JP3283522B2 - スキーエッジを製造する方法 - Google Patents
スキーエッジを製造する方法Info
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- JP3283522B2 JP3283522B2 JP50469296A JP50469296A JP3283522B2 JP 3283522 B2 JP3283522 B2 JP 3283522B2 JP 50469296 A JP50469296 A JP 50469296A JP 50469296 A JP50469296 A JP 50469296A JP 3283522 B2 JP3283522 B2 JP 3283522B2
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- ski edge
- edge strip
- adhesive
- primer
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C5/00—Skis or snowboards
- A63C5/04—Structure of the surface thereof
- A63C5/056—Materials for the running sole
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C11/00—Accessories for skiing or snowboarding
- A63C11/04—Accessories for skiing or snowboarding for treating skis or snowboards
- A63C11/06—Edge-sharpeners
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Coating With Molten Metal (AREA)
- Paper (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、スキー板への組み付けのために準備され
る、圧延成形されかつ熱調質された材料から成るスキー
エッジを製造する方法であって、少なくとも部分的に接
着剤（プライマ）で被覆された表面を有するスキーエッ
ジを製造する方法に関する。
る、圧延成形されかつ熱調質された材料から成るスキー
エッジを製造する方法であって、少なくとも部分的に接
着剤（プライマ）で被覆された表面を有するスキーエッ
ジを製造する方法に関する。
従来技術によれば、スキーエッジを製造するために
は、先ず鋼帯状成形材が圧延加工され、この帯状成形材
は次いで焼き入れされ焼き戻しされる、つまり熱調質さ
れる。金属半製品として市場に出されつスキーエッジ用
帯材の搬送時およびストック時に酸化（錆び）による腐
食現象が生じるのを回避するために、これらのスキーエ
ッジ用帯材は防腐オイルで被覆される。場合によっては
予め、または後から、切欠きおよび／または開口が帯状
成形材の側面に加工成形される。
は、先ず鋼帯状成形材が圧延加工され、この帯状成形材
は次いで焼き入れされ焼き戻しされる、つまり熱調質さ
れる。金属半製品として市場に出されつスキーエッジ用
帯材の搬送時およびストック時に酸化（錆び）による腐
食現象が生じるのを回避するために、これらのスキーエ
ッジ用帯材は防腐オイルで被覆される。場合によっては
予め、または後から、切欠きおよび／または開口が帯状
成形材の側面に加工成形される。
スキーエッジの更なる加工は通常の場合スキー板製造
業者において行われる。先ずそこでは、腐食防止手段と
して役立つ防腐オイルが除去される。次いで、スキーエ
ッジ用帯材成形材がサンドブラストされる。これによ
り、形成されていた酸化物外皮が機械的に除去される。
次いでスキーエッジが接着剤（プライマ）で被覆され、
スキー板のプラスチック体に埋め込まれ、接着される。
業者において行われる。先ずそこでは、腐食防止手段と
して役立つ防腐オイルが除去される。次いで、スキーエ
ッジ用帯材成形材がサンドブラストされる。これによ
り、形成されていた酸化物外皮が機械的に除去される。
次いでスキーエッジが接着剤（プライマ）で被覆され、
スキー板のプラスチック体に埋め込まれ、接着される。
スキーエッジとスキー板本体との結合の耐久性には、
高い要求が課せられる。特にいわゆるモノスキー（Mono
ski）またはスノーボードの場合には、スキーエッジは
著しく負荷される。それというのはこのようなスポーツ
用具の場合、従来のスキー板とは異なり、唯１つのスキ
