JP3297461B2 - 多連式容器の製造装置 - Google Patents

多連式容器の製造装置

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JP3297461B2
JP3297461B2 JP06939092A JP6939092A JP3297461B2 JP 3297461 B2 JP3297461 B2 JP 3297461B2 JP 06939092 A JP06939092 A JP 06939092A JP 6939092 A JP6939092 A JP 6939092A JP 3297461 B2 JP3297461 B2 JP 3297461B2
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container
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heat sealing
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宏 浜崎
孝夫 岡田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カップ形状の容器を複
数個まとめて販売形態とした多連式容器の製造装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ヨーグルト、プリン、納豆等はカ
ップ形状の容器に1食分を入れて販売されることが多い
が、まとめ買いの便宜を図るために、例えば2〜3個を
まとめて板紙製のホルダーで束ねた多連式のものが広く
利用されている。そして、このような多連式容器は、個
々の容器に蓋としてフィルムをシールし、これらをまと
めてホルダーで束ねるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の多連式容器は、
蓋としてのフィルムと束ねるためのホルダーとが別々で
あり包装材料を多く使用していることから、中身を食べ
た後にでるゴミの量が多くなるという問題点があった。
また、その製造に際しては、蓋をシールする工程と、シ
ールした蓋を間欠的に打ち抜く工程と、ホルダーで束ね
る工程とを必要とし、工程が複雑となってコストが高く
なるという問題点があった。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、包装材料
が少なくて済み、しかも製造の簡単な多連式容器の製造
装置を提供することにある。
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため
に、 本発明の多連式容器の製造装置は、カップ形状の容
器本体を所定の個数ずつリテーナに載せた状態で連続的
に搬送する搬送装置と、各リテーナに載って移動する複
数個の容器本体の上に板紙製のホルダーを1枚ずつ供給
する給紙装置と、リテーナと等速度で移動しながらホル
ダーを押圧し該ホルダーの内面を各容器本体の開口フラ
ンジ部に熱シールする加熱シール装置とを具備してなる
ことを特徴としている。
【0007】
【0008】
【作用】 上記構成の製造装置においては、複数個の容器
本体を載置したリテーナが連続的に搬送され、リテーナ
が移動するのに伴って容器本体上へのホルダーの供給と
この供給されたホルダーの容器本体に対する取付けが行
われる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0010】図1は本発明の製造装置により製造される
多連式容器の一例を示す斜視図であり、図2は図1にお
けるA−A断面の一部を示す概略断面図である。
【0011】図1に示すように、多連式容器1は、3個
の容器本体2が1枚のホルダー3で連結された形態をし
ている。容器本体2は、図2の如く板紙2aの内面にポ
リエチレン層2bを被覆してなる加工紙で形成され、外
向きの開口フランジ部2’を備えたカップ形状をしてお
り、一方、ホルダー3は図2の如く板紙3aの内面にポ
リエチレン層3bを被覆してなる同様な加工紙からなっ
ており、各容器本体2の開口フランジ部2’がそれぞれ
ホルダー3の内面側にヒートシールされることで、それ
ぞれの容器本体2に蓋がされると同時に各容器本体2が
ホルダー3で連結されている。
【0012】また、ホルダー3は両サイドに折曲げ部分
3’を有しており、この折曲げ部分3’は各容器本体2
をホルダー3で連結した後で図1の如く折り曲げられ、
ホットメルト接着剤によりその内面を容器本体2の両側
面上部に固定されている。このように折り曲げるため
に、図示のホルダー3には原反から打ち抜く時に同時に
円弧状の切込みが形成されているものである。この折曲
げ部分3’はホルダー3が撓まないように補強の役目を
果たすようになっている。また、各容器本体2を連結す
る部分には破断用のミシン目4が形成されており、この
ミシン目4も原反を打ち抜く時に同時に形成される。
【0013】容器本体2には内容物としてヨーグルト、
納豆等が入れられるが、特に納豆を入れる用途の場合に
は、ホルダー3における蓋部分となる領域に微細なスリ
ット等からなる通気孔を設けるようにする。
【0014】また、容器本体2の材質は上記のような板
紙を主体とするものの他に、内容物に応じて適宜硬質樹
脂からなる成形品を使用してもよいが、この場合には内
面に熱融着性を持たせるようにする。例えば、熱可塑性
の樹脂を用いて射出成形するか或いは内側に熱融着性の
樹脂層を設けた積層体を用いてシート成形するかしてカ
ップ状の容器本体を形成すればよい。
【0015】上記した多連式容器は、図1に示す如く繋
がった形態で販売され、食する際にミシン目4でホルダ
ー3を破断することにより個々の蓋付き容器とされる。
そして、分離された個々の蓋付き容器はホルダー3の出
っ張りを有しているので、この部分を取っ掛かりとして
蓋であるホルダー3を剥がすことで開封できる。
【0016】次に、上記の多連式容器を製造する装置に
ついて説明すると、図3及び図4は多連式容器の製造装
置の一実施例を示す平面図、図5及び図6は同じく側面
図である。
【0017】これらの図に示すように、多連式容器の製
造装置は、カップ形状の容器本体2を図の左側から右側
に向けて移送する搬送装置10と、板紙製のホルダー3
を1枚ずつ繰り出す給紙装置20と、所定個数の容器本
体2にホルダー3を取り付ける加熱シール装置30とを
備えており、さらに本実施例の製造装置はメルト塗布装
置40と折込み装置50とを有している。
