JP3296891B2 - 非同期電気機械の運転方法およびロータの製造方法 - Google Patents

非同期電気機械の運転方法およびロータの製造方法

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JP3296891B2
JP3296891B2 JP16822093A JP16822093A JP3296891B2 JP 3296891 B2 JP3296891 B2 JP 3296891B2 JP 16822093 A JP16822093 A JP 16822093A JP 16822093 A JP16822093 A JP 16822093A JP 3296891 B2 JP3296891 B2 JP 3296891B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非同期電気機械の運転
方法および非同期電気機械に用いられるロータの製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】入手可能な先行技術に関して、イギリス
特許公報GB−1427818、GB−142982
6、ドイツ特許公報DE−2502455およびDE−
3641142を参照することができ、それらはいわゆ
るかご形巻線の設計、特にその巻線の機械上の強度の改
善に焦点を当てた非同期電気機械の設計を記載してい
る。従来技術の最適化、主として渦電流損を減少させる
ことによって、電気的値を改善する努力がなされてきて
いる。上記の公報はその解決策に集中しており、回転速
度は比較的遅く、従来の回転速度の範囲内であり、非同
期電気機械が長時間使用されるというところに注目され
たい。
【0003】従来の伝統的な非同期電気機械の設計にお
いて、その目的は主として渦電流損だけでなく、電流熱
損、磁化損、ヒステリシス損の最適化を図ることであ
る。従来の非同期電気機械の設計においては、いわゆる
ガス摩擦損は無視してよい。
【0004】一般的で簡単な言葉でいうなら、損失は電
気機械においては生じるものであり、当然非同期電気機
械においても回転速度を関数として次のように生じる。
【0005】 Ph(n)= P0 + P1n + P22 + P33 …(1) n=回転速度 Ph=全損失 P0=電流熱損と磁化損を含む標準的な構成要素 P1=一定値で書くことができるヒステリシス損 P2=一定値で書くことができる渦電流損と、回転速度
の2乗に関連して生じる他の損失 P3=一定値で書くことができるガス摩擦損 上記の状況において、少なくとも式1で表されるすべて
の指数が実際上整数となるわけではなく、整数に近い分
数であるということに注目されたい。実際、式1は主と
して様々な種類の損失と、回転速度との間の相互関係を
示すためのものである。勿論、一定値P0 ,P1 ,P
2 ,P3 は、それらに影響を与える主として物理的な要
素に関連した様々な数値のものを採用する。言い換えれ
ば、前記の用語P0 ,P1 ,P2 ,P3 は与えられた電
気機械の構造において、回転速度のみと関係がある一定
値である。
【0006】一方、電気機械の設計における目的は、軸
出力に対する全体の損失Ph (n)の割合を最小限にす
ることである。すなわち、 Paks(n)= k*n …(2) k=機械定数、主としてロータあるいは電気機械の容量
によって変わる一定値 したがって、
【0007】
【数7】
【0008】式3は軸出力の損失の相対的な割合に基づ
く回転速度の上昇の効果を説明している。回転速度の上
昇は、電流熱損や磁化損(一定値P0 )の効果を減少さ
せる。ヒステリシス損は、実質的に一定値を保ってい
る。一方、渦電流損の効果は、回転速度の上昇に比例し
て実質的に上昇し、さらに、ガス摩擦損(一定値P3
の効果は、回転速度の2乗に比例して実質的に上昇す
る。
【0009】したがって、高回転速度を有する電気機械
の設計に鑑み、式3は、次の結論を導くために用いられ
るものであって、その結論というのは、渦電流損が最小
とされ、かつガス摩擦損が従来の解決策に比べて、少な
くとも増加すべきではないという対策を効じることによ
って、その渦電流損とガス摩擦損とに関連する一定値
(P2 およびP3 )の効果を減少させることができると
いうことである。一方、電流熱損と磁化損とに関連した
一定値P0 の大きさは、回転速度の上昇の効果が前記損
失間の割合に反比例しているため上昇するのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高回転速
度、いわゆる高速度技術、特に従来の非同期電気機械が
有している回転速度を実質的に超える回転速度を適用す
る非同期電気機械に関連している。たとえば、本発明の
非同期電気機械の回転速度はおよそ105 rpmより大
きく、一方、従来の非同期電気機械は、一般的に周速度
は50m/sより小さく、回転速度は103 rpmから
3*103 rpmである。したがって、本発明におい
て、高速度という用語は、回転部材、特に非同期電気機
械のロータの周速度のことを言い、それは100m/s
より大きく、一般的には200m/sから500m/s
であり、1000m/sから2000m/sまでになる
こともあり、最も一般的に適用される回転部材の大き
さ、特にロータの直径の大きさでは、ロータの回転速度
はおよそ104 rpmから105 rpmであり、一般的
には2*104 rpmから2*105 rpmであり、1
6 rpmにさえなりうるのである。
【0011】上記で述べられたことから、損失の最適化
という先行技術の考えは、高速技術の応用においては満
足できる結論には達しない。
【0012】本発明において、驚くべきことにロータと
ステータの間のエアギャップの大きさは、非同期電気機
械における高速技術の応用において、特に効率の点から
決定的な重要性をもっているということが発見されてき
ている。
【0013】本発明において、驚くべきことに、ロータ
とステータの間のエアギャップは、一定値P2 ,P3
大きさと反比例することが発見されてきている。言い換
えれば、高速度の応用において、渦電流損とガス摩擦損
とに影響を与える一定値は、物理的な大きさと設計とに
鑑み、変数であり、エアギャップとの関係は、次のよう
な簡単な式で表すことができる。
【0014】
【数8】
【0015】 Pi=P2 またはP3 δ=エアギャップ x=力の程度≧0 したがって、式1における一定値P0 は、空気ギャップ
