JP3283256B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3283256B2
JP3283256B2 JP50742590A JP50742590A JP3283256B2 JP 3283256 B2 JP3283256 B2 JP 3283256B2 JP 50742590 A JP50742590 A JP 50742590A JP 50742590 A JP50742590 A JP 50742590A JP 3283256 B2 JP3283256 B2 JP 3283256B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は画像形成装置に関して、特に高速に画像を再
現する画像形成装置に関する。
背景技術 従来、この種の装置では、画像濃度に応じたパルス幅
変調信号を形成し、このパルス幅変調信号に基づいてレ
ーザーを発光させ、感光ドラム上にドット潜像を形成し
ている。
しかしながら、パルス幅変調信号を発生する回路と、
レーザードライバーとレーザーダイオードとの間の伝送
ラインあるいは駆動ラインが長いと、十分階調が再現で
きないという欠点を有していた。
つまり、ハーフトーン部の淡い部分のレーザー点灯時
間は、例えば5nsecと超高速駆動を行なう必要があり、
従来の回路では半導体レーザーを駆動する際に、半導体
レーザー素子にパルス信号を伝送する距離がある為にパ
ルス信号の波形がゆがみ、微小パルスが不安定となり正
確にレーザーが発光しないという欠点があった。
発明の開示 本発明は上記の点に鑑みなされたもので、高階調の画
像出力が得られる様にしたものである。
本発明の一態様によれば、パルス部変調信号形成部
と、記録素子を駆動する駆動部を一体構成としたのでパ
ルス変調信号の波形のゆがみを防止でき、正確な記録動
作を行うことが可能となる。
本発明の別の態様によれば、記録の為の発光素子と、
発光素子を駆動する駆動部を一体構成としたので、パル
ス変調信号の波形のゆがみを防止でき正確な発光動作を
行なう事が可能となる。
又、本発明の別の態様によれば、パルス変調信号形成
部を他の回路から信号レベルとしてアイソレートしたの
でパルス変調信号の波形が他の回路から影響されるのを
防止することができる。
又、本発明の別の態様によれば、パルス変調信号形成
用のデジタル信号を、ECL変換してアナログパルス変調
信号作成回路に伝送する様構成したので、アナログパル
ス変調信号のデジタル回路による影響を防止できる。本
発明の上記以外の目的は以下の詳細な説明から明らかと
なるであろう。
図面の簡単な説明 第1A図及び第1B図は実施例のデジタル・カラー・リー
ダ・プリンタの機能ブロック図、 第2A図は実施例のデジタル階調制御回路の詳細を示す
ブロック構成図、第2B図は同一基板上に設けられたPWM
回路、レーザードライバの詳細回路図、 第3A図はプリンタ部における主要信号のタイミングチ
ャート、 第3B図は同期制御回路部の詳細を示すブロック構成
図、 第4A図〜第4D図は実施例の網点化処理パターンを説明
する図、 第5図は実施例の網点処理回路のブロック構成図、 第6A図は実施例のスクリーン角の配分例を示す図、 第6B図は従来の印刷分野で用いられたスクリーン角の
配分例を示す図、 第6C図〜第6H図はモアレ縞の例を示す図、 第7図は実施例のLUT(1)の変換特性を説明する
図、 第8A図〜第8D図は実施例のLUT(2)の変換特性を説
明する図、 第9図は実施例のフォント制御回路の詳細を示すブロ
ック構成図、 第10図は実施例のフォント制御回路でフォント合成し
た出力画像の例を示す図、 第11図は実施例のデジタル・カラー・リーダ・プリン
タの機構部断面図、 第12図はリーダ部の制御部10の動作を示すフローチャ
ート、 第13A図はプリンタ部の制御部2500の動作を示すフロ
ーチャート、 第13B図は実施例のY分解版画像出力手順の詳細を示
すフローチャート、 第14図はレーザ変調ドライバ部の構成図である。
発明を実施するための最良の形態 以下、添付図面に従って本発明による実施例を詳細に
説明する。
<機構部の説明> 第11図は実施例のデジタル・カラー・リーダ・プリン
タの機構部断面図である。このリーダ・プリンタ80はカ
ラー原稿画像を色分解して読み取るリーダ部100と、そ
のカラー再生画像(コピー画像)又はその各色版に分解
した印刷用原版(色分解画像)を作成するプリンタ部20
0とから成る。
リーダ部100において、83は原稿走査ユニットであ
り、原稿台に載置した原稿84を読み取るべく露光ランプ
85を点灯した状態で矢印A方向に副走査する。原稿84か
らの反射光は集束性ロッドレンズアレイ86に導かれて密
着型のカラーCCDセンサ部87上に集光する。このCCDセン
サチップは、例えば解像度16pel(62.5μm)を有して
おり、1024画素から成る。このセンサチップは全体とし
て5チップ有り、主走査方向に千鳥状に配列されてい
る。更にセンサチップの各画素は15.5μm×62.5μmの
領域に3分割されていて、各領域にはシアン(C)、グ
リーン(G)、イエロー(Y)の色フィルタが貼りつけ
られている。こうして、このCCDセンサ部87上に集光し
た光学像はC、G、Yの電気信号に変換され、信号処理
ブロック88に送られる。信号処理ブロック88ではこれら
のC、G、Y電気信号をイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(BK)のデジタルビデ
オデータに変換し、色毎にプリンタ部2000に送出する。
プリンタ部2000において、入力したビデオデータは、
そのまま、又は網点化処理されて、また場合によっては
その一部にフォントパターンが合成されて後、濃度=パ
ルス幅(PWM)変調される。このPWM変調した2値化信号
はレーザビームをON/OFF駆動する。そしてこのレーザビ
ームは高速回転しているポリゴンミラー2289により高速
の水平(主)走査ビームにされる。この主走査ビームは
更にミラー2290で反射されて感光ドラム2900の面上にビ
デオデータに対応したドット露光を行う。その際、レー
ザビームの1主走査長はビデオデータの1主走査長に対
応しており、即ち、実施例のビームドットは解像度16pe
lを有する。
一方、感光ドラム2900は矢印B方向に定速回転してい
る。またこの感光ドラムには前もって帯電器2297により
一様帯電が行なわれている。この一様帯電した感光体表
面にビデオデータをビームドット露光することにより、
各色分解版の静電潜像を形成する。例えばドラム1回転
づつ色版Y、M、C、BKの順序で静電潜像を形成する。
各色版の静電潜像は夫々対応する現像機2292〜2295によ
り顕像化され、更に転写ドラム2296上に捲回された被転
写材(用紙等)に転写される。
以上をリーダ部100の1回の原稿露光走査に対応して
言うと、まず最初に原稿露光により原稿のY成分を抽出
し、感光ドラムにY成分のドットイメージを露光し、こ
れをY現像機で現像し、被転写材に転写する。次に2回
目の現像露光走査で原稿のM成分を抽出し感光ドラムに
M成分のドットイメージを露光し、これをM現像機で現
