JP3286707B2 - 電子写真感光体の製造装置及び方法 - Google Patents

電子写真感光体の製造装置及び方法

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JP3286707B2 JP17178994A JP17178994A JP3286707B2 JP 3286707 B2 JP3286707 B2 JP 3286707B2 JP 17178994 A JP17178994 A JP 17178994A JP 17178994 A JP17178994 A JP 17178994A JP 3286707 B2 JP3286707 B2 JP 3286707B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒状電子写真感光体
に関し、詳しくは、感光層のスプレー塗布における乾燥
及び強制冷却装置、乾燥及び強制冷却方法を規定した電
子写真感光体の製造装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般的に知られている、円筒状電子
写真感光体の製造方法としては、大別して浸漬塗工法と
スプレー塗工法の2種類がある。浸漬塗工法では、その
装置構造が簡単であるため大量生産の場合、製造コスト
が安価になるという利点がある。しかし、多種多様なデ
バイス(複写機、ファックス、プリンター等)が開発さ
れている現状では、電子写真感光体ドラムについては異
径、異長、多種の処方等の少量多品種対応の必要に迫ら
れている。即ち、少量多品種生産に適合しているのは、
装置構造が簡単であるため設備コストが安価であり、ま
た品種交換が簡便なスプレー塗工法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スプレ
ー塗工法においても、積層する塗膜間に乾燥を必要とす
る処方を有している場合や、スプレー塗布終了後、スプ
レー塗工ブースから取り出し、乾燥工程に搬送する過程
での塵埃の付着による歩留低下や、搬送作業自身の生産
効率低下等の問題点があった。
【0004】上記生産効率低下の問題点を解決するもの
として、特開平4−346355号公報に「感光体ドラ
ムの製造方法及び装置」が提案されている。しかしこの
技術では、電子写真感光体の品質に影響を及ぼす乾燥温
度の不均一性(特に、長尺ドラムの場合)や、温度自身
の不安定性が伴うだけでなく、製造装置が強制的な冷却
機能を有しないものであるため、冷却工程での生産効率
が低下したり、乾燥用の熱風によって塵埃がドラムに付
着しやすくなるため歩留が低下するなどの問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、電子写真感光体品質(電気特性、均一
性)の向上、生産効率の向上および歩留の向上を達成す
ることができる電子写真感光体ドラムの製造方法及び装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の電子写
真感光体製造装置は、スプレー塗工ブース内に水平に支
持されて回転可能な円筒管、且つ前記円筒管と離れて、
円筒管の軸線方向に走行可能に設けられている塗工用ス
プレーノズルを設けた電子写真感光体製造装置 におい
て、前記円筒管は円筒状導電性基体を外周面に保持可能
であり、かつ内部に加熱及び強制冷却装置が設置されて
いることを特徴とする。この場合、加熱及び強制冷却装
置は、自動温度調節可能なものであることが好ましい。
【0007】請求項2に記載の電子写真感光体の製造方
法は、請求項1に記載の電子写真感光体製造装置の前記
円筒管に円筒状導電性基体を装着し、前記円筒状導電性
基体上に前記塗工用スプレーノズルにより感光層塗布処
理を行う工程、前記スプレー塗工ブース内にて感光層が
塗布された前記円筒状導電性基体を前記円筒管に保持
たまま、前記感光層を前記加熱及び強制冷却装置により
加熱及び乾燥させた後、強制冷却する工程からなること
を特徴とする。
【0008】この製造方法では、スプレーノズルにより
下引き層の塗布を行った後、基体を、前記円筒管に装着
したまま前記加熱及び強制冷却装置により加熱及び乾燥
した後、強制冷却し、その後、電荷発生層、電荷輸送層
の順に積層する場合(該積層ののち基体を、前記円筒管
に装着したまま前記加熱及び強制冷却装置により加熱
乾燥した後、強制冷却する)と、スプレーノズルによ
り下引き層、電荷発生層の順に塗布を行った後、基体
を、前記円筒管に装着したまま前記加熱及び強制冷却装
