JP3297963B2 - プラズマエッチング方法 - Google Patents
プラズマエッチング方法Info
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Description
に関し、さらに詳しくは同一のエッチングチャンバ内で
連続的に多数回のエッチング処理を重ねても、安定で均
一なエッチング特性が得られるSi系材料層のプラズマ
エッチング方法に関する。
がハーフミクロンからクォータミクロンのレベルへと微
細化されるに伴い、プラズマエッチング等の微細加工技
術に対する要求は一段と厳しさを増している。中でも、
多結晶シリコンや高融点金属シリサイドを用いたMIS
FETのゲート電極や、Si基板へのトレンチ加工にお
いては、高異方性、高選択比、高エッチングレート、低
汚染そして低ダメージ等の諸要求を高いレベルで満足さ
せ得るプラズマエッチング方法が要求される。
グと下地絶縁膜との高選択比を両立するエッチングガス
として、近年Cl(塩素)系ガス、Br(臭素)系ガス
あるいはI(ヨウ素)系ガスを含むエッチングガスが有
効とされている。これは、Brラジカル(Br* )やC
lラジカル(Cl* )あるいはIラジカル(I* )の化
学的活性が、通常用いられるCF4 等F(フッ素)系ガ
スから生成するFラジカル(F* )よりも小さいため、
ラジカル反応主体による等方性エッチングを抑制できる
ためである。
rx やSiClx あるいはSiIxが被エッチング基板
上に堆積し、イオン入射の少ないパターン側面に残留し
て側壁保護膜を形成するので、ラジカルのアタックや垂
直方向以外からの入射イオンからパターン側面を保護す
る効果が期待されるためでもある。
に、ラジカル反応をさらに低減するために、被エッチン
グ基板温度を例えば0℃以下に冷却する低温エッチング
が施される。このためには、冷媒等により低温冷却され
た基板ステージに被エッチング基板を静電チャックによ
り密着させ、さらにHe等の熱伝導ガスを基板ステージ
表面から被エッチング基板の裏面に向けて少量流し、熱
伝導効率を高めることが行われる。静電チャックとして
は、エッチングの面内均一性の観点から、単極式静電チ
ャックが一般的である。プラズマエッチング終了後に
は、被エッチング基板上に残留している電荷をHe等の
希ガスプラズマ放電により除去した後、被エッチング基
板を基板ステージから離脱し搬送する。かかる方法の詳
細に関しては、本願出願人が先に出願した特願平5−2
58614号明細書に記載されている。
ガスを用いてプラズマエッチングする場合においても、
均一で安定なパターニングを施すためには、被エッチン
グ層表面に形成されているSiO2 をはじめとする自然
酸化膜を予め除去した後、パターニングを施すことが望
ましい。
やSiClx あるいはSiIx 等のエッチング反応生成
物は、被エッチング基板上に堆積するとともに、エッチ
ングチャンバ内壁面にも付着する。とりわけ、量産ライ
ンでの連続処理時においては反応生成物の付着量が加算
されてゆくので、蓄積した反応生成物が逆にスパッタア
ウトされてプラズマ雰囲気中に放出される量も増え、エ
ッチングチャンバ内は反応生成物過剰の雰囲気となる。
従ってこの場合には、被エッチング層のエッチングレー
トの低下、パターンのテーパ形状化による寸法変換差の
発生等、プロセスの不安定性を招く一因ともなってい
た。
であるので、プラズマエッチング終了後エッチングチャ
ンバ内を大気解放したり、レジストマスクをアッシング
する場合には酸化物に変換され、これが剥離してパーテ
ィクル汚染の原因ともなっていた。
反応生成物は、例えば数十枚の被エッチング基板を連続
的に処理する各ロット終了毎に、F系ガスによるドライ
クリーニングを行って除去する方法が採られている。し
かし連続的処理中に徐々に蓄積する反応生成物によるプ
ロセスの変動には対応できないのが現状であった。
系ガスやI系ガスを含むエッチングガスにより、被エッ
チング基板上のSi系材料層をエッチングするプラズマ
エッチング方法において、エッチングチャンバ内壁への
反応生成物の堆積に起因するプロセスの不安定性を排除
し、これにより安定で均一なパターン形状が得られるプ
ラズマエッチング方法を提供することである。
