JP3302322B2 - 光学ヘッド - Google Patents

光学ヘッド

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JP3302322B2
JP3302322B2 JP10597598A JP10597598A JP3302322B2 JP 3302322 B2 JP3302322 B2 JP 3302322B2 JP 10597598 A JP10597598 A JP 10597598A JP 10597598 A JP10597598 A JP 10597598A JP 3302322 B2 JP3302322 B2 JP 3302322B2
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国雄 山宮
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、例えば光磁気記録媒体に記録さ
れた情報を読取る光学ヘッドの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭62−293543号公報には光
磁気記録媒体から情報を読み取る光学ヘッドが開示され
ている。当該公報には光磁気記録媒体からの反射光をハ
ーフプリズムで反射させ、その後台形形状のプリズムへ
入射させ、当該プリズム内に形成された光束分離面で2
つの光束に分離して各光束を2つの光検出器へ導く光学
系が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報開示の装置では、光学ヘッドの光学系が大型となり、
結果として光学ヘッドが小型にできない欠点がある。
【0004】本発明は、上記欠点を解決した光学ヘッド
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に関する本発明
の光学ヘッドは、第1の方向に向かって差し向けられた
半導体レーザからの光束が前記第1の方向にほぼ直角な
第2の方向に折り曲げられて前記光磁気記録媒体に導か
れるようにし、前記光磁気記録媒体で反射した光束がプ
リズムに入射した後、第1の光検出器と第2の光検出器
へ向かうようにした光学ヘッドにおいて、前記プリズム
は前記第1の方向に対し傾斜した第1のプリズム面を有
すると共に前記第2の方向にほぼ垂直で離間して配置さ
れた第2のプリズム面と第3のプリズム面とを有する台
形形状のプリズムからなり、前記第1のプリズム面では
P偏光成分とS偏光成分とに分離され、前記第2の方向
に向かって見たとき前記第2の方向に向かう光束の光軸
は前記第1のプリズム面内に配置されており、前記第1
の光検出器と前記第2の光検出器とは前記第3のプリズ
ム面に対向して配置されており、前記半導体レーザと前
記光検出器と前記プリズムとは支持基板に配置されてお
り、前記半導体レーザと前記プリズムと前記第1の光検
出器と前記第2の光検出器と前記支持基板とはパッケー
ジと透明部材とで密封された空間内に密封状態で配置さ
れており、前記光磁気記録媒体からの反射光は前記透明
部材を透過した後、前記第1のプリズム面を透過する
際、第1の光束と第2の光束とに分離され、前記第1の
光束は前記第1の光検出器に達し、前記第2の光束は前
記第2の光検出器に達するように構成したことを特徴と
するものである。請求項2に関する本発明の光学ヘッド
は、前記第2のプリズム面に反射膜を配置したことを特
徴とするものである。請求項3に関する本発明の光学ヘ
ッドは、前記第1のプリズム面には偏光特性を有するホ
ログラムを設けることを特徴とするものである。請求項
4に関する本発明の光学ヘッドは、前記第1の光検出器
と前記第2の光検出器との各出力信号の差信号により情
報信号を検出することを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は本発明の第1の
実施の形態(以下「第1実施形態」という)に係り、図
1は光学ヘッドの構成を示す説明図、図2は第2のプリ
ズムにおける回折光の光路を示す説明図、図3は第1の
光検出器を示す説明図、図4は第2の光検出器を示す説
明図である。
【0007】本実施形態は、光磁気用の光学ヘッドの例
である。本実施形態では、図1に示すように、支持基板
2上に、半導体レーザ3側より順に、ガラス等よりなる
第1のプリズム61と第2のプリズム62とが設けられ
ている。尚、本実施形態では、半導体レーザ3は、垂直
方向に接合面が配置されている。従って、半導体レーザ
3の出射光は、楕円の短軸方向に振動するP偏光(図1
の紙面内方向に振動する直線偏光)である。前記第1の
プリズム61の半導体レーザ3側の端面は半導体レーザ
3の出射光の光軸に垂直であり、この端面上に、非点隔
差の補正機能とコリメータ機能とを持つ1枚のホログラ
ム51が設けられている。また、前記第1のプリズム6
1の半導体レーザ3と反射側の端面は、下側に向いた斜
面になっており、この斜面上に、誘電多層膜よりなるビ
ームスプリッタ63が設けられている。このビームスプ
リッタ63は、P偏光を50%反射(50%透過)させ
S偏光を100%透過させるようになっている。
【0008】一方、前記第2のプリズム62の第1のプ
リズム61側の端面は、前記第1のプリズム61の斜面
に対して平行な状態から若干傾いた斜面になっており、
この斜面上に表面レリーフ型のホログラム64が設けら
れている。このホログラム64は偏光性を持っており、
P偏光成分は透過しS偏光成分は回折するようになって
いる。また、このホログラム64は、使用波長に比べて
格子ピッチが小さく、回折角が大きくなっている。ま
た、第2のプリズム62の上面には反射型ホログラム6
5が設けられ、下面には第1の光検出器66と第2の光
検出器67とが設けられている。この支持基板2の一端
側には上方に突出した段部2aが形成され、この段部2
a上に半導体レーザ3が設けられている。この半導体レ
ーザ3は、水平方向に光を出射するように配置されてい
る。
【0009】前記支持基板2及びこの基板2上の部材
は、パッケージ10内に収納され、このパッケージ10
の上方の開口部は、透明なガラス材質の保護板11を接
着剤19にて接着して密封している。そして、このパッ
ケージの外部に対物レンズ23が設けられている。
【0010】次に本実施例の作用について説明する。図
1に示す半導体レーザ3の出射光は楕円形状で、楕円の
短軸方向に振動するP偏光である。この半導体レーザ3
の出射光は、ホログラム51で、平行光にされると共に
非点隔差が補正される。このP偏光の光は、ビームスプ
リッタ63にて50%反射され、反射された光は、保護
板11を透過し、2次元方向、すなわち光軸方向及びト
ラッキング方向に駆動可能な駆動装置に設けられた対物
レンズ23によって、光磁気記録媒体面に収束される。
記録媒体面で反射された戻り光は、記録媒体面の磁化の
方向に応じた力一回転を受けた直線偏光となり、対物レ
ンズ23で再び平行光となり、ビームスプリッタ63を
通過する。このビームスプリッタ63はP偏光を50%
透過させ、S偏光を100%透過させるので、ビームス
プリッタ63を通過した光のP偏光成分は1/2の光量
となり、みかけ上力一回転角は大きくなる。前記ビーム
スプリッタ63を通過した光は、偏光性を有する表面レ
リーフ型のホログラム64に入射する。これにより、図
2に示すように、P偏光成分は透過し、S偏光成分は回
折する。ホログラム64を透過したO次光は第1の光検
出器66で受光される。一方、ホログラム64で回折さ
れた1次光は反射型ホログラム65で反射し、このホロ
グラム65の−1次光の出射光(以下、1−1次光と記
す。)が第2の光検出器67で受光される。ここで、ホ
ログラム64にレンズ作用を持たせ、例えば、前記第1
の光検出器66は合焦状態におけるO次光の焦点の前に
配置し、第2の光検出器67は合焦状態における1−1
次光の焦点の後に配置すると、焦点ずれに応じて、光検
出器66,67上のビームの大きさは、一方が大きくな
ると他方が小さくなる。また、図3及び図4に示すよう
に、前記光検出器66,67は、それぞれ、A11,A
12,A13,B11,B12,B13に3分割されて
いる。そして、以下の式により、情報信号SRF及びフ
ォーカスエラー信号SFEが得られるようになってい
る。尚、以下の式におけるA11,A12,A13,C
11,C12,C13は、図3,図4においてその記号
で示す領域の受光量である。 SRF=(A11+A12+A13)−(C11+C12+C13) SFE=(A11+A13−A12)−(C11+C13−C12) また、ホログラム64にレンズ作用を持たせずに、合焦
状態で光検出器66,67に平行光の円形ビームが入射
するようにしても良い。この場合、対物レンズ2の焦点
位置より記録媒体が遠ざかると、光検出器66,67上
で円形の収束光となり、逆に記録媒体が近づくと円形の
発散光となる。よって、光検出器66,67の3分割
を、合焦時の円形ビームで最適な分割比とすることによ
り、フォーカスエラー信号が得られる。しかし、この場
合、感度が低いという問題点がある。これを解決するた
めに、本実施形態では、ホログラム64にプリズム効果
を持たせ、このホログラム64によって、光検出器6
6,67上で楕円ビームとなるように整形させ、楕円ビ
ームの長軸が光検出器の3分割素子の矩形の長辺と平行
となるようにする。そして、1−1次光の光ビームによ
ってフォーカスエラー信号を検出し、O次光から情報信
号を得るようにする。
【0011】
【発明の効果】本発明により小型な光学ヘッドを提供で
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す図で、光学ヘッド
の構成を示す図である。
【図2】第2のプリズムにおける回折光の光路を示す図
である。
【図3】第1の光検出器を示す図である。
【図4】第2の光検出器を示す図である。
【符号の説明】
1 光学ヘッド 3 半導体レーザ 51 ホログラム 63 ビームスプリッタ 64 ホログラム 65 反射型ホログラム 66 第1の光検出器 67 第2の光検出器
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/135

