JP3294081B2 - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JP3294081B2
JP3294081B2 JP27366095A JP27366095A JP3294081B2 JP 3294081 B2 JP3294081 B2 JP 3294081B2 JP 27366095 A JP27366095 A JP 27366095A JP 27366095 A JP27366095 A JP 27366095A JP 3294081 B2 JP3294081 B2 JP 3294081B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチキャリア信
号処理を使用したセルラ通信システムに関し、特に、マ
ルチキャリア信号のダイナミックレンジを変化させる方
法および装置を使用したセルラ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】無線送受信システムにおいて、無線受信
器は一般にマルチキャリア信号、すなわち、異なる信号
特性(例えば異なる周波数)を有する複数のキャリア信
号からなる信号を受ける。放送強度の変動および放送さ
れた位置が異なることによって、マルチキャリア信号の
各キャリア信号はさまざまな強度で個々の無線受信器に
到達する。最高の構成キャリア信号と最低の構成キャリ
ア信号の強度差によってマルチキャリア信号のダイナミ
ックレンジが定義される。
【0003】図1は、従来の無線受信器のフロントエン
ドの概略図である。受信器100はアンテナ101を通
じて放送信号を受信する。バンドパスフィルタ105
は、受信した放送信号を受け、マルチキャリア信号のみ
を通過させ、フィルタによって定義されるマルチキャリ
アレンジ外の周波数を有する信号を除去する。マルチキ
ャリア信号は、局部発振器125と協調するミキサ11
7によってミキシングされ、第2のバンドパスフィルタ
119に送られる。バンドパスフィルタ119は、必要
な特定の周波数バンドを選択して出力信号を形成する。
一般に、無線受信器の有用性は、必要な信号を処理する
受信器構成要素のダイナミックレンジに制限される。特
に、無線受信器が満足に処理することができるダイナミ
ックレンジは通常、一方ではノイズによって制限され、
他方ではミキサ117の固有の物理的特性によって制限
される。ミキサ117のダイナミックレンジが非常に低
い場合、広いダイナミックレンジを有するマルチキャリ
ア信号をミキシングすることは、望ましくない相互変調
生成物を出力信号に導入することがある。無線受信器が
セルラ通信システムの一部を形成する場合、信号パワー
レベルの広範囲の変動によって特定の信号処理の問題点
が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、結果の出力信
号に歪みを導入せずに、広いダイナミックレンジを有す
るマルチキャリア信号を処理することができる信号処理
要素(信号プロセッサ)が当業者には必要とされてい
る。このような信号プロセッサは、マルチキャリア信号
のダイナミックレンジを縮小するために、無線受信器お
よびセルラ通信システムで有効に使用することができ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、受信さ
れるマルチキャリア信号のダイナミックレンジを縮小す
る改良されたセルラ通信システムが実現される。セルラ
通信システムは少なくとも1つのセルサイトを含む。ア
ンテナと協調する基地局はセルサイト内に位置し、少な
くとも1つの無線端末と通信するように構成される。マ
ルチキャリア信号を受信する受信器は基地局内に位置す
る。受信器内には、受信されるマルチキャリア信号のダ
イナミックレンジを縮小するダイナミックレンジ縮小マ
ルチキャリア信号プロセッサが配置される。
【0006】
【発明の実施の形態】図2は、本発明によるセルラ通信
システム内においてマルチキャリア信号のダイナミック
レンジを縮小するマルチキャリア信号プロセッサ201
の概略ブロック図である。例として、信号プロセッサ2
01は無線受信器フロントエンド100の一部として説
明する。しかし、当業者には理解されるように、信号プ
ロセッサ201は、無線システム、オーディオシステ
ム、レーダシステムなど(これらには限定されない)を
