JP3288707B2 - 濾過装置 - Google Patents

濾過装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はパルプ層を通る液体の排除に関連する濾過装
置、特に選択すれば化学パルプ製造のための連続蒸煮が
ま内の煮沸液の排出に関連する濾過装置に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
化学パルプの製造に関しては、環境面の配慮が益々重
要になっている。特に科学的に製造されるパルプの漂白
に関して、より環境に優しい方法を採用する傾向が急速
に広まっている。これらのいわゆる環境に優しい方法の
多くは、漂白工程に入るとき、非常に優れたパルプ濃度
特性を要求する。したがって、蒸煮がま内の工程ではで
きるだけ、パルプ内に含まれる繊維を残すようにするこ
とが、より重要な要求になっている。優しい蒸煮がま内
の工程を提供する可能性は、効率的な濾過装置を備えて
いる蒸煮がまによって大きくなり、その結果、蒸煮がま
内のパルプ層を通る液体を効率的に排除することができ
る。
特に蒸煮がまの下部(いわゆる高熱ゾーン)における
相対的に非常に高い温度の利用に関して、効率の高い濾
過装置を配置することが重要であることが判明してお
り、そのために原則として全蒸煮がまが、ほぼ一定の温
度水準に保たれること、すなわち異なる幾つかの煮沸ゾ
ーンの温度が基本的に4℃の温度差の範囲内に収まるこ
とが望ましいいわゆる「等温煮沸」になることが強調さ
れている。したがって、煮沸がまの低部における濾過装
置要素の数および/または沿う濾過装置域の広さは、将
来の蒸煮がまでは増大する傾向がある。こうした増大に
より、特に設置費用とメンテナンス費の最適化に関し
て、個々の濾過装置要素の配置が注目の的となってい
る。
しばしば直交平行線模様で配置されている幾つかの濾
過装置要素を備え、その各濾過装置要素は平行に配置さ
れている幾つかの垂直のバーから成り、これらのバーの
間にはそれぞれ一つの開口があって、ここから液体が排
出される濾過バー装置が、現在では通常用いられてい
る。今日よく見られる濾過バー要素は、平行に配置され
ている複数の濾過バー(A)によって構成され(図1参
照)、これらのバーは、横方向に配置されている平坦な
バー(B)の窪みに溶接されている。さらに、横方向に
配置されているこれらの平坦な濾過バーの後ろには、蒸
煮がまの内壁(D)に支えられるようになっている支持
柱(C)が、こうして濾過装置要素を支持するために、
溶接されている。
したがって、この種の公知の濾過装置要素は自立して
いない。このような濾過装置要素は、その原則が蒸煮が
まの外板に支持されていることに基いているので、不正
確に設置され易くなっている。濾過装置要素が不正確に
取り付けられると、蒸煮がまの壁と1つまたは幾つかの
支持柱との間に隙間が生じ、その結果濾過装置要素全体
が崩壊することがあり得る。それは、濾過装置要素が非
常に剛性が高く、そのために、非常に大きな荷重がかか
ると、撓むことができず、その結果、破壊された支持柱
の「ドミノ効果」が生じる可能性があり、ついには濾過
装置全体の崩壊に至る恐れがあるからである。崩壊した
濾過装置要素はそれ自体が損失であるばかりでなく、パ
ルプの品質を損なうことにもなり、また同時に、このよ
うな崩壊とともに、外れた支持柱がこの工程の下流に位
置する装備を破壊することもあり得る。
さらに、公知の濾過装置は、これを洗浄するために濾
過装置要素の背面に到達するためにさえも、通常は先ず
比較的に複雑な幾つかの段階を踏まなければならないの
で、清掃するのが比較的に難しい。公知の濾過装置のも
う一つの欠点は、これらの濾過装置が支持柱から発展し
た付着物いわゆるスケールを濾過バーに捕集し、そのた
めに、ある程度時間が経つと、付着物を除去するために
例外的な措置を実施しなければならないほど、有効域を
減少させ、そして濾過装置要素における摩擦を増大させ
るという比較的に明白な傾向があることである。
