JP3298817B2 - ルアーロック部を有する注射器 - Google Patents

ルアーロック部を有する注射器

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JP3298817B2 JP30944797A JP30944797A JP3298817B2 JP 3298817 B2 JP3298817 B2 JP 3298817B2 JP 30944797 A JP30944797 A JP 30944797A JP 30944797 A JP30944797 A JP 30944797A JP 3298817 B2 JP3298817 B2 JP 3298817B2
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    • A61M5/34Constructions for connecting the needle, e.g. to syringe nozzle or needle hub
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は注射器に関し、更に
詳しくはエクステンションチューブ、三方活栓或いはデ
ィスポーザブル注射針を接続するためのルアーロック部
を有する注射器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、輸液等に薬液を混合したり、
粘性の高い薬剤等を体内に注入するために、注射器の先
端部(ルアーノズル)にエクステンションチューブ、三
方活栓或いはディスポーザブル注射針を接続するための
ルアーロック部を有するプラスチック製の注射器が使用
されている。
【0003】ルアーロック部を有する従来の注射器を図
1A〜図4Bを参照して説明する。図1Aはルアーロッ
ク部を有する従来の注射器の斜視図、図1Bはルアーロ
ック部を除去した状態の上記従来の注射器の円錐台状先
端部の拡大斜視図、図2は前記従来の注射器のルアーロ
ック部の概略断面図、図3は前記従来の注射器のルアー
ロック部にねじ込まれる円筒状接続部の斜視図、図4A
は前記接続部と前記ルアーロック部との正常な接続状態
を示す概略断面図、図4Bは前記接続部が前記ルアーロ
ック部に過度にねじ込まれた状態を示す概略断面図であ
る。ルアーロック部1は、注射器の円錐台状先端部の切
頭面4上に立設された外側円筒部2と内側円筒部(ルア
ーノズル)3とからなる二重円筒構造を有している。切
頭面4は、図1Bにおいて、平坦な頂面として示されて
いる。上記両円筒部の間に、図3に示す円筒状接続部8
をねじ込み嵌合させる。図3には示されていないが、こ
の円筒状接続部8はルアーロック部1に接続すべきエク
ステンションチューブ等の端部に設けられている。
【0004】次に、図2を参照する。ルアーロック部1
を構成している外側円筒部2の内周面2´には、エクス
テンションチューブ等の端部に設けられている接続部8
(図3)をルアーロック部1に接続するための2本の互
いに平行な螺旋状突条(以下単に突条という)a,bが
形成されている。この突条a,bは、それらの上端の位
置を外側円筒部2の内周面2´において、例えば、約1
80度ずらした位置からそれぞれ下方に螺旋状に延びる
同一ピッチの2本の互いに平行な突条からなっている。
このルアーロック部1に、接続部8(図3)を接続する
場合には、上記の突条a,b間の溝に沿って、これらの
突条a,bと同様に形成された2本の互いに平行な突条
a´,b´を外周面に有するエクステンションチューブ
等の接続部8をねじ込み嵌合させる構造となっている。
【0005】ルアーロック部1の2本の互いに平行な突
条a,bは、例えば、それぞれ外側円筒部2の内周面2
´をほぼ1周するピッチを有しており、突条a,b間に
形成されている溝は一定の幅を有し、各溝の下方終端部
は、通常、外側円筒部2と内側円筒部3の間の底部の上
面5に達するように形成されている。又、突条a,bと
