JP3287240B2 - ビデオサーバ用映像入出力装置 - Google Patents

ビデオサーバ用映像入出力装置

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JP3287240B2
JP3287240B2 JP29842596A JP29842596A JP3287240B2 JP 3287240 B2 JP3287240 B2 JP 3287240B2 JP 29842596 A JP29842596 A JP 29842596A JP 29842596 A JP29842596 A JP 29842596A JP 3287240 B2 JP3287240 B2 JP 3287240B2
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多くの映像素材を
ビデオサーバに格納し、複数の編集装置により、同一の
素材を共有して、編集作業を行う編集向けのビデオサー
バシステムの映像入出力装置に関するものである。ま
た、視聴者の要求に従い、見たい映像を即座に見ること
ができるビデオ・オン・デマンド(VOD)サービス用の
ビデオサーバへ映像コンテンツを入力するための映像入
力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、映像コンテンツ制作を行う編集分
野では、デジタル技術の発展に伴って大きな動きが起き
つつある。従来、映像データは、磁気テープに収録され
てきた。磁気テープの場合、カット編集は、テープから
映像データの必要な部分を別のテープへダビングする手
法が取られており、タイトル入力、オーディオ編集など
も含めて、専用編集装置によって行われていた。近年、
コンピュータハードウェア上で作成されたグラフィック
やタイトルなどを映像に利用したいというニーズが高ま
っている。加えて、映像データをハードディスク上に格
納して編集を行うことにより、ランダムアクセスが可能
となり、テープに比べてテープの巻送り等の時間を短縮
できること、かつデジタル映像化することにより映像劣
化を低減することが可能なことから、映像をコンピュー
タベースで編集するノンリニア編集システムが考案され
ている。
【0003】これらの多くのシステムは映像データをロ
ーカルディスクに格納して編集作業を行っている。その
ため、編集作業に使用可能な映像データの量が制限され
てしまうという問題がある。また、映像データの共有が
不可能なため分担して編集作業を行う場合には、データ
のコピーが必要になる。
【0004】そこで、映像データを大規模ストレージに
記録しネットワークを用いて共有するCSS(Client Serv
er System)型のノンリニア編集システムが要求されてい
る。また、これにより、映像素材及びデータの一元管理
が容易にできることが期待されている。このコンテンツ
制作用ビデオサーバシステムでは、専用の映像登録装置
により、テープ媒体に録画された映像をディジタイズ
し、ビデオサーバへ格納を行うことになる。この際、テ
ープ上の全ての映像をビデオサーバへ格納するのは、時
間効率が悪く、またハードディスクの映像蓄積装置等の
リソースの使用効率が悪くなる。一般には、必要な映像
カットのみを選択する、荒編集という作業を行ったの
ち、必要なカットのみビデオサーバへ格納するという手
順を行うことが一般的である。
【0005】ビデオサーバへ格納された素材は、編集装
置から、アクセスし、さらに、ファインな編集を行い、
映像コンテンツを完成させていく。ノンリニア編集で
は、映像コンポジション(ストーリ)を作成していくこ
とで、編集を行う。そのため、一旦格納した映像素材
は、素材のコピーは行う必要がない。それぞれのカット
のインポイント、オウトポイントのみを記憶しておくこ
とで、コンテンツを作成していくことが可能である。カ
ットとカットのつなぎでは、ワイプやディゾルブ等の特
殊効果(エフェクト)をかけるケースも多い。あるノン
リニア編集機では、エフェクト部分をソフトウェアへレ
ンダリングして、その部分の映像ファイルを作成する。
また、別の編集機では、ハードウェアにより、エフェク
トをリアルタイムで実行する機種もある。この場合、ソ
フトウェアによるエフェクトのレンダリングを行う必要
がない。上記の映像コンポジションは、エディット・デ
ィスクリプション・リスト(EDL)と呼ばれる記述フォー
マットで出力する機能を持つ、編集機も多数存在する。
EDLを、従来のリニア編集機へ入力し、テープから映像
作品を作成することにより、マスターのテープ品質から