の自然酸化膜の除去や、さらに単極式静電チャックを用
いるエッチング方法においてはエッチング終了後の被エ
ッチング基板の残留電荷除去をも兼ねた、上述したプラ
ズマエッチング方法を提供することである。本発明の上
記以外の課題は本明細書および添付図面の説明により明
らかにされる。
ング方法は、上述の課題を解決するために発案したもの
であり、Cl系ガス、Br系ガスおよびI系ガスから選
ばれるいずれか1種を含むエッチングガスにより、被エ
ッチング基板上のSi系材料層をエッチングするプラズ
マエッチング方法において、F系ガスを含む処理ガスの
プラズマ放電により、このSi系材料層表面の自然酸化
膜を除去するとともに、エッチングチャンバ内壁面をク
リーニングした後、プラズマエッチングを施すことを特
徴とするものである。
被エッチング基板を単極式静電チャックにより保持しつ
つ、Cl系ガス、Br系ガスおよびI系ガスから選ばれ
るいずれか1種を含むエッチングガスにより、被エッチ
ング基板上のSi系材料層をエッチングするプラズマエ
ッチング方法において、このプラズマエッチングを施し
た後、F系ガスを含む処理ガスのプラズマ放電により、
被エッチング基板の残留電荷除去を施すとともに、エッ
チングチャンバ内壁面をクリーニングすることを特徴と
するものである。
晶SiおよびSi基板を含むシリコン材料、高融点金属
シリサイドおよび高融点金属ポリサイド等の積層材料を
含むものである。またF系ガスを含む処理ガスとは、S
F6 、NF3 、N2 F4 、HF、F2 およびXeF2 等
非堆積性のF原子を含むガスあるいはこれらのガスの混
合ガス、さらにはこれらと他の非堆積性ガスとの混合ガ
スを指し示すものである。
っていたF系ガスによるドライクリーニングを、各プラ
ズマエッチングの開始前または終了後毎に行う点にあ
る。即ち、例えば枚葉式エッチング装置であれば、被エ
ッチング基板1枚毎にエッチングチャンバの内壁面をク
リーニングするのである。
系ガスを含む処理ガスのプラズマ放電により行い、この
時に被エッチング層表面に形成されている自然酸化膜の
除去ステップを同時に施す。これにより、前回のプラズ
マエッチングによりエッチングチャンバ内壁面に堆積し
た反応生成物は除去され、当回のプラズマエッチングに
おいてはクリーンなチャンバ内で安定で均一な処理を施
すことが可能となる。
エッチングにおいては、このクリーニングをF系ガスを
含む処理ガスのプラズマ放電により行い、この時に被エ
ッチング基板の残留電荷除去ステップを同時に施す。こ
れにより、当回のプラズマエッチングによりエッチング
チャンバ内壁面に堆積した反応生成物は除去され、次回
のプラズマエッチングにおいてはクリーンなチャンバ内
で安定で均一な処理を施すことが可能となる。
照しながら説明する。まず、図1(a)〜(c)および
図3(a)〜(c)は実施例で用いたRFバイアス印加
型ECRプラズマエッチング装置の使用状態を示す概略
断面図である。すなわち、2.45GHzのマイクロ波
を導波管3を経由して石英等の誘電体材料からなるベル
ジャ4内に導入し、ソレノイドコイル5により発生する
0.0875Tの磁界によりべルジャ4内にECR放電
によるプラズマ7を生成する。べルジャ4はエッチング
チャンバを構成する主要部分であり、その下部には被エ
ッチング基板1を載置する基板ステージ2を配設する。
なお両図とも、基板ステージ2の温度制御手段、静電チ
ャック、ガス導入孔、真空ポンプ等の細部は図示を省略
する。
形成する際に本発明を適用した例であり、これを図1
(a)〜(c)および図2(a)〜(c)を参照して説
明する。本実施例で用いた被エッチング基板は、図2
(a)に示すように、Si基板1に0.35μmの開口
径を有するレジストマスク13を形成したものである。
Si基板1上にはSiO2 からなる自然酸化膜12が薄
く形成されており、この自然酸化膜12の厚さ、膜質等
は不規則なものである。したがって、この状態のままS
iトレンチエッチングを開始すると、安定で均一な形状
のトレンチ加工に支障をきたす虞れがある。
行う。図2(a)に示す被エッチング基板1を図1
(a)に示すエッチング装置の基板ステージ2上にセッ
ティングする。この際、べルジャ4の内壁面には前回の