水平面とのなす角度は鋭角である。又、本明細書におい
ては、底部の肉厚t1(図2)とは、円錐台状先端部の
切頭面4と底部の上面5との間隔をいう。尚、外側及び
内側円筒部(以下両円筒部という)2,3の間の底部の
上面5(基準面)からの内側円筒部3の高さ(H)、外
側円筒部2の内径(d1)、内側円筒部3の外周面のテ
ーパー度、両円筒部の高さの差(ΔH)等はISOで規
格化されている。従来技術の場合における各部の数値
は、例えば、底部の肉厚(t1)は1mm程度、Hは
9.20mm、ΔHは2.1mm、テーパー度は6/1
00、d1は7.80mm等である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の注射器
のルアーロック部1は、前記したような構造を有してい
るために、図4Aに示すように、ルアーロック部1に、
エクステンションチューブ等の接続部8を接続する際
に、接続部8を十分に接続すべく、接続部8の先端部が
ルアーロック部1の底部の上面5に達するように接続部
8を過度にねじ込むと、接続部8の先端部は図4Bに示
すように湾曲して外側円筒部2を外側に押すことにな
る。その結果、円錐台状の先端部の切頭面4に接続して
いる外側円筒部2の付け根に応力が集中し、外側円筒部
2がその付け根付近で破損する場合が多かった。このよ
うな破損を防止するために、ルアーロック部1の外側円
筒部2の下端部と円錐台状の先端部の切頭面4との境界
周辺の肉厚を従来技術の場合よりも厚くする等の試みが
なされているが、このようにしてもルアーロック部1の
破損を防止するには不十分であり、改善が要望されてい
る。
【0007】従って、本発明の目的は、エクステンショ
ンチューブ、三方活栓或いはディスポーザブル注射針等
の接続部をルアーロック部に接続する際に、接続部を過
度にねじ込まれても、注射器のルアーロック部が破損す
ることのないルアーロック部を有する注射器を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の第1の
態様によれば、注射器本体と、該注射器本体の円錐台状
先端部の切頭面に立設されたルアーロック部とからな
り、ルアーロック部が、内側円筒部と、該内側円筒部を
包囲し且つその内周面に少なくとも2本の螺旋状突条が
互いに平行に形成されている外側円筒部とからなり、該
外側円筒部の突条の間の溝に、外周面に少なくとも2本
の互いに平行して形成された螺旋状突条を有する円筒状
接続部の突条をねじ込むことで、エクステンションチュ
ーブ等を接続するルアーロック部を有する注射器におい
て、該円筒状接続部はその先端がルアーロック部の両円
筒部間の底部の上面までねじ込み可能であり、前記ルア
ーロック部の螺旋状突条の少なくとも1本の下方終端部
を、両円筒部間の底部の上面よりも高い位置に形成した
ことを特徴とするルアーロック部を有する注射器が提供
される。
【0009】更に、本発明の第2の態様によれば、注射
器本体と、該注射器本体の円錐台状先端部の切頭面に立
設されたルアーロック部とからなり、ルアーロック部
が、内側円筒部と、該内側円筒部を包囲し且つ内周面に
少なくとも2本の螺旋状突条が互いに平行に形成されて
いる外側円筒部とからなり、該外側円筒部の突条の間の
対応する溝に、外周面に少なくとも2本の互いに平行し
て形成された螺旋状突条を有する円筒状接続部の突条を
ねじ込むことで、エクステンションチューブ等を接続す
るルアーロック部を有する注射器において、前記ルアー
ロック部の螺旋状突条の少なくとも1本の下方終端部が
両円筒部間の底部の上面まで到達し、前記下方終端部よ
り上方に離間した位置において、少なくとも1本の突条
にストッパーを設けて、前記接続部のルアーロック部へ
の過度なねじ込みを防止できるようにしたことを特徴と
するルアーロック部を有する注射器が提供される。
【0010】又、本発明の第3の態様によれば、注射器
本体と、該注射器本体の円錐台状先端部の切頭面に立設
