JP3285546B2 - アダプタ等のロック解除機構 - Google Patents
アダプタ等のロック解除機構Info
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
ジングに嵌合し、下端にコネクタを嵌合接続する機能を
有するアダプタ等のロック解除機構に関する。
は図8ないし図10に示した構成のものが知られてい
る。このコネクタロック解除機構は、同上図に示されて
いるように、接続用基板のハウジングaに設けられたコ
ネクタ嵌合凹部bの側壁にバネ性を有するロックアーム
cを、一方コネクタdの側壁には、上記ロックアームc
と係合する係合突部eを各々設け、コネクタdに跨設し
たスライドバーfの下端に、上記ロックアームcと係合
突部eとのロック解除片g、gを設け、上記スライドバ
ー5を押し下げ下降させることで、上記ロック解除片
g、gでロックアームcを外側へ押圧変形させ、係合突
部eとの係合を解除する構成である。
うにコネクタdを直接ハウジングaに嵌合配置するので
はなく、図7に例示したように、ハウジングaに複数の
アダプタh、h...を二軸方向へ隙間なく嵌合配置
し、該各アダプタh、h...にコネクタdを各々嵌合
配置する場合(このとき、各アダプタh、h...は、
各コネクタdより送られてくる信号に対し、フィルタ回
路や受け側電気回路の保護回路を備えている)、各アダ
プタh、h...はコネクタdの配置面と略同等な投影
面積でなければならないものである。つまりアダプタh
とコネクタdとの突き合わせ端面の形状及び大きさが同
一であることが必須条件となる。
ジングaから取り外す必要があるが、当該各アダプタ
h、h...のコネクタ嵌合配置面が、コネクタdの投
影面積と略同等であると、アダプタロック解除機構を装
備することは困難である。況んやコネクタdにスライド
バーfを跨設し、図8に示した如く、コネクタd上端部
に引き抜きタブiを枢着してなる既述従来のコネクタロ
ック解除機構は実装不可能であった。
な問題点に鑑みてなされたもので、コネクタはもとよ
り、コネクタの配置面と略同等は投影面積を有するアダ
プタに直接実装でき、かつスライドバーが従来機構の引
き抜きタブを兼用するので構造的に簡潔であり、しかも
操作性の良いアダプタ等のロック解除機構を提供するこ
とを目的とする。
に、本発明のアダプタ等のロック解除機構は、接続用基
板のハウジングにおけるアダプタ等被嵌合体の嵌合凹部
の側壁に設けたバネ性を有するロックアームと係脱自在
な係合突部が設けられている被嵌合体の側壁にあって、
その上端部にはバネ性も有するロックアームを、該ロッ
クアームの内側下方部には、バネ性を有するスライドバ
ーの挿通孔と案内溝を上下配置に連通して各々形成し、
該挿通孔、案内溝にスライドバーを上下にスライド自在
に、かつ当該スライドバーの押し下げ下降によって前記
ハウジングのロックアームを外側へ押圧変形し、前記係
合突部との係合を解除可能に配置すると共に、前記ロッ
クアームと係合突部との係合解除時、前記被嵌合体のロ
ックアームと係合する係合突起をスライドバーに設けて
なることを特徴とする。
スライドバーを上部から差し込み下方へ押し下げると、
上記挿入孔と、これが下端に連接の案内溝に沿って下降
し、スライドバーの下端が、ハウジングの側壁に設けら
れたロックアームの内側に押し込まれる。これによっ
て、ロックアームは、自体のバネ性に抗して外側へ押圧
変形され、被嵌合体の側壁に突設した係合突部との係合
が解除される。
と同時に、スライドバーに突説した係合突起が被嵌合体
の側壁上部に設けられたロックアームの上端内面に突き
当たった後、下降されることで、ロックアームは、自体
のバネ性に抗して外側へ押圧変形され、上記係合突起が
ロックアームの開口部まで下降されると同時に当該ロッ
クアームはバネ性によって元位置に弾性復帰する。これ
によって、ロックアームと係合突起は係合する。
ことで、被嵌合体をハウジングの嵌合凹部から引き抜く
ことができる。
た一実施形態について図面を参照して説明する。図1は
ハウジングにアダプタを嵌合ロックした状態の縦断側面