δと次のような相互関係がある。
【0016】 P0 ≒ δy …(5) P0=電流熱損と磁化損 δ=エアギャップ y=力の程度≧0 したがって、本発明による驚くべき発見は、要約すると
次のようであり、ロータとステータとの間のエアギャッ
プは、効率の最適化のための非同期電気機械における高
速度の応用において増加されるのであり、その理由は、
式1と関連した渦電流損とガス摩擦損との一定値P2
よびP3 が、順に、回転速度の2乗または3乗に比例し
ており、高速度の応用においてこれらの特定の損失に大
きな影響を与えており、前記エアギャップの大きさと反
比例するからである(式4)。一方、電流熱損と磁化損
とに影響を与える一定値P0 の値は、たとえばより大き
な磁化電流を許容することによって、全損失の上昇を引
起こすことなく、上昇させられうるのであるが、その理
由は、高速度の応用において、この一定値P0 の重要性
は、全損失から見て無視できるものであるからである。
【0017】したがって本発明の目的は、非同期電気機
械の高速度への適用において、技術的設計によって渦電
流損をできるだけ、しかしながら少なくともガス摩擦損
はいかなる場合にも従来の設計技術と比べて上昇しない
という方法で最小限にすることができる非同期電気機械
の運転方法および非同期電気機械に用いられるロータの
製造方法を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、ステータと関
連して回転できる導電性ロータと、それらの間のエアギ
ャップから成り、ロータ6とステータ2との間のエアギ
ャップδが実質的に次式で設定されることを特徴とする
非同期電気機械の運転方法である。
【0019】
【数9】
【0020】 Dr=ロータの外径(mm) Ds=ステータの内径(mm) u=周速度(m/s) δ=エアギャップ(mm) A=0.3以上の大きさで、好適には0.7から1.5
で、1が適切である一定値 B=150以下の大きさで、好適には50から100
で、70が適切である一定値 C=1200以下の大きさで、好適には300から60
0で、400が適切である一定値;単位m/s/mm そして、ロータ6の周速度は100m/sより大きい。
【0021】また本発明は、非同期電気機械におけるロ
ータ6の周速度が、一般的には200m/sから500
m/sであり、ロータ6の回転速度が2*104 rpm
から2*105 rpmであり、最大の場合106 rpm
となることを特徴とする。
【0022】また本発明は、前記ロータ6は軸部7と関
連して導電性被覆層を有し、前記被覆層8が、連続性を
有し全ロータ6の動作表面領域にわたって延びるように
形成されることを特徴とする。
【0023】また本発明は、前記被覆層8の厚さが幾分
変化しやすく、ロータ6の半径方向における最も薄い被
覆層の厚さと最も厚い被覆層の厚さとの割合は1:10
より小さく、少なくとも或る被覆層の領域において、半
径方向における被覆層8の厚さは、ロータの外径Dr
0.5%よりは厚く、0.7%が好ましく、1%より厚
くなることさえあり、20%よりは小さいということを
特徴とする。
【0024】また本発明は、前記被覆層8が、少なくと
もステータ2に向かってロータ6の長手方向に実質的に
均等の厚さを有する層から成ることを特徴とする。
【0025】また本発明は、前記被覆層8が、少なくと
もステータ2に向かって、一様の材料層セクション8b
と、ロータ6に含まれる軸部7に形成された溝7aに敷
かれた被覆層材料セクション8cとを含む結合体から成
ることを特徴とする。
【0026】また本発明は、前記一様の材料層セクショ
ン8bが、前記ステータ2に向かって少なくともロータ
6の長手方向に均等の厚さを有する層であることを特徴
とする。
【0027】また本発明は、前記被覆層8が、少なくと
も或る動作表面領域にわたって領域またはセクションを
含み、前記被覆層は異なる表面形状を有することを特徴
とする。
【0028】また本発明は、被覆層8の表面形状が、溝
または隆起を含むことを特徴とする。
【0029】また本発明は、前記被覆層8が、端セクシ
ョン8aを含み、その端セクション8aの半径方向の厚
さが、ステータ2と一直線上にある被覆層8のセクショ
ンの半径方向の厚さを超えることを特徴とする。
【0030】また本発明は、被覆層8の最大の厚さが次
式で設定されることを特徴とする。
【0031】
【数10】
【0032】 δp=付着度(MPa) n=電気機械の回転速度( 1/min) Dr=ロータの外径(mm) δpt=被覆層密度(kg/m3) この式によれば、ロータ6の少なくとも或る動作表面領
域にわたる前記被覆層8は、0.2mm以上の半径方向
の厚さを有しており、0.5mmから5mmの厚さを有
するのが好ましく、1mmから10mmの半径方向の厚
さを有することさえある。
【0033】また本発明は、前記溝7aが軸部7などの
長手方向に実質的に延びるように適合され、溝7aに含
まれるスロットが好適には所定の間隔でロータの周方向
に延びることを特徴とする。
【0034】また本発明は、前記溝7aが相互に十字形
に交差する溝の結合から成り、少なくとも或る溝の長手
方向が軸部7の長手方向とは異なることを特徴とする。
また本発明は、ロータ6の前記軸部7が、少なくとも半
径方向において、特に中実の軸部構造7を有する場合、
400MPaより大きな降伏点を有することを特徴とす
る。また本発明は、ロータ6の前記軸部7が、少なくと
も半径方向において、特に中空の軸部構造7を有する場
合、800MPaより大きな降伏点を有することを特徴
とする。
【0035】また本発明は、ステータと関連して回転で
きる導電性ロータと、それらの間のエアギャップから成
り、前記ロータ6は、軸部7と関連して導電性被覆層を
有し、前記被覆層8が、連続性を有し全ロータ6の動作
表面領域にわたって延びるように形成され、ロータ6と
ステータ2との間のエアギャップδが実質的に次式で設
定され、
【数1】 r=ロータの外径(mm) Ds=ステータの内径(mm) u=周速度(m/s) δ=エアギャップ(mm) A=0.3以上の大きさで、好適には0.7から1.5
で、1が適切である一定値 B=150以下の大きさで、好適には50から100
で、70が適切である一定値 C=1200以下の大きさで、好適には300から60
0で、400が適切である一定値;単位m/s/mm そして、ロータ6を、100m/sより大きい周速度で
運転される非同期電気機械に用いられるロータの製造方
