JP3285263B2 - 超音波検知器 - Google Patents
超音波検知器Info
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- JP3285263B2 JP3285263B2 JP29505193A JP29505193A JP3285263B2 JP 3285263 B2 JP3285263 B2 JP 3285263B2 JP 29505193 A JP29505193 A JP 29505193A JP 29505193 A JP29505193 A JP 29505193A JP 3285263 B2 JP3285263 B2 JP 3285263B2
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- JP
- Japan
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- distance
- time zone
- time
- ultrasonic detector
- boundary
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
車用であって障害物の検出に用いられる超音波検知器に
関するものである。
た超音波検知器のブロック回路図を示すもので、演算制
御部1から出力された送信信号は、送信信号増幅部2に
おいて増幅され、残響吸収部3を経て超音波振動子4に
印加される。そして超音波振動子4から出力された超音
波の障害物からの反射波が超音波振動子4に入れば、こ
の受信信号は受信信号増幅部5で増幅された後、波形整
形部6を経て演算制御部1に入力される。
る信号波形を、図5(b)に超音波振動子4の受信信号を
示す。図中b0は送信による残響によるものであり、b1
が障害物からの反射波による受信信号である。この受信
信号b0,b1は、波形整形部6において図5(c)に示す
ように整形されて演算制御部1に入る。そして、整形さ
れた受信信号は、演算制御部1において、図5(d)に示
すように、ある単位距離に相当する時間t0で区切られ
た距離測定用のゲートd1に格納される。この時、ここ
では上記時間t0を、受信信号b1の時間幅t1より十分
小さい時間として、受信信号b1がこの時間t0で区切ら
れた複数個の時間帯に収まるようにして、複数個の連続
する時間帯に受信信号が収まる時だけ反射波が到来した
と判定するとともに、時間系列において複数個目、図示
例では3個目の時間帯を基準Sとして受信信号の元とな
った反射波を形成した障害物までの距離を算出してい
る。これは外来ノイズの影響を避けるためである。な
お、上記残響による受信信号b0はこのゲートd1の時間
外となるために除かれる。
た時間から障害物までの距離を段階的に、たとえば2段
階や3段階で表示する時の境界付近に上記測定の基準が
存在した時、わずかな距離の変化や風の影響等で基準が
境界の前後に移動し、これが原因で上記表示がちらつい
てしまう。
であり、その目的とするところはちらつきのない距離表
示を行うことができる超音波検知器を提供するにある。
した超音波の検知対象物による反射波を検出して検知対
象物までの距離を検知し、該距離を所定距離と比較して
検知対象物の存在エリアを決定する超音波検知器であっ
て、反射波の受信信号をある単位距離に相当する時間で
区画して区画した時間帯の一つを検知対象物までの距離
測定の基準とするにあたり、存在エリアの境界付近に基
準とする時間帯が位置する時に基準とする時間帯を境界
から離れた時間帯に変更する安定化手段を備えているこ
とに第1の特徴を有しており、また反射波の受信信号を
ある単位距離に相当する時間で区画して区画した時間帯
の一つを検知対象物までの距離測定の基準とするにあた
り、存在エリアの境界付近に基準とする時間帯が位置す
る時に反射波の受信信号と対応させる距離測定用時間軸
を移動させて基準とする時間帯を存在エリアの境界から
ずらす安定化手段を備えていることに第2の特徴を有し
ている。
の区画境界付近にあって、表示が安定しない時も、安定
化手段による基準の時間帯の変更あるいは時間軸の移動
によって検知対象物を疑似的に境界から離すことができ
るために、距離表示が安定するものである。
ると、基本的構成は図4に示したものと同じで、波形整
形された受信信号をある単位距離に相当する時間t0で
区切られた距離測定用のゲートd1に格納するととも
に、この時、時間t0で区切られた複数個の時間帯に受
信信号b1が収まるようにして、複数個の連続する時間
帯に受信信号が収まる時だけ反射波が到来したとし、更
に図2(a)(b)に示すように、時間系列において複数個目
(3個目)の時間帯を基準Sとして、受信信号の元とな
った反射波を形成した障害物までの距離を算出している
のであるが、演算制御部1は、測定した距離を元に距離
Aのエリアに障害物があるのか距離Bのエリアに障害物
があるのかの表示を開始する時、図1に示すように、上
記基準SがエリアA,Bの判定境界付近にあるかどうか
のチェックを行い、エリアA側であり且つ境界に近い時
には、受信信号が収まった複数の連続する時間帯のうち
のたとえば3個目を基準Sとしていた状態から、図2
(c)(d)に示すように、2個目の時間帯を基準Sとするの
である。時間的に早い時間帯に基準Sを移動(変更)さ
せるわけである。この結果、基準Sが上記境界から離れ
るために、表示は障害物がエリアAにあることを安定し
た状態で表示する。
ころに基準Sがきていた時には、受信信号が収まった複
数の時間帯のうちのたとえば3個目を基準Sとしていた
