JP3286272B2 - 繊維用ストレートオイル - Google Patents
繊維用ストレートオイルInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維用のストレー
トオイルに関する。特に紡糸工程、仮撚加工工程、整経
およびコーニング等の編織準備工程で給油される繊維用
のストレートオイルに関する。
トオイルに関する。特に紡糸工程、仮撚加工工程、整経
およびコーニング等の編織準備工程で給油される繊維用
のストレートオイルに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、繊維の製造加工工程は高生産性、
合理化を目的に著しくスピードアップされている。例え
ば、ポリエステルやナイロンの熱可塑性合成繊維の加工
糸の生産の主流となっている延伸仮撚加工は1000m
/分を越えるようになり、従来から使用されているオイ
ルでは、オイルの飛散が著しく、作業場の汚染やオイル
のロスが問題となっている。このため、ポリアルキレン
グリコールで変性された親水性シリコーン油を0.00
5〜1重量%添加し、表面張力を23〜28ダイン/c
mに調整したオイル(特公昭63−23316号公
報)、潤滑油の粘度指数向上剤(スタウディンガーの粘
度平均分子量が7500〜15万のポリイソブチレン、
フローリーの粘度平均分子量が30万〜80万のポリメ
クリレート、エチレンプロピレンコポリマー、ポリアル
キルスチレン等)を0.1〜15重量%添加したオイル
(米国特許4,098,703)およびカルボン酸アル
キルエステル含有単量体等の共重合体(重量平均分子量
2万〜100万)を0.1〜10重量%添加したオイル
(特公平3−40150号公報)等が提案されている。
合理化を目的に著しくスピードアップされている。例え
ば、ポリエステルやナイロンの熱可塑性合成繊維の加工
糸の生産の主流となっている延伸仮撚加工は1000m
/分を越えるようになり、従来から使用されているオイ
ルでは、オイルの飛散が著しく、作業場の汚染やオイル
のロスが問題となっている。このため、ポリアルキレン
グリコールで変性された親水性シリコーン油を0.00
5〜1重量%添加し、表面張力を23〜28ダイン/c
mに調整したオイル(特公昭63−23316号公
報)、潤滑油の粘度指数向上剤(スタウディンガーの粘
度平均分子量が7500〜15万のポリイソブチレン、
フローリーの粘度平均分子量が30万〜80万のポリメ
クリレート、エチレンプロピレンコポリマー、ポリアル
キルスチレン等)を0.1〜15重量%添加したオイル
(米国特許4,098,703)およびカルボン酸アル
キルエステル含有単量体等の共重合体(重量平均分子量
2万〜100万)を0.1〜10重量%添加したオイル
(特公平3−40150号公報)等が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
63−23316号公報記載のオイルでは300〜60
0m/分の延伸仮撚工程には有効なものの、800m/
分以上の高速の延伸仮撚加工では不十分である。また、
米国特許4,098,703および特公平3−4015
0号公報記載のオイルでは、オイルの粘度が比較的高く
なるため、糸道へ付着したオイルが滴下したり(オイル
ドロップ)、オイルの付着斑が起こり易い。さらに80
0m/分以上の高速延伸仮撚加工ではオイル飛散も多く
なる。すなわち、本発明の解決課題は、800m/分以
上の高速延伸仮撚加工でもオイル飛散せず、オイルドロ
ップやオイルの付着斑の少ない繊維用ストレートオイル
を供することである。
63−23316号公報記載のオイルでは300〜60
0m/分の延伸仮撚工程には有効なものの、800m/
分以上の高速の延伸仮撚加工では不十分である。また、
米国特許4,098,703および特公平3−4015
0号公報記載のオイルでは、オイルの粘度が比較的高く
なるため、糸道へ付着したオイルが滴下したり(オイル
ドロップ)、オイルの付着斑が起こり易い。さらに80
0m/分以上の高速延伸仮撚加工ではオイル飛散も多く
なる。すなわち、本発明の解決課題は、800m/分以
上の高速延伸仮撚加工でもオイル飛散せず、オイルドロ
ップやオイルの付着斑の少ない繊維用ストレートオイル
を供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記問題
を解決すべく検討を重ねた結果、特定組成で特定の物理
特性を有するオイルが上記の諸問題に対し著しく有効な
ことを見出し、本発明に到達した。
を解決すべく検討を重ねた結果、特定組成で特定の物理