〔課題の解決法と利点〕
本発明によって、上述の問題を除去することが可能に
なった。すなわち、本発明はパルプ層を通る液体の排除
のための濾過装置、特に選択すれば化学パルプ製造のた
めの連続的な蒸煮がま1内の煮沸液の排出に関連する濾
過装置を含むものであり、その濾過装置2は長方形であ
ることが好ましく、そして平行に配置されている幾つか
の濾過バー3を含み、これらの濾過バー3は、金属製濾
過バーの縦方向の延長部に対して横方向に配置されてい
る少なくとも2つのロッド要素4に固定されており、こ
のようにしてロッド要素4は非常に優れた強度の金属、
好ましくはステンレス鋼で作られており、そして200MPa
(メガパスカル)を越え、好ましくは300MPa、より好ま
しくは350MPaにおいて、100℃では引張り破壊強度RP
(破断時伸び)0.2を有し、かつ濾過バーの縦方向の延
長部に対し横方向に延びているこのロッド要素4の長さ
は、800mmよりも短く、好ましくは650mm、より好ましく
は550mmであり、またこのロッド要素4の横断面の面積
は、500mm2を越え、そして各ロッド要素4の各端末部分
は、濾過装置が自立するように、支持要素7に当接する
ように設計されている。
本発明による濾過装置要素のもう一つの利点は、この
濾過装置要素が従来用いられていた濾過装置要素よりも
取付けが容易で、また同時にこの濾過装置要素は、その
比較的に狭い幅のために清潔に保つことが容易であると
いう点である。さらに、本発明の好ましい実施例による
濾過装置要素を用いると、パルプ層の動きの方向に対し
横方向に配置された面の数は、もっと削減されるので、
閉塞の虞が減少する。
本発明による濾過装置の好ましい一実施例のもう一つ
の利点は、支持柱を除去することによって、この濾過装
置を閉塞の虞もあるスケール付着の危険を減少させてい
ることである。電解研磨と呼ばれる特殊な表面処理を用
いて、非常に低い摩耗性を示し、そしてさらに、被覆さ
れる傾向が殆どないという利点、すなわち、スケールの
付着をさらに阻止することができるという利点を有する
表面が得られる。
この新しい濾過装置要素の大きな利点は、それらの幅
がメンテナンスに対して最適化されているということ
で、その結果、濾過装置要素は清掃のためにその位置を
上下させる必要がなくなる。言い換えれば、狭い幅であ
るということは、例えば正確に配置された清掃口扉を通
して高圧ノズルを用い、濾過装置要素の背後にまわり、
そしてそこからこれらの濾過装置要素を手操作で清掃す
ることも可能であり、また同時に、閉塞されているかも
しれない排出口の清掃も実行できるということを意味す
る。
図面の簡単な説明 本発明は添付されている次のような図面を参照しなが
ら、以下に説明される。
図1は、従来公知の濾過装置要素の幾つかの基本的部
分を示す。
図2は、本発明による好ましい濾過装置要素の基本的
部分を示す斜視図である。
図3は、図2の断面A−Aを示す。
図4は、好ましい濾過装置要素の正面図である。
図5は、図4による濾過装置要素の側面図を示すもの
であり、そして最後に、 図6は、清掃口扉を配置されている、本発明による特
殊な濾過装置要素を示す。
図1には、当該の濾過装置要素が自立していない濾過
装置要素を配置する公知の方法が表示されている。この
濾過装置要素には、横ステーBの窪んだ溝内に、この横
ステーBに平行に固定されている幾つかの濾過バーAが
含まれている。蒸煮がまの外板Dの内壁に支えられてい
る複数の支持柱は、横ステーBの後ろ側に一定の間隔を
置いて配置されている。
図2には、本発明による濾過装置要素を備えている蒸
煮がま1の断片の好ましい一実施例が示されている。濾
過装置要素2には、互いに平行になるよう配置されてい
る幾つかの濾過バー3が含まれている。これらのバー
は、その幅(b)よりも可成り大きな高さ(h)を有す
る。こうした設計により、これらのバーは横方向に撓む
ことができるが、力がこの蒸煮がま1の半径方向、すな
わち液体の排出に関連して力が発生する方向にかかると