含むさまざまなシステムおよび装置においてマルチキャ
リア信号を処理するために使用される。無線受信器フロ
ントエンド100は、複数(P個)のキャリア信号から
なるマルチキャリア信号を処理する。各キャリア信号
は、複数(P個)の異なる周波数バンドのうちの1つに
位置する。異なる幅を有する周波数バンドや隣接しない
周波数バンドを含む任意の周波数バンドのグループが使
用可能である。周波数バンドのグループは周波数レンジ
Rを定義する。
【0007】図7に、一般的なマルチキャリア信号のス
ペクトラム成分を示す。マルチキャリア信号は、S1
9とラベルされた9個の構成キャリア信号からなり、
それぞれ異なる周波数バンドに位置する。このマルチキ
ャリア信号のダイナミックレンジは70dBである(最
強構成キャリア信号S3と最弱構成キャリア信号S5の大
きさの差)。本発明によれば、信号S3およびS6のパワ
ーを20dBだけ減衰させ、信号S5のパワーを20d
Bだけ増幅することによって、図7のマルチキャリア信
号のダイナミックレンジは、図8のように40dBだけ
縮小することができる。その結果、図8の処理後の信号
のダイナミックレンジは30dBとなる。
【0008】マルチキャリア信号プロセッサ201は一
般に、マルチキャリア信号のP個のキャリア信号のグル
ープのダイナミックレンジを縮小するために、無線受信
器フロントエンド100で使用される。無線受信器フロ
ントエンドは一般にアンテナ101、バンドパスフィル
タ105、マルチキャリア信号プロセッサ201、増幅
器107、ミキサ117、および局部発振器125から
なる。無線受信器フロントエンドの構成要素は、上記の
機能を実行する任意の構成要素または構成要素のグルー
プから選択されるものであり、詳細には説明しない。受
信器フロントエンド100で使用されるような無線構成
要素についてさらに詳細な説明は、Hickman, "Newnes P
ractical RF Handbook" (Newnes, Oxford), 1993、に記
載されている。
【0009】セルラ通信システムは、システム内のいく
つかの位置で無線受信器フロントエンド100を含む無
線受信器を使用する。図9に、いくつかのセルと呼ばれ
る地理的に異なるエリアに分割された、セルラ通信シス
テム800を示す。セル810は模式的に六角形として
図示されているが、実際にはセルは一般に、セルラシス
テムによってサービスされる地域の地形に依存して不規
則な形状を有する。セル810内にはセルサイト820
が設けられる。セルサイト820は、一般に、アンテナ
824と協調する基地局822を含む。無線受信器フロ
ントエンド100は一般にセルサイト820の基地局内
に含まれる。本発明のマルチキャリア信号プロセッサは
基地局受信器と協調してマルチキャリア信号のダイナミ
ックレンジを縮小する。無線端末840は無線リンクを
通じてセルサイト820と通信する。ここで、「無線端
末」という表現は、移動電話機、ページャ、およびパー
ソナルコミュニケータを含む(これらに限定されな
い)、電磁波信号を送受信する任意の通信装置を指す。
【0010】セルサイト820は、オプションとして、
移動交換センタ(MSC)としても知られる移動通信交
換局(MTSO)850と通信する。MTSOは一般に
大型の交換機(例えば、AT&T社から販売されている
5ESS交換機)を含む。この交換機は、セルラシステ
ム内の無線端末との間で、および、必要に応じて地域局
交換機860を通じて公衆交換電話網(PSTN)との
間で、呼をルーティングする。地域局交換機860は図
示のように市外局と通信する。セルラ通信システムにつ
いての詳細は、Lee, "Mobile Cellular Telecommunicat
ions Systems"(McGraw-Hill, N.Y.), 1989、Lee, "Mobi
le Communications Design Fundamentals" (Wiley-Inte
rscience), 1993、"Transmission Systems For Communi
cations" (Bell Telephone Laboratories, NJ), 1982、
Rey, Ed. "Engineering and Operations in the Bell S
ystem" (AT&T Bell Laboratories, Murray Hill, N.
