JP3294150B2 - 発光表示装置 - Google Patents

発光表示装置

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JP3294150B2
JP3294150B2 JP11950397A JP11950397A JP3294150B2 JP 3294150 B2 JP3294150 B2 JP 3294150B2 JP 11950397 A JP11950397 A JP 11950397A JP 11950397 A JP11950397 A JP 11950397A JP 3294150 B2 JP3294150 B2 JP 3294150B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、看板や
標識あるいは表示灯として用いられる発光表示装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】光源を点灯させて文字や図柄を標示する
サインとして、例えば、電光看板や自照式の案内(交
通)標識などの発光表示装置がある。
【0003】これらの表示装置は、図に示すように、
表示板1を取り付けたケース2の内部に光源3を設け、
その光源3を点灯して表示板1を光らせる。
【0004】このとき、表示面は、光源3から離れるに
従って暗くなるので、多くの場合、表示板1に半透明な
ものを用いて光を分散させ、均一な発光面が得られるよ
うにしている。
【0005】ところが、上記のように表示板1に半透明
のものを用いた場合、図に示すように、光が散乱して
指向性が弱まり、必要な方向の輝度が下がるという問題
がある。
【0006】そのため、この問題を解決する一つの方法
として、従来光源3の数を増やしたり、輝度の高い光
源3を用いるなどの方法を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、光源の数を増やしたり、輝度の高い光源を用い
る方法では、以下のような問題が生じる。
【0008】1.光源が増えたり、輝度の高い光源を用
いることからコストがかかる。
【0009】2.消費電力が増える(特に、電源に電池
や太陽電池を用いた標識や警告灯などでは、消費電力の
増加は大きな問題である。)。
【0010】3.光源を増やした場合は重量が増えた
り、形状が大きくなる。
【0011】そこで、この発明の課題は、光源を増やす
ことなく、小電力で高輝度が得られるようにすることで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、全面が光の一部を透過し、残りを反
射する反射材で形成された表示面を対向させて設けたケ
ースと、そのケースの表示面を囲む内面に形成された反
射面と、前記ケースの内部に設けられる光源とからなる
発行表示装置において、前記対向する表示面は全面に複
数のプリズムが並列に形成され、そのプリズムはケース
内からの入射角に応じて入射光のケースの外への透過と
ケースの内への反射を行い、その反射光は、対向する表
示面の間で入射光と並行な反射を繰り返す構成を採用し
たのである。
【0013】このような構成を採用することにより、
源からの光の一部はプリズムを透過して表示面を光らせ
ることができる。また、一部は各プリズムにより内部で
反射を繰り返し、位相の揃った強い光で表示面を均一に
光らせることができる。そのため、このようにプリズム
を形成して反射面が得られるので、例えば、表示装置本
体と表示面とを樹脂で形成するようにすれば、一体成型
により表示装置を形成できる。
【0014】因みに、この上記のような各構成におい
て、上記光源が点滅するようにした構成を採用すれば、
光源からの光は、上記のように、内部で反射を繰り返す
ので、残光効果が大きく、その残光効果を利用して点滅
のデューティを小さくすれば、省電力が図れる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0016】図示すように、この形態の発光表示装
置は、対向させて設けた表示面10がプリズムPで形成
されている。
【0017】すなわち、表示装置2は中空または透明な
樹脂からなり、対向して設けられた各表示面10には、
それぞれ複数の直角プリズムPを並列に、かつ、プリズ
ムPの斜辺側を内側に向けた反射材が透明な接着剤など
により張り付けられている。
【0018】また、表示面10を囲む表示面10以外の
面の内側は、例えば、反射板や塗装などで反射面11に
形成されており、内部には光源3が設けられている。
【0019】因みに、光源3を樹脂の内部に設ける場合
は、例えば、樹脂に挿入孔を設けて挿通すればよい。
【0020】この形態は、上記のように構成されてお
り、光源3が点灯するとプリズムPと並行でない光は
プリズムPを透過して表示面10を光らせる。一方、直
角に入射した光は、図で示すように、入射した光と並
行な方向に反射され、反射を対向する各プリズムP間で
繰り返す。そして、反射を繰り返した光は、位相が揃っ
て振幅が大きくなり、指向性が高く輝度も高くなる。
【0021】そのため光源3の数を増やしたり、輝度
の高い光源3を用いずに表示面10を高輝度で均一に発
光させることができ、かつ、小電力、小型軽量化も容易
に図れる発光表示装置を提供できる。
【0022】図に第実施形態として、この発明に係
る点滅表示を行う矢印型の標識20を示す。
【0023】この標識20は、表示部21と電源部22
とからなっている。表示部21は、表示面10が両側に