置により加熱及び乾燥した後、強制冷却し、その後、電
荷輸送層を積層する場合(該積層ののち基体を、前記円
筒管に装着したまま前記加熱及び強制冷却装置により加
熱及び乾燥した後、強制冷却する)と、スプレーノズル
により下引き層、電荷発生層、電荷輸送層の順に塗布を
行った後、基体を、前記円筒管に装着したまま前記加熱
及び強制冷却装置により加熱及び乾燥した後、強制冷却
する場合とが可能である。
【0009】請求項3に記載の電子写真感光体の製造方
法は、前記感光層塗布処理を行う工程を、下引き層の塗
布、電荷発生層の塗布、電荷輸送層の塗布の順に行うと
ともに、それぞれの塗布処理の後、前記塗布された前記
円筒状導電性基体を、前記円筒管に保持したまま塗布さ
れた層を前記加熱及び強制冷却装置により加熱及び乾燥
させた後、強制冷却することを特徴とする請求項2に記
載の電子写真感光体の製造方法である。
【0010】
【作用】請求項1に記載の電子写真感光体の製造装置に
おいては、基体を円筒管の外周面に装着し、回転駆動装
置により基体を円筒管と一体で回転させるのと並行し
て、スプレーノズルを走行させて塗布(塗工)を行う。
所定の塗布処理の後、前記基体を、前記円筒管に装着し
たまま加熱及び強制冷却装置により加熱及び乾燥した
後、強制冷却する。このように、塗布から加熱及び乾燥
及び強制冷却までの一連の工程をスプレー塗工ブース内
で行う。
【0011】請求項2に記載の電子写真感光体の製造方
法においては、塗布から加熱及び乾燥及び強制冷却まで
の一連の工程をスプレー塗工ブース内で行うため、基体
表面に塵埃が付着する虞れがなくなるうえ、基体の加熱
により塗膜から発生するガスの悪影響を受けることがな
くなる。更に、基体を強制冷却するので、冷却に要する
時間が短縮される。
【0012】請求項3に記載の電子写真感光体の製造方
法においては、下引き層の塗布後、電荷発生層の塗布
後、電荷輸送層の塗布後のそれぞれにおいて、基体を円
筒管に装着したまま加熱及び強制冷却装置により加熱
乾燥した後、強制冷却するので、請求項2による作用
が得られるのに加えて、それぞれの塗膜の均一性が向上
し、電気特性等も、より優れたものとなる。
【0013】
【実施例】次に本発明を、図面に示す実施例により更に
詳細に説明する。 実施例1 図1は電子写真感光体の製造装置の要部を示す正面図、
図2は図1における円筒管の横断面図である。図1に示
すように、スプレー塗工ブース1内に水平に支持した円
筒管3の外周部に、該円筒管3の外径より僅かに大きい
内径を有する円筒状導電性基体(図示せず)を装着し、
回転駆動部4により前記基体を円筒管3と一体で回転さ
せる構造とする。
【0014】また、スプレー塗工ブース1内にスプレー
ノズル2を円筒管3の軸線と平行に走査可能に設け、該
スプレーノズル2により前記基体上に感光層を塗布し、
スリップリング5を介して冷却水供給管6、冷却水排水
管7、ヒーター電源用配線8、温度センサー用配線9、
冷却水調節バルブ(電磁弁)10および自動温度調節器
11によって円筒管3を加熱または冷却し、前記基体上
に塗布された感光層を乾燥または冷却できるように構成
する。
【0015】図2に示す円筒管3では、円筒管外殻12
に内装した温度センサー16により検出した測温値をス
リップリング5を介して自動温度調節器11に入力し、
ヒーター15により加熱用熱媒体14を気化させて円筒
管外殻12を加熱する。または、冷却水調節バルブ(電
磁弁)10により冷却水用配管13の通水量を調節して
円筒管外殻12を冷却するように構成する。
【0016】前記熱媒体14としてはアルキルベンゼ
ン、ジフェニルジフェニルエーテル、アルキルナフタレ
ン、水素化トリフェニル、ジベンジルトルエン、パラフ
ィン系鉱物油等を用いることができ、熱媒体14は、目
的とする加熱温度範囲に対応して、その沸点、熱伝導
度、使用上限温度等を考慮して適宜に選択する。
【0017】前記円筒管3の加熱方法としては熱風循環
加熱方式、電熱線加熱方式、熱水循環加熱方式、蒸気循
環加熱方式等が、また、冷却方法としては冷風循環冷却
方式、冷水循環冷却方式、冷媒(フロン等)循環冷却方
式等が採用できる。
【0018】次に、感光体の製造方法について詳述す
る。感光層塗膜が1層である場合、感光層塗布終了後、
乾燥工程への搬送過程において、塵埃付着による歩留低
下や、搬送作業そのものによる生産効率の低下、更には
乾燥後の自然冷却による生産効率の低下等の問題点は、
感光層塗布終了後、基体をスプレー塗工ブース内で乾燥
及び強制冷却(基体を円筒管に装着したままで行う、以