特性を有するオイルが上記の諸問題に対し著しく有効な
ことを見出し、本発明に到達した。
【0005】すなわち、本発明の繊維用ストレートオイ
ルの特徴は、潤滑油(A)、スタウディンガーの粘度平
均分子量が100万〜700万の油溶性重合物(B)お
よび界面活性剤(C)からなり、25℃における曳糸長
が3〜30mm、30℃における動粘度が8〜30mm2
/秒である。
ルの特徴は、潤滑油(A)、スタウディンガーの粘度平
均分子量が100万〜700万の油溶性重合物(B)お
よび界面活性剤(C)からなり、25℃における曳糸長
が3〜30mm、30℃における動粘度が8〜30mm2
/秒である。
【0006】
【発明の実施の形態】潤滑油(A)としては、40℃に
おける動粘度が7〜30mm2/秒である鉱油およびそ
の精製油;抹香鯨油等の動物油;菜種油、ひまわり油、
やし油等の植物油;炭素数2〜12のオレフィンオリゴ
マー等の合成炭化水素油;炭素数1〜26の直鎖若しく
は分岐のアルキル基、アルケニル基またはアルカジエニ
ル基を有するアルコールと炭素数8〜18の直鎖若しく
は分岐のアルキル基、アルケニル基またはアルカジエニ
ル基を有するカルボン酸とのモノエステル、ジエステ
ル、ポリオールエステル等である合成エステル油;炭素
数8〜18のジアルキルエーテル等である合成エーテル
油;炭素数1〜26の直鎖若しくは分岐のアルコールの
アルキレン(炭素数2〜4)オキシド付加物(1〜15
モル付加)と炭素数8〜18のアルキル基、アルケニル
基またはアルカジエニル基を有する脂肪酸のエステル等
である合成エーテル・エステル油から選ばれる1種また
は2種以上が使用できる。これらの中で、鉱油およびそ
の精製油並びにモノエステル油が好ましい。なお、
(A)の含有量は、ストレートオイルの全体量{(A)
+(B)+(C)+(D)}に基づいて、好ましくは、
50〜97重量%、特に好ましくは、60〜95重量%
である。
おける動粘度が7〜30mm2/秒である鉱油およびそ
の精製油;抹香鯨油等の動物油;菜種油、ひまわり油、
やし油等の植物油;炭素数2〜12のオレフィンオリゴ
マー等の合成炭化水素油;炭素数1〜26の直鎖若しく
は分岐のアルキル基、アルケニル基またはアルカジエニ
ル基を有するアルコールと炭素数8〜18の直鎖若しく
は分岐のアルキル基、アルケニル基またはアルカジエニ
ル基を有するカルボン酸とのモノエステル、ジエステ
ル、ポリオールエステル等である合成エステル油;炭素
数8〜18のジアルキルエーテル等である合成エーテル
油;炭素数1〜26の直鎖若しくは分岐のアルコールの
アルキレン(炭素数2〜4)オキシド付加物(1〜15
モル付加)と炭素数8〜18のアルキル基、アルケニル
基またはアルカジエニル基を有する脂肪酸のエステル等
である合成エーテル・エステル油から選ばれる1種また
は2種以上が使用できる。これらの中で、鉱油およびそ
の精製油並びにモノエステル油が好ましい。なお、
(A)の含有量は、ストレートオイルの全体量{(A)
+(B)+(C)+(D)}に基づいて、好ましくは、
50〜97重量%、特に好ましくは、60〜95重量%
である。
【0007】油溶性重合物(B)のスタウディンガーの
粘度平均分子量(Mv)は、100万〜700万、好ま
しくは、200万〜600万、特に好ましくは、300
万〜500万である。Mvが100万未満では、オイル
の飛散やオイルドロップが増加する。また、Mvが70
0万を越えると、潤滑油(A)との相溶性が低下し、オ
イル付着斑が増加する。
粘度平均分子量(Mv)は、100万〜700万、好ま
しくは、200万〜600万、特に好ましくは、300
万〜500万である。Mvが100万未満では、オイル
の飛散やオイルドロップが増加する。また、Mvが70
0万を越えると、潤滑油(A)との相溶性が低下し、オ
イル付着斑が増加する。
【0008】なお、スタウディンガーの粘度平均分子量
(Mv)は、次式で算出することができる。 J=3.06×10-2×Mv0.65 ここで、スタウディンガーインデックス(J[cm3/
g])は、20℃における溶液の粘度(N)をウベロー
デ粘度計(キャピラリー1)で測定し、次式で算出する
ことができる。 J=N/c(1+0.31N) N=t/t0−1 ただし、Nは溶液の粘度、tは溶液のフロータイム
(秒)、t0は溶媒のフロータイム(秒)、cは溶液の
濃度(g/cm3)を示す。
(Mv)は、次式で算出することができる。 J=3.06×10-2×Mv0.65 ここで、スタウディンガーインデックス(J[cm3/
g])は、20℃における溶液の粘度(N)をウベロー
デ粘度計(キャピラリー1)で測定し、次式で算出する
