JP3219519U - 高所作業用命綱 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業者の墜落時の安全確保がより確実に行える高所作業用命綱を提供する。
【解決手段】平ロープ1の先端が、フック2のロープ連結用開口2aに挿入された後折り返されて折り返し部3を形成し、折り返し部が平ロープ本体4に縫合される。折り返し部の段差を平ロープの長さ方向に跨いでのび、平ロープに縫合されて段差7を被覆する被覆部材8を備える。被覆部材は、高強度の合成繊維糸から形成された、平ロープの幅に対応する幅および平ロープの厚みよりも小さい厚みを有する表面が滑らかな織物片からなっている。
【選択図】図1
【解決手段】平ロープ1の先端が、フック2のロープ連結用開口2aに挿入された後折り返されて折り返し部3を形成し、折り返し部が平ロープ本体4に縫合される。折り返し部の段差を平ロープの長さ方向に跨いでのび、平ロープに縫合されて段差7を被覆する被覆部材8を備える。被覆部材は、高強度の合成繊維糸から形成された、平ロープの幅に対応する幅および平ロープの厚みよりも小さい厚みを有する表面が滑らかな織物片からなっている。
【選択図】図1
Description
本考案は、高所作業用命綱、特に、平ロープの先端にフックが連結され、または当該フックがショックアブソーバを介して連結されたものからなる高所作業用命綱に関するものである。
従来の高所作業用命綱には、平ロープの先端にフックが連結された構成のもの(例えば、特許文献1参照)や、平ロープの先端にショックアブソーバを介してフックが連結された構成のもの(例えば、特許文献2参照)がある。
そして、前者においては、平ロープの先端が、フックのロープ連結用開口に挿入された後、平ロープの一面側に折り返されて折り返し部を形成するとともに、折り返し部が綴じ糸によって平ロープの本体に縫合され、それによって、平ロープにフックが連結されている。また、平ロープの後端は、ショックアブソーバを介して胴ベルト(作業者に装着される)に連結されている。
後者においては、平ロープの先端が、ショックアブソーバのロープ連結用開口に挿入された後、平ロープの一面側に折り返されて折り返し部を形成するとともに、折り返し部が綴じ糸によって平ロープの本体に縫合され、それによって、平ロープにショックアブソーバが連結されている。また、ショックアブソーバとフックが連結金具によって連結されている。
さらに、折り返し部とショックアブソーバとの連結部、および折り返し部が熱収縮チューブによって被覆されている。
さらに、折り返し部とショックアブソーバとの連結部、および折り返し部が熱収縮チューブによって被覆されている。
また、平ロープの後端側は、巻取りリールに巻取り可能にされるとともに、巻取りリールがショックアブソーバを介して胴ベルト(作業者に装着される)に連結されている。
高所作業用命綱の使用時は、高所作業用命綱のフックが作業現場の適当な固定物に係止され、作業中、高所作業用命綱は作業者の胴ベルトおよび固定物間にのびている。
そして、万一作業者が足を踏み外して墜落した場合には、ショックアブソーバや巻取りリール等によって作業者に及ぼされる衝撃が吸収されるとともに、作業者が高所作業用命綱によって固定物から宙吊り状態となり、作業者の安全が確保されるようになっている。
そして、万一作業者が足を踏み外して墜落した場合には、ショックアブソーバや巻取りリール等によって作業者に及ぼされる衝撃が吸収されるとともに、作業者が高所作業用命綱によって固定物から宙吊り状態となり、作業者の安全が確保されるようになっている。
しかし、その一方で、従来の高所作業用命綱においては、平ロープをフックまたはショックアブソーバと連結する平ロープの折り返し部の末端に段差が形成されるが、この段差が、熱収縮チューブによって被覆されているか否かにかかわらず、作業者の墜落時に固定物の角張った部分に引っ掛かる可能性がある(なお、高所作業用命綱の平ロープの後端にも同様の折り返し部が形成されるが、この折り返し部は作業者の身体近くに位置するので、引っ掛かる可能性はほぼゼロである)。
