JP3299933B2 - 光時分割多重端局装置 - Google Patents

光時分割多重端局装置

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JP3299933B2 JP32538198A JP32538198A JP3299933B2 JP 3299933 B2 JP3299933 B2 JP 3299933B2 JP 32538198 A JP32538198 A JP 32538198A JP 32538198 A JP32538198 A JP 32538198A JP 3299933 B2 JP3299933 B2 JP 3299933B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光時分割多重信号
を生成する光時分割多重端局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル信号多重法として、複
数系列の電気信号を電気段で時分割多重(以下「電気時
分割多重」という)する同期多重化方式(SDH)があ
る(参考文献:河西・槇・辻共著、「SDH伝送方
式」、オーム社)。これは、低速の電気信号をバイト多
重して高速の電気信号に変換し、効率よく高速サービス
を提供するものである。
【0003】図10は、電気時分割多重を用いた光送信
端局装置の構成例を示す。本構成例は、基本ビットレー
トf0=155Mbit/s 、チャネル数m=37、チャネル1の
ビットレートが 2.5Gbit/s(=16f0)、チャネル2〜5
のビットレートが 622Mbit/s (=4f0)、チャネル6
〜37のビットレートが 155Mbit/s(=f0)とする。
【0004】図において、細い実線矢印は電気信号、太
い実線矢印はCW光および光信号、破線矢印はクロック
信号を示す。チャネル1〜37の入力電気信号は、低速側
終端部1−1〜1−37にそれぞれ入力され、フレーム
のオーバヘッドの読み込みが行われ、誤りチェックやポ
インタ処理などが行われる。終端されたチャネル1〜5
の信号は、さらに信号分離部2−1〜2−5でそれぞれ
16分離または4分離されて基本ビットレートの信号に変
換される。
【0005】基本ビットレートの信号に変換された各チ
ャネルの位相(フレームの先頭が通過するタイミング)
は、図11(a) に示すようにランダムである。クロック
乗換部3−1〜3−64は、周波数f0 /k(例えば8
kHz)の同期網クロック信号を用いて、図11(b) に示
すように各チャネルの先頭の時間位置を新しいフレーム
のペイロードの位置へ乗せ換える。なお、図では、同期
網クロック信号がクロック乗換部3−64のみに接続さ
れ、他は省略されている。他の各部へ入力される同期網
クロック信号についても同様である。この同期網クロッ
ク信号の利用により、全てのチャネルは位相およびフレ
ームの先頭が揃い、それぞれ高速側終端部4−1〜4−
64に入力されてポインタの付け替えなどが行われる。
【0006】このような構成により、フレームの先頭が
揃った基本ビットレートf0(=155Mbit/s )のN(=
64)系列の電気信号が得られる。このN系列の電気信号
を電気時分割多重部9でN多重し、ビットレートN・f
0 (=10Gbit/s )の高速電気信号を生成する。この高
速電気信号により光変調部11を駆動し、CW光発生部
10から出力されたCW光を変調することにより、ビッ
トレートN・f0 の光信号が生成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】光伝送システムでは、
一般に必要とされるビットレートは運用後に徐々に増加
する。したがって、初期導入時には必要最小限の構成要
素のみで端局装置を構成し、需要の増大に応じて構成要
素を増やしてビットレートを増加できるシステムがコス
ト低減に適している。
【0008】ところで、例えば図10に示す構成におい
て、初期導入時にビットレート 2.5Gbit/s のチャネル
1だけを必要とする場合に、チャネル2〜チャネル37に
対応する低速側終端部1−2〜1−37および信号分離
部2−2〜2−5の他はすべて備える必要がある(必要
なものを網掛で示す)。すなわち、クロック乗換部およ
び高速側終端部は、高速電気信号(10Gbit/s )の階層
のフレームを構築するためにすべてのチャネルに対して
備える必要があり、初期導入時のコストが高くなってい
た。
【0009】また、近年の高速コンピュータネットワー
クの発展などによりさらに高速通信サービスの需要が増
すと、バックボーンネットワークでは電気の処理速度限
界(約50Gbit/s )を越える速度が要求され、従来の電
気時分割多重の適用は困難になってきた。
【0010】一方、光領域での時分割多重(以下「光時
分割多重」という)により、電気処理限界を越える超高
速光通信システムが提案されている。ここで用いられる
光時分割多重装置には、図12に示す並列型(参考文
献:特願平9−30619、「光パルス多重装置」)
と、図13に示す直列型(参考文献:S.Kawanishi et a
l.,∧All-optical time-division-multiplexing of 100
