JP3301891B2 - ステレオ復調回路及びその分離度調整方法 - Google Patents
ステレオ復調回路及びその分離度調整方法Info
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- JP3301891B2 JP3301891B2 JP18909095A JP18909095A JP3301891B2 JP 3301891 B2 JP3301891 B2 JP 3301891B2 JP 18909095 A JP18909095 A JP 18909095A JP 18909095 A JP18909095 A JP 18909095A JP 3301891 B2 JP3301891 B2 JP 3301891B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステレオ復調回路
の分離度(以下、セパレーションと言う)の自動調整を
可能とするステレオ復調回路及びその分離度調整方法に
関する。
の分離度(以下、セパレーションと言う)の自動調整を
可能とするステレオ復調回路及びその分離度調整方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図2の如きステレオ復調回路を
有するラジオ受信機が知られている。受信RF信号は周
波数変換回路(1)でIF信号に周波数変換され、前記
IF信号はIF増幅回路(2)で増幅される。IF増幅
回路(2)の出力信号はFM検波回路(3)でFM検波
され、その出力端にステレオコンポジット信号が発生す
る。前記ステレオコンポジット信号は、副搬送波信号再
生回路(4)、サブ信号デコーダ(5)及びLPF
(6)に印加される。副搬送波信号発生回路(4)にお
いて、ステレオコンポジット信号より再生副搬送波信号
が再生され、前記副搬送波信号はサブ信号デコーダ
(5)にスイッチング信号として印加される。サブ信号
デコーダ(5)において、ステレオコンポジット信号と
前記スイッチング信号とを乗算することにより、サブ信
号(L−R)が得られる。また、LPF(6)におい
て、ステレオコンポジット信号中のメイン信号(L+
R)のみがLPF(6)を通過し、メイン信号が抽出さ
れる。前記メイン信号(L+R)及び前記サブ信号(L
−R)はそれぞれステレオL信号及びステレオR信号が
発生する。
有するラジオ受信機が知られている。受信RF信号は周
波数変換回路(1)でIF信号に周波数変換され、前記
IF信号はIF増幅回路(2)で増幅される。IF増幅
回路(2)の出力信号はFM検波回路(3)でFM検波
され、その出力端にステレオコンポジット信号が発生す
る。前記ステレオコンポジット信号は、副搬送波信号再
生回路(4)、サブ信号デコーダ(5)及びLPF
(6)に印加される。副搬送波信号発生回路(4)にお
いて、ステレオコンポジット信号より再生副搬送波信号
が再生され、前記副搬送波信号はサブ信号デコーダ
(5)にスイッチング信号として印加される。サブ信号
デコーダ(5)において、ステレオコンポジット信号と
前記スイッチング信号とを乗算することにより、サブ信
号(L−R)が得られる。また、LPF(6)におい
て、ステレオコンポジット信号中のメイン信号(L+
R)のみがLPF(6)を通過し、メイン信号が抽出さ
れる。前記メイン信号(L+R)及び前記サブ信号(L
−R)はそれぞれステレオL信号及びステレオR信号が
発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マトリクス
回路(7)では、メイン信号(L+R)及びサブ信号
(L−R)の加算、減算が行われる。即ち、加算する
と、(L+R)+(L−R)=2Lより、ステレオL信
号が得られ、減算すると、(L+R)−(L−R)=2
Rより、ステレオR信号が得られる。そして、出力端子
(8)及び(9)にそれぞれステレオL信号のみ及びス
テレオR信号のみを得るためには、メイン信号とサブ信
号とのレベルを一致させなければならない。しかしなが
ら、実際には、メイン信号とサブ信号とのレベルは一致
していないので、出力端子(8)にはステレオL信号の
他にステレオR信号がクロストークとして表れ、逆に、
出力端子(9)にはステレオR信号の他にステレオL信
号がクロストークとして表れ、マトリクス回路(7)の
セパレーションが悪化する。
回路(7)では、メイン信号(L+R)及びサブ信号
(L−R)の加算、減算が行われる。即ち、加算する
と、(L+R)+(L−R)=2Lより、ステレオL信