ーエッジが、使用時に発生する全ての動的な力を吸収し
なければならないからである。同じく高い要求が競技ス
ポーツ用のスキー板の場合にも課せられる。このような
事情をスキーエッジの製造時に考慮に入れて、最適な条
件下で接着剤をスキーエッジ用帯状成形材に塗布しなけ
ればならない。このためには、鋼帯状成形材ができる限
り酸化物を有しておらず、しかも防腐オイルが残留物な
しに取り除かれることが絶対に必要である。一般的に
は、脱脂のためには適宜の溶剤が使用され、酸化物外皮
もしくはその他の腐食部分はサンドブラスト等により取
り除かれる。
高い要求が課せられる。特にいわゆるモノスキー（Mono
ski）またはスノーボードの場合には、スキーエッジは
著しく負荷される。それというのはこのようなスポーツ
用具の場合、従来のスキー板とは異なり、唯１つのスキ
ーエッジが、使用時に発生する全ての動的な力を吸収し
なければならないからである。同じく高い要求が競技ス
ポーツ用のスキー板の場合にも課せられる。このような
事情をスキーエッジの製造時に考慮に入れて、最適な条
件下で接着剤をスキーエッジ用帯状成形材に塗布しなけ
ればならない。このためには、鋼帯状成形材ができる限
り酸化物を有しておらず、しかも防腐オイルが残留物な
しに取り除かれることが絶対に必要である。一般的に
は、脱脂のためには適宜の溶剤が使用され、酸化物外皮
もしくはその他の腐食部分はサンドブラスト等により取
り除かれる。
スキーエッジを製造するためのこのような公知の方法
の主な欠点は、半製品としてスキー板製造業者に供給さ
れたスキーエッジ用帯材を、スキー板に組み付ける前に
比較的大きな生産技術的な手間をかけて処理しなければ
ならないことである。腐食層、すなわち酸化物外皮をサ
ンドブラスト等により除去し、防腐オイルを除去するた
めの溶剤を使用することは、作業上の手間、時間的な手
間、およびコスト的な手間を比較的大きくしてしまう。
さらに溶剤、通常の場合には塩素化炭化水素は、製造プ
ロセス時に溶剤蒸気が漏れる点からも、防腐オイルで汚
染された溶剤の廃棄時にも、特に環境に悪影響を及ぼ
す。
の主な欠点は、半製品としてスキー板製造業者に供給さ
れたスキーエッジ用帯材を、スキー板に組み付ける前に
比較的大きな生産技術的な手間をかけて処理しなければ
ならないことである。腐食層、すなわち酸化物外皮をサ
ンドブラスト等により除去し、防腐オイルを除去するた
めの溶剤を使用することは、作業上の手間、時間的な手
間、およびコスト的な手間を比較的大きくしてしまう。
さらに溶剤、通常の場合には塩素化炭化水素は、製造プ
ロセス時に溶剤蒸気が漏れる点からも、防腐オイルで汚
染された溶剤の廃棄時にも、特に環境に悪影響を及ぼ
す。
従って本発明の課題は、請求項１の上位概念に記載の
方法を改良して、スキーエッジ製造時の作業上およびコ
スト的な手間と環境悪化とを減じるとともに、スキーエ
ッジとスキー板本体との一層強固な結合を可能にするこ
とである。
方法を改良して、スキーエッジ製造時の作業上およびコ
スト的な手間と環境悪化とを減じるとともに、スキーエ
ッジとスキー板本体との一層強固な結合を可能にするこ
とである。
この課題を解決するために本発明では、熱調質に続く
連続的な工程中に、スキーエッジ用帯材の少なくとも接
着面の領域を接着剤（プライマ）で被覆し、この場合ス
キーエッジ用帯材の表面が被覆前に酸化物を有していな
いように、スキーエッジ用帯材を被覆の直前に還元条件
下で保持するようにした。
連続的な工程中に、スキーエッジ用帯材の少なくとも接
着面の領域を接着剤（プライマ）で被覆し、この場合ス
キーエッジ用帯材の表面が被覆前に酸化物を有していな
いように、スキーエッジ用帯材を被覆の直前に還元条件
下で保持するようにした。
本発明による方法では、時間的におよび作業上極めて
大きな手間のかかる、酸化物外皮の機械的な除去が完全
に省かれる。さらに別の利点は、金属光輝を有する金属
に被着されたプライマ層が腐食防止層として役立つこと
から得られる。これにより、ストックしてスキー板製造
業者に搬送する前にスキーエッジ帯材成形材に防腐オイ
ル等を塗布することは不要となる。従って、作業上およ
び時間的に大きな手間がかなりかつ環境に有害な、帯材
の脱脂も行われない。
大きな手間のかかる、酸化物外皮の機械的な除去が完全
に省かれる。さらに別の利点は、金属光輝を有する金属
に被着されたプライマ層が腐食防止層として役立つこと
から得られる。これにより、ストックしてスキー板製造
業者に搬送する前にスキーエッジ帯材成形材に防腐オイ
ル等を塗布することは不要となる。従って、作業上およ
び時間的に大きな手間がかなりかつ環境に有害な、帯材
の脱脂も行われない。
さらに特に有利な点は、本発明に基づく方法の場合、