Siトレンチエッチングにより生成したSiBrx 系の
反応生成物6が付着している。言うまでもなく、図1
(a)ではこの反応生成物6は誇張して示してある。次
に一例として下記条件により、F系ガスによるプラズマ
放電を5秒間施す。 SF6 50 sccm ガス圧力 1.0 Pa マイクロ波パワー 850 W(2.45GHz) RFバイアスパワー 40 W(2MHz) 基板温度 0 ℃ 本プラズマ放電工程においては、SF6 の解離により生
成するプラズマ7によるラジカル反応が、SFx + 等の
イオン入射にアシストされる機構で強固な自然酸化膜1
2がブレークスルーされて消失し、図2(b)に示すよ
うにSi基板1の表面が露出する。同時に、図1(b)
に示すようにべルジャ4内壁面に付着していた反応生成
物6もクリーニングされる。
板11のトレンチエッチングを行う。 HBr 120 sccm ガス圧力 0.5 Pa マイクロ波パワー 850 W(2.45GHz) RFバイアスパワー 30 W(2MHz) 基板温度 0 ℃ 本エッチング工程では、図1(c)および図2(c)に
示すように、HBrによるプラズマ7が生成し、Si基
板11はBr* によるラジカル反応がBr+ の入射にア
シストされる形でエッチングが進行する。形成されるト
レンチ14の側面には、SiBrx 系の反応生成物から
なる側壁保護膜(図示せず)が形成され、異方性エッチ
ングが達成される。この側壁保護膜は、レジストマスク
13の分解生成物を一部含むものである。同時に、Si
Brx 系の反応生成物6はべルジャ4の内壁面に付着す
る。エッチング終了後、加工済の被エッチング基板を搬
出し、新たな被エッチング基板を搬入し、再び図1
(a)の状態となる。
始前はSi基板11表面の自然酸化膜12は除去された
状態であるとともに、べルジャ4内壁面の反応生成物6
も除去された状態であるので、前回のエッチング工程の
履歴を受けることなく、すなわち反応生成物過剰の雰囲
気となることなく、安定で均一なSiトレンチエッチン
グを継続して施すことが可能である。
により、高融点金属ポリサイド層をCl系ガスによりエ
ッチングする場合に本発明を適用した例であり、これを
図3(a)〜(c)および図4(a)〜(c)を参照し
て説明する。本実施例に用いたエッチング装置は、基本
的には実施例1で用いたRFバイアス印加型ECRプラ
ズマエッチング装置と同じであるが、図3(a)〜
(c)に示す装置は、基板ステージ2に単極式静電チャ
ック(図示せず)を具備するものである。
4(a)に示すように、Si基板11上にSiO2 等の
ゲート絶縁膜15、不純物をドープした多結晶シリコン
層16、WSiX 層17が順次被着され、0.35nm
幅のレジストマスク13を形成したものであり、例えば
ゲート電極配線のパターニングに適用するものである。
各層の厚さは、一例として絶縁層15が10nm、多結
晶シリコン層16およびWSiX 層17はともに100
nmである。この被エッチング基板1を図3(a)に示
したエッチング装置の低温冷却された基板ステージ2上
にセッティングし、単極式静電チャックにより被エッチ
ング基板を吸着保持する。次に一例として下記条件によ
り高融点金属ポリサイドゲート電極のパターニングを行
う。 Cl2 70 sccm O2 10 sccm ガス圧力 0.4 Pa マイクロ波パワー 850 W(2.45GHz) RFバイアスパワー 40 W(2MHz) 基板温度 0 ℃ 本エッチング工程では、Cl2 /O2 混合ガスのプラズ
マ7が生成し、Cl*によるラジカル反応がCl+ 、O
+ のイオン入射にアシストされる形で高速の異方性エッ
チングが進行する。パターニングされる高融点金属ポリ
サイドのパターン側面には、反応生成物SiClx が側
壁保護膜18となって付着し、異方性の向上に寄与す
る。側壁保護膜18はレジストマスク13の分解生成物
をも含むものである。同時にこの反応生成物6はべルジ
ャ4の内壁面にも付着する。
式静電チャックの高圧DC電源を切っても、被エッチン
グ基板1には残留電荷が存在しており、基板ステージ2
から無理に離脱させた場合は被エッチング基板1に損傷
を生じる場合がある。そこでつぎにこの残留電荷の除去
ステップとして、F系ガスを含む処理ガスにより、一例