ことができる。 J=N/c(1+0.31N) N=t/t0−1 ただし、Nは溶液の粘度、tは溶液のフロータイム
(秒)、t0は溶媒のフロータイム(秒)、cは溶液の
濃度(g/cm3)を示す。
【0009】油溶性重合物(B)としては、以下の油溶
性モノマーまたは油溶性モノマーと水溶性モノマーを
(共)重合して得られる(共)重合物の1種または2種
以上の混合物が使用できる。油溶性モノマーとしては、
エチレン、プロピレン、ブテン、イソブチレン、ペンテ
ン、オクテン、ドデセン等の炭素数2〜12の脂肪族ビ
ニル系炭化水素モノマー;シクロヘキセン等の炭素数6
〜12の脂環式ビニル系炭化水素モノマー;スチレン、
ビニルトルエン、エチルスチレン等の炭素数8〜16の
芳香族ビニル系炭化水素モノマー等;メチルメタアクリ
レート、エチルアクリレート、プロピルメタアクリレー
ト等の炭素数4〜22アルキル(メタ)アクリレート系
モノマーが使用できる。水溶性モノマーとしては、アク
リル酸、メタアクリル酸、無水マレイン酸等のカルボキ
シル基含有ビニル系モノマー;メタアクリルアミド、N
−ビニルピロリドン等のアミド基含有ビニル系モノマー
が使用できる。上記のモノマーは1種または2種以上を
混合して使用することができ、好ましくは、ビニル系炭
化水素モノマー、特に好ましくは、イソブチレンまたは
イソブチレンと他のビニル系炭化水素モノマー(エチレ
ン、プロピレン等)を使用するものである。なお、水溶
性モノマーの使用量は、全モノマー量の20重量%未満
が好ましく、10重量%未満が特に好ましい。イソブチ
レンと他のビニル系炭化水素モノマーを使用する場合、
他のビニル系炭化水素モノマーの使用量は、モノマー全
量に基づいて、50重量%以下が好ましく、30重量%
以下が特に好ましい。(B)の含有量は、ストレートオ
イルの全体量{(A)+(B)+(C)+(D)}に基
づいて、好ましくは、0.01〜0.3重量%、特に好
ましくは0.02〜0.2重量%、最も好ましくは、
0.03〜0.1重量%である。0.01〜0.3重量
%の範囲であると、オイル飛散、オイルドロップおよび
オイル付着斑の面で好ましい。
性モノマーまたは油溶性モノマーと水溶性モノマーを
(共)重合して得られる(共)重合物の1種または2種
以上の混合物が使用できる。油溶性モノマーとしては、
エチレン、プロピレン、ブテン、イソブチレン、ペンテ
ン、オクテン、ドデセン等の炭素数2〜12の脂肪族ビ
ニル系炭化水素モノマー;シクロヘキセン等の炭素数6
〜12の脂環式ビニル系炭化水素モノマー;スチレン、
ビニルトルエン、エチルスチレン等の炭素数8〜16の
芳香族ビニル系炭化水素モノマー等;メチルメタアクリ
レート、エチルアクリレート、プロピルメタアクリレー
ト等の炭素数4〜22アルキル(メタ)アクリレート系
モノマーが使用できる。水溶性モノマーとしては、アク
リル酸、メタアクリル酸、無水マレイン酸等のカルボキ
シル基含有ビニル系モノマー;メタアクリルアミド、N
−ビニルピロリドン等のアミド基含有ビニル系モノマー
が使用できる。上記のモノマーは1種または2種以上を
混合して使用することができ、好ましくは、ビニル系炭
化水素モノマー、特に好ましくは、イソブチレンまたは
イソブチレンと他のビニル系炭化水素モノマー(エチレ
ン、プロピレン等)を使用するものである。なお、水溶
性モノマーの使用量は、全モノマー量の20重量%未満
が好ましく、10重量%未満が特に好ましい。イソブチ
レンと他のビニル系炭化水素モノマーを使用する場合、
他のビニル系炭化水素モノマーの使用量は、モノマー全
量に基づいて、50重量%以下が好ましく、30重量%
以下が特に好ましい。(B)の含有量は、ストレートオ
イルの全体量{(A)+(B)+(C)+(D)}に基
づいて、好ましくは、0.01〜0.3重量%、特に好
ましくは0.02〜0.2重量%、最も好ましくは、
0.03〜0.1重量%である。0.01〜0.3重量
%の範囲であると、オイル飛散、オイルドロップおよび
オイル付着斑の面で好ましい。
【0010】本発明においては、均一付着、帯電防止、
精練性向上等の目的で界面活性剤(C)を使用する。界
面活性剤(C)としては、炭素数8〜18の高級アルコ
ールのエチレンオキシド付加物(2〜15モル付加)、
ポリエチレングリコール(n=2〜15)と炭素数8〜
18高級脂肪酸のエステル、炭素数2〜12の多価アル
コールと炭素数8〜18の高級脂肪酸のエステル等の非
イオン界面活性剤;スルホネート、ホスフェート、高級
脂肪酸塩等のアニオン界面活性剤;アミノ酸塩型または
四級アンモニウム塩型等のカチオン界面活性剤から選ば
れる1種または2種以上の混合物が使用できる。これら
