JP3295825B2 - 工数管理システムにおけるデータ入力保護方法 - Google Patents

工数管理システムにおけるデータ入力保護方法

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JP3295825B2
JP3295825B2 JP31637193A JP31637193A JP3295825B2 JP 3295825 B2 JP3295825 B2 JP 3295825B2 JP 31637193 A JP31637193 A JP 31637193A JP 31637193 A JP31637193 A JP 31637193A JP 3295825 B2 JP3295825 B2 JP 3295825B2
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  • General Factory Administration (AREA)
  • Control By Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工場の生産ラインにおけ
る工数情報を、工数管理システムで処理する際のデータ
入力保護方法であり、特に、この工数情報を即時に、且
つ効率的に処理できる工数管理システムにおけるデータ
入力保護方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両を組立する工場における新
機種の導入時において、この工場の組立及び検査ライン
を所定の作業ゾーンに分割し、各作業ゾーンにおける一
連の作業工程を設計する工程設計員が、この作業工程を
新機種に合わせて新たに編成できるようにする際には、
個々の車両を組立するために必要となる部品点数と作業
時間数とに関する統計である工数情報を的確に把握し、
能率的に作業するための最適な作業工程を編成できるこ
とが重要であり、このための工数情報の管理方法及び装
置が種々提案されている。
【0003】図9は、作業工程を新たに編成し、その工
数情報を管理する従来の方法の一例を説明する説明図で
あり、図10は、この方法を使用するための装置を概略
的に説明する構成図であり、図11は、この方法に使用
するための従来の要素作業レコードの情報様式を示す様
式図である。
【0004】図10において、この方法は先ず工程設計
員が、作業工程を編成して処理する端末装置PC1と編
成及び処理の過程を表示する表示装置CRT1とを電源
オンし、ローカルエリア・ネットワークLANを介し
て、作業工程のファイル・メモリを有するファイル・サ
ーバFSにオンラインで接続し、これらの装置CRT
1,PC1,LAN,FSにより運用される工数管理シ
ステムSYS1を立ち上げる図示せぬ準備段階を有して
いる。
【0005】図9において、前記した準備段階の次に、
この工数管理システムSYS1におけるソフトウエアの
構成を表示するメニュー画面から、作業工程を編成する
ための処理業務を表示装置CRT1上で選択し、車両の
各部分毎に製図される部分組立図面である組図を参照し
つつ、車両の組立をするための多数の作業内容11を端
末装置PC1から入力して、これらを各作業工程毎に時
系列的に配列して作業工程表を作成する工程編成段階1
を続けて有している。
【0006】図11において、従来の要素作業レコード
である作業内容11は、部分組立図面から、これらの部
分を構成する単位となる各単位部品を選別して、各単位
部品を各部分に取り付けるための単位作業を、各単位部
品に付与される部品番号と組み合わせて形成される作業
情報12と、この作業単位を実行するために要する作業
員数と作業時間との積に所定の係数を乗算して求められ
る工数情報13とを有している。
【0007】再び図9において、工程編成段階1に続け
て、各作業工程における作業員編成上の最小単位となる
工程番号毎の作業工数である工程作業工数を求め、これ
らの工程作業工数を各工程番号毎と、前記した組図の番
号である組図番号毎との作業工程表において集計し、そ
の結果に基づいて端末装置PC1上で総作業工数を機種
別に求める工数合計段階2を有している。
【0008】更に、工数合計段階2に続けて、編成され
る作業内容11と総作業工数とが適正であることを表示
装置CRT1上で確認し、前記した各作業工程表を総作
業工数と共にファイル・サーバFSにファイルしつつ、
各作業工程表を組立及び検査ラインの全体について印刷
すると共に、工場全体の生産機能を統括的に管理する図
示しない生産管理システムSYSAの中央処理装置へ、
所定の内容の情報を送出する工程承認段階3を最後に有