像し、被転写材に転写する。以下、同様にしてC成分、
BK成分について露光、現像、転写を行なう。
また、図示しないが、その際に被転写材の供給及び動
作を制御する。即ち、各色版データを同一の被転写紙上
に重ね合わせてカラー合成し、通常のカラーコピーを得
る。または各色版毎に被転写材を換え、色分解数(Y、
M、C、BK等)に相当する枚数の被転写材に夫々転写し
て、カラー印刷用原版を作成する。
また、図示しないが、後者の場合は更に何色で現像す
るかを制御する。即ち、各色版データを各対応するY、
M、C、BK色で現像しても良いが、そうでなく、各色版
データをY、M、C、BKの内の何れか1色(例えばBK1
色)のみで現像しても良い。こうすれば各原版の比較評
価が容易であり、またカラー印刷時の色は印刷用のイン
クで決まる。またこの点から、本実施例のプリンタ機構
部はカラープリンタになっているが、これを通常のBK1
色のプリンタ機構部で置き換えても良い。
<機能ブロックの説明> 第1A図及び第1B図は実施例のデジタル・カラー・リー
ダ・プリンタの機能ブロック図に係り、第1A図はリーダ
部100の機能ブロック図、第1B図はプリンタ部2000の機
能ブロック図である。
第1A図において、10は制御部であり、リーダ部100の
主制御を行う。制御部10はCPU10−1と、該CPU10−1が
実行する例えば第12図の制御プログラムを記憶している
ROM10−2と、CPU10−1がワークメモリとして使用する
RAM10−3を備える。即ち、制御部10はモータドライバ1
3を介してモータ12を回転制御し、原稿走査ユニット83
に原稿画像の読取走査を行わせる。またその際に定電圧
制御回路(CVR)を介して露光ランプ85を点燈制御す
る。また操作部16からのプリント(スタート)指令信号
その他のキー操作信号を受け付け、各種のプリント動作
モードを設定する。例えば操作部16は不図示のプリント
モード設定スイッチを備えており、制御部10はこの指令
により、例えば表現モード指令のときは、文字、線画等
に対しては高解像、網点化モードでプリントし、また写
真画像に対しては高階調性でプリントするように動作モ
ードを設定する。あるいは、コピーモード指令のときは
各色分解信号を1枚の被転写紙上にカラー合成し、原版
作成モード指令のときは色分解数に相当する枚数の被転
写材に各色版を形成するように動作モードを設定する。
その他種々の指令がある。そして制御部10はこのプリン
ト動作モードを通信線24を介してプリンタ部2000に送信
する。
1は同期信号処理部であり、その主な機能はプリンタ
部2000からライン22を介して送られるBD信号(プリンタ
部水平同期信号)に基づき、これに同期させたリーダ側
の各種タイミング信号を発生することにある。2は密着
型のカラーCCDセンサ(87)であり、同期信号処理部1
からのリーダ部水平同期信号(RHSYNC信号)等に同期し
て原稿画像を読み取り、その読取画像信号5を出力す
る。読取画像信号5は1画素毎に例えばC信号、G信
号、Y信号の順で出力される。また本実施例ではCCDセ
ンサが5チップから成るので実際には5チャンネル分の
信号が同時に発生する。3は信号処理部であり、例えば
読取画像信号5の高周波成分の減衰を防ぐためのエッジ
強調等の波形成形処理を行う。
6は画像処理部であり、該画像処理部6はアナログ処
理部7と、つなぎメモリ8と、イメージ処理ユニット
(IPU)9とから成る。アナログ処理部7では、まず画
素毎のC、G、Y信号を各色毎のC信号、G信号・Y信
号に分離する。次に分離したC、G、Yの信号から画素
毎のレッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の色
信号を形成する。この形成は、 (R)=(Y)−(G) (G)=(G) (B)=(C)−(G) の演算処理によって行う。こうして得たR、G、Bの各
信号は輝度信号であり、その出力電圧との関係がリニア
になっている。これを更に濃度(LOG)変換し、かつA/D
変換器で各8ビットのY、M、Cの各濃度データ(画像
データ)に変換する。このY、M、C画像データはCCD
チップの5チャンネル分あり、各チャンネル間の同期は
とれていない。つなぎメモリ8は5チャンネル分のY、
M、C画像データが出そろうように記憶する。即ち、主
走査方向に千鳥状に配置した1024×5画素分が実質的に
1直線になるように記憶する。以後、つなぎメモリ8の
Y、M、Cの各画像データは、制御部10により所望の色
信号が選択され、色毎にイメージ処理ユニット(IPU)
9に送られる。IPU9では、例えば配光を補正するシェー
ディング補正処理、色味を補正するマスキング処理を行
う。そして処理結果の画素当り8ビットのビデオデータ
は信号線11を介してIPU9よりプリンタ部2000に送出され
る。
第1B図において、2500は制御部であり、プリンタ部20
00の主制御を行う、該制御部2500はCPU2110と、該CPU21
10が実行する例えば第13A図、第13B図の制御プログラム
を記憶しているROM2502と、該CPU2110がワークメモリと
して使用するRAM2504と、及び外部の各種センサ回路か
らのアナログ検出信号をデジタル信号に変換するA/D変
換器2503等を備えている。これにより制御部2500は、ま
ず駆動モータ2285を回転制御して感光体ドラム2900、転
写ドラム2296等を定速回転させる。また電位センサ2600
が検出した感光ドラム2900面上の帯電電荷量を、電位測
定ユニット2700を介してA/D変換せしめ、これを取り込
む。更にまたセンサ2800で検出した画像先端信号(ITO
P)を取り込む。またその他の湿度センサ2298及び温度
センサ2299等で検出した湿度、温度等の信号をA/D変換
して取り込み、プリンタの現像特性を補正する等の制御
に用いる。また制御部2500は通信線24を介してリーダ部
の制御部10との各種情報のやりとりを行う。
2160はデジタル階調制御回路であり、その主な機能
は、リーダ部100の画像クロック信号(RCLK)とプリン
タ部2000の画像クロック信号(VCLK)間の同期をとるこ
と、また必要に応じて入力のビデオデータを網点化処理
すること、また画像出力モードに応じて或はプリンタの
出力特性に合わせて、入力ビデオデータ又は網点化処理
後のビデオデータを階調変換することを行う。更に三角
波形成用のビデオデータと同期した夫々同期の異なるク
ロックTVCLK、PVCLKを出力する。更に階調変換したビデ
オデータはPWM回路2221によりPWM変調によりその濃度に
応じた2値化信号に変換される。2200はレーザドライバ
であり、PWM回路2221からのPWM信号に従って、例えば半
導体レーザ2223のビームをON/OFF駆動する。このPWM回
路2221、レーザドライバ2200及び半導体レーザ2223は同
一基板2220上に形成されており、更にデジタル階調制御
回路2160からこの回路基板2220へはECLレベルでデータ
及びクロックが伝送される。この動作については後で詳
述する。
第2A図は実施例のデジタル階調制御回路の詳細を示す
ブロック構成図である。図において、入力ビデオデータ