の完成映像を得ることが可能である。また、一般のノン
リニア編集機では、完成したコンテンツを、テープへプ
リントする機能を持っている。
【0006】一方、コンピュータ上で作成したコンピュ
ータグラフィック(CG)をテープメディア上へコンバー
トしたり、またテープ上の映像をコンピュータへ入力す
るために、ディスクレコーダと呼ばれる装置が考案され
ている。ディスクレコーダは、ビデオデッキ(VTR)の
インターフェースを持ち、もう一方で、SCSIインターフ
ェースやイーサネット経由で、ホストコンピュータとの
やりとりが、可能である。即ち、コンピュータ上で作成
したCGをディスクレコーダ装置内のローカルディスクへ
転送し、VTRインターフェース側から、リアルタイムで
の再生が可能である。ディスクレコーダでは、一旦ディ
スクレコーダ内のローカルディスク上一旦格納し、上記
のSCSIインターフェースやイーサネットにより、別のコ
ンピュータのローカルディクスへ転送することも可能で
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ノンリニア編集装置の
出現により、映像コンテンツ制作が効率よく、高速に作
成することが可能となり、文字、CGとの合成も簡単に行
えることが可能となってきた。しかし、既存のコンテン
ツ制作システムや放送システムの全てが、一斉に、ノン
リニア編集システムへ移行することは、困難である。ノ
ンリニア編集機だけでは、カバーしきれない機能もあれ
ば、システムの変更は、顧客へ大きな導入費用の負担も
かかることになる。よって、しばらくは、リニア編集機
とノンリニア編集機の混在したシステムが続くことにな
る。本発明が解決しようとする第1の課題は、従来のリ
ニア編集機をビデオサーバシステムと接続をスムーズに
行うことである。
【0008】また、ノンリニア編集機は、いろいろなベ
ンダから様々な仕様を持つ装置が製造されおり、その映
像フォーマットは、ノンリニア編集機ごとに、一部を除
いて、それぞれ異なる映像フォーマットを用いている。
そのため、異なる機種のノンリニア編集機の間では、ビ
デオサーバ上の映像素材を共有できないという問題があ
る。共有するためには、それぞれの映像フォーマット間
のデータコンバートが必要である。本発明の解決しよう
とする第2の課題は、映像フォーマットが異なる編集機
の間で、ビデオサーバ上に格納した素材を利用すること
を可能としたビデオサーバシステムを構築することであ
る。
【0009】また、既存の放送局のニュース送出システ
ムにおいては、複数のVTR(テープデッキ)に、制作し
たニュースコンテンツをスタンバイしておき、送出コン
トローラから制御して、送出するというシステムが多
い。本発明の解決しようとする別の課題は、既存の送出
システムにおいて、ビデオサーバ上のコンテンツをダイ
レクトに送出することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、ビデオサーバ用映像入出力装置を提供
する。該ビデオサーバ用映像入出力装置は、リニア編集
機、ノンリニア編集機及び送出制御機がVTRへ発行して
いた制御信号を入力し、これに応答し、動作する。プレ
イ命令やレコード命令は、もとより、キュウアップ命令
(インポイントへの頭だし)により、フレーム単位での
コントロールを可能とし、ビデオサーバ上のコンテンツ
のリアルタイムで再生制御を可能とする。また、レコー
ド命令により、既存リニア/ノンリニア編集機から、ビ
デオサーバへの映像の格納も可能とする。
【0011】そのため、映像入出力装置は、上記のVTR
制御信号入力手段を持ち、映像や音声を入出力する手段
を持つ。また、入力した映像や音声をリアルタイムでビ
デオサーバへ転送するためのネットワーク転送手段を持
つ。送られてくるVTR制御信号に応答するために、ソフ
トウェアが動作し、VTR制御コマンドをエミュレートす
る手段を持つ。上記ソフトウェアは、VTR制御命令に従
い、映像を入力するための映像エンコード/デコード
(Codec)ハードウェアを制御し、また、Codecハードウ
ェアから映像データを吸い上げ、一時的にメモリにバッ
ファリングし、これをさらに、ネットワーク上に接続さ
れたビデオサーバへリアルタイムで転送格納する手段を
持つ。ここでいう、リアルタイム格納とは、映像入力と
並行して、遅延時間数秒以内で格納するという意味であ
る。即ち、数十分に渡る映像格納においても、数秒程度
の遅延で、ビデオサーバへ映像を格納できる機能であ
る。
【0012】本発明は、以上の構成を備えているので、
従来のリニア編集機やリニア荒編集機と本発明によるビ
