JP3286810B2 - 潤滑流通手段を含むはすば差動歯車装置 - Google Patents
潤滑流通手段を含むはすば差動歯車装置Info
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Description
ルケースからはすばピニオン及びサイドギアの末端に潤
滑油を供給することにより差動歯車装置の動作寿命及び
耐久性を増大させる潤滑流通手段を含む、改良されたは
すば差動歯車装置に関する。改良されたクロスピンスペ
ーサ装置が提供されることで、車両生産ラインにおける
差動歯車装置の容易で、迅速で、安価なアセンブリを可
能とする。
許第 3706239号、Dissett の米国特許第 4625585号、第
4677876号、及び第 4751853号、Dissett 等の米国特許
第 4365524号、更に Bawks等の米国特許第 5221238号に
開示される先行技術において公知である。これらの差動
歯車装置は、ピニオンキャビティにすきまばめにより取
付けられたはすばピニオンの対を含んで構成される。こ
れらのピニオンは、軸方向に相対的にずらして配置され
ており、それぞれの隣接する端部において噛合い係合す
る一方、遠隔側の端部は、それぞれサイドギアと噛合い
係合する。ピニオンの歯にかかる負荷による横方向荷重
から外径はめあいに固有な摩擦抵抗が生じて、歯の横方
向荷重に比例する固有のトルクバイアスが誘発される。
歯の横方向荷重は、差動歯車装置アセンブリを介して伝
達されるトルクに比例する。個々の差動ピニオンにおい
てギアのねじれ角は、軸スラストを誘発して、ハウジン
グのピニオンキャビティ底壁面とピニオン軸端の摩擦係
合による摩擦抗力を生じる。
におけるハウジング上の反力によって生じる摩擦は、歯
車のねじれ角のスラスト力によって発生する。これらの
ハウジング上の摩擦力は、ピニオン歯先面のピニオンキ
ャビティの円形壁面との滑り接触により生じる摩擦力を
増大する。該摩擦力は、ピニオン径か、その円ピッチ
か、或いはそのねじれ角を変更することで変化させるこ
とができるので、それぞれの設計要件に適合するように
変化させることができる。同様に、所望に応じて、差動
歯車装置のトルク容量を増大させるためにピニオン対の
数を増やすこともできる。はすばピニオン及びサイドギ
アの端部に発生するスラスト力は、接するハウジングの
支持面に応力を加えて摩耗を生じる傾向があり、差動歯
車装置の動作に悪影響を及ぼし、その動作寿命を縮め
る。さらに、公知のはすば歯車型の差動歯車装置は、比
較的かさばり、また重いため、差動歯車装置及びその取
付けのコストが増す。同様に、公知のはすば差動歯車装
置は、動作時において比較的高い騒音レベルを有する。
は、差動歯車装置により駆動する出力シャフト或いはア
クスルの端部間を横方向に拡張するよりも、クロスピン
スペーサ手段を提供することで、シャフトの相互に向か
う軸変位を防止することが一般的である。これらのクロ
スピンスペーサ手段は、差動歯車装置に対するシャフト
の軸分離を防止するために、Cクリップリテーナが出力
シャフトと結合された後に取付けられる。この公知のク
ロスピンスペーサ手段は、概して、むしろ複雑な構造で
あり、また取付けが困難かつ不経済である。
装置の上記のさらに他の欠点を回避するために開発され
た。
の第1の目的は、ディファレンシャルケースからはすば
ピニオン及びサイドギアの末端面に潤滑油を循環する、
差動歯車装置の動作寿命及び耐久性を改良する潤滑流通
手段を含む、はすば差動歯車装置を提供することであ
る。
滑流通手段が、差動歯車装置のハウジングの外縁に形成
された凹部を含んで、本装置構成要素の重量及びコスト