されたルアーロック部とからなり、ルアーロック部が、
内側円筒部と、該内側円筒部を包囲し且つその内周面に
少なくとも2本の螺旋状突条が互いに平行に形成されて
いる外側円筒部とからなり、該外側円筒部の突条の間の
溝に、外周面に少なくとも2本の互いに平行して形成さ
れた螺旋状突条を有する円筒状接続部をねじ込むこと
で、エクステンションチューブ等を接続するルアーロッ
ク部を有する注射器において、両円筒部間の底部の肉厚
を従来の肉厚より厚くし、該底部の上面に、前記円筒状
接続部の先端部の少なくとも一部が挿入可能な幅及び深
さの環状溝を形成したことを特徴とするルアーロック部
を有する注射器が提供される。
【0011】本発明者は、前述した従来技術の問題点を
解決すべく鋭意検討した結果、(i)従来技術では、外
側円筒部の内周面の突条の下方終端部は両円筒部間の底
部の上面に達しているが、少なくとも一方の突条の下方
終端部を底部の上面よりも高い位置に形成することによ
って、(ii)前記少なくとも一方の突条の下方終端部よ
り少し上方に離間した位置にストッパーを設けて、又
は、(iii)外側円筒部の付け根周辺の肉厚を従来技術
の場合よりも厚くするとともに、底部の上面にエクステ
ンションチューブ等の接続部の先端が挿入される環状溝
を設け、この溝に接続部の先端を挿入することで、接続
部を過度にねじ込むと、接続部の先端部は図4Bに示す
ように湾曲し、その結果、円錐台状先端部の切頭面に接
続している外側円筒部の付け根に応力が集中し、外側円
筒部がその付け根付近で破損するという問題が解消され
ることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成する
に至った。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例及び変形例を
示す図面に基づいて本発明を更に詳細に説明する。図1
Aは、従来技術の一般的なルアーロック部1を有する注
射器の斜視図であり、その注射器本体は一部のみを示し
ている。又、図2は、従来の注射器のルアーロック部1
の概略断面図である。ルアーロック部1は、注射器の円
錐台状先端部の切頭面4上に一体的に形成されている。
上記切頭面4は、外側円筒部2の外周面下端と注射器先
端の円錐台状先端部の外側面6との交点(c1とc2)及
び内側円筒部3の内周面3´下端と注射器先端の円錐台
面裏面(注射薬剤等が充填される側)7との交点(c3
とc4)を通る線分を含む仮想上の面内に位置する。
【0013】ルアーロック部1は、図2に示すように、
外側円筒部2と内側円筒部(ルアーノズル)3とから構
成され、両円筒部の間の空間に、図3に斜視図を示すエ
クステンションチューブ等の円筒状接続部8をねじ込み
嵌合させる。この際、ルアーロック部1と接続部8との
接続を確実にし、且つ使用中に接続部8がルアーロック
部1から外れることがないように、外側円筒部2の内周
面2′及び接続部8(図3)の表周面には通常2本の突
条a,b及びa′,b′が夫々形成されている。内側円
筒部3の外周面は、接続部8の内周面と密着嵌合するよ
うに、接続部8の内周面と同じテーパー度に形成されて
いる。
【0014】突条a,bは、外側円筒部2の内周面2′
において、それぞれ互いに平行に螺旋状に降下するよう
に形成されており、これらの突条a,bのそれぞれの上
端部は、例えば、互いに180度ずらして外側円筒部2
の内周面2′の上方に設けられている。突条a,bのピ
ッチは同じであり、通常は突条a,bが外側円筒部2の
内周面2′を上方から下方に1周して外側円筒部2の内
周面2´の下端部(両円筒部間の底部の上面5)に達し
ている。但し、図2に示す例は、突条a,bが、外側円
筒部2の内周面2´を2周して底部の上面5に達する例
である。尚、図2では突条a,bは直線状に示されてい
るが、実際の突条はなだらかな曲線状である。又、図2
に示されるように、突条aは上端から終端までほぼ一定
の幅の溝を形成している。
【0015】上記の従来技術の注射器に対して、本発明
