JP3285422B2 - 濾過処理装置および廃液処理方法 - Google Patents

濾過処理装置および廃液処理方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体中に汚染成分が混
在する廃液より、汚染成分を除去する濾過処理装置、お
よびこれを利用した廃液処理方法に関するもので、汚染
成分として油分または微細な固形物が分散する廃液を対
象とするものである。
【0002】
【従来の技術】オイルタンクの洗浄において排出される
廃液は、洗浄液としての水に、オイル、スラッジを主と
する汚染成分を含有するものである。したがって、この
廃液を処理するには、大まかなオイルおよび固形物を除
去した後、凝集剤を添加して廃液中の汚染成分を凝集さ
せ、この凝集させた汚染成分を沈降または浮遊させる比
重差分離により除去分離して除去分離して水を回収した
り、放流する方法が行われている。しかしながら、上記
比重差分離による方法は、大規模の設備が必要となり、
しかも処理時間が極めて長いものとなる。これに対し
て、比較的コンパクトな設備で、連続的に濾過処理する
ことができる装置が一部提案されている。
【0003】例えば特開平4−358509号公報に記
載されるドラムフィルター式濾過処理装置は、処理槽の
底面がドラムフィルターの周面に沿った湾曲流路を形成
し、原液流入口が濾過終了点近傍位置で前記湾曲流路に
連通して設けられ、原液流入口には濾過終了点から湾曲
流路に沿ってドラムの回転方向と逆向きに原液の流れを
発生させるノズル手段が付設されている構成であり、原
液中の固形浮遊物をフィルターに吸着させ、水面上で剥
離ロールに接触させて移し、これを剥離ロールに当接さ
せた掻き取りナイフで掻き取るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、固形浮遊物をある程度までは濾過するこ
とができるものの完全に除去するものではなく、処理後
の廃液をその後に別異な濾過装置により処理する必要が
あった。即ち、このような装置は極めて濃度が高い原
液、例えばパルプ繊維を含むヘドロ、スラッジ、パルプ
原液中の固形浮遊物を、ある程度の濃度まで減少させる
という目的にのみその使用が限定されるものであった。
【0005】また、この装置のドラムフィルターは、シ
ャワーを臨ませて目詰りを解消するように構成している
が、フィルターの孔を大きくすると目詰りも少ないが微
細な固形浮遊物をフィルターに付着させることができな
いし、フィルターの孔を小さくすると装置の稼働継続に
より目詰りが次第に増加して吸引力が低下し、固形浮遊
物の除去効率が低下するという問題点も有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたもので、被処理液を収容する処理槽内に、周部の
一部が被処理液表面から露出するように回転ドラムが配
設され、該回転ドラムの回転に伴ってフィルター材を連
続的に周部に供給する濾過処理装置であり、前記回転ド
ラムの周部は、通液性を有する支持材を外側面としてそ
れぞれ独立する複数の隔室よりなり、各隔室と軸心に配
設する回転筒の内部とを減圧用パイプ材及び与圧用パイ
プ材により連通し、回転筒の内部には固定軸が配設さ
れ、この固定軸には、長さ方向の一端に他端へ向う減圧
空部、該減圧空部の下方には、減圧空部と連通する周方
向に円弧状の空部である導入部を設けると共に、長さ方
向の他端に一端へ向う与圧空部、該与圧空部の上方に
は、与圧空部と連通する周方向に円弧状の空部である導
出部を設け、減圧空部の基端に減圧機構を連絡し、減圧
機構による吸引力を減圧空部から導入部に作用させ、導
入部と連通するように位置した減圧用パイプ材から被処
理液中の所定箇所に位置した隔室内を減圧すると共に、
与圧空部の基端に与圧機構を連絡し、与圧機構による吐
出力を与圧空部から導出部に作用させ、導出部と連通す
るように位置した与圧用パイプ材から被処理液面上方の
所定箇所に位置した隔室内を与圧するようにしたことを
特徴とする濾過処理装置に関するものである。
【0007】また、本発明は、上記濾過処理装置を利用
した廃液処理方法をも提案するものであり、汚染成分が
分散する被処理液に凝集剤を添加して、汚染成分を凝集
させた後、該被処理液を回転ドラムが配設された処理槽
内に送出し、回転ドラムの回転に伴って連続的に周部に
供給されるフィルター材に被処理液中の汚染成分を付着
させて除去する廃液処理方法であり、前記回転ドラムの
周部は、通液性を有する支持材を外側面としてそれぞれ
独立する複数の隔室よりなり、各隔室と軸心に配設する
回転筒の内部とを減圧用パイプ材及び与圧用パイプ材に
より連通し、回転筒の内部には固定軸が配設され、この
固定軸には、長さ方向の一端に他端へ向う減圧空部、該
減圧空部の下方には、減圧空部と連通する周方向に円弧
