違う加重値をもち、送信しようとす
る信号にその加重値をかけて異なるＮ個の信号に分けて
出力するビーム形成モジュールと、該各ビーム形成モジ
ュールからＮ個ずつ出力された信号を受けて１つに加え
るＮ個の信号加算器と、該各信号加算器で加えられた信
号を受けてそれぞれ異なる周波数にアップコンバートす
るＮ個のデジタル変調器と、該Ｎ個のデジタル変調器を
通して周波数変換された各信号をデジタル方式で１つに
結合するデジタル信号結合器と、該デジタル信号結合器
を通して結合された信号をアナログ変換する広帯域デジ
タル/アナログ変換器と、該広帯域デジタル/アナログ変
換器を通して変換されたアナログ信号を周波数アップコ
ンバートする広帯域送受信器と、該広帯域送受信器の出
力信号をＮ個に分ける１：Ｎ電力分配器と、該１：Ｎ電
力分配器を通して分けられたＮ個の信号を１ずつ受けて
送信周波数に変換するＮ個のAFEUと、該Ｎ個のAFEUから
それぞれ信号を受けて放射するＮ個の配列アンテナと、
を備えることを特徴とする。
ートアンテナシステム用送信装置は、加入者数分のＬ個
設けられてそれぞれ違う加重値をもち、送信しようとす
る信号にその加重値をかけて異なるＮ個の信号に分けて
出力するビーム形成モジュールと、該各ビーム形成モジ
ュールからＮ個ずつ出力された信号を受けて１つに加え
るＮ個の信号加算器と、該各信号加算器で加えられた信
号を受けてそれぞれ異なる周波数にアップコンバートす
るＮ個のデジタル変調器と、該Ｎ個のデジタル変調器を
通して周波数変換された各信号をデジタル方式で１つに
結合するデジタル信号結合器と、該デジタル信号結合器
を通して結合された信号をアナログ変換する広帯域デジ
タル/アナログ変換器と、該広帯域デジタル/アナログ変
換器を通して変換されたアナログ信号を周波数アップコ
ンバートする広帯域送受信器と、該広帯域送受信器の出
力信号をＮ個に分ける１：Ｎ電力分配器と、該１：Ｎ電
力分配器を通して分けられたＮ個の信号を１ずつ受けて
送信周波数に変換するＮ個のAFEUと、該Ｎ個のAFEUから
それぞれ信号を受けて放射するＮ個の配列アンテナと、
を備えることを特徴とする。
【００２０】その各AFEUは、１：Ｎ電力分配器で分配さ
れたＮ個の信号中の１つを受けて特定の周波数帯域にフ
ィルタリングする帯域通過フィルタと、各AFEUごとに異
なる周波数ｆｉ(ｉ＝１〜Ｎ)を発生する周波数発生器
と、該周波数発生器から発生された信号と前記帯域通過
フィルタを通してフィルタリングされた信号とを混合す
る周波数混合器と、該周波数混合器の出力信号を増幅す
る高出力電力増幅器と、該高出力電力増幅器の出力信号
を受けてアンテナに出力する送信帯域通過フィルタと、
を含むものとすることができる。周波数混合器によって
混合された信号の中心周波数はｆＴｃ、１：Ｎ電力分配
器から入力されて帯域通過フィルタを通過した信号の中
心周波数はｆＴｃ−ｆｉ(ｉ＝１〜Ｎ)である。
れたＮ個の信号中の１つを受けて特定の周波数帯域にフ
ィルタリングする帯域通過フィルタと、各AFEUごとに異
なる周波数ｆｉ(ｉ＝１〜Ｎ)を発生する周波数発生器
と、該周波数発生器から発生された信号と前記帯域通過
フィルタを通してフィルタリングされた信号とを混合す
る周波数混合器と、該周波数混合器の出力信号を増幅す
る高出力電力増幅器と、該高出力電力増幅器の出力信号
を受けてアンテナに出力する送信帯域通過フィルタと、
を含むものとすることができる。周波数混合器によって
混合された信号の中心周波数はｆＴｃ、１：Ｎ電力分配
器から入力されて帯域通過フィルタを通過した信号の中
心周波数はｆＴｃ−ｆｉ(ｉ＝１〜Ｎ)である。
【００２１】あるいは、本発明にれば、Ｎ個配列のアン
テナと、該Ｎ個のアンテナから受信された信号を異なる
Ｎ個の中間周波数帯域にダウンコンバートし、また、異
なるＮ個の中間周波数帯域の信号を無線送信周波数にア
ップコンバートして前記Ｎ個のアンテナから送信する、
Ｎ個のAFEUと、前記ダウンコンバートされたＮ個の中間
周波数帯域の信号を結合するＮ：１電力結合器と、前記
Ｎ個のAFEUに、それぞれ異なるＮ個の中間周波数帯域の
送信信号を１ずつ供給する１：Ｎ電力分配器と、前記
Ｎ：１電力結合器によって結合された受信信号を基底周
波数帯域にダウンコンバートし、また、アナログ送信信
号を周波数アップコンバートして前記１：Ｎ電力分配器