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の方向に向かって差し向けられた半
    導体レーザからの光束が前記第1の方向にほぼ直角な第
    2の方向に折り曲げられて前記光磁気記録媒体に導かれ
    るようにし、前記光磁気記録媒体で反射した光束がプリ
    ズムに入射した後、第1の光検出器と第2の光検出器へ
    向かうようにした光学ヘッドにおいて、 前記プリズムは前記第1の方向に対し傾斜した第1のプ
    リズム面を有すると共に前記第2の方向にほぼ垂直で離
    間して配置された第2のプリズム面と第3のプリズム面
    とを有する台形形状のプリズムからなり、前記第1のプ
    リズム面ではP偏光成分とS偏光成分とに分離され、前
    記第2の方向に向かって見たとき前記第2の方向に向か
    う光束の光軸は前記第1のプリズム面内に配置されてお
    り、前記第1の光検出器と前記第2の光検出器とは前記
    第3のプリズム面に対向して配置されており、前記半導
    体レーザと前記光検出器と前記プリズムとは支持基板に
    配置されており、前記半導体レーザと前記プリズムと前
    記第1の光検出器と前記第2の光検出器と前記支持基板
    とはパッケージと透明部材とで密封された空間内に密封
    状態で配置されており、前記光磁気記録媒体からの反射
    光は前記透明部材を透過した後、前記第1のプリズム面
    を透過する際、第1の光束と第2の光束とに分離され、
    前記第1の光束は前記第1の光検出器に達し、前記第2
    の光束は前記第2の光検出器に達するように構成したこ
    とを特徴とする光学ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記第2のプリズム面に反射膜を配置し
    たことを特徴とする請求項1記載の光学ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記第1のプリズム面には偏光特性を有
    するホログラムを設けることを特徴とする請求項1記載
    の光学ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記第1の光検出器と前記第2の光検出
    器との各出力信号の差信号により情報信号を検出するこ
    とを特徴とする請求項1記載の光学ヘッド。
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