の一方は網点処理用のルックアップテーブル{LUT
(1)}2101に入力し、ここで網点処理用ビデオデータ
に変換される。本実施例のLUT(1)はROM又はRAMで構
成されている。該LUT(1)は、次段の網点処理回路210
2を介して網点化したビデオデータが電子写真プロセス
により出力される場合に、所望の網点化効果が得られる
ように予め入力ビデオデータを変換しておくため変換テ
ーブルである。詳細は後述する。2102は網点処理回路で
あり、LUT(1)出力の網点処理用ビデオデータに対し
て後述する網点化処理を施す。例えば、画像データを所
定エリアに分割して該エリア内の画素濃度をその中心画
素位置の濃度に集中化、代表化させたような網点化ビデ
オデータに変換し、これをセレクタ2103のA側端子に入
力する。
また入力ビデオデータのもう一方は網点化処理しない
時のためにセレクタ2103のB側端子に入力している。セ
レクタ2103は、CPU2210からのセレクト信号2123に従
い、網点化後は網点化前のビデオデータの何れか一方を
選択して出力する。例えば印刷用原版を作成するモード
では好ましくは網点化後のビデオデータを選択出力す
る。また通常のカラーコピーを出力するときは網点化後
のビデオデータでも網点化前のビデオデータも選択し得
る。要するに、様々な印刷モードが考えられ、それらの
印刷モードに従って後述する各処理回路との間で様々な
信号処理の組み合せが生じる。
次に、セレクタ2103で選択されたビデオデータはセレ
クタ2104のA側端子に入力する。またセレクタ2104のB
側端子にはフォントROM2108からのフォントデータが入
力する。このフォントデータは前記の選択されたビデオ
データの部分に文字又は記号のフォントパターン等を合
成(挿入)するためのものである。後述する如く、CPU2
110がフォントコードと、それを合成すべきアドレスを
設定することにより、各色版の画像データの一箇所又は
数カ所において所望のフォントパターンを合成できる。
セレクタ2104出力の8ビットのビデオデータはリーダ
部100からのRHSYNC信号及びRCLK信号に同期してバッフ
ァメモリ(FIFO)2105に入力する。そしてこの格納した
ビデオデータはプリンタ側同期制御回路2113からの水平
同期信号(HSYNC信号)及びビデオクロック信号(VCLK
信号)に同期して読み出される。これにより、リーダ部
100とプリンタ部2000間の速度整合が図られる。
バッファメモリ2105から読み出したビデオデータはプ
リンタ特性補正用のルックアップテーブル{LUT
(2)}2106に入力する。LUT(2)は入力ビデオデー
タをプリンタの出力特性(例えばビームスポット径、ト
ゥー粒子径等)に合わせる(出力濃度の階調性が増し、
かつリニアになる)ように、予め補正されたビデオデー
タを作成するためのものである。詳細は第8A図〜第8D図
に従って後述する。
LUT(2)出力のビデオデータはTTLレベルの信号から
ECLレベルの信号にレベル変換器2161で変換され、第2B
図に示す基板2220上のPWM回路2221へECL伝送される。デ
ジタル階調制御回路2160はTTL回路で構成されており、T
TL回路は信号線とグランドGND線で構成されるが、信号
線のレベル変動によりGND線のレベルも追ずいしてしま
い、本実施例ではPWM回路内で10MHz以上の信号を扱う場
合、大きな問題となる。そこで本実施例では、ECL伝送
することにより、TTL回路の信号レベルの変動をPWM回路
2221からしゃ断し、PWM回路のグランドレベルを安定化
させている。つまり、デジタル階調制御回路2160と基板
2220はGNDレベルは共通であるが、ECL変換しているの
で、信号レベルとしてはアイソレートされている。
ここでTTL伝送とECL伝送の違いについて説明する。TT
Lでは、信号は信号線とグランドレベルGNDのレベル差に
より伝達される。従ってグランドレベルが変動すると、
信号レベルも変動してしまい、高周波のクロックからパ
ターン信号を形成する場合、TTL伝送は適さない。一
方、ECL伝送は信号レベルQとその反転信号により差
動伝送されるのでグランドレベルに影響されない。又、
ECL伝送は高周波パルスの高速ハンドリングに適してい
るので、デジタルデータの伝送にも適している。
尚、信号レベルをアイソレートする方法としては電気
的に直流的にも交流的にもアイソレートするフォトカッ
プリング、トランスを用いた方法、或は本実施例の如
く、差動伝送により周波数信号のみ伝え、グランド基準
でなく伝送する方法も用いることができる。グランドは
共通で、グランド基準でなく伝送する方式としては他に
電流モード伝送、チョークコイル伝送等がある。これら
のアイソレート方法のいづれを用いても良い。
一方、水晶発振器(XTAL)2112は画像クロック信号の
4倍以上の周波数のクロック信号を発生する。同期制御
回路2113はBD信号とITOP信号に同期させて主走査同期信
号(HSYNC信号)と基本クロック信号(SCLK信号)を形
成する。分周回路2114はSCLK信号を分周してパターン発
生用クロック信号(TVCLK信号とPVCLK信号)を発生す
る。クロック信号TVCLK、PVCLKは、夫々レベル変換器21
62でTTLレベルからECLレベルへ変換される。つまり、ク
ロック信号もプリンタの帯電器等からのノイズ及びデジ
タル階調制御回路2160の信号レベルの変動に影響されな
い様にPWM回路2221へECL伝送される。
PWM回路2221ではレベル変換器2161からのECLレベルの
デジタルビデオデータがD/A変換器2107に入力され、こ
こで段階的に変化するアナログのビデオ信号に変換され
て、コンパレータ2117及び2118の各一方の端子に入力す
る。コンパレータ2117及び2118の各もう一方の端子には
夫々アナログビデオ信号をその濃度に応じて2値化(PW
M変調)するためのパターン信号(1)、(2)が入力
している。パターン信号(1)、(2)は夫々レベル変
換器2225でTTLレベルに戻された後、パターン発生回路2
115、2116で形成される。パターン信号(1)は、例え
ば線画像、網点画像を再生し又は生成するためのもので
あり、この場合はその解像度が問題になるので、例えば
ビデオ信号と同一周波数(例えば400線)のパターン信
号としている。即ち、1画素当り1パターン信号を発生
する。パターン信号(2)は、例えば中間調画像を再生
するためのものであり、この場合は階調性を増す必要が
あるので、例えば前記線画用パターン信号の1/2の周波
数(例えば200線)となるようなパターン信号としてい
る。即ち、2画素当り1パターン信号を発生する関係に
なる。
具体的には、クロック信号TVCLKはビデオデータ信号
の2倍周波数を有し、デューティ比50%のクロック信号
である。パターン発生回路2115はこのTVCLK信号に従っ
てアナログパターン信号(1)を発生する。本実施例で
は例えば三角波信号としている。コンパレータ2117はア
ナログビデオ信号とパターン信号(1)を比較して、当
該ビデオ濃度をパルス幅変調(PWM変調)したPWM信号
(1)を出力する。
またPVCLK信号はビデオデータ信号の1/2(又は2/3