に供給する広帯域送受信器と、該広帯域送受信器によっ
てダウンコンバートされた受信信号をデジタル変換する
広帯域アナログ/デジタル変換器と、該変換されたデジ
タル信号をＮ個の異なる信号に分離するＮ個のデジタル
フィルタと、デジタル送信信号をアナログ変換して前記
広帯域送受信器に伝達する広帯域デジタル/アナログ変
換器と、加入者数分設けられ、そのそれぞれが、前記Ｎ
個のデジタルフィルタによって分離されたＮ個のデジタ
ル受信信号をを受けて適応的ビームを形成し、また、送
信信号に加重値をかけて異なるＮ個の信号に分けて出力
するビーム形成モジュールと、を備えた移動通信基地局
のスマートアンテナシステム用送受信装置が提供され
る。
テナと、該Ｎ個のアンテナから受信された信号を異なる
Ｎ個の中間周波数帯域にダウンコンバートし、また、異
なるＮ個の中間周波数帯域の信号を無線送信周波数にア
ップコンバートして前記Ｎ個のアンテナから送信する、
Ｎ個のAFEUと、前記ダウンコンバートされたＮ個の中間
周波数帯域の信号を結合するＮ：１電力結合器と、前記
Ｎ個のAFEUに、それぞれ異なるＮ個の中間周波数帯域の
送信信号を１ずつ供給する１：Ｎ電力分配器と、前記
Ｎ：１電力結合器によって結合された受信信号を基底周
波数帯域にダウンコンバートし、また、アナログ送信信
号を周波数アップコンバートして前記１：Ｎ電力分配器
に供給する広帯域送受信器と、該広帯域送受信器によっ
てダウンコンバートされた受信信号をデジタル変換する
広帯域アナログ/デジタル変換器と、該変換されたデジ
タル信号をＮ個の異なる信号に分離するＮ個のデジタル
フィルタと、デジタル送信信号をアナログ変換して前記
広帯域送受信器に伝達する広帯域デジタル/アナログ変
換器と、加入者数分設けられ、そのそれぞれが、前記Ｎ
個のデジタルフィルタによって分離されたＮ個のデジタ
ル受信信号をを受けて適応的ビームを形成し、また、送
信信号に加重値をかけて異なるＮ個の信号に分けて出力
するビーム形成モジュールと、を備えた移動通信基地局
のスマートアンテナシステム用送受信装置が提供され
る。
【００２２】この場合、広帯域デジタル/アナログ変換
器とビーム形成モジュールとの間に、該各ビーム形成モ
ジュールからＮ個ずつ出力された送信信号を１つに加え
るＮ個の信号加算器と、該信号加算器から信号を受けて
異なる周波数にアップコンバートするＮ個のデジタル変
調器と、該Ｎ個のデジタル変調器を通して周波数変換さ
れた各信号をデジタル方式で結合して前記広帯域デジタ
ル/アナログ変換器に伝達するデジタル信号結合器と、
を含むことができる。またAFEUは、アンテナから入力さ
れた信号を受ける受信帯域通過フィルタと、該受信帯域
通過フィルタを通過した信号を増幅する低雑音増幅器
と、各AFEUごとに異なる周波数を発生する周波数発生器
と、前記低雑音増幅器を通して増幅された信号と前記周
波数発生器から発生された信号とを混合し、前記増幅信
号の周波数から前記周波数発生器による特定周波数の差
分だけ中間周波数帯域にダウンコンバートする周波数混
合器と、該周波数混合器を通過した信号を特定の通過帯
域周波数にフィルタリングしてからＮ：１電力結合器に
出力する帯域通過フィルタと、前記１：Ｎ電力分配器に
より分配されたＮ個の信号中の１つを受けて特定周波数
帯域にフィルタリングする帯域通過フィルタと、前記周
波数発生器から発生された信号と前記帯域通過フィルタ
を通してフィルタリングされた信号とを混合する周波数
混合器と、該周波数混合器の出力信号を増幅する高出力
電力増幅器と、該高出力電力増幅器の出力信号を受けて
前記アンテナに出力する送信帯域通過フィルタと、を含
むものとすることができる。
器とビーム形成モジュールとの間に、該各ビーム形成モ
ジュールからＮ個ずつ出力された送信信号を１つに加え
るＮ個の信号加算器と、該信号加算器から信号を受けて
異なる周波数にアップコンバートするＮ個のデジタル変
調器と、該Ｎ個のデジタル変調器を通して周波数変換さ
れた各信号をデジタル方式で結合して前記広帯域デジタ
ル/アナログ変換器に伝達するデジタル信号結合器と、
を含むことができる。またAFEUは、アンテナから入力さ
れた信号を受ける受信帯域通過フィルタと、該受信帯域
通過フィルタを通過した信号を増幅する低雑音増幅器