して構成している。
【0009】尚、図10中C,C,Cは各装置をLAN
に結線する結合装置であり、これら結合装置によりLA
Nを介して端末装置PC1をファイル・サーバFSに接
続して工数管理システムSYSを形成している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の工数情報を管理する方法及び装置を使用して、デー
タを入力する際、次に述べるような問題点があった。 (1)要素作業ファイルの同一のレコードを複数の端末
装置が同時に変更できないように、単一の端末装置から
レコードにロックをかけているが、レコードに長時間に
わたってロックがかけられ、他の端末装置から当該レコ
ードの内容を変更しようとしても変更できない時があ
り、しかも、どの端末装置が当該レコードにロックをか
けているのかわからなかった。 (2)複数の端末装置で構成されている工数情報入出力
端末装置の状況を監視する方法がなく、そのため、要素
作業ファイルの同一のレコードを複数の端末装置が同時
に変更できないように、単一の端末装置からレコードに
ロックをかけているが、端末装置がレコードにロックを
かけたままシステムダウンしてしまった場合、当該レコ
ードはロックされたままになってしまう。
【0011】そこで、本発明は、どの端末装置が要素作
業ファイルのレコードにロックをかけているのか判別で
き、しかも端末装置がレコードをロックしたままシステ
ムダウンしても簡単にレコードのロックを解除すること
ができるように構成し、もって上述した課題を解決した
工数管理システムにおけるデータ入力保護方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決した本願
の請求項1に係る発明は、工場の生産ラインで複数種類
の製品を組立及び検査するための作業内容に基づいて、
その生産コストを算出するための工数情報を管理する中
央統括制御装置と、前記中央統括制御装置に接続され、
少なくとも要素作業ファイルの要素作業のレコードのデ
ータの入出力を行う複数の端末装置と、を備える工数管
理システムにおいて、前記要素作業のレコードに、ロッ
クした端末装置の端末装置名を書き込むためのロック端
末装置名フィールドを設け、前記複数の端末装置毎に、
ロックされた要素作業のレコードの物理的位置を格納す
るためのロックレコード書き込みファイルを設け、前記
要素作業のレコードのデータ入力保護方法であって、前
記複数の端末装置のうちの任意の端末装置が前記要素作
業ファイルの任意の要素作業のレコードの内容を変更す
る時に、前記任意の要素作業のレコードをロックするス
テップと、前記ロック端末装置名フィールドに前記任意
の端末装置の端末装置名を書き込むステップと、前記ロ
ックレコード書き込みファイルに前記ロックされた任意
の要素作業のレコードの物理的位置を書き込むステップ
と、を含み、前記要素作業のレコードをロックしている
端末装置が通常に終了する時に、前記ロックレコード書
き込みファイルに書き込まれているロックされた要素作
業のレコードの物理的位置を消去するステップ、を含
み、メニュー立ち上げ時に、前記ロックレコード書き込
みファイルの内容を調べるステップと、前記ロックレコ
ード書き込みファイルにロックされた要素作業のレコー
ドの物理的位置が書き込まれている場合に、この物理的
位置により前記要素作業ファイルからロックされた要素
作業のレコードを検索し、この検索した要素作業のレコ
ードにおけるロック端末装置名フィールドの端末装置名
を消去するとともに、前記ロックレコード書き込みファ
イルに書き込まれているロックされた要素作業のレコー
ドの物理的位置を消去するステップと、を含み、前記要
素作業のレコードをロックしている端末装置がロックを
している状態でシステムダウンした場合でも、前記ロッ
クレコード書き込みファイルに書き込まれている内容に
よりロックを解除することを特徴とする。
【0013】また、前記課題を解決した本願の請求項2
に係る発明は、工場の生産ラインで複数種類の製品を組
立及び検査するための作業内容に基づいて、その生産コ
ストを算出するための工数情報を管理する中央統括制御
装置と、前記中央統括制御装置に接続され、少なくとも
要素作業ファイルの要素作業のレコードのデータの入出
力を行う複数の端末装置と、を備える工数管理システム
において、前記要素作業のレコードに、ロックした端末
装置の端末装置名を書き込むためのロック端末装置名フ
ィールドを設け、前記複数の端末装置毎に、ロックされ
た要素作業のレコードの物理的位置を格納するためのロ
ックレコード書き込みファイルを設け、前記中央統括制