の第1の態様による注射器の特徴は、図5にその1例の
概略断面を示すように、ルアーロック部1の外側円筒部
2の内周面2′に形成された少なくとも2本、通常は2
本の互いに平行な突条a,bの少なくとも1本、好まし
くは全て突条の下方終端部を、両円筒部間の底部の上面
5よりも高い位置に形成した点である。このようにする
ことにより、エクステンションチューブ等の円筒状接続
部8をルアーロック部1に係合させる際に、接続部8を
ルアーロック部1に過度にねじ込んでもルアーロック部
1の外側円筒部2が、その付け根付近で破損することが
なくなった。具体的に述べると、図3に示す接続部8の
突条a´の下方終端部が図5に示す外側円筒部2の内周
面2´上に形成された突条aの下方終端部を超えてねじ
込まれても、その部分には突条aが存在しないために、
突条a´の下方終端部は上方へ曲げられ、図4Bに示し
た従来例の場合と比較して、外側円筒部2を外側へ押す
力は弱くなる。従って、外側円筒部2の付け根辺りに応
力が集中するのを避けることが可能になって、その付け
根付近の破損を防止することができる。
【0016】上記突条aの下方終端部の底部の上面5か
らの高さ(h)(図5、6参照)は、ルアーロック部1
に対する接続部8の接続が確実で、且つ使用中にルアー
ロック部1と接続部8との接続が緩むことがなく、且つ
接続部8の下端部が底部の上面5に接触する前に接続部
8のねじ込みが停止する高さであればよく、特に制限さ
れない。好ましくは底部の上面5と接続部8の下端部と
の間隔が、0.2mm以上、更に好ましくは0.3〜2
mmであり、より好ましくは0.5〜1.5mmであ
る。
【0017】本発明においては、突条aの下方終端部を
上記の高さに形成する他に、接続部8を大きな力でねじ
込んでも、突条aの下方終端部にストッパーを設けるこ
とによって、ルアーロック部1の外側円筒部2の破損を
更に確実に防止することができる。ストッパーの形状
は、接続部8の過度なねじ込みを防止できる形状であれ
ばいずれの形状であってもよく、特に限定されない。例
えば、突条の下方終端部近傍において、突条aの幅を不
連続に大きくして、突条間の溝幅を不連続的に小さく
し、接続部8の突条a´がそれ以上降下できないように
してストッパー9とする形態(図7)等が好ましいスト
ッパーの形態として挙げられる。
【0018】代案として、本発明の第2の態様の如く、
突条aは従来技術と同じように底部の上面5に達するよ
うに形成するが、底部の上面5よりも高い位置(h)よ
りは低い溝の部分を埋め込み、接続部8の突条a´の先
端がこの埋め込み部分に当接して、接続部8の突条a´
がそれ以上降下できないようにしてストッパー9とする
形態(図6、図8)が挙げられる。上記ストッパー9に
関して突条aについてのみ言及したが、突条bにも別の
ストッパーを設けるのが好ましい。この場合、別のスト
ッパーには接続部8の突条b´が係合することになる。
前記埋め込み部分は底部の上面5より高い位置(h)よ
り低い溝を全部埋める必要はなく、ストッパーとしての
充分な強度が得られれば最下方の溝はそのままでもよ
い。
【0019】次に本発明の第3の態様について説明す
る。本発明の第3の態様の特徴は、図9にその1例を示
すように、外側円筒部2の内周面2´の突条a,bは従
来技術の場合と同じであるが、外側円筒部2と内側円筒
部3との間の底部の肉厚t2を従来技術の場合のt1より
も厚くし、且つ底部の上面5´に内側円筒部3の外周面
と接して環状の溝10を形成することである。上記にお
いて肉厚とは注射器の円錐台状先端部の切頭面4と底部
の上面5又は5′との間隔をいう。肉厚t1は従来技術
の場合であり、肉厚t2は本発明の第3の態様の場合で
ある。
【0020】底部の肉厚をt1からt2へと厚くするの
は、外側円筒部2の付け根を補強するためである。又、
環状溝10は、エクステンションチューブ等用の円筒状
接続部8を過度にねじ込んでも、図10に示すように、
その先端部が溝に受け入られ、先端部が図4Bに示すよ