デオサーバ映像入出力装置を接続し、これらリニア編集
機等のダビング機能を用いて、フレーム単位の精度で、
映像データをビデオサーバへ格納することが可能とな
る。また、ビデオサーバへ格納する際に、ある映像フォ
ーマットで格納した場合、その映像フォーマットをダイ
レクトに編集できないノンリニア編集機は、本発明のビ
デオサーバ映像入出力装置を介して、ローカルディスク
へインポートすることが可能となる。
【0013】さらに、ノンリニア編集機により作成した
コンテンツを、本発明のビデオサーバ映像入出力装置を
介して、ビデオサーバへ格納することが可能となる。送
出制御装置からは、本発明のビデオサーバ映像入出力装
置を介してビデオサーバ上のコンテンツを再生すること
が可能となる。本発明により、リニア編集機や様々なノ
ンリニア編集機による、ビデオサーバ上の映像素材の共
有が可能となり、また、既存システムによる送出も行う
ことが可能となる。よって、既存のシステムとノンリニ
ア編集送出システムの共存をスムーズに行うことが可能
となり、両者の長所を生かしたシステムの構築が可能と
なる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、発明の1実施例を図面を用
いて説明する。まず、本発明のビデオサーバ用入出力装
置の装置構成について説明する。図1は、本発明の特徴
を最も良く表しているビデオサーバ映像入出力装置の構
成図である。図2は、ビデオサーバ映像入出力装置のハ
ードウェアの構成の詳細を示した図である。図2は、映
像信号を入力し、リアルタイムでビデオサーバへ格納す
る際の映像データの流れをつけ加えて示している。図3
は、図2と同一図であるが、本図は、ビデオサーバ上の
映像ファイルを再生する場合のデータの流れを付け加え
て示している。図4は、効率的に映像データをビデオサ
ーバへ格納するためのデータの流れを示した図である。
図5は、ビデオサーバを含めて、本発明のビデオサーバ
映像入出力装置を用いたコンテンツ制作及び送出を含ん
だ、ビデオサーバシステムを示した図である。
【0015】図6は、ビデオサーバと映像入出力装置の
接続方法とこれを実現するための構成を示した図であ
る。
【0016】以下、図1から順に本発明の構成を説明す
る。図1において、ビデオサーバ映像入出力装置100
は、ソフトウェア部110とハードウェア部120から構成さ
れる。ソフトウェア部110は、VTRエミュレートソフトウ
ェア111、Codecドライバ112、シリアルポートドライバ1
13、ファイルリダイレクタ114、ネットワークトランス
ポート層ドライバ115及びネットワークドライバ116を有
する。ハードウェア部120は、Codecハードウェア121、
シリアルポートハードウェア122、ネットワークハード
ウェア123を有する。シリアルポートハードウェアは、
シリアル信号131の入出力を行うハードウェアであり、C
odecハードウェア121は、映像信号132及びオーディオ信
号133を介して、映像の入力/出力を行う。ネットワー
クハードウェア123は、ネットワーク線134を介して、ビ
デオサーバとデータと転送を行う。Codecドライバ112及
びシリアルポートドライバ113は、それぞれのハードウ
ェアのミクロな制御を行うソフトウェアで、VTRエミュ
レートソフトウェア111に対して、マクロなソフトウェ
アインターフェースを提供する。
【0017】ファイルリダイレクタ114は、ビデオサー
バ上の映像ファイルをあたかも、ローカルディスク上の
映像ファイルのように扱うことを可能とするソフトウェ
アである。ネットワークトランスポート層ドライバ115
は、ファイルリダイレクタ114のコマンドをネットワー
ク上で、転送及び受信するためのネットワークプロトコ
ルを実行するソフトウェアである。ネットワークドライ
バ116は、ネットワークハードウェア123のミクロな制御
を行うドライバソフトウェアであり、マクロなソフトウ
ェアインターフェースをネットワークトランスポート層
ドライバへ提供する。
【0018】VTRエミュレートソフトウェア111は、シリ
アルポートハードウェア122及びシリアルポートドライ
バ113を介して、入力するVTR制御信号に応答し、Codec
ハードウェア121を制御する。また、Codecハードウェア
121により、ディジタイズ及び圧縮した映像データをフ
ァイルリダイレクタ114を介して、映像ファイルをビデ
オサーバ上で、作成して、書き込み制御、ファイルクロ
ーズ制御を行う。また、VTRエミュレートソフトウェア1
11は、ビデオサーバ上の映像ファイルを再生する場合