等)倍周波数を有し、デューティー比50%のクロック信
号である。パターン発生回路2116はこのPVCLK信号に従
ってアナログのパターン信号(2)を発生する。本実施
例では例えばこれも三角波信号としている。コンパレー
タ2118はアナログビデオ信号とパターン信号(2)を比
較して、当該ビデオ濃度をパルス幅変調したPWM信号
(2)を出力する。PWM信号(1)、(2)は夫々レベ
ル変換器2226でECLレベルからTTLレベルに戻された後、
セレクタ2119に出力される。
セレクタ2119は、CPU2110からの制御信号に従い、例
えば線画原稿の再生又は網点処理出力すべきときはA側
端子のPWM信号(1)を選択出力し、また中間調画像を
再生するときはB側端子のPWM信号(2)を選択出力す
る。
尚、この選択も自由であり他の処理回路との間で様々
な組合せが考えられる。
CPU2110からの3ビットの制御信号はフォトカプラ222
9により伝達される。フォトカプラ2229は発光部2227と
受光部2228から成り、CPU2110の信号レベルの変動が、P
WM回路2221に影響しない様構成されている。セレクタ21
19は、PWM信号(1)、(2)だけでなく、+5Vの信
号、グランドレベルGNDの信号も選択できる様構成され
ており、レーザが、不用な領域で発光しない様に構成し
ている。
また、この切換信号としてCPU2110からの切換信号で
はなく、図示しないが、例えばビデオ信号の1画素毎に
これが線画エリアに属するか、あるいは中間調画像エリ
アに属するかを識別するような公知の像域分離手段を設
け、この像域分離を切換信号としても良い。こうすれば
1画像内でも原稿画調に応じた忠実で良質の画像が得ら
れる。こうして、選択したPWM信号(1)又は(2)
は、レーザドライバ2200に入力され、PWM信号のパルス
幅に応じた時間だけ半導体レーザ2223を定電流駆動し、
感光ドラム2900表面に静電潜像を形成する。半導体レー
ザ素子2223はスイッチングトランジスタ2502がONしてい
るときにレーザ光を発し、トランジスタ2502がOFFした
ときにレーザ光を止める。そして、このスイッチングト
ランジスタ2502はこれと対を成すトランジスタ2504と共
に電流スイッチ回路を形成しており、入力するPWM信号
に応じて半導体レーザ素子2223に通じるべき一定電流を
ON/OFF(転流)制御する。そして、この一定電流は定電
流源2505から供給される。
上述した様に以上のPWM回路2221、レーザドライバ220
0、半導体レーザ2223はすべて同一基板上に配設され
る。半導体レーザを同一基板上に配置することにより、
レーザドライバ2220からの信号レベルが外部から影響を
受けない。又、PWM回路2221、レーザドライバ2200はデ
ジタル階調制御回路2160、及びCPU2110から信号レベル
としてアイソレートしているので両回路から影響も受け
ない。
第14図にレーザ変調基板2220及びその周辺の構成を示
す。2280は半導体レーザ2223から発生したレーザ光をポ
リゴンミラー2289により走査する走査光学系である。こ
の走査光学系2280には半導体レーザからのビームをコリ
メートするコリメータレンズ2234、ビームのドラム上で
の結像点を可変とするためのレンズ2235及びそのアクチ
ュエーター2236、fθレンズ2237、ポリゴンミラー228
9、ポリゴンミラー2289を所定の回転数で駆動するため
のポリゴンモータ2228等が備えられている。又、レーザ
変調ドライバ基板2220には第2B図のD/A変換器2107、パ
ターン発生回路2115、2116、コンパレータ2117、2118、
セレクタ2119、レーザドライバ2200等が含まれており、
又、レーザ素子2223が基板2220上に直接取り付けられて
いる。LUT(2)2106からのECL変換されたデジタルビデ
オデータ、分周回路2114からのECL変換されたクロック
信号TVCLK、PVCLKは、ケーブル2239を介してレーザ変調
ドライバ基板2220へECL伝送される。又、CPU2110からの
セレクタ2110の選択信号はフォトカップラーにより光伝
送される。この様に本実施例においてはアナログ信号の
処理回路及び発光素子駆動回路を共通の基板上で一体構
成とし、デジタル信号をケーブルを用いてアナログ信号
処理回路へECL伝送する形態を取っている。なお、第14
図において2160は第2図のLUT(2)2106、分周回路211
4等のデジタル階調制御回路を構成するボードである。
この様に本実施例では、光変調速度が数nsecと高速な
ため、TTLレベルでなくECLレベルにて回路を構成し、更
にアナログ信号の伝送路の長さが光変調に影響を与えな
い様に構成している。特にボード2160及び基板2220間は
ECLによる差動伝送方式を用い、かつデジタル伝送をす
ることが重要である。
本実施例では、フォトカプラでCPU2110からボード222
0へ伝達していたが、CPUの出力レベルをECL変換して、
ボード2220へ伝達する様構成しても良い。又、前述した
他のアイソレート方法を用いても良い。
基板2220と、光学系2289は電気的ショートを防ぐため
に少し離れて取り付けられているが、絶縁シートを用い
ることにより一体形成することも可能である。
又、デジタルビデオデータをECL伝送しているが、こ
れについてもフォトカプラにより伝送しても良い。デジ
タル階調制御回路、CPUと、アナログパルス変調信号作
成部(PWM回路等)を、信号レベルでアイソレートする
ことにより、他の回路の悪影響を排除できる。更に半導
体レーザをレーザドライバと一体化することによりドラ
イバからレーザまでの距離を短縮でき、他の回路、或は
帯電器等の他の部品からのノイズの影響を防止できる。
第3A図はプリンタ部における主要信号のタイミングチ
ャートである。図には、水平同期信号BD、ブランキング
信号、基準クロック信号SCLK、パターン発生用クロック
信号TVCLK、PVCLK及びビデオクロック信号VCLK等の一例
が示されている。
第3B図は同期制御回路部の詳細を示すブロック構成図
である。図において、水晶発振子2112′は同期回路2128
に画像クロック信号の4倍以上の周波数のクロック信号
を発生せしめる。同期回路2128は外部からのBD信号、IT
OP信号とクロック同期したタイミングにHSYNC信号、VCL
K信号及びSCLK信号を出力する。分周回路2114はSCLK信
号を入力し、VCLK信号と同周期でかつデューティ比50%
のTVCLK信号と、VCLK信号の2倍(又は3倍等)周期で
かつデューティ比50%のPVCLK信号を出力する。尚、図
示しないが、ブランキング信号はBD信号の立下がりでリ
セットされるBD信号周期より短い時間を計時するカウン
タにより形成される。
ここで、第3A図中のPVCLK′信号について説明する。
このPVCLK′信号は網点化処理をしない場合(通常の中
間調画像再生時)のビデオデータに対してスクリーン角
制御を施す場合に有用となる。このPVCLK′信号はHSYNC
信号から例えば1.5画素分の遅れ位相を有するクロック
信号である。これを正規位相のPVCLK信号と比較すると
