JP3287935B2 - 固形製剤のコーティング用エチルセルロース水性エマルジョンの製造方法 - Google Patents

固形製剤のコーティング用エチルセルロース水性エマルジョンの製造方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固形製剤をコーティン
グするエチルセルロース水性エマルジョンの製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】エチルセルロースはリンターパルプまた
はウッドパルプを原料として、エーテル化剤との反応に
より造られる。エチルセルロース中のエトキシル基は、
45〜50%の水酸基が置換されたものであり、疎水性
であり、優れた皮膜形成性を示す。エチルセルロースは
エトキシル基の性質を利用して、医薬品分野に利用され
ている。具体的には苦味のマスキング、徐放性製剤が挙
げられる。エチルセルロースをコーティング基剤として
錠剤、顆粒剤等の固形製剤をコーティングする場合に
は、エチルセルロースを有機溶剤へ溶かしたものでコー
ティング処理を行っていた。近年、有機溶剤の使用が環
境問題から規制される方向にあり、コーティング処理は
水系で行うことが普及しつつある。
【0003】水系コーティング処理については多くの技
術が公知となっている。特公昭60-43334号公報にはアク
リル系ポリマーのエマルジョンが記載されている。この
アクリル系ポリマーはメタアクリル酸とアクリル酸エチ
ルの乳化共重合体であり、粒子径が1μm以下の安定な
エマルジョンである。しかし乳化剤、重合開始剤、連鎖
移動剤、未反応モノマー等が残留しているので、固形製
剤をコーティングするには安全面から好ましくない。
【0004】セルロース系ポリマーでは、いくつかの方
法が提案されているが、その中にはセルロース系ポリマ
ーを微粒子とし、水に分散させる方法がある。例えば特
公昭56-12614号公報には、平均粒子径100μm以下の
セルロース系ポリマーを、ゲル化剤(可塑剤)が含まれ
ている沸点100℃以上の水中に分散させる方法が記載
されている。特公昭57-53329号公報、特公昭58-55125公
報には、ゲル化剤としてトリアセチンあるいはクエン酸
トリエチルを使用すると記載されている。エチルセルロ
ースについても、特開昭63-192725 号公報には、平均粒
子径100μm以下のエチルセルロースを水溶性可塑剤
とともに分散させて徐方性皮膜剤にする方法が記載され
ている。
【0005】これらの分散液をコーティングに用いる
と、機械によってポリマーを粉砕するためその粒子径は
少なくとも1μm以上となってしまう。1μm以上の粒
子径では可塑剤が不可欠となり、加熱によってポリマー
が軟化しその分散液中に凝集沈殿してしまう。この方法
によって得られた皮膜が徐方性を示すには、かなりの量
のコーティングを必要とする。
【0006】特公平3-39490 号公報には、乳化により水
中のセルロース系ポリマーの粒子径を小さくしてセルロ
ース水系コーティング技術の欠点を改善する方法が記載
されている。この乳化は米国特許4177177 号明細書に記
載されている方法に従っている。具体的には、セルロー
ス系ポリマーを水不混和性の有機溶剤に溶かしてポリマ
ー溶液を調製する。安定剤である炭素数8以上の炭化水
素(セチルアルコール等)および界面活性剤をポリマー
溶液に加え、このポリマー溶液を高圧ホモジナイザー等
の特別な乳化機で処理してエマルジョンを得る。このよ
うに従来の水性コーティング液の組成には、セルロース
系ポリマー以外の成分、例えば安定剤、界面活性剤が含
まれている。これらの成分は固形製剤の耐酸性、安定性
を損ねることが多く、できるだけ単純な組成のコーティ
ング液の開発が望まれていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の課題を
解決するためなされたもので、乳化剤、重合開始剤、連
鎖移動剤、塩類、可塑剤等の添加剤を加えることなく、
水中で容易に乳化できる安定な固形製剤のコーティング
用エチルセルロース水性エマルジョンの製造方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めになされた本発明の固形製剤のコーティング用エチル
セルロース水性エマルジョンの製造方法は、有機溶媒を
含む溶剤にエチルセルロースが溶解した溶液であって、
可塑剤が含まれていない溶液を水と接触させて拡散さ
せ、自己乳化した乳化液から有機溶剤を除去するもので
ある。本発明の固形製剤の製造方法は、前記の方法によ
り製造されたエチルセルロース水性エマルジョンに、可
塑剤を添加してから、固形製剤に塗布するものである。
【0009】エチルセルロースは、現在、市販されてい
るものであればよい。具体的には、信越セルロースN-7-
G, N-7-F, N-10-G, N-10-F(信越化学工業(株)社製)
が挙げられる。トルエンの比率が80重量%のトルエン
とエタノールとの混合溶媒に、エチルセルロース濃度が
5重量%となるように、これらのエチルセルロースを溶
解すると粘度は7、10cpとなる。
【0010】エチルセルロースを有機溶媒を含む溶剤に
溶解した溶液は、非親水性溶媒にエチルセルロースを溶
解した溶液を含んでいる。非親水性溶媒には、例えばヘ