状の空部である導入部を設けると共に、長さ方向の他端
に一端へ向う与圧空部、該与圧空部の上方には、与圧空
部と連通する周方向に円弧状の空部である導出部を設
け、減圧空部の基端に減圧機構を連絡し、減圧機構によ
る吸引力を減圧空部から導入部に作用させ、導入部と連
通するように位置した減圧用パイプ材から被処理液中の
所定箇所に位置した隔室内を減圧すると共に、与圧空部
の基端に与圧機構を連絡し、与圧機構による吐出力を与
圧空部から導出部に作用させ、導出部と連通するように
位置した与圧用パイプ材から被処理液面上方の所定箇所
に位置した隔室内を与圧するようにしたものである。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0009】本発明の濾過処理装置1は概略すると、被
処理液aを収容する処理槽2内に、周部3の一部が被処
理液a表面から露出するように回転ドラム4が配設さ
れ、該回転ドラム4の回転に伴って連続的に周部3に供
給されるフィルター材5に被処理液a中の汚染成分bを
付着させて除去するものである。
【0010】上記処理槽2は、図示実施例では水平面と
2つの傾斜面とから底面部が形成される構成であるが、
特に限定するものではなく、例えば回転ドラム4の周面
形状に沿った湾曲状の底面部としても良い。
【0011】また、上記処理槽2内に配設する回転ドラ
ム4は、パンチングメタルや金属メッシュ材などからな
る通液性を有する支持材6を外側面としてそれぞれ独立
する複数の隔室7…より周部3が構成される。図示実施
例では筒状の支持材6の内側に、該支持材6より径が小
さく、通液性を有しない筒材8が対向状に沿い、断面が
略逆L字状の環材9,9の縦部分が支持材6と筒材8と
の対向間隔を側端から閉塞し、周方向に一定の間隔で設
けられる複数の仕切り材10…(図示実施例では16
枚)が支持材6と筒材8との対向間隔を分割している。
したがって、各隔室7は支持材6と筒材8と環材9,9
と仕切り材10,10とでそれぞれ独立して構成されて
いる。
【0012】上記回転ドラム4の各隔室7には、減圧用
パイプ材11及び与圧用パイプ材12の一端部が固定さ
れている。上記パイプ材11…,12…は、図示実施例
では各隔室7毎に一本づつ配設されて各16本づつ存在
しているが、図2に示すように1本おきに回転ドラム4
の幅方向に配設位置をずらせて取り付けたので、その他
端部どうしが接触することがなく、それぞれの配設位置
における断面図は図4及び図5のようになる。そして、
これらパイプ材11…,12…は、他端部が回転筒13
に穿設された減圧用通孔14…及び与圧用通孔15…に
固定されているので、各隔室7と軸心に配設する回転筒
13の内部とがパイプ材11…,12…により連通され
ることとなる。
【0013】そして、上記回転筒13の内部には、固定
軸16が配設されている。この固定軸16には、図6及
び図7に示すように長さ方向の一端に他端へ向う減圧空
部17が設けられ、該減圧空部17の先端には下方へ向
う空部である減圧延在部18が延在し、さらにその下方
には周方向に約140度に亙る円弧状の空部である導入
部19が設けられ、減圧空部17と連通している。ま
た、固定軸16には、図6及び図8に示すように長さ方
向の他端に一端へ向う与圧空部20が設けられ、該与圧
空部20の先端には上方へ向う空部である与圧延在部2
1が延在し、さらにその上方には周方向に約35度に亙
る円弧状の空部である導出部22が設けられ、与圧空部
20と連通している。
【0014】尚、上記減圧空部17の基端及び与圧空部
20の基端にはそれぞれ図示しない減圧機構、与圧機構
の取付溝23,24が螺設されている。また、図中、2
5は固定軸16に対する回転筒13の回転を円滑にする
機構であり、26…は固定軸16に周設された嵌合溝で
あり、被処理液aの侵入を防止するOリング(図示せ
ず)などが嵌着される。
【0015】上記減圧機構としては例えば遠心ポンプ等
を使用することができる。また、与圧機構としては別異
なポンプを使用してもよいが、減圧機構に使用するポン
プの吐出力の一部を用いるようにすれば無駄な設備や稼
働エネルギーの節約をすることができる。そして、減圧
機構による吸引力は与圧機構による吐出力よりもはるか
に大きいので、吸引に係る減圧用通孔14、減圧空部1
7、減圧延在部18及び導入部19は、吐出に係る与圧
用通孔15、与圧空部20、与圧延在部21及び導出部
22よりそれぞれ径が大きく形成されている。
【0016】また、前記フィルター材5は、連続して供
給できるものであれば特にその材質や特性を限定するも
のではなく、適宜に選定して使用することができる。図
示実施例では、支持材6と略同一の幅のロール体(フィ
ルター材5)より繰り出して被処理液aの液面上方で回
転ドラム4の周面3に供給し、被処理液a中の汚染成分