プライマ層が特に強固かつ均一にスキーエッジ帯状成形
材料に付着することである。それというのはこのような
方法の場合、防腐オイル残留物も、腐食部分の残余物
も、材料表面の均質性を損ねることはないからである。
この点で、本発明による方法に基づき製造されたスキー
エッジ用帯状成形材と、スキー板本体との結合部分は特
に強固であり、かつ信頼性が高い。これによりこのよう
なスキーエッジ用帯状成形材は特に、スノーボードや、
モノスキーや、エッジに強い負荷のかかる他のスキー
板、例えばスラローム用のスキー板の使用に適してい
る。
プライマ層が特に強固かつ均一にスキーエッジ帯状成形
材料に付着することである。それというのはこのような
方法の場合、防腐オイル残留物も、腐食部分の残余物
も、材料表面の均質性を損ねることはないからである。
この点で、本発明による方法に基づき製造されたスキー
エッジ用帯状成形材と、スキー板本体との結合部分は特
に強固であり、かつ信頼性が高い。これによりこのよう
なスキーエッジ用帯状成形材は特に、スノーボードや、
モノスキーや、エッジに強い負荷のかかる他のスキー
板、例えばスラローム用のスキー板の使用に適してい
る。
使用される接着剤は、スキーエッジ材料とスキー板基
体の材料、大抵の場合PU発泡体またはエポキシ積層体と
に問題なく合わせることができる。さらに、スキーエッ
ジに被着されるプライマの層厚は、本発明の方法により
予め規定可能である。これにより、プライマ層を十分に
厚く形成することができるので、接着継ぎ目がシールさ
れる。これにより、湿分が接着継ぎ目を通ってスキー板
本体に侵入するのが信頼性高く回避される。これによ
り、水滴による害を十分に排除することができ、例えば
PU発泡体から成るスキー本体の耐久性が明らかに長くな
る。
体の材料、大抵の場合PU発泡体またはエポキシ積層体と
に問題なく合わせることができる。さらに、スキーエッ
ジに被着されるプライマの層厚は、本発明の方法により
予め規定可能である。これにより、プライマ層を十分に
厚く形成することができるので、接着継ぎ目がシールさ
れる。これにより、湿分が接着継ぎ目を通ってスキー板
本体に侵入するのが信頼性高く回避される。これによ
り、水滴による害を十分に排除することができ、例えば
PU発泡体から成るスキー本体の耐久性が明らかに長くな
る。
本発明による方法の有利な手段においては、スキーエ
ッジ用帯材の焼き入れに続く焼き戻しが、還元性を有す
るように調節された雰囲気下で行われる。焼き戻し時に
は、変態点を下回る温度に帯状成形材が加熱される。こ
の場合帯状成形材が還元ガス雰囲気、例えばH2−N2混合
物によって案内されると、酸化物が生成されることはな
く、しかも表面における僅かな残留酸化物さえも還元プ
ロセスによって除去することができる。このあとで、表
面は事実上酸化物を有しない状態になる。
ッジ用帯材の焼き入れに続く焼き戻しが、還元性を有す
るように調節された雰囲気下で行われる。焼き戻し時に
は、変態点を下回る温度に帯状成形材が加熱される。こ
の場合帯状成形材が還元ガス雰囲気、例えばH2−N2混合
物によって案内されると、酸化物が生成されることはな
く、しかも表面における僅かな残留酸化物さえも還元プ
ロセスによって除去することができる。このあとで、表
面は事実上酸化物を有しない状態になる。
選択的には、本発明による方法において、スキーエッ
ジ用帯材は焼き入れおよび焼き戻し後に還元性の酸洗い
浴を通るように案内される。このような手順において
も、酸化物のない表面を得ることができる。それという
のは、やはり表面における還元プロセスが行われるから
である。実際の変更のためには、通走式の酸洗い浴を既
存の生産装置内に簡単に組み込むことができる。
ジ用帯材は焼き入れおよび焼き戻し後に還元性の酸洗い
浴を通るように案内される。このような手順において
も、酸化物のない表面を得ることができる。それという
のは、やはり表面における還元プロセスが行われるから
である。実際の変更のためには、通走式の酸洗い浴を既
存の生産装置内に簡単に組み込むことができる。
本発明による方法の有利な手段では、スキーエッジ用
帯材は接着剤（プライマ）の被着後、打ち抜き加工部を
施される。このような打ち抜き加工部は、スキー本体に
おけるスキーエッジの一層強固な固定のために役立ち、
通常の場合、帯状成形材の側面に適当な工具により加工
成形される。この打ち抜き加工時の接着剤層は滑り・潤
滑剤として作用する。これにより打ち抜き工具の耐用寿
命が著しく高められる。これによりメンテナンスの手間
が著しく減じられ、全体的に見て一層合理的な製造が達
成される。
帯材は接着剤（プライマ）の被着後、打ち抜き加工部を