の中で、オイルの均一付着性や精練性向上の観点から、
(C)の少なくとも一部として、炭素数8〜18の脂肪
族アルコールのエチレンオキシド付加物(2〜15モル
付加)等の非イオン界面活性剤を含有することが好まし
い。さらに、非イオン界面活性剤とアニオン界面活性剤
とを併用することが好ましく、炭素数8〜18の脂肪族
アルコールのエチレンオキシド付加物(8〜15モル付
加)と炭素数8〜18の脂肪族アルコールのホスフェー
トのアミン塩とを併用することが特に好ましい。さら
に、炭素数8〜16の分岐アルコールにエチレンオキシ
ドを3〜7モル付加した化合物と炭素数8〜16のホス
フェートトリエタノールアミン塩とを併用することが最
も好ましい。なお、非イオン界面活性剤(ns)とアニ
オン界面活性剤(as)とを使用する場合、これらの使
用比率(ns/as)は、好ましくは98/2〜50/
50、特に好ましくは、97/3〜70/30である。
また、(C)の含有量は、ストレートオイルの全体量
{(A)+(B)+(C)+(D)}に基づいて、好ま
しくは2〜50重量%、特に好ましくは、4〜40重量
%である。
精練性向上等の目的で界面活性剤(C)を使用する。界
面活性剤(C)としては、炭素数8〜18の高級アルコ
ールのエチレンオキシド付加物(2〜15モル付加)、
ポリエチレングリコール(n=2〜15)と炭素数8〜
18高級脂肪酸のエステル、炭素数2〜12の多価アル
コールと炭素数8〜18の高級脂肪酸のエステル等の非
イオン界面活性剤;スルホネート、ホスフェート、高級
脂肪酸塩等のアニオン界面活性剤;アミノ酸塩型または
四級アンモニウム塩型等のカチオン界面活性剤から選ば
れる1種または2種以上の混合物が使用できる。これら
の中で、オイルの均一付着性や精練性向上の観点から、
(C)の少なくとも一部として、炭素数8〜18の脂肪
族アルコールのエチレンオキシド付加物(2〜15モル
付加)等の非イオン界面活性剤を含有することが好まし
い。さらに、非イオン界面活性剤とアニオン界面活性剤
とを併用することが好ましく、炭素数8〜18の脂肪族
アルコールのエチレンオキシド付加物(8〜15モル付
加)と炭素数8〜18の脂肪族アルコールのホスフェー
トのアミン塩とを併用することが特に好ましい。さら
に、炭素数8〜16の分岐アルコールにエチレンオキシ
ドを3〜7モル付加した化合物と炭素数8〜16のホス
フェートトリエタノールアミン塩とを併用することが最
も好ましい。なお、非イオン界面活性剤(ns)とアニ
オン界面活性剤(as)とを使用する場合、これらの使
用比率(ns/as)は、好ましくは98/2〜50/
50、特に好ましくは、97/3〜70/30である。
また、(C)の含有量は、ストレートオイルの全体量
{(A)+(B)+(C)+(D)}に基づいて、好ま
しくは2〜50重量%、特に好ましくは、4〜40重量
%である。
【0011】本発明のストレートオイルは、下記方法で
測定した25℃における曵糸長が3〜30mm、好まし
くは5〜25mm、特に好ましくは7〜20mmであ
る。曵糸長が3mm未満では、オイル飛散防止効果が得
られない。また、曵糸長が30mmを越えると糸道への
オイル付着が多くなり、加工張力が不安定となる。
測定した25℃における曵糸長が3〜30mm、好まし
くは5〜25mm、特に好ましくは7〜20mmであ
る。曵糸長が3mm未満では、オイル飛散防止効果が得
られない。また、曵糸長が30mmを越えると糸道への
オイル付着が多くなり、加工張力が不安定となる。
【0012】<曵糸長の測定方法>100ccのビーカ
ーにオイルを60cc採取し、25℃の水浴で15分間
放置し、試料とする。曳糸性試験器(協和化学製)付属
の、一方に直径2.5mm、長さ10mmの円柱状の結
合部を備えた長さ11mm、幅8mmの回転楕円体のガ
ラス玉を、円柱の付け根までオイルの中に入れ、14m
m/秒の速度でガラス玉を上昇させ、オイルからガラス
玉を抜き上げた。ガラス玉がオイルから完全に分離した
時点で、ガラス玉の上昇を止め、曳糸性試験機付属の測
定器を用いて、オイル表面からガラス玉がオイルから分
離した点までの距離(mm)を測定した。同様な操作を
10回行いその平均値を曳糸長(mm)とした。
ーにオイルを60cc採取し、25℃の水浴で15分間
放置し、試料とする。曳糸性試験器(協和化学製)付属
の、一方に直径2.5mm、長さ10mmの円柱状の結
合部を備えた長さ11mm、幅8mmの回転楕円体のガ
ラス玉を、円柱の付け根までオイルの中に入れ、14m
m/秒の速度でガラス玉を上昇させ、オイルからガラス
玉を抜き上げた。ガラス玉がオイルから完全に分離した
