JP3287583B2 - 安全ベルト - Google Patents

安全ベルト

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JP3287583B2
JP3287583B2 JP06120391A JP6120391A JP3287583B2 JP 3287583 B2 JP3287583 B2 JP 3287583B2 JP 06120391 A JP06120391 A JP 06120391A JP 6120391 A JP6120391 A JP 6120391A JP 3287583 B2 JP3287583 B2 JP 3287583B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築現場などの高所
作業現場で使用する安全ベルトに関するものである。
【0002】
【従来技術の構成とその問題点】図29は従来の安全ベ
ルトを示す。この安全ベルトは高所作業現場の作業員の
安全を図るためのもので、胴ベルト1およびフック2を
有する。フック2は高所作業現場の固定物に係合させる
ためのものである。胴ベルト1は作業員の身体に巻き付
けるためのもので、バックル3を有する。そして、胴ベ
ルト1に環状の連結リング4が設けられている。さら
に、命綱として円形断面のロープ5が使用され、これに
よって連結リング4とフック2が連結されている。した
がって、作業員が高所作業現場から落下したとき、ロー
プ5、連結リング4および胴ベルト1によって作業員の
身体を支えることができる。
【0003】しかしながら、この安全ベルトはロープ5
の取り扱いにともなう問題があった。高所作業現場の作
業員の安全を図るには、ロープ5に大きい強度をもたせ
る必要があり、ロープ5として相当太いものを使用する
必要がある。さらに、高所作業現場の作業員の動作範囲
を考慮し、ロープ5として相当長いものを使用する必要
がある。このため、ロープ5の取り扱いが面倒であり、
その使用勝手が悪く、機能性が低いという問題があった
ものである。
【0004】
【発明の目的】したがって、この発明は、前記従来の問
題を解決し、安全ベルトの機能性を高めることを目的と
してなされたものである。
【0005】
【発明の構成】この目的を達成するため、発明によれ
ば、胴ベルトに環状の連結リングを設け、命綱によって
前記連結リングとフックを連結し、前記胴ベルトを作業
員の身体に巻き付けるようにした安全ベルトにおいて、
前記命綱として細幅の連結ベルトを使用し、前記連結リ
ングに前記連結ベルトの巻取リールを取り付け、前記連
結ベルトを前記巻取リールに巻き取り、前記巻取リール
および連結ベルトによって前記連結リングとフックを連
結し、前記連結ベルトは、延伸ナイロン繊維、延伸テト
ロン繊維などの耐磨耗性合成繊維の糸によって外筒織布
を製織し、アラミド繊維からなる多数本の糸を前記外筒
織布内に挿入し、前記外筒織布内において前記外筒織布
の長さ方向にのびかつ前記外筒織布の幅方向および厚さ
方向に緊密に並列するように配置して芯体とするととも
に、前記外筒織布および前記芯体を細幅ベルト状に偏平
化し、とじ糸によって前記外筒織布の両面を縫織し、前
記外筒織布と前記芯体を一体化することによって形成
し、前記巻取リールの一対の側板間に、別のフックの下
端部および一対のストッパの下端部を挿入するととも
に、前記一対の側板間に貫通挿入した連結ピンによって
支持し、前記別のフックおよび前記一対のストッパが前
記連結ピンの軸から半径方向にのびるように配置し、前
記一対のストッパを、前記連結ピンの軸のまわりに、互
いに近接し前記別のフックの先端部を両側から挟む前記
別のフックの先端開口部を閉じる位置と、互いに離れて
前記別のフックの先端開口部を開く位置との間において
回動可能とし、前記一対のストッパをスプリングによっ
て、これらが常時は前記別のフックの先端開口部を閉じ
る位置にあるように弾性付勢し、手動によって前記一対
のストッパを前記スプリングに抗して前記別のフックの
先端開口部を開く位置まで回動させることによって、前
記巻取リールを前記連結リングから取り外すことができ
るようにしたことを特徴とする安全ベルトが構成され
る。
【0006】
【0007】上記構成において、前記胴ベルトを金具の
孔に通し、前記金具によって前記胴ベルトの折り返し部
分を形成し、その折り返し部分を前記連結リングに通
し、前記連結リングを前記折り返し部分のまわりに旋回