き、非常に曲げ剛性が高くなる。さらにこの図では、各
バー3は、外側面3Bよりも広い(蒸煮がまの中心に向い
ている)内側面3Aを有する。
これらのバー3は横ロッド要素4に溶接されている。
隅肉溶接8は濾過バー3の背面および上記のロッド要素
4の内側に向いている平坦な面4Aと同一の平面に配置さ
れている。ロッド要素4は非常に強度のある材料から成
っており、したがってこの好ましい場合では、その材料
は金属、好ましくはステンレス鋼で、しかも200MPaを越
え、好ましくは300MPa、より好ましくは350MPaにおいて
100℃で引張り破壊強度RP(破断時伸び)0.2であるもの
が用いられている。
そのうえ、この好ましい場合において、ロッドは500m
m2を越え、好ましくは700mm2を越える横断面を有し、そ
して濾過装置の随意に選択された或る部分の曲げ剛性が
約4,500mm3であるものが用いられている。
さらに、上記のロッドはそれぞれ互いに200mmを越え
る距離、好ましくは230mm±25mmの距離を隔てて配置さ
れている。
各バー要素3のそれぞれの端末において、濾過装置要
素2は、蒸煮がまの外板1Aに溶接9されている支持ボス
7に、固定されずに支えられている。支持バー13は、垂
直方向に延びており、支持ボス7に溶接されている。こ
の支持バーの機能は、各濾過装置要素2の垂直方向の外
側の境界を形成する垂直に配置されているLバー10のた
めの支えを提供することである。示されている場合のよ
うに、2つの濾過装置要素2が互いに他方の要素に直接
に並列して取り付けられているとき、支持バー13はしっ
かりと支持ボス7の中央部に溶接されており、その結
果、支持バー13も支持ボス7もともに、隣接する濾過装
置要素の各々のための取付けと力の吸収のために用いら
れる。この連結では、垂直方向にしっかりと濾過装置要
素2を溶接できるように、隣接する各濾過装置要素2の
間に約8mmの隙間を残して置くことが重要である。これ
に対応し、支持リング14は、屈曲している平坦なロッド
5の後部のために、水平方向にかつ連続的に延びている
支えを水平方向に形成し、このロッド5は濾過装置要素
2の下部または上部の周縁要素をそれぞれ形成する。
図3は、個々の各濾過装置要素2が、側面から見た蒸
煮がまの外板との関連において、どのように配置されて
いるかを横断面図で示したものである。この図から明ら
かなように、蒸煮がまの外板1Aと各ロッド要素4の背面
4Bとの間に比較的大きな隙間があり、その結果各濾過装
置要素2は半径方向外側に撓むことができる。さらに図
3から、各濾過バー3はその端末部分において、特殊な
形状で屈曲している平坦なロッド5に固定されているこ
とが、明らかである。
その結果この平坦なロッド5は、垂直に配置されてい
る第1の表面5Aを有し、この平面はその上部では濾過バ
ーの内側面3Aと同じ水準に位置しているが、その底部で
は蒸煮がまの外板1に向かって幾分突き出して、屈曲し
ている。第2の表面5Bは、その法平面が濾過装置要素の
基本的に平坦な内側面と約45゜(±10゜)の角度を成す
ような方向を向いている。さらに、この表面5Bは、濾過
装置要素の中心に向かって斜行している。濾過装置要素
の下端において、複数の法平面(45゜が交替する)が濾
過装置要素の表面の中心のほぼ直前で出会い、そしてこ
こで90゜の角度を成すように、すなわち底部では上方に
斜行するように、対応する表面5Bは相応の仕方で方向づ
けられている。
これらの面がこのように配置されている理由は、こう
すると、パルプ層がこの区域を通過するとき、必然的に
閉塞を回避するのに非常に都合の良い設計になるからで
ある。この設計は、パルプウェッブの一部を遮断し、そ
して閉鎖を起こさせる虞のある、突出している段状の部
分を排除している。垂直方向に向いている面5Aに関して
上部と下部の平坦なロッド5の配置に差があること、す
なわち底部における内側面5Aは濾過装置要素の内側より
も幾分下流に(半径方向外側に)配置されていることの
理由は、この点をパルプが通過するとき、こうした設計