Gbit/s signal based on four-wave mixing in a trav
elling-wave semiconductor laser amplifier", Electr
on.Lett., Vol.33, No.11, pp.976-977, 1997) があ
る。
【0011】図12において、繰り返し周波数f0 の光
パルス列は光分岐器81でN分岐され、それぞれ光変調
器82−1〜82−Nに入力される。各光変調器は、ビ
ットレートf0 の変調信号で駆動される。各光変調器で
変調された信号光は光増幅器83−1〜83−Nでそれ
ぞれ増幅され、光遅延器84−1〜84−Nで順次1ビ
ットずつシフトする遅延を与えられ、光結合器85で結
合されることにより、ビットレートN・f0 の光時分割
多重信号が生成される。
【0012】図13において、高速光パルス発生手段9
1で繰り返し周波数N・f0 の光パルス列を発生させ、
光変調器92−1でビットレートf0 の変調信号により
Nパルスおきに変調し、光増幅器93−1で増幅する。
続いて、光変調器92−2でビットレートf0 の変調信
号により、光変調器92−1とは別の光パルス(図では
隣接光パルス)をNパルスおきに変調し、光増幅器93
−2で増幅する。以下同様に、各光変調器でそれぞれビ
ットレートf0 の変調信号により順次各ビット対応の光
パルスを変調することにより、N系列の信号光を時分割
多重したビットレートN・f0 の光時分割多重信号が生
成される。
【0013】ここで、基本ビットレートf0 =10Gbit/
s 、N=8とすると、多重後のビットレートは80Gbit/
s となり、電気時分割多重を越える超高速光信号を生成
することができる。
【0014】しかし、従来の光時分割多重装置は、図1
2または図13に示すように各光変調器を駆動する変調
信号のビットレートf0 は均一である。そのため、各系
列の入力電気信号のビットレートは均一である必要があ
り、各系列の入力電気信号が異なるビットレートの場合
には対応できなかった。
【0015】本発明は、速度が一律でない複数系列の低
速電気信号を入力し、電気の処理速度限界を越える超高
速光時分割多重信号を生成できるとともに、装置規模の
増減にも柔軟に対応できる光時分割多重端局装置を提供
することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の光時分
割多重端局装置は、基本ビットレートf0 のN系列(N
は2以上の整数)の電気信号を入力し、光時分割多重処
理によりビットレートN・f0 の光信号を出力する光時
分割多重手段に対して、速度が一律でないm系列(mは
1以上N以下の整数)の各ビットレートがni0 (i=
1,2,…,m、niは1以上の整数、n1+n2+…+nm
N)である電気信号の入力を可能にする電気信号処理手
段を備える。
【0017】この電気信号処理手段は、各ビットレート
がni0のm系列の電気信号を入力し、ni ≧2である
系列の電気信号を基本ビットレートf0 のni 系列の電
気信号に分離し、m系列の電気信号を基本ビットレート
0 のn1+n2+…+nm 系列の電気信号に変換して光
時分割多重手段に与える。これにより、光時分割多重手
段からビットレート (n1+n2+…+nm)×f0 (≦N
・f0 )の光信号を出力する。なお、n1+n2+…+n
m <Nの場合には、ビットレートN・f0 の光信号に無
変調のビットが存在するだけである。
【0018】請求項2に記載の光時分割多重端局装置
は、基本ビットレートf0 の整数倍のビットレートp・
0 (pは1以上の整数)のN系列(Nは2以上の整
数)の電気信号を入力し、光時分割多重処理によりビッ
トレートN・p・f0 の光信号を出力する光時分割多重
手段に対して、速度が一律でないm系列(mは1以上N
・p以下の整数)の各ビットレートがni0(i=1,2,
…,m、ni は1以上の整数、n1+n2+…+nm ≦N・
p) である電気信号の入力を可能にする電気信号処理手
段を備える。
【0019】この電気信号処理手段は、各ビットレート
がni0のm系列の電気信号を入力し、ni ≧2である
系列の電気信号を基本ビットレートf0 のni 系列の電
気信号に分離し、さらに基本ビットレートf0 のn1
2+…+nm 系列の電気信号をp系列ごとに時分割多
重し、m系列の電気信号をビットレートp・f0 の電気
信号(最大N系列)に変換して光時分割多重手段に与え
る。これにより、光時分割多重手段からビットレート
(n1+n2+…+nm)×f0 (≦N・p・f0 )の光信
号を出力する。なお、n1+n2+…+nm <N・pの場
合には、ビットレートN・p・f0 の光信号に無変調の
ビットが存在するだけである。
【0020】請求項3に記載の光時分割多重端局装置
は、請求項2の電気信号処理手段の構成が異なる。この
電気信号処理手段は、各ビットレートがni0のm系列
の電気信号を入力し、ビットレートの和がp・f0 とな
る系列の電気信号を組み合わせて時分割多重し、m系列
の電気信号をビットレートp・f0 の電気信号(最大N
系列)に変換して光時分割多重手段に与える。これによ