キサン等の飽和炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホ
ルム等の塩化物類、酢酸エチル等のエステル類が挙げら
れる。非親水性溶媒の比率はエチルセルロースの有機溶
剤溶液に対して40重量%以下である。
【0011】エチルセルロースを有機溶媒を含む溶剤に
溶解した溶液は、水と任意に混合し得る有機溶媒をも含
んでいる。水と任意に混合し得る有機溶媒には、例えば
メタノール、エタノール、イソプロパノール等のアルコ
ール類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類が
挙げられる。この有機溶媒は単独で水と混合しても、2
種類以上を水と混合しても良い。混合溶媒中、水の比率
は35重量%以下である。乳化後、有機溶媒を除去する
工程があるので有機溶媒の沸点は低いのが好ましい。
【0012】エチルセルロースを有機溶媒を含む溶剤に
溶解した溶液のポリマー濃度は、1〜5重量%が好まし
い。5重量%以上では粘性が高くなり過ぎるため1μm
以下の微粒子に乳化できなくなる。1重量%以下では最
終的に得られる水性エマルジョンの濃度が低くなり過ぎ
るので、固形製剤をコーティングできなくなる。
【0013】乳化方法は、前記有機溶媒にエチルセルロ
ースを溶解してエチルセルロースの有機溶剤溶液を調製
し、そのエチルセルロースの溶液と所定の比率の水とを
混合することで完了する。水の比率は、エチルセルロー
スの有機溶剤溶液に対して80〜150重量%であるこ
とが好ましい。80重量%以下では溶媒の拡散が不十分
で乳化が不完全となる。150重量%以上では最終的に
得られる水性エマルジョンの濃度が低くなり過ぎるの
で、固形製剤をコーティングできなくなる。その間通常
の撹拌装置で緩やかに撹拌を続ければよく、撹拌の強度
による影響はない。但し、混合させる速度が遅いときに
は、エチルセルロースの有機溶剤溶液中の有機溶媒が水
相へ拡散する際に充分な拡散がされず、粒径1μm以下
のエマルジョンを得ることはできない。さらに常法に従
って、蒸留または減圧蒸留により有機溶媒を除去するこ
とで、エチルセルロース水性エマルジョンが得られる。
得られたエマルジョンは液中のエチルセルロース濃度が
低いために、そのままコーティング液として使用するこ
とはできない。コーティング液の濃度は7重量%以上が
望ましいので、エマルジョンを濃縮する必要がある。濃
縮工程は、減圧蒸留等のスチームコストのかかる加熱装
置ではなく、限外濾過膜を用いることにより、短時間に
高濃度にまで濃縮を行う。10万〜100万の分子量の
エチルセルロースを対象とするために、分画分子量が5
万、もしくは20万の多孔性膜を用いる。多孔性膜の材
質としては、例えばポリスルホン、ポリフッ化ビニリデ
ン、酢酸セルロース、セラミックが挙げられる。また使
用できる限外濾過モジュールとしては、例えば平膜、チ
ュブラー、スパイラル、ホロファイバーが挙げられる。
【0014】コーティング処理は、コーティング液をコ
ーティング装置によって、固形製剤に噴射した後、液を
乾燥させて膜を造ることで完了する。コーティング液
は、得られた水性エマルジョンに製剤学的に認められて
いる可塑剤、例えばクエン酸トリエチル、トリアセチン
が加えられたものである。コーティング装置には、例え
ば流動層コーティング装置、パンコーティング装置、通
気式回転ドラム型コーティング装置が挙げられる。これ
らの装置で固形製剤にコーティング液を噴射した後、温
風を送り込むと液中の水分が発散し、固形製剤をコーテ
ィングする皮膜が得られる。
【0015】
【発明の効果】本発明の固形製剤のコーティング用エチ
ルセルロース水性エマルジョンの製造方法によれば、エ
チルセルロースを特定の組成の有機溶剤溶液に溶解させ
ることで、塩類、可塑剤、乳化剤(界面活性剤)等の添
加剤をまったく加えることなく、ポリマーを水中で容易
に乳化することができる。得られたエマルジョンは、熱
に対して安定であるので、加熱により凝集することがな
い。また溶媒を除去する際には、人体に有害な物質が除
去される。このエマルジョンで固形製剤をコーティング
することで、耐酸性、安定性に優れた固形製剤を得るこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0017】実施例1 エチルセルロース(N−10:信越化学工業製)0.3
kgをアセトン9.7kgに溶かし、エチルセルロース
の有機溶剤溶液を調製した。エチルセルロースの有機溶
剤溶液を100rpmの強さで撹拌しながら速度1kg
/秒で水10kgに投入して乳化を行った。得られたエ
マルジョンをエバポレーターによりジャケット温度50
℃、真空度−500mmHgで減圧蒸留し溶媒を除去し
た。さらに得られたエマルジョンを分子量分画20万、
濾過面積0.65m3 の限外濾過膜(平膜モジュール、
ポリスルホン)を用いて室温下で固形分15重量%まで
濃縮を行った。エチルセルロースの阻止率は100%で
あった。このようにして得られたエマルジョン中のポリ
マーの平均粒子径は0.2μmであった。
【0018】実際のコーティングと同様に、可塑剤とし
てクエン酸トリエチルをポリマーに対して15重量%と
なるようにエマルジョンに添加し、ガラス板上にキャス
トして透明な連続フィルムを調製した。日本薬局が定