を低減する。本発明の別の目的は、動作時の騒音レベル
の著しい低減をもたらすために、はすば差動歯車装置に
潤滑手段を提供することである。
ートとスプリットスナップリングとによりクロスピンを
適切に保持する改良されたクロスピンスペーサアセンブ
リを提供して、取付けの時間及びコストを簡素化し、低
減することである。本発明の他の目的は、耐久性を害す
ることなく厳密な重量制限に合わせて設計された差動歯
車装置を提供することである。最低限の重量及び歪みと
共に、最大限の強度を有するハウジングを提供するた
め、最終イオン窒化熱処理行程と共に、薄壁スティール
体構造が利用される。フランジ部及び平面カバー部の両
方に、厳密な公差のスティール鍛造が利用されること
で、機械加工を最低限にし、強度を最大限にする。前記
カバーの非熱処理、或いは局所熱処理により、構成部品
は最終的なアセンブリの前に完全に機械加工される。こ
れ以上の機械加工は不要である。はすば歯車は、最大ト
ルク変速に耐えうる浸炭鋼(例えば、AISIグレード
による一般的な8620Hスティール)から形成される
ことが好ましい。はすば歯車及びサイドギアの末端面の
潤滑に、特に留意した。
を参照して、以下の説明より明らかとなる。
のはすば差動歯車装置2が、中央本体部4と、平面端カ
バー部6と、リングギア10がボルト11によりボルト
留めされるフランジ端カバー部8とを含んで構成され
る。当該技術において一般的なように、リングギア10
が駆動ピニオン18により駆動されると、差動歯車装置
は固定軸受け手段12及び14により支持されて、油を
含むディファレンシャルケース16内で回転駆動され
る。中央本体部4は、その両側にサイドギア26及び2
8を受けるためのカウンタボア22及び24が備えられ
た、長手方向貫通ボア20を備える。中央本体部4の右
側端は、はすばピニオン32を受けるカウンタボア(ピ
ニオンボア)30を備え、さらに中央本体部4の左側端
は、はすばピニオン36を受けるカウンタボア(ピニオ
ンボア)34を備える。当該技術において一般的なよう
に、前記ピニオン32及び36の遠隔側の端部は、それ
ぞれサイドギア28及び26と係合し、さらに、はすば
ピニオン対の隣接する端部は互いに噛合い係合する。
は、平面端カバー部6の連結側の端部を受けるために段
付き穴ぐりされ、さらに、フランジ端カバー部8の末端
面は、中央本体部4の連結側の端部を受けるために段付
き穴ぐりされる。平面端カバー部6及びフランジ端カバ
ー部8は、それぞれカバー部のカウンタボア17及び1
9内に頭部が配置するボルト7及び9により中央本体部
4にボルト留めされる。
その周縁に平端面6a を形成する切欠部を具備し、これ
により、ケース16に含まれる油を導通して、連結する
ピニオンのカウンタボア30の前記切欠部近傍の端部内
部に誘導するカバー開口部15を形成することが分か
る。図2に示すように、平面端カバー部6の端面は、放
射状の開口部40を介して端面6a ′と連通する第1の
円形溝38を含む。このように、潤滑油は、平端面6a
と、放射状の開口部40と、円形溝38とから形成され
るカバー開口部15を経て第1のはすばピニオン32の
端部に循環する。カウンタボア30の他方の端部におい
て、潤滑油は、ケース16から、中央本体部4の外縁に
含まれる凹部41と第1のハウジング開口部42とを経
て誘導されることにより、第1のはすばピニオン32の
他方の端部を潤滑する。さらに、カウンタボア30の流
体が、平面端カバー部6に設けられたラジアルチャネル
44を経てカウンタボア24へ供給されることにより、
その近傍のサイドギア28の端部を潤滑する。
れる第2の周縁凹部46と第2のハウジング開口部48
とを経て、カウンタボア34の一方の端部に供給される