1画素分遅れている。本実施例では、例えば通常の中間
調画像再生時には、HSYNC信号に対してPVCLK信号とPVCL
K′信号を副走査方向に1ライン毎又は数ライン毎に切
り換えて使用する。例えば1ライン毎に切り換えると45
゜のスクリーン角制御をしたことになる。
第3B図において、HSYNC信号はシフトレジスタ2130に
入力し、SCLK信号によってシフトされる。そしてシフト
レジスタ2130の各段の出力はセレクタ2131の入力端子に
接続されている。一方、カウンタ回路2132はITOP信号で
リセットされて後、予めCPU2110からカウントプログラ
ム情報をセットされる。カウントプログラム情報とは、
例えばカウント値出力として2から5までを繰り返す、
あるいはカウント値出力として2から6までを繰り返す
等のカウントシーケンス情報である。カウンタ回路2132
はこの情報に従ってHSYNC信号をカウントする。例え
ば、HSYNC信号発生の度に3→4→5→3→4→5の如
くカウントする。そしてこのカウント値はセレクタ2131
の選択端子に入力している。一方、セレクタ2131はカウ
ント値が3のときは入力端子3の信号を選択して出力
し、カウント値が4のときは入力端子4の信号を選択し
て出力する。そしてセレクタ2131の出力は分周回路2114
の分周開始介し端子に入力する。一方、分周回路2114
は、予めHSYNC信号でリセットされており、カウント機
能を停止している。そこにセレクタ2131からの信号が入
力すると、その時点から分周動作を開始する。こうし
て、ライン毎に位相の異るPVCLK信号、TVCLK信号を発生
できる。スクリーン角との関係を言うと。今、スクリー
ン角θを、 θ=tan-1b/a と定義したときに、aの値はカウンタ回路2132のカウン
ト値で決り、bの値はカウントシーケンスで決る。これ
らは何れもCPU2110が自由に設定できる値である。
<網点化処理の説明> 以下に説明する網点化処理は、所定エリアに分割した
画像データの濃度の網点化(例えば画素濃度その中心画
素位置への集中化、代表化)処理及び最適スクリーン角
制御を一挙にリアルタイムに行うものである。
まず、網点化補正用ルップアップテーブル{LUT
(1)}の詳細を説明する。
第7図は実施例のLUT(1)の変換特性を説明する図
である。図において、プリンタ部入力のY,M,Cビデオデ
ータとインキ(又はトナー)濃度はリニアな関係にあ
る。しかし、後述する網点化処理を行うと、リニアな関
係を保てなくなる。そこで、予め入力のY,M,Cビデオデ
ータに対して濃度補正を加える。図の第1象限は補正前
入力レベルとインキ濃度の関係を示しており、リニアな
関係にある。縦軸のインキ濃度は本実施例装置で出力し
た色分解版を用いて印刷を行った時のインキ濃度であ
る。第2象限はインキ濃度と網点化出力濃度レベルの関
係を示している。第3象限は網点化出力濃度レベルと補
正後入力レベルの関係を示している。また第4象限は補
正後入力レベルと補正後前入力レベルの関係を示してお
り、これがLUT(1)の変換特性を与える。
尚、もし実施例の色分解版が理想的な網点を構成でき
るときは、第3象限,第4象限の網点出力濃度を網点濃
度(%)としてもよい。
実際のテーブル情報は、例えば実測により求める。例
えば、補正前入力レベルenでインキ濃度Dnを得るとき
は、インキ濃度Dnとなるような網点出力濃度dnを求め
る。次に網点出力濃度dnとなるような補正後入力レベル
Enを求める。これにより、LUT(1)は補正前入力レベ
ルenに対して補正後出力レベルEnを得るように作成すれ
ば良い。こうして、入力レベルOOH〜FFHまでに対応する
全ての変換レベルを求める。そして、この変換特性が色
毎に異なるときはLUT(1)も色毎に作成する。
第4A図〜第4D図は実施例の網点化処理パターンを説明
する図に係り、第4A図にはCデータに対する一例を示
す。図において、500は1画素であり、各画素は1画像
分のデータの起点アドレス(0,0)からの配列として示
してある。600は基本セルであり、図中の太線領域内
(所定エリア内)の濃度を網点化(画像濃度を例えばそ
の中心画素位置の濃度に集中化、代表化)させるための
ブロック単位である。Cデータの基本セルは例えば13画
素から成る。基本セル内の各画素に付した数字(1〜1
3)は優先順位を示しており、1から13に向けて優先順
位が低くなる。同一色のデータでは他の基本セルにも同
一の優先順位が付されている。
尚、図示の優先順位は実施例のプリンタ特性に合わせ
た一例であり、これに限定されない。他にも様々な変形
が可能である。
基本セル内における画素濃度の網点化処理は次式(網
点化演算式)に従って行われる。
即ち、 (注目画素出力データ) =(注目画素入力データ) ×(基本セル内画素数) −(優先順位−1)×FFH 但し、 FFH:最大濃度(Hはヘキサ表示) この演算は図示の主走査、副走査方向に注目画素を順
次移動させて行う。例えば注目画素が優先順位11の場所
にあるときは、 (出力濃度) =(入力濃度)×13 −(11−1)×FFH である。優先順位が11と低いので、差し引かれる濃度
{(優先順位−1)×FFH}が大きくなり、この画素位
置の濃度は相対的に低められる。また、その結果、(出
力濃度)<0、のときは出力濃度を“OOH"にクランプす
る。逆に、(出力濃度)>FFH、のときは出力濃度を“F
FH"にクランプする。
また同様にして、注目画素が優先順位1の場所にある
ときは、 (出力濃度) =(入力濃度)×13 −(1−1)×FFH である。優先順位が1なので、差し引かれる濃度がゼロ
である。このように基本セル内の中心画素位置に向けて
画素濃度が集中化され、代表化される。こうして網点化
形成した印刷用原版はインクののりが良く、安定であ
る。
700はマトリクスであり、図示の網点化処理パターン
が主走査及び副走査方向に繰り返えして使用されるブロ
ック単位を示している。Cデータのマトリクスサイズは
例えば(13×13)画素である。図より明らかな通り、こ
のマトリクスを主走査、副走査方向に複数つなげるとど
のようなサイズの原稿画像も処理できる。本実施例では
この周期性を利用してこのマトリクスパターンをメモリ
に記憶し、該パターンを繰り返し、リアルタイムで使用
することでパターンメモリの節約と高速演算を可能にし
ている。
また図中の三角形はスクリーン角θを示すためのもの
であり、このスクリーン角θは基本セル600の並び方の
傾きを現わしている。図において、a、bが定まると、
スクリーン角θは、 θ=tan-1b/a により求まる。Cデータのスクリーン角は例えばθ=5
6.3゜を与えている。
第4B図にはMデータの網点化処理パターンの一例を示
す。図において、基本セル600は13画素から成り、第4A
図と同一形状をしている。またスクリーン角はθ=33.7
゜を与えている。ところで、第4B図を第4A図と比較する
と、Mデータの基本セル600はアドレス(0,0)からの開
始の仕方(位相角)が異っている。このために、両者の
中心画素位置は重ならない。即ち、主要な濃度情報が重
ならない。この結果、印刷時にはCインクもMインクも
つぶれることなく、良質かつ安定な印刷が行える。
