JP3289708B2 - 収納カセット - Google Patents

収納カセット

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JP3289708B2
JP3289708B2 JP18273199A JP18273199A JP3289708B2 JP 3289708 B2 JP3289708 B2 JP 3289708B2 JP 18273199 A JP18273199 A JP 18273199A JP 18273199 A JP18273199 A JP 18273199A JP 3289708 B2 JP3289708 B2 JP 3289708B2
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storage cassette
lead frame
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典子 芦澤
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リードフレームま
たはリードフレームに代わるテープ基板を収納する収納
カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】リードフレームまたはリードフレームに
代わるテープ基板を製品挿入溝に対応して収納する際、
図8および図9に示すように、従来の収納カセット6
は、これら製品の挿入溝7を備え、この製品挿入溝7に
沿って、リードフレームまたはテープ基板5を収納する
構成であった。
【0003】これらの製品挿入溝7は、収納カセットの
相対向する1対の側面に複数個設けられている。
【0004】このように、収納カセット6に収納された
リードフレームまたはテープ基板5は、リードフレーム
またはテープ基板5を互いに接触することなく、複数個
同時に保管でき、また、輸送できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
(a)のように、幅広または幅広かつ可撓性の有るリー
ドフレームまたはテープ基板5をカセット6に収納する
際、リードフレームまたはテープ基板5の中央が下方向
にたわみ、製品挿入溝7に収納が困難で、かろうじて収
納できた場合でも、微小な振動で段落ちしてしまう危険
性があった。
【0006】また、リードフレームまたはテープ基板5
に、チップ等を搭載し、トレーに収納する場合には、更
に収納が困難となり、かろうじて収納できた場合でも、
その重みで中央が下方向にたわみ、リードフレームまた
はテープ基板5の下面と、着目しているリードフレーム
またはテープ基板5の下段のものの上面との接触の危険
性や段落ちの危険性があった(図10(b)を参照)。
【0007】本発明の目的は、これらの問題に鑑み、カ
セットに収納したリードフレームまたはテープ基板のた
わみを防止することのできる収納カセットを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の収納カセット
は、リードフレームまたはテープ基板を積層して収納す
る収納カセットであって、相対向する1対の側面に、前
記リードフレームまたは前記テープ基板を挿入する製品
挿入溝を有する収納カセットにおいて、前記リードフレ
ームまたは前記テープ基板を前記製品挿入溝に挿入する
際に、前記リードフレームまたは前記テープ基板のたわ
みを前記挿入方向に対応して矯正するように、その端部
から中央部に向けて凹状に形成されたたわみ防止板を備
え、前記たわみ防止板が前記製品挿入溝の間に設置され
る構成である。
【0009】また、本発明の収納カセットの前記たわみ
板の凹状部は、ラッパ状である構成とすることもでき
る。
【0010】さらに、本発明の収納カセットの前記たわ
み板の凹状部は、V字状である構成とすることができ
る。
【0011】さらにまた、本発明の収納カセットの前記
たわみ板の凹状部の前記V字の角度が90度以上である
構成とすることができ、前記V字の角度が45度である
構成とすることもできる。
【0012】またさらに、本発明の収納カセットの前記
たわみ防止板は、その幅に関して左右対称の形状とする
こともでき、前記たわみ防止板は、前記側面と同一の材
質で形成される構成とすることもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本発明の第1の実施の形態
の収納カセットの構成を示す構成図を図1に、A−A’
の線に沿ったX方向の断面図を図2に示す。
【0014】図1および図2のそれぞれを参照すると、
本発明の第1の実施の形態の収納カセット3は、相対向
する1対の側面に設けられた製品挿入溝4と、これら製
品挿入溝4の間に設置されたたわみ防止板1を備える。
【0015】また、図3を参照すると、たわみ防止板1
は、リードフレームまたは前記テープ基板5を製品挿入
溝4に挿入する際に、リードフレームまたは前記テープ
基板5のたわみを挿入方向に対応して矯正するように、
その端部から中央部に向けて凹状に形成されている。
【0016】さらに、図4を参照すると、製品挿入方向
端部の中央を凹状にしたたわみ防止板1は、ラッパ状曲
線2を有する。このラッパ状曲線2の曲線は、例えば、
製品挿入方向端部曲線の丸みの半径R1が、たわみ防止
板1の幅Wの半分より小さいかまたは等しい構成とす
る。すなわち、R1≦W/2と設定する。
【0017】また、より具体的には、たわみ防止板1の
幅Wを70mmとし、前記製品挿入方向端部中央谷部の
丸みの半径R2が、R2≦2mmを組み合わせた曲線で
左右対称と構成する。
【0018】次に、本発明の第1の実施の形態の収納カ
セット3の製品挿入溝4の間に設置されたたわみ防止板
1の作用を説明する。
【0019】図5は、たわんでいる状態のリードフレー
ムまたはテープ基板等の製品5が収納用カセットに収納
していく際、前記製品5のたわみが、たわみ及び段落ち
防止板段のラッパ形状曲線2に案内されていく段階を図
解したものである。
【0020】まず、図5(a)を参照すると、製品5の
両端のみが支持され、製品5の中央部は大きくたわんで
いる。そして、図5(b)および図5(c)に示す様に
収納が進むと共に、たわみ防止板1が製品5を支持する
点が順次内側に向かって移動し、除々にたわみを小さく
する。
【0021】最後に、図5(d)に示す様に、製品5は
完全にたわみ防止板1に支えられ、着実に製品溝4に収
納される。
【0022】次に、本発明の第2の実施の形態の収納カ
セットを説明する。
【0023】本発明の第2の実施の形態の収納カセット
は、第1の実施の形態の構成と同様に、相対向する1対
の側面に設けられた製品挿入溝4と、これら製品挿入溝
4の間に設置されたたわみ防止板11備える。
【0024】また、図6を参照すると、たわみ防止板1
1は、リードフレームまたはテープ基板5を製品挿入溝
4に挿入する際に、リードフレームまたは前記テープ基
板5のたわみを挿入方向に対応して矯正するように、そ
の端部から中央部に向けてV字形線9を有している。
【0025】また、V字形線9の広角の角度は、90度
以上に設定すると、リードフレームまたはテープ基板5
を製品挿入溝4に挿入する際に、たわみ防止部分の長さ
を短くできる。
【0026】このV字形線9は、例えば、前記製品挿入
方向端部中央谷部の丸みの半径R2が、R2≦2mm
と、直線または曲線を組み合わせた線で左右対称であ
る。この時、V字形線9の広角の角度を、45度に設定
すると、左右対称を容易に実現できる。
【0027】また、たわみ防止板1または11の材質
は、収納カセットの相対向する1対の側面と同等が望ま
しい。
【0028】
【発明の効果】以上の説明により、本発明は、テープ基
板等 可撓性を有しかつ幅広な製品5であっても、たわ
みを最小限に保ち、段落ちすることなく、製品を容易に
案内してかつ確実に収納することができる。
【0029】製品挿入溝4の間にたわみ防止板1または
11を設けており、かつ前記たわみ防止板1または11
の製品挿入方向端部の形状が、中央を凹状にしたラッパ
状曲線2、またはV字形線9を有することにより、製品
5のたわみを矯正しながら収納することができる。これ
は、製品挿入溝4の間にラッパ状曲線R2またはR1を
設けており、かつ前記たわみ防止板1または11の製品
挿入方向端部の形状が、中央を凹状にしたラッパ状曲線
2、またはV字形線9を有することにより、製品5のた
わみを矯正しながら収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の収納カセットを示
す斜視図である。
【図2】図1に示す収納カセットの一点鎖線A−A’に
沿ってX方向の断面を模式的に示した断面図である。
【図3】ラッパ状曲線を有するたわみ防止板の斜視図で
ある。
【図4】ラッパ状曲線を示す模式図である。
【図5】本発明によるたわみ防止作用を説明する図であ
る。
【図6】V字線を有するたわみ防止板の斜視図である。
【図7】V字線を示す模式図である。
【図8】従来の収納カセットを示す斜視図である。
【図9】従来の収納カセットの断面を模式的に示した断
面図である。
【図10】従来の収納カセットの断面を模式的に示し、
リードフレームまたはテープ基板のたわみ状態および落
下状態を説明する図である。
【符号の説明】
1、11 たわみ防止板 2 ラッパ状曲線 3、6 カセット 4、7 製品挿入溝 5 リードフレームまたはテープ基板 9 V字線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 85/86 B65D 85/00 H01L 21/50