御装置および前記複数の端末装置に接続され、データの
入出力及び前記複数の端末装置の監視を行い、前記ロッ
クレコード書き込みファイルのデータの入出力が可能な
監視端末装置を設け、前記要素作業のレコードのデータ
入力保護方法であって、前記複数の端末装置のうちの任
意の端末装置が前記要素作業ファイルの任意の要素作業
のレコードの内容を変更する時に、前記任意の要素作業
のレコードをロックするステップと、前記ロック端末装
置名フィールドに前記任意の端末装置の端末装置名を書
き込むステップと、前記ロックレコード書き込みファイ
ルに前記ロックされた任意の要素作業のレコードの物理
的位置を書き込むステップと、を含み、前記要素作業の
レコードをロックしている端末装置が通常に終了する時
に、前記ロックレコード書き込みファイルに書き込まれ
ているロックされた要素作業のレコードの物理的位置を
消去するステップ、を含み、前記監視端末装置が、前記
複数の端末装置に対する作動状態の監視において、作動
していない端末装置を検出した時に、前記監視端末装置
が、前記作動していない端末装置のロックレコード書き
込みファイルの内容を調べるステップと、前記ロックレ
コード書き込みファイルにロックされた要素作業のレコ
ードの物理的位置が書き込まれている場合に、前記監視
端末装置が、この物理的位置により前記要素作業ファイ
ルからロックされた要素作業のレコードを検索し、この
検索した要素作業のレコードにおけるロック端末装置名
フィールドの端末装置名を消去するとともに、前記作動
していない端末装置のロックレコード書き込みファイル
に書き込まれているロックされた要素作業のレコードの
物理的位置を消去するステッ プと、を含み、前記要素作
業のレコードをロックしている端末装置がロックをして
いる状態でシステムダウンした場合でも、前記監視端末
装置が、前記ロックレコード書き込みファイルに書き込
まれている内容によりロックを解除することを特徴とす
る。
【0014】さらに、本願の請求項3に係る発明は、請
求項1に係る発明または請求項2に係る発明において、
前記要素作業のレコードのロック端末装置名フィールド
に書き込まれている端末装置名に基づいて、ロックして
いる装置端末を認知することを特徴とする。
【0015】
【作用】本願の請求項1に係る発明によれば、複数の端
末装置の各々にロックされている要素作業ファイルのレ
コードの物理的位置を格納するロックレコード書き込み
ファイルをもたせ、複数の端末装置のうち任意の1つの
端末装置が要素作業ファイルの任意のレコードの内容を
変更する場合には、当該端末装置が要素作業ファイルの
当該レコードをロックし、他の端末装置が当該レコード
に対してはデータの書き込みができないようにし、かつ
要素作業のレコードのロック端末装置名フィールドに当
該端末装置名を書き込むと共に、当該端末装置の前記ロ
ックレコード書き込みファイルにもデータを書き込み、
通常に終了する場合には当該ロックレコード書き込みフ
ァイルの内容は消去されるが、当該端末装置が当該レコ
ードにロックをかけたままダウンする場合には、当該ロ
ックレコード書き込みファイルにはデータが書き込まれ
たままである。これにより、レコードをロックしたまま
端末装置がダウンしても、当該端末装置のロックレコー
ド書き込みファイルによりロックされているレコードを
知ることができ、容易にロックを解除し、レコードをロ
ックしたままダウンした端末装置の情報を矛盾なく消去
することができる。
【0016】本願の請求項2に係る発明によれば、複数
の端末装置の各々にロックされている要素作業ファイル
のレコードの物理的位置を格納するロックレコード書き
込みファイルをもたせ、複数の端末装置のうち任意の1
つの端末装置が要素作業ファイルの任意のレコードの内
容を変更する場合には、当該端末装置が要素作業ファイ
ルの当該レコードをロックし、他の端末装置が当該レコ
ードに対してはデータの書き込みができないようにし、
かつ要素作業のレコードのロック端末装置名フィールド
に当該端末装置名を書き込むと共に、当該端末装置の前
記ロックレコード書き込みファイルにもデータを書き込
み、通常に終了する場合には当該ロックレコード書き込
みファイルの内容は消去されるが、当該端末装置が当該
レコードにロックをかけたままダウンする場合には、当
該ロックレコード書き込みファイルにはデータが書き込
まれたままとなる。一方、監視端末装置は複数の端末装
置の各々のロックレコード書き込みファイルにデータの
入出力が可能であるので、レコードをロックしたまま端
末装置がダウンしても、監視端末装置により当該端末装