法であって、前記被覆層が、好ましくは直線の運動量の
変化に基づく付着技術、特にブラスト被覆法を利用する
ことによって軸部7の表面に適用され、そのブラスト被
覆法においては、軸部7に付着し、最適には50MPa
より大きく、好ましくは100MPaより大きな付着度
(δp )を有する、形を強固にされた被覆層8を得るこ
とを特徴とする非同期電気機械に用いられるロータの製
造方法である。
【0036】また本発明は、ステータと関連して回転で
きる導電性ロータと、それらの間のエアギャップから成
り、前記ロータ6は、軸部7と関連して導電性被覆層を
有し、前記被覆層8が、連続性を有し全ロータ6の動作
表面領域にわたって延びるように形成され、ロータ6の
前記軸部7が、少なくとも半径方向において、特に中実
の軸部構造7を有する場合、400MPaより大きな降
伏点を有し、ロータ6とステータ2との間のエアギャッ
プδが実質的に次式で設定され、
【数1】 r=ロータの外径(mm) Ds=ステータの内径(mm) u=周速度(m/s) δ=エアギャップ(mm) A=0.3以上の大きさで、好適には0.7から1.5
で、1が適切である一定値 B=150以下の大きさで、好適には50から100
で、70が適切である一定値 C=1200以下の大きさで、好適には300から60
0で、400が適切である一定値;単位m/s/mm そして、ロータ6を、100m/sより大きい周速度で
運転される非同期電気機械に用いられるロータの製造方
法であって、前記被覆層が、好ましくは直線の運動量の
変化に基づく付着技術、特にブラスト被覆法を利用する
ことによって軸部7の表面に適用され、そのブラスト被
覆法においては、軸部7に付着し、最適には50MPa
より大きく、好ましくは100MPaより大きな付着度
(δp )を有する、形を強固にされた被覆層8を得るこ
とを特徴とする非同期電気機械に用いられるロータの製
造方法である。
【0037】また本発明は、ステータと関連して回転で
きる導電性ロータと、それらの間のエアギャップから成
り、前記ロータ6は、軸部7と関連して導電性被覆層を
有し、前記被覆層8が、連続性を有し全ロータ6の動作
表面領域にわたって延びるように形成され、ロータ6の
前記軸部7が、少なくとも半径方向において、特に中空
の軸部構造7を有する場合、800MPaより大きな降
伏点を有し、ロータ6とステータ2との間のエアギャッ
プδが実質的に次式で設定され、
【数1】 r=ロータの外径(mm) Ds=ステータの内径(mm) u=周速度(m/s) δ=エアギャップ(mm) A=0.3以上の大きさで、好適には0.7から1.5
で、1が適切である一定値 B=150以下の大きさで、好適には50から100
で、70が適切である一定値 C=1200以下の大きさで、好適には300から60
0で、400が適切である一定値;単位m/s/mm そして、ロータ6を、100m/sより大きい周速度で
運転される非同期電気機械に用いられるロータの製造方
法であって、前記被覆層が、好ましくは直線の運動量の
変化に基づく付着技術、特にブラスト被覆法を利用する
ことによって軸部7の表面に適用され、そのブラスト被
覆法においては、軸部7に付着し、最適には50MPa
より大きく、好ましくは100MPaより大きな付着度
(δp )を有する、形を強固にされた被覆層8を得るこ
とを特徴とする非同期電気機械に用いられるロータの製
造方法である。
【0038】また本発明は、溝7a、あるいは軸部7に
与えられ実質的に軸部7の長手方向に延びている溝7a
に関連したセクションにおけるスロットの数が、次式で
設定されることを特徴とする。
【0039】
【数11】
【0040】 Qr=溝の数 Dr=ロータの外径(mm) また本発明は、ロータ6の周速度が100m/sより大
きく、一般的には200m/sから500m/sである
ことを特徴とする。
【0041】また本発明は、前記ロータは、溝7aが形
成された軸部7を有し、その軸部7が、スロット4を有
するステータ2と関連して非同期電気機械に取付けら
れ、溝7a、あるいは実質的にロータ6に含まれる軸部
7の長手方向に延びている溝7aに関連したセクション
における溝の数が、次の条件を満たすことを特徴とす
る。
【0042】 Qr ≧ Qsr=ロータにおける溝の数 Qs=ステータにおけるスロットの数 また本発明は、被覆層8の横断面領域に対する、負荷を
与えられたロータトルクを引起こす電流の割合が、実質
的に次式で設定されることを特徴とする。
【0043】
【数12】
【0044】 J=電流密度(A/mm2) Qs=ステータのスロット数 Nu=ステータのスロット内に延びる導線の数 I1=ステータを流れる電流の直接波(A)の実効値 δ1=ステータを流れる電流と、電圧の直接波との位相
角 Ar=ロータの被覆層の平均横断面積(図1のセクショ
ンII−II)(mm2 ) k=負荷率(A/mm2)、(変動範囲1〜2.5) Dr=ロータの直径(mm) また本発明は、ロータの負荷率(k)の通常の平均値が
1より小さいことを特徴とする。
【0045】また本発明は、前記負荷率(k)の瞬時値
が2.5より小さいことを特徴とする。
【0046】また本発明は、前記ステータ2は巻線を有
するスロット4を含み、ステータのスロット4における
スロット数が次の条件を満たすことを特徴とする。
【0047】
【数13】
【0048】 Qs=ステータにおけるスロットの数 Ds=ステータの内径(mm) また本発明は、前記ステータにはスロット4が設けら
れ、ロータ6か、ロータ6に含まれ軸部7の長手方向に
延びている溝7aを有する軸部7か、実質的に軸部7の
長手方向に部分的に延びているスロットかに関連して非
同期電気機械に取付けられているステータであって、溝
7aの数あるいはロータ6に備えられる軸部7に形成さ
れる溝の長手方向に延びる溝の数が次の条件を満たすこ
とを特徴とする。
【0049】 Qr ≧ Qsr=ロータにおける溝の数 Qs=ステータにおけるスロットの数 また本発明は、ステータ2におけるスロットの数が偶数
値で割切れることを特徴とする。
【0050】また本発明は、3相非同期電気機械におい
て、ステータ2の巻線3が、少なくとも2つの互いに段
階的に実行された3相インバータに結合されることを特
徴とする。
【0051】また本発明は、前記ステータの巻線3が、
1つの2相インバータに結合されることを特徴とする。
【0052】また本発明は、直径に関する限り、ステー
タ2で使用するための巻線3の個々のフィラメントが次
の条件を満たすことを特徴とする。