は、ファイルリダイレクタ114を介して、ビデオサーバ
上の映像ファイルのファイルオープン及び読み出し制御
を行う。読み出した映像データをCodecハードウェア121
へ転送して、映像再生を行う一連の動作を制御する。
【0019】次に、図2と図3を用いて、本発明のビデ
オサーバ映像入出力装置の説明を行う。図2及び図3
は、ハードウェアの構成の詳細を示した図である。図2
及び図3に示すように、ビデオサーバ映像入出力装置10
0は、CPU(演算ユニット)201、メモリコントローラ20
3、メモリ205、Codecハードウェア121、シリアルポート
ハードウェア122、ネットワークハードウェア123から構
成する。CPU201とメモリコントローラ203をCPUバス202
で接続し、メモリコントローラ203とメモリ205はメモリ
バス204で接続する。メモリコントローラ203は、I/Oバ
ス206を介して、Codecハードウェア121、シリアルポー
トハードウェア122、ネットワークハードウェア123を接
続する。図2及び図3の構成により、シリアルポートハ
ードウェア122の入出力の管理及びそれぞれのハードウ
ェア間のデータ転送及びその制御をVTRエミュレートソ
フトウェア111が行うことが可能である。
【0020】図1に示したソフトウェア部110は、メモ
リ205で記憶保持されており、CPU201で、実行される。
また、メモリ205には、オペレーティングシステム(O
S)のプログラムコードも記憶保持されている。図2
に、映像をビデオサーバへリアルタイム格納する場合の
映像データの流れを付け加えて示す。Codecハードウェ
ア121は、入力した映像信号及びオーディオ信号をディ
ジタイズまたはディジタル圧縮して映像データを、バッ
ファ211上に作成し、これを一旦保持する。VTRエミュレ
ータ111は、バッファ211上の映像データをメモリ205上
のバッファ210へ映像データを転送する。また、同時
に、既に、バッファ211から転送済みのバッファ210の映
像データは、バッファ211からバッファ210への映像デー
タ転送動作と並行または時分割に、I/Oバス206を介し
て、バッファ210からネットワークハードウェア123のバ
ッファ213へ映像データを転送する。
【0021】図3には、ビデオサーバ上映像ファイルを
リアルタイムで再生する場合の映像データの流れを付け
加えて示す。図2の逆の動作を行うことにより、ビデオ
サーバ上の映像データを再生することが可能である。ま
た、映像を再生する際には、外部のクロック信号に同期
して、映像を再生する必要がある場合は、Codecハード
ウェア121に、ゲンロック信号301を入力して、同期させ
ることが可能である。
【0022】図4は、映像データの転送をメモリ205を
介させず行う方法を示した場合である。本図は、映像デ
ータをビデオサーバへ格納する場合を示している。映像
データは、バッファ211より、バッファ213へ直接転送
し、ファイルリダイレクタ114及びネットワークトラン
スポート115のヘッダは、メモリ205に記憶されているヘ
ッダ類401から、バッファ213へ転送する。図4の構成に
することにより、I/Oバス206のトラフィックを低減する
ことが可能となり、より高帯域の映像データを格納する
ことが可能となる。同様に、ビデオサーバ上の映像ファ
イルの再生時も、映像データの転送をメモリ205を介さ
せず行うことが可能である。
【0023】次に、図5は、荒編集装置やノンリニア編
集装置を本発明によるビデオサーバ映像入出力装置を介
してビデオサーバと接続した構成例を示した図である。
本図において、501は、VTR502の出力映像をチェックす
るモニタである。荒編集装置503は、VTR502に挿入した
映像テープをブラウジングし、必要なカットを選択する
既存のリニア編集機である。荒編集機503は、カット編
集のみを行えばよいので、高価なエフェクタ機能を必要
としない。そのかわり、自動カット分割機能等の機能を
持っていると、より便利である。
【0024】データベースで素材管理を行う場合は、荒
編集機において、データベースへ登録するのに、都合が
よい。荒編集装置503をシリアル信号131をビデオサーバ
映像入出力装置100と接続する。また、VTR502の映像信
号132、オーディオ信号133をビデオサーバ映像入出力装
置100と接続する。荒編集機503は、VTR502とビデオサー
バ映像入出力装置100をシリアル信号131により、制御
し、必要なカットをVTR502からビデオサーバ映像入出力
装置100へダビングする。ビデオサーバ映像入出力装置1
00は、モニタ501により、映像チェックを行うことも可