置のロック書き込みファイルを調べ、容易にロックを解
除し、レコードをロックしたままダウンした端末装置の
情報を矛盾なく消去することができるので、システムを
直ちに復旧させ正常に動作させることができる。
【0017】本願の請求項3に係る発明によれば、ロッ
クがかけられているレコードをロックしている端末装置
がわかるので、ロック解除する必要がある時には、その
端末装置に連絡してロックを解除することができる。
【0018】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明による一実施例
について説明する。図1は、本発明による工数管理シス
テムの実施例を概略的に示す原理図である。図1におけ
る工数管理システムの主要部は、作業工程を効率的に評
価する工程評価段階4であって、図9における従来例の
方法による工程編成段階1と工数合計段階2との間に付
加して構成しており、この工程評価段階4で評価されて
求められる結果に基づいて作業工程を再編成できるよう
になっている。
【0019】図2は、図1における工数管理システムの
構成を概略的に示す構成図である。図2において、この
工数管理システムSYS2は、図10における従来例の
工数管理システムSYS1に新たな表示装置CRT2、
端末装置PC2、表示装置CRT3、及び監視端末装置
PC3とを付加して構成されている。
【0020】表示装置CRT3と監視端末装置PC3と
は、前記した端末装置PC1,PC2とから離れた工程
設計責任者の位置に設置されており、工程編成段階1と
工数合計段階2と工程承認段階3とを主に端末装置PC
1,PC2とで実行し、工程評価段階4を主に監視端末
装置PC3で実行するようになっている。
【0021】図3は、図1の実施例における方法に使用
するための要素作業レコードの情報様式を示す様式図で
ある。図3において、要素作業レコードWの情報様式
は、各作業内容11を分類して要素作業ファイルに格納
するための分類キーBKと、任意の作業内容11を検索
して作業工数を計算するための検索キーKKとを従来の
要素作業レコードに付加して構成している。
【0022】分類キーBKには、車両の各部を構成する
部品の組立順序を図示する組立図を管理するための管理
番号フィールドBK1と、各作業工程を実行するための
生産ライン上のアドレスを示す工程番号フィールドBK
2とを設けている。
【0023】検索キーKKには、車両の各機能仕様を構
成するための機能上の要素である構成機能1及び構成機
能2からなる構成機能フィールドKK1と、所定の作業
が実施される車両上の位置を示す作業位置フィールドK
K2と、要素作業レコードを難易度、熟練度、必要工具
の有無、汚染度等により区別するための作業区別フィー
ルドKK3とを設けている。
【0024】構成機能1には、ボンネット、ドアー、ト
ランク等の構成部位を示すものや、エンジン、燃料系
統、空調設備、ブレーキ等の基本機能を示す略称や、四
輪駆動、オート・トランスミッション、アンチロック・
ブレーキ等のオプション機能を示す略称を使用する。
【0025】構成機能2には、シャシー、エンジン、コ
ックピット、フロントエンド、ボディー等のモジュラー
構成を示す略称を使用しており、構成機能1と併用して
モジュール化方式の生産ラインにおいて各モジュール用
のサブライン毎に作業工程を検証することができる。
【0026】次に、本発明によるデータ入力の保護方法
を図4乃至図6に基づいて説明する。先ず、要素作業フ
ァイルの同一のレコードを複数の端末装置が同時に変更
できないように、各端末装置からレコードにロックをか
けられるようになっている。そして、図4に示すよう
に、工程アドレスに基づいて表示した要素作業ファイル
にロック端末名コードを書き込むフィールドを設け、端
末装置で要素作業ファイルのレコードの内容を変更する
場合には、当該レコードをロックすると同時にロック端
末名コードフィールドにロック端末名コードを書き込
む。更に、他の端末装置は、要素作業ファイルのロック
端末名コードフィールドによりレコードをロックしてい
るロック端末名コードを認知し、ロック端末名コードか
らロック端末名称を知りたい時には、図5に示すよう
に、ロック端末名コードとロック端末名称との関連を表
すロック端末名称ファイルを呼び出し、例えば、ロック
端末名コード「1」からロック端末名称「技術グループ
1」を知るようになっている。これにより、ロックがか
けられているレコードをロックしている端末装置がわか
るので、ロック解除する必要がある時には、その端末装
置に連絡してロックを解除することができる。
【0027】また、図6に示すように、端末装置毎に要