【0053】
【数14】
【0054】 p=機械における端子対の数 n=電気機械の回転速度(rpm) ds=フィラメントの直径(mm) また本発明は、前記巻線3がいわゆるリッツ線で形成さ
れ、そのリッツ線によってワイヤフィラメントの直径は
0.4mmより小さく、好適には0.1mmより小さく
なることを特徴とする。
【0055】
【作用】上記の目的を達成し、先行技術の問題をできる
だけ取除くために、本発明の非同期電気機械の運転方法
は、主としてロータとステータとの間のエアギャップが
実質的に次式となることを特徴とする。
【0056】
【数15】
【0057】 Dr=ロータの外径(mm) Ds=ステータの内径(mm) u=周速度(m/s) δ=エアギャップ(mm) A=0.3以上の大きさで、好適には0.7から1.5
で、1が適切である一定値;単位(mm) B=150以下の大きさで、好適には50から100
で、70が適切である一定値 C=1200以下の大きさで、好適には300から60
0で、400が適切である一定値;単位(m/s/m
m) ロータは100m/sより大きい周速度を有している。
【0058】上述されたように設計された非同期電気機
械は、高速回転するロータで高効率を達成することがで
きる。
【0059】特に、ガス摩擦損に鑑み、ロータの直径と
回転速度とによって、ガス摩擦損は次のように得られ
る。
【0060】
【数16】
【0061】ガス摩擦損を除去するためには、エアギャ
ップに当てられる効果的に軸方向に向けられた冷風が必
要である。高速度を応用するという本発明によって、エ
アギャップが特に増えるときは、空気ブラストのような
冷却ガスが大変高効率で得られる。
【0062】エアギャップが小さいままである電気機械
の、大きさに関する従来の説明によれば、実際小さな機
械における最大のものはロータの直径の1%であり、中
間サイズの機械における最大のものはロータの直径の
0.5%である。Huetteの「Taschenbuecher der
Technik,Energietechnik,Bend 1 Maschinen」(工
学、エネルギー、機械1の本)によれば、小さな機械に
おいて、
【0063】
【数17】
【0064】そして、中間サイズの機械において、
【0065】
【数18】
【0066】p=偶数の極数 電気機械について、1972年、Vogt.Kの「Elek
trische Maschinen,Berechnungen rotierender elektr
ischer Maschinen」(回転する電気機械の計算式)によ
れば、 δ ≒(0.25−0.4)*(Pmek)1/4 …(8c) δ=エアギャップ(mm) Pmek=電力(kW) 特に、従来の解決策における渦電流損(一定値P2 )に
関しては、ステータおよびロータに流れる電流、ならび
にステータおよびロータの溝によってエアギャップに沿
うエアギャップ誘導密度の分布が不連続になるという結
果になり、換言すると、エアギャップの誘導密度のサイ
ン波の分布は高調波成分を含み、誘導または磁束密度の
分布は、階段状になる。エアギャップ磁束以外の速度で
のロータの回転と、不連続磁束密度の分布とが、ロータ
とステータとにおける渦電流損を上昇させる。
【0067】エアギャップが増加するにつれて、不連続
磁束密度を有する高調波の構成要素と渦電流損とは減少
する。従来の電気機械の大きさに関する説明によって得
られたエアギャップの値で計算された渦電流損は、数1
0倍も高い。
【0068】上記で指摘したように、本発明によるエア
ギャップの大きさは、高速度応用技術での困難性におい
て、全損失をうまく制御するのを容易にする。
【0069】
【0070】公知のロータの構造に関しては、いわゆる
かご形巻線の解決策を進展させることを目的とした、す
でに参照文献で説明されている先行技術を参照すること
ができる。かご形巻線の解決策は、もし、高速度への応
用において、現在利用できる構造で設計されれば、少な
くとも有利なものではなく、その構造において、ロータ
とステータとの間のエアギャップは式6で表され、ロー
タの周速度は100m/sより大きいという特徴に基づ
いて設計されている。
【0071】本発明における驚くべき発見は、高速度へ
の応用において、高導電性材料でできたロータの被覆層
は、ロータの全動作表面を連続的に覆うように設計され
なければならず、これはロータの本質的な特徴であると
いうことである。少なくとも、ロータの周の長さの一部
にわたって被覆層が0.2mmより厚い半径方向の厚さ
を有することが望ましい。
【0072】同量の有効電流がステータとロータとの横
断面領域毎に流れることは以前から知られている。ロー
タの中を流れる電流は、電流熱損をできるだけ少なくす
るために、実質的に高導電性被覆層の中を流れるべきで
ある。したがって、高導電性被覆層の横断面領域は、被
覆層の平均半径をできるだけ大きくするという方法、換
言すれば、被覆層が、実質的に一様な分布をもつ軸部の
外周で、最大範囲に存在するようにするという方法で最
大化されるべきである。
【0073】本発明の非同期電気機械の運転方法におい
て、被覆層の横断面領域に対する負荷を与えられたロー
タトルクを得る電流の割合は、実質的に次式で表され
る。
【0074】
【数19】
【0075】 J=電流密度(A/mm2) Qs=ステータの溝の数 Nu=ステータの溝に延びる導線の数 I1=ステータを流れる電流の中の直接波(A)の実効
値 δ1=ステータを流れる電流と、電圧の直接波との位相
角 Ar=ロータの被覆層の平均横断面積(mm2)(図1の
セクションII−II) k=負荷率(A/mm2)(変動範囲1〜2.5) Dr=ロータの直径(mm) ロータの負荷率の通常の平均値は1より小さい。さらに
ロータの負荷率の瞬時値は、2.5より小さい。
【0076】製造技術に関しては、直線の運動量の急速
な変化に基づく製造技術を利用することによって、磁気
的導電性軸部の一番上に被覆されるのが好ましく、非常
に一般的であり、たとえば充分な厚みをもった被覆層を
与えると同時に、軸部と被覆層との間に充分にしっかり
した付着を与えることができる、いわゆるブラスト被覆
をするのが好ましく、非常に一般的である。本発明にお
ける発見は、付着度が次のように定義されることであ
る。
【0077】 δp > 50MPa、好ましくは100MPaより大きい …(10) したがって、導電性被覆層の可能な限り最大の厚さh
(mm)は、次式のように計算される。
【0078】