によって隙間が増え、そのためにさらに、パルプの通過
が促進されるからである。
図3で明らかなように、また、各濾過装置要素はその
垂直に延びている端末において、Lロッド10に取り付け
られており、このLロッドの一方のフランジは半径方向
に向いており(補強を与える)、そして他方のフランジ
は、濾過装置要素の内側面と同一水準にある内側面を有
し、このフランジの端末部分は取付けに関連して支持バ
ー13に溶接されている。したがって、後者の端末部分間
には、施されるべき溶接ができるような隙間が残されて
いる。
したがって、屈曲している平坦なロッドの外側端は相
応する方法で、支持リング14に隅肉溶接18されている。
半径方向外側に向かい濾過装置要素にかかる荷重を吸収
することはこの溶接の機能ではなく、こうした力は、支
持ボス7に対して回転するこれらのロッド要素の配置に
助けられて、ロッド要素4によって吸収される設計にな
っている。支持リング14にある取出し口15を通してヘッ
ダー空間16に排出が行なわれ、このヘッダー空間は、プ
レートにより内側を画され、そしてそこから公知の方法
で連結部材を通り前方に向かっている。
図4と図5はそれぞれ本発明の好ましい一実施例によ
る完全な濾過装置要素2の正面図と側面図とである。こ
の例において、濾過装置要素2の高さはその幅よりかな
り大きいことは、明白である。幅に関してはこの好まし
い例では、約500mm±50mmになっている。さらに、上記
ロッド要素4の幅は800mmよりも小さく、好ましくは650
mm、より好ましくは550mmが採用される。既に述べたよ
うにその理由は、こうした設計が据え付けとメンテナン
スを簡単にし、そしてロッド要素4の自立を可能にする
からである。
図6は本発明による濾過装置要素の特殊な代替案を示
しているが、この場合、濾過装置要素の下部に清掃口扉
11が取り付けられている。既述のように、この清掃口扉
は、排出口に達することができるように、そして背後か
ら濾過装置要素を洗浄しかつ清掃することができるよう
に、Lバー10の2つの下部延長部間に溶接されているプ
レート12に配置されている。濾過装置要素の底部に位置
している清掃口扉11を備えた特殊な構造は、濾過装置要
素2が直接的に連結して互いに並列している濾過装置配
置のために設計されている。
また別の例では、濾過装置要素は一種の直交平行線模
様になるように取り付けられており、この場合一つ置き
に中空のプレートと、そして濾過装置が交互に配置され
ている。したがって、この代替案の場合、中空のプレー
ト域に分離清掃口扉を作ることができる。
本発明は上述の例に限定されるものではなく、後に記
載されている特許請求の範囲において変形もあり得る。
したがって、当該技術に熟達している専門家には、本発
明は上述の濾過装置要素の特殊な形態、またはその横ス
テーおよび濾過バーの形状に限定されないことは、明ら
かであろう。例えば、横ステーの形状は長方形ではな
く、三角形にすることも可能であり、そして濾過装置要
素も正方形にすることも、またやはり長方形から反れて
いる他の適宜な形状にすることも可能であることも明ら
かである。そのうえ、当該技術に熟達している者には、
支持要素は、蒸煮がまの外板に溶接される代わりに、個
々の濾過装置要素に溶接して良いことも明らかであろ
う。後者の構造の欠点は、蒸煮がまの外板の不均衡を補
償するのがあまり容易ではないことである。好ましい実
施例では、この手続は、先ず支持リング14が溶接され、
その後に定規を用いて、支持リングの内側面から蒸煮が
まの外板までの距離が垂直方向において基本的に一定で
あるか、近似的に検査されることである。比較的に大き
な偏差があれば、これは支持ボス7を溶接部に対して幾
分上方に上げることにより、もしくは当該技術を熟知し
ている者には公知の他の調製法により、補償することが