可能に取り付けるとともに、前記金具と前記連結リング
間に補助部材を介在させ、前記連結リングを前記金具か
ら一定距離離れた位置に保持するようにしてもよい。
【0008】
【実施例の説明】以下、この発明の実施例を説明する。
【0009】図1において、この安全ベルトは胴ベルト
1およびフック2を有し、胴ベルト1に環状の連結リン
グ4が設けられているのは図29の安全ベルトと同様で
ある。そして、図29のロープ5に代えて、安全ベルト
の命綱として細幅の連結ベルト6が使用されている。
【0010】連結ベルト6は特別に開発されたものであ
る(実願平1−3022号)。この連結ベルト6の場
合、延伸ナイロン繊維、延伸テトロン繊維などの耐摩耗
性合成繊維の糸によって外筒敷布が製織され、アラミド
繊維からなる多数本の糸が外筒敷布内に挿入され、外筒
敷布内において、アラミド繊維の糸が外筒敷布の長さ方
向にのびるよう配置され、外筒敷布の幅方向および厚さ
方向に緊密に並列され、アラミド繊維の糸によって芯体
が構成される。そして、外筒敷布および芯体がベルト状
に偏平化され、とじ糸によって外筒敷布と芯体が縫着さ
れ、一体化されている。したがって、細幅の連結ベルト
6であっても、アラミド繊維の糸によって大きい強度を
得ることができる。しかも、外筒敷布によってアラミド
繊維の糸が被覆され、保護され、アラミド繊維の糸は損
傷および摩耗せず、紫外線も受けない。したがって、そ
の強度を長期間にわたって維持することができ、安全ベ
ルトの命綱としてこの連結ベルト6を使用することがで
きるものである。
【0011】そして、胴ベルト1の連結リング4に連結
ベルト6の巻取リール7が取り付けられ、連結ベルト6
が巻取リール7に巻き取られている。この実施例では、
図2に示すように、巻取リール7に二股の連結部8が設
けられ、連結リング4が各連結部8間に配置され、連結
ピン9が連結部8の孔に押し込まれ、連結ピン9によっ
て連結リング4と巻取リール7が連結されている。ま
た、巻取リール7はフランジ10と一体の回転体11を
有し、連結ベルト6は回転体11の溝12に差し込ま
れ、折り返され、二重に重ね合わされている。そして、
とじ糸によって連結ベルト6が縫着されている。さら
に、円板13が回転体11の先端に嵌め込まれ、フラン
ジ10と円板13間において、連結ベルト6が回転体1
1のまわりに巻き取られ、これが巻取リール7の側板1
4間に挿入されている。さらに、シャフト15が側板1
4の孔に挿入され、回転体11の孔に圧入され、側板1
4およびシャフト15によって回転体11が支持されて
おり、回転体11はシャフト15と一体的に回転する。
また、側板14の外側において、スプリング16がカバ
ー17に収容され、カバー17が側板14に固定されて
おり、スプリング16は回転体11を弾性付勢するため
のもので、らせん状をなし、その内端はシャフト15の
溝18に差し込まれ、外端はカバー17の突起に係合さ
れている。したがって、スプリング16の弾性がシャフ
ト15および回転体11に作用し、回転体11はその回
転方向に弾性付勢され、連結ベルト6は回転体11に巻
き取られた状態に保持される。
【0012】そして、巻取リール7および連結ベルト6
によって連結リング4とフック2が連結されている。こ
の実施例では、フック2付近にショックアブソーバ19
が設けられており、連結ベルト6はフック2の孔に通さ
れ、折り返されている。さらに、図3および図4に示す
ように、ショックアブソーバ19内において、連結ベル
ト6が両側に折り曲げられ、折り返され、二重に重ね合
わされ、とじ糸によって連結ベルト6が縫着されてお
り、金属管20がその連結ベルト6に圧着され、挿入ピ
ン21が連結ベルト6の折り返し点に挿入されている。
そして、これがカバー22に収容されている。
【0013】この安全ベルトにおいて、胴ベルト1を作
業員の身体に巻き付け、フック2を高所作業現場の固定
物に係合させると、作業員が高所作業現場から落下した
とき、連結ベルト6が巻取リール7から巻き出される。
そして、連結ベルト6が完全に巻き出されたとき、フッ
ク2、連結ベルト6、巻取リール7、連結リング4およ
び胴ベルト1によって作業員の身体が支えられる。さら
に、ショックアブソーバ19内において、荷重によって
連結ベルト6が引き伸ばされ、その縫い糸が切断され、
挿入ピン21が金属管20に押し込まれ、挿入ピン21
によって金属管20が変形し、押し拡げられる。これに
よって衝撃が吸収される。
【0014】この安全ベルトの場合、高所作業現場の作