と、各AFEUごとに異なる周波数を発生する周波数発生器
と、前記低雑音増幅器を通して増幅された信号と前記周
波数発生器から発生された信号とを混合し、前記増幅信
号の周波数から前記周波数発生器による特定周波数の差
分だけ中間周波数帯域にダウンコンバートする周波数混
合器と、該周波数混合器を通過した信号を特定の通過帯
域周波数にフィルタリングしてからＮ：１電力結合器に
出力する帯域通過フィルタと、前記１：Ｎ電力分配器に
より分配されたＮ個の信号中の１つを受けて特定周波数
帯域にフィルタリングする帯域通過フィルタと、前記周
波数発生器から発生された信号と前記帯域通過フィルタ
を通してフィルタリングされた信号とを混合する周波数
混合器と、該周波数混合器の出力信号を増幅する高出力
電力増幅器と、該高出力電力増幅器の出力信号を受けて
前記アンテナに出力する送信帯域通過フィルタと、を含
むものとすることができる。
【００２３】
【発明の実施の形態】以下、図２及び図３を参照して本
発明の動作原理に対して詳細に説明する。
発明の動作原理に対して詳細に説明する。
【００２４】図２及び図３は、本発明による移動通信基
地局のスマートアンテナシステム用単一送受信器式装置
の構成図である。便宜上、本発明の動作原理を、受信過
程と送信過程に区分して説明する。
地局のスマートアンテナシステム用単一送受信器式装置
の構成図である。便宜上、本発明の動作原理を、受信過
程と送信過程に区分して説明する。
【００２５】まず、受信過程から説明する。Ｎ個の配列
アンテナ２１０を通して受信された信号は、ｆＲｃの中
心周波数とＢＷの周波数帯域幅をもつ。受信帯域通過フ
ィルタ(Rx BPF)２３０を通過した信号は、低雑音増幅器
(LNA)２４０によって増幅された後、各AFEU２５０内の
周波数発生器２７０によってAFEUを区別するために発生
され、AFEUごとに異なる周波数ｆｉ(ｉ＝１〜Ｎ)と混合
され、それぞれｆＲｃ−ｆ１，ｆＲｃ−ｆ２，…，ｆ
Ｒｃ−ｆＮの周波数にダウンコンバートされる。周波数
混合器２９０を通った各信号は、それぞれ通過帯域周波
数をもつ帯域通過フィルタ(BPF)３１０によってフィル
タリングされる。
アンテナ２１０を通して受信された信号は、ｆＲｃの中
心周波数とＢＷの周波数帯域幅をもつ。受信帯域通過フ
ィルタ(Rx BPF)２３０を通過した信号は、低雑音増幅器
(LNA)２４０によって増幅された後、各AFEU２５０内の
周波数発生器２７０によってAFEUを区別するために発生
され、AFEUごとに異なる周波数ｆｉ(ｉ＝１〜Ｎ)と混合
され、それぞれｆＲｃ−ｆ１，ｆＲｃ−ｆ２，…，ｆ
Ｒｃ−ｆＮの周波数にダウンコンバートされる。周波数
混合器２９０を通った各信号は、それぞれ通過帯域周波
数をもつ帯域通過フィルタ(BPF)３１０によってフィル
タリングされる。
【００２６】以上のようにＮ個の配列アンテナ２１０か
ら受信された信号は、Ｎ個のAFEU２５０を通過すること
で互いに異なる周波数に変換され、このＮ個の各信号が
Ｎ：１電力結合器(1:N POWER COMBINER)３３０を通過し
て広帯域送受信器(WIDEBANDTRANSCEIVER)３４０の受信
入力段に入力される。
ら受信された信号は、Ｎ個のAFEU２５０を通過すること
で互いに異なる周波数に変換され、このＮ個の各信号が
Ｎ：１電力結合器(1:N POWER COMBINER)３３０を通過し
て広帯域送受信器(WIDEBANDTRANSCEIVER)３４０の受信
入力段に入力される。
【００２７】図４は広帯域送受信器３４０に入力された
信号のスペクトルである。この図４の信号が広帯域送受
信器３４０を通過して基底帯域にダウンコンバートされ
ると、図５のようなスペクトルをもつようになる。ｆ
ｉ１，ｆｉ２，…，ｆｉＮの周波数をもつ各信号は、広
帯域A/D変換器(WIDEBAND A/D)３６０によってデジタル
信号に変換された後、中心周波数ｆｉ１，ｆｉ２，…，
ｆｉＮの周波数をもつＮ個のデジタルフィルタ(DF)４１
０によって再び分離される。このＮ個の各信号は、Ｎ個
のアンテナ２１０から受信された信号と同じ信号であっ
て、Ｌ名の加入者に適応可能なビームを形成するために
１からＬ番目までのビーム形成モジュール(BM)４００に
全部入力される。ビーム形成モジュール４００では、Ｎ
個の信号を処理して適応ビームを形成し、スマートアン