能である。ビデオサーバ映像入出力装置100は、ネット
ワーク線134とネットワークスイッチ505を介して、ビデ
オサーバ506へ接続する。このネットワークスイッチ505
には、ATM-LAN(非同期転送モードを利用したローカル
エリアネットワーク)スイッチを使用すれば、システム
の構築が容易である。また、別のファイバチャネル等の
高速な通信ハードウェアを利用してもよい。
【0025】図6は、ビデオサーバ映像入出力装置100
とビデオサーバ506の構成を示した図である。ビデオサ
ーバ映像入出力装置100は、図1及び図3と同様の構成
である。ビデオサーバ506は、ソフトウェア部610とハー
ドウェア部620から構成する。ソフトウェア部610は、SC
SI-I/Fドライバ612、ディスククラスドライバ613、ファ
イルサーバ611、ネットワークトランスポート層ドライ
バ115及びネットワークドライバ116を有する。ハードウ
ェア部120は、SCSI-I/Fハードウェア621、ネットワーク
ハードウェア123を有する。
【0026】また、映像蓄積装置641とSCSI-I/Fハード
ウェア621をSCSI線631で接続する。SCSI-I/Fハードウェ
ア621は、SCSI線631を介して、映像蓄積装置641とデー
タの入出力を行う。ネットワークハードウェア123は、
ネットワーク線134を介して、ビデオサーバ映像入出力
装置100と映像データの転送を行う。ディスククラスド
ライバ613は、SCSI-I/Fドライバ612のミクロなコマンド
を映像蓄積装置641のハードディスクを制御するための
マクロなコマンドインターフェースをファイルサーバ61
1へ提供する。ファイルサーバ611は、ビデオサーバ映像
入出力装置100のファイルリダイレクタ114が発行するフ
ァイルに対するコマンドに対応して、これを処理するソ
フトウェアである。
【0027】次に本発明のヒビデオサーバ用映像入出力
装置の動作について説明する。図1ないし図6のビデオ
サーバ映像入出力装置100は、編集機が発行するVTR制御
命令のシリアル信号131をシリアルポートハードウェア1
22により、受信する。VTRエミュレータソフトウェア111
は、シリアルポートドライバ113に対して、シリアルポ
ート信号受信命令を発行し、受信したVTR制御コマンド
を受信する。VTRエミュレータソフトウェア111は、受信
したVTR制御命令に対応して、Codecドライバ112を介し
て、Codecハードウェア121を制御する。一方で、ファイ
ルリダイレクタ114を介して、ビデオサーバ506の映像蓄
積装置641へファイルの書き込み制御及び読み出し制御
を行う。
【0028】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図6における、Codecハードウェア121をディジタル
映像入力装置に置き換えたビデオサーバ映像入出力装置
100を図7に示す。図7の構成において、映像信号が既
に、ディジタル化されているディジタル映像信号をビデ
オサーバ506に格納することが可能である。また、ディ
ジタル化された映像データは、リアルタイム以上の高速
のラッシュ格納が可能となる。
【0029】図8は、本発明によるビデオサーバ映像入
出力装置100をVOD用ビデオサーバの映像入力装置に適応
した構成例を示したずである。ビデオサーバ映像入出力
装置100をネットワーク線134、ネッワークスイッチ505
を介して、VOD用ビデオサーバ800に接続する。また、ノ
ンリニア編集機503をビデオサーバ映像入出力装置100に
接続する。VODの端末であるパーソナルコンピュータ801
をネットワーク線134、ネッワークスイッチ505を介し
て、VOD用ビデオサーバ800に接続する。パーソナルコン
ピュータ801は、OD用ビデオサーバ800に格納されている
好きな映像ファイルを再生し、モニタ501により、映像
を見ることができる。
【0030】ノンリニア編集機503により、編集した映
像コンテンツは、ノンリニア編集機503の映像テープへ
のプリント機能を用いて、ビデオサーバ映像入出力装置
100経由で、VOD用ビデオサーバ800へ格納することが可
能である。
【0031】
【発明の効果】本発明のビデオサーバ映像入出力装置10
0により、既存リニア/ノンリニア編集機から、ビデオ
サーバへの映像の格納も可能となることにより、従来の
リニア編集機をビデオサーバシステムと接続をスムーズ
に行うことが容易となる。また、映像フォーマットが異
なる編集機が、ビデオサーバ上の映像素材を共有するこ
とが可能なビデオサーバシステムを構築することができ