り、光時分割多重手段からビットレート (n1+n2+…
+nm)×f0 (≦N・p・f0 )の光信号を出力する。
【0021】請求項4に記載の光時分割多重端局装置
は、請求項2の電気信号処理手段の構成が異なる。この
電気信号処理手段は、各ビットレートがni0のm系列
の電気信号を入力し、ni =p・q(qは2以上の整
数)である系列の電気信号をビットレートp・f0 のq
系列の電気信号に分離し、またビットレートの和がp・
0 となる系列の電気信号を組み合わせて時分割多重
し、m系列の電気信号をビットレートp・f0 の電気信
号(最大N系列)に変換して光時分割多重手段に与え
る。これにより、光時分割多重手段からビットレート
(n1+n2+…+nm ) ×f0 (≦N・p・f0 )の光
信号を出力する。
【0022】請求項5,6に記載の光時分割多重端局装
置は、光時分割多重手段として並列型の構成を用いた場
合であり、繰り返し周波数f0 またはp・f0 の光パル
ス列を変調し、ビットレートN・f0 またはN・p・f
0 の光信号を出力する。
【0023】請求項7,8に記載の光時分割多重端局装
置は、光時分割多重手段として直列型の構成を用いた場
合であり、繰り返し周波数N・f0 またはN・p・f0
の光パルス列を変調し、ビットレートN・f0 またはN
・p・f0 の光信号を出力する。
【0024】請求項9に記載の光時分割多重端局装置
は、光パルス発生部から出力される繰り返し周波数
0 、p・f0 、N・f0 、N・p・f0 の光パルス列
を分岐する光分岐部と、この光パルス列を制御情報で変
調し、各光パルスを時間領域で拡大した制御信号光を発
生する制御信号光発生部と、この制御信号光を光時分割
多重部から出力される光時分割多重信号に多重する光結
合部とを備え、制御情報の多重伝送を行う構成である。
【0025】請求項10,11に記載の光時分割多重端
局装置は、電気信号処理手段の具体的構成例を示す。詳
しくは、以下に示す各実施形態において説明する。
【0026】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態:請求項1,
5,7,10)図1は、本発明の光時分割多重端局装置
の第1の実施形態を示す。本実施形態は、基本ビットレ
ートf0 =10Gbit/s 、チャネル数m=4、チャネル
1,2のビットレートn10 ,n20が10Gbit/s(n1
=n2=1)、チャネル3のビットレートn30が40Gb
it/s (n3=4)、チャネル4のビットレートn40が2
0Gbit/s (n4=2)とし、光時分割多重によりビット
レート(n1+n2+n3+n4)×f0 の80Gbit/s の光信
号を生成するものとする。
【0027】図において、細い実線矢印は電気信号、太
い実線矢印は光パルス列および光信号、破線矢印はクロ
ック信号を示す。チャネル1〜4の入力電気信号は、低
速側終端部1−1〜1−4にそれぞれ入力され、フレー
ムのオーバヘッドの読み込みが行われ、誤りチェックや
ポインタ処理などが行われる。終端されたチャネル3,
4の信号は、さらに信号分離部2−1,2−2でそれぞ
れ4分離または2分離されて基本ビットレートの信号に
変換される。なお、チャネル3,4の入力電気信号は、
信号分離部でそれぞれ基本ビットレートの信号に分離し
た後に、それぞれ低速側終端部で終端処理を行ってもよ
い。この場合には、低速側終端部の数は増えるが、すべ
て基本ビットレートの信号を扱う共通の構成となる。
【0028】基本ビットレートの信号に変換された各チ
ャネルの位相(フレームの先頭が通過するタイミング)
は、従来構成と同様にランダムである。クロック乗換部
3−1〜3−8は、周波数f0 /k(例えば8kHz)の
同期網クロック信号を用いて、各チャネルの先頭の時間
位置を新しいフレームのペイロードの位置へ乗せ換え
る。なお、図では、同期網クロック信号をクロック乗換
部3−8のみに接続し、他は省略している。他の各部へ
入力される同期網クロック信号についても同様である。
この同期網クロック信号の利用により、全てのチャネル
は位相およびフレームの先頭が揃い、それぞれ高速側終
端部4−1〜4−8に入力されてポインタの付け替えな
どが行われる。また、各高速側終端部において、スクラ
ンブル処理を行ってもよい。
【0029】このような構成により、フレームの先頭が
揃ったn1+n2+n3+n4(=8)系列の基本ビットレ
ートf0(=10Gbit/s)の電気信号が得られ、光時分割多
重部6に変調信号として入力される。光時分割多重部6
は、図12に示す並列型または図13に示す直列型のい
ずれかの構成になっており、光パルス発生部5から出力
される光パルス列を基本ビットレートの各電気信号で変
調し、光時分割多重してビットレート(n1+n2+n3
+n4)×f0(=80Gbit/s)の高速光信号を出力する。
ここで、光パルス発生部5は、光時分割多重部6が並列
型の場合には基本ビットレートf0 に対応する繰り返し
周波数10GHzの光パルス列を出力し、直列型の場合には
ビットレート(n1+n2+n3+n4)×f0に対応する繰
り返し周波数80GHzの光パルス列を出力する。
【0030】本実施形態の構成では、基本ビットレート