時点で、ガラス玉の上昇を止め、曳糸性試験機付属の測
定器を用いて、オイル表面からガラス玉がオイルから分
離した点までの距離(mm)を測定した。同様な操作を
10回行いその平均値を曳糸長(mm)とした。
【0013】曳糸長は、(B)のスタウディンガーの粘
度平均分子量または(B)の含有量で調整することがで
きる。例えば、(B)の粘度平均分子量を高くするこ
と、または(B)の含有量を多くすることにより、曳糸
長を長くすることができる。
度平均分子量または(B)の含有量で調整することがで
きる。例えば、(B)の粘度平均分子量を高くするこ
と、または(B)の含有量を多くすることにより、曳糸
長を長くすることができる。
【0014】本発明のストレートオイルは、ウベローデ
粘度計を用いて測定した30℃における動粘度が8〜3
0mm2/秒、好ましくは12〜25mm2/秒である。
動粘度が8mm2/秒未満では、繊維に付着したオイル
が揮発し易くなる。動粘度が30mm2/秒を越える
と、オイルドロップが起こりやすくなる。
粘度計を用いて測定した30℃における動粘度が8〜3
0mm2/秒、好ましくは12〜25mm2/秒である。
動粘度が8mm2/秒未満では、繊維に付着したオイル
が揮発し易くなる。動粘度が30mm2/秒を越える
と、オイルドロップが起こりやすくなる。
【0015】本発明において、30℃におけるオイルの
表面張力を好ましくは、20〜29、特に好ましくは、
21〜28mN/mに調整することにより高速でのオイ
ルの均一付着性が更に向上する。
表面張力を好ましくは、20〜29、特に好ましくは、
21〜28mN/mに調整することにより高速でのオイ
ルの均一付着性が更に向上する。
【0016】表面張力は、例えば、次に説明する任意の
成分(D)の化合物、すなわち、40℃における動粘度
4〜30mm2/秒のポリジメチルシロキサンまたはこ
れをフェニル変性(側鎖若しくは末端)若しくは炭素数
2〜4のアルキレンオキシドでポリエーテル変性(側鎖
または末端)したポリジメチルシロキサン等であるシリ
コーン化合物;炭素数4〜16のパーフルオロアルキル
基含有化合物(パーフルオロオクチルアルコールのエチ
レンオキシド10モル付加物等)等のフルオロカーボン
化合物から選ばれる1種または2種以上を添加すること
によって下げることができる。これらを添加する場合、
これらの添加量は、ストレートオイルの全体量{(A)
+(B)+(C)+(D)}に基づいて、好ましくは、
0.001〜0.5重量%、特に好ましくは、0.01
〜0.2重量%である。
成分(D)の化合物、すなわち、40℃における動粘度
4〜30mm2/秒のポリジメチルシロキサンまたはこ
れをフェニル変性(側鎖若しくは末端)若しくは炭素数
2〜4のアルキレンオキシドでポリエーテル変性(側鎖
または末端)したポリジメチルシロキサン等であるシリ
コーン化合物;炭素数4〜16のパーフルオロアルキル
基含有化合物(パーフルオロオクチルアルコールのエチ
レンオキシド10モル付加物等)等のフルオロカーボン
化合物から選ばれる1種または2種以上を添加すること
によって下げることができる。これらを添加する場合、
これらの添加量は、ストレートオイルの全体量{(A)
+(B)+(C)+(D)}に基づいて、好ましくは、
0.001〜0.5重量%、特に好ましくは、0.01
〜0.2重量%である。
【0017】本発明のストレートオイルには、本発明の
効果を阻害しないかぎり、前記(A)、(B)、(C)
の他に、任意の成分(D)が使用可能である。任意の成
分(D)としては、40℃における動粘度4〜30mm
2/秒のポリジメチルシロキサンまたはこれをフェニル
変性(側鎖若しくは末端)若しくは炭素数2〜4のアル
キレンオキシドでポリエーテル変性(側鎖または末端)
したポリジメチルシロキサン等であるシリコーン化合
物;炭素数4〜16のパーフルオロアルキル基含有化合
物(パーフルオロオクチルアルコールのエチレンオキシ
ド10モル付加物等)等のフルオロカーボン化合物;油
性向上剤;錆止め剤(高級脂肪酸、高級脂肪族アミン
等);固体潤滑剤(高級脂肪酸マグネシウム塩等);酸
化防止剤;紫外線吸収剤等が挙げられる。
効果を阻害しないかぎり、前記(A)、(B)、(C)
の他に、任意の成分(D)が使用可能である。任意の成
分(D)としては、40℃における動粘度4〜30mm
2/秒のポリジメチルシロキサンまたはこれをフェニル
変性(側鎖若しくは末端)若しくは炭素数2〜4のアル
キレンオキシドでポリエーテル変性(側鎖または末端)
したポリジメチルシロキサン等であるシリコーン化合
物;炭素数4〜16のパーフルオロアルキル基含有化合
物(パーフルオロオクチルアルコールのエチレンオキシ