施される。このような打ち抜き加工部は、スキー本体に
おけるスキーエッジの一層強固な固定のために役立ち、
通常の場合、帯状成形材の側面に適当な工具により加工
成形される。この打ち抜き加工時の接着剤層は滑り・潤
滑剤として作用する。これにより打ち抜き工具の耐用寿
命が著しく高められる。これによりメンテナンスの手間
が著しく減じられ、全体的に見て一層合理的な製造が達
成される。
さらに、スキーエッジ用帯材が接着剤による被覆の前
に酸洗い浴内で酸洗いされると有利である。焼き入れと
プライマ被覆との間で生産過程中にこのような付加的な
工程を挿入することにより、本発明による方法の利点
を、取り扱いにくいスキーエッジ材料にも適用すること
ができる。例えば、焼き入れ時に時々発生するスケール
が残留物なしに除去される。
に酸洗い浴内で酸洗いされると有利である。焼き入れと
プライマ被覆との間で生産過程中にこのような付加的な
工程を挿入することにより、本発明による方法の利点
を、取り扱いにくいスキーエッジ材料にも適用すること
ができる。例えば、焼き入れ時に時々発生するスケール
が残留物なしに除去される。
特別な使用事例のためには、スキーエッジ用帯材が接
着剤（プライマ）による被覆の前に少なくとも接着剤を
粗面化されると有利であることが判った。サンドブラス
トまたはビーズブラスト（Perlstrahlen）、または他の
方法によって、接着面の表面が規定された状態で粗面化
されるか、または構造化される。このように増大された
表面は、一方ではプライマがスキーエッジ用帯材に一層
強固に付着し、他方では接着剤によるスキー板における
スキーエッジの固定も改善されるのに役立つ。
着剤（プライマ）による被覆の前に少なくとも接着剤を
粗面化されると有利であることが判った。サンドブラス
トまたはビーズブラスト（Perlstrahlen）、または他の
方法によって、接着面の表面が規定された状態で粗面化
されるか、または構造化される。このように増大された
表面は、一方ではプライマがスキーエッジ用帯材に一層
強固に付着し、他方では接着剤によるスキー板における
スキーエッジの固定も改善されるのに役立つ。
本発明による方法の有利な技術的な手段においては、
接着剤によるスキーエッジ用帯材の被覆の前の工程が、
イナートガス雰囲気（H2−N2）下で行われる。このよう
な手段によって、生産プロセス中のいかなる酸化も確実
に減じられる。使用された現代の通走式の熱調質装置に
おいては、このような構成が可能である。
接着剤によるスキーエッジ用帯材の被覆の前の工程が、
イナートガス雰囲気（H2−N2）下で行われる。このよう
な手段によって、生産プロセス中のいかなる酸化も確実
に減じられる。使用された現代の通走式の熱調質装置に
おいては、このような構成が可能である。
以下に本発明による方法を図面につき詳しく説明す
る。
る。
第１図は、本発明による方法を実施するための装置を
示す概略図である。
示す概略図である。
第２図は、本発明による方法に基づき、接着剤（プラ
イマ）で被覆されたスキーエッジ用帯状成形材を示す図
である。
イマ）で被覆されたスキーエッジ用帯状成形材を示す図
である。
第３図は、本発明の方法を実施するための装置の第２
実施例を示す概略図である。
実施例を示す概略図である。
第１図には、スキーエッジ用帯状成形材のための通走
式の製造装置が概略的に示されている。この図面におい
ては成形用ローラ機構が、これに続く焼き入れ炉と一緒
に１つのブロックに纏めて簡単に示されており、符号１
を有している。この焼き入れ炉１の出口から、図面で見
て矢印方向つまり左から右に、光輝を備えた（blan
k）、酸化物を有しないスキーエッジ用帯状成形材２が
走出する。
式の製造装置が概略的に示されている。この図面におい
ては成形用ローラ機構が、これに続く焼き入れ炉と一緒
に１つのブロックに纏めて簡単に示されており、符号１
を有している。この焼き入れ炉１の出口から、図面で見
て矢印方向つまり左から右に、光輝を備えた（blan
k）、酸化物を有しないスキーエッジ用帯状成形材２が
走出する。
焼き入れ炉１に続いてすぐに、プライマ被覆装置が配
置されている。このプライマ被覆装置は、全体的に符号
３を備えている。焼き入れ炉１から走出したスキーエッ
ジ用帯状成形材２はプライマ被覆装置３内に走入して、
このプライマ被覆装置において被覆ローラ４を介して案
内される。この被覆ローラによって、プライマ層５がス
キーエッジ用帯状成形材２に被着される。
置されている。このプライマ被覆装置は、全体的に符号
３を備えている。焼き入れ炉１から走出したスキーエッ
ジ用帯状成形材２はプライマ被覆装置３内に走入して、
このプライマ被覆装置において被覆ローラ４を介して案