【数20】
【0079】 δp=付着度(MPa) n=電気機械の回転速度(rpm) Dr=ロータの外径(mm) δpt=被覆層材料の密度(kg/m3) 勿論、一般的に次のようなロータの軸部材料の降伏点
(Re,δ0.2)が必要である。
【0080】 Re > 400MPa …(12) 製造技術に関して、上記の基準を満たす材料は、被覆層
が軸部上で充分な厚さを有する中実の形を保持した層か
ら成るロータを提供することができる。さらに、よく知
られているように、銅のような高導電性材料は柔らか
く、低破壊強度を有している。本発明のロータが、たと
えば直線の運動量の急速な変化に基づく製造技術を利用
することによって製造されるとき、圧力に対して弱い抵
抗力を有するような、機械的に柔らかく、導電性被覆層
の材料は、ロータに抵抗力と耐久性とがある構造を与え
るために軸部の外表面に付着され、中実に形成される。
【0081】本発明によれば、軸部は、被覆層材料で満
たされる溝を有する。溝の数は次のように決定される。
【0082】
【数21】
【0083】 Qr=ロータにおける溝の数 Dr=ロータの外径(mm) ロータの被覆層は、一様の厚さを有する材料層であるこ
とができるし、あるいは一様の厚さを有する材料層の成
分と、軸の溝に埋められた被覆層材料成分との複合物か
ら成ることもできる。どのようなタイプの被覆層の構造
が利用されるかは幾つかの要因に基づいており、その要
因においては、結合された効果が特定の非同期電気機械
の設計段階において最大限に活用されなければならな
い。軸部の溝はエアギャップ磁束密度に不連続性を与
え、さらにステータで生み出された損失を増加させる。
溝によって生み出された損失は、溝の数を増加させるこ
とによって減少させることができる。溝によって誘導さ
れた渦電流損は、Qr が無限である状況に対応して、実
質的に一様の厚さを有する中実の被覆層を使用すること
によってほとんど無視できるものである。中実あるいは
連続性のある被覆層は、ステータの巻線を流れる磁化電
流の需要を増し、ステータの溝において生じた銅損を増
加させる。したがって、1つの選択肢は、軸部で作ら
れ、被覆層材料を与えられた溝と、その上に敷かれた連
続性を有する被覆層とから成るロータを用いることであ
る。
【0084】しかしながら、様々なロータの構造に基づ
いて計算された損失相互間の違いは小さく、本質的な特
徴は、エアギャップと用いられる被覆層の状態とに関係
する。したがって、ロータの被覆層構造の最終的な選択
は、主に製造できる可能性に依存している。
【0085】
【0086】
【0087】主として従来の電気機械を扱った利用でき
る先行技術に関して、1972年のVogt K.によ
る「Elektrische Maschinen,Berechnung rotierenderel
ektrischer Maschinen」(回転する電気機械の計算式)
が参照される。これによると、非同期電気機械における
スロットのピッチは、一般的に10mmから45mm
(小さな機械における最小表示)で、結果として生じる
スロットの数は、
【0088】
【数22】
【0089】ステータのスロットは、エアギャップ磁束
密度において不連続性を引起こし、渦電流損を上昇させ
る。したがって、本発明における驚くべき発見というの
は、高速度への応用において、エアギャップは従来の電
気機械設計の説明と比べてスロット数を増加させること
によって生じ、そのエアギャップは式6で表され、ロー
タの周速度が100m/sより大きいという特徴に基づ
いて生じるのであり、エアギャップ磁束密度の不連続性
に対するスロットの効果は減少させられるので、スロッ
ト誘導損を減少させることが可能であるということであ
る。
【0090】ステータの或る本質的な特徴によれば、ス
テータのスロットの数は次のようにならなければならな
い。
【0091】
【数23】
【0092】 Qs=ステータのスロットの数 Ds=ステータの内径(mm) さらに、ロータに含まれる溝の数は、ステータに含まれ
るスロットの数に関連して次の条件を満たす。
【0093】 Qr ≧ Qs …(15) 交流が、ステータのスロットに設置された導線におい
て、いわゆる電流増強を生み、それはいわゆる交流抵抗
とステータ損とを上昇させる。
【0094】電流増強の交流抵抗に対する上昇効果は、
周波数の2乗と、導線に含まれるフィラメントの直径の
2乗とに比例する(1972年のVogt K.の「El
ektrische Maschinen,Berechnung rotierender elektri
sche Maschinen」(回転する電気機械の計算式)によ
る)。したがって、本発明におけるもう1つの驚くべき
発見というのは、高速度への応用において、エアギャッ
プは電流上昇の効果を著しく増加させないために生じ、
そのエアギャップは、式6で表されロータの周速度が1
00m/sより大きいという非同期電気機械の特徴に基
づいて生じるものであり、フィラメントの直径は従来の
解決策に比べて減少されなければならない。
【0095】さらに、本発明のステータの或る本質的な
特徴によれば、スロットにおいて使用される個々のフィ
ラメントの直径は次の条件を満たさなければならない。
【0096】
【数24】
【0097】 p=機械における端子対の数 n=電気機械の回転速度(rpm) ds=フィラメントの直径(mm) 回転機械を有するための最小の位相数は2であることは
明らかである。位相数が増加するにつれて、ステータの
スロットの中を流れる電流によって引起こされるエアギ
ャップ磁束の不連続性は一様になり始め、それによって
誘導される損失は減少し始める。
【0098】高速度非同期電気機械の位相数mは次のよ
うであるべきである。
【0099】 m ≧ 2 …(17)
【0100】
【実施例】図1は本発明の一実施例の非同期電気機械の
縦断面図であり、図2はその切断面線II−IIから見
た断面図である。図の参照番号1は管状の物体を表し、
その内側に巻線3とともにステータ2が配置されてい
る。ステータ2は内表面にスロット4を含み、それは式
14によって上述されたように設計されている。一方、
スロット4に配置された巻線は、フィラメントの直径に
関する限り、上記の式15によって設計されている。
【0101】1つの好適な実施例によれば、ステータの
巻線3はいわゆるリッツ線(LITZ−wire)を使
用することによって設計され、そこでは個々の導線フィ
ラメントの直径は0.4mmより小さく、好適には0.