うに湾曲して、外側円筒部2が押し広げられることを防
止する。底部の肉厚t2は、注射器の円錐台状先端部の
切頭面4からの外側円筒部2及び内側円筒部3の高さが
規格で決まっているので、底部の肉厚の増加によって外
側円筒部2及び内側円筒部3の円錐台状先端部の切頭面
4からの高さが変わらない範囲であり、底部の肉厚の増
加は従来技術の場合に比較して2〜35%、好ましくは
5〜20%の範囲である。従来技術の場合の実際の厚み
1が約1mmであるので、本発明の第3の態様におけ
る底部の肉厚t2は1.02〜1.35mmの範囲が好
ましく、1.05〜1.2mmの範囲がより好ましい。
換言すれば、底部の肉厚t2は、底部の上面5′からの
内側円筒部3の高さが、従来技術の場合の内側円筒部3
の高さの98〜65%の範囲となる厚さとすることが好
ましい。98%未満では、外側円筒部2の付け根部分の
補強効果は不十分であり、65%を超えると接続部8の
接続が不安定となる。更に好ましくは95〜80%の範
囲である。
【0021】又、上記環状溝10は、エクステンション
チューブ等用の円筒状接続部8(図3参照)の先端部が
挿入でき、且つ接続部8の先端の少なくとも一部が、接
続部8を過度にねじ込んでも溝10から外れない幅及び
深さであればよく、これらの寸法は特に制限されない。
又、溝10の断面形状も特に制限されず、四辺形状、内
側円筒部3の外周面に接しない側が上方に開いたテーパ
ー状である等の如く、接続部8の先端の溝10への挿入
が容易で、先端が溝10から容易に抜け出ない断面形状
が好ましい。
【0022】以上のようにルアーロック部1を形成する
ことによって、エクステンションチューブ等の円筒状接
続部8を過度にねじ込むことによるルアーロック部1の
外側円筒部2の付け根付近への応力集中が緩和され、外
側円筒部2がその根本から折れてしまう等の問題が解消
される。本発明の第1の態様において、必要ならば、本
発明の第3の態様と同様に、外側円筒部2と内側円筒部
3との間の底部の肉厚を上記のように従来技術の場合t
1よりも厚くt2として補強を図ることもできる(図8:
肉厚を厚くし、突条a,bは両円筒部間の底部の上面
5′に達しているが、図6における場合と同様に、溝の
下方終端部を埋め込んでストッパー9が形成されてい
る)。この場合においてもt2の値は上記の本発明の第
3の態様の場合と同じである。
【0023】尚、本発明においては、外側円筒部2の内
周面2´の突条a,bの断面形状は特に制限されず、円
〜楕円、四辺形等の任意の断面形状とすることができ
る。又、突条a,bの寸法は、ルアーロック部1の各部
の寸法を考慮して好ましい寸法を決めればよく、特に制
限されない。又、突条a,bのピッチも特に制限されな
い。
【0024】上記の本発明のルアーロック部1を有する
注射器は、プラスチック製であり、プラスチックとして
は注射器に要求される諸特性及び安全衛生上の諸規格値
を満足するものであればいずれのプラスチックであって
もよく、特に限定されるものではない。例えば、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、環状オレフィ
ン樹脂、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート等が挙げられる。特に好ましいのは、環状オレ
フィン樹脂であり、ゼオネックス(日本ゼオン社製)、
アペルCOC(三井石油化学社製)等の市販品が入手可
能である。本発明の注射器は、常法に従って上記のプラ
スチックを射出成形することによって製造される。
【0025】次に本発明における効果確認の結果を説明
する。図2に示す従来技術の場合(t1は1.2mm)
及び図5、図6及び図9に示す本発明のルアーロック部
1を有する注射器(いずれも容量100ml)を、それ
ぞれ環状オレフィン樹脂(日本ゼオン社製ゼオネック
ス)を用いて射出成形により各20個ずつ製造し、各注
射器にエクステンションチューブの円筒状接続部8(根