ド10モル付加物等)等のフルオロカーボン化合物;油
性向上剤;錆止め剤(高級脂肪酸、高級脂肪族アミン
等);固体潤滑剤(高級脂肪酸マグネシウム塩等);酸
化防止剤;紫外線吸収剤等が挙げられる。
【0018】なお、(D)の含有量は、ストレートオイ
ルの全体量{(A)+(B)+(C)+(D)}に基づ
いて、20重量%以下が好ましい。
ルの全体量{(A)+(B)+(C)+(D)}に基づ
いて、20重量%以下が好ましい。
【0019】本発明のストレートオイルは、(A)、
(B)、(C)および(D)を通常の方法で均一混合し
て製造することができる。この場合、あらかじめ(B)
を(A)の一部で溶解した後、残りの(A)、(C)お
よび(D)と混合して製造することが好ましい。
(B)、(C)および(D)を通常の方法で均一混合し
て製造することができる。この場合、あらかじめ(B)
を(A)の一部で溶解した後、残りの(A)、(C)お
よび(D)と混合して製造することが好ましい。
【0020】本発明のストレートオイルは、必要によ
り、繊維の製造(紡糸工程の紡出直後や巻取直前等)・
加工(延伸仮撚加工工程、整経工程、巻き返し工程等)
の任意の段階で使用することができる。特に、延伸仮撚
加工工程での使用に有用であり、さらに、800m/分
以上の高速延伸仮撚加工工程での使用に極めて有用であ
る。
り、繊維の製造(紡糸工程の紡出直後や巻取直前等)・
加工(延伸仮撚加工工程、整経工程、巻き返し工程等)
の任意の段階で使用することができる。特に、延伸仮撚
加工工程での使用に有用であり、さらに、800m/分
以上の高速延伸仮撚加工工程での使用に極めて有用であ
る。
【0021】本発明のストレートオイルを適用すること
ができる繊維としては、ポリエステル、ポリアミド、ア
クリル系、ポリプロピレン、ポリエチレン、アラミド等
の合成繊維;レーヨン、アセテート等の化学繊維;綿、
ウール、絹等の天然繊維およびこれらの混紡糸や混繊糸
が挙げられる。
ができる繊維としては、ポリエステル、ポリアミド、ア
クリル系、ポリプロピレン、ポリエチレン、アラミド等
の合成繊維;レーヨン、アセテート等の化学繊維;綿、
ウール、絹等の天然繊維およびこれらの混紡糸や混繊糸
が挙げられる。
【0022】本発明のストレートオイルの繊維に対する
付着量は、繊維重量に対して、通常0.2〜5.0重量
%、好ましくは、0.5〜2.5重量%である。
付着量は、繊維重量に対して、通常0.2〜5.0重量
%、好ましくは、0.5〜2.5重量%である。
【0023】本発明のストレートオイルの給油方法とし
ては、ローラー給油、計量給油(ガイド給油)、スプレ
ー給油、フェルトタッチ給油等の任意の方法が可能であ
る。
ては、ローラー給油、計量給油(ガイド給油)、スプレ
ー給油、フェルトタッチ給油等の任意の方法が可能であ
る。
【0024】
【実施例】以下、実施例により、本発明をさらに説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。以下
において、部および%は特に断らない限り、それぞれ重
量部および重量%を示す。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。以下
において、部および%は特に断らない限り、それぞれ重
量部および重量%を示す。
【0025】(A)、(B)、(C)および(D)を用
いて、表1に示す本発明のストレートオイル1〜6およ
び比較ストレートオイル1〜9を製造し、下記の評価
〜を行った。 <評価項目> 25℃における曵糸長 30℃における動粘度 30℃における表面張力 オイル飛散率 これらの結果を表2に示す。
いて、表1に示す本発明のストレートオイル1〜6およ
び比較ストレートオイル1〜9を製造し、下記の評価
〜を行った。 <評価項目> 25℃における曵糸長 30℃における動粘度 30℃における表面張力 オイル飛散率 これらの結果を表2に示す。
【0026】<評価方法> 25℃における曵糸長:前記の<曵糸長の測定方法>
により測定した。(単位:mm) 30℃における動粘度:ウベローデ粘度計に試料オイ
ルを採取し、30℃の水浴で15分間放置した後、測定
した。(単位:mm2/秒) 30℃における表面張力:ガラスシャーレに試料オイ
ルを採取し、30±1℃に調温した後、ウイルヘルミィ
ー式自動表面張力計(協和界面科学製 CBVP−A3
型)にて測定した。(単位:mN/m) オイル飛散率:150デニールのポリエステルウーリ
ー加工糸(紡糸油剤0.5%付着)を初張力10g、糸
速度600m/分および1200m/分で5分間走行さ
せながら、試料オイルをローラー給油し、巻き取った。