1mmより小さく、0.1mmであることもある。ステ
ータのスロット数は、3相非同期電気機械において、好
適には偶数のスロット数値で割切ることができ、12で
割切るのが適切である。少なくともいくつかの応用にお
いて、損失を最小限にするという点から、ステータの巻
線は互いに段階的に実行された(図示せず)少なくとも
2つの3相インバータ(周波数トランス)を制御するの
に適するように結合される。
【0102】ステータ2は穴5を有し、その穴5にはロ
ータ6が取付けられ、このロータ6はその長手方向の軸
線Pのまわりに回転可能であり、本体1(図示せず)に
回転可能に取付けられる。ロータ6は軸部7とその外表
面の被覆層の結合とから成る。被覆層8は少なくともス
テータ2と巻線3との領域にわたってロータ6の長手方
向に延びるように適合される。
【0103】軸部7は少なくとも磁気導電性を有するも
のか、導電性を有するものかである。示された実施例に
おいて、前記軸部7は中実の構造を有しているが、中空
であることも勿論可能である。軸部7はその材料は好適
には適切な鋼であり、特に軸部7が中実の構造を有する
とき、その降伏点は少なくとも半径方向においては40
0MPaより大きい。特に、軸部7が中空構造を有する
ように設計された場合は、軸部7の材料はより引張強度
を有する材料でなければならず、1つの適切な降伏点
は、少なくとも半径方向においてはたとえば800MP
aである。特に図2に関連して、軸部7にはロータの長
手方向に実質的に式13に対応する数の溝7aが形成さ
れていることに注目されたい。特に図4においては別の
例が示されており、そこでの軸部7は表面が滑らかであ
り、換言すれば溝の数は原則として無限である。
【0104】ロータ6は、銅、特に形を強固にした銅の
ような高導電性材料から成る被覆層8を備えている。前
記被覆層8の目的は、明らかに非同期電気機械を流れる
全電流のための導体として役立つことであり、それによ
って被覆層8の横断面領域に対するロータ6のトルクを
生じさせる電流(アンペア)の割合は、式9によれば一
般的に40A/m2 より小さい。特に、前記被覆層8を
軸部7の外表面につける好適な方法は、いわゆるブラス
ト被覆技術である。勿論、被覆層に対して、他の類似し
た方法を用いることも可能であり、そこで被覆される材
料は、下層、本発明においては特に軸部7にたとえば直
線の運動量を大きく変化させることによって付着させら
れ、その直線の運動量の変化によって、被覆層の材料は
被覆形成の間に形を強固にされやすい。銅に加えて、被
覆層8の材料はアルミニウムや適切な合金や複合物のよ
うな別の高導電性材料から成ることができるというのは
明らかである。被覆層8は、特に被覆層8の8aの領域
にわたってより厚くなることが可能であり、8aの領域
はロータの長手方向にあるステータ2の端の外側の被覆
層8の端にあり、それは従来の解決策においては短絡領
域、いわゆる短絡リングを備えている。セクション8a
の長さは、ロータ6の長手方向において、巻線3の領域
以内、あるいは領域以上に延びることによって変化する
ことが可能であるが、ほとんどの場合において、前記セ
クション8aは実質的に巻線3の端で終わる。この点で
特に図3が参照される。特にステータ2と巻線3とにお
いて、被覆層の厚さはロータ6の半径方向において、実
質的に少なくとも0.2mmであり、好ましくは0.5
mmから5mmであり、1mmから10mmにさえな
る。特に被覆層8の端のセクション8aは半径方向にお
いて最も被覆層の厚い部分である。
【0105】図2は図4で示される均等の厚さを有する
材料層と違って、たとえば均等か異なる厚さを有する材
料層セクション8bと軸部7の溝7aに配置された被覆
材料セクション8cとの結合から成る被覆構造を示して
いる。当然、ほとんどの場合において、被覆層8は被覆
層が上述の様式で軸部7の外表面に付着された後にその
外表面を機械加工されることは明らかであり、それは前
記被覆層8に対応する溝と、たとえば図2で示される溝
7aを含むように機械加工され、換言すれば完成したロ
ータにおける被覆層8の外表面は、軸部7の外側の被覆
層8の表面と同一平面である。
【0106】上記の方法は、高速度の応用に適用される
回転速度と周速度とに耐えることのできる被覆層8を得
るために使用されることができ、特にその場合の周速度
は100m/sを超えるかもしれないし、200m/s
から500m/sさえ超えるかもしれず、最大1000
m/sまでであり、回転速度は2*104 rpmから2
*105 rpmであり106 rpmにさえなる。これら
の解決策において、その解決策は特に高周速度で動作す
ることを意図しており、軸部7のために降伏点が100
0MPaより大きいような材料を用いることが必要であ
る。
【0107】本発明の基本的な概念によれば、式6で定
義されるように設計されるエアギャップδは、ステータ
2の穴5の表面と被覆層8の外表面との間に形成され、
図2によれば、エアギャップは(Ds −Dr )/2とな
るであろう。
【0108】被覆層8は少なくとも部分的に領域やセク
ションを含むことができ、そこでの半径方向における被
覆層の厚さは、1:10好ましくは1:4から1:6よ
り大きい割合では変化しない。
【0109】さらに被覆層は、たとえば溝や隆起を有す
るセクションや領域を含む異なる表面形状を有していて
もよい。半径方向における被覆層8の厚さは、少なくと
も或る被覆層の領域においてはロータの外径Dr の0.
5%より厚く、好ましくは0.7%であって、1%より
厚いことさえあり、20%を超えない(小さな直径を有
している場合)。
【0110】本発明の利点をさらに説明するために、次
の一連の試験が行われ、すべての試験の構成は、電気工
学の点から高品質基準を満たす非同期電気機械を提供す
ることを目的とした。
【0111】試験機械A この試験機械は、特にロータに関して、次の主要な大き
さをもった銅材料から成る、いわゆるかご形の解決策
(例としてGB−1,427,818を参照)を使用す
ることによって、利用可能な先行技術の知識に基づいて
設計された。すべての試験機械におけるステータの長さ
は140mmであった。
【0112】 n=1.5*105 rpm Dr=70mm δ=0.70mm(δ≒0,2+Dr /1000≒0.
3;式8a) Qs=24(Dr /3.2;式13) Qr=26 試験機械において、軸部の溝の深さは最大2mmであっ
た。
【0113】試験機械B(4つの変形) n=1.5*105 rpm Dr=70mm δ=3mm(式6) Qs1=24あるいはQS2=36(式14) Qr1=26あるいはQr2=40(式15) 被覆層の厚さは1mmから2mmであり、換言すればロ
ータの溝の深さは最大ほぼ1.0mmであった。(ロー
タは図2で示されたとおりである)。
【0114】試験機械C n=1.5*105 rpm Dr=70mm δ1=2mm、δ2 =3mmあるいはδ3 =4mm(式
6) Qs1=24あるいはQs2=36(式14) Qr=∞ ロータは図4で示されたとおりであり、被覆層の厚さは
ほぼ1mmであった。
【0115】以下は、各々の試験機械における軸出力に
関連した電気的損失を示す試験結果を表形式で説明して
いる。
【0116】試験結果
【0117】
【表1】
【0118】
【発明の効果】試験結果における本質的な特徴は、非同
期電気機械が本発明の基本的概念によってエアギャップ
とロータとの構造を有しているとき、電気的損失は、従
来の技術で製造され、高速度の範囲で動作する非同期電
気機械と比べて、最善の状態で15%より大きく減少す
るということである。エアギャップの意義は極めて重要