内される。この被覆ローラによって、プライマ層５がス
キーエッジ用帯状成形材２に被着される。
走行方向で見て被覆ローラ４の後方において、スキー
エッジ用帯状成形材２は温度調整された乾燥室６を通走
する。この乾燥室内でプライマ層５が硬化される。
エッジ用帯状成形材２は温度調整された乾燥室６を通走
する。この乾燥室内でプライマ層５が硬化される。
プライマ被覆装置３において、スキーエッジ用帯状成
形材２は被覆ローラ４の直ぐ手前まで、還元ガス雰囲気
（例えばH2−N2）下で保持される。このことは詳細には
図示していない。
形材２は被覆ローラ４の直ぐ手前まで、還元ガス雰囲気
（例えばH2−N2）下で保持される。このことは詳細には
図示していない。
還元ガス雰囲気の実際の変換は、スキーエッジ用帯状
成形材２の通走領域が還元ガスで充填されることにより
行われる。
成形材２の通走領域が還元ガスで充填されることにより
行われる。
プライマ被覆装置３から図面の右側に向かって走出す
る、プライマ層５を備えたスキーエッジ用帯状成形材２
は今や更なる処理のための準備ができており、場合によ
っては図示していない巻取リールに巻き取ることができ
る。
る、プライマ層５を備えたスキーエッジ用帯状成形材２
は今や更なる処理のための準備ができており、場合によ
っては図示していない巻取リールに巻き取ることができ
る。
第２図には、第１図のプライマ被覆装置３によって被
覆されたスキーエッジ用帯状成形材２の一部が示されて
いる。プライマ層５はスキーエッジ用帯状成形材２の接
着面に被さっており、ハッチングによって示されてい
る。
覆されたスキーエッジ用帯状成形材２の一部が示されて
いる。プライマ層５はスキーエッジ用帯状成形材２の接
着面に被さっており、ハッチングによって示されてい
る。
第３図には、プライマ被覆装置の第２の実施例が第１
図と同様に示されており、このプライマ被覆装置は符号
７を有している。この図面では、第１図のものと同一の
構成部分には同一の符号が使用されている。
図と同様に示されており、このプライマ被覆装置は符号
７を有している。この図面では、第１図のものと同一の
構成部分には同一の符号が使用されている。
第１図に示したプライマ被覆装置３と異なる点は、ス
キーエッジ用帯状成形材がプライマ被覆装置７が還元性
の通走式酸洗い浴８を通走することである。この通走式
酸洗い浴は走行方向で見て被覆ローラ４の手前に配置さ
れている。この通走式酸洗い浴８には、公知の線洗い剤
および中和剤が充填されている。
キーエッジ用帯状成形材がプライマ被覆装置７が還元性
の通走式酸洗い浴８を通走することである。この通走式
酸洗い浴は走行方向で見て被覆ローラ４の手前に配置さ
れている。この通走式酸洗い浴８には、公知の線洗い剤
および中和剤が充填されている。
場合によってはプライマ被覆装置７にはイナートガス
が流れてもよい。これにより通走式酸洗い浴８における
酸洗い後に酸化が有効に阻止される。
が流れてもよい。これにより通走式酸洗い浴８における
酸洗い後に酸化が有効に阻止される。
本発明による方法に基づき製造された、プライマ層５
を備えたスキーエッジ帯状成形材２は今や、例えばスキ
ー製造業者の側でスキー本体に接着することができる。
この場合、プライマ層５は特に強固にスキーエッジ帯状
成形材２に付着し、同時に腐食防止手段としても役立
つ。スキー板への組み付け前に材料表面を更に加工する
ことはこれによりもはや必要とならない。
を備えたスキーエッジ帯状成形材２は今や、例えばスキ
ー製造業者の側でスキー本体に接着することができる。
この場合、プライマ層５は特に強固にスキーエッジ帯状
成形材２に付着し、同時に腐食防止手段としても役立
つ。スキー板への組み付け前に材料表面を更に加工する
ことはこれによりもはや必要とならない。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｃ２３Ｇ 3/02 Ｃ２３Ｇ 3/02 // Ｃ０９Ｊ 5/00 Ｃ０９Ｊ 5/00 (72)発明者 ハインツ ヘーフィングホフ ドイツ連邦共和国 Ｄ−58579 シャル クスミューレ レースヴィンクラー ヴ ェーク ３ (56)参考文献 特開 平５−245244（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−191335（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A63C 5/048 A63C 5/12 C21D 1/74 C21D 9/00 C21D 9/56 101 C23G 3/02
Claims (6)
- 【請求項１】スキー板への組み付けのために準備され