号が得られ、減算すると、(L+R)−(L−R)=2
Rより、ステレオR信号が得られる。そして、出力端子
(8)及び(9)にそれぞれステレオL信号のみ及びス
テレオR信号のみを得るためには、メイン信号とサブ信
号とのレベルを一致させなければならない。しかしなが
ら、実際には、メイン信号とサブ信号とのレベルは一致
していないので、出力端子(8)にはステレオL信号の
他にステレオR信号がクロストークとして表れ、逆に、
出力端子(9)にはステレオR信号の他にステレオL信
号がクロストークとして表れ、マトリクス回路(7)の
セパレーションが悪化する。
【0004】そこで、従来では、サブ信号デコーダ
(5)の入力端に、ステレオコンポジット信号のレベル
を手動で可変する可変回路(10)を設け、ラジオ受信
機の製造工程の調整過程において、ステレオL信号また
はステレオR信号のいずれか一方のみを含むステレオコ
ンポジット信号をラジオ受信機に印加し、マトリクス回
路(7)のセパレーションが略100%となるように、
サブ信号のレベルを変えていた。その為、調整時間がか
かり、生産効率が悪化するという問題があった。
(5)の入力端に、ステレオコンポジット信号のレベル
を手動で可変する可変回路(10)を設け、ラジオ受信
機の製造工程の調整過程において、ステレオL信号また
はステレオR信号のいずれか一方のみを含むステレオコ
ンポジット信号をラジオ受信機に印加し、マトリクス回
路(7)のセパレーションが略100%となるように、
サブ信号のレベルを変えていた。その為、調整時間がか
かり、生産効率が悪化するという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の点に鑑み
成されたものであり、ステレオコンポジット信号より、
ステレオ差信号を再生するステレオ差信号再生回路と、
前記ステレオ差信号再生回路の入力信号または出力信号
を制御信号に応じたレベルに設定する第1レベル調整回
路と、前記ステレオコンポジット信号よりステレオ和信
号を抽出するステレオ和信号発生回路と、前記ステレオ
和信号と前記ステレオ差信号とをマトリクスし、ステレ
オL信号及びステレオR信号を発生するマトリクス回路
と、前記第1レベル調整回路に印加される制御信号を記
憶する第1記憶回路と、から成ることを特徴とする。
成されたものであり、ステレオコンポジット信号より、
ステレオ差信号を再生するステレオ差信号再生回路と、
前記ステレオ差信号再生回路の入力信号または出力信号
を制御信号に応じたレベルに設定する第1レベル調整回
路と、前記ステレオコンポジット信号よりステレオ和信
号を抽出するステレオ和信号発生回路と、前記ステレオ
和信号と前記ステレオ差信号とをマトリクスし、ステレ
オL信号及びステレオR信号を発生するマトリクス回路
と、前記第1レベル調整回路に印加される制御信号を記
憶する第1記憶回路と、から成ることを特徴とする。
【0006】また、ステレオコンポジット信号より、ス
テレオ差信号を再生するステレオ差信号再生回路と、前
記ステレオ差信号再生回路の出力信号を制御信号に応じ
たレベルに設定する第2及び第3レベル調整回路と、前
記ステレオコンポジット信号よりステレオ和信号を抽出
するステレオ和信号発生回路と、前記ステレオ和信号と
前記第2レベル調整回路の出力信号とを加算する加算器
と、前記ステレオ和信号と前記第3レベル調整回路の出
力信号とを減算する減算器とを含み、ステレオL信号及
びステレオR信号を発生するマトリクス回路と、前記第
2及び第3レベル調整回路に印加される制御信号を記憶
する第2記憶回路と、から成ることを特徴とする。
テレオ差信号を再生するステレオ差信号再生回路と、前
記ステレオ差信号再生回路の出力信号を制御信号に応じ
たレベルに設定する第2及び第3レベル調整回路と、前
記ステレオコンポジット信号よりステレオ和信号を抽出
するステレオ和信号発生回路と、前記ステレオ和信号と
前記第2レベル調整回路の出力信号とを加算する加算器
と、前記ステレオ和信号と前記第3レベル調整回路の出
力信号とを減算する減算器とを含み、ステレオL信号及
びステレオR信号を発生するマトリクス回路と、前記第
2及び第3レベル調整回路に印加される制御信号を記憶
する第2記憶回路と、から成ることを特徴とする。
【0007】さらに、ステレオコンポジット信号より、
ステレオ差信号を再生するステレオ差信号再生回路と、
前記ステレオ差信号再生回路の入力信号または出力信号
を制御信号に応じたレベルに設定するレベル調整回路
と、前記ステレオコンポジット信号よりステレオ和信号