める崩壊試験方法に準じて、フィルムの崩壊を調査し
た。具体的にはpH1.2の第一液(人工胃液)を37
℃(体温)に保ちながら、第一液の中にフィルムを2時
間浸漬した。2時間経過しても、フィルムには全く変化
が認められなかった。
【0019】比較例1 投入する水の量を5000gにしたことを除いては、実
施例1と同様にして乳化を行った。溶媒の拡散が不十分
で、エチルセルロースの有機溶剤溶液が2層に分離し一
部にゲル状のポリマーの沈殿が観察された。
【0020】実施例2 エチルセルロース(N−7:信越化学工業製)50g
を、エタノール950gに溶解してエチルセルロースの
有機溶剤溶液を調製した。水1000gを100rpm
の強さで撹拌しながら、速度200g/秒でエチルセル
ロースの有機溶剤溶液に投入して乳化を行った。得られ
たエマルジョンをエバポレーターにてジャケット温度6
0℃、真空度−600mmHgで減圧蒸留により溶媒を
除去した。さらに得られたエマルジョンを分子量分画2
0万、濾過面積0.65m3 の限外濾過膜(平膜モジュ
ール、ポリスルホン)を用いて室温下で固形分20重量
%まで濃縮を行った。エチルセルロースの阻止率は10
0%であった。このようにして得られたエマルジョン中
のポリマーの平均粒子径は0.3μmであった。
【0021】実施例3 投入する水の量を850gにしたことを除いては、実施
例2と同様の条件で乳化を行った。得られたエマルジョ
ン中のポリマーの平均粒子形は0.4μmであった。
【0022】実施例4 実施例1で得られたエマルジョンに、可塑剤としてクエ
ン酸トリエチルをヒドロキシプロピルメチルセルロース
フタレートに対して35重量%添加し、コーティング液
を調製した。
【0023】コーティング液を直径8mmのコンスター
チ系の乳糖プラセボ錠に噴射した。噴射処理には小型通
気式コーティング装置を使用した。噴射時のスプレー速
度は毎分10gとし、噴射処理後、錠剤温度39℃のコ
ンスターチ系の乳糖プラセボ錠に70℃の空気を送り込
み、排気温度36℃のもとで、表面の水分を発散させ、
コーティング錠剤を作成した。
【0024】コンスターチ系の乳糖プラセボ錠のコーテ
ィング錠剤100錠を使用して、日本薬局−12が定
める崩壊試験を行った。具体的にはpH1.2の第一液
(人工胃液)を37℃(体温)に保ちながら、その中に
コーティング錠剤を2時間浸漬し、異常錠剤の数、第一
液の浸透量を測定した。その結果を表1に示す。
【0025】比較例2 信越セルロース N-7-F(平均粒子系:4μm)を用いた
以外は、実施例4と同様に試験を行った。
【0026】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−207342(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 47/38 A61K 9/32

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機溶媒を含む溶剤にエチルセルロース
    溶解した溶液であって、可塑剤が含まれていない溶液
    を水と接触させて拡散させ、自己乳化した乳化液から有
    機溶剤を除去することを特徴とする固形製剤のエチルセ
    ルロース水性エマルジョンの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法により製造された
    エチルセルロース水性エマルジョンに、可塑剤を添加し
    てから、固形製剤に塗布することを特徴とする固形製剤
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記有機溶媒を含む溶剤が、少なくとも
    水と任意に混合し得る有機溶媒を含む溶剤であることを
    特徴とする請求項1に記載の固形製剤のエチルセルロー
    ス水性エマルジョンの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記溶液が非親水性溶媒にエチルセルロ
    ースを溶解した非親水性溶液を、少なくとも水と任意に
    混合し得る有機溶媒を含む溶剤に溶解したものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の固形製剤のエチルセル
    ロース水性エマルジョンの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記水と任意に混合し得る有機溶媒がメ
    タノール、エタノール、イソプロパノール、アセトン、
    メチルエチルケトンより選ばれる少なくとも1種類の溶
    媒であることを特徴とする請求項またはに記載の固
    形製剤のエチルセルロース水性エマルジョンの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記非親水性溶媒がヘキサン、ジクロロ
    メタン、クロロホルムより選ばれる少なくとも1種類の
    溶媒であることを特徴とする請求項またはに記載の
    固形製剤のエチルセルロース水性エマルジョンの製造方
    法。
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