そして、仮に、作業者の墜落時に平ロープの折り返し部の段差が固定物の角張った部分に引っ掛かると、作業者が宙吊りとなって平ロープがピンと張ったときに、平ロープの折り返し部と本体を縫合している綴じ糸が角張った部分によって切断されて、平ロープがフック(ショックアブソーバ)から脱落し、作業者を宙吊り状態で支持できず、作業者の安全を確保できなくなるそれがある。
したがって、本考案の課題は、作業者の墜落時の安全確保がより確実に行える高所作業用命綱を提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案によれば、平ロープの先端部にフックが連結され、または当該フックがショックアブソーバを介して連結されたものであって、前記平ロープの先端が、前記フックまたは前記ショックアブソーバのロープ連結用開口に挿入された後前記平ロープの一面側に折り返されて折り返し部を形成するとともに、前記折り返し部が平ロープ本体に縫合され、前記折り返し部の末端に段差を有する高所作業用命綱において、前記平ロープの前記一面側に配置され、または前記平ロープの外側に被せられて、前記段差を前記平ロープの長さ方向に跨いでのび、前記平ロープに結合されて前記段差を被覆する被覆部材を備えたものであることを特徴とする高所作業用命綱が提供される。
本考案の好ましい実施例によれば、前記被覆部材は、高強度の合成繊維糸から形成された、前記平ロープの厚みよりも小さい厚みを有する表面が滑らかな織物片または筒状織物からなっている。
本考案の別の好ましい実施例によれば、前記被覆部材の前記平ロープへの前記結合が縫合によってなされている。
本考案のさらに別の好ましい実施例によれば、前記被覆部材の前記平ロープへの前記縫合が前記平ロープの前記折り返し部の前記平ロープ本体への縫合と同時になされている。
本考案のさらに別の好ましい実施例によれば、前記平ロープの先端部に前記フックまたは前記ショックアブソーバが連結金具を介して連結され、前記ロープ連結用開口が前記連結金具に設けられている。
本考案によれば、平ロープの先端とフックまたはショックアブソーバとの連結によって生じた平ロープの折り返し部の末端の段差を被覆部材によって被覆し、当該段差を、被覆部材の滑らかな表面に置き換えたので、作業者の墜落時に、平ロープの通過経路内に固定物の角張った部分があったとしても、折り返し部と平ロープ本体との縫合部は、被覆部材を介して、角張った部分をスムーズに乗り越えることができ、当該縫合部の綴じ糸が切断されることはなく、よって、作業者の安全確保が確実に行える。
以下、添付図面を参照しつつ、本考案の構成を好ましい実施例に基づいて説明する。
図1は、本考案の1実施例による高所作業用命綱の先端部を示す斜視図であり、(A)は斜視図であり、(B)は平面図である。なお、図1(A)では熱収縮チューブが省略されている。図2は、図1の高所作業用命綱の平ロープの先端の折り返し部を示す図であり、(A)は分解斜視図であり、(B)は側面図である。なお、図2(A)では綴じ糸が省略され、図2(B)では熱収縮チューブが省略されている。
図1は、本考案の1実施例による高所作業用命綱の先端部を示す斜視図であり、(A)は斜視図であり、(B)は平面図である。なお、図1(A)では熱収縮チューブが省略されている。図2は、図1の高所作業用命綱の平ロープの先端の折り返し部を示す図であり、(A)は分解斜視図であり、(B)は側面図である。なお、図2(A)では綴じ糸が省略され、図2(B)では熱収縮チューブが省略されている。
図1および図2を参照して、本考案による高所作業用命綱は、平ロープ1の先端部1aにフック2が連結されたものからなっている。
この実施例では、平ロープ1の先端が、合成樹脂から形成された扁平な管状の保護部材14に挿通された状態で、フック2のロープ連結用開口2aに挿入された後、平ロープ1の一面1b側に折り返されて折り返し部3を形成し、平ロープ1のループ状部分に保護部材6が嵌め込まれた状態で、折り返し部3が平ロープ本体4に綴じ糸5によって縫合されている。
そして、折り返し部3の末端に段差7が形成されている。