素作業ファイルのロックをかけているレコードの物理的
位置を格納するロックレコード書き込みファイルをもた
せ、端末装置で要素作業ファイルのレコードの内容を変
更する場合には、当該レコードをロックして前記ロック
端末名コードフィールドにロック端末名を書き込むと共
に、端末装置のハードディスクに記憶されたロックレコ
ード書き込みファイルにロックされているレコードの物
理的位置が書き込まれる。通常に終了するとロックレコ
ード書き込みファイルの内容は消去される。メニュー立
ち上げ時には通常ロックレコード書き込みファイルには
何も書かれていないが、端末装置がレコードをロックし
たままシステムダウンすると、ロックレコード書き込み
ファイルにはデータが書き込まれたままになる。メニュ
ー立ち上げ時にロックレコード書き込みファイルを調
べ、ロックされているレコードの物理的位置が書き込ま
れていたら、要素作業ファイルをその書かれていたレコ
ードの物理的位置で検索し、ロックされているレコード
のロック端末名コードを消去し、ロックレコード書き込
みファイルのデータも消去する。
【0028】従って、レコードをロックしたまま端末装
置がダウンしても、ロックレコード書き込みファイルに
よりロックされているレコードを知ることができ、ロッ
クを解除し、レコードをロックしたままダウンした端末
装置の情報を矛盾なく消去することができるので、シス
テムを確実に動作させることができる。
【0029】次に、本発明によるデータ入力の保護方法
の第2実施例を図7及び図8に沿って述べる。図7に示
すように、端末装置PC1,PC2はファイル・サーバ
FSの各々専用のファイル、ファイルと共通の要素
作業ファイルとに接続され、監視端末装置PC3は全
ての端末装置PC1,PC2と接続されると共に、ファ
イル・サーバFSの全てのファイルとファイル、及
び共通の要素作業ファイルに接続されて各ファイルに
入出力可能となるように構成されている。前記ファイル
は端末装置毎にロックをかけているレコードの物理的
位置を格納するロックレコード書き込みファイルであ
る。
【0030】また、図8に示すように、01000の端
末装置が5つのレコードをロックしている場合、要素作
業ファイルにはロック端末名コード、ロックレコード
書き込みファイルにはロックされているレコードの物
理的位置が書き込まれている。通常に終了するとロック
レコード書き込みファイルの内容は消去されるが、端
末装置がレコードにロックをかけたままダウンするとロ
ックレコード書き込みファイルの内容が残ったままに
なる。
【0031】そして、監視端末装置PC3からの指令に
より、端末装置PC1,PC2に1分間隔で、端末装置
毎に決められたファイル・サーバFS上のファイルに
Aという文字を書き込ませ、次に監視端末装置PC3は
3分間隔でファイルの内容を読み込み、ファイルに
Bと書き込む。監視端末装置PC3がファイルを読み
出した時に、A以外が書かれていれば、当該端末装置は
作動していないと判断し、作動していないと判断された
端末装置があれば、端末装置毎にロックをかけているレ
コードの物理的位置を格納するロックレコード書き込み
ファイルがファイル・サーバFS上にあるか調べ、ロ
ックレコード書き込みファイルにロックされているレ
コードの物理的位置が書き込まれていたらその物理的位
置のロック端末名コードを消去して、要素作業ファイル
に反映させ、その後、ロックレコード書き込みファイ
ルのデータも消去する。
【0032】従って、端末装置の可動状況を監視端末装
置でモニターでき、ネットワークのトラブルを早期に発
見できる。レコードをロックしたまま端末装置がダウン
したままであっても、監視端末装置により、ロックレコ
ード書き込みファイルがファイル・サーバFS上にあ
るか調べ、ロックされているレコードを知ることがで
き、容易にロックを解除し、レコードをロックしたまま
ダウンした端末装置の情報を矛盾なく消去することがで
きるので、システムを直ちに復旧させ正常に動作させる
ことができる。
【0033】尚、上述実施例では車両製造の生産工場に
おいて実施するものであるが、車両製造以外の一般的な
生産工場において実施するものであってもよいことな
ど、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変
更を加えることは勿論である。
【0034】
【発明の効果】本願の請求項1に係る発明によれば、レ
コードをロックしたまま端末装置がダウンしても、当該
端末装置のロックをかけているレコードの物理的位置を
格納するロックレコード書き込みファイルによりロック
されているレコードを知ることができ、ロックを容易に