この際、飛散したオイルを紙に付着させてその重量(W
g)を測定するとともに、巻取糸のオイル付着量(P
%)を、迅速残脂抽出装置(東海計器製)を用い、エー
テルで抽出する方法で測定し、下記式よりオイル飛散率
(%)を算出した。 オイル飛散率(%)=100×W/[W+(P/10
0)×巻取糸重量] 但し、巻取糸重量は、以下の通りである。糸速度600
m/分の場合 :150×600×5/9000=50
g 糸速度1200m/分の場合:150×1200×5/
9000=100g
により測定した。(単位:mm) 30℃における動粘度:ウベローデ粘度計に試料オイ
ルを採取し、30℃の水浴で15分間放置した後、測定
した。(単位:mm2/秒) 30℃における表面張力:ガラスシャーレに試料オイ
ルを採取し、30±1℃に調温した後、ウイルヘルミィ
ー式自動表面張力計(協和界面科学製 CBVP−A3
型)にて測定した。(単位:mN/m) オイル飛散率:150デニールのポリエステルウーリ
ー加工糸(紡糸油剤0.5%付着)を初張力10g、糸
速度600m/分および1200m/分で5分間走行さ
せながら、試料オイルをローラー給油し、巻き取った。
この際、飛散したオイルを紙に付着させてその重量(W
g)を測定するとともに、巻取糸のオイル付着量(P
%)を、迅速残脂抽出装置(東海計器製)を用い、エー
テルで抽出する方法で測定し、下記式よりオイル飛散率
(%)を算出した。 オイル飛散率(%)=100×W/[W+(P/10
0)×巻取糸重量] 但し、巻取糸重量は、以下の通りである。糸速度600
m/分の場合 :150×600×5/9000=50
g 糸速度1200m/分の場合:150×1200×5/
9000=100g
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】表2より本発明のストレートオイルは、1
200m/分の高速においてもオイル飛散率が非常に低
いことが明らかである。
200m/分の高速においてもオイル飛散率が非常に低
いことが明らかである。
【0030】<張力変動幅>150デニールのポリエス
テルウーリー加工糸(紡糸油剤0.5%付着)に対し、
1000m/分で表1のストレートオイルをローラー給
油して巻き取った。この際、給油ローラーの回転数およ
び加工糸と給油ローラーの接触長さを調整し、ストレー
トオイル付着量が0.8%および1.6%の試料糸を得
た。これらの試料糸を初張力10g、糸速度5m/分で
金属棒と摩擦させ、走行糸の張力変動幅(単位:g)を
測定した。その結果を表3に示す。
テルウーリー加工糸(紡糸油剤0.5%付着)に対し、
1000m/分で表1のストレートオイルをローラー給
油して巻き取った。この際、給油ローラーの回転数およ
び加工糸と給油ローラーの接触長さを調整し、ストレー
トオイル付着量が0.8%および1.6%の試料糸を得
た。これらの試料糸を初張力10g、糸速度5m/分で
金属棒と摩擦させ、走行糸の張力変動幅(単位:g)を
測定した。その結果を表3に示す。
【0031】
【表3】
【0032】表3より、本発明のストレートオイルは、
オイル付着量が0.8%でも張力変動幅が小さく、オイ
ルの均一付着性が良好であることが明らかである。
オイル付着量が0.8%でも張力変動幅が小さく、オイ
ルの均一付着性が良好であることが明らかである。
【0033】次に、225デニールのポリエステルPO
Yを延伸仮撚加工(加工速度;1000m/分、延伸倍
率;1.5倍)して150デニールの加工糸を巻き取る
際に、その巻取り直前で、表1のストレートオイルをロ
ーラー給油し、オイルの飛散およびオイルドロップの程
度を観察するとともに、巻取りケーキ各30個のオイル
付着量を迅速残脂抽出装置(東海計器製)を用い、エー
テル抽出する方法で測定し、オイル付着量の変動係数
(%)を算出した。これらの結果を表4に示す。 (判定基準) オイル飛散の程度 ○;小 △;中 ×;大 オイルドロップの程度 ○;小 △;中 ×;大
Yを延伸仮撚加工(加工速度;1000m/分、延伸倍
率;1.5倍)して150デニールの加工糸を巻き取る
際に、その巻取り直前で、表1のストレートオイルをロ
ーラー給油し、オイルの飛散およびオイルドロップの程
度を観察するとともに、巻取りケーキ各30個のオイル
付着量を迅速残脂抽出装置(東海計器製)を用い、エー
テル抽出する方法で測定し、オイル付着量の変動係数
(%)を算出した。これらの結果を表4に示す。 (判定基準) オイル飛散の程度 ○;小 △;中 ×;大 オイルドロップの程度 ○;小 △;中 ×;大
【0034】
【表4】