下同様)することにより解決することができる。
【0019】
【0020】
【0021】感光層塗膜が3層である場合、(1)下引
き層に含まれる溶剤あるいは樹脂から加熱時に発生する
ガスが電荷発生層に対して、または電荷発生層に含まれ
る溶剤あるいは樹脂から加熱時に発生するガスが電荷輸
送層に対して、それぞれの電気特性に及ぼす悪影響、
(2)下引き層塗膜乾燥後、電荷発生層塗膜を形成する
際に、または電荷発生層塗膜乾燥後、電荷輸送層塗膜を
形成する際に、基体温度が高いために発生する電荷発生
層塗膜の、または電荷輸送層塗膜の不均一性(スプレー
塗工の特性による)を排除することができる。
【0022】下引き層塗膜形成後、スプレー塗工ブース
内で乾燥・強制冷却し、更に電荷発生層塗膜形成後、塗
工ブース内で乾燥・強制冷却し、更に電荷輸送層塗膜形
成後、スプレー塗工ブース内で乾燥・強制冷却を行う。
【0023】また、各層塗膜の乾燥時間が長いことによ
る生産効率低下の問題点は、各層塗膜形成時に塗膜の均
一性を損なわない程度の温度に加熱することにより解決
できる。
【0024】さらに、各層塗膜形成時に、各層塗膜に含
まれる溶剤の蒸発によって基体温度が低下し、各層塗膜
が不均一になる問題点は、基体を保温してその温度を一
定に維持することにより解決できる。
【0025】本発明において、前記円筒状導電性基体と
はアルミニウム、ニッケル等の金属や、フィルム状のプ
ラスチック表面に導電性物質を塗布あるいは蒸着したも
ののベルトやドラムである。前記下引き層とは酸化チタ
ン、硫酸バリウム、酸化亜鉛、酸化錫等の金属酸化物を
主体とした導電性顔料を結着剤、分散剤等に分散したも
のである。前記電荷発生層とはアゾキシベンゼン系、ジ
スアゾ系、トリスアゾ系、ベンズイミダゾール系、多環
キノン系、インジゴイド系、キナクリドン系、ペリレン
系、メチン系のものである。なお、電荷発生層は結着
剤、分散剤として樹脂を含んでいてもよい。
【0026】前記電荷輸送層とはポリ−N−ビニルカル
バゾール、ハロゲンポリ−N−ビニルカルバゾール、ポ
リビニルピレン、ポリビニルイントロキノキサン、ポリ
ビニルベンゾチオフェン、ポリビニルアントラセン、ポ
リビニルアクリジン、ポリビニルピラゾリン等をシリコ
ン樹脂、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、エ
ポキシ樹脂、ポリケトン、ポリカーボネート、ポリスチ
レン、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリルアミド等
の結着剤と混合、分散したものである。なお、電荷輸送
層は可塑剤、ピンホール抑制剤、レベリング剤等を含有
するものであってもよい。
【0027】感光層各層に使用する溶剤としてはメタノ
ール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、
ブタノール等のアルコール類、n−ヘキサン、オクタ
ン、シクロヘキサン等の脂肪族系炭化水素、ジクロロメ
タン、ジクロロエタン、四塩化炭素、テトラヒドロフラ
ン、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレング
リコールジエチルエーテル等のエーテル類、アセトン、
メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、
酢酸エチル、酢酸メチル等のエステル類、水等の中か
ら、各層の顔料または結着剤等に適切なものを一種また
は二種以上を選び、混合して使用する。
【0028】次に、試験例について説明する。 〔実施例1〕 図1の装置において、直径120mm×長さ680mm
のアルミニウムドラムを円筒管3に装着し、下引き層を
スプレーノズル2により塗布後、ドラムを円筒管3に装
着したまま、円筒管3により130℃で30分間加熱
乾燥後、冷却水により強制冷却を行った。次に、この
装置において前記下引き層塗布済のドラム上に電荷発生
層を前記方法で形成後、前記方法と同様にして乾燥・冷
却を行った。更に、前記装置において前記電荷発生層塗
布済のドラム上に電荷輸送層を前記方法と同様にして塗
布して乾燥・冷却を行い、感光体を形成した(スプレー
塗工ブース内での乾燥および強制冷却)。
【0029】〔比較例1〕 図1の装置において、直径120mm×長さ680mm
のアルミニウムドラムを円筒管3に装着し、下引き層を
スプレーノズル2により塗布後、ドラムをスプレー塗工
ブース1から取り出し、外部の乾燥炉により130℃で
30分間乾燥を行い、乾燥炉外で室温になる迄、自然冷