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードフレームまたはテープ基板を積層
    して収納する収納カセットであって、相対向する1対の
    側面に、前記リードフレームまたは前記テープ基板を挿
    入する製品挿入溝を有する収納カセットにおいて、前記
    リードフレームまたは前記テープ基板を前記製品挿入溝
    に挿入する際に、前記リードフレームまたは前記テープ
    基板のたわみを前記挿入方向に対応して矯正するよう
    に、その端部から中央部に向けて凹状に形成されたたわ
    み防止板を備え、前記たわみ防止板が前記製品挿入溝の
    間に設置されることを特徴とする収納カセット。
  2. 【請求項2】 前記たわみ板の凹状部は、ラッパ状であ
    る請求項1記載の収納カセット。
  3. 【請求項3】 前記たわみ板の凹状部は、V字状である
    請求項1記載の収納カセット。
  4. 【請求項4】 前記V字の角度が90度以上である請求
    項3記載の収納カセット。
  5. 【請求項5】 前記V字の角度が45度である請求項3
    記載の収納カセット。
  6. 【請求項6】 前記たわみ防止板は、その幅に関して左
    右対称の形状である請求項1,2,3,4または5記載
    の収納カセット。
  7. 【請求項7】 前記たわみ防止板は、前記側面と同一の
    材質で形成される請求項1,2,3,4,5または6記
    載の収納カセット。
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