【0035】表4より、本発明のストレートオイルのオ
イル飛散およびオイルドロップがほとんどなく、また、
オイルの付着斑も小さいことが明らかである。
イル飛散およびオイルドロップがほとんどなく、また、
オイルの付着斑も小さいことが明らかである。
【0036】
【発明の効果】本発明のストレートオイルは、オイル飛
散が非常に少なく、かつオイルドロップや付着斑もな
く、さらに低付着量でも極めて安定した高速繊維加工が
できる。したがって、オイル使用量の低減によるコスト
ダウン、作業者や加工装置のオイルによる汚染低減、高
次加工性の向上が可能である。
散が非常に少なく、かつオイルドロップや付着斑もな
く、さらに低付着量でも極めて安定した高速繊維加工が
できる。したがって、オイル使用量の低減によるコスト
ダウン、作業者や加工装置のオイルによる汚染低減、高
次加工性の向上が可能である。
Claims (6)
- 【請求項1】 潤滑油(A)、スタウディンガーの粘度
平均分子量が100万〜700万の油溶性重合物(B)
および界面活性剤(C)からなり、25℃における曳糸
長が3〜30mm、30℃における動粘度が8〜30m
m2/秒であることを特徴とする繊維用ストレートオイ
ル。 - 【請求項2】 (B)がイソブチレンまたはイソブチレ
ンと他のビニル系炭化水素モノマーからなるスタウディ
ンガーの粘度平均分子量200万〜600万の(共)重
合物である請求項1記載のストレートオイル。 - 【請求項3】 (B)の含有量がストレートオイルの合
計重量に基づいて、0.02〜0.2重量%である請求
項1または2記載のストレートオイル。 - 【請求項4】 (C)の少なくとも一部として、炭素数
8〜18の脂肪族アルコールのエチレンオキシド付加物
を含有する請求項1〜3いずれか記載のストレートオイ
ル。 - 【請求項5】 30℃における表面張力が20〜29m
N/mである請求項1〜4いずれか記載のストレートオ
イル。 - 【請求項6】 延伸仮撚加工用である請求項1〜5いず
れか記載のストレートオイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20881899A JP3286272B2 (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-23 | 繊維用ストレートオイル |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11-206708 | 1999-07-21 | ||
JP20670899 | 1999-07-21 | ||
JP20881899A JP3286272B2 (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-23 | 繊維用ストレートオイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001089975A JP2001089975A (ja) | 2001-04-03 |
JP3286272B2 true JP3286272B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=26515820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20881899A Expired - Fee Related JP3286272B2 (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-23 | 繊維用ストレートオイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3286272B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109607354B (zh) * | 2019-01-28 | 2024-06-25 | 张云天 | 一种耐低温钢带电梯 |
-
1999
- 1999-07-23 JP JP20881899A patent/JP3286272B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001089975A (ja) | 2001-04-03 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080308 Year of fee payment: 6 |
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