この実施例では、平ロープ1の先端が、合成樹脂から形成された扁平な管状の保護部材14に挿通された状態で、フック2のロープ連結用開口2aに挿入された後、平ロープ1の一面1b側に折り返されて折り返し部3を形成し、平ロープ1のループ状部分に保護部材6が嵌め込まれた状態で、折り返し部3が平ロープ本体4に綴じ糸5によって縫合されている。
そして、折り返し部3の末端に段差7が形成されている。
なお、保護部材6は、平ロープ1がフック2との接触によって摩耗するのを防止するためのものであり、必要に応じて備えられる。
本考案の高所作業用命綱は、また、平ロープ1の一面1b側に配置されて段差7を平ロープ1の長さ方向に跨いでのび、平ロープ1に縫合されて段差7を被覆する被覆部材8を備えている。
被覆部材8は、高強度の合成繊維糸(例えば、ナイロン糸およびポリエステル糸等)から形成された、平ロープ1の幅に対応する幅および平ロープ1の厚みよりも小さい厚みを有する表面が滑らかな織物片からなっている。
織物片は、公知の適度に密な織組織(例えば平織)を有している。
織物片は、公知の適度に密な織組織(例えば平織)を有している。
被覆部材8の平ロープ1への縫合は、この実施例では、綴じ糸5を用いて、平ロープ1の折り返し部3の平ロープ本体4への縫合と同時になされている。
図3は、被覆部材8と平ロープ1(平ロープ本体4および折り返し部3)との縫合のパターンを示す平面図である。
図3に示すように、この実施例では、縫合のパターンは、被覆部材8の一側における段差7と被覆部材8の末端縁8aとの間の点mから被覆部材8の幅方向に末端縁8aを跨いでジグザグ状に点nまでのびる第1の縫い目部分9aと、点nから被覆部材8の幅方向に段差7を跨いでジグザグ状に点mまでのびる第2の縫い目部分9bと、点mから被覆部材8の長さ方向に直線状に点oまでのびる第3の縫い目部分9cと、点oから被覆部材8の長さ方向にジグザグ状に点pまでのびる第4の縫い目部分9dと、点pから被覆部材8の長さ方向にジグザグ状に点qまでのびる第5の縫い目部分9eと、点qから被覆部材8の長さ方向に点nまで直線状にのびる第6の縫い目部分9fと、から構成されている。
図3に示すように、この実施例では、縫合のパターンは、被覆部材8の一側における段差7と被覆部材8の末端縁8aとの間の点mから被覆部材8の幅方向に末端縁8aを跨いでジグザグ状に点nまでのびる第1の縫い目部分9aと、点nから被覆部材8の幅方向に段差7を跨いでジグザグ状に点mまでのびる第2の縫い目部分9bと、点mから被覆部材8の長さ方向に直線状に点oまでのびる第3の縫い目部分9cと、点oから被覆部材8の長さ方向にジグザグ状に点pまでのびる第4の縫い目部分9dと、点pから被覆部材8の長さ方向にジグザグ状に点qまでのびる第5の縫い目部分9eと、点qから被覆部材8の長さ方向に点nまで直線状にのびる第6の縫い目部分9fと、から構成されている。
この場合、被覆部材8の末端縁8aおよび段差7のそれぞれに沿ってジグザグ縫い(第1および第2の縫い目部分9a、9b)をしたことで、平ロープ本体4、折り返し部3および被覆部材8間のより強い結合を実現している。
なお、縫合のパターンは、この実施例に限定されず、平ロープ本体4、折り返し部3および被覆部材8間の十分な結合が確保されるパターンであればどのようなものであってもよい。
なお、縫合のパターンは、この実施例に限定されず、平ロープ本体4、折り返し部3および被覆部材8間の十分な結合が確保されるパターンであればどのようなものであってもよい。
この実施例では、さらに、平ロープ1における折り返し部3の縫合部および被覆部材8の結合部が熱収縮チューブ10によって被覆されている。
熱収縮チューブ10は、折り返し部3の縫合部や被覆部材8の結合部を、摩耗、および太陽光線や雨水等から保護するためのものであり、必要に応じて備えられる。
熱収縮チューブ10は、折り返し部3の縫合部や被覆部材8の結合部を、摩耗、および太陽光線や雨水等から保護するためのものであり、必要に応じて備えられる。