業員の動作範囲を考慮し、連結ベルト6として相当長い
ものを使用する必要があるが、これを巻取リール7に巻
き取ることができ、前記従来のロープ5の取り扱いにと
もなう問題は生じない。したがって、その使用勝手がよ
く、機能性を高めることができる。
【0015】この発明には種々の変形例が考えられる。
たとえば、図5および図6に示すように、図1および図
2の二股状の連結部8に代えて、巻取リール7に角筒状
の連結部23を設け、連結リング4に係合させた連結金
具24をその連結部23に挿入する。そして、連結ピン
25を連結部23および連結金具24の孔に押し込み、
連結金具24および連結ピン25によって連結リング4
と巻取リール7を連結してもよい。
【0016】図7および図8に示すように、連結ベルト
6と同様の連結ベルト26によってショックアブソーバ
19を構成し、図5および図6の安全ベルトと同様、巻
取リール7に角筒状の連結部23を設け、連結ピン25
を連結部23の孔に押し込む。そして、ショックアブソ
ーバ19の連結ベルト26を連結リング4および連結ピ
ン25に係合させ、巻取リール7をショックアブソーバ
19を介して連結リング4に取り付けてもよい。連結ベ
ルト6とフック2については、連結ベルト6をフック2
の孔に挿入し、折り返し、二重に重ね合わせ、とじ糸に
よってこれを縫着すればよい。
【0017】図9および図10に示すように、小フック
27を巻取リール7の連結部23に挿入し、連結ピン2
5を連結部23および小フック27の孔に押し込む。そ
して、小フック27を連結リング4に係合させ、巻取リ
ール7を取り外し可能に取り付けてもよい。
【0018】この他、図11に示すように、連結ピン2
8によって小フック27とショックアブソーバ19を連
結し、巻取リール7をショックアブソーバ19および小
フック27を介して連結リング4に取り付けることも考
えられる。
【0019】また、安全ベルトの胴ベルト1について
は、普通、工具収容袋などの付属品が胴ベルト1に装備
される。その関係上、作業者は胴ベルト1を巻き付けた
まま地上で作業することも多い。この場合、連結ベルト
6の巻取リール7を胴ベルト1から取り外すことができ
れば、作業者の負担を軽減することができ、好ましい。
図12および図13は巻取リール7を取り外すことがで
きるようにした実施例を示す。この実施例では、図15
に示すように、巻取リール7の一対の側板14間に、小
フック31の下端部および一対のストッパ29、30の
下端部が挿入されるとともに、側板14間に貫通挿入さ
れた連結ピン33によって支持され、小フック31およ
び一対のストッパ29、30は、連結ピン33の軸から
半径方向にのびるように配置される。さらに、一対のス
トッパ29、30は、連結ピン33の軸のまわりに、互
いに近接し、それらの折り曲げ部分35によって小フッ
ク31の先端部を両側から挟む小フックの先端開口部を
閉じる位置と、互いに離れて小フックの先端開口部を開
く位置との間において回動可能となっている。一対のス
トッパ29、30の突起34にはスプリング32が係合
し、一対のストッパ29、30は、スプリング32によ
って、これらが常時は小フックの先端開口部を閉じる位
置にあるように弾性付勢される。したがって、常時は、
小フック31は連結リング4から離脱せず、巻取リール
7は胴ベルト1に堅固に連結される。そして、手でスト
ッパ29、30のハンドル36を操作し、図14に示す
ように、ストッパ29、30をスプリング32に抗して
小フックの先端開口部を開く位置まで回動させることに
よって、小フック31を連結リング4から離脱させ、巻
取リール7を簡単に取り外すことができる。
【0020】また、胴ベルト1および連結リング4につ
いては、普通、図16、図17および図18に示すよう
に、連結リング4の直線部分に保護管37が設けられ、
胴ベルト1が金具38の孔に通され、金具38によって
胴ベルト1の折り返し部分が形成され、その折り返し部
分が連結リング4に通され、胴ベルト1、金具38およ
び保護管37によって連結リング4が保持される。した
がって、連結リング4が胴ベルト1の折り返し部分のま
わりに旋回可能に取り付けられるものであり、これが作
業者の左腰に装備される。そして、連結ベルト6が巻取
リール7から引き出されるとき、その張力が巻取リール
7および連結リング4に伝達され、巻取リール7が連結
ベルト6の引き出し方向に向けられ、連結リング4が胴
ベルト1の折り返し部分のまわりを旋回する。これによ