を抽出するステレオ和信号発生回路と、前記ステレオ和
信号と前記ステレオ差信号とをマトリクスし、ステレオ
L信号及びステレオR信号を発生するマトリクス回路
と、前記レベル調整回路に印加される制御信号を記憶す
る記憶回路と、から成るステレオ復調回路の分離度調整
方法であり、ステレオL信号のみ、または、ステレオR
信号のみを含むステレオコンポジット信号を印加し、マ
トリクス回路から発生するステレオR信号及びステレオ
K信号のレベルを検出し、前記検出結果に応じて、制御
信号を変更し、前記制御信号に応じて、前記ステレオ差
信号のレベルを調整し、前記レベルの調整により、分離
度を調整するようにしたことを特徴とする。
ステレオ差信号を再生するステレオ差信号再生回路と、
前記ステレオ差信号再生回路の入力信号または出力信号
を制御信号に応じたレベルに設定するレベル調整回路
と、前記ステレオコンポジット信号よりステレオ和信号
を抽出するステレオ和信号発生回路と、前記ステレオ和
信号と前記ステレオ差信号とをマトリクスし、ステレオ
L信号及びステレオR信号を発生するマトリクス回路
と、前記レベル調整回路に印加される制御信号を記憶す
る記憶回路と、から成るステレオ復調回路の分離度調整
方法であり、ステレオL信号のみ、または、ステレオR
信号のみを含むステレオコンポジット信号を印加し、マ
トリクス回路から発生するステレオR信号及びステレオ
K信号のレベルを検出し、前記検出結果に応じて、制御
信号を変更し、前記制御信号に応じて、前記ステレオ差
信号のレベルを調整し、前記レベルの調整により、分離
度を調整するようにしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例を示す図
であり、(11)はステレオコンポジット信号のレベル
を調整するレベル調整回路、(12)はレベル調整回路
(11)のレベル可変量を設定するための制御データを
発生する制御回路、(13)は制御データをアナログ変
換し制御信号を発生するD/A変換回路、(14)は制
御データを記憶するメモリー、(15)はマトリクス回
路(7)の出力信号のレベルを検出するレベル検出回路
である。尚、図1において、図2の従来例と同一の回路
については、図2の従来例と同一の符号を付し、説明を
省略する。
であり、(11)はステレオコンポジット信号のレベル
を調整するレベル調整回路、(12)はレベル調整回路
(11)のレベル可変量を設定するための制御データを
発生する制御回路、(13)は制御データをアナログ変
換し制御信号を発生するD/A変換回路、(14)は制
御データを記憶するメモリー、(15)はマトリクス回
路(7)の出力信号のレベルを検出するレベル検出回路
である。尚、図1において、図2の従来例と同一の回路
については、図2の従来例と同一の符号を付し、説明を
省略する。
【0009】図1において、ラジオ受信機の通常動作で
はレベル検出回路(15)は接続されていない。受信R
F信号は周波数変換回路(1)でIF信号に周波数変換
され、前記IF信号はIF増幅回路(2)で増幅され
る。IF増幅回路(2)の出力信号はFM検波回路
(3)でFM検波され、その出力端にステレオコンポジ
ット信号が発生する。前記ステレオコンポジット信号
は、副搬送波信号再生回路(4)、LPF(11)及び
レベル調整回路(11)に印加される。副搬送波信号発
生回路(4)において、ステレオコンポジット信号より
副搬送波信号が再生され、前記再生副搬送波信号はサブ
信号デコーダ(5)にスイッチング信号として印加され
る。また、ステレオコンポジット信号はレベル調整回路
(11)に印加され、ステレオコンポジット信号のレベ
ルが所定レベルに可変され、設定される。そして、サブ
信号デコーダ(5)は、例えば、二重平衡型乗算回路で
構成され、レベル調整回路(11)の出力信号と前記ス
イッチング信号とを乗算することにより、サブ信号(L
−R)が得られる。尚、前記サブ信号レベルは、ステレ
オコンポジット信号のレベルに応じて変化するので、レ
ベル調整回路(11)のレベル可変量に応じて設定され
る。また、LPF(6)はステレオコンポジット信号中
のメイン信号(L+R)が通過可能な帯域を有し、メイ
ン信号のみがLPF(6)を通過する。前記メイン信号
(L+R)及び前記サブ信号(L−R)はマトリクス回
路(7)に印加され、マトリクスされることにより、出
力端子(8)及び(9)にそれぞれステレオL信号及び
ステレオR信号が発生する。
はレベル検出回路(15)は接続されていない。受信R
F信号は周波数変換回路(1)でIF信号に周波数変換