【0018】搬送装置10は、上流側にインフィードコ
ンベア11と下流側に搬送チェーン12を備え、その間
にスターホイール13が配設されている。インフィード
コンベア11にはその左側から容器本体2が供給され、
この容器本体2を左右ガイド11a,11bと上方ガイ
ド11cでガイドしながら順次スターホイール13に向
けて移送するようになっている。スターホイール13に
は隣接する複数個の円弧状切欠13aからなる切欠群が
周囲に設けられており、この切欠群により容器本体2を
所定個数ずつ搬送チェーン12に向けて送り出すように
なっている。なお、本実施例では図3に示すように、3
個の円弧状切欠13aからなる切欠群が周囲3ヵ所に形
成されている。
【0019】搬送チェーン12には図7及び図8に示す
如き薄板に4個の円形孔14aが形成されたリテーナ1
4が一定間隔で複数取り付けられており、スターホイー
ル13の切欠群で送られた容器本体2がこの円形孔14
aに落下し、図8に点線で示すようにその開口フランジ
部で支えられてリテーナ14に載置された状態となる。
ここで、本実施例ではリテーナ14が4個の円形孔14
aを有しており、スターホイール13の切欠群で送られ
てきた3個の容器本体は左側の3個の円形孔14aに落
下するようになっている。このようにリテーナ14は4
個の円形孔14aを有しているので、1個〜4個の容器
本体を収納することが可能である。すなわち、切欠13
aの数の異なるスターホイールを取り替えることによ
り、1〜4個の範囲で容器本体を載置できる。
【0020】給紙装置20は公知の機構のものを使用し
ており、各リテーナ14に載って移動する複数個の容器
本体2の上に板紙製のホルダー3を1枚ずつ順次供給す
る。この場合、リテーナ14の後寄りに設けられた一対
のピン14bによりリテーナ3はその位置決めが行われ
る。なお、一対のピン14bは、後述する伝熱ベルト3
2の幅より若干広い間隔で設けられている。
【0021】加熱シール装置30は、圧縮バネ31aに
より下方に付勢された3つの連続するヒーター31と、
リテーナ14上のホルダー3及び容器本体2の開口フラ
ンジ部にヒーター31から熱を伝えるための伝熱ベルト
32とを有している。そして、この伝熱ベルト32はリ
テーナ14、すなわち搬送チェーン12と等速度で移動
しながら、図9に示すようにホルダー3を押圧し該ホル
ダー3の内面を各容器本体2の開口フランジ部に熱シー
ルするようになっている。また、故障時の修理のために
この伝熱ベルト32は図6の二点鎖線で示すようにヒー
ター31とともに上方に傾斜可能となっている。なお、
これらは上方に平行移動するようになっていても構わな
い。また、加熱シール装置30には、内部に水を循環さ
せた冷却ロール33が設けられており、この冷却ロール
33はシール後のホルダー3表面を軽く押さえて冷却す
るようになっている。
【0022】上記のようにしてホルダー3により連結さ
れた複数の容器本体2は、リテーナ14上に載置された
まま加熱シール装置30から次のメルト塗布装置40と
折込み装置50に順次送られる。
【0023】メルト塗布装置40では、容器本体2がリ
テーナ14に入ったままで持上げコンベア41により押
し上げられた状態となり、容器本体2の両側面上部にホ
ットメルト接着剤が塗布される。次いで、容器本体2が
リテーナ14から取り出され、折込み装置50の排出コ
ンベア51上に移し替えられて折込みオーバーヘッド5
2によりホルダー3の両サイドが折り曲げられ、容器本
体2の両側面に接着され、そのまま排出コンベア51に
より排出される。
【0024】なお、ホルダー3の強度が高く折曲げ部分
3’を設ける必要のない場合には、メルト塗布装置40
及び折込み装置50を作動しないようにすればよい。
【0025】また、本発明の製造装置は、必要な部分を
無菌チャンバーで覆うことにより無菌充填用の包装機と
しても使用できるものである。
【0026】
【発明の効果】本発明は、上述したように構成されてい
るので、次に記載するような効果を奏する。
【0027】
【0028】本発明の多連式容器の製造装置は、複数個
の容器本体を載置したリテーナが連続的に移動するのに
伴って容器本体上へのホルダーの供給とこの供給された
ホルダーの容器本体に対する接着取付けが行われるの
で、製造工程の能力アップを図ることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造装置により製造される多連式容器
の一例を示す斜視図である。
【図2】図1におけるA−A断面の一部を示す概略断面
図である。
【図3】本発明の多連式容器の製造装置の一実施例を示
す左半分の平面図である。
【図4】同じく右半分の平面図である。
【図5】同じく左半分の側面図である。
【図6】同じく右半分の側面図である。
【図7】リテーナを示す平面図である。
【図8】同じく側面図である。
【図9】加熱シール装置における熱シールの状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 多連式容器 2 容器本体 2’開口フランジ部 3 ホルダー 10 搬送装置 14 リテーナ 20 給紙装置 30 加熱シール装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 7/28 B65D 67/02 B65D 77/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップ形状の容器本体を所定の個数ずつ
    リテーナに載せた状態で連続的に搬送する搬送装置と、
    各リテーナに載って移動する複数個の容器本体の上に板
    紙製のホルダーを1枚ずつ供給する給紙装置と、リテー
    ナと等速度で移動しながらホルダーを押圧し該ホルダー
    の内面を各容器本体の開口フランジ部に熱シールする加
    熱シール装置とを具備してなることを特徴とする多連式
    容器の製造装置。
JP06939092A 1992-02-20 1992-02-20 多連式容器の製造装置 Expired - Lifetime JP3297461B2 (ja)

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JP6062205B2 (ja) * 2012-10-17 2017-01-18 株式会社ファブリカトヤマ 容器処理装置
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