形成され、その表示面10の周囲に樹脂板25を取り付
けて反射面11を形成してある。また、標識20は、中
空または透明樹脂の固まりで、内部に光源3が設けられ
ており、上記対向する表示面10は、この形態の場合、
デリネータ23からなる反射材で形成されている。
【0024】上記デリネータ23は、透過性のある樹脂
板の一方の面に、図に示すように、複数個の小さな突
起を形成したもので、例えば、自動車の停止表示板に用
いられているものである。
【0025】すなわち、前記突起は、三角錐型のプリズ
ムPとなっており、各突起は入射した並行な光を入射方
向へ反射するため、反射材として用いることができる。
【0026】このようなデリネータ23を、この形態で
は、突起を外側に向け、表示面10として取り付けるこ
とにより、図2と同じように、複数の直角プリズムPを
並列に並べたのと同じ効果が得られるようにしてある。
【0027】また、周囲に取り付けられた樹脂板25
は、白色で光を反射するようになっている。なお、この
形態では、反射面11を白色の樹脂板25で形成した
が、これに限定されるものではない。例えば、アルミ、
クロムメッキを施した金属板や樹脂板、あるいは、反射
テープなどの光を反射するものであればどのようなもの
でもよい。
【0028】さらに、光源3は、この形態の場合複数
のLEDからなり、図に示すように、所定の間隔を置
いて取り付けることにより、矢印型の表示面10全体を
光らせることができるようにしてある。
【0029】一方、電源部22は、充電用の2次電池
と、その2次電池を充電するための太陽電池26と、発
振回路及びドライブ回路からなる点灯回路とで構成され
ており、図に示すように、円筒形のケース27に収納
されている。
【0030】また、前記2次電池は太陽電池26と接続
され、発振回路とドライブ回路からなる点灯回路を介し
て表示部21のLEDと接続されている。
【0031】そして、日中は太陽電池26により2次電
池を充電し、暗くなったことを太陽電池26が検出する
と、発振回路がドライブ回路を駆動してLEDを所定の
間隔で点滅させる。
【0032】この形態は、上記のように構成されてお
り、いま、この標識20のLEDが点灯すると、第
施形態で述べたように、プリズムPと並行でない光は、
プリズムPを透過して表示面10を光らせる。
【0033】一方、並行なものは、内部で反射を繰り返
し、位相が揃えられて表示面10を明るく光らせる。
【0034】このとき、反射光は、表示面10を明るく
光らせるので、残光効果が大きい。そのため、この残光
効果を利用して点滅のデューティを小さくすることがで
きる。したがって、上記実施形態と同様に、光源3の数
を増やしたり、輝度の高い光源3を用いずに表示面10
を高輝度で均一に発光させることができ、かつ、小電
力、小型軽量化を容易に図れる。
【0035】図に第実施形態を示す。
【0036】この形態では、一体成型により、例えば、
で示した標識20などを形成したものを示す。
【0037】すなわち、このようなプリズムP方式で
は、透過性のある樹脂板の両側に複数個の小さなプリズ
ムPを形成すれば表示面10を形成できるので、図
示すように、樹脂の一体成型により前記プリズムPを形
成し、挿通孔を設けて光源3を挿入してある。
【0038】このようにすると、表示面10とケース2
とを非常に簡単に形成できるので、、安価に表示装置を
構成できるという効果がある。
【0039】また、これらの形態で述べたように、この
表示装置は中空とすることもできるし、表示面10と一
体に形成してこともできるので、さまざまな使用形態に
対応できる。このため、看板や標識あるいは表示灯以外
にもディスプレイや照明などの分野でも利用できる。
【0040】このとき、中空の発光効率は場合若干落ち
るが、コストは安く軽量化ができる。一方、一体に形成
したものでは、表示面10を後から形成する手間を必要
としないので、量産化に適するなどの効果がある。
【0041】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成し、光源
の数を増やさず低コストで、かつ、小電力、高輝度の発
光が得られる発光表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の断面図
【図2】第1実施形態の作用説明図
【図3】第2実施形態の斜視図
【図4】第3実施形態の断面図
【図5】従来例の断面図
【符号の説明】
3 光源 10 表示面 21 表示部 23 デリネータ P プリズム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全面が光の一部を透過し、残りを反射す
    る反射材で形成された表示面を対向させて設けたケース
    と、そのケースの表示面を囲む内面に形成された反射面
    と、前記ケースの内部に設けられる光源とからなる発光
    表示装置において、 上記対向する表示面は全面に外側に向く複数の三角錐型
    プリズムが並列に形成され、そのプリズムはケース内か
    らの入射角に応じて入射光のケースの外への透過とケー
    スの内への反射を行い、その反射光は、対向する表示面
    の間で入射光と並行な反射を繰り返すことを特徴とする
    発光表示装置。
JP11950397A 1997-05-09 1997-05-09 発光表示装置 Expired - Fee Related JP3294150B2 (ja)

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