JP3294733B2 - プローブユニット - Google Patents
プローブユニットInfo
- Publication number
- JP3294733B2 JP3294733B2 JP04456495A JP4456495A JP3294733B2 JP 3294733 B2 JP3294733 B2 JP 3294733B2 JP 04456495 A JP04456495 A JP 04456495A JP 4456495 A JP4456495 A JP 4456495A JP 3294733 B2 JP3294733 B2 JP 3294733B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- ultrasonic
- transmission
- probe
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Description
検出するプローブユニットに関する。さらに詳しくは、
本発明は、非線形的な超音波反射特性を有するエコー源
からのエコーを検出するプローブユニットに関する。
内に超音波を送波し、そのエコー信号に基づいて被検体
の内部構造を画像化することが行なわれる。エコー源の
中には、ある種の造影剤(発泡剤)のように、反射特性
の非線形性により、送波された超音波の例えば第2高調
波成分のエコーを返すものがあり、そのような造影剤を
用いて撮影するときには、エコー信号の第2高調波成分
に基づいて被検体内が画像化される。
超音波を発生する超音波振動子は、駆動回路の電力効率
を上げるために飽和出力電圧すなわち矩形波電圧で駆動
されることが多いが、その場合、矩形波電圧に含まれる
高調波成分により、被検体内に送波される超音波にも高
調波成分が含まれることになる。このため、非線形性を
持たないエコー源からのエコーにも高調波成分が含ま
れ、本来の非線形エコー源からのエコーと区別がつかな
くなる、という不都合がある。
たもので、その目的は、非線形エコー源からのエコーを
正しく検出するプローブユニットを実現することであ
る。
段は、複数の超音波振動子からなる振動子アレイを有す
るプローブと、前記振動子アレイに一端が接続されたケ
ーブルと、筐体内に前記ケーブルの他端を収容するケー
ブルコネクタとを有するプローブユニットであって、前
記ケーブルコネクタは前記振動子アレイ用の送波信号の
高調波成分を阻止する高調波成分阻止手段を前記筐体に
内蔵することを特徴とするプローブユニットである。前
記高調波成分阻止手段はLC回路によって構成してもよ
い。前記ケーブルコネクタは前記振動子アレイの受信信
号用のバッファアンプを前記筐体に内蔵してもよい。
振動子アレイ用の送波信号の高調波成分を阻止する高調
波成分阻止手段を筐体に内蔵することにより、超音波振
動子の送波信号から高調波成分が除かれる。
に説明する。図1は本発明実施例の装置の構成を示すブ
ロック図、図2は本発明実施例の装置を用いた超音波撮
影装置のブロック図である。
撮影装置について説明すれば、図2において、1はプロ
ーブ(probe) 、11はケーブル(cable) 、2はケーブル
コネクタ(cable connecter) 、3は送受信回路、4は対
数増幅回路、5は包絡線検波回路、6はディジタル・ス
キャンコンバータ(digital scan converter)、7は表示
器、8は制御回路、9は操作器である。
送受信回路3に接続される。プローブ1は図示しない被
検体に当接され、送受信回路3から与えられる送波信号
に従って超音波を被検体内に送波し、被検体内から返っ
てくるエコー信号を検出するものである。
下にプローブ1に送波信号を与えると共に、検出された
エコー信号を受信および増幅するものである。なお、送
波信号の出力および超音波検出信号の受信に当たって
は、各送波信号についての位相差付けおよび各受信信号
の整相加算が行なわれ、超音波送受信の指向性を決める
ためのビームフォーミング(beam forming)および超音波
ビーム走査のためのビームステアリング(beam steerin
g) が行なわれる。
号を対数増幅するものである。包絡線検波回路5は、対
数増幅回路4の出力信号を包絡線検波してBモードの画
像信号を得るものである。
御回路8による制御の下、包絡線検波回路5から出力さ
れる画像信号をディジタル信号に変換して画像メモリ
(不図示)に記憶するとともに、記憶した画像データを
表示器7の表示動作に合わせて出力するものである。表
示器7は、制御回路8による制御の下、ディジタル・ス
キャンコンバータ6から与えられる画像データを画像と
して表示するものである。
ジタル・スキャンコンバータ6および表示器7は、本発
明における画像形成手段の一実施例である。制御回路8
は、送受信回路3、ディジタル・スキャンコンバータ6
および表示器7に制御信号を与えてそれらの動作を制御
するものである。操作器9は、操作者によって操作さ
れ、制御回路8に指令やデータを与えるものである。
ブルコネクタ2および送受信回路3からなる部分の詳細
を示すものである。図1において、101は複数の超音
波振動子(以下単に振動子という)からなる振動子アレ
イである。振動子アレイ101の超音波振動子が本発明
における超音波振動子の一実施例である。
03はレシーバ、304は送受信スイッチである。ドラ
イバ301は入力信号に従って送波信号、すなわち例え
ば飽和出力の矩形波の振動子駆動電圧を発生するもので
ある。ドライバ301は本発明における超音波送波手段
の一実施例である。
号に含まれる高調波成分を阻止し基本周波数成分を通過
させるものである。フィルタ302は本発明における高
調波成分阻止手段の一実施例である。
を受信するもので、本発明におけるエコー検出手段の一
実施例である。送受信スイッチ304は、送信時に送波