テナシステムの機能を果たす。
信号のスペクトルである。この図４の信号が広帯域送受
信器３４０を通過して基底帯域にダウンコンバートされ
ると、図５のようなスペクトルをもつようになる。ｆ
ｉ１，ｆｉ２，…，ｆｉＮの周波数をもつ各信号は、広
帯域A/D変換器(WIDEBAND A/D)３６０によってデジタル
信号に変換された後、中心周波数ｆｉ１，ｆｉ２，…，
ｆｉＮの周波数をもつＮ個のデジタルフィルタ(DF)４１
０によって再び分離される。このＮ個の各信号は、Ｎ個
のアンテナ２１０から受信された信号と同じ信号であっ
て、Ｌ名の加入者に適応可能なビームを形成するために
１からＬ番目までのビーム形成モジュール(BM)４００に
全部入力される。ビーム形成モジュール４００では、Ｎ
個の信号を処理して適応ビームを形成し、スマートアン
テナシステムの機能を果たす。
【００２８】次に、送信段による送信過程を説明する。
【００２９】加入者数分のＬ個ある各ビーム形成モジュ
ール４００は、お互いに違う値の加重値をもち、各ビー
ム形成モジュール４００ごとに自分の加重値と送信信号
をかけて異なるＮ個の信号を出力する。これらは、図３
に示すようにデジタル変調器(DM)３８０の前段(Σ３９
０)で加えられる。デジタル変調器３８０を通ったＮ個
の信号はｆｉ１，ｆｉ２，…，ｆｉＮの周波数をもつよ
うになり、これら各信号がデジタル方式で全部結合され
てから(Σ３７０)、広帯域D/A変換器(WIDEBAND D/A)３
５０によってアナログ信号に変換される。この信号は広
帯域送受信器３４０の送信入力段に入力された後、電力
分配器(1:N POWER DIVIDER)を通してＮ個の信号に等分
されて各AFEU２５０に入力される。そして、各AFEU２５
０において中心周波数ｆＴｃ−ｆ１，ｆＴｃ−ｆ２，
…，ｆＴｃ−ｆＮをもつ帯域通過フィルタ(BPF)３００
をそれぞれ通過した後、ｆ１〜ｆＮの各AFEUごとの周波
数を発生する周波数発生器２７０の信号と混合されてｆ
Ｔｃの送信周波数にアップコンバートされる。この各信
号が配列アンテナ２７０を通してそれぞれ放射される。
ール４００は、お互いに違う値の加重値をもち、各ビー
ム形成モジュール４００ごとに自分の加重値と送信信号
をかけて異なるＮ個の信号を出力する。これらは、図３
に示すようにデジタル変調器(DM)３８０の前段(Σ３９
０)で加えられる。デジタル変調器３８０を通ったＮ個
の信号はｆｉ１，ｆｉ２，…，ｆｉＮの周波数をもつよ
うになり、これら各信号がデジタル方式で全部結合され
てから(Σ３７０)、広帯域D/A変換器(WIDEBAND D/A)３
５０によってアナログ信号に変換される。この信号は広
帯域送受信器３４０の送信入力段に入力された後、電力
分配器(1:N POWER DIVIDER)を通してＮ個の信号に等分
されて各AFEU２５０に入力される。そして、各AFEU２５
０において中心周波数ｆＴｃ−ｆ１，ｆＴｃ−ｆ２，
…，ｆＴｃ−ｆＮをもつ帯域通過フィルタ(BPF)３００
をそれぞれ通過した後、ｆ１〜ｆＮの各AFEUごとの周波
数を発生する周波数発生器２７０の信号と混合されてｆ
Ｔｃの送信周波数にアップコンバートされる。この各信
号が配列アンテナ２７０を通してそれぞれ放射される。
【００３０】
【発明の効果】本発明によれば、CDMA_PCS、CDMA_DCS、
IMT２０００などの移動通信周波数効率及び容量増大が
図れる。また、本発明は、Ｎ個のアンテナアレイからの
全信号をFDMによって結合した後、広帯域送受信器によ
って処理するので、基底帯域のビーム形成モジュールに
Ｎ個のアンテナからの全情報をそのまま伝えることがで
き、適応的ビーム形成が可能となる。特に、Ｎ個の配列
アンテナにそれぞれ必要であった送受信器を、１つの広
帯域送受信器、広帯域A/D変換器及びD/A変換器を利用す
るだけですませられるので、システムの複雑度、製造コ
スト、消費電力などを大きく減らすことができる。
IMT２０００などの移動通信周波数効率及び容量増大が
図れる。また、本発明は、Ｎ個のアンテナアレイからの
全信号をFDMによって結合した後、広帯域送受信器によ
って処理するので、基底帯域のビーム形成モジュールに
Ｎ個のアンテナからの全情報をそのまま伝えることがで
き、適応的ビーム形成が可能となる。特に、Ｎ個の配列