0 の逓倍の任意のビットレートで入力される各チャネ
ルの電気信号は、低速側終端部1と信号分離部2を用い
て基本ビットレートの電気信号に変換され、光時分割多
重部6に均一のビットレートの変調信号として入力する
ことができる。また、入力チャネルのビットレートが変
更される場合には、低速側終端部1と信号分離部2のみ
の変更で対応することができる。
【0031】初期導入時に、入力電気信号が例えばチャ
ネル1だけの場合には、図2に示すように、低速側終端
部1−1、クロック乗換部3−1、高速側終端部4−1
を備え、基本ビットレートf0 の変調信号を光時分割多
重部6の8系列の入力ポートの1つに入力する。他の7
系列には変調信号が入力されないので、すべてマークパ
ルスとなる。得られる光信号は、繰り返し周波数80GHz
の光パルス列のうち10Gbit/s 分が変調されることにな
る。すなわち、チャネル2〜4に相当する70Gbit/s 分
が拡張可能な空き容量として確保されることになる。こ
のように、初期導入時に最低限必要な部分は従来構成に
比べて大幅に低減することができる。
【0032】(第2の実施形態:請求項1,9)図3
は、本発明の光時分割多重端局装置の第2の実施形態を
示す。本実施形態の特徴は、制御信号光発生部8を備
え、光パルス発生部5の出力を光カプラ7−1で分岐し
て入力し、その光パルス列に伝送品質監視情報、光時分
割多重信号フレーム情報、光時分割多重信号チャネル情
報等の制御情報をのせた制御信号光を生成し、光カプラ
7−2を介して光時分割多重信号に多重して送信すると
ころにある。このとき、制御信号光は、光符号化法また
は分散付与法を用いて光パルス幅を拡大し、その光強度
を光時分割多重信号に比べて十分に小さくする。
【0033】制御信号光発生部8では、光パルス発生部
5から出力された光パルス列を分岐して入力するが、さ
らに逓倍または分周した光パルス列を制御情報で変調し
てもよい。また、光パルス発生部5と同一またはほぼ等
しい波長の別のパルス光源を用いてもよい。
【0034】その他の構成は、第1の実施形態と同様で
ある。また、ハッチングした部分は、初期導入時の入力
電気信号が例えばチャネル1だけの場合に最低限必要と
なる部分であり、図2の構成に対応するものである。
【0035】図4は、光符号化法による制御信号光発生
部および制御信号光復元部の構成例を示す。制御信号光
発生部は、図4(a) に示すように、光分波器31−1で
光パルスの光周波数成分を複数に分割し、位相変調器3
2−1〜32−nである固定の符号列に基づいて設定さ
れた位相変調度により各周波数成分に異なった大きさの
位相変調を加え、光合波器34−1で各周波数成分を合
波することにより光波形を時間軸上に広げる。また、各
周波数成分に異なった大きさの強度変調を加える構成、
各周波数成分に異なった大きさの位相変調かつ強度変調
を加える構成でもよい。
【0036】制御信号光復元部は、図4(b) に示すよう
に、光分波器31−2で光パルスの光周波数成分を複数
に分割し、位相変調器33−1〜33−nで制御信号発
生部段とは逆の符号列に基づいて設定された位相変調度
により各周波数成分に異なった大きさの位相変調を加
え、光合波器34−2で各周波数成分を合波することに
より光波形を時間軸上で元に戻す。また、制御信号光発
生部の構成に対応して、各周波数成分に異なった大きさ
の強度変調を加える構成、各周波数成分に異なった大き
さの位相変調かつ強度変調を加える構成としてもよい。
【0037】このような制御信号光発生部および復元部
は、空間型の位相変調器(参考文献:J.A.Salehi,∧Coh
erent Ultrashort Light Pulse Code-Division Multipl
e Access Communication Systems", J.Lightwave Techn
ol., Vol.8, No.3, pp.478-491, 1990)や、PLCの位
相変調回路(参考文献:瀧口 他、「アレイ導波路格子
対を用いたコヒーレント光CDMAの原理実験」、電子
情報通信学会 1998 年春、C−3−115 )を用いること
ができる。
【0038】図5は、分散付与法による制御信号光発生
部および制御信号光復元部の構成例を示す。制御信号光
発生部は、図4(a) に示すように、波長分散付与手段4
1で光パルスに所定の波長分散量(D(ps/nm) )を与え
ることにより、その波長分散量に応じたパルス幅に拡大
して光ピーク強度を低減する。なお、波長分散付与手段
41は、拡大したときの制御信号光ピーク強度が光時分
割多重信号ピーク強度の1桁以上小さくなるように、十
分に大きい波長分散量を有する必要がある。さらに、拡
大したときの光パルス幅が、入力光パルス列の繰り返し
周期より小さくすることにより、隣接光パルス間の干渉
が少なくなり、強度変動が小さい安定した制御信号光を
生成することができる。
【0039】制御信号光復元部は、図5(b) に示すよう
に、波長分散付与手段42で波長分散付与手段41の逆
符号の波長分散量(−D(ps/nm) )を与えることによ
り、光パルス列を復元する。波長分散付与手段41,4
2には、光ファイバや、チャープ光ファイバグレーティ