J.),1983、およびYoung, "Wireless Basics" (Interte
c, Chicago), 1992、に記載されている。
【0011】問題となる周波数レンジRにおいて、マル
チキャリア信号は一般に、非常に異なる相対パワーを有
する複数のキャリア信号、すなわち、大きいダイナミッ
クレンジを有する信号からなる。大きいダイナミックレ
ンジのマルチキャリア信号は、ミキサ、増幅器、および
アナログ−ディジタルコンバータのような制限されたダ
イナミックレンジを有する多くのシステム構成要素のパ
フォーマンスに悪影響を与える。例えば、ミキサ117
の物理的ダイナミックレンジがマルチキャリア信号のダ
イナミックレンジより小さい場合、ミキサ117は相互
変調生成物をマルチキャリア信号に導入することがあ
る。相互変調生成物はキャリア信号と結合して歪んだ出
力を生成する。本発明の実施の形態において、マルチキ
ャリア信号プロセッサ201は、マルチキャリア信号を
分析し、各構成キャリア信号の相対パワーを判定するこ
とにより、このような問題を軽減する。分析に基づい
て、マルチキャリア信号プロセッサは、特定のレンジを
超えるパワーを有する構成キャリア信号を処理する。こ
の特定のレンジは、事前に設定するか、または、マルチ
キャリア信号分析から決定される。マルチキャリア信号
プロセッサはマルチキャリア信号をサンプリングし、サ
ンプリングした少なくとも1つのマルチキャリア信号を
信号修正器へ送る。信号修正器は、処理対象の構成キャ
リア信号の位相もしくは振幅またはその両方を修正す
る。処理対象の構成信号は、システムの要求に応じて、
各周波数バンドまたは周波数バンドのブロックから選択
される。修正後の信号は、フィードフォワード構成によ
り、非修正マルチキャリア信号に再び注入される。この
ようにして、修正信号は対応する非修正構成キャリア信
号を相互作用して、マルチキャリア信号の全ダイナミッ
クレンジを縮小する。
【0012】マルチキャリア信号201は、図3の実施
の形態においてマルチキャリア信号のダイナミックレン
ジを縮小する。図3は、プロセッサ201のブロック図
である。プロセッサ201は、増幅器390、信号分割
器301、信号結合器303、遅延305、コントロー
ラ307、および信号修正器35Nからなる。ここで、
Nは、与えられた実施の形態における信号修正器の数を
表す。特定のアプリケーションに対して任意の数Nの信
号修正器が可能であるが、Nは一般にPより小さい。さ
らに、この実施の形態で使用される信号修正器の数はシ
ステムの考察に基づいて選択されるが、一般に、信号修
正器の数が多くなると、マルチキャリア信号プロセッサ
がマルチキャリア信号のダイナミックレンジを縮小する
能力は増大する。あるいは、本発明の信号修正器は、マ
ルチキャリア信号が信号修正器によって順に処理される
ように直列に接続することも可能である。
【0013】図3に示したように、受信マルチキャリア
信号は信号分割器301によって処理される。信号分割
器301はマルチキャリア信号を受信し、そのN+2個
のサンプルをとる。各サンプルは一般にマルチキャリア
信号のアナログ表現である。信号分割器301は各信号
パス311,315,371,...,37N−1および
37N上にマルチキャリア信号の1つのサンプルを送
る。好ましくは、信号分割器301は、マルチキャリア
信号のパワーの大部分が信号パス311に送られるよう
に製造される。信号分割器301は、一般に1:2また
は1:3ウィルキンソンまたはハイブリッドカプラの組
合せからなる合成スプリッタから選択される。しかし、
入力信号を受けて複数の出力を生成する任意の要素を信
号分割器301として使用することが可能である。
【0014】サンプリングされた信号のうちの1つが信
号パス315に送られ、コントローラ307に供給され
る。コントローラ307はこのマルチキャリア信号サン
プルを受信しいくつかの作用を実行する。第1に、コン
トローラは、マルチキャリア信号を分析して、各キャリ
ア信号の相対パワーを判定する。これは、すべてのキャ
リア信号に対して同時に行う(例えば高速フーリエ変換
によって)ことも、周波数レンジRにわたって一度に1
つずつキャリア信号をスキャンすることによって順に行
うことも可能である。
【0015】本発明の実施の形態では、マルチキャリア
信号プロセッサはCDMA(符号分割多元接続)セルラ
通信システムとともに動作し、マルチキャリア信号プロ
セッサによって、CDMA機器がアナログシステムから
の信号によって悪影響を受けないようにされる。本発明
の実施の形態では、マルチキャリア信号は、両方のCD
MA信号、すなわち、スペクトラム拡散変調信号と、高