る。
【0032】さらに、既存の送出システムにおいて、ビ
デオサーバ上のコンテンツをダイレクトに送出すること
が可能とある。また、本発明のビデオサーバ映像入出力
装置100をVODシステムに適用することにより、映像コン
テンツの作成及び配信をスムーズに行うことができるVO
Dサービスを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す図である。
【図2】本発明のハードウェア構成と映像データを格納
する際のデータの流れを示す図である。
【図3】本発明のハードウェア構成と映像データを再生
する際のデータの流れを示す図である。
【図4】本発明のハードウェア構成と映像データを格納
する際のデータの流れを示す図である。
【図5】本発明を用いたビデオサーバシステムの構成例
を示す図である。
【図6】本発明を用いたビデオサーバシステムの構成を
示す図である。
【図7】本発明の別の構成例を示す図である。
【図8】本発明の別の構成例を示す図である。
【符号の説明】
100…映像入出力装置、110…ソフトウェア部、111…VTR
エミュレートソフトウェア、112…Codecドライバ、113
…シリアルポートドライバ、114…ファイルリダイレク
タ、115…ネットワークトランスポート層ドライバ、116
…ネットワークドライバ、120…ハードウェア部、121…
Codecハードウェア、122…シリアルポートハードウェ
ア、123…ネットワークハードウェア、131…シリアル信
号、132…映像信号、133…オーディオ信号、134…ネッ
トワーク線
フロントページの続き (72)発明者 森田 功一 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株 式会社日立製作所 情報・通信開発本部 内 (72)発明者 山下 洋史 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株 式会社日立製作所 情報・通信開発本部 内 (72)発明者 猪股 宏文 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株 式会社日立製作所 情報・通信開発本部 内 (72)発明者 滝安 美弘 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株 式会社日立製作所 情報・通信開発本部 内 (56)参考文献 特開 平9−9196(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 H04N 7/16 - 7/173

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル化またはディジタル圧縮した映
    像データを格納するビデオサーバとネットワークを介し
    て、ビデオサーバ映像入出力装置及び映像編集装置また
    は映像送出装置を接続し、上記ビデオサーバが格納した
    映像素材を上記映像編集装置が映像編集を行うビデオサ
    ーバシステムにおいて、 上記ビデオサーバ映像入出力装置は、シリアル信号を入
    出力する機能を有し、映像信号及びオーディオ信号を入
    力する機能を有し、上記入力した映像信号及びオーディ
    オ信号をディジタル化またはディジタル圧縮する機能を
    有し、該ディジタル化した映像データを上記ネットワー
    クを介して、上記ビデオサーバへリアルタイム格納する
    機能を有し、 上記リアルタイム格納とは上記ディジタル化と上記ビデ
    オサーバへの上記ディジタル映像の格納を同時並行に実
    行し、いわゆるリアルタイムとよぶ少なくと数秒以内の
    遅延時間内で、映像信号のディジタル化及び上記ビデオ
    サーバへ転送する機能であり、上記ビデオサーバ映像入
    出力装置は、入力した上記シリアル信号のVTR制御命令
    を解釈及び応答し、上記VTR制御命令に従い、入力した
    上記映像信号のディジタル化またはディジタル圧縮の開
    始及び停止を制御し、該ディジタル映像データを上記ネ
    ットワークを介して上記ビデオサーバへ上記リアルタイ
    ム格納する機能を有するビデオサーバ映像入出力装置。
JP29842596A 1996-11-11 1996-11-11 ビデオサーバ用映像入出力装置 Expired - Lifetime JP3287240B2 (ja)

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