ング(参考文献:K.O.Hill,∧Aperiodic Distributed-P
arameter Waveguide for Integrated Optics", Appl.Op
t., Vol.13, No.8, pp.1853-1856, 1974)等を用いるこ
とができる。
【0040】(第3の実施形態:請求項2,6,8,1
0,11)図6は、本発明の光時分割多重端局装置の第
3の実施形態を示す。本実施形態は、基本ビットレート
0 =10Gbit/s 、チャネル数m=4、チャネル1,2
のビットレートn10 ,n20が10Gbit/s(n1=n2
1)、チャネル3のビットレートn30が40Gbit/s
(n3=4)、チャネル4のビットレートn40が20Gbi
t/s (n4=2)とし、光時分割多重によりビットレート
(n1+n2+n3+n4)×f0 の80Gbit/s の光信号を生
成するものとする。
【0041】本実施形態では、ビットレートpf0 が40
Gbit/s (p=4)の2系列の変調信号を入力する光時
分割多重部6を用いる。入力系列数が2系列になること
により、構成を大幅に簡単にすることができる。光パル
ス発生部5は、光時分割多重部6が並列型の場合にはビ
ットレートpf0 (=40Gbit/s )に対応する繰り返し
周波数40GHzの光パルス列を発生し、直列型の場合には
ビットレート2pf0(=80Gbit/s )に対応する繰り
返し周波数80GHzの光パルス列を発生する。
【0042】この光時分割多重部6を用いるために、第
2の実施形態と同様の構成により、それぞれ所定のビッ
トレートを有する各チャネルの入力電気信号を基本ビッ
トレートf0 の電気信号に一旦変更する。そして、高速
側終端部4−1〜4−4から出力される基本ビットレー
トf0 の4系列の電気信号を電気時分割多重部9−1で
時分割多重し、高速側終端部4−5〜4−8から出力さ
れる基本ビットレートf0 の4系列の電気信号を電気時
分割多重部9−2で時分割多重し、それぞれビットレー
ト40Gbit/s の2系列の電気信号に変換して光時分割多
重部6に入力する。
【0043】これにより、基本ビットレートf0 の逓倍
の任意のビットレートで入力される各チャネルの電気信
号は、一旦基本ビットレートf0 の電気信号に変換され
た後に電気時分割多重部9でビットレートpf0 の電気
信号に時分割多重され、光時分割多重部6に入力するこ
とができる。また、入力チャネルのビットレートが変更
される場合には、低速側終端部1と信号分離部2のみの
変更で対応することができる。
【0044】初期導入時に、入力電気信号が例えばチャ
ネル1だけの場合には、図6中にハッチングした低速側
終端部1−1、クロック乗換部3−1、高速側終端部4
−1、電気時分割多重部9−1を備え、ビットレートp
0 の変調信号を光時分割多重部6の2系列の入力ポー
トの一方に入力すればよい。このように、初期導入時に
最低限必要な部分は従来構成に比べて大幅に低減するこ
とができる。
【0045】(第4の実施形態:請求項3,11)図7
は、本発明の光時分割多重端局装置の第4の実施形態を
示す。本実施形態は、基本ビットレートf0 =10Gbit/
s 、チャネル数m=4、チャネル1,2のビットレート
10 ,n20が10Gbit/s(n1=n2=1)、チャネル
3のビットレートn30が20Gbit/s (n3=2)、チャ
ネル4のビットレートn40が40Gbit/s (n4=4)と
し、光時分割多重によりビットレート(n1+n2+n3
4)×f0 の80Gbit/s の光信号を生成するものとす
る。
【0046】本実施形態では、第3の実施形態と同様の
ビットレートpf0 が40Gbit/s (p=4)の2系列の
変調信号を入力する光時分割多重部6を用いる。一方、
各チャネルの電気信号を低速側終端部1、クロック乗換
部3、高速側終端部4を介して処理し、ビットレートの
和がpf0(=40Gbit/s)となる複数系列の電気信号を組
み合わせて時分割多重する。ここでは、チャネル1,2
の電気信号を電気時分割多重部9−1で時分割多重し、
さらにチャネル3の電気信号と電気時分割多重部9−2
で時分割多重して40Gbit/s の電気信号を生成し、光時
分割多重部6の一方の入力ポートに入力する。また、チ
ャネル4の電気信号は、光時分割多重部6の入力変調信
号のビットレートと等しいので、そのまま光時分割多重
部6の他方の入力ポートに入力する。
【0047】これにより、ビットレートpf0 以外で入
力される各チャネルの電気信号は、電気時分割多重部9
−1,9−2でビットレートpf0 の電気信号に時分割
多重され、光時分割多重部6に入力することができる。
ただし、各チャネルの電気信号は、ビットレートに応じ
て入力位置が制限される。
【0048】初期導入時に、入力電気信号が例えばチャ
ネル1〜3だけの場合には、図8に示すように、低速側
終端部1−1〜1−3、クロック乗換部3−1〜3−
3、高速側終端部4−1〜4−3、電気時分割多重部9
−1,9−2を備え、ビットレートpf0 の変調信号を
光時分割多重部6の一方の入力ポートに入力する。他方
の入力ポートには変調信号が入力されないので、すべて
マークパルスとなる。得られる光信号は、繰り返し周波