ことにより、その近傍の第2のはすばピニオン36の端
部を潤滑する。他方の端部において、潤滑流体が、カウ
ンタボア19から、放射状の溝52(図3)を経て、フ
ランジ端カバー部8の端面に含まれる第2の円形溝50
に供給されることにより、その近傍の第2のはすばピニ
オン36の端部が潤滑される。さらに、潤滑油は、放射
状の流通路58を経て、半径方向に内向きに供給され
て、サイドギア26の流通路58近傍の端面を潤滑す
る。
22は、それぞれサイドギア26及び28の隣接側の端
部を支持する横方向壁部4aを形成する。図4に示され
るように、出力シャフトまたはアクスル62及び64の
隣接側の端部を支持するクロスピンスペーサ部品60
は、ハウジングの横方向壁部4a内の対応する横方向ボ
ア66内に挿入される。以下に詳述するように、中央本
体部4は、一般的なCクリップリテーナ80(図1)を
挿入するためのアクセス開口部を形成するカウンタボア
70を備える。このカウンタボア70は、横方向ボア6
6が中央本体部4の周縁に隣接して段付き穴ぐりされて
形成される。クロスピンスペーサ部品60は、カウンタ
ボア70内を横方向に延伸する円形の保持プレート72
によって、その横方向ボア66内に保持される。保持プ
レート72は、カウンタボア70の壁面に含まれる対応
する溝と共働するスプリットスナップリング74により
適切に保持される。保持プレート72及びスプリットス
ナップリング74は、本発明に係る保持手段を構成す
る。
操作について説明する。クロスピン60と、保持プレー
ト72と、スナップリング74が取り除かれるとする
と、出力シャフト62及び64の隣接側の端部が、それ
ぞれ端部カバー部8及び6の貫通ボア8a及び6bを通
して挿入され、それぞれがサイドギア26及び28のボ
アを通してスプライン関係にある。そして、Cクリップ
リテーナ80は、カウンタボア70(図5)により提供
されるアクセス開口部を介して、それぞれ出力シャフト
62及び64の隣接側の端部に含まれる対応する溝に挿
入される。出力シャフト62及び64は、Cクリップリ
テーナ80がそれぞれサイドギア26及び28の隣接す
る対向面を係合するまで離れて変位する。ここでクロス
ピン60は、図1に示すように、横方向ボア66内に挿
入されて、出力シャフト62及び64の隣接する端部間
のスペーサとしての役割を果たす。
働による差動歯車装置2のハウジングの回転に際し、差
動歯車装置のハウジングは、その固定軸受け12及び1
4内で回転し、はすばピニオン32及び36とサイドギ
ア26及び28のそれぞれをを介して出力シャフトを駆
動する。リングギア10に付加される駆動トルクが、差
動ピニオン32及び36の噛合う対を含む2つの平行な
トルク伝達経路を通じて分配されて、これにより、ピニ
オンに半径方向にかかる歯の負荷が誘発され、結果とし
て回転による摩擦抵抗を生じて、固有のバイアストルク
を誘発するため、出力シャフト62及び64は通常は同
じ速度で駆動される。サイドギア26か28の一方(例
えば、サイドギア28)が(類似のグランド係数によ
る)ピニオンを駆動するトルクに対してより大きい抵抗
を付する場合、噛合うピニオン(32)は、そのサイド
ギアに対して相対的に回転し、また、そのピニオンに対
して、サイドギアとの噛合いに基づいてハウジングのピ
ニオンボア(30)の(図1で左側の)端部壁面に押し
付ける方向に力が作用する。入力トルクが増大すると、
ピニオンに作用する力も増大する。各駆動輪下の摩擦係
数が変化すると、それぞれの駆動輪に分配されるトルク
量が自動的に釣り合って、駆動力の低いタイヤのスリッ
プを制御する。ケース16に含まれる潤滑油は、平面端
カバー部6の平端面6aと、放射状の開口部40と、円