bを付着させた後は小径の(小)支持ロール27…及び
大径の(大)支持ロール28を介して図1の矢印方向へ
回収するようにした。
【0017】このように構成される濾過処理装置1で
は、図1では半分より下の7つの隔室7…が減圧されて
いる。即ち、この7つの隔室7…に固定された減圧用パ
イプ材11…の他端部は、この時点で固定軸16の約1
40度に亙る導入部19と連通するように位置している
ので、減圧機構の吸引力が作用し、この吸引力により7
つの隔室7…の各支持材6を覆うようにフィルター材5
を吸引し、被処理液a中の汚染成分bをフィルター材5
の表面に吸着させて濾液を吸引、導入させている。
【0018】その際、図示実施例では少なくとも被処理
液a中に浸漬している回転ドラム4の周面をフィルター
材5で常に覆うようにしたので、減圧機構に無処理の
(汚染成分を含む)被処理液aが侵入することがなく、
吸引された濾液は全てフィルター材5を通過してきたも
のであるから、そのまま放流或いは再利用することも可
能である。
【0019】回転ドラム4は連続的に回転するので、半
分より下に位置していた隔室7も半分或いは半分より上
に順次移動し、この時点で導入部19と連通する位置か
ら外れることになるが、汚染成分bどうしの凝集力や汚
染成分bとフィルター材5との付着力により汚染成分b
は殆ど被処理液a中に拡散することがない。
【0020】さらに、回転ドラム4の回転により隔室7
が最上方付近まで移動すると、この隔室7は与圧される
こととなる。即ち、この隔室7に固定された与圧用パイ
プ材12の他端部は、この時点で固定軸16の約35度
に亙る導出部22と連通するように位置しているので、
与圧機構の吐出力が作用し、この吐出力によりフィルタ
ー材5を隔室7の支持材6から離反させるのである。そ
して、フィルター材5を回収する際に、剥離力等を付加
させる必要がないのでフィルター材5を破損させたり断
裂させることがなく、容易に回収することができる。
【0021】図9はこの濾過処理装置1をオイルタンク
の残留液処理システムに適用した例を示すものである。
同図に示すオイルタンクの残留液処理システムは概略す
ると、オイルタンク29内の残留液及び噴射した洗浄液
等を回収車30の回収装置に吸引、回収した後、その回
収液を破線で示す廃液処理装置31で廃水処理するもの
である。
【0022】以下、上記廃液処理装置31の機構を概略
的に説明する。まず、底部にボトムヒーターを配置した
油水分離槽32に回収液を収容し、分離された油分をオ
イルタンク29内に噴射液として還流させ、水分を計量
槽33から凝集反応槽34へ送る。この凝集反応槽34
には凝集剤フィーダ35より凝集剤が供給され、水分中
に分散された汚損成分をフロック状として凝集させる。
これを前記濾過処理装置1に送って汚染成分を脱水して
除去し、その濾液を濾液槽36に送る。濾液槽36の濾
液の一部は水封槽37を介して濾過処理装置1に還流さ
れ、残部は活性炭濾過槽38で油分を再除去して放流路
39へ放流される。尚、同図中、Mは電動機、Aは攪拌
機、Pはポンプ、VPは真空ポンプ、SVは電動弁、L
Cはレベル計、CPはコンプレッサー、実線は水配管、
斜線入り実線はエアー配管を示す。
【0023】また、図10に示すように上記廃液処理装
置31を車両に搭載した廃液処理車40は、前記回収車
30及びイナートガス発生装置を搭載した機器車(図示
せず)と共に、オイルタンクの洗浄に利用することがで
きることは説明するまでもないが、その場合、機動性が
優れているので、各種の設備を多大な時間をかけて設置
する必要がなく、作業時間を大幅に短縮することができ
る。尚、上記機器車のイナートガス発生装置は、オイル
タンク内にイナートガスを充満させて静電気による爆発
を防止するものである。
【0024】さらに、前記濾過処理装置1、廃液処理装
置31及び廃液処理車40は、前記オイルタンクの洗浄
にその適用を限定するものではなく、他の用途に適用し
ても良い。例えば廃液処理車40を各種の土木現場へ移
動させ、その現場で発生した汚泥等を含有する廃液を処
理するようにしても良い。
【0025】以上本発明を図面の実施例に基づいて説明
したが、本発明は前記した実施例に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限り
どのようにでも実施することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明の濾過処理装
置は、減圧機構により隔室を減圧して隔室の支持材にフ
ィルター材を吸引すると共に被処理液中の汚染成分をフ
ィルター材の表面に吸着させ、与圧機構によりフィルタ
ー材を隔室の支持材から離反させて容易に回収すること
ができる。そして、フィルター材を回収する際に、剥離
力等を付加させる必要がないのでフィルター材を破損さ