図を示し、図2は同上状態の正面図を示し、図3はロッ
ク解除状態の縦断側面図を示し、図4はアダプタの半面
図を示し、図5(A)、(B)はスライドバーで、
(A)はその正面図を示し、(B)は(A)におけるD
−D線矢視断面図を示し、図6はアダプタにスライドバ
ーを差し込み、ロックを解除する際の斜視図を示す。
板1に取付け金具2を介して固定されたハウジング3に
は、被嵌合体としてのアダプタ4の嵌合凹部5を形成さ
せてあり、該嵌合凹部5の一側壁3a(図示例では前
壁)にはロックアーム6を一体に、かつ垂直に立設させ
てある。上記ロックアーム6は図2に示したように、後
述する係合突部と係合する水平な係合片6aと、該係合
片6aの両端から下方へ並行に垂設した左右の脚片6
b,6bとで正面略門型に形成され、上記両脚片6b、
6bの下端はハウジング3における底壁3bの一側に連
接されていることで、当該ロックアーム6は図3に示し
た如く、外側へ弾性変形できて、かつ図1に示した如く
垂直な元位置に弾性復帰するようにバネ性が与えられて
いる。
端外側から下部内側へ傾斜下降する傾斜面6cに形成し
て、図3に示したように、係合片6aの内側にスライド
バー7の先端を押し込み易く、かつ後述する係合突部と
係合し易いようになっている。
上記アダプタ4の、上記嵌合凹部5に対する着脱自在な
嵌合部4aの一側壁4b(図示例では前壁)には、上記
したロックアーム6と係脱する係合突部8を一体に突設
してある。上記係合突部8は、上面を水平な係合面8a
に、前面下部を、前方上部から後方下部へ傾斜下降する
傾斜面8bに各々形成して、上記嵌合凹部5に対し、ア
ダプタ4の押し込みによって、上記したロックアーム6
の係合片6aと係合突部8との係合を容易円滑にして、
かつ確実に行なわれるようにしてある。
記スライドバー7は縦長板状にしてバネ性が与えられて
おり、先端部(図面では下端部)の中央には、上記した
係合突部8の逃げ部7aを切欠形成させてあり、これに
よって左右両側に下方へ並行に突出した二個一対のロッ
ク解除片7b、7bを一体に設けてある。上記ロック解
除片7b、7bの先端前面は、前面上部から背部下端へ
傾斜下降する傾斜面7cに各々形成されていて、上記し
たロックアーム6における係合片6aの内側へ押し込み
易く、つまりロックアーム6を外側へ押圧変形し易くな
っている。
上端部4cに当設して、押し込み位置を規制するための
当接部7dを、略中間部に設けてあると共に、前面にあ
って、上記当接部7dより所定寸法だけ下方に、後述す
るロックアームと係脱自在な係合突起7eを突設してあ
る。この係合突起7eは、上面を水平な係合面7fに、
前面下部を、前方から後方へ傾斜下降する傾斜面7gに
形成させてある。
が設けられている一側壁4bの上端部にあって、上記係
合突部8の延長線上には、図7に示したようにコネクタ
dを嵌合ロックするためと、上記スライドバー7の係合
突起7eと係脱自在に係合するためのロックアーム9を
一体に設けてある。
した如く、水平な係合片9aと、該係合片9aの両端か
ら下方へ垂設され、下端がアダプタ4の一側壁4bに連
接されている二個の脚片9b、9bとで形成され、中央
部に既述スライドバー7の係合突起7eが挿入される縦
長孔9cを開設させてある。また、このロックアーム9
は図4に示したように、上記一側壁4bの表面と面一
に、かつ上記一側壁4bよりも薄肉に形成することでバ
ネ性が与えられていると共に、上記係合片9aの上端内
面は図1及び図2に示したように、上端外側から下部内
側へ傾斜下降する傾斜面9dに形成して、既述スライド
バー7の係合突起7eと係合し易いようになっている。
アダプタ4の一側壁4bにあって、上記ロックアーム9
の基部内側には、スライドバー7の挿入孔10を上下方
向へ貫通して形成させてあると共に、該挿入孔10の下
端と連通して、上記一側壁4bの前面には、スライドバ
ー7の案内溝11を下端まで長く形成させてある。
に示したように、上端部を深く、これより下端へ徐々に
浅くなるように形成させてあって、図2及び図6に示し
たように、上記挿入孔10、案内溝11に、スライドバ
ー7を上部から差し込み押し下げることにより、スライ