数80GHzの光パルス列のうち40Gbit/s 分が変調される
ことになる。すなわち、チャネル4に相当する40Gbit/
s 分が拡張可能な空き容量として確保されることにな
る。このように、初期導入時に最低限必要な部分は従来
構成に比べて大幅に低減することができる。
【0049】(第5の実施形態:請求項4,10,1
1)図9は、本発明の光時分割多重端局装置の第5の実
施形態を示す。本実施形態は、基本ビットレートf0
10Gbit/s 、チャネル数m=4、チャネル1,2のビッ
トレートn10 ,n20が10Gbit/s(n1=n2=1)、
チャネル3のビットレートn30が20Gbit/s (n3
2)、チャネル4のビットレートn40が40Gbit/s
(n4=4)とし、光時分割多重によりビットレート(n1
+n2+n3+n4)×f0 の80Gbit/s の光信号を生成す
るものとする。
【0050】本実施形態では、ビットレートpf0 が20
Gbit/s (p=2)の4系列の変調信号を入力する光時
分割多重部6を用いる。一方、各チャネルの電気信号の
うち、ビットレートpf0 を越えるものは信号分離部2
で分離を行い、ビットレートpf0 に満たないものは電
気時分割多重部9で多重し、すべてビットレートがpf
0(=20Gbit/s)となる電気信号に変換する。
【0051】ここでは、チャネル1〜4の電気信号を低
速側終端部1−1〜1−4で終端し、チャネル4の電気
信号を信号分離部2で分離し、クロック乗換部3−1〜
3−5で各系列の先頭の時間位置を揃え、高速側終端部
4−1〜4−5で終端する。そして、高速側終端部4−
1,4−2から出力される電気信号を電気時分割多重部
9で時分割多重する。これにより、ビットレートがpf
0(=20Gbit/s)の4系列の電気信号に変換され、光時分
割多重部6の各入力ポートに入力する。
【0052】これにより、ビットレートpf0 以外で入
力される各チャネルの電気信号は、分離または多重処理
によりビットレートpf0 の電気信号に変換して光時分
割多重部6に入力することができる。
【0053】初期導入時に、入力電気信号が例えばチャ
ネル1だけの場合には、図9中にハッチングした低速側
終端部1−1、クロック乗換部3−1、高速側終端部4
−1、電気時分割多重部9を備え、ビットレートpf0
の変調信号を光時分割多重部6の4系列の入力ポートの
1つに入力すればよい。このように、初期導入時に最低
限必要な部分は従来構成に比べて大幅に低減することが
できる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光時分割
多重端局装置は、電気信号処理手段により各ビットレー
トがn10,n20,…,nm0のm系列の電気信号
を、均一なビットレートp・f0 の最大N系列の電気信
号に変換する。これにより、ビットレートp・f0 のN
系列の電気信号を入力し、ビットレートN・p・f0
光信号を出力する既存の光時分割多重手段(並列型、直
列型)を用いて光時分割多重処理を行うことができる。
なお、請求項1に記載の光時分割多重端局装置はp=1
の場合である。
【0055】また、n1+n2+…+nm ≦N・pであれ
ばよく、特にn1+n2+…+nm <N・pの場合には、
光時分割多重により生成されるビットレートN・p・f
0 の光信号に無変調のビットが存在するだけである。し
たがって、入力電気信号のビットレートやチャネル数の
変化にも柔軟に対応することができ、需要の変化に対し
て柔軟に装置規模の増減を行うことができる。
【0056】また、光信号と同じまたはほぼ同じ波長
で、伝送品質監視情報、光時分割多重信号フレーム情
報、光時分割多重信号チャネル情報等の制御情報を収め
たオーバヘッドに相当する制御信号光を光時分割多重信
号に多重して伝送することができる(請求項9)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光時分割多重端局装置の第1の実施形
態を示すブロック図。
【図2】第1の実施形態における初期導入時の一構成例
を示すブロック図。
【図3】本発明の光時分割多重端局装置の第2の実施形
態を示すブロック図。
【図4】光符号化法による制御信号光発生部および制御
信号光復元部の構成例を示す図。
【図5】分散付与法による制御信号光発生部および制御
信号光復元部の構成例を示す図。
【図6】本発明の光時分割多重端局装置の第3の実施形
態を示すブロック図。
【図7】本発明の光時分割多重端局装置の第4の実施形
態を示すブロック図。
【図8】第4の実施形態における初期導入時の一構成例
を示すブロック図。
【図9】本発明の光時分割多重端局装置の第5の実施形
態を示すブロック図。
【図10】電気時分割多重を用いた光送信端局装置の構
成例を示すブロック図。
【図11】クロック乗換部の動作説明の図。
【図12】従来の光時分割多重装置(並列型)の構成例
を示すブロック図。
【図13】従来の光時分割多重装置(直列型)の構成例
を示すブロック図。
【符号の説明】