第4C図にはBKデータの網点化処理パターンの一例を示
す。尚、BKデータはC,M,Yデータから公知の方法で生成
する。図において、基本セル600は10画素から成ってお
り、その形状も第4A図,第4B図のものとは異る。この形
状に限らないが、例えばスクリーン角としてθ=71.6゜
を与えるのに適している。またアドレス(0,0)からの
位相角も異なる。
第4D図にはYデータの網点化処理パターンの一例を示
す。図において、基本セル600は10画素から成ってお
り、この形状に限らないが、例えばスクリーン角として
θ=18.4゜を与えるのに適している。またアドレス(0,
0)からの位相角も異なる。
第5図は実施例の網点処理回路のブロック構成図であ
る。図において、LUT(1)出力の網点化用ビデオデー
タはRVCLK信号に同期してDタイプ・フリップフロップ
(D・F/F)2301にラッチする。一方、カウンタ2304はR
HSYNC信号でリセットされた後、RVCLK信号をカウントす
る。即ち、第4A図〜第4D図の主走査方向アドレスを形成
する。またカウンタ2305はITOP信号でリセットされた
後、RHSYNC信号でカウントする。即ち、第4A図〜第4D図
の副走査方向アドレスを形成する。
尚、図示しないが、カウンタ2304及び2305にはCPU211
0から処理色に応じてのカウント初期化データがセット
され、各カウンタは初期化データに応じたカウント値で
カウント動作を繰り返す。例えば、Cデータ又はMデー
タを処理するときは、夫々カウント値0〜12で繰り返
す。またBKデータ又はYデータを処理するときは、夫々
カウント値0〜9で繰り返す。
2306はパターンメモリであり、第4A図〜第4D図の網点
化処理パターン(優先順位データ)を記憶している。こ
うして、CPU2110からの色選択信号(Y,M,C,BK)によ
り、かつ主、副走査の進行につれて、第4A図〜第4D図の
何れか1つのマトリクスの優先順位データが順次読み出
される。2302はテーブルメモリであり、注目画素の入力
データとこれに対応する優先順位データを入力として、
上記の網点化演算式に従った当該注目画素の出力データ
を出力する。その際に、前記と同様にして、CPU2110か
らの色選択信号により、基本セル内の画素数が10又は13
の場合のテーブルが使用される。こうして読み出した注
目画素の出力データは、RVCLK信号に同期してD.F/F2303
にセットされ、次段の回路に出力される。
尚、上記のメモリ2302及び2306はROMでもRAMでも良
い。またメモリを用いたルックアップテーブル方式を採
用する代りに、ハードウェア演算回路で構成しても良
い。
第6A図は実施例のスクリーン角の配分例を示す図、第
6B図は従来の印刷分野で用いられたスクリーン角の配分
例を示す図、第6C図〜第6H図はモアレ縞の例を示す図で
ある。
印刷技術の分野では、例えば(13×13)本のファイバ
グラスを束ねることができるので、印刷の際に配分した
スクリーン角を正確に保つのは容易である。一方、本実
施例ではレーザビームプリンタを使用しているので、ポ
リゴンミラー2289及び感光体ドラム2900の回転ムラを遠
慮しなくてはならない。即ち、両回転ムラの合成によ
り、時間当たりのレーザ照射光量のムラが生じ、該照射
ムラは感光体ドラム上の潜像化、ひいては顕像化の際に
も影響を及ぼし、これが出力画像に濃淡ムラ(ピッチム
ラ)として現れる。このピッチムラは網点化処理した画
像と対応して考えると0゜又は90゜の角度をもつ高周波
成分と考えられる。一般に、モワレはピッチムラとの角
度差が少ない色版に現われる。このために印刷方式と同
じような角度で画像形成するとM,C成分がピッチムラと
のモワレとして見え易くなる。これは第6H図の「万線ス
クリーン+網点によるモワレ」と同等のものになる。そ
こで、本実施例では比視感度に対して目立たないY成分
を0゜に近いスクリーン角にしてモアレを目に見えにく
くした。またBKは本来見え易い色であるが、本実施例の
BK成分は、図示しないが、リーダ部100において各色成
分の最低値に更に低濃度領域を濃度として打たないよう
にデータを補正している。そのためにピッチムラは前述
したように光量ムラであるから濃い濃度より淡い濃度の
方が見えやすい特性がある。そのためにブラックは0゜
又は90゜に近い角度にしてもピッチムラとのモワレが見
えにくい。
第8A図〜第8D図は実施例のプリンタ出力特性用LUT
(2)の変換特性を説明する図である。プリンタ出力画
像は、使用プリンタの特性に合わせて、入力データレベ
ルとプリンタ出力濃度がリニアな特性を持つようにする
必要がある。ところで、例えばビームスポット径に比し
てトナー粒子径が十分に小さくない場合は、出力ビーム
に256階調を持たせてもトナー粒子は最大32個しか付か
ない場合がある。これでは実質32階調しか表わせないこ
とになり不都合である。そこで、プリンタ出力単位とし
て(2×2)ドット、あるいは一般的には(n×m)ド
ットのエリアを設定して該エリア内濃度で考えると、例
えば32×2=64階調、更には256階調までリニアな階調
表現ができる。
これを行う場合に、主走査方向に対しては、例えばm
画素分の画像データをその画素周期のm倍周期のパター
ン信号(三角波)でPWM変換すれば良い。ところで副走
査方向についてもnライン分について主走査と同等の効
果を得たい。しかし、本実施例のように副走査方向に同
一の副走査を繰り返す方式では同等の効果を得られな
い。そこで、副走査方向については複数種の階調変換テ
ーブルを設け、該テーブルを所定のシーケンスで切り換
えて使用することにより、主走査方向と同等の効果を得
る。
LUT(2)はこのためのテーブルであり、実施例のレ
ーザビームプリンタの総合的な出力特性を考慮してい
る。レーザービームプリンタの出力特性としては、ビー
ムパルス幅と感光ドラム表面電位の関係(EV特性)及び
感光ドラム表面電位と出力画像濃度の関係(VD特性)が
考えられる。前者のEV特性は略リニア特性を持つので、
ここでは後者のVD特性を補正するテーブルとして説明す
る。このVD特性は、画像データの網点処理を行うか否
か、あるいはPWM変調信号(パターン信号)の周波数、
更には使用する現像剤等により異なる特性となる。この
ため本実施例では予めVD特性に合わせて複数のテーブル
を用意しておき、必要に応じてCPU2110が選択して使用
するようにする。
ここでは、網点処理を行わず、またコンパレータへの
パターン信号周波数がビデオ信号周波数の1/2又は1/3の
場合について説明する。
第8A図は実施例のVD特性を示す図である。図におい
て、横軸のドラム表面電位は感光ドラムの表面電位と現
像バイアス電位との差電位(コントラスト電位)を示し
ている。第8B図は第8A図のVD特性をリニアに変換する特
性の一例を示す図である。即ち、これは第8A図の横軸と
縦軸を入れ替えることにより目的を達成でき、第8B図の
特性テーブルが得られる。しかし、本実施例では出力画
像の階調性(特にハイライト部の階調性)をさらに向上
させたい。そこで、パターン信号周波数の1/2,1/3倍に
合わせ、かつ副走査方向にも2ライン、3ライン等の周
期で1ライン毎又は数ライン毎に変換テーブルを切り替