できる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−105712(JP,A) 特開 昭52−148202(JP,A) 特開 昭54−8177(JP,A) 特開 平4−300378(JP,A) 特開 平2−145882(JP,A) 特許3223285(JP,B2) 特許3217065(JP,B2) 特表 平8−503030(JP,A) 特表 平8−504238(JP,A) 米国特許5470437(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D21C 1/00 - 11/14 D21D 1/00 - 5/28 WPI(DIALOG)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】化学パルプを製造するための連続的な蒸煮
    がま(1)内の煮沸液の排出に関連するパルプ層を通る
    液体の排除のための濾過装置であって、該濾過装置
    (2)は平行に配置されている幾つかのバー(3)を有
    し、該バー(3)は、金属製の濾過バー(3)の縦方向
    の延長部に対して横方向に配置されている少なくとも2
    つのロッド要素(4)に固定されている濾過装置におい
    て、 前記ロッド要素(4)は非常に優れた強度の金属で作ら
    れており、200MPa(メガパスカル)において、100℃で
    引張り破壊強度RP(破断時伸び)が0.2であり、前記濾
    過バー(3)の縦方向の前記延長部に対し横方向に延び
    ている前記ロッド要素(4)の長さは800mmよりも短
    く、前記ロッド要素(4)の横断面の面積は、500mm2
    超え、前記ロッド要素(4)の各端末部分は、支持要素
    (7)に当接するようになっていることを特徴とする濾
    過装置。
  2. 【請求項2】前記ロッド要素(4)の横断面の面積は70
    0mm2を超える、請求項1記載の濾過装置。
  3. 【請求項3】前記濾過バー(3)の両端末に2本の端末
    ロッド(5)が配置されており、該ロッド(5)は傾斜
    面(5B)を有し、前記傾斜面(5B)の法平面(5C)は濾
    過装置(2)の正面の前の区域において反対側の端末ロ
    ッドの対応する法平面と交差する、請求項1または2記
    載の濾過装置。
  4. 【請求項4】前記蒸煮がまの外板(1A)と、該蒸煮がま
    の外板(1A)に固定されている前記各濾過バーとの間に
    は、前記各ロッド要素(4)の各端末部の支持部を形成
    する少なくとも2つの支持要素(7)が配置されてい
    る、請求項1記載の濾過装置を備えた蒸煮がま。
  5. 【請求項5】前記支持要素(7)は、前記濾過装置の垂
    直に延びている端末部に配置されており、そして前記支
    持要素(7)は、互いに並列に取り付けられている2つ
    の濾過装置(2)を充分に支えることができる水平の延
    長部を有する、請求項4記載の濾過装置を備えた蒸煮が
    ま。
  6. 【請求項6】清掃口扉(11)が各濾過装置(2)に密接
    して配置されている、請求項4記載の濾過装置を備えた
    蒸煮がま。
  7. 【請求項7】前記各濾過バー(3)は、その高さ(h)
    がその幅(b)の2倍よりも大きい、請求項1記載の濾
    過装置。
  8. 【請求項8】前記各濾過装置(2)は、前記各濾過バー
    (3)が配置されている少なくとも1つの平面(4A)を
    有する幾つかの中間のバー(4)を有し、前記中間のバ
    ーは隅肉溶接(8)によって、互いに200mmを超える間
    隔を置いて配置されている、請求項1記載の濾過装置。
  9. 【請求項9】前記要素は電解研磨されている、請求項1
    記載の濾過装置。
  10. 【請求項10】前記清掃口扉は、濾過装置(2)に属す
    る構成部材である下部のプレート(12)に配置されてい
    る、請求項6記載の濾過装置。
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