って連結ベルト6が円滑に引き出される。しかしなが
ら、図19に示すように、金具38および胴ベルト1に
よって連結リング4の旋回が制限され、その旋回角度は
180°以内である。したがって、巻取リール7は18
0°以上旋回することはできない。さらに、作業者のズ
ボンがふくらんでいるとき、巻取リール7がズボンにひ
っかかり、旋回しにくいこともある。このため、連結ベ
ルト6が作業者の前方に引き出されるとき、図20に示
すように、連結ベルト6が巻取リール7の側板14に接
触し、連結ベルト6を円滑に引き出すことができず、連
結ベルト6によって側板14がこすられ、摩耗するとい
う問題がある。連結ベルト6の引き出し後、連結ベルト
6が巻取リール7に巻き取られるとき、連結ベルト6を
円滑に巻き取ることができず、連結ベルト7によって側
板14が摩耗するのも同様である。したがって、図12
および図13の実施例では、図21および図22に示す
ように、金具38と連結リング4間にOリング状の補助
部材39が設けられ、胴ベルト1が金具38、補助部材
39および連結リング4に通され、胴ベルト1および補
助部材39によって連結リング4が保持される。したが
って、連結リング4は金具38から補助リング39の高
さだけ離れた位置に保持される。この実施例では、連結
リング4は金具38から5 mm 以上離れた位置に保持さ
れている。したがって、図23に示すように、連結リン
グ4は180°以上旋回することができる。巻取リール
7もズボンから十分離れた位置に保持され、的確に旋回
することができる。したがって、図24に示すように、
連結ベルト6が作業者の前方に引き出されるとき、連結
ベルト6が巻取リール7の側板14に接触せず、連結ベ
ルト6を円滑に引き出すことができる。連結ベルト6に
よって側板14が摩耗するおそれもない。
【0021】図21の補助部材39に代えて、リング止
め38と連結リング4間に図25および図26の補助部
材40を配置してもよい。補助部材40は一対の孔を有
するダブルリングからなり、胴ベルト1が補助部材40
の一方の孔に通され、連結リング4に通され、折り返さ
れ、補助部材40の他方の孔に通される。これによって
連結リング4が保持される。図27および図28に示す
ように、溶接またはその他の手段によって金具38と補
助部材41を固着し、連結リング4を補助部材41上に
位置させ、胴ベルト1を金具38および連結リング4に
通し、これによって連結リング4を保持してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、この種の安全ベルトの場合、高所作業現場の作業員
の動作範囲を考慮して命綱として相当長いものを使用す
る必要があるが、命綱を細幅の連結ベルトとしたことに
よって、小型の巻取リールにコンパクトに巻き取ること
ができ、従来のロープを使用した安全ベルトの取扱いに
伴う問題を生じさせず、使用勝手が良く、機能性の高い
安全ベルトとすることができる。また、この発明によれ
ば、細幅の連結ベルトを、耐磨耗性合成繊維の糸によっ
て外筒織布を製織し、アラミド繊維の糸を多数本外筒織
布内に挿入し、外筒織布の長さ方向にのびかつ外筒織布
の幅方向および厚さ方向に緊密に並列するように配置し
て芯体を構成するとともに、外筒織布および芯体を細幅
ベルト状に偏平化し、とじ糸によって外筒織布の両面を
縫織し、外筒織布と芯体を一体化することによって形成
したので、連結ベルトは、細幅であっても、大きな強度
を長期間にわたって保持し、安全ベルトの命綱として十
分安全に機能する。また、巻取リールのストッパを手動
で回動させるだけで、巻取リールを連結リングに取り付
けまた連結リングから取り外すことができるようにした
ので、作業者が胴ベルトを巻き付けたまま地上で作業す
るとき、巻取リールを胴ベルトから簡単に取り外し、作
業者の負担を軽減することもできる。金具と連結リング
間に補助部材を介在させ、連結リングを金具から一定距
離離れた位置に保持し、連結ベルトを円滑に引き出すこ
ともでき、所期の目的を達成することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の巻取リールの分解図である。
【図3】図1のショックアブソーバの説明図である。
【図4】図3の連結ベルトの斜視図である。
【図5】他の実施例の斜視図である。
【図6】図5の連結金具と連結ピンの分解図である。
【図7】他の実施例の斜視図である。
【図8】図7のショックアブソーバの説明図である。