却を行った。次に、前記装置において、前記下引き層塗
布済ドラム上に電荷発生層を前記方法で形成後、前記方
法と同様にして乾燥・冷却を行った。更に、前記装置に
おいて、前記電荷発生層塗布済のドラム上に電荷輸送層
を前記方法と同様にして塗布後、前記方法と同様にして
乾燥及び冷却を行い、感光体を形成した(スプレー塗工
ブース外での乾燥および自然冷却)。
【0030】
【0031】
【0032】実施例1、及び比較例1においてそれぞれ
20本の感光体を形成し、これらについて生産タクト、
外観歩留(塵埃付着による塗膜欠陥)、電気特性(感光
体電気特性評価機による)を調べた。その結果を[表
1]に示す。
【0033】
【表1】 (帯電特性、暗抵抗値、残留電位、感度はいずれも電気
特性である)
【0034】実施例1において下引き層塗布後、円筒管
による強制冷却を行った場合の基体表面温度の経時変化
と、比較例1において下引き層塗布後、自然冷却を行っ
た場合の基体表面温度の経時変化とを図3に示す。この
図から明らかなように実施例1では、比較例1に比べ
て、はるかに迅速に基体表面を室温まで降温させること
ができる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に記載の電子写真感光体の製造装置、または請求項2に
記載の電子写真感光体の製造方法によれば、塗布から加
熱及び乾燥及び強制冷却までの一連の工程をスプレー塗
工ブース内で行うため、基体表面に塵埃が付着する虞れ
がなくなるうえ、基体の加熱により塗膜から発生するガ
スの悪影響を受けることがなくなるので、感光体の品質
および歩留が向上する。また、基体を強制冷却するの
で、冷却に要する時間が短縮されて生産効率が向上する
効果がある。請求項3に記載の電子写真感光体の製造方
法によれば、下引き層の塗布後、電荷発生層の塗布後、
電荷輸送層の塗布後のそれぞれにおいて、基体を円筒管
に装着したまま加熱及び強制冷却装置により加熱及び乾
燥した後、強制冷却するので、請求項2による効果に加
えて、それぞれの塗膜の均一性が向上し、電気特性等
も、より優れたものとなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の実施例を示す正面図である。
【図2】図1装置における円筒管の横断面図である。
【図3】実施例1及び比較例1における基体表面の降温
特性を示すグラフである。
【符号の説明】
1 スプレー塗工ブース 2 スプレーノズル 3 円筒管 4 回転駆動部 5 スリップリング 6 冷却水供給管 7 冷却水排水管 8 ヒーター電源用配線 9 温度センサー用配線 10 冷却水調節バルブ 11 自動温度調節器 12 円筒管外殻 13 冷却水用配管 14 加熱用熱媒体 15 ヒーター 16 温度センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプレー塗工ブース内に水平に支持され
    て回転可能な円筒管、且つ前記円筒管と離れて、円筒管
    の軸線方向に走行可能に設けられている塗工用スプレー
    ノズルを設けた電子写真感光体製造装置において、前記
    円筒管は円筒状導電性基体を外周面に保持可能であり、
    かつ内部に加熱及び強制冷却装置が設置されていること
    を特徴とする電子写真感光体製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子写真感光体製造装
    置の前記円筒管に円筒状導電性基体を装着し、前記円筒
    状導電性基体上に前記塗工用スプレーノズルにより感光
    塗布処理を行う工程、前記スプレー塗工ブース内にて
    感光層が塗布された前記円筒状導電性基体を前記円筒管
    保持したまま、前記感光層を前記加熱及び強制冷却装
    置により加熱及び乾燥させた後、強制冷却する工程から
    なることを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記感光層塗布処理を行う工程を、下引
    き層の塗布、電荷発生層の塗布、電荷輸送層の塗布の順
    に行うとともに、それぞれの塗布処理の後、前記塗布さ
    れた前記円筒状導電性基体を、前記円筒管に保持したま
    ま塗布された層を前記加熱及び強制冷却装置により加熱
    及び乾燥させた後、強制冷却することを特徴とする請求
    項2に記載の電子写真感光体の製造方法。
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