いパワーのアナログ信号(例えば、振幅変調および周波
数変調信号)とからなる。コントローラ307には、非
常に高いパワーのアナログ信号を除去する上方しきい値
が事前に設定される。本発明の実施の形態では、コント
ローラは、各信号修正器に対して、修正された信号が非
修正マルチキャリア信号と結合されると大きいキャリア
信号をほとんど除去するように大きいキャリア信号を修
正するよう指示する。CDMAシステムでは、コントロ
ーラは一般にCDMA受信器においてバンドパスフィル
タの後に配置され、ミキサおよびその他のダイナミック
レンジに敏感な構成要素が高いパワーのアナログ信号に
よって悪影響を受けないようにされる。
【0016】受信マルチキャリア信号を分析した後、コ
ントローラ307は、パス341,...,34N−1,
34Nを通じて各信号修正器351,...,35N−
1,35Nに対して、マルチキャリア信号から特定の構
成キャリア信号を分離し修正するよう指示する。各信号
修正器351,...,35N−1,35Nはパス37
1,...,37N−1,37Nを通じて信号分割器30
1から非修正マルチキャリア信号サンプルを受信する。
各信号修正器は、コントローラ307によって指示され
たように、目標の構成キャリア信号またはキャリア信号
のブロックを分離し、それを修正する。本発明の実施の
形態では、目標信号の位相もしくは振幅またはその両方
を変化させ、非修正マルチキャリア信号に再び注入す
る。大きい振幅を有する構成キャリア信号の場合、振幅
を信号修正器によって減少させることができる。あるい
は、対応する非修正構成キャリア信号と振幅は同じで位
相が180°ずれた構成キャリア信号を生成することも
可能である。いずれの修正法でも、マルチキャリア信号
内の構成キャリア信号の強度は、対応する非修正構成キ
ャリア信号と結合した場合に縮小する。修正した構成キ
ャリア信号は信号パス381,...,38N−1,38
Nを通じて信号結合器303へ出力され、非修正マルチ
キャリア信号と結合される。
【0017】信号結合器303はN+1個の信号、すな
わち、信号パス311からの信号と、信号パス38
1,...,38N−1,38Nを通じてN個の各信号修
正器からの信号とを受信し、分離され修正された信号を
再び非修正マルチキャリア信号に注入する。一般に、結
合器303は、N+1個のすべての信号のベクトル和で
ある出力信号を生成する。信号結合器303は一般に、
1:2または1:3ウィルキンソンまたはハイブリッド
カプラの組合せからなる合成スプリッタから選択され
る。しかし、複数のパスから受信した信号を結合する任
意の構成要素を信号結合器303として使用することが
可能である。
【0018】パス311から受信した信号サンプルは遅
延された非修正マルチキャリア信号である。信号パス3
11内の遅延305は好ましくは、信号パス311を通
る遅延が信号パス37N、信号修正器35Nおよび信号
パス38Nを通る遅延と等しくなるように設定される。
遅延要素は、作用する信号に負の位相スロープを与え
る。遅延305および各信号修正器によって与えられる
位相シフトは、信号結合器303がすべての入力信号の
ベクトル加算を効果的に実行するように注意深く調整し
なければならない。換言すれば、信号修正器35Nがあ
るキャリア信号を減衰させる場合、信号パス311を通
るマルチキャリア信号および信号修正器35Nを通じて
分離され修正された信号が信号結合器303に同時に到
達するように遅延305を設定しなければならない。信
号減衰の場合、各信号修正器からの出力信号の位相は、
非修正キャリア信号の位相に対して180°シフトさ
れ、2つの信号が打ち消しあうように干渉するようにす
る。
【0019】あるいは、遅延305を信号パス311か
ら除去し、負の遅延要素を信号パス381,...,38
N−1,38Nに挿入する。負の遅延要素(例えば負の
グループ遅延)は、信号に正の位相スロープを与えるこ
とによって、実際のパス長よりも短い距離を伝搬したよ
うに見える信号を生成する。信号パス381,...,3
8N−1,38Nにおける負の遅延要素の使用により、
信号パス311の非修正マルチキャリア信号の損失が縮
小する。本発明の実施の形態では、信号強度の大部分が
信号パス311を通るため、マルチキャリア信号プロセ
ッサにおける全損失は負のグループ遅延の使用によって
縮小する。負のグループ遅延の例は米国特許第5,29
1,156号に記載されている。
【0020】キャリア信号増幅の場合、信号パスを通る
時間は同じであるため、遅延305は同一である。しか
し、各信号修正器からの修正されたキャリア信号の位相
は、非修正キャリア信号の位相に対して調節され、2つ
の信号が強めあって加算されるようにされる。
【0021】次に、マルチキャリア信号プロセッサ20
1の各構成要素について、図4〜図6を参照して説明す
る。図4は、マルチキャリア信号プロセッサにおいて使
用される信号修正器35Nの概略図である。各信号修正
器(すなわち、信号修正器351,...,35N−1,
および35Nのそれぞれ)は、非修正マルチキャリア信
号に再び注入するために、目標のキャリア信号を分離
し、その位相もしくは振幅またはその両方を修正する。
図4の信号修正器は、ミキサ401、バンドパスフィル
タ403、位相シフタ405、振幅修正器407、ミキ
サ409、増幅器411およびプログラマブル合成器4
13からなる。
【0022】マルチキャリア信号のサンプルは信号パス
37Nからミキサ401に入力される。ミキサ401は
マルチキャリア信号をミキシングし、バンドパスフィル
タ403が、コントローラ307によって修正する目標
とされた構成キャリア信号を分離することができるよう
にする。プログラマブル合成器413は、ミキサ401
に対して、入力マルチキャリア信号をシフトするよう指
示し、目標キャリア信号がバンドパスフィルタ403の
通過周波数に配置されるようにする。バンドパスフィル
タ403によって分離されたキャリア信号を分離キャリ
ア信号ということにする。バンドパスフィルタ403は
一般に、目標信号または信号のブロックの周波数バンド
幅に等しい通過バンドを有する高Qバンドパスフィルタ
である。
【0023】分離キャリア信号はバンドパスフィルタを
出て位相シフタ405に供給される。位相シフタ405
は、与えられた角度だけ分離キャリア信号の位相を選択
的に変化させる。例えば、信号が、非修正キャリア信号
の位相と180°位相がずれるように信号の位相をシフ
トすることによって、修正されたキャリア信号は非修正
キャリア信号と弱めあうように干渉する。修正された信
号を非修正キャリア信号と強めあうように加算させると
きには、位相シフタは、修正された信号と非修正キャリ
ア信号が互いに同位相になるように設定される。このよ
うにして、信号修正器からの修正された分離キャリア信
号は、信号結合器303によってマルチキャリア信号に
再び注入されると、対応する非修正キャリア信号と相互
作用し、非修正キャリア信号と弱めあうように干渉しま
たは強めあうように加算されて、マルチキャリア信号の
全ダイナミックレンジを縮小する。位相シフタ405に
は、固定位相シフト(すなわち、与えられた角度に事前
に設定された位相シフト)が与えられ、または、コント
ローラ307によって制御される可変機能を与えられ
る。本発明の実施の形態では、位相シフタ407は、周
波数に応じて信号の位相を調節するようにプログラムさ
れることが可能である。
【0024】位相シフタ405の後、分離キャリア信号
は次に振幅修正器407に入力される。振幅修正器40
7は例として減衰器として図示されているが、この修正
器は、入力信号を増幅し、減衰させ、または、増幅もし
くは減衰のいずれかを行うことが可能な要素(例えば、
減衰および増幅の両方が可能な増幅器)から選択され
る。振幅修正器407が分離キャリア信号を増幅しまた
は減衰させる量は、システムの考察に応じて固定または
可変のいずれかに選択される。この量が可変である場
合、コントローラ307は、振幅修正器407によって
生成される減衰または増幅の量を指示する。
【0025】各信号修正器は分離キャリア信号を減衰さ
せまたは増幅することが可能であるが、本発明の実施の
形態では信号は減衰させられるのみである。信号の減衰
の結果、マルチキャリア信号プロセッサの全体的なノイ
ズ指数を改善することになる。本発明の実施の形態で
は、振幅修正器407は減衰器であるように選択され
る。一般に、減衰器は分離キャリア信号を約20〜30
dBだけ減衰させる。
【0026】信号修正の後、修正された分離キャリア信
号はミキサ409に入力される。ミキサ409は、プロ
グラマブル合成器413によって指示されるように、修
正された分離キャリア信号を、ミキサ401によるミキ
シングの前にキャリア信号が存在した周波数バンドへと
ミキシングする。修正された分離キャリア信号は増幅器
411によって増幅された後、パス38Nを通じて信号
結合器303へ出力される。
【0027】信号結合器303におけるベクトル加算の
後、修正されたマルチキャリア信号は、オプションとし
て、前のマルチキャリア信号プロセッサに直列に接続さ
れたもう1つのマルチキャリア信号プロセッサに入力さ
れる。この構成は、マルチキャリア信号のダイナミック
レンジをさらに縮小する。
【0028】図5は、コントローラ307の例のブロッ
ク図である。コントローラ307では、マルチキャリア
信号が高速フーリエ変換で分析される。この実施の形態
では、コントローラ307は、ミキサ501、局部発振
器511、バンドパスフィルタ503、アナログ−ディ
ジタルコンバータ505、高速フーリエ変換分析器50
7およびディジタル信号プロセッサ509からなる。信
号パス315を通じて信号分割器301から受信したマ
ルチキャリア信号はミキサ501によって周知のように
中間周波数へとミキシングされる。ミキサ501は局部
発振器511によって制御される。ミキシングされた信
号はバンドパスフィルタ503に入力される。バンドパ
スフィルタ503は好ましくは、問題となる周波数レン
ジRに等しい通過バンド幅を有する高Qフィルタであ
る。
【0029】フィルタリングされたマルチキャリア信号
はアナログ−ディジタルコンバータ505へ送られる。
アナログ−ディジタルコンバータ505は、バンドパス
フィルタ503のアナログ出力を、高速フーリエ変換器
507によって分析されるようにディジタル形式に変換
する。高速フーリエ変換器507は、マルチキャリア信
号を受け、そのスペクトラム成分を図7および図8のよ
うに生成する。ディジタル信号プロセッサ509は高速
フーリエ変換器507の出力を受け、ダイナミックレン
ジを分析し、いずれのキャリア信号を減衰(または増
幅)の目標とするかを決定し、オプションとして、減衰
または増幅の量を決定する。本発明の1つの実施の形態
では、ディジタル信号プロセッサ509は、各目標キャ
リア信号またはキャリア信号のブロックに対する位相シ
フトの量も決定する。さらに、ディジタル信号プロセッ
サ509は、各信号修正器がいずれの目標キャリア信号
を減衰または増幅のために分離するかを示す信号を各信
号修正器へ送る。
【0030】図6は、コントローラ307もう1つの
実施の形態のブロック図である。コントローラ307
は、各キャリア信号を順に求めてマルチキャリア信号を
スキャンすることによって分析する。この実施の形態で
は、コントローラ307は、ミキサ601、プログラマ
ブル合成器611、バンドパスフィルタ603、振幅検
出器605、アナログ−ディジタルコンバータ607お
よびディジタル信号プロセッサ609からなる。ミキサ
601は、プログラマブル合成器611に指示されるよ
うに、信号パス315からのマルチキャリア信号を中間
周波数へとミキシングする。ミキシングされた信号はバ
ンドパスフィルタ603に送られる。バンドパスフィル
タ603は一般に、問題となる周波数レンジに等しい通
過バンド幅を有する高Qフィルタである。振幅検出器6
05は、フィルタリングされたマルチキャリア信号を受
け、周知のようにして、スキャンされた信号の平均パワ
ーを判定する。
【0031】アナログ−ディジタルコンバータ607
は、振幅検出器605のアナログ出力を、ディジタル信
号プロセッサ609によって使用されるディジタル形式
に変換する。ディジタル信号プロセッサ609は、分析
中のキャリア信号の振幅を判定し、プログラマブル合成
器611に対して、マルチキャリア信号内のすべてのキ
ャリア信号が分析されるまで、異なるキャリア信号に順
に同調するよう指示する。さらに、ディジタル信号プロ
セッサ609は、いずれのキャリア信号を減衰または増
幅の目標とするかを決定する。ディジタル信号プロセッ
サは、各信号修正器がいずれのキャリア信号を減衰また
は増幅のために分離するか、および、オプションとし
て、キャリア信号の増幅または減衰の量を示す信号を送
ることによって各信号修正器に指示する。
【0032】
【発明の効果】本発明のマルチキャリア信号プロセッサ
を使用することはさまざまな効果を奏する。例えば、従
来のシステムは一般にフィルタ105の位置でインタデ
ィジタルフィルタを使用するが、インタディジタルフィ
ルタは製造するには高価であり、セルサイトに設置する
には大きすぎる。このようなフィルタは、セルラ市場内
では、AとBのキャリアのバンド間の干渉を防ぐために
従来の受信器に必要とされていた。本発明によれば、マ
ルチキャリア信号プロセッサはほぼ理想的なフィルタの
効果を生成するため、受信器内では小さく安価なフィル
タを使用することが可能となる。本発明とともに使用す
るフィルタの例としては、チタン酸バリウム二重化フィ
ルタがある。チタン酸バリウム二重化フィルタについて
は、米国特許第3,938,064号に記載されてい
る。
【0033】本発明によれば、キャリア信号および伝送
している情報を除去せずに、マルチキャリア信号のダイ
ナミックレンジを縮小することが可能となる。キャリア
信号は単に減衰しまたは増幅されるのみであるため、マ
ルチキャリア信号の情報伝送周波数バンドを除外せずに
ダイナミックレンジのみが縮小される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の無線受信器フロントエンドの概略図であ
る。
【図2】本発明による例示的な無線受信器の図である。
【図3】本発明の実施の形態のブロック図である。
【図4】図3の信号修正器のブロック図である。
【図5】図3のコントローラの例のブロック図である。
【図6】図3のコントローラのもう1つの例のブロック
図である。
【図7】例示的なマルチキャリア信号のスペクトラム成
分の図である。
【図8】本発明によって変更された後の図7のマルチキ
ャリア信号のスペクトラム成分の図である。
【図9】本発明のマルチキャリア信号プロセッサを含む
セルラ通信システムの概略図である。
【符号の説明】
100 受信器 101 アンテナ 105 バンドパスフィルタ 107 増幅器 117 ミキサ 119 バンドパスフィルタ 125 局部発振器 201 マルチキャリア信号プロセッサ 301 信号分割器 303 信号結合器 305 遅延 307 コントローラ 351 信号修正器 401 ミキサ 403 バンドパスフィルタ 405 位相シフタ 407 振幅修正器 409 ミキサ 411 増幅器 413 プログラマブル合成器 501 ミキサ 503 バンドパスフィルタ 505 アナログ−ディジタルコンバータ 507 高速フーリエ変換分析器 509 ディジタル信号プロセッサ 511 局部発振器 601 ミキサ 603 バンドパスフィルタ 605 振幅検出器 607 アナログ−ディジタルコンバータ 609 ディジタル信号プロセッサ 611 プログラマブル合成器 800 セルラ通信システム 810 セル 820 セルサイト 822 基地局 824 アンテナ 840 無線端末 850 移動通信交換局(MTSO) 860 地域局交換機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャック チー−チェ ウェン アメリカ合衆国,07054 ニュージャー ジー,パーシッパニー,デイトン ロー ド 55 (56)参考文献 特開 平5−153021(JP,A) 特開 昭63−148722(JP,A) 特開 昭64−36135(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/66 H04J 13/02

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ(824)と協調して、少なく
    とも1つの無線端末と通信する基地局(822)と、 前記基地局内に位置し、マルチキャリア信号を受信する
    受信器(200)と、 前記受信器内に位置し、前記マルチキャリア信号のダイ
    ナミックレンジを縮小するダイナミックレンジ縮小マル
    チキャリア信号プロセッサ(201)とを有し、 前記ダイナミックレンジ縮小マルチキャリア信号プロセ
    ッサは、 マルチキャリア信号の少なくとも一部を受信するコント
    ローラ(307)と、 前記コントローラと通信する少なくとも1つの信号修正
    器(35N)とを有し、 前記少なくとも1つの信号修正器は、少なくとも1つの
    キャリア信号の位相を修正する位相シフタを有する こと
    を特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1つの信号修正器が、キ
    ャリア信号の振幅を変化させる振幅修正器をさらに有す
    ることを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記マルチキャリア信号プロセッサは、
    前記信号修正器と通信し、修正されたキャリア信号を前
    記マルチキャリア信号の少なくとも一部と結合する信号
    結合器(303)をさらに有することを特徴とする請求
    1記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 マルチキャリア信号の少なくとも一部を
    受信し、当該信号を分析して、前記マルチキャリア信号
    の少なくとも1つのキャリア信号を修正すべきものとし
    て識別するコントローラ(307)を含むマルチキャリ
    ア信号プロセッサ(201)を有する基地局(822)
    と、 マルチキャリア信号の少なくとも一部を受信し、前記コ
    ントローラによる指示により修正すべきキャリア信号を
    分離し、分離したキャリア信号の位相を変化させて、対
    応する修正されていないキャリア信号と相互作用させる
    ようにする少なくとも1つの信号修正器(35N)とか
    らなることを特徴とする通信システム。