状態から、図2(e)(f)に示すように、時間的に遅い4個
目の時間帯に基準Sを移動させることで、基準Sを境界
から離して、障害物がエリアBにあることの表示を安定
させる。
基準Sがきていた時に、基準Sとする時間帯を図2(g)
(h)に示すように、3個目から1個目に移動させること
で、エリアA側に強制的に移して安定化させたり、図1
(b)(c)に示す状況、つまり基準Sの移動で2個目の時間
帯を基準Sとしている状況において、この基準Sがエリ
アA,Bの境界に隣接する状況となった時に、更に基準
Sを移動させて1番目の時間帯に基準Sを移してしまう
ように、多段階移動を行うようにしてもよい。
1 の時間軸そのものを動かすことで、逆に言えばエリア
A,Bの判定境界をずらすことで、基準Sが境界から離
れるようにしてもよい。なお、以上の説明では距離表示
のエリア間の境界付近に基準Sがきた時について説明し
たが、距離の測定可能エリアの境界付近に基準Sがきた
時についても同様の処理を行うことで測定可能エリアの
境界付近での表示も安定化させることができる。また、
測定可能エリア内に障害物がある状態が所定時間以上続
く時には、この基準検知Sの移動や時間軸そのものの移
動を逆方向に行うようにしておいたり、上記基準Sの移
動や時間軸そのものの移動を手動調整によっても行うこ
とができるようにしておけば、たとえば車載用のものに
おいて、誤って路面を検知している時、路面を測定可能
エリアからわざと外してしまうということもできる。
象物が存在エリアの区画境界付近にあって、本来ならば
検知対象物の存在エリアの判断がふらついて表示が安定
しない時にも、安定化手段が検知対象物までの距離測定
の基準とする時間帯を区画境界から離れた時間帯に変更
するために、あるいは安定化手段が距離測定用時間軸を
移動させて基準とする時間帯を存在エリアの区画境界か
らずらすために、安定した距離表示がなされるものであ
って、表示がちらついたりすることがないものである。
る。
ートである。
Claims (5)
- 【請求項1】 発信した超音波の検知対象物による反射
波を検出して検知対象物までの距離を検知し、該距離を
所定距離と比較して検知対象物の存在エリアを決定する
超音波検知器であって、反射波の受信信号をある単位距
離に相当する時間で区画して区画した時間帯の一つを検
知対象物までの距離測定の基準とするにあたり、存在エ
リアの境界付近に基準とする時間帯が位置する時に基準
とする時間帯を境界から離れた時間帯に変更する安定化
手段を備えていることを特徴とする超音波検知器。 - 【請求項2】 安定化手段は基準とする時間帯を時間的
に早い時間帯に移動させるものであることを特徴とする
請求項1記載の超音波検知器。 - 【請求項3】 安定化手段は基準とする時間帯を時間的
に遅い時間帯に移動させるものであることを特徴とする
請求項1記載の超音波検知器。 - 【請求項4】 安定化手段は基準とする時間帯を多段階
に移動させるものであることを特徴とする請求項1記載
の超音波検知器。 - 【請求項5】 発信した超音波の検知対象物による反射
波を検出して検知対象物までの距離を検知し、該距離を
所定距離と比較して検知対象物の存在エリアを決定する
超音波検知器であって、反射波の受信信号をある単位距
離に相当する時間で区画して区画した時間帯の一つを検
知対象物までの距離測定の基準とするにあたり、存在エ
リアの境界付近に基準とする時間帯が位置する時に反射
波の受信信号と対応させる距離測定用時間軸を移動させ
て基準とする時間帯を存在エリアの境界からずらす安定
化手段を備えていることを特徴とする超音波検知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29505193A JP3285263B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 超音波検知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29505193A JP3285263B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 超音波検知器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07146365A JPH07146365A (ja) | 1995-06-06 |
JP3285263B2 true JP3285263B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=17815689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29505193A Expired - Lifetime JP3285263B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 超音波検知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3285263B2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-25 JP JP29505193A patent/JP3285263B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07146365A (ja) | 1995-06-06 |
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