信号を振動子アレイ101に伝達し、受信時に超音波検
出信号をレシーバ303に伝達するものである。
レシーバ303および送受信スイッチ304は、一組と
なって振動子アレイ101の1チャネル(channel) 分の
単位送受信回路31を形成する。同様な単位回路32〜
3nが振動子アレイ101の各チャネル毎に設けられて
いる。なお、振動子アレイ101の1チャネルは1つの
振動子あるいは複数の振動微素子によって形成される。
る。制御回路8による制御の下、プローブ1と送受信回
路3により、超音波による被検体内の走査が行なわれ
る。それによって得られるエコーの受信信号は、対数増
幅回路4で対数増幅され、包絡線検波回路5で包絡線検
波され、Bモードの画像信号としてディジタル・スキャ
ンコンバータ6に入力され、ディジタル画像データとし
て記憶される。ディジタル・スキャンコンバータ6に記
憶された画像データは、制御回路8による制御の下、表
示器7の表示タイミングに合わせて読み出され、表示器
7に画像として表示される。
バ301は矩形波の送波信号を出力するが、フィルタ3
02で高調波成分が阻止されることにより、振動子アレ
イ101の振動子には送波信号の基本周波数成分だけが
与えられる。そして、このような送波信号によって駆動
された振動子は、高調波成分を含まない超音波を発生す
る。したがって、送波信号の高調波成分がエコー信号に
含まれるときは、それは非線形エコー源から返ってきた
のであり、送波信号にもともと含まれていたものではあ
り得ないことが保証される。すなわち、非線形エコー源
のからのエコー信号を正しく検出することができる。
す。図3はフィルタ302を周波数帯域の可変なものに
した例であり、LC回路で構成し、キャパシタCに可変
容量のものを用いている。プローブ1は、探査の深度や
画像の必要分解能に応じて、超音波の周波数が異なるも
のが用いられるので、このような可変フィルタにより複
数のプローブに対応することができる。
御回路8によりプローブ1の種類を判別して自動的に行
なわれる。また、操作者により操作器9を通じて行なう
ようにしてもよい。
のフィルタ用意し、プローブ1の種類に合わせて切り換
えて使用するようにした例である。F1〜F4がそれぞ
れ周波数帯域の異なる複数のフィルタであり、例えば、
フィルタF1は10MHz用、フィルタF2は7MHz
用、フィルタF3は5MHz用、フィルタF4は3.5
MHz用である。なお、Pはフィルタを有しないスルー
(through) の信号経路である。
路Pは、連動する2つの切り換えスイッチ305,30
6によって切り換えて利用される。切り換えスイッチ3
05,306の切り換えは、制御回路8によりプローブ
1の種類を判別して自動的に行なわれる。また、操作者
により操作器9を通じて行なうようにしてもよい。
h) の信号経路Pは、非線形エコー源に着目しないで通
常の撮影を行なうときに使用する送波信号の経路であ
る。この信号経路Pを有することにより、高調波成分の
阻止が不要な場合はフィルタの機能を無効化することが
でき、非線形エコー源に着目した撮影と、非線形エコー
源にとくに着目しない通常の撮影のどちらにも使用でき
る超音波撮影装置とすることができる。
タ2の筐体21内に組み込むようにした実施例である。
筐体21内には各受信信号の経路にバッファアンプ30
7も組み込まれる。このように構成することにより、高
調波成分を含まない超音波を発生するプローブユニット
を得ることができる。なお、フィルタ302は、ケーブ
ルコネクタ2の筐体に組み込む代わりにプローブ1の筐
体に組み込むようにしてもよい。
高調波成分により非正弦波となっている駆動信号を出力
するものであって良い。また、超音波撮影装置は医用の
ものに限られない。
ケーブルコネクタの筐体に内蔵した高調波成分阻止手段
によって超音波振動子の送波信号の高調波成分を阻止す
るようにしたので、高調波成分を含まない超音波を発生
するプローブユニットを実現できる。
ある。
ロック図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の超音波振動子からなる振動子アレ
イを有するプローブと、前記振動子アレイに一端が接続
されたケーブルと、筐体内に前記ケーブルの他端を収容
するケーブルコネクタとを有するプローブユニットであ
って、 前記ケーブルコネクタは前記振動子アレイ用の送波信号
の高調波成分を阻止する高調波成分阻止手段を前記筐体
に内蔵する、 ことを特徴とするプローブユニット。 - 【請求項2】 前記高調波成分阻止手段はLC回路によ
って構成される、ことを特徴とする請求項1に記載のプ
ローブユニット。 - 【請求項3】 前記ケーブルコネクタは前記振動子アレ
イの受信信号用のバッファアンプを前記筐体に内蔵す
る、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
プローブユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04456495A JP3294733B2 (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | プローブユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04456495A JP3294733B2 (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | プローブユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08238241A JPH08238241A (ja) | 1996-09-17 |
JP3294733B2 true JP3294733B2 (ja) | 2002-06-24 |
Family