され、前記IF信号はIF増幅回路(2)で増幅され
る。IF増幅回路(2)の出力信号はFM検波回路
(3)でFM検波され、その出力端にステレオコンポジ
ット信号が発生する。前記ステレオコンポジット信号
は、副搬送波信号再生回路(4)、LPF(11)及び
レベル調整回路(11)に印加される。副搬送波信号発
生回路(4)において、ステレオコンポジット信号より
副搬送波信号が再生され、前記再生副搬送波信号はサブ
信号デコーダ(5)にスイッチング信号として印加され
る。また、ステレオコンポジット信号はレベル調整回路
(11)に印加され、ステレオコンポジット信号のレベ
ルが所定レベルに可変され、設定される。そして、サブ
信号デコーダ(5)は、例えば、二重平衡型乗算回路で
構成され、レベル調整回路(11)の出力信号と前記ス
イッチング信号とを乗算することにより、サブ信号(L
−R)が得られる。尚、前記サブ信号レベルは、ステレ
オコンポジット信号のレベルに応じて変化するので、レ
ベル調整回路(11)のレベル可変量に応じて設定され
る。また、LPF(6)はステレオコンポジット信号中
のメイン信号(L+R)が通過可能な帯域を有し、メイ
ン信号のみがLPF(6)を通過する。前記メイン信号
(L+R)及び前記サブ信号(L−R)はマトリクス回
路(7)に印加され、マトリクスされることにより、出
力端子(8)及び(9)にそれぞれステレオL信号及び
ステレオR信号が発生する。
【0010】制御回路(12)は、メモリー(14)か
ら制御データを読み出し、D/A変換回路(13)に転
送する。D/A変換回路(13)において、制御データ
はアナログ制御信号に変換され、レベル調整回路(1
1)のレベル可変量は前記制御信号に応じて設定され
る。前記制御データは、セットの製造工程において、サ
ブ信号のレベルが所定のレベルになるように作成された
もので、マトリクス回路(7)のセパレーションが最良
となる。尚、制御回路(14)は、例えば、ラジオ受信
機の同調周波数を決める局部発振信号の周波数を設定し
たり、また、放送局のサーチ動作中にサーチストップ信
号を発生する等の制御を行うマイコンと兼用しても良
い。
ら制御データを読み出し、D/A変換回路(13)に転
送する。D/A変換回路(13)において、制御データ
はアナログ制御信号に変換され、レベル調整回路(1
1)のレベル可変量は前記制御信号に応じて設定され
る。前記制御データは、セットの製造工程において、サ
ブ信号のレベルが所定のレベルになるように作成された
もので、マトリクス回路(7)のセパレーションが最良
となる。尚、制御回路(14)は、例えば、ラジオ受信
機の同調周波数を決める局部発振信号の周波数を設定し
たり、また、放送局のサーチ動作中にサーチストップ信
号を発生する等の制御を行うマイコンと兼用しても良
い。
【0011】次に、図1のラジオ受信機の生産工程にお
ける調整作業について、図3のフローチャートを用いて
説明する。まず、調整作業の開始に先立ち、レベル検出
回路回路(15)が点線の如くラジオ受信機に接続され
る(S1)。ステレオL信号のみを含む第1試験信号を
ラジオ受信機に受信させる(S2)。制御回路(12)
から最初の制御データが発生し、アナログ変換された
後、制御信号としてレベル調整回路に印加され、サブ信
号のレベルは第1レベルになる(S3)。レベル検出回
路(15)は出力端子(9)の出力信号レベルを検出す
る(S4)。前記レベル検出回路(15)の出力信号は
A/D変換回路(16)でデジタル変換され、そのデー
タは制御データと共にメモリーに一時記憶される(S
5)。制御回路(12)において、制御データが最後の
データか否か検出され(S6)、最後のデータでない場
合は制御データが次のデータに置き換えられる(S
7)。そして、制御データが最後の制御データになるま
で、S4からS7までのステップが繰り返される。よっ
て、メモリ(14)には、サブ信号のレベルを生成する
ための制御データと出力端子(9)の出力信号レベルに
応じたデータが複数個記憶される。尚、制御データに応
じて、サブ信号レベルは大きくなる方向、または、小さ
くなる方向に一変化方向に変化する。
ける調整作業について、図3のフローチャートを用いて
説明する。まず、調整作業の開始に先立ち、レベル検出
回路回路(15)が点線の如くラジオ受信機に接続され
る(S1)。ステレオL信号のみを含む第1試験信号を
ラジオ受信機に受信させる(S2)。制御回路(12)
から最初の制御データが発生し、アナログ変換された
後、制御信号としてレベル調整回路に印加され、サブ信