解除し、レコードをロックしたままダウンした端末装置
の情報を矛盾なく消去することができるので、システム
を確実に動作させることができる。
【0035】本願の請求項2に係る発明によれば、レコ
ードをロックしたまま端末装置がダウンしても、ロック
をかけているレコードの物理的位置が当該端末装置のロ
ックレコード書き込みファイルに格納されており、当該
端末装置がダウンしたままであっても。監視端末装置に
より当該端末装置のロックレコード書き込みファイルを
調べ、ロックされているレコードを知ることができ、容
易にロックを解除し、レコードをロックしたままダウン
した端末装置の情報を矛盾なく消去することができるの
で、システムを直ちに復旧させ正常に動作させることが
できる。
【0036】本願の請求項3に係る発明によれば、端末
装置が要素作業のレコードの内容を変更する場合には、
当該レコードのロック端末装置名フィールドに当該端末
装置名を書き込むので、これによりロックがかけられて
いるレコードをロックしている端末装置を知ることがで
き、ロックを解除する必要がある時には、その端末装置
に連絡してロックを解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した工数管理システムの実施例を
概略的に示す原理図である。
【図2】図1における工数管理システムを概略的に示す
構成図である。
【図3】図1における作業工程の情報様式を示す様式図
である。
【図4】本発明によるデータ入力の保護方法のロック端
末名コードフィールドを有する要素作業ファイルの一例
を示す図である。
【図5】本発明によるデータ入力の保護方法のロック端
末名コードとロック端末名称の関係を示すロック端末名
称ファイルの一例を示す図である。
【図6】本発明によるデータ入力の保護方法のロックレ
コード書き込みファイルの一例を示す説明図である。
【図7】本発明によるデータ入力の保護方法の端末装
置、監視端末装置、及びファイル・サーバの各ファイル
との関係を概略的に示す構成図である。
【図8】本発明によるデータ入力の保護方法のファイル
・サーバのロックレコード書き込みファイルの一例を示
す説明図である。
【図9】工数情報を管理する従来の方法の一例を説明す
る説明図である。
【図10】図9における方法を使用するための装置を概
略的に説明する説明図である。
【図11】図10における装置に使用する情報様式を示
す様式図である。
【符号の説明】
1 作業工程編成段階 2 作業工数合計段階 3 作業工程承認段階 4 作業工程評価段階 11 作業内容 12 作業情報 13 工数情報 BK 分類キー BK1 管理番号 BK2 工程番号 KK 検索キー KK1 構成機能キー KK2 作業位置キー KK3 作業区別キー FS ファイル・サーバ PC1,PC2 端末装置 PC3 監視端末装置 CRT1,CRT2,CRT3 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/418 G06F 17/40 G06F 17/60 108 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工場の生産ラインで複数種類の製品を組
    立及び検査するための作業内容に基づいて、その生産コ
    ストを算出するための工数情報を管理する中央統括制御
    装置と、 前記中央統括制御装置に接続され、少なくとも要素作業
    ファイルの要素作業のレコードのデータの入出力を行う
    複数の端末装置と、 を備える工数管理システムにおいて、 前記要素作業のレコードに、ロックした端末装置の端末
    装置名を書き込むためのロック端末装置名フィールドを
    設け、 前記複数の端末装置毎に、ロックされた要素作業のレコ
    ードの物理的位置を格納するためのロックレコード書き
    込みファイルを設け、 前記要素作業のレコードのデータ入力保護方法であっ
    て、 前記複数の端末装置のうちの任意の端末装置が前記要素
    作業ファイルの任意の要素作業のレコードの内容を変更
    する時に、 前記任意の要素作業のレコードをロックするステップ
    と、 前記ロック端末装置名フィールドに前記任意の端末装置
    の端末装置名を書き込むステップと、 前記ロックレコード書き込みファイルに前記ロックされ
    た任意の要素作業のレコードの物理的位置を書き込むス
    テップと、 を含み、 前記要素作業のレコードをロックしている端末装置が通
    常に終了する時に、 前記ロックレコード書き込みファイルに書き込まれてい