ID=12694999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04456495A Expired - Fee Related JP3294733B2 (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | プローブユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3294733B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5904652A (en) * | 1995-06-29 | 1999-05-18 | Teratech Corporation | Ultrasound scan conversion with spatial dithering |
-
1995
- 1995-03-03 JP JP04456495A patent/JP3294733B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
B.Schrope,V.L.Newhouse,V.Uhlendorf,SIMULATED CAPILLARY BLOOD FLOW MEASUREMENT USING A NONLINEAR ULTRASONIC CONTRAST AGENT,ULTRASONIC IMAGING,14(2),pp134−158 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08238241A (ja) | 1996-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20060036169A1 (en) | Ultrasonic transmitting and receiving apparatus | |
JPS60122548A (ja) | 超音波診断装置 | |
JPH02261436A (ja) | 超音波撮像装置 | |
JPS6111659A (ja) | 超音波検査装置 | |
JPS63143039A (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2005168667A (ja) | 超音波診断装置およびその駆動方法 | |
JP3294733B2 (ja) | プローブユニット | |
JPH0614934B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
KR100413779B1 (ko) | 초음파 진단 장치 | |
US8118745B2 (en) | Ultrasound imaging apparatus | |
JP3723299B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2776153B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
JPH11271447A (ja) | 受信信号から所定の周波数の信号を除去するシステム | |
JP2866972B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2005125081A (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2620946B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
JP3243237B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
JP2006000287A (ja) | 超音波送受信装置 | |
JPH0426853B2 (ja) | ||
JPS60256441A (ja) | 超音波診断装置 | |
JPS6279045A (ja) | 合成開口法を用いた超音波診断装置 | |
RU2030900C1 (ru) | Устройство для ультразвуковой эхолокации | |
JP2005095320A (ja) | 超音波送受信装置及び超音波送受信方法 | |
JPH10305032A (ja) | 超音波診断装置 | |
JPS6238983B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080405 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405 Year of fee payment: 8 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405 Year of fee payment: 8 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110405 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110405 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120405 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130405 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130405 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140405 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |