JP3290173B2 - 一輪車型トレーニング器 - Google Patents

一輪車型トレーニング器

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JP3290173B2 JP2001250419A JP2001250419A JP3290173B2 JP 3290173 B2 JP3290173 B2 JP 3290173B2 JP 2001250419 A JP2001250419 A JP 2001250419A JP 2001250419 A JP2001250419 A JP 2001250419A JP 3290173 B2 JP3290173 B2 JP 3290173B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者の筋力の向
上を図るための一輪車型トレーニング器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】設置面等に据え置きされて狭いスペース
でトレーニングを行うことができるトレーニング器とし
て、使用者が脚部でペダルを回転させて筋肉の強化を図
る自転車型のトレーニング器が知られており、特に登録
実用新案公報第3058094号には、サドル部やペダ
ル部を備えた支持部を設置台に対して左右に傾倒自在と
するとともに支持部の左右と設置台との間にクッション
部材を介在させたものが示されている。
【0003】このものでは、負荷装置に接続されたペダ
ル部を回転させることによる筋力向上に加えて、左右に
傾かせたり左右の重心移動で傾きを修正するという動き
を行うことができるために、バランス感覚(平衡感覚)
を養うこともできるものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、体の平衡感覚を
養いながら脚部の筋力の向上を図ることができるものと
して、一輪車が知られている。この一輪車は自転車より
も更に高度なバランス感覚が必要となるために、バラン
ス感覚を向上させるという点では自転車よりも更に適し
たものであるが、一輪車を使用する場合、その走行スペ
ースが必要となるために、狭いスペースで筋力の向上を
目指すトレーニング器、すなわち据え置きされるトレー
ニング器としては使用することができない。また、一輪
車のように前後左右の平衡感覚を要求するトレーニング
器は従来なかった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、体の高度な平衡感覚を養い得ると共に筋力の向上
を目指すことができる一輪車型トレーニング器を提供す
ることを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る一輪車型トレーニング器は、使用者が着
座するサドル部と、使用者が漕ぐ一対のペダルと、サド
ル部及びペダルを装着した支持部とを備えるとともに、
支持部の下端にある設置台における設置面に接する下面
が球面状であって、サドル部に着座した使用者の重心移
動で設置面に対して設置台及び支持部が前後左右に傾倒
自在であることに特徴を有している。
【0007】この時、設置台の球面状下面の中央最下端
部を平面としておくのも好ましい。
【0008】
【0009】さらに、ペダルの回転に負荷を与える負荷
装置には、ペダルの回転で回転駆動されるフライホイー
ルを用いることが好ましく、この時、負荷調整機能をフ
ライホイールに設けておくと、より好ましいものとな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施の形態の一例
を示す。このトレーニング器は、使用者の脚部を載置さ
せて回転させるペダル2と使用者の臀部を着座させるサ
ドル部1とを備えた支持部3の下端の設置台6の下面を
球面状として、この設置台6の下面を設置面に載置する
ことで支持部3及び設置台6を設置面に対して前後左右
に傾倒自在とした一輪車型のものである。
【0011】サドル部1は、使用者の臀部が着座される
座部10と座部10の下部から下方に向けて延出された
パイプ状のシートポスト11とからなり、シートポスト
11の下端は、後述するパイプ状のメインフレーム13
の上端から内側に摺動自在に挿入されて高さ調整ノブ1
2の締め付けにより、サドル部1は適宜高さ位置に調整
される。
【0012】メインフレーム13は、上述したように上
端でシートポスト11と連結されると共に下端が設置台
6に支持されているもので、メインフレーム13には水
平方向に貫通するクランク軸孔14が穿設されている。
また、メインフレーム13のクランク軸孔14より上方
位置からフォーク15が両側方に垂下されているととも
にフォーク15の下端部にクランク軸孔16,16が上
記クランク軸孔14と同一軸線上に水平方向に貫通して
いる。そして、上記クランク軸孔14,16,16にク
ランク軸17が回転自在に挿通され、上記クランク軸1
7の両端からそれぞれ延出したクランクアーム18,1
8の先端にペダル2が夫々回転自在に装着されている。
なお、本例では、フォーク15及びメインフレーム13
で支持部3が構成されている。
【0013】上記ペダル2は、使用者によりペダル漕ぎ
運動をされるものであり、クランク軸17周りのペダル
2の回転運動は、動力伝達部5を介して設置台6内に納
められたフライホイール4に伝達されてフライホイール
4を回転させる。フライホイール4は円盤状に形成され
た重量のあるもので、メインフレーム13の外周に遊転
自在に取り付けられて水平方向に回転するものとなって
いる。
【0014】ペダル2からフライホイール4への回転伝
達は、クランク軸17に設けた電磁クラッチ21と伝達
歯車22、傘歯車23、そしてフライホイール4に設け
た傘歯車20とからなる動力伝達部5によって行われ
る。ここで、電磁クラッチ21は励磁された時にクラン
ク軸17と結合し、励磁がない場合や、励磁が弱い場合
はクランク軸17から切り離される構造を有している。
つまり動力伝達部5は、ペダル2の回転をフライホイー
ル4に伝達するものであるが、電磁クラッチ21の励磁
の制御でペダル2とフライホイール4との連結状態の強
弱変更がなされるものである。なお、電磁クラッチ21
とクランク軸17とは、励磁が弱い場合やない場合にお
いて連結され、励磁が強い場合に切り離されるものでも
よい。また、上記のように構成される動力伝達部5は、
ペダル2の回転数よりもフライホイール4の回転数の方
が多くなるように、伝達率を1以上にしている。
【0015】設置台6は設置面に載置されるもので、支
持部3が略垂直に立設される。すなわち、中空状の設置
台6の内部の略中央部には受け皿状のシャフト受け32
を設けて、設置台6上面のメインフレーム13の下端を
受けている。また、フライホイール4の回転方向と直交
する方向に回転するゴムローラを下端に形成した保持部
7を中空状の設置台6の上壁から下方に突出するように
設置して、メインフレーム挿通孔19にローラーベアリ
ング25を介してメインフレーム13が挿通された上記
フライホイール4の上面に上記保持部7のゴムローラが
接するようにしてある。
【0016】そして、設置台6の下面は図2(a)にも示
すように下方に凸状の球面状として、設置面に載置した
時、設置台6及び支持部3を前後左右に傾倒させること
ができるようにしてある。使用者がサドル部1に腰掛け
てペダル2を漕ぐ時、使用者の重心位置に応じて前後左
右に傾くものであり、この傾きを調整するように乗るこ
とでバランス感覚を養うことができる。
【0017】設置台6の球面状下面の中央の最下端部に
図2(b)に示すように平面を形成すると、安定した状態
で自立させることができるとともに、わずかな重心移動
でも傾いてしまうことを無くすことができ、乗りやすく
なる。設置台6の下面形状は、球面状と称しているもの
の、図2(c)に示すように、下方に狭まる円錐台状であ
ってもよい。
【0018】設置台6の下面を構成する部材を取り外し
自在にして様々な形状の下面、たとえば平面部の径が異
なるものを取り付けることができるようにして、設置台
6の下面の形状を変化させることで、設置面に対しての
トレーニング器のバランスの良し悪しを設定することが
できるようにしておくのも好ましい。
【0019】また、設置台6におけるシャフト受け32
の大きさをメインフレーム13の軸径よりも大きくし
て、シャフト受け32にメインフレーム13を挿入した
場合には、多少がたつくようにするとともに、保持部7
における前記ゴムローラとフライホイール4との間に隙
間を形成し、支持部3が設置台6に対しても傾倒するよ
うにしておいてもよい。なお、設置台6に対する支持部
3の傾斜は、フライホイール4が保持部7のゴムローラ
に当接することで制限される。
【0020】図3に他例を示す。これは動力伝達部5の
ペダル2の回転数とフライホイール4の回転数との回転
比率を変化させることができるように、傘歯車23と歯
数の異なる傘歯車23'を駆動伝達部5の歯車列に入れ
替え可能にして、動力伝達部5の伝達率を可変としたも
のである。すなわち、両端に傘歯車23,23'をそれ
ぞれ回転自在に軸支したL型リブ片33の直角部分を駆
動伝達部5の伝達歯車22の回転中心に回転自在に軸支
して、フライホイール4側の傘歯車20と伝達歯車22
との間にL型リブ片33を直角部分を中心に回転させて
傘歯車23,23'のうちどちらか一方を介在させるこ
とで、歯数の相違する傘歯車23,23'のどちらを介