ドバー7が案内溝11の底面に案内されて前方(外側)
へ弾性変形しながら下降し、ロック解除片7b、7b
で、既述ロックアーム6を内側から外側へ押圧変形する
ようになっている。
ケーブルコネクタdの嵌合接続機能を有し、内部には、
ケーブルコネクタdより送信されてくる信号に対するフ
ィルタ回路や受側電気回路の保護回路を有している。
既述したアダプタ4にのみ実装されることはなく、図示
しないコネクタに対しても、アダプタ4による場合と同
様に実装可能である。
ているので、一端にコネクタの接続機能を有するアダプ
タやコネクタに直接実装可能であり、またスライドバー
を上部から差し込み押し下げることで、アダプタ等被嵌
合体のロック解除と、該被嵌合体とスライドバーとの係
合が同時に行なわれるから、次いで、スライドバーを引
き上げることで被嵌合体の引き抜きを簡便にして操作性
良く行なうことができ、さらに、当該スライドバーは、
既存の引き抜きタブを兼用するので、被嵌合体にスライ
ドバー単体を付加するだけでよいから、構造的に簡潔で
あり、低コストに製造できるものである。
実施形態を示すアダプタロック状態の縦断側面図であ
る。
ク状態を示す正面図である。
除状態を示す縦断側面図である。
を示し、(A)はスライドバーの正面図、(B)は
(A)におけるD−D線矢視断面図である。
ライドバーを差し込んだ状態を示す斜視図である。
コネクタを嵌合接続した状態を一部切欠して示す正面図
である。
ロック状態の正面図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 接続用基板のハウジングにおけるアダプ
タ等被嵌合体の嵌合凹部の側壁に設けたバネ性を有する
ロックアームと係脱自在な係合突部が設けられている被
嵌合体の側壁にあって、その上端部にはバネ性も有する
ロックアームを、該ロックアームの内側下方部には、バ
ネ性を有するスライドバーの挿通孔と案内溝を上下配置
に連通して各々形成し、該挿通孔、案内溝にスライドバ
ーを上下にスライド自在に、かつ当該スライドバーの押
し下げ下降によって前記ハウジングのロックアームを外
側へ押圧変形し、前記係合突部との係合を解除可能に配
置すると共に、前記ロックアームと係合突部との係合解
除時、前記被嵌合体のロックアームと係合する係合突起
をスライドバーによって設けてなることを特徴とするア
ダプタ等のロック解除機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30040798A JP3285546B2 (ja) | 1998-10-07 | 1998-10-07 | アダプタ等のロック解除機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30040798A JP3285546B2 (ja) | 1998-10-07 | 1998-10-07 | アダプタ等のロック解除機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000113936A JP2000113936A (ja) | 2000-04-21 |
JP3285546B2 true JP3285546B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=17884433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30040798A Expired - Fee Related JP3285546B2 (ja) | 1998-10-07 | 1998-10-07 | アダプタ等のロック解除機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3285546B2 (ja) |
-
1998
- 1998-10-07 JP JP30040798A patent/JP3285546B2/ja not_active Expired - Fee Related
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