る、圧延成形されかつ熱調質された材料から成るスキー
エッジを製造する方法であって、少なくとも部分的に接
着剤（プライマ）で被覆された表面を有するスキーエッ
ジを製造する方法において、 熱調質に続く連続的な工程中に、スキーエッジ用帯材
（２）の少なくとも接着面の領域を接着剤（プライマ）
（５）で被覆し、この場合スキーエッジ用帯材（２）の
表面が被覆前に酸化物を有していないように、スキーエ
ッジ用帯材（２）を被覆の直前に還元条件下で保持する
ことを特徴とする、スキーエッジを製造する方法。 - 【請求項２】スキーエッジ用帯材（２）の焼き入れに続
く焼き戻しを、還元性を有するように調節された雰囲気
下で行う、請求項１記載の方法。 - 【請求項３】スキーエッジ用帯材（２）を、焼き入れお
よび焼き戻し後に還元性の酸洗い浴（８）を通るように
案内する、請求項１記載の方法。 - 【請求項４】スキーエッジ用帯材（２）に、接着剤（プ
ライマ）（５）の被着後の打ち抜き加工を施す、請求項
１記載の方法。 - 【請求項５】スキーエッジ用帯材（２）の少なくとも接
着面に、接着剤（５）による被覆前に吹き付け材を吹き
付ける、請求項１記載の方法。 - 【請求項６】スキーエッジ用帯材（２）を接着剤（５）
で被覆する前の工程を、イナートガス雰囲気下で行う、
請求項１記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4424979.9 | 1994-07-15 | ||
| DE4424979A DE4424979C1 (de) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | Verfahren für die Herstellung einer Skikante |
| PCT/EP1995/002769 WO1996002305A1 (de) | 1994-07-15 | 1995-07-14 | Verfahren für die herstellung einer skikante |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10504477A JPH10504477A (ja) | 1998-05-06 |
| JP3283522B2 true JP3283522B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=6523218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50469296A Expired - Lifetime JP3283522B2 (ja) | 1994-07-15 | 1995-07-14 | スキーエッジを製造する方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5830535A (ja) |
| EP (1) | EP0771226B1 (ja) |
| JP (1) | JP3283522B2 (ja) |
| AT (1) | ATE164316T1 (ja) |
| DE (3) | DE4424979C1 (ja) |
| WO (1) | WO1996002305A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19953230C2 (de) | 1999-11-04 | 2003-08-28 | C D Waelzholz Produktionsgmbh | Kaltwalzverfahren |
| US20230232935A1 (en) * | 2022-01-21 | 2023-07-27 | Joon Bu Park | Negative poisson`s ratio materials for winter sports equipment |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| AT307951B (de) * | 1971-02-18 | 1973-06-12 | Deutsch Friedrich | Verfahren zur Herstellung eines Stahlbeschlagteiles für Schier, insbesondere einer Stahlkante und nach diesem Verfahren hergestellter Stahlbeschlagteil |
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