なものであり、ステータにおけるスロットとロータとだ
けでなく、ロータの構造も損失に影響を与える。一連の
試験は、その方面において技術を有する人に、少なくと
も実験に基づく効果を活かすために、各々の設計作業に
おける、必要な最初の情報を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の非同期電気機械の縦断面図
である。
【図2】図1の切断面線II−IIから見た断面図であ
る。
【図3】図1のロータの構造に最も近い切断面線III
−IIIの断面図である。
【図4】選択できる可能性をもって設計された図2と類
似した図1におけるロータの断面図である。
【符号の説明】
2 ステータ 3 巻線 4 スロット 5 穴 6 ロータ 7 軸部 8 被覆層
フロントページの続き (73)特許権者 500258053 14845 West 64th Avenu e,Arvada,CO USA

Claims (31)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータと関連して回転できる導電性ロ
    ータと、それらの間のエアギャップから成り、ロータ6
    とステータ2との間のエアギャップδが実質的に次式で
    設定されることを特徴とする非同期電気機械の運転方
    法。 【数1】 r=ロータの外径(mm) Ds=ステータの内径(mm) u=周速度(m/s) δ=エアギャップ(mm) A=0.3以上の大きさで、好適には0.7から1.5
    で、1が適切である一定値 B=150以下の大きさで、好適には50から100
    で、70が適切である一定値 C=1200以下の大きさで、好適には300から60
    0で、400が適切である一定値;単位m/s/mm そして、ロータ6の周速度は100m/sより大きい。
  2. 【請求項2】 非同期電気機械におけるロータ6の周速
    度が、一般的には200m/sから500m/sであ
    り、ロータ6の回転速度が2*104 rpmから2*1
    5 rpmであり、最大の場合106 rpmとなること
    を特徴とする請求項1記載の運転方法。
  3. 【請求項3】 前記ロータ6は軸部7と関連して導電性
    被覆層を有し、前記被覆層8が、連続性を有し全ロータ
    6の動作表面領域にわたって延びるように形成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の運転方法。
  4. 【請求項4】 前記被覆層8の厚さが幾分変化しやす
    く、ロータ6の半径方向における最も薄い被覆層の厚さ
    と最も厚い被覆層の厚さとの割合は1:10より小さ
    く、少なくとも或る被覆層の領域において、半径方向に
    おける被覆層8の厚さは、ロータの外径Dr の0.5%
    よりは厚く、0.7%が好ましく、1%より厚くなるこ
    とさえあり、20%よりは小さいということを特徴とす
    る請求項3記載の運転方法。
  5. 【請求項5】 前記被覆層8が、少なくともステータ2
    に向かってロータ6の長手方向に実質的に均等の厚さを
    有する層から成ることを特徴とする請求項3または4記
    載の運転方法。
  6. 【請求項6】 前記被覆層8が、少なくともステータ2
    に向かって、一様の材料層セクション8bと、ロータ6
    に含まれる軸部7に形成された溝7aに敷かれた被覆層
    材料セクション8cとを含む結合体から成ることを特徴
    とする請求項3または4記載の運転方法。
  7. 【請求項7】 前記一様の材料層セクション8bが、前
    記ステータ2に向かって少なくともロータ6の長手方向
    に均等の厚さを有する層であることを特徴とする請求項
    6記載の運転方法。
  8. 【請求項8】 前記被覆層8が、少なくとも或る動作表
    面領域にわたって領域またはセクションを含み、前記被
    覆層は異なる表面形状を有することを特徴とする請求項
    3,4または6記載の運転方法。
  9. 【請求項9】 被覆層8の表面形状が、溝または隆起を
    含むことを特徴とする請求項8記載の運転方法。
  10. 【請求項10】 前記被覆層8が、端セクション8aを
    含み、その端セクション8aの半径方向の厚さが、ステ
    ータ2と一直線上にある被覆層8のセクションの半径方
    向の厚さを超えることを特徴とする請求項3〜9のいず
    れか1つに記載の運転方法。
  11. 【請求項11】 被覆層8の最大の厚さが次式で設定さ
    れることを特徴とする請求項3〜9のいずれか1つに記
    載の運転方法。 【数2】 δp=付着度(MPa) n=電気機械の回転速度( 1/min) Dr=ロータの外径(mm) δpt=被覆層密度(kg/m3) この式によれば、ロータ6の少なくとも或る動作表面領
    域にわたる前記被覆層8は、0.2mm以上の半径方向
    の厚さを有しており、0.5mmから5mmの厚さを有
    するのが好ましく、1mmから10mmの半径方向の厚
    さを有することさえある。
  12. 【請求項12】 前記溝7aが軸部7などの長手方向に
    実質的に延びるように適合され、溝7aに含まれるスロ
    ットが好適には所定の間隔でロータの周方向に延びるこ
    とを特徴とする請求項6記載の運転方法。
  13. 【請求項13】 前記溝7aが相互に十字形に交差する
    溝の結合から成り、少なくとも或る溝の長手方向が軸部
    7の長手方向とは異なることを特徴とする請求項6記載
    の運転方法。
  14. 【請求項14】 ロータ6の前記軸部7が、少なくとも
    半径方向において、特に中実の軸部構造7を有する場
    合、400MPaより大きな降伏点を有することを特徴
    とする請求項3記載の運転方法。
  15. 【請求項15】 ロータ6の前記軸部7が、少なくとも
    半径方向において、特に中空の軸部構造7を有する場
    合、800MPaより大きな降伏点を有することを特徴
    とする請求項3記載の運転方法。
  16. 【請求項16】 ステータと関連して回転できる導電性
    ロータと、それらの間のエアギャップから成り、 前記ロータ6は、軸部7と関連して導電性被覆層を有
    し、前記被覆層8が、連続性を有し全ロータ6の動作表
    面領域にわたって延びるように形成され、 ロータ6とステータ2との間のエアギャップδが実質的
    に次式で設定され、 【数1】 r=ロータの外径(mm) Ds=ステータの内径(mm) u=周速度(m/s) δ=エアギャップ(mm) A=0.3以上の大きさで、好適には0.7から1.5
    で、1が適切である一定値 B=150以下の大きさで、好適には50から100
    で、70が適切である一定値 C=1200以下の大きさで、好適には300から60
    0で、400が適切である一定値;単位m/s/mm そして、ロータ6を、100m/sより大きい周速度で
    運転される非同期電気機械に用いられるロータの製造方
    法であって、 前記被覆層が、好ましくは直線の運動量の変化に基づく
    付着技術、特にブラスト被覆法を利用することによって
    軸部7の表面に適用され、そのブラスト被覆法において
    は、軸部7に付着し、最適には50MPaより大きく、
    好ましくは100MPaより大きな付着度(δp )を有
    する、形を強固にされた被覆層8を得ることを特徴とす
    る非同期電気機械に用いられるロータの製造方法。