こうして、本考案の高所作業用命綱によれば、平ロープ1の先端とフック2との連結によって生じた平ロープ1の折り返し部3の末端3aの段差7を被覆部材8によって被覆し、段差7を被覆部材8の滑らかな表面で置き換えたので、作業者の墜落時に、平ロープ3の通過経路内に固定物の角張った部分があったとしても、折り返し部3と平ロープ本体4との縫合部は、被覆部材8を介して角張った部分をスムーズに乗り越えて行くことができ、縫合部の綴じ糸5が切断されることはなく、よって作業者の安全確保が確実に行える。
図4は、本考案の別の実施例による高所作業用命綱の平ロープの先端の折り返し部を示す図であり、(A)は分解斜視図であり、(B)は側断面図である。なお、図4(A)では綴じ糸が省略され、図4(B)では綴じ糸および熱収縮チューブが省略されている。
図4に示した実施例は、図1〜図3に示した実施例と、被覆部材の構成のみが異なるだけである。よって、図4中、図1〜図3に示したものと同じ構成要素には同一番号を付し、以下では、それらの詳細な説明を省略する。
図4に示した実施例は、図1〜図3に示した実施例と、被覆部材の構成のみが異なるだけである。よって、図4中、図1〜図3に示したものと同じ構成要素には同一番号を付し、以下では、それらの詳細な説明を省略する。
図4を参照して、この実施例では、被覆部材8’は、高強度の合成繊維糸(例えば、ナイロン糸およびポリエステル糸等)から形成された、平ロープ1の厚みよりも小さい厚みを有する表面が滑らかな筒状織物からなっている。
そして、被覆部材8’は、平ロープ1の外側に被せられて、段差7を平ロープ1の長さ方向に跨いでのび、平ロープ1に縫合されて段差7を被覆している。
そして、この実施例においても、図1〜図3に示した実施例と同様の効果が得られることは言うまでもない。
図5(A)は、本考案のさらに別の実施例による高所作業用命綱を示す側面図である。
図5(A)に示した実施例は、図1〜図3に示した実施例と、平ロープの先端部にフックを直接連結せずにショックアブソーバを介して連結した点が異なるだけである。よって、図5(A)中、図1〜図3に示したものと同じ構成要素には同一番号を付し、以下では、それらの詳細な説明を省略する。
図5(A)に示した実施例は、図1〜図3に示した実施例と、平ロープの先端部にフックを直接連結せずにショックアブソーバを介して連結した点が異なるだけである。よって、図5(A)中、図1〜図3に示したものと同じ構成要素には同一番号を付し、以下では、それらの詳細な説明を省略する。
図5(A)を参照して、この実施例では、平ロープ1の先端部1aに、フック2がショックアブソーバ11を介して連結されている。
この場合、平ロープ1を連結するためのロープ連結用開口11aがショックアブソーバ11に設けられている。
この場合、平ロープ1を連結するためのロープ連結用開口11aがショックアブソーバ11に設けられている。
そして、図1〜図3の実施例と同様に、ロープ1の先端が、保護部材6に挿通された状態でロープ連結用開口11aに挿入された後、折り返されて折り返し部3を形成し、折り返し部3が平ロープ本体4に綴じ糸5によって縫合され、さらに、折り返し部3の段差7を被覆する被覆部材8が平ロープ1(折り返し部3および平ロープ本体4)に縫合されている。
以上、本考案の構成を好ましい実施例に基づいて説明したが、本考案の構成は上記実施例に限定されず、当業者が添付の実用新案登録請求の範囲に記載した構成の範囲内で種々の変形例を案出し得ることは言うまでもない。
上記実施例では、フック2またはショックアブソーバ11を直接平ロープ1の先端部1aに連結したが、フック2またはショックアブソーバ11を連結金具を介して平ロープ1の先端部1aに連結してもよい。
この場合には、例えば図5(B)に示すように、平ロープ1を連結するためのロープ連結用開口12aが連結金具12に設けられる。
この場合には、例えば図5(B)に示すように、平ロープ1を連結するためのロープ連結用開口12aが連結金具12に設けられる。
そして、上記実施例と同様に、ロープ1の先端が、保護部材6に挿通された状態でロープ連結用開口12aに挿入された後、折り返されて折り返し部3を形成し、折り返し部3が平ロープ本体4に綴じ糸5によって縫合され、さらに、折り返し部3の段差7を被覆する被覆部材8が平ロープ1(折り返し部3および平ロープ本体4)に結合される。