1 低速側終端部 2 信号分離部 3 クロック乗換部 4 高速側終端部 5 光パルス発生部 6 光時分割多重部 7 光カプラ 8 制御信号光発生部 9 電気時分割多重部 10 CW光発生器 11 光変調器 31 光分波器 32,33 位相変調器 34 光合波器 41,42 波長分散付与手段 81 光分岐器 82 光変調器 83 光増幅器 84 光遅延器 85 光結合器 91 高速光パルス列発生手段 92 光変調器 93 光増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川西 悟基 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 野中 弘二 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 内山 健太郎 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−281595(JP,A) 特開 平7−177122(JP,A) 特開2000−201137(JP,A) 特開 平10−79705(JP,A) 特開 平7−123073(JP,A) 特開 平10−229364(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 - 3/26 H04L 5/22 - 5/26 H04B 10/00 H04J 14/08 JICSTファイル(JOIS)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基本ビットレートf0 のN系列(Nは2
    以上の整数)の電気信号を入力し、光時分割多重処理に
    よりビットレートN・f0 の光信号を出力する光時分割
    多重手段を備えた光時分割多重端局装置において、 m系列(mは1以上N以下の整数)の各ビットレートが
    i0 (i=1,2,…,m、ni は1以上の整数、n1+n2
    +…+nm≦N)である電気信号を入力し、ni≧2であ
    る系列の電気信号を基本ビットレートf0 のni 系列の
    電気信号に分離し、前記m系列の電気信号を基本ビット
    レートf0 のn1+n2+…+nm 系列の電気信号に変換
    して前記光時分割多重手段に与える電気信号処理手段を
    備え、 前記光時分割多重手段からビットレート (n1+n2+…
    +nm)×f0 (≦N・f0 )の光信号を出力することを
    特徴とする光時分割多重端局装置。
  2. 【請求項2】 基本ビットレートf0 の整数倍のビット
    レートp・f0 (pは1以上の整数)のN系列(Nは2
    以上の整数)の電気信号を入力し、光時分割多重処理に
    よりビットレートN・p・f0 の光信号を出力する光時
    分割多重手段を備えた光時分割多重端局装置において、 m系列(mは1以上N・p以下の整数)の各ビットレー
    トがni0(i=1,2,…,m、ni は1以上の整数、n1
    +n2+…+nm ≦N・p) である電気信号を入力し、
    i ≧2である系列の電気信号を基本ビットレートf0
    のni 系列の電気信号に分離し、さらに基本ビットレー
    トf0 のn1+n2+…+nm 系列の電気信号をp系列ご
    とに時分割多重し、前記m系列の電気信号をビットレー
    トp・f0の最大N系列の電気信号に変換して前記光時
    分割多重手段に与える電気信号処理手段を備え、 前記光時分割多重手段からビットレート (n1+n2+…
    +nm)×f0 (≦N・p・f0 )の光信号を出力するこ
    とを特徴とする光時分割多重端局装置。
  3. 【請求項3】 基本ビットレートf0 の整数倍のビット
    レートp・f0 (pは1以上の整数)のN系列(Nは2
    以上の整数)の電気信号を入力し、光時分割多重処理に
    よりビットレートN・p・f0 の光信号を出力する光時
    分割多重手段を備えた光時分割多重端局装置において、 m系列(mは1以上N・p以下の整数)の各ビットレー
    トがni0(i=1,2,…,m、ni は1以上の整数、n1
    +n2+…+nm ≦N・p)である電気信号を入力し、
    ビットレートの和がp・f0 となる系列の電気信号を組
    み合わせて時分割多重し、前記m系列の電気信号をビッ
    トレートp・f0 の最大N系列の電気信号に変換して前
    記光時分割多重手段に与える電気信号処理手段を備え、 前記光時分割多重手段からビットレート (n1+n2+…
    +nm)×f0 (≦N・p・f0 )の光信号を出力するこ
    とを特徴とする光時分割多重端局装置。
  4. 【請求項4】 基本ビットレートf0 の整数倍のビット
    レートp・f0 (pは1以上の整数)のN系列(Nは2
    以上の整数)の電気信号を入力し、光時分割多重処理に
    よりビットレートN・p・f0 の光信号を出力する光時
    分割多重手段を備えた光時分割多重端局装置において、 m系列(mは2以上N・p以下の整数)の各ビットレー
    トがni0(i=1,2,…,m、ni は1以上の整数、n1
    +n2+…+nm ≦N・p)である電気信号を入力し、
    i =p・q(qは2以上の整数)である系列の電気信
    号をビットレートp・f0 のq系列の電気信号に分離