として下記条件によりプラズマ放電を5秒間施す。 SF6 30 sccm O2 20 sccm ガス圧力 0.5 Pa マイクロ波パワー 850 W(2.45GHz) RFバイアスパワー 0 W 基板温度 0 ℃ 本プラズマ放電工程では、図3(c)に示すようにSF
6 /O2 混合ガスによるプラズマ7が生成し、べルジャ
4内壁面の反応生成物6が除去される。同時に、被エッ
チング基板1上の残留電荷も中和され、基板ステージ2
からの離脱および搬送は容易なものとなる。さらに、エ
ッチングされたポリサイド電極パターン側面の側壁保護
膜18もこのF系プラズマにより除去される。本プラズ
マ放電条件は、RFバイアスパワーが0Wであり、低イ
オンエネルギ条件であることから、ゲート絶縁膜15に
与えるダメージは無視しうるレベルである。この状態を
図4(c)に示す。加工済みの被エッチング基板をエッ
チング装置から搬出後、新しい被エッチング基板を搬入
し、再び図3(a)の状態となる。
エッチング基板上の残留電荷除去ステップと同時に、エ
ッチングチャンバ内壁面の反応生成物6も除去された状
態からエッチングが開始されるので、前回のエッチング
工程の履歴を受けることなく、すなわち反応生成物過剰
の雰囲気となることなく、安定で均一なポリサイドゲー
トエッチングを継続して施すことが可能である。さら
に、側壁保護膜の除去も同時に達成されるので、プロセ
ス全体のスループットの向上に寄与する。
たが本発明はこれら実施例になんら限定されるものでは
なく、種々の実施態様が可能である。
Br系ガスを例示したが、HIやI 2 等のI系ガスを含
むエッチングガスによりSi材料層をエッチングする場
合にも適用可能である。この場合にも、反応生成物とし
て比較的蒸気圧の小さいSiIx 系の反応生成物がエッ
チングチャンバ内壁面の付着し易いものである。
3 、N2 F4 、HF、F2 およびXeF2 等非堆積性の
F原子を含むガスあるいはこれらのガスの混合ガス、さ
らにはこれらと他の非堆積性ガスとの混合ガスを適宜用
いてもよい。
高融点金属ポリサイド層を例示したが、非晶質Si、多
結晶Si、高融点金属シリサイド等のパターニングに本
発明を適用してもよい。
型ECRプラズマエッチング装置を用いたが、平行平板
型RIE装置、マグネトロンRIE装置であってもよ
い。ヘリコン波プラズマエッチング装置、TCP(Tr
ansformer Coupled Plasma)
エッチング装置、ICP(Inductively C
oupled Plasma)エッチング装置等の高密
度プラズマエッチング装置を用いれば、さらなる低ダメ
ージ、高エッチングレート、被エッチング基板内の均一
性等が期待できる。
によればCl系ガス、Br系ガスおよびI系ガスを含む
エッチングガスによりSi系材料層をエッチングする場
合に、エッチングチャンバ内壁面に付着する反応生成物
を蓄積することなく、エッチング処理1回毎にクリーニ
ングするので、エッチングチャンバ内が反応生成物過剰
の雰囲気となることがない。このため、エッチングレー
トの低下や側壁保護膜の過剰によるパターンプロファイ
ルのテーパ化という問題は発生せず、常に安定で均一な
エッチング処理を施すことが可能となる。またチャンバ
内に蓄積する反応生成物の剥離によるパーティクルレベ
ルの低下もなく、クリーンなプロセスが実現できる。
ッチング層表面の自然酸化膜の除去を施すことができる
ので、これもプロセスの安定化に寄与する。さらに、単
極式静電チャックを用いる場合には被エッチング基板上
の残留電荷除去を行うことが可能であり、スループット
の向上を図ることが可能となる。
サブハーフミクロンクラスの微細なパターンを有する被
エッチング基板を連続的に処理する場合に、各被エッチ
ング基板1枚毎のプロセスの均一性、安定性の向上にそ
の効果が著しく、本発明がかかる半導体装置の製造プロ
セスに寄与する意義は大きい。
ス印加型ECRプラズマエッチング装置の使用状態を示
す概略断面図であり、(a)は前回のプラズマエッチン
グにより、チャンバ内壁面に反応生成物が付着している
状態、(b)はF系ガスを含む処理ガスのプラズマ放電
によりチャンバ内壁面に反応生成物を除去している状
態、(c)は今回のプラズマエッチングによりチャンバ