せたり断裂させることがなく、容易に回収することがで
きる。
【0027】そして、フィルター材が連続的に供給され
ることにより回転ドラム自体の周面は常に清浄に保たれ
るので、連続的に運転稼働させても隔室内への吸引力及
び汚染成分の除去効率が低下することもない。
【0028】また、本発明の廃液処理方法は、凝集剤を
添加することにより汚染成分を凝集させ、該凝集させた
汚染成分を脱水して連続的に除去し、放流或いは再利用
可能な水を得ることができる。さらに、その処理は沈澱
法のように多大な設備(沈澱槽)を長期間使用すること
もなく、極めて迅速に行うことができる。そして、オイ
ルタンクの洗浄廃液や各種の土木現場で発生した汚泥等
を含有する廃液等に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】濾過処理装置の一実施例を示す一部を欠截した
側面図である。
【図2】回転ドラムの一実施例を示す一部を欠截した正
面図である。
【図3】図2の回転ドラムの断面図である。
【図4】図3におけるA−A線における断面図である。
【図5】図3におけるB−B線における断面図である。
【図6】固定軸の一実施例を示す断面図である。
【図7】図6におけるC−C線における断面図である。
【図8】図6におけるD−D線における断面図である。
【図9】オイルタンクの残留液処理システムの一例を示
す概略説明図である。
【図10】廃液処理装置を搭載した廃液処理車を示す概
略説明図である。
【符号の説明】
1 濾過処理装置 2 処理槽 3 周部 4 回転ドラム 5 フィルター材 6 支持材 7 隔室 a 被処理液 b 脱水した汚染成分

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理液を収容する処理槽内に、周部の
    一部が被処理液表面から露出するように回転ドラムが配
    設され、該回転ドラムの回転に伴ってフィルター材を連
    続的に周部に供給する濾過処理装置であり、 前記回転ドラムの周部は、通液性を有する支持材を外側
    面としてそれぞれ独立する複数の隔室よりなり、各隔室と軸心に配設する回転筒の内部とを減圧用パイプ
    材及び与圧用パイプ材により連通し、回転筒の内部には
    固定軸が配設され、この固定軸には、長さ方向の一端に
    他端へ向う減圧空部、該減圧空部の下方には、減圧空部
    と連通する周方向に円弧状の空部である導入部を設ける
    と共に、長さ方向の他端に一端へ向う与圧空部、該与圧
    空部の上方には、与圧空部と連通する周方向に円弧状の
    空部である導出部を設け、 減圧空部の基端に減圧機構を連絡し、減圧機構による吸
    引力を減圧空部から導入部に作用させ、導入部と連通す
    るように位置した減圧用パイプ材から被処理液中の所定
    箇所に位置した隔室内を減圧すると共に、 与圧空部の基端に与圧機構を連絡し、与圧機構による吐
    出力を与圧空部から導出部に作用させ、導出部と連通す
    るように位置した与圧用パイプ材から被処理液面上方の
    所定箇所に位置した隔室内を与圧する ようにしたことを
    特徴とする濾過処理装置。
  2. 【請求項2】 汚染成分が分散する被処理液に凝集剤を
    添加して、汚染成分を凝集させた後、該被処理液を回転
    ドラムが配設された処理槽内に送出し、回転ドラムの回
    転に伴って連続的に周部に供給されるフィルター材に被
    処理液中の汚染成分を付着させて除去する廃液処理方法
    であり、 前記回転ドラムの周部は、通液性を有する支持材を外側
    面としてそれぞれ独立する複数の隔室よりなり、各隔室と軸心に配設する回転筒の内部とを減圧用パイプ
    材及び与圧用パイプ材により連通し、回転筒の内部には
    固定軸が配設され、この固定軸には、長さ方向の一端に
    他端へ向う減圧空部、該減圧空部の下方には、減圧空部
    と連通する周方向に円弧状の空部である導入部を設ける
    と共に、長さ方向の他端に一端へ向う与 圧空部、該与圧
    空部の上方には、与圧空部と連通する周方向に円弧状の
    空部である導出部を設け、 減圧空部の基端に減圧機構を連絡し、減圧機構による吸
    引力を減圧空部から導入部に作用させ、導入部と連通す
    るように位置した減圧用パイプ材から被処理液中の所定
    箇所に位置した隔室内を減圧すると共に、 与圧空部の基端に与圧機構を連絡し、与圧機構による吐
    出力を与圧空部から導出部に作用させ、導出部と連通す
    るように位置した与圧用パイプ材から被処理液面上方の
    所定箇所に位置した隔室内を与圧する ようにしたことを
    特徴とする廃液処理方法。
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