また、上記実施例では、平ロープ1の折り返し部3と平ロープ本体4との縫合と、被覆部材8、8’と平ロープ1との縫合を同時に行ったが、これら2つの縫合を別個の綴じ糸によって別々に行ってもよいし、あるいは、被覆部材8、8’と平ロープ1との縫合を、綴じ糸の代わりに針金を用いて行ってもよい。
あるいは、被覆部材8、8’の平ロープ1への結合を接着によって行ってもよい。
あるいは、被覆部材8、8’の平ロープ1への結合を接着によって行ってもよい。
また、上記実施例では、被覆部材8、8’を高強度の合成繊維糸からなる織物片または筒状織物から構成したが、被覆部材の構成は上記実施例に限定されず、これらの織物片や筒状織物と同程度の強度および表面滑らかさを有するのであれば、どのような構成であってもよい。
1 平ロープ
1a 先端部
1b 一面
2 フック
2a ロープ連結用開口
3 折り返し部
4 平ロープ本体
5 綴じ糸
6 保護部材
7 段差
8 被覆部材(織物片)
8’ 被覆部材(筒状織物)
9a 第1の縫い目部分
9b 第2の縫い目部分
9c 第3の縫い目部分
9d 第4の縫い目部分
9e 第5の縫い目部分
9f 第6の縫い目部分
10 熱収縮チューブ
11 ショックアブソーバ
11a ロープ連結用開口
12 連結金具
12a ロープ連結用開口
m〜q 縫い目部分上の点
1a 先端部
1b 一面
2 フック
2a ロープ連結用開口
3 折り返し部
4 平ロープ本体
5 綴じ糸
6 保護部材
7 段差
8 被覆部材(織物片)
8’ 被覆部材(筒状織物)
9a 第1の縫い目部分
9b 第2の縫い目部分
9c 第3の縫い目部分
9d 第4の縫い目部分
9e 第5の縫い目部分
9f 第6の縫い目部分
10 熱収縮チューブ
11 ショックアブソーバ
11a ロープ連結用開口
12 連結金具
12a ロープ連結用開口
m〜q 縫い目部分上の点
Claims (5)
- 平ロープの先端部にフックが連結され、または当該フックがショックアブソーバを介して連結されたものであって、
前記平ロープの先端が、前記フックまたは前記ショックアブソーバのロープ連結用開口に挿入された後前記平ロープの一面側に折り返されて折り返し部を形成するとともに、前記折り返し部が平ロープ本体に縫合され、前記折り返し部の末端に段差を有する高所作業用命綱において、
前記平ロープの前記一面側に配置され、または前記平ロープの外側に被せられて、前記段差を前記平ロープの長さ方向に跨いでのび、前記平ロープに結合されて前記段差を被覆する被覆部材を備えたものであることを特徴とする高所作業用命綱。 - 前記被覆部材は、高強度の合成繊維糸から形成された、前記平ロープの厚みよりも小さい厚みを有する表面が滑らかな織物片または筒状織物からなっていることを特徴とする請求項1に記載の高所作業用命綱。
- 前記被覆部材の前記平ロープへの前記結合が縫合によってなされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の高所作業用命綱。
- 前記被覆部材の前記平ロープへの前記縫合が、前記平ロープの前記折り返し部の前記平ロープ本体への縫合と同時になされていることを特徴とする請求項3に記載の高所作業用命綱。
- 前記平ロープの先端部に前記フックまたは前記ショックアブソーバが連結金具を介して連結され、前記ロープ連結用開口が前記連結金具に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の高所作業用命綱。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018004051U JP3219519U (ja) | 2018-10-19 | 2018-10-19 | 高所作業用命綱 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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2018
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