  17. 【請求項17】 ステータと関連して回転できる導電性
    ロータと、それらの間のエアギャップから成り、 前記ロータ6は、軸部7と関連して導電性被覆層を有
    し、前記被覆層8が、連続性を有し全ロータ6の動作表
    面領域にわたって延びるように形成され、 ロータ6の前記軸部7が、少なくとも半径方向におい
    て、特に中実の軸部構造7を有する場合、400MPa
    より大きな降伏点を有し、 ロータ6とステータ2との間のエアギャップδが実質的
    に次式で設定され、 【数1】 r=ロータの外径(mm) Ds=ステータの内径(mm) u=周速度(m/s) δ=エアギャップ(mm) A=0.3以上の大きさで、好適には0.7から1.5
    で、1が適切である一定値 B=150以下の大きさで、好適には50から100
    で、70が適切である一定値 C=1200以下の大きさで、好適には300から60
    0で、400が適切である一定値;単位m/s/mm そして、ロータ6を、100m/sより大きい周速度で
    運転される非同期電気機械に用いられるロータの製造方
    法であって、 前記被覆層が、好ましくは直線の運動量の変化に基づく
    付着技術、特にブラスト被覆法を利用することによって
    軸部7の表面に適用され、そのブラスト被覆法において
    は、軸部7に付着し、最適には50MPaより大きく、
    好ましくは100MPaより大きな付着度(δp )を有
    する、形を強固にされた被覆層8を得ることを特徴とす
    る非同期電気機械に用いられるロータの製造方法。
  18. 【請求項18】 ステータと関連して回転できる導電性
    ロータと、それらの間のエアギャップから成り、 前記ロータ6は、軸部7と関連して導電性被覆層を有
    し、前記被覆層8が、連続性を有し全ロータ6の動作表
    面領域にわたって延びるように形成され、 ロータ6の前記軸部7が、少なくとも半径方向におい
    て、特に中空の軸部構造7を有する場合、800MPa
    より大きな降伏点を有し、 ロータ6とステータ2との間のエアギャップδが実質的
    に次式で設定され、 【数1】 r=ロータの外径(mm) Ds=ステータの内径(mm) u=周速度(m/s) δ=エアギャップ(mm) A=0.3以上の大きさで、好適には0.7から1.5
    で、1が適切である一定値 B=150以下の大きさで、好適には50から100
    で、70が適切である一定値 C=1200以下の大きさで、好適には300から60
    0で、400が適切である一定値;単位m/s/mm そして、ロータ6を、100m/sより大きい周速度で
    運転される非同期電気機械に用いられるロータの製造方
    法であって、 前記被覆層が、好ましくは直線の運動量の変化に基づく
    付着技術、特にブラスト被覆法を利用することによって
    軸部7の表面に適用され、そのブラスト被覆法において
    は、軸部7に付着し、最適には50MPaより大きく、
    好ましくは100MPaより大きな付着度(δp )を有
    する、形を強固にされた被覆層8を得ることを特徴とす
    る非同期電気機械に用いられるロータの製造方法。
  19. 【請求項19】 溝7a、あるいは軸部7に与えられ実
    質的に軸部7の長手方向に延びている溝7aに関連した
    セクションにおけるスロットの数が、次式で設定される
    ことを特徴とする請求項6,12または13記載の運転
    方法。 【数3】 r=溝の数 Dr=ロータの外径(mm)
  20. 【請求項20】 ロータ6の周速度が100m/sより
    大きく、一般的には200m/sから500m/sであ
    ることを特徴とする請求項3記載の運転方法。
  21. 【請求項21】 前記ロータは、溝7aが形成された軸
    部7を有し、その軸部7が、スロット4を有するステー
    タ2と関連して非同期電気機械に取付けられ、溝7a、
    あるいは実質的にロータ6に含まれる軸部7の長手方向
    に延びている溝7aに関連したセクションにおける溝の
    数が、次の条件を満たすことを特徴とする請求項3,
    6,12または13記載の運転方法。 Qr ≧ Qsr=ロータにおける溝の数 Qs=ステータにおけるスロットの数
  22. 【請求項22】 被覆層8の横断面領域に対する、負荷
    を与えられたロータトルクを引起こす電流の割合が、実
    質的に次式で設定されることを特徴とする請求項3,4
    または11記載の運転方法。 【数4】 J=電流密度(A/mm2) Qs=ステータのスロット数 Nu=ステータのスロット内に延びる導線の数 I1=ステータを流れる電流の直接波(A)の実効値 δ1=ステータを流れる電流と、電圧の直接波との位相
    角 Ar=ロータの被覆層の平均横断面積(図1のセクショ
    ンII−II)(mm2) k=負荷率(A/mm2) 、(変動範囲1〜2.5) Dr=ロータの直径(mm)
  23. 【請求項23】 ロータの負荷率(k)の通常の平均値
    が1より小さいことを特徴とする請求項22記載の運転
    方法。
  24. 【請求項24】 前記負荷率(k)の瞬時値が2.5よ
    り小さいことを特徴とする請求項22または23記載の
    運転方法。
  25. 【請求項25】 前記ステータ2は巻線を有するスロッ
    ト4を含み、ステータのスロット4におけるスロット数
    が次の条件を満たすことを特徴とする請求項1記載の運
    転方法。 【数5】 s=ステータにおけるスロットの数 Ds=ステータの内径(mm)
  26. 【請求項26】 前記ステータにはスロット4が設けら
    れ、ロータ6か、ロータ6に含まれ軸部7の長手方向に
    延びている溝7aを有する軸部7か、実質的に軸部7の
    長手方向に部分的に延びているスロットかに関連して非
    同期電気機械に取付けられているステータであって、溝
    7aの数あるいはロータ6に備えられる軸部7に形成さ
    れる溝の長手方向に延びる溝の数が次の条件を満たすこ
    とを特徴とする請求項25記載の運転方法。 Qr ≧ Qsr=ロータにおける溝の数 Qs=ステータにおけるスロットの数
  27. 【請求項27】 ステータ2におけるスロットの数が偶
    数値で割切れることを特徴とする請求項25記載の運転
    方法。
  28. 【請求項28】 3相非同期電気機械において、ステー
    タ2の巻線3が、少なくとも2つの互いに段階的に実行
    された3相インバータに結合されることを特徴とする請
    求項27記載の運転方法。
  29. 【請求項29】 前記ステータの巻線3が、1つの2相
    インバータに結合されることを特徴とする請求項25記
    載の運転方法。
  30. 【請求項30】 直径に関する限り、ステータ2で使用
    するための巻線3の個々のフィラメントが次の条件を満
    たすことを特徴とする請求項1記載の運転方法。 【数6】 p=機械における端子対の数 n=電気機械の回転速度(rpm) ds=フィラメントの直径(mm)
  31. 【請求項31】 前記巻線3がいわゆるリッツ線で形成
    され、そのリッツ線によってワイヤフィラメントの直径
    は0.4mmより小さく、好適には0.1mmより小さ
    くなることを特徴とする請求項30記載の運転方法。
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