アンテナにそれぞれ必要であった送受信器を、１つの広
帯域送受信器、広帯域A/D変換器及びD/A変換器を利用す
るだけですませられるので、システムの複雑度、製造コ
スト、消費電力などを大きく減らすことができる。
【００３１】このように本発明によれば、単一送受信器
を使ったスマートアンテナシステムを実現することがで
きる。従来、Ｎ個の配列アンテナを使うことによって必
要であったＮ個の送受信器を、単一の送受信器に減らす
ことによって、システム全体のサイズ、消費電力、コス
ト、関連ケーブルやシステムの複雑性について大幅に向
上させることができる。
を使ったスマートアンテナシステムを実現することがで
きる。従来、Ｎ個の配列アンテナを使うことによって必
要であったＮ個の送受信器を、単一の送受信器に減らす
ことによって、システム全体のサイズ、消費電力、コス
ト、関連ケーブルやシステムの複雑性について大幅に向
上させることができる。
【図１】従来技術による移動通信基地局のスマートアン
テナシステムを示したブロック図。
テナシステムを示したブロック図。
【図２】本発明による移動通信基地局のスマートアンテ
ナシステムを示したブロック図。
ナシステムを示したブロック図。
【図３】図２Ｎ続きを示したブロック図。
【図４】広帯域送受信器に入力された信号のスペクトル
図。
図。
【図５】図４の信号が広帯域送受信器を通過して基底帯
域にダウンコンバートされた場合のスペクトル図。
域にダウンコンバートされた場合のスペクトル図。
１０，２１０ 配列アンテナ ２０，２２０ 送信帯域通過フィルタ(Tx BPF:Bandpass
Filter) ３０，２３０ 受信帯域通過フィルタ(Rx BPF:Bandpass
Filter) ４０，２４０ 低雑音増幅器(LNA:Low Noise Amplifie
r) ５０，２５０ AFEU(Antenna Front End Unit) ６０，２６０ 高出力電力増幅器(HPA:High Power Ampl
ifier) ７０ 送受信器(Transceiver) ８０ D/A変換器 ９０ A/D変換器 １００ 信号加算器 １１０，４００ 加入者用ビーム形成モジュール ２７０ 周波数発生器 ２８０ 周波数混合器 ２９０ 周波数混合器 ３００，３１０ 帯域通過フィルタ(BPF:Bandpass Filt
er) ３２０ １:N電力分配器(Power Divider) ３３０ N:１電力結合器(Power Combiner) ３４０ 広帯域送受信器(Wideband Transceiver) ３５０ 広帯域D/A変換器 ３６０ 広帯域A/D変換器 ３７０ デジタル信号結合器 ３８０ デジタル変調器(Digital Modulator) ３９０ 信号加算器 ４１０ デジタルフィルタ
Filter) ３０，２３０ 受信帯域通過フィルタ(Rx BPF:Bandpass
Filter) ４０，２４０ 低雑音増幅器(LNA:Low Noise Amplifie
r) ５０，２５０ AFEU(Antenna Front End Unit) ６０，２６０ 高出力電力増幅器(HPA:High Power Ampl
ifier) ７０ 送受信器(Transceiver) ８０ D/A変換器 ９０ A/D変換器 １００ 信号加算器 １１０，４００ 加入者用ビーム形成モジュール ２７０ 周波数発生器 ２８０ 周波数混合器 ２９０ 周波数混合器 ３００，３１０ 帯域通過フィルタ(BPF:Bandpass Filt
er) ３２０ １:N電力分配器(Power Divider) ３３０ N:１電力結合器(Power Combiner) ３４０ 広帯域送受信器(Wideband Transceiver) ３５０ 広帯域D/A変換器 ３６０ 広帯域A/D変換器 ３７０ デジタル信号結合器 ３８０ デジタル変調器(Digital Modulator) ３９０ 信号加算器 ４１０ デジタルフィルタ
Claims (18)
- 【請求項１】 Ｎ個配列のアンテナと、該Ｎ個のアンテ
ナから入力された各信号を異なる周波数にダウンコンバ
ートするための手段と、該ダウンコンバートされたＮ個
の信号を１つに結合するための手段と、該結合された信
号を基底周波数帯域にダウンコンバートするための手段
と、該ダウンコンバートされた信号をデジタル変換する