【図9】他の実施例の斜視図である。
【図10】図9の小フックと巻取リールの分解図であ
る。
【図11】他の実施例の斜視図である。
【図12】他の実施例の断面図である。
【図13】図12の連結金具と巻取リールの側面図であ
る。
【図14】図13の巻取リールのストッパを開いた状態
を示す側面図である。
【図15】図13の巻取リールの分解図である。
【図16】図12の安全ベルトの効果を説明するための
参考図である。
【図17】図16の安全ベルトの着用状態の側面図であ
る。
【図18】図16の胴ベルト、連結リングおよびリング
止めの斜視図である。
【図19】図16の連結リングの旋回角度を示す断面図
である。
【図20】図16の連結ベルトが引き出される状態を示
す断面図である。
【図21】図12の連結リング、リング止めおよび補助
リングの斜視図である。
【図22】図21の連結リング、リング止めおよび補助
リングの分解図である。
【図23】図21の連結リングの旋回角度を示す断面図
である。
【図24】図12の連結ベルトが引き出される状態を示
す断面図である。
【図25】他の実施例の斜視図である。
【図26】図25の補助リングの断面図である。
【図27】他の実施例の斜視図である。
【図28】図27のリング止めおよび補助リングの断面
図である。
【図29】従来の安全ベルトの側面図である。
【符号の説明】
1 胴ベルト 2 フック 4 連結リング 6 連結ベルト 7 巻取リール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A62B 35/00 A62B 35/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴ベルトに環状の連結リングを設け、命
    綱によって前記連結リングとフックを連結し、前記胴ベ
    ルトを作業員の身体に巻き付けるようにした安全ベルト
    において、前記命綱として細幅の連結ベルトを使用し、
    前記連結リングに前記連結ベルトの巻取リールを取り付
    け、前記連結ベルトを前記巻取リールに巻き取り、前記
    巻取リールおよび連結ベルトによって前記連結リングと
    フックを連結し、前記連結ベルトは、延伸ナイロン繊
    維、延伸テトロン繊維などの耐磨耗性合成繊維の糸によ
    って外筒織布を製織し、アラミド繊維からなる多数本の
    糸を前記外筒織布内に挿入し、前記外筒織布内において
    前記外筒織布の長さ方向にのびかつ前記外筒織布の幅方
    向および厚さ方向に緊密に並列するように配置して芯体
    とするとともに、前記外筒織布および前記芯体を細幅ベ
    ルト状に偏平化し、とじ糸によって前記外筒織布の両面
    を縫織し、前記外筒織布と前記芯体を一体化することに
    よって形成し、前記巻取リールの一対の側板間に、別の
    フックの下端部および一対のストッパの下端部を挿入す
    るとともに、前記一対の側板間に貫通挿入した連結ピン
    によって支持し、前記別のフックおよび前記一対のスト
    ッパが前記連結ピンの軸から半径方向にのびるように配
    置し、前記一対のストッパを、前記連結ピンの軸のまわ
    りに、互いに近接し前記別のフックの先端部を両側から
    挟む前記別のフックの先端開口部を閉じる位置と、互い
    に離れて前記別のフックの先端開口部を開く位置との間
    において回動可能とし、前記一対のストッパをスプリン
    グによって、これらが常時は前記別のフックの先端開口
    部を閉じる位置にあるように弾性付勢し、手動によって
    前記一対のストッパを前記スプリングに抗して前記別の
    フックの先端開口部を開く位置まで回動させることによ
    って、前記巻取リールを前記連結リングから取り外すこ
    とができるようにしたことを特徴とする安全ベルト。
  2. 【請求項2】 前記胴ベルトを金具の孔に通し、前記金
    具によって前記胴ベルトの折り返し部分を形成し、その
    折り返し部分を前記連結リングに通し、前記連結リング
    を前記折り返し部分のまわりに旋回可能に取り付けると
    ともに、前記金具と前記連結リング間に補助部材を介在
    させ、前記連結リングを前記金具から一定距離離れた位
    置に保持したことを特徴とする請求項1に記載の安全ベ
    ルト。
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