    るロックされた要素作業のレコードの物理的位置を消去
    するステップ、 を含み、 メニュー立ち上げ時に、 前記ロックレコード書き込みファイルの内容を調べるス
    テップと、 前記ロックレコード書き込みファイルにロックされた要
    素作業のレコードの物理的位置が書き込まれている場合
    に、この物理的位置により前記要素作業ファイルからロ
    ックされた要素作業のレコードを検索し、この検索した
    要素作業のレコ ードにおけるロック端末装置名フィール
    ドの端末装置名を消去するとともに、前記ロックレコー
    ド書き込みファイルに書き込まれているロックされた要
    素作業のレコードの物理的位置を消去するステップと、 を含み、 前記要素作業のレコードをロックしている端末装置がロ
    ックをしている状態でシステムダウンした場合でも、前
    記ロックレコード書き込みファイルに書き込まれている
    内容によりロックを解除することを特徴とする工数管理
    システムにおけるデータ入力保護方法。
  2. 【請求項2】 工場の生産ラインで複数種類の製品を組
    立及び検査するための作業内容に基づいて、その生産コ
    ストを算出するための工数情報を管理する中央統括制御
    装置と、 前記中央統括制御装置に接続され、少なくとも要素作業
    ファイルの要素作業のレコードのデータの入出力を行う
    複数の端末装置と、 を備える工数管理システムにおいて、 前記要素作業のレコードに、ロックした端末装置の端末
    装置名を書き込むためのロック端末装置名フィールドを
    設け、 前記複数の端末装置毎に、ロックされた要素作業のレコ
    ードの物理的位置を格納するためのロックレコード書き
    込みファイルを設け、 前記中央統括制御装置および前記複数の端末装置に接続
    され、データの入出力及び前記複数の端末装置の監視を
    行い、前記ロックレコード書き込みファイルのデータの
    入出力が可能な監視端末装置を設け、 前記要素作業のレコードのデータ入力保護方法であっ
    て、 前記複数の端末装置のうちの任意の端末装置が前記要素
    作業ファイルの任意の要素作業のレコードの内容を変更
    する時に、 前記任意の要素作業のレコードをロックするステップ
    と、 前記ロック端末装置名フィールドに前記任意の端末装置
    の端末装置名を書き込むステップと、 前記ロックレコード書き込みファイルに前記ロックされ
    た任意の要素作業のレコードの物理的位置を書き込むス
    テップと、 を含み、 前記要素作業のレコードをロックしている端末装置が通
    常に終了する時に、 前記ロックレコード書き込みファイルに書き込まれてい
    るロックされた要素作業のレコードの物理的位置を消去
    するステップ、 を含み、 前記監視端末装置が、前記複数の端末装置に対する作動
    状態の監視において、作動していない端末装置を検出し
    た時に、 前記監視端末装置が、前記作動していない端末装置のロ
    ックレコード書き込みファイルの内容を調べるステップ
    と、 前記ロックレコード書き込みファイルにロックされた要
    素作業のレコードの物理的位置が書き込まれている場合
    に、前記監視端末装置が、この物理的位置により前記要
    素作業ファイルからロックされた要素作業のレコードを
    検索し、この検索した要素作業のレコードにおけるロッ
    ク端末装置名フィールドの端末装置名を消去するととも
    に、前記作動していない端末装置のロックレコード書き
    込みファイルに書き込まれているロックされた要素作業
    のレコードの物理的位置を消去するステップと、 を含み、 前記要素作業のレコードをロックしている端末装置がロ
    ックをしている状態でシステムダウンした場合でも、前
    記監視端末装置が、前記ロックレコード書き込みファイ
    ルに書き込まれている内容によりロックを解除すること
    を特徴とする工数管理システムにおけるデータ入力保護
    方法。
  3. 【請求項3】 前記要素作業のレコードのロック端末装
    置名フィールドに書き込まれている端末装置名に基づい
    て、ロックしている装置端末を認知することを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載する工数管理システム
    におけるデータ入力保護方法。
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