号のレベルは第1レベルになる(S3)。レベル検出回
路(15)は出力端子(9)の出力信号レベルを検出す
る(S4)。前記レベル検出回路(15)の出力信号は
A/D変換回路(16)でデジタル変換され、そのデー
タは制御データと共にメモリーに一時記憶される(S
5)。制御回路(12)において、制御データが最後の
データか否か検出され(S6)、最後のデータでない場
合は制御データが次のデータに置き換えられる(S
7)。そして、制御データが最後の制御データになるま
で、S4からS7までのステップが繰り返される。よっ
て、メモリ(14)には、サブ信号のレベルを生成する
ための制御データと出力端子(9)の出力信号レベルに
応じたデータが複数個記憶される。尚、制御データに応
じて、サブ信号レベルは大きくなる方向、または、小さ
くなる方向に一変化方向に変化する。
【0012】制御データが最後の制御データであると、
次に、ステレオR信号のみを含む第2試験信号をラジオ
受信機に受信させる(S8)。その後、S3からS7ま
でのステップと同様に、制御回路(12)が制御データ
を発生し、アナログ変換された制御信号に応じてサブ信
号のレベルを変化し、出力端子(8)の出力信号レベル
を検出し、メモリー(14)に順次制御データと出力端
子(8)の出力信号レベルに応じたデータが対で一時記
憶される(S9〜S13)。制御データが最後の制御デ
ータであると、第2試験信号の受信を停止させる。そし
て、制御回路(12)はメモリー(14)からデータを
読み出し、出力端子(18)及び(19)の出力信号レ
ベルが最も良好な関係になる制御データを判別し、メモ
リー(14)に前記制御データを記憶する(S14)。
最後に、レベル検出回路(15)及びA/D変換回路
(16)がラジオ受信機から取り外される。
次に、ステレオR信号のみを含む第2試験信号をラジオ
受信機に受信させる(S8)。その後、S3からS7ま
でのステップと同様に、制御回路(12)が制御データ
を発生し、アナログ変換された制御信号に応じてサブ信
号のレベルを変化し、出力端子(8)の出力信号レベル
を検出し、メモリー(14)に順次制御データと出力端
子(8)の出力信号レベルに応じたデータが対で一時記
憶される(S9〜S13)。制御データが最後の制御デ
ータであると、第2試験信号の受信を停止させる。そし
て、制御回路(12)はメモリー(14)からデータを
読み出し、出力端子(18)及び(19)の出力信号レ
ベルが最も良好な関係になる制御データを判別し、メモ
リー(14)に前記制御データを記憶する(S14)。
最後に、レベル検出回路(15)及びA/D変換回路
(16)がラジオ受信機から取り外される。
【0013】尚、図1において、レベル調整回路(1
1)はサブ信号デコーダ(5)の出力信号レベルを可変
するように構成してもよい。この場合、マトリクス回路
(7)に印加されるサブ信号のレベルを正確に設定する
ことができる。図4は本発明の他の実施例であり、(1
7)及び(18)はサブ信号のレベルを可変する第1及
び第2レベル調整回路、(19)はLPF(6)の出力
信号と第1レベル調整回路(17)の出力信号とを加算
する加算回路及びLPF(6)の出力信号と第2レベル
調整回路(18)の出力信号とを減算する減算回路から
成るマトリクス回路である。
1)はサブ信号デコーダ(5)の出力信号レベルを可変
するように構成してもよい。この場合、マトリクス回路
(7)に印加されるサブ信号のレベルを正確に設定する
ことができる。図4は本発明の他の実施例であり、(1
7)及び(18)はサブ信号のレベルを可変する第1及
び第2レベル調整回路、(19)はLPF(6)の出力
信号と第1レベル調整回路(17)の出力信号とを加算
する加算回路及びLPF(6)の出力信号と第2レベル
調整回路(18)の出力信号とを減算する減算回路から
成るマトリクス回路である。
【0014】図4において、サブ信号デコーダ(5)の
出力信号は第1及び第2レベル調整回路(17)及び
(18)に印加される。第1及び第2レベル調整回路
(17)及び(18)の可変レベルはそれぞれD/A変
換回路(13)の出力信号に応じて設定されている。第
1及び第2レベル調整回路(17)及び(18)の出力
信号はそれぞれ加算回路及び減算回路に印加されて、他
の入力端に印加されるLPF(6)の出力信号とそれぞ
れ加算及び減算され、ステレオL及びR信号が得られ
る。その為、マトリクス回路(19)の加算及び減算ラ
イン中のサブ信号レベルを独立して設定でき、最良のセ
パレーションを得ることができる。
出力信号は第1及び第2レベル調整回路(17)及び
(18)に印加される。第1及び第2レベル調整回路
(17)及び(18)の可変レベルはそれぞれD/A変
換回路(13)の出力信号に応じて設定されている。第
1及び第2レベル調整回路(17)及び(18)の出力
信号はそれぞれ加算回路及び減算回路に印加されて、他
の入力端に印加されるLPF(6)の出力信号とそれぞ
れ加算及び減算され、ステレオL及びR信号が得られ
る。その為、マトリクス回路(19)の加算及び減算ラ
イン中のサブ信号レベルを独立して設定でき、最良のセ
パレーションを得ることができる。
【0015】図5は図1のレベル調整回路(11)の具
体回路例であり、(20)は入力信号が印加される第1
電流源トランジスタ、(21)はバイアスが印加される
第2電流源トランジスタ、(22)及び(23)は第1
電流源トランジスタ(20)のコレクタ電流を動作電流
とし、差動接続されたトランジスタ、(24)及び(2
5)は第2電流源トランジスタ(21)のコレクタ電流
を動作電流とし、差動接続されたトランジスタ、(2
6)は電流ミラー回路から成る出力回路、(27)は定
電流源、(28)はD/A変換回路(13)の出力信号
に応じて可変される可変電流源である。
体回路例であり、(20)は入力信号が印加される第1
電流源トランジスタ、(21)はバイアスが印加される
第2電流源トランジスタ、(22)及び(23)は第1
電流源トランジスタ(20)のコレクタ電流を動作電流
とし、差動接続されたトランジスタ、(24)及び(2
5)は第2電流源トランジスタ(21)のコレクタ電流
を動作電流とし、差動接続されたトランジスタ、(2
6)は電流ミラー回路から成る出力回路、(27)は定
電流源、(28)はD/A変換回路(13)の出力信号
に応じて可変される可変電流源である。
【0016】図5において、FM検波回路(3)の出力
信号は第1電流源トランジスタ(20)のベースに印加
され、第1電流源トランジスタ(20)のコレクタ電流
は前記出力信号に応じて大きさが変化する電流になる。
第1電流源トランジスタ(20)のコレクタ電流は、ト
ランジスタ(22)及び(23)のエミッタに供給さ
れ、分流される。また、第2電流源トランジスタ(2
1)のベースにはバイアスが印加されるので、第2電流
源トランジスタ(21)のコレクタ電流の大きさは一定
になる。そして、第2電流源トランジスタ(21)のコ
レクタ電流は、トランジスタ(24)及び(25)のエ
ミッタに供給され、分流される。トランジスタ(23)
及び(25)のコレクタ電流は加算された後、出力回路
(26)を介して後段回路に伝送される。即ち、入力信
号と一定レベルの信号との加算信号が出力端子から発生
する。
信号は第1電流源トランジスタ(20)のベースに印加
され、第1電流源トランジスタ(20)のコレクタ電流
は前記出力信号に応じて大きさが変化する電流になる。
第1電流源トランジスタ(20)のコレクタ電流は、ト
ランジスタ(22)及び(23)のエミッタに供給さ
れ、分流される。また、第2電流源トランジスタ(2
1)のベースにはバイアスが印加されるので、第2電流
源トランジスタ(21)のコレクタ電流の大きさは一定
になる。そして、第2電流源トランジスタ(21)のコ
レクタ電流は、トランジスタ(24)及び(25)のエ
ミッタに供給され、分流される。トランジスタ(23)
及び(25)のコレクタ電流は加算された後、出力回路
(26)を介して後段回路に伝送される。即ち、入力信
号と一定レベルの信号との加算信号が出力端子から発生
する。
【0017】一方、トランジスタ(22)及び(25)
のベースにトランジスタ(29)のエミッタ電圧が印加
され、トランジスタ(23)及び(24)のベースにト
ランジスタ(30)のエミッタ電圧が印加される。トラ
ンジスタ(29)のエミッタ電圧は定電流源(27)の
出力電流の大きさに応じた値であり、トランジスタ(3
0)のエミッタ電圧は可変電流源(28)の出力電流の
大きさに応じた値である。可変電流源(28)の出力電
流はD/A変換回路(13)の出力信号に応じて変化す
るので、トランジスタ(30)のエミッタ電圧が変化す
る。トランジスタ(30)のエミッタ電圧の変化に応じ
て、トランジスタ(22)及び(23)のベース間電圧
及びトランジスタ(24)及び(25)のベース間電圧
が変化し、それぞれのトランジスタに分流される電流の
比が変化し、出力端子に得られる出力信号のレベルを変
えることができる。即ち、トランジスタ(30)のエミ