本杏林社製:底部の上面から各突条の下方終端部迄の間
隔は約1mm、先端部の肉厚は約1mm)をねじ込み、
外側円筒部2がその付け根付近で破損するときのトルク
をトルクメーター(東日社製 2−TME45)を用い
て測定した。各注射器の寸法及び各20個の注射器につ
いて測定したトルクの平均値を表1に示す。尚、ルアー
ロック部1の外側円筒部2の内周面2´に形成した突条
は2本であり、それぞれ突条のピッチは外側円筒部2の
内周面2´をほぼ1周するピッチである。又、接続部8
の突条及びピッチも同様である。
【0026】表1
【0027】上記表1から明らかなように、突条の下方
終端部を底部の上面よりも高くすることにより、又、両
円筒間の底部の肉厚を厚くし、底部の上面に環状溝を形
成することにより、外側円筒部の破損するのに要するト
ルクは従来技術の場合より著しく高くなり、接続部を過
度にねじ込んでも外側円筒部の破損が防止される。
【0028】
【発明の効果】以上の本発明によれば、エクステンショ
ンチューブ、三方活栓或いはディスポーザブル注射針等
の接続部を接続する際に、接続部を過度に力を入れてル
アーロック部にねじ込んでも、注射器のルアーロック部
が破損することがないルアーロック部を有する注射器を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 Aはルアーロック部を有する従来の注射器の
斜視図、Bはルアーロック部を除去した状態の上記従来
の注射器の円錐台状先端部の拡大斜視図。
【図2】 従来の注射器のルアーロック部の概略断面
図。
【図3】 従来の注射器のルアーロック部にねじ込まれ
る円筒状接続部の斜視図。
【図4】 Aは接続部とルアーロック部との正常な接続
状態を示す概略断面図、Bは接続部がルアーロック部に
過度にねじ込まれた状態を示す概略断面図。
【図5】 本発明の第1の態様の一実施例による注射器
のルアーロック部の概略断面図。
【図6】 本発明の第2の態様の一実施例による注射器
のルアーロック部の概略断面図。
【図7】 本発明の第1の態様の一実施例の変形例によ
る注射器のルアーロック部の突条の下方終端部の拡大概
略斜視図。
【図8】 本発明の第2の態様の一実施例の変形例によ
る注射器のルアーロック部の突条の下方終端部の概略断
面図。
【図9】 本発明の第3の態様の一実施例による注射器
のルアーロック部の概略断面図。
【図10】 本発明の第3の態様の一実施例による注射
器のルアーロック部に接続部を接続した状態を示す概略
部分断面図。
【符号の説明】
1:ルアーロック部 2:外側円筒部 2′:外側円筒部内周面 3:内側円筒部 4:注射器の円錐台状先端部の切頭面 5:両円筒部間の底部の上面(従来技術の場合) 5′:両円筒部間の底部の上面(肉厚を厚くした場合
の) 6:注射器先端の円錐台面の外側面 7:注射器先端の円錐台面の内側面 8:接続部 9:ストッパー 10:環状溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−215307(JP,A) 特開 平8−10325(JP,A) 実開 昭60−129941(JP,U) 実開 昭62−197347(JP,U) 実開 昭59−87840(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 5/32 A61M 5/34 A61M 39/02

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注射器本体と、該注射器本体の円錐台状
    先端部の切頭面に立設されたルアーロック部とからな
    り、 ルアーロック部が、内側円筒部と、該内側円筒部を包囲
    し且つ内周面に少なくとも2本の螺旋状突条が互いに平
    行に形成されている外側円筒部とからなり、該外側円筒
    部の突条の間の対応する溝に、外周面に少なくとも2本
    の互いに平行して形成された螺旋状突条を有する円筒状