在させるかで、ペダル2の回転数とフライホイール4の
回転数との回転比率を変化させる。
【0021】図4に実施の形態の他例を示す。このトレ
ーニング器では、メインフレーム13から垂下したフォ
ーク15,15の下端を設置台6に固着してある。ま
た、フォーク15,15に設けクランク軸孔16,16
にクランク軸17を挿入してある。そしてペダル2の回
転運動により回転するフライホイール4は、クランク軸
17に装着するとともにフォーク15,15の間に前後
方向に平行に配置してある。つまりフライホイール4は
ペダル2の回転方向と同様の前後方向に回転する。な
お、本例ではクランク軸17とフライホイール4との間
にペダル2の回転運動の正回転のみをフライホイール4
に伝動させるラチェット機構32を設けている。円盤状
に形成した設置台6は、設置面と接触する下面が下方に
凸の球面状に形成すると共に中央最下端部に平面部を設
けたものとしてある。
【0022】
【発明の効果】上記のように本発明の一輪車型トレーニ
ング器にあっては、使用者が着座するサドル部と、使用
者が漕ぐ一対のペダルとを装着した支持部の下端にある
設置台における設置面に接する下面が球面状であって、
サドル部に着座した使用者の重心移動で設置面に対して
設置台及び支持部が前後左右に傾倒自在であるために、
設置面に据え置きにされて狭いスペースでもペダル漕ぎ
運動で脚部の筋力の向上を図ることができるものである
と同時に、設置台の下面を球面状とするだけの簡便な構
成ながら、前後左右への傾きを重心移動で修正するとい
うバランス感覚(平衡感覚)を養うことができるもので
ある。
【0023】この時、設置台の球面状下面の中央最下端
部を平面としておくと、トレーニング器を自立させてお
くことができるほか、バランスを取ることが難しくなり
すぎないものである。
【0024】
【0025】さらに、ペダルの回転に負荷を与える負荷
装置がペダルの回転で回転駆動されるフライホイールで
あると、一輪車と同様の感覚を持たせることができ、負
荷調整機能をフライホイールに設けておけば、使用者の
体力や調子に合わせてペダルの回転運動にかかる負荷を
調節することができ、使用者に合わせた筋肉の強化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す破断正面図で
ある。
【図2】設置台の下面の形状例を示すもので、(a)は断
面図、(b)は最下部を平面とした場合の断面図、(c)は他
例の断面図である。
【図3】同上の動力伝達部における伝達率を変化させる
ことができる歯車機構の一例を示すものであり、(a)は
部分側面図、(b)は歯車列の例を示す部分正面図、(c)は
歯車列の他例を示す部分正面図である。
【図4】本発明の実施の形態の他例を示しており、(a)
は正面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】 1 サドル部 2 ペダル 3 支持部 4 フライホイール 5 動力伝達部 6 設置台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−225062(JP,A) 特開2000−334066(JP,A) 特開2000−140152(JP,A) 実用新案登録3046083(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63B 22/16 A63B 22/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者が着座するサドル部と、使用者が
    漕ぐ一対のペダルと、サドル部及びペダルを装着した支
    持部とを備えるとともに、支持部の下端にある設置台に
    おける設置面に接する下面が球面状であって、サドル部
    に着座した使用者の重心移動で設置面に対して設置台及
    び支持部が前後左右に傾倒自在であることを特徴とする
    一輪車型トレーニング器。
  2. 【請求項2】 設置台の球面状下面の中央最下端部が平
    面となっていることを特徴とする請求項1記載の一輪車
    型トレーニング器。
  3. 【請求項3】 ペダルの回転に負荷を与える負荷装置が
    ペダルの回転で回転駆動されるフライホイールであるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の一輪車型トレーニ
    ング器。
  4. 【請求項4】 負荷調整機能をフライホイールに設けた
    ことを特徴とする請求項3記載の一輪車型トレーニング
    器。
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