形溝38とによって形成されるハウジング開口部15を
経て、第1のピニオン32の一方の端部に供給される。
円形溝38は、はすばピニオンの中心線の半径と一致す
る半径を有する。潤滑油が第1のハウジング開口部42
を介してカウンタボア30の他方の端部に供給されて、
その近傍のはすばピニオン32の端部を潤滑する。同様
に、潤滑油が第2のハウジング開口部48を経て第2の
カウンタボア34に誘導されることで、その近傍のはす
ばピニオン36の端部を潤滑する。流体は、放射状の溝
52(図3)と、その半径がはすばピニオン36の長手
方向軸の半径方向距離と一致する円形溝50とを経て、
ピニオン36の他方の端部に供給される。
6の両方に対し、厳密な公差のスティール鍛造が利用さ
れることによって、機械加工を最低限にし、強度を最大
限にすることが好ましい。耐久性を害することなく厳密
な重量制限を満たすために、中央本体部4は、設計の柔
軟性と点検性能とを考慮する最新技術を含む。薄壁ステ
ィール中央本体構造は、最大強度と最低重量のため熱処
理されることが好ましい。ハウジング本体の硬化に適す
る処理は、Iowa州WaterlooのAdvanced Heat Treat Cor
p. によって市場化された ULTRAGLOWイオン窒化処理で
ある。
い形態及び実施例を図示し、説明したが、上記発明の概
念から逸脱することなく変更ができることは、当業者に
は明らかである。
図2における線1−1に沿う長手方向の断面図
面図
Claims (11)
- 【請求項1】駆動シャフトから1列に並ぶ1対の出力シ
ャフトへ駆動トルクを供給するはすば歯車型の差動歯車
装置であって、 (a)長手方向貫通ボアを含み、該長手方向貫通ボアの
両端部にこれと同軸に形成された各カウンタボアの一部
を形成する一対の端面を含む横方向壁部を形成する、略
円筒形の中央本体部と、 前記長手方向貫通ボアと同軸の1列に並ぶ出力シャフト
開口部を含み、前記中央本体部の端面と接合する内部カ
バー面を有する、それぞれが前記カウンタボアを閉塞す
るために前記中央本体部の端部と連結する1対の端カバ
ー部と、 を含んで構成される、油を含むディファレンシャルケー
ス内で駆動シャフトにより回転駆動可能に取付けられた
ハウジングと、 (b)それぞれ前記端カバー部の出力シャフト開口部を
通って延伸し且つ隣接側の端部が軸方向に間隔を空けて
配置される出力シャフトとの非回転結合のためにスプラ
インを形成した内表面を有する、前記各カウンタボア内
に支持される1対の環状のはすばサイドギアと、 (c)それぞれ前記中央本体部の端部表面に開口して円
周状に配置され、前記中央本体部と比して長さが短く、
隣接する端部が相互に連通すると共に関連するカウンタ
ボアと連通するピニオンボアの対応する対内にすきまば
めによって取り付けられ、隣接する端部が相互に重なり
合って噛合い係合し、また、それぞれ前記サイドギアの
軸と平行な長手方向の軸を有すると共に、前記サイドギ
アと噛合い係合することによって、それぞれのピニオン
ボア内で回転すると、差動歯車機構を経て伝達されるト
ルクにより摩擦トルク抵抗を生じる歯の負荷が誘発され
て前記差動歯車機構にトルクバイアスを生じる、反対方
向のつる巻線を有する軸方向に相対的にずらして配置さ
れた平行な第1及び第2のはすばピニオンの複数の対
と、 (d)前記横方向壁部に含まれ、出力シャフトの隣接側
の端部を、差動歯車装置の動作中に生じる反力に対して
支持するために、前記長手方向貫通ボアを交差して延伸
するクロスピンスペーサ手段と、 (e)前記対をなす各ピニオンボアの一端部に対向して
間隔をおき、前記中央本体部の周面に開口して内部に放
射状に延設された凹部(41、46)と、該凹部と前記
各ピニオンボアの端部との間をそれぞれ連通するハウジ