    接続部の突条をねじ込むことで、エクステンションチュ
    ーブ等を接続するルアーロック部を有する注射器におい
    て、該円筒状接続部はその先端がルアーロック部の両円筒部
    間の底部の上面までねじ込み可能であり、 前記ルアーロック部の螺旋状突条の少なくとも1本の下
    方終端部を、両円筒部間の底部の上面よりも高い位置に
    形成したことを特徴とするルアーロック部を有する注射
    器。
  2. 【請求項2】 少なくとも1本の螺旋状突条の下方終端
    部と両円筒部間の底部の上面との間隔が0.3〜2mm
    である請求項1に記載の注射器。
  3. 【請求項3】 少なくとも1本の螺旋状突条の下方終端
    部と両円筒部間の底部の上面との間隔が0.5〜1.5
    mmである請求項1に記載の注射器。
  4. 【請求項4】 環状オレフィン樹脂で形成されている請
    求項1に記載の注射器。
  5. 【請求項5】 少なくとも1本の螺旋状突条の下方終端
    部にストッパーを設けた請求項1に記載の注射器。
  6. 【請求項6】 両円筒部間の底部の肉厚t2 が、1.0
    2〜1.35mmの範囲である請求項1に記載の注射
    器。
  7. 【請求項7】 注射器本体と、該注射器本体の円錐台状
    先端部の切頭面に立設されたルアーロック部とからな
    り、 ルアーロック部が、内側円筒部と、該内側円筒部を包囲
    し且つ内周面に少なくとも2本の螺旋状突条が互いに平
    行に形成されている外側円筒部とからなり、該外側円筒
    部の突条の間の対応する溝に、外周面に少なくとも2本
    の互いに平行して形成された螺旋状突条を有する円筒状
    接続部の突条をねじ込むことで、エクステンションチュ
    ーブ等を接続するルアーロック部を有する注射器におい
    て、 両円筒部間の底部の肉厚t21.02〜1.35mm
    し、底部の上面に、前記円筒状接続部の先端部の少な
    くとも一部が挿入可能な幅及び深さの環状溝を形成した
    ことを特徴とするルアーロック部を有する注射器。
  8. 【請求項8】 両円筒部間の底部の肉厚t2が1.05
    〜1.2mmの範囲である請求項7に記載の注射器。
  9. 【請求項9】 環状オレフィン樹脂で形成されている請
    求項7に記載の注射器。
  10. 【請求項10】 注射器本体と、該注射器本体の円錐台
    状先端部の切頭面に立設されたルアーロック部とからな
    り、 ルアーロック部が、内側円筒部と、該内側円筒部を包囲
    し且つ内周面に少なくとも2本の螺旋状突条が互いに平
    行に形成されている外側円筒部とからなり、該外側円筒
    部の突条の間の対応する溝に、外周面に少なくとも2本
    の互いに平行して形成された螺旋状突条を有する円筒状
    接続部の突条をねじ込むことで、エクステンションチュ
    ーブ等を接続するルアーロック部を有する注射器におい
    て、 前記ルアーロック部の螺旋状突条の少なくとも1本の下
    方終端部が両円筒部間の底部の上面まで到達し、上記下
    方終端部より上方に離間した位置において、前記少なく
    とも1本の突条にストッパーを設けて、前記接続部のル
    アーロック部への過度なねじ込みを防止できるようにし
    たことを特徴とするルアーロック部を有する注射器。
  11. 【請求項11】 ストッパーが、少なくとも一方の突条
    の幅を下方終端部より上方に離間した位置で大きくして
    形成されている請求項10に記載の注射器。
  12. 【請求項12】 ストッパーが、少なくとも一方の突条
    の下側に形成された溝を下方終端部より上方に離間した
    位置において埋め込んで形成されている請求項10に記
    載の注射器。
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