え使用することにより、階調性のリニア化及び網点ドッ
ト集中化を図っている。
第8C図はパターン信号周波数がビデオ信号周波数の1/
2の場合に使用する実施例の補正テーブル特性を示す図
である。図において、特性のテーブルは始めに出力レ
ベルが第8B図のカーブの2倍の傾きでレベルFFHになる
まで上昇し、以後は入力レベルがFFHになるまで一定で
ある。また特性のテーブルは特性のテーブル出力が
レベルFFHになるまではレベルOOHを保ち、それ以降は第
8B図のカーブの2倍の傾きでレベルFFHまで上昇するよ
うに作成されている。この例ではパターン信号周波数は
1/2であるからビデオ信号2画素分で出力濃度1ドット
が形成される。一方、副走査方向にも2ラインを周期と
して、かつ1ライン毎に図中のとのテーブルを切り
替えて使用する。これにより、のテーブルで濃をつ
け、のテーブルで淡をつける。結果として、副走査方
向2ライン分で出力濃度1ドットを形成する効果を得
る。尚、テーブル特性は,のものに限らない。
第8D図はパターン信号周波数がビデオ信号周波数の1/
3の場合に使用する実施例の補正テーブル特性を示す図
である。尚、上述の如くVD特性はパターン信号周波数に
依存する。しかしここでは説明の便宜上、同じVD特性を
使用して説明する。図において、特性のテーブルは始
めに第8B図のカーブの3倍の傾きでレベルFFHになるま
で上昇し、それ以後は入力レベルがFFHになるまで一定
である。また特性のテーブルは特性のテーブル出力
がレベルFFHになるまではレベルOOHを保ち、それ以降は
第8B図のカーブの1.5倍の傾きでレベルFFHまで上昇して
いる。この例ではパターン信号周波数は1/3であるから
ビデオ信号3画素分で出力濃度1ドットが形成される。
一方、副走査方向にも3ラインを周期として、かつ1ラ
イン毎に図中とのテーブルを切り替える。例えば
→→のように切り替える。これにより、出力1ライ
ン毎に濃淡をつけ、副走査方向3ライン分で出力濃度1
ドットを形成する効果を得る。尚、テーブル特性は,
のものに限らない。
尚、実際にはVD特性はパターン信号周波数により異な
るので、その異なるVD特性に合わせて、夫々第8C図、第
8D図のテーブルを作成する。また上記テーブルの作成は
パターン信号周波数がビデオ信号周波数の1/2,1/3の場
合に限らない。他の周波数の場合についても同様にして
作成できる。
第9図は実施例のフォント制御回路の詳細を示すブロ
ック構成図である。CPU2110はフォントROM2108の端子S
にデータを与え、プリントすべきフォントを選択する。
またプリントすべき主走査アドレスデータをラッチ回路
2142にラッチし、かつ副走査アドレスデータをラッチ回
路2148にラッチする。ラッチ回路2142のアドレスデータ
はコンパレータ2141のQ端子に入力し、ラッチ回路2148
のアドレスデータはコンパレータ2147のQ端子に入力す
る。一方、カウンタ2140はRHSYNC信号でリセットされ、
RVCLK信号をカウントする。即ち、主走査方向画素数を
カウントする。またカウンタ2146はITOP信号でリセット
され、RHSYNC信号をカウントする。即ち、副走査方向ラ
イン数をカウントする。
そしてカウンタ2140の画素数はコンパレータ2141のP
端子に入力しており、コンパレータ2141はP=Qを満足
すると端子(P=Q)に論理1レベルを出力する。これ
は主走査方向の文字出力位置である。更に、この論理1
レベルはF/F2143のJ端子に入力しており、次のRVCLK信
号によりF/F2143のHENB信号は論理1レベルになる。一
方、カウンタ2145はHENB信号の論理1レベルに同期して
RVCLK信号をカウント開始し、そのカウント出力をフォ
ントROM2108の主走査アドレスに提供する。またカウン
タ2144もHENB信号の論理1レベルに同期してRVCLK信号
をカウント開始し、所定数カウントするとそのRC端子に
論理1レベルを出力する。この論理1レベルはF/F2143
のK単子に入力しており、次のRVCLK信号によりF/F2143
のHENB信号は論理0レベルになる。これによりカウンタ
2144及び2145はカウント停止し、その出力はリセットさ
れる。以上からして、HENB信号は主走査方向の当該文字
位置で毎ラインONになる信号である。
一方、カウンタ2146のライン数はコンパレータ2147の
P端子に入力しており、コンパレータ2147はP=Qを満
足すると端子(P=Q)に論理1レベルを出力する。こ
れは副走査方向の文字出力位置である。更にこの論理1
レベルはF/F2149のJ端子に入力しており、次のRHSYNC
信号によりF/F2149のVENB信号は論理1レベルになる。
一方、カウンタ2151はVENB信号の論理1レベルに同期し
てRHSYNC信号をカウント開始し、そのカウント出力をフ
ォントROM2108の副走査アドレスに提供する。またカウ
ンタ2150もVENB信号の論理1レベルに同期してRHSYNC信
号をカウント開始し、所定数カウントするとそのRC端子
に論理1レベルを出力する。この論理1レベルはF/F214
9のK端子に入力しており、次のRHSYNC信号によりF/F21
49のVENB信号は論理0レベルになる。これによりカウン
タ2150及び2151はカウント停止し、その出力はリセット
される。以上からして、VENB信号は副走査方向の当該文
字位置でONになる信号である。HENB信号とVENB信号はAN
Dゲート2153に入力し、その出力にSEL信号を形成する。
かようにして、出力画像の任意位置にフォントパター
ンを合成できる。CPU2110はラッチ回路2142,2148及びフ
ォント選択データを適宜変更可能であり、よって画像の
任意の位置に複数の異るフォントを合成できる。
第10図は実施例のフォント制御回路でフォント合成し
た出力画像の例を示す図である。図において、“#”は
位置決めのためのレジストマークであり、“M,C,Y,BK"
は各色版を識別するための色情報マークである。また残
りはリーダ100で読み取った原稿画像の各色分解版であ
る。
〈フローチャート〉 第12図はリーダ部の制御部10の動作を示すフローチャ
ートである。この制御プログラムはROM10−2に内蔵さ
れている。図において、リーダ部100に電源投入する
と、ステップS1ではイニシャル表示ルーチンを実行す
る。このルーチンは例えば各I/Oのチェック、インディ
ケータの表示チェック、RAM10−3のイニシャライズ、
原稿走査ユニットをその走査開始点に移動する等の処理
である。ステップS2では通信線24を介してプリンタ制御
部2500と接続状態になるのを待つ。通信線24が接続され
ていないか又はプリンタ部2000に電源投入していないよ
うな場合は接続状態にない。ステップS2で接続状態を確
認するとステップS3に進み、操作部16のプリント(コピ
ー)スイッチがONされるのを待つ。プリントスイッチが
ONされるとステップS4に進み、プリンタ部2000に対して
印刷モード情報と共にプリントON指令を出力する。この
印刷モード情報には色分解版出力モードか否かが含ま
れ、操作部16への指示に従って出力される。ステップS5