    し、またビットレートの和がp・f0 となる系列の電気
    信号を組み合わせて時分割多重し、前記m系列の電気信
    号をビットレートp・f0 の最大N系列の電気信号に変
    換して前記光時分割多重手段に与える電気信号処理手段
    を備え、 前記光時分割多重手段からビットレート (n1+n2+…
    +nm)×f0 (≦N・p・f0 )の光信号を出力するこ
    とを特徴とする光時分割多重端局装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の光時分割多重端局装置
    において、 光時分割多重手段は、繰り返し周波数f0 の光パルス列
    を出力する光パルス発生部と、並列に接続されたN個の
    光変調器に前記光パルス列を入力し、基本ビットレート
    0 のN系列の電気信号によりそれぞれ変調し、各光変
    調器の出力光信号を順次1ビットずつシフトして結合
    し、ビットレートN・f0 の光信号を出力する光時分割
    多重部とを備えたことを特徴とする光時分割多重端局装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項2〜4のいずれかに記載の光時分
    割多重端局装置において、 光時分割多重手段は、繰り返し周波数p・f0 の光パル
    ス列を出力する光パルス発生部と、並列に接続されたN
    個の光変調器に前記光パルス列を入力し、ビットレート
    p・f0 のN系列の電気信号によりそれぞれ変調し、各
    光変調器の出力光信号を順次1ビットずつシフトして結
    合し、ビットレートN・p・f0 の光信号を出力する光
    時分割多重部とを備えたことを特徴とする光時分割多重
    端局装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の光時分割多重端局装置
    において、 光時分割多重手段は、繰り返し周波数N・f0 の光パル
    ス列を出力する光パルス発生部と、直列に接続されたN
    個の光変調器に前記光パルス列を入力し、各光変調器で
    基本ビットレートf0 のN系列の電気信号により各ビッ
    ト対応に順次変調し、ビットレートN・f0 の光信号を
    出力する光時分割多重部とを備えたことを特徴とする光
    時分割多重端局装置。
  8. 【請求項8】 請求項2〜4のいずれかに記載の光時分
    割多重端局装置において、 光時分割多重手段は、繰り返し周波数N・p・f0 の光
    パルス列を出力する光パルス発生部と、直列に接続され
    たN個の光変調器に前記光パルス列を入力し、各光変調
    器でビットレートp・f0 のN系列の電気信号により各
    ビット対応に順次変調し、ビットレートN・p・f0
    光信号を出力する光時分割多重部とを備えたことを特徴
    とする光時分割多重端局装置。
  9. 【請求項9】 請求項5〜8のいずれかに記載の光時分
    割多重端局装置において、 光パルス発生部から出力される繰り返し周波数f0 、p
    ・f0 、N・f0 、N・p・f0 の光パルス列を分岐す
    る光分岐部と、 前記光パルス列を制御情報で変調し、各光パルスを時間
    領域で拡大した制御信号光を発生する制御信号光発生部
    と、 前記制御信号光を前記光時分割多重部から出力される光
    時分割多重信号に多重する光結合部とを備えたことを特
    徴とする光時分割多重端局装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜4のいずれかに記載の光時
    分割多重端局装置において、 電気信号処理手段は、ビットレートni0のm系列の電
    気信号を終端する低速側終端部と、同期網クロック信号
    を用いたクロック乗り換えにより各電気信号の位相を揃
    えるクロック乗換部と、クロック乗り換え後の電気信号
    をそれぞれ終端する高速側終端部と、前記低速側終端部
    の前後いずれかでビットレートni0の電気信号を分離
    してビットレートf0 またはp・f0 の電気信号に変換
    する信号分離部とを備えたことを特徴とする光時分割多
    重端局装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜4、10のいずれかに記載
    の光時分割多重端局装置において、 電気信号処理手段は、ビットレートni0のm系列の電
    気信号を終端する低速側終端部と、同期網クロック信号
    を用いたクロック乗り換えにより各電気信号の位相を揃
    えるクロック乗換部と、クロック乗り換え後の電気信号
    をそれぞれ終端する高速側終端部と、前記高速側終端部
    の出力側でビットレートni0またはf 0 の電気信号を
    時分割多重してビットレートp・f0 の電気信号に変換
    する電気時分割多重部とを備えたことを特徴とする光時
    分割多重端局装置。
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