ング開口部(42、48)とを含んで構成され、前記デ
ィファレンシャルケースから前記ピニオンボア及び前記
カウンタボアへ潤滑油を循環して、前記ピニオン及び前
記サイドギアの端部表面を潤滑する油潤滑手段と、 を含んで構成されるはすば歯車型の差動歯車装置。 - 【請求項2】前記中央本体部の横方向壁部は、該中央本
体部の外縁から前記長手方向貫通ボアを直径方向に交差
して延設された横方向ボアを備え、前記クロスピンスペ
ーサ手段は、前記横方向ボア内に嵌挿されたクロスピン
と、前記横方向ボア内に前記クロスピンを保持する保持
手段とを含んで構成されることを特徴とする請求項1記
載のはすば歯車型の差動歯車装置。 - 【請求項3】前記横方向ボアが、前記中央本体部の周縁
に隣接して段付き穴ぐりされてアクセス開口部を形成
し、さらに、前記保持手段が、前記アクセス開口部と交
差して横方向に延伸する円形の保持プレートと、前記ア
クセス開口部に前記保持プレートを保持するスプリット
スナップリング手段とを含む請求項2記載のはすば歯車
型の差動歯車装置。 - 【請求項4】前記油循環手段が、前記各第1のピニオン
のピニオンボアの少なくとも一部と対向する、前記端カ
バー部の一方(6)に含まれる複数のカバー開口部(1
5)を含んで、その近傍における前記各第1のピニオン
ボアの端部に油を誘導する請求項1〜請求項3のいずれ
か1つに記載のはすば歯車型の差動歯車装置。 - 【請求項5】一方の端カバー部に連結する前記中央本体
部の端部表面が、前記一方の端カバー部を受けるために
段付き穴ぐりされ、さらに、前記一方の端カバー部を前
記中央本体部とボルト留めする第1のボルト留め手段
(7)を含む請求項4記載のはすば歯車型の差動歯車装
置。 - 【請求項6】前記一方の端カバー部が、その外縁に、前
記カバー開口部を形成する、円周状に配置された複数の
平坦部(6a )を含む請求項5記載のはすば歯車型の差
動歯車装置。 - 【請求項7】前記一方の端カバー部が、前記中央本体部
に隣接する表面に、半径が前記ピニオンの長手方向軸と
前記中央本体部の長手方向軸との間の半径方向距離と略
一致する第1の環状の潤滑用溝(38)を含み、前記環
状溝が、前記カバー開口部の平坦部の少なくとも1つと
連通することで、前記第1のピニオンボアに含まれる第
1のピニオンの端面に潤滑油を循環させる請求項6記載
のはすば歯車型の差動歯車装置。 - 【請求項8】前記中央本体部と隣接する前記一方の端カ
バー部の表面に、前記第1のピニオンボアから連結する
サイドギアの隣接する端面に潤滑油を供給するラジアル
チャネル(44)を内部円周上にて設けた請求項7記載
のはすば歯車型の差動歯車装置。 - 【請求項9】他方の端カバー部(8)が、 前記第2のピニオンの軸と前記中央本体部の長手方向軸
との間の半径方向距離と略一致する半径を有する第2の
環状溝(50)と、 前記第2の環状溝と連通する貫通開口部(19)及び1
つ以上の放射状溝(52)を含んで構成され、前記ディ
ファレンシャルケースから前記第2の環状溝へ潤滑油を
供給する手段と、 を設けた前記中央本体部に隣接する端面を有する請求項
8記載のはすば歯車型の差動歯車装置。 - 【請求項10】前記他方の端カバー部は、差動リングギ
アとの結合に適する環状の外部フランジ部を有すると共
に、前記中央本体部の連結する端部を受けるために段付
き穴ぐりされている請求項9記載のはすば歯車型の差動
歯車装置。 - 【請求項11】少なくとも前記中央本体部をイオン窒化
処理により硬化させた請求項1〜請求項10のいずれか
1つに記載のはすば歯車型の差動歯車装置。
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