ための手段と、該変換されたデジタル信号をＮ個の異な
るデジタル信号に分離するためのＮ個のデジタル分離手
段と、加入者数分のＬ個設けられ、そのそれぞれが、前
記Ｎ個のデジタル分離手段によって分離されたＮ個のデ
ジタル信号を入力して適応的ビームを形成するビーム形
成モジュールと、を備えた移動通信基地局のスマートア
ンテナシステム用受信装置。 - 【請求項２】 Ｎ個のアンテナから入力された信号を異
なる周波数にダウンコンバートするための手段は、各ア
ンテナに１ずつつながれたＮ個のAFEUである請求項１記
載の受信装置。 - 【請求項３】 各AFEUは、アンテナから入力された信号
を受ける受信帯域通過フィルタと、該受信帯域通過フィ
ルタを通過した信号を増幅する低雑音増幅器と、AFEUご
とに異なる周波数ｆｉ(ｉ＝１〜Ｎ)を発生する周波数発
生器と、前記低雑音増幅器を通して増幅された信号と前
記周波数発生器から発生された信号とを混合し、前記増
幅信号の周波数と前記周波数発生器による周波数との差
分を中間周波数帯域にダウンコンバートする周波数混合
器と、該周波数混合器を通過した信号を特定の通過帯域
周波数でフィルタリングしてから次の結合手段に出力す
る帯域通過フィルタと、を含む請求項２記載の受信装
置。 - 【請求項４】 各アンテナから受信された信号は、中心
周波数がｆＲｃであり、周波数帯域幅がＢＷである請求
項３記載の受信装置。 - 【請求項５】 低雑音増幅器を通して増幅された信号
は、中心周波数がｆＲ ｃであり、周波数帯域幅がＢＷで
ある請求項４記載の受信装置。 - 【請求項６】 周波数混合器を通して中間周波数帯域に
ダウンコンバートされた信号は、中心周波数がｆＲｃ−
ｆｉ(ｉ＝１〜Ｎ)であり、周波数帯域幅がＢＷである請
求項５記載の受信装置。 - 【請求項７】 各AFEUでダウンコンバートされたＮ個の
信号を１つに結合するための手段は、Ｎ：１電力結合器
である請求項２〜６のいずれか１項に記載の受信装置。 - 【請求項８】 結合された信号を基底周波数帯域にダウ
ンコンバートするための手段は、広帯域送受信器である
請求項７記載の受信装置。 - 【請求項９】 広帯域送受信器によって周波数ダウンコ
ンバートされた信号の周波数帯域幅はそれぞれＢＷの周
波数帯域幅をもち、Ｎ個のAFEUから受けた各信号が周波
数別に相互重畳しないように変換される請求項８記載の
受信装置。 - 【請求項１０】 ダウンコンバートされた信号をデジタ
ル変換するための手段は、広帯域アナログ/デジタル変
換器である請求項９記載の受信装置。 - 【請求項１１】 Ｎ個のデジタル分離手段は、Ｎ個のデ
ジタルフィルタである請求項１０記載の受信装置。 - 【請求項１２】 加入者数分のＬ個設けられてそれぞれ
違う加重値をもち、送信しようとする信号にその加重値
をかけて異なるＮ個の信号に分けて出力するビーム形成
モジュールと、該各ビーム形成モジュールからＮ個ずつ
出力された信号を受けて１つに加えるＮ個の信号加算器
と、該各信号加算器で加えられた信号を受けてそれぞれ
異なる周波数にアップコンバートするＮ個のデジタル変
調器と、該Ｎ個のデジタル変調器を通して周波数変換さ
れた各信号をデジタル方式で１つに結合するデジタル信
号結合器と、該デジタル信号結合器を通して結合された
信号をアナログ変換する広帯域デジタル/アナログ変換
器と、該広帯域デジタル/アナログ変換器を通して変換
されたアナログ信号を周波数アップコンバートする広帯
域送受信器と、該広帯域送受信器の出力信号をＮ個に分
ける１：Ｎ電力分配器と、該１：Ｎ電力分配器を通して
分けられたＮ個の信号を１ずつ受けて送信周波数に変換
するＮ個のAFEUと、該Ｎ個のAFEUからそれぞれ信号を受
けて放射するＮ個の配列アンテナと、を備えた移動通信
基地局のスマートアンテナシステム用送信装置。 - 【請求項１３】 各AFEUは、１：Ｎ電力分配器で分配さ
れたＮ個の信号中の１つを受けて特定の周波数帯域にフ
ィルタリングする帯域通過フィルタと、各AFEUごとに異
なる周波数ｆｉ(ｉ＝１〜Ｎ)を発生する周波数発生器
と、該周波数発生器から発生された信号と前記帯域通過
フィルタを通してフィルタリングされた信号とを混合す
る周波数混合器と、該周波数混合器の出力信号を増幅す
る高出力電力増幅器と、該高出力電力増幅器の出力信号
を受けてアンテナに出力する送信帯域通過フィルタと、