内壁面に反応生成物が付着した状態である。
ッチング方法をその工程順に説明する概略断面図であ
り、(a)は自然酸化膜が形成されているSi基板板上
にレジストマスクを形成した状態、(b)はF系ガスを
含む処理ガスのプラズマ放電によりレジストマスク開口
面の自然酸化膜を除去した状態、(c)は続けてSi基
板にトレンチエッチングを施した状態である。
ス印加型ECRプラズマエッチング装置の使用状態を示
す概略断面図であり、(a)は被エッチング基板を単極
式静電チャックを有する基板ステージ上にセッティング
した状態、(b)はプラズマエッチングを行っている状
態、(c)はF系ガスを含む処理ガスのプラズマ放電に
よりチャンバ内壁面に反応生成物を除去すると共に被エ
ッチング基板上の残留電荷を除去ししている状態であ
る。
ッチング方法をその工程順に説明する概略断面図であ
り、(a)は多結晶シリコン層上にWSix 層を積層
し、レジストマスクを形成した状態、(b)は側壁保護
膜を付着形成しつつ多結晶シリコン層とWSix 層をパ
ターニングした状態、(c)はF系ガスを含む処理ガス
のプラズマ放電により残留電荷を除去すると共に側壁保
護膜を除去した状態である。
Claims (2)
- 【請求項1】 被エッチング基板を単極式静電チャック
により保持しつつ、Cl系ガス、Br系ガスおよびI系
ガスから選ばれるいずれか1種を含むエッチングガスに
より、該被エッチング基板上のSi系材料層をエッチン
グするプラズマエッチング方法において、 前記プラズマエッチングを施した後、前記単極式静電チ
ャックの電源を切り、次いで、F系ガスを含む処理ガス
のプラズマ放電により、該被エッチング基板の残留電荷
除去を施すとともに、エッチングチャンバ内壁面をクリ
ーニングすることを特徴とする、プラズマエッチング方
法。 - 【請求項2】 Si系材料層は、シリコン、高融点金属
シリサイドおよび高融点金属層ポリサイドからなる群か
ら選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする、請
求項1に記載のプラズマエッチング方法。
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JP15247594A JP3297963B2 (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | プラズマエッチング方法 |
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JP15247594A JP3297963B2 (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | プラズマエッチング方法 |
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JPH0817804A JPH0817804A (ja) | 1996-01-19 |
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JP15247594A Expired - Fee Related JP3297963B2 (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | プラズマエッチング方法 |
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US6843258B2 (en) | 2000-12-19 | 2005-01-18 | Applied Materials, Inc. | On-site cleaning gas generation for process chamber cleaning |
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- 1994-07-04 JP JP15247594A patent/JP3297963B2/ja not_active Expired - Fee Related
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