ッタ電圧がトランジスタ(29)のエミッタ電圧より高
ければ、トランジスタ(23)のコレクタ電流が大きく
なり、出力端子に得られる出力信号のレベルが高くな
る。また、トランジスタ(30)のエミッタ電圧がトラ
ンジスタ(29)のエミッタ電圧より低いと、トランジ
スタ(25)のコレクタ電流が大きくなり、出力端子に
得られる出力信号のレベルが低くなる。
のベースにトランジスタ(29)のエミッタ電圧が印加
され、トランジスタ(23)及び(24)のベースにト
ランジスタ(30)のエミッタ電圧が印加される。トラ
ンジスタ(29)のエミッタ電圧は定電流源(27)の
出力電流の大きさに応じた値であり、トランジスタ(3
0)のエミッタ電圧は可変電流源(28)の出力電流の
大きさに応じた値である。可変電流源(28)の出力電
流はD/A変換回路(13)の出力信号に応じて変化す
るので、トランジスタ(30)のエミッタ電圧が変化す
る。トランジスタ(30)のエミッタ電圧の変化に応じ
て、トランジスタ(22)及び(23)のベース間電圧
及びトランジスタ(24)及び(25)のベース間電圧
が変化し、それぞれのトランジスタに分流される電流の
比が変化し、出力端子に得られる出力信号のレベルを変
えることができる。即ち、トランジスタ(30)のエミ
ッタ電圧がトランジスタ(29)のエミッタ電圧より高
ければ、トランジスタ(23)のコレクタ電流が大きく
なり、出力端子に得られる出力信号のレベルが高くな
る。また、トランジスタ(30)のエミッタ電圧がトラ
ンジスタ(29)のエミッタ電圧より低いと、トランジ
スタ(25)のコレクタ電流が大きくなり、出力端子に
得られる出力信号のレベルが低くなる。
【0018】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明に依れば、最良
のセパレーションを得るため、復調されたステレオL及
びR信号のレベルに応じたサブ信号のレベルの調整を自
動で行うことができるので、セット製造時のセパレーシ
ョン調整時間を短縮することができ、生産工程の効率を
上げることができる。
のセパレーションを得るため、復調されたステレオL及
びR信号のレベルに応じたサブ信号のレベルの調整を自
動で行うことができるので、セット製造時のセパレーシ
ョン調整時間を短縮することができ、生産工程の効率を
上げることができる。
【0019】また、レベル調整回路は、集積化可能なト
ランジスタ及び抵抗で構成されているので、集積化に好
適なステレオ復調回路を提供することができ、外付け素
子の削減をすることができる。
ランジスタ及び抵抗で構成されているので、集積化に好
適なステレオ復調回路を提供することができ、外付け素
子の削減をすることができる。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来例を示すブロック図である。
【図3】本発明の動作を説明するためのフローチャート
である。
である。
【図4】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図5】図1の要部を示す回路図である。
1 周波数変換回路 2 IF増幅回路 3 FM検波回路 4 副搬送波信号再生回路 5 サブ信号デコーダ 6 LPF 7 マトリクス回路 8、9 出力端子 11 レベル調整回路 12 制御回路 13 D/A変換回路 14 メモリ 15 レベル検出回路 16 A/D変換回路 17 第1レベル調整回路 18 第2レベル調整回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04H 5/00
Claims (3)
- 【請求項1】ステレオコンポジット信号より、ステレオ
差信号を再生するステレオ差信号再生回路と、 前記ステレオ差信号再生回路の入力信号または出力信号
を制御信号に応じたレベルに設定する第1レベル調整回
路と、 前記ステレオコンポジット信号よりステレオ和信号を抽
出するステレオ和信号発生回路と、 前記ステレオ和信号と前記ステレオ差信号とをマトリク
スし、ステレオL信号及びステレオR信号を発生するマ
トリクス回路と、 前記第1レベル調整回路に印加される制御信号を記憶す
る第1記憶回路と、 から成り、前記第1記憶回路には、ステレオL信号またはステレオ
R信号のみを含むステレオコンポジット信号を印加さ
せ、第1レベル調整回路を制御しながらマトリクス回路
の出力を検出し、その検出結果に応じてステレオ分離度
が最良点となる制御信号を求め、それを予め記憶してお