  5. 【請求項5】 前記マルチキャリア信号プロセッサ内に
    位置し、入力マルチキャリア信号を受信し、当該マルチ
    キャリア信号の少なくとも一部を複数の出力パスへ送出
    する信号分割器(301)をさらに有することを特徴と
    する請求項4記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 前記複数の出力パスのうちの1つが前記
    コントローラの入力パスであることを特徴とする請求項
    記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 前記複数の出力パスのうちの1つが少な
    くとも1つの信号修正器の入力パス(37N)であるこ
    とを特徴とする請求項5記載の通信システム。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも1つの信号修正器が、キ
    ャリア信号の位相を変化させる位相シフタを有すること
    を特徴とする請求項4記載の通信システム。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも1つの信号修正器が、キ
    ャリア信号の振幅を変化させる振幅修正器を有すること
    を特徴とする請求項4記載の通信システム。
  10. 【請求項10】 移動交換センタ(MSC)と、 前記移動交換センタと接続し、マルチキャリア信号を受
    信することが可能な少なくとも1つの基地局と、 前記少なくとも1つの基地局内のマルチキャリア信号プ
    ロセッサとを有し、 前記マルチキャリア信号プロセッサは、 前記マルチキャリア信号に基づいて少なくとも第1信
    号、第2信号、および第3信号を生成し、第1信号を第
    1信号パスへ、第2信号を第2信号パスへ、および第3
    信号を第3信号パスへ送出する信号分割器と、 前記第1信号パスから少なくとも前記第1信号を、およ
    び、前記第3信号パスから修正された第3信号を受信
    し、フィードフォワード構成で前記第1信号に少なくと
    も前記修正された第3信号を注入することにより出力信
    号を生成する信号結合器と、 前記第3信号からキャリア信号を分離し、分離されたキ
    ャリア信号の位相を修正して修正第3信号を生成する、
    前記第3信号パス内の信号修正器と、 前記第2信号パスから前記第2信号を受信し、前記第2
    信号を分析して、前記第2信号に含まれる複数のキャリ
    ア信号のそれぞれの相対パワーを判定し、前記信号修正
    器によって分離されるべきキャリア信号を識別するコン
    トローラとを有 することを特徴とする無線通信システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記第1信号パス中に、前記第1信号
    パスを通る伝搬遅延が前記第3信号パスを通る伝搬遅延
    とほぼ等しくなるようにする遅延要素をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項10記載の無線通信システム。
  12. 【請求項12】 前記信号修正器は、 前記第3信号をミキシングするミキサと、 前記第3信号から前記分離されるべきキャリア信号を分
    離するバンドパスフィルタと、 前記分離されたキャリア信号の振幅を修正する振幅修正
    器と、 前記分離されたキャリア信号の位相を修正する位相シフ
    タと、 前記修正された第3信号を生成するために前記分離され
    たキャリア信号をミキシングする第2ミキサとを有する
    ことを特徴とする請求項10記載の無線通信システム。
  13. 【請求項13】 マルチキャリア信号に基づいて、少な
    くとも第1信号、第2信号、および第3信号を生成する
    ステップと、 コントローラで前記第2信号を受信するステップと、 少なくとも1つのキャリア信号を識別するために、前記
    コントローラで前記第2信号を分析するステップと、 信号修正器で前記第3信号を受信するステップと、 分離されたキャリア信号を生成するために、前記第3信
    号から少なくとも1つのキャリア信号を分離するステッ
    プと、 修正されたキャリア信号を生成するために、前記分離さ
    れたキャリア信号の位相を修正するステップと、 フィードフォワード構成により、前記修正されたキャリ
    ア信号を前記第1信号に注入するステップとを有するこ
    とを特徴とするマルチキャリア信号を処理する方法。
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