を含む請求項１２記載の送信装置。 - 【請求項１４】 周波数混合器によって混合された信号
の中心周波数はｆＴ ｃである請求項１３記載の送信装
置。 - 【請求項１５】 １：Ｎ電力分配器から入力されて帯域
通過フィルタを通過した信号の中心周波数はｆＴｃ−ｆ
ｉ(ｉ＝１〜Ｎ)である請求項１４記載の送信装置。 - 【請求項１６】 Ｎ個配列のアンテナと、該Ｎ個のアン
テナから受信された信号を異なるＮ個の中間周波数帯域
にダウンコンバートし、また、異なるＮ個の中間周波数
帯域の信号を無線送信周波数にアップコンバートして前
記Ｎ個のアンテナから送信する、Ｎ個のAFEUと、前記ダ
ウンコンバートされたＮ個の中間周波数帯域の信号を結
合するＮ：１電力結合器と、前記Ｎ個のAFEUに、それぞ
れ異なるＮ個の中間周波数帯域の送信信号を１ずつ供給
する１：Ｎ電力分配器と、前記Ｎ：１電力結合器によっ
て結合された受信信号を基底周波数帯域にダウンコンバ
ートし、また、アナログ送信信号を周波数アップコンバ
ートして前記１：Ｎ電力分配器に供給する広帯域送受信
器と、該広帯域送受信器によってダウンコンバートされ
た受信信号をデジタル変換する広帯域アナログ/デジタ
ル変換器と、該変換されたデジタル信号をＮ個の異なる
信号に分離するＮ個のデジタルフィルタと、デジタル送
信信号をアナログ変換して前記広帯域送受信器に伝達す
る広帯域デジタル/アナログ変換器と、加入者数分設け
られ、そのそれぞれが、前記Ｎ個のデジタルフィルタに
よって分離されたＮ個のデジタル受信信号をを受けて適
応的ビームを形成し、また、送信信号に加重値をかけて
異なるＮ個の信号に分けて出力するビーム形成モジュー
ルと、を備えた移動通信基地局のスマートアンテナシス
テム用送受信装置。 - 【請求項１７】 広帯域デジタル/アナログ変換器とビ
ーム形成モジュールとの間に、該各ビーム形成モジュー
ルからＮ個ずつ出力された送信信号を１つに加えるＮ個
の信号加算器と、該信号加算器から信号を受けて異なる
周波数にアップコンバートするＮ個のデジタル変調器
と、該Ｎ個のデジタル変調器を通して周波数変換された
各信号をデジタル方式で結合して前記広帯域デジタル/
アナログ変換器に伝達するデジタル信号結合器と、を含
む請求項１６記載の送受信装置。 - 【請求項１８】 AFEUは、アンテナから入力された信号
を受ける受信帯域通過フィルタと、該受信帯域通過フィ
ルタを通過した信号を増幅する低雑音増幅器と、各AFEU
ごとに異なる周波数を発生する周波数発生器と、前記低
雑音増幅器を通して増幅された信号と前記周波数発生器
から発生された信号とを混合し、前記増幅信号の周波数
から前記周波数発生器による特定周波数の差分だけ中間
周波数帯域にダウンコンバートする周波数混合器と、該
周波数混合器を通過した信号を特定の通過帯域周波数に
フィルタリングしてからＮ：１電力結合器に出力する帯
域通過フィルタと、前記１：Ｎ電力分配器により分配さ
れたＮ個の信号中の１つを受けて特定周波数帯域にフィ
ルタリングする帯域通過フィルタと、前記周波数発生器
から発生された信号と前記帯域通過フィルタを通してフ
ィルタリングされた信号とを混合する周波数混合器と、
該周波数混合器の出力信号を増幅する高出力電力増幅器
と、該高出力電力増幅器の出力信号を受けて前記アンテ
ナに出力する送信帯域通過フィルタと、を含む請求項１
７記載の送受信装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1998P23623 | 1998-06-23 | ||
| KR1019980023623A KR100275071B1 (ko) | 1998-06-23 | 1998-06-23 | 이동통신기지국의스마트안테나시스템용송수신장치 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000077925A JP2000077925A (ja) | 2000-03-14 |
| JP3302340B2 true JP3302340B2 (ja) | 2002-07-15 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17532999A Expired - Fee Related JP3302340B2 (ja) | 1998-06-23 | 1999-06-22 | 移動通信基地局のスマートアンテナシステム用送受信装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