くことを 特徴とするステレオ復調回路。 - 【請求項2】ステレオコンポジット信号より、ステレオ
差信号を再生するステレオ差信号再生回路と、 前記ステレオ差信号再生回路の出力信号を制御信号に応
じたレベルに設定する第2及び第3レベル調整回路と、 前記ステレオコンポジット信号よりステレオ和信号を抽
出するステレオ和信号発生回路と、 前記ステレオ和信号と前記第2レベル調整回路の出力信
号とを加算する加算器と、前記ステレオ和信号と前記第
3レベル調整回路の出力信号とを減算する減算器とを含
み、ステレオL信号及びステレオR信号を発生するマト
リクス回路と、 前記第2及び第3レベル調整回路に印加される制御信号
を記憶する第2記憶回路と、 から成ることを特徴とするステレオ復調回路。 - 【請求項3】ステレオコンポジット信号より、ステレオ
差信号を再生するステレオ差信号再生回路と、前記ステ
レオ差信号再生回路の入力信号または出力信号を制御信
号に応じたレベルに設定するレベル調整回路と、前記ス
テレオコンポジット信号よりステレオ和信号を抽出する
ステレオ和信号発生回路と、前記ステレオ和信号と前記
ステレオ差信号とをマトリクスし、ステレオL信号及び
ステレオR信号を発生するマトリクス回路と、前記レベ
ル調整回路に印加される制御信号を記憶する記憶回路
と、から成るステレオ復調回路の分離度調整方法であ
り、 ステレオL信号のみ、または、ステレオR信号のみを含
むステレオコンポジット信号を印加し、制御信号を変化させることにより前記ステレオ差信号の
レベルを変化させ、 前記ステレオ差信号のレベルが変更される毎に、 マトト
リクス回路から発生するステレオR信号及びステレオL
信号のレベルを検出し、検出したマトリクス回路の出力レベルの中から、ステレ
オ分離度が最良点となるマトリクス回路の出力レベルを
検出し、 ステレオ分離度を最良とするステレオ差信号のレベルを
調整する制御信号を導出し、 導出された制御信号を記憶回路に予め記憶させることを
特徴とする ステレオ復調回路の分離度調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18909095A JP3301891B2 (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | ステレオ復調回路及びその分離度調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18909095A JP3301891B2 (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | ステレオ復調回路及びその分離度調整方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0936821A JPH0936821A (ja) | 1997-02-07 |
JP3301891B2 true JP3301891B2 (ja) | 2002-07-15 |
Family
ID=16235168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18909095A Expired - Fee Related JP3301891B2 (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | ステレオ復調回路及びその分離度調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3301891B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1339231A3 (en) * | 2002-02-26 | 2004-11-24 | Broadcom Corporation | System and method for demodulating the second audio FM carrier |
JP3891896B2 (ja) * | 2002-07-12 | 2007-03-14 | 株式会社豊田自動織機 | セパレーション調整回路 |
-
1995
- 1995-07-25 JP JP18909095A patent/JP3301891B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0936821A (ja) | 1997-02-07 |
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