ではプリンタ部2000からのITOP信号を持つ。ステップS5
でITOP信号を入力するとステップS6に進み、原稿画像を
スキャンしてビデオデータをプリンタ部2000に出力す
る。その際に、印刷モード等の選択は図示されていない
走査部より制御部10へ与えられる。その情報を制御部10
は制御部要素やプリンタ2000の制御部2500へ情報を伝達
する。
第13A図はプリンタ部の制御部2500の動作を示すフロ
ーチャートである。図において、リーダ部100からプリ
ントON指令を受けるとステップS2200に入力する。ステ
ップS2201では色分解版(印刷用原版)出力モードか否
かをチェックする。色分解版出力モードでなければステ
ップS2202に進み、例えば通常のプリントシーケンスに
よりカラーコピー等の画像出力を行う。また色分解版出
力モードのときはステップS2203でプリンタ出力特性補
正用RAM(LUT2)2106に上記網点処理時の400線出力のル
ックアップテーブルをY,M,C,Kの各色についてセットす
る。ステップS2204では第2図のセレクタ2119の400線
(A側)入力を選択する。ステップS2205では網点処理
用RAM(LUT1))2101にY,M,C,Kの各色についてルックア
ップテーブルをセットする。ステップS2206では第2図
のセレクタ2103のA側入力を選択する。ステップS2207
では、後述する処理手順に従い、1枚目の被転写材にY
分解版の画像出力を行う。ステップS2208では同様にし
て2枚目の被転写材にM分解版の画像出力を行う。ステ
ップS2209では同様にして3枚目の被転写材にC分解版
の画像出力を行う。ステップS2210では同様にして4枚
目の被転写材にBK分解版の画像出力を行う。
第13B図は実施例のY分解版画像出力手順の詳細を示
すフローチャートである。図において、ステップS2212
ではLUT2のY用補正テーブルを選択する。ステップS221
3ではLUT(1)のY用網点処理用テーブルを選択する。
ステップS2214では、出力画像にY用スクリーン角が付
くように、網点処理回路2102に対してY用初期化データ
をセットする。ステップS2115ではフォント制御回路210
9に必要なデータをセットする。必要なデータとは、例
えばレジストの目的で付すレジストマーク“#”、Y分
解版であることを示す色情報マーク“Y"、及びこれらの
出力アドレス等である。ステップS2216でY分解版の画
像データをブラック(BK)現像器2295により現像して、
Y分解版の画像出力を行う。尚、他のM,C,BKの各分解版
についても、それぞれのスクリーン角をつけられ、レジ
ストマーク“#”及び色情報マーク“M"“C"“BK"と共
にBK現像器2295により現像され、各色分解版の画像出力
が行なわれる。
第10図において、各色分解版の画像そのものは黒(B
K)で印刷されている。しかし同時印刷した文字マーク
“Y,M,C,BK"によってこれらを容易に区別できる。また
各レジストマーク“#”を合わせることで、正確な位置
決めができる。
以上述べた如く本発明によれば、記録素子に印加する
パルス信号のゆがみがなくなり高階調の画像を出力する
ことができる。
パルス変調信号としてパルス幅変調信号の例を説明し
たが、パルス高さ変調信号或はパルス密度変調信号等他
のパルス変調信号も用いることができる。
又、記録素子として半導体レーザを用いたが、他のレ
ーザ或は他の発光素子、或はインクジェット記録素子等
他の高速記録素子、他のビーム記録素子、磁気記録素子
等も使用可能である。
又、本発明は実施態様に限らず特許請求の範囲に示し
た範囲内で種々の応用変形が可能である。
産業上の利用可能性 本発明はレーザ、LED、インクジェットヘッド等の記
録素子を用いて、パルス変調記録を行う記録装置として
又は、レーザ等のビーム発生素子からのビームを偏向走
査して記録を行う装置として有用であり、特に高周波信
号の記録或は多階調の画像を形成するのに適している。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−293062(JP,A) 特開 昭60−194653(JP,A) 特開 昭60−233976(JP,A) 特開 昭56−153333(JP,A) 特開 昭62−178210(JP,A) 特開 昭62−206569(JP,A) 特開 昭62−215227(JP,A) 特開 昭62−226763(JP,A) 特開 昭63−142472(JP,A) 特開 昭63−177153(JP,A) 特開 昭63−177156(JP,A) 特開 昭63−177157(JP,A) 特開 昭63−177158(JP,A) 特開 昭63−177653(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/23 - 1/31 H04N 1/024 - 1/036

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルス幅変調信号を用いて画像を形成する
    画像形成装置であって、 入力されたデジタル画像信号を処理するデジタル画像制
    御回路、 デジタル画像制御回路によって処理されたデジタル画像
    信号をパルス幅変調し、パルス幅変調信号を発生するパ
    ルス幅変調回路、 記録素子、 前記パルス幅変調回路から出力されるパルス幅変調信号
    を用いて前記記録素子を駆動する駆動回路とを有し、 前記パルス幅変調回路、前記記録素子及び前記駆動回路
    とは単一の回路基板に備えられ、前記デジタル画像制御
    回路は、前記単一の回路基板とは別に備えられており、 前記パルス幅変調回路へ供給される前記デジタル画像制
    御回路からのデジタル画像信号は差動伝送されることを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求の範囲第1項において、更に、前記デ
    ジタル画像制御回路はTTL論理回路で構成され、前記画
    像形成装置は、更に、前記デジタル画像データを、TTL
    論理レベルからECL論理レベルに変換する変換回路を備
    え、前記変換回路の出力デジタル画像データをECL論理
    レベルで前記パルス幅変調回路へ伝送することを特徴と
    する画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求の範囲第1項において、前記パルス幅
    変調回路は、前記パルス幅変調信号を形成するための所
    定周期のパターン信号を発生するパターン信号発生回路
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求の範囲第3項において、前記パターン
    信号発生回路は複数種の周期のパターン信号を発生する
    ことを特徴とする画像形成装置。
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ATE191593T1 (de) 2000-04-15
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