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| KR (1) | KR100275071B1 (ja) |
| CN (1) | CN1147024C (ja) |
| DE (1) | DE19927710A1 (ja) |
| GB (1) | GB2339079A (ja) |
| RU (1) | RU2180986C2 (ja) |
Families Citing this family (48)
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|---|---|---|---|---|
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| US6067324A (en) * | 1998-06-30 | 2000-05-23 | Motorola, Inc. | Method and system for transmitting and demodulating a communications signal using an adaptive antenna array in a wireless communication system |
| JP4077084B2 (ja) * | 1998-09-18 | 2008-04-16 | 松下電器産業株式会社 | 送信装置及び送信方法 |
| CN1107358C (zh) | 2000-02-24 | 2003-04-30 | 信息产业部电信科学技术研究院 | 分布式智能天线系统 |
| GB0005120D0 (en) * | 2000-03-03 | 2000-04-26 | Roke Manor Research | Combining adaptive beamforming with multi-user detection |
| KR20010092919A (ko) * | 2000-03-27 | 2001-10-27 | 손창동 | 대출력 컴바인 시스템 및 그 제어방법 |
| KR100840177B1 (ko) * | 2000-05-31 | 2008-06-23 | 주식회사 세스텍 | 파워 방법을 이용하여 수신단말의 수신파워가 최대로 되는최적 웨이트 벡터를 산출하기 위한 스마트 안테나시스템의 신호처리 방법 및 장치 |
| KR100840175B1 (ko) * | 2000-05-31 | 2008-06-23 | 주식회사 세스텍 | 그라디언트 온오프 방법을 이용하여 수신단말의수신파워가 최대로 되는 최적 웨이트 벡터를 산출하기위한 스마트 안테나 시스템의 신호처리 방법 및 장치 |
| KR100840176B1 (ko) * | 2000-05-31 | 2008-06-23 | 주식회사 세스텍 | 공액기울기 방법을 이용하여 수신단말의 수신파워가최대로 되는 최적 웨이트 벡터를 산출하기 위한 스마트안테나 시스템의 신호처리 방법 및 장치 |
| CN1107424C (zh) * | 2000-06-12 | 2003-04-30 | 信息产业部电信科学技术研究院 | 在频分双工无线通信系统中使用智能天线的方法与装置 |
| US6731678B1 (en) * | 2000-10-30 | 2004-05-04 | Sprint Communications Company, L.P. | System and method for extending the operating range and/or increasing the bandwidth of a communication link |
| KR100563565B1 (ko) * | 2000-11-03 | 2006-03-28 